JPH08335153A - 監視制御用マンマシン装置 - Google Patents

監視制御用マンマシン装置

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JPH08335153A
JPH08335153A JP13975095A JP13975095A JPH08335153A JP H08335153 A JPH08335153 A JP H08335153A JP 13975095 A JP13975095 A JP 13975095A JP 13975095 A JP13975095 A JP 13975095A JP H08335153 A JPH08335153 A JP H08335153A
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JP
Japan
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display
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processing
function
man
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Application number
JP13975095A
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English (en)
Inventor
Jiro Tanabe
治郎 田邉
Takaaki Maekawa
隆昭 前川
Seiji Kondo
誠治 近藤
Yoshiaki Nishiguchi
芳明 西口
Takashi Toyoshima
隆 豊島
Nobusane Nishiuchi
信実 西内
Masayo Osaki
雅代 大崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示・操作の仕様変更に柔軟に対応すること
ができ、また表示・操作部品の再利用性が高く、開発コ
ストの低い、短期間で開発可能な監視制御用マンマシン
装置を得る。 【構成】 監視制御処理に伴うオペレータからの入力お
よびオペレータへの出力を行うオペレータ入出力手段2
や、システムの仕様に基づいて監視制御処理を実行する
処理タスク1からの入力イベントを処理し、またオペレ
ータ入出力手段や処理タスクへの出力を処理して、表示
や操作の処理を行う表示・操作手段3と、表示・操作機
能をひとつの処理単位としてまとめた表示・操作部品を
保持する部品保持手段4と、表示・操作部品の管理・処
理を行う部品処理手段5を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば発電プラントあ
るいは工業プラント等のプラントの運転状態を監視し、
その状態をオペレータに出力するとともに、オペレータ
からの操作に応じて表示やデータ送信等の処理をするプ
ラント監視制御システムにて、システムとオペレータを
インタフェースする監視制御用マンマシン装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図17は例えば、特開昭60−1913
89号公報に記載されている、従来の監視制御用マンマ
シン装置としてのプラント運転状態監視装置を示すブロ
ック図である。図において、91は電子計算機であり、
91a〜91nはその入力端子である。92a〜92n
はこの電子計算機91に接続された複数のキーボード、
93a〜93nは同じく複数のCRTディスプレイ、9
4a〜94nは同じく自動ヒット状態表示器である。ま
た、図18はその構成上の特徴を説明するための、前記
電子計算機91の内部構成を示すブロック図である。図
において、90は監視対象としてのプラントである。ま
た、電子計算機91内において、95は異常状態と表示
内容を関連づけた対応テーブルであり、96はプラント
90からの計測信号等を入力し、CRTディスプレイ9
3a〜93nに対して表示を行う異常検出・表示手段で
ある。
【0003】次に動作について説明する。ここで、図1
9はあらかじめ定義された前記対応テーブル95の一例
を示す説明図であり、この対応テーブル95には異常の
種別番号と、表示する画像番号およびそれを表示するC
RTディスプレイ番号との対応が定義されている。今、
プラント90における計測器等からの信号は入力端子9
1aから91nを介して電子計算機91に入力される。
電子計算機91ではその異常検出・表示手段96におい
て、プラント90の計測器から送られてきた信号を処理
することによって、プラント90に異常状態が起こって
いるか否かを監視している。異常が起こった場合、図1
9に示す対応テーブル95を参照して表示先のCRTデ
ィスプレイ93a(〜93n)とそこに表示する画像を
特定し、異常の種類に応じて適切なCRTディスプレイ
93a(〜93n)に適切な画像を表示している。なお
そのとき、そのCRTディスプレイ93a(〜93n)
が自動ヒットしたことを当該CRTディスプレイ93a
(〜93n)に対応して配置された自動ヒット状態表示
器94a(〜94n)に表示し、オペレータが直ちに自
動ヒット画面を監視し得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視制御用マン
マシン装置は以上のように構成されているので、対応テ
ーブル95により、異常の状態と表示すべきCRTディ
スプレイ93a〜93nおよび画像の対応づけを柔軟性
をもって設定することはできるが、以下に示すようない
くつかの課題があった。 課題1.異常状態の検出等、プラント90からの入力イ
ベントに対しての処理や、オペレータからの操作に対応
した処理は、電子計算機91のあらかじめプログラミン
グされたプログラムの中にロジックとして実装されてい
る。したがって、仕様を変更してこの処理を変えるに
は、システムを停止して再度プログラミングを行わねば
ならず、仕様変更に対する柔軟性に欠けている。 課題2.描画処理についても、電子計算機91のあらか
じめプログラミングされたプログラムの中にロジックと
して実装されているため、仕様変更に対する柔軟さに欠
ける。 課題3.異常状態と表示内容の対応づけ以外は、処理の
内容はプログラムとして実装され、すべての機能がひと
つのシステムとしてブラックボックス化されているた
め、個々の機能を選択的に取り出してシステムを構築す
ることができない。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プラントからの入力イベントや
オペレータからの操作に対応した処理の仕様に変更が生
じても、柔軟性をもって対応することができるととも
に、描画等の出力処理についても仕様変更に柔軟に対応
でき、また、あらかじめモジュール化されて用意された
機能を選択し、これらを組み合わせてシステム構築を行
えるようにすることで、システムの開発コストを下げる
とともに開発期間を短縮することが可能な監視制御用マ
ンマシン装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る監視制御用マンマシン装置は、監視制御処理に伴う
オペレータからの入力およびオペレータへの出力を行う
オペレータ入出力手段や、システムの仕様に基づいて監
視制御処理を実行する処理タスクからの入力イベントを
処理し、またそれらオペレータ入出力手段や処理タスク
への出力を処理して、表示や操作の処理を行う表示・操
作手段と、その表示や操作の機能をひとつひとつの処理
単位としてまとめた表示・操作部品の保持を行う部品保
持手段と、その表示・操作部品の管理・処理を行う部品
処理手段を設けたものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項1における表示・操作部
品を、基本的な表示・操作機能を持つ基本部品と、それ
らの組み合わせによる複合部品とで構成したものであ
る。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項1における表示・操作部
品を、基本的な表示・操作機能を持つ部品と、それに別
の表示・操作機能を付け加えることで元の機能を継承し
ながら新しい機能を持たせた継承部品とで構成したもの
である。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項1における表示・操作部
品を、基本的な表示・操作機能を持つ基本部品と、それ
ら基本部品の組み合わせによる複合部品に別の表示・操
作機能を付け加えることで元の機能を継承しながら新し
い機能を持たせた複合継承部品とで構成したものであ
る。
【0010】また、請求項5に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項1における表示・操作部
品へのオペレータ、処理タスクまたは他の表示・操作部
品からの入力イベント処理を、部品処理手段が、表示・
操作部品内部に変更可能な属性として持っている条件に
基づいて判断して決定するようにしたものである。
【0011】また、請求項6に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項5におけるイベント配送
機能として、処理タスクや表示・操作手段への片道リク
エストとしてイベントを配送する機能を持たせたもので
ある。
【0012】また、請求項7に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項5におけるイベント配送
機能として、処理タスクや表示・操作手段への往復リク
エストとしてイベントを配送する機能を持たせたもので
ある。
【0013】また、請求項8に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項5におけるイベント処理
機能として、表示・操作部品に当該表示・操作部品内部
の処理を行う機能を持たせたものである。
【0014】また、請求項9に記載の発明に係る監視制
御用マンマシン装置は、請求項8における表示・操作部
品内部の処理として、イベント処理にかかわる属性の変
更処理を行う機能を持たせたものである。
【0015】また、請求項10に記載の発明に係る監視
制御用マンマシン装置は、請求項8における表示・操作
部品内部の処理として、その表示・操作部品自身の描画
処理を行う機能を持たせたものである。
【0016】また、請求項11に記載の発明に係る監視
制御用マンマシン装置は、請求項5における入力イベン
ト処理機能として、表示・操作部品が外部のデータに直
接アクセスする機能を持たせたものである。
【0017】
【作用】請求項1に記載の発明における表示・操作手段
は、監視制御処理に伴うオペレータからの入力やオペレ
ータへの出力を行うオペレータ入出力手段、およびシス
テムの仕様に基づいて監視制御処理を実行する処理タス
クからの入力イベントの処理を行うとともに、それらオ
ペレータ入出力手段および処理タスクへの出力の処理を
行うことによって、表示や操作の処理を行い、部品処理
手段は、部品保持手段に保持されている、その表示や操
作の機能をひとつひとつの処理単位としてまとめた表示
・操作部品の管理・処理を行うことにより、表示・操作
部品を処理タスクから独立させて、表示・操作の仕様変
更時にも処理タスクの変更なしに表示・操作の仕様変更
を可能とする。
【0018】また、請求項2に記載の発明における複合
部品は、基本的な表示・操作機能を持った基本部品を組
み合わせることにより、複雑な表示・操作機能を有する
表示・操作部品を容易に作成可能とする。
【0019】また、請求項3に記載の発明における継承
部品は、基本的な表示・操作機能を持った基本部品に別
の表示・操作機能を付け加えることにより、元の機能を
継承しながら新しい機能を実現して、複雑な表示・操作
機能を有する表示・操作部品を容易に作成可能とする。
【0020】また、請求項4に記載の発明における複合
継承部品は、基本的な表示・操作機能を持つ基本部品を
組み合わせた複合部品に、別の表示・操作機能を付け加
えることにより、複合部品の機能を継承しながら新しい
機能を実現して、より複雑な表示・操作機能を有する表
示・操作部品を容易に作成可能とする。
【0021】また、請求項5に記載の発明における部品
処理手段は、表示・操作部品へのオペレータ、処理タス
クまたは他の表示・操作部品からの入力イベント処理
を、表示・操作部品がその内部に変更可能な属性として
持っている条件をもとに判断して決定することにより、
同じ種類の表示・操作部品に対して多様な動作を行わせ
ることを可能とする。
【0022】また、請求項6に記載の発明における表示
・操作部品は、イベント配送機能として、イベントを処
理タスクや表示・操作手段への片道リクエストとして配
送する機能を持つことにより、イベントの配送を容易に
し、処理タスクの負担を軽減する。
【0023】また、請求項7に記載の発明における表示
・操作部品は、イベント配送機能として、イベントを処
理タスクや表示・操作手段への往復リクエストとして配
送する機能を持つことにより、イベントの配送を容易に
し、処理タスクでリクエストに対する応答を待つための
処理を不要として、その負担を軽減する。
【0024】また、請求項8に記載の発明における表示
・操作部品は、入力イベント処理機能として当該表示・
操作部品内部の処理を行う機能を持つことにより、表示
・操作部品が必要とする機能をすべて、その表示・操作
部品内部で行うことを可能とする。
【0025】また、請求項9に記載の発明における表示
・操作部品は、表示・操作部品内部の処理としてイベン
ト処理にかかわる属性の変更処理を行う機能を持つこと
により、処理タスクなどからの表示・操作部品の動作の
変更を容易とする。
【0026】また、請求項10に記載の発明における表
示・操作部品は、表示・操作部品内部の処理としてその
表示・操作部品自身の描画処理を行う機能を持つことに
より、表示・操作部品自身がその再表示等を自動的に行
い、処理タスクや表示・操作手段の負担を軽減する。
【0027】また、請求項11に記載の発明における表
示・操作部品は、入力イベント処理機能として表示・操
作部品が直接、外部のデータにアクセスする機能を持つ
ことにより、処理タスクやオペレータが複雑な手続きを
ふむことなく外部のデータにアクセスすることを可能と
する。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による監視制御用マン
マシン装置の装置構成を示すブロック図である。図にお
いて、1はシステムの仕様に基づいて監視対象であるプ
ラントなどの監視制御を行う処理タスクであり、2はC
RTディスプレイ11、タッチパネル12、キーボード
13等によって形成され、オペレータとの間の監視制御
のための入出力が行われるオペレータ入出力手段であ
る。3は処理タスク1やオペレータ入出力手段2からの
入力イベントを処理するとともに、これら処理タスク1
やオペレータ入出力手段2への出力を処理して、画面表
示や操作の処理を行う表示・操作手段である。4は画面
表示や操作などの機能をひとつの処理単位として構成す
るための情報を定義した表示・操作部品を保持した部品
保持手段であり、5はその表示・操作部品の管理・処理
を行う部品処理手段である。
【0029】次に動作について説明する。表示・操作部
品は変更可能な属性と変更不可能な属性のテーブルとし
て定義されて、部品保持手段4に保持される。変更可能
な属性には表示・操作部品の表示の位置、大きさ、色、
文字列、文字種などがあり、変更不可能な属性には入力
イベントの送付など、その表示・操作部品が行う処理の
内容などがある。図2はこの表示・操作部品の属性の設
定例を示す説明図であり、それぞれ“基本描画テスト”
および“メッセージ表示”という文字列の2つのボタン
部品の属性の設定例を示している。装置の起動時に部品
処理手段5が部品保持手段4を読み込んで、各表示・操
作部品の属性の値を図2の設定に従って決定する。
【0030】以下、起動時の動作を図3に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。この実施例1による監
視制御用マンマシン装置が起動されると、まず表示・操
作手段3が初期表示の設定に基づいて画面表示を行う
(ステップST1)。この初期表示の設定は表示・操作
部品の設定からなっており、表示・操作手段3は設定に
従って部品処理手段5に表示・操作部品の設定を行うよ
うに指示する(ステップST2)。部品処理手段5は指
定された表示・操作部品の定義を部品保持手段4より読
み込み、それを内部にコピーする(ステップST3)。
次いで部品処理手段5は、表示・操作部品の属性に実際
の値を指定に基づいて設定する(ステップST4)。部
品表示手段5はこの設定に基づいて、表示・操作手段3
に対して表示・操作部品の表示を要求し、表示・操作手
段3はその表示・操作部品をオペレータ入出力手段2の
CRTディスプレイ11に表示する(ステップST
5)。その後、オペレータ入出力手段2あるいは処理タ
スク1からの入力イベント待ちの状態となり(ステップ
ST6)、以降、オペレータからの入力イベントの処理
はこのCRTディスプレイ11上に表示された表示・操
作部品を通じて行われ、また、処理タスク1からの出力
も部品処理手段5が保持する表示・操作部品を通じて行
われる。
【0031】次に入力イベント待ちの状態において、オ
ペレータが処理タスク1に対して現在のプラントの状態
を表示させようとした場合の動作について、図4および
図5を参照しながら説明する。ここで、図4はオペレー
タ入出力手段2からの入力イベントの発生を示す説明
図、図5はその後における部品処理の流れを示すフロー
チャートである。現在のプラントの状態を表示させよう
とする場合、オペレータは図4に示すように、CRTデ
ィスプレイ11に表示されたプラント状態の表示機能を
呼び出す表示・操作部品であるボタン部品21をタッチ
パネル12の上よりタッチする。これによって、オペレ
ータ入出力手段2からの入力イベントが発生し(ステッ
プST11)、表示・操作手段3はこのタッチパネル1
2からの入力イベントを部品処理手段5に伝える(ステ
ップST12)。それを受けた部品処理手段5は、入力
イベントを発生したボタン部品21自身の属性取得機能
を用いてその状態を調べ、当該ボタン部品21の状態が
プラント状態表示画面の呼び出しが可能となっているか
否かを判定する(ステップST13)。
【0032】呼び出しが可能である場合には、部品処理
手段5はそのボタン部品21のイベント送信機能によ
り、処理タスク1に対してプラントの状態を調べるよう
に要求する(ステップST14)。それを受けた処理タ
スク1は現在のプラントの状態を調べ、そのプラント状
態を示すデータとともに、プラント状態表示機能を持つ
表示・操作部品の呼び出し要求を部品処理手段5に対し
て行う(ステップST15)。部品処理手段5はそれに
基づいてプラント状態表示部品を部品保持手段4より呼
び出し、処理タスク1より送られてきたプラントの状態
を示すデータをそのプラント状態表示部品に渡す(ステ
ップST16)。その後、部品処理手段5はそのプラン
ト状態表示部品の描画機能を用いて、プラント状態の表
示を表示・操作手段3に要求し、表示・操作手段3はそ
れをオペレータ入出力手段2のCRTディスプレイ11
上に画面表示する(ステップST17)。
【0033】一方、呼び出しが不可能である場合には、
部品処理手段5はプラント状態の画面表示が不可能であ
る旨のメッセージを表示するためのメッセージ表示部品
を部品保持手段4より呼び出す(ステップST18)。
次にそのメッセージ表示部品に前記メッセージを渡し、
当該メッセージ表示部品のメッセージ表示機能を用いて
そのメッセージの表示を表示・操作手段3に対して要求
する(ステップST19)。表示・操作手段3は受け取
った命令に従ってそのメッセージをオペレータ入出力手
段2のCRTディスプレイ11上に描画する(ステップ
ST20)。
【0034】ここで、具体的な表示・操作部品とそれに
対する操作例について説明する。図6は具体的な表示・
操作部品を示す説明図で、同図(a)はボタン部品を示
している。図において、22はオペレータにより押され
たかどうかを伝えるボタン部品(表示・操作部品)であ
る。このボタン部品22がタッチパネル12を通じてタ
ッチされると、表示・操作手段3はそれが押されたこと
を部品処理手段5に伝える。部品処理手段5はそのボタ
ン部品22の属性を調べ、ボタンが押された場合の処理
機能(処理タスク1へ何らかの処理を要求する、部品自
身の属性を変化させるなど)を呼び出して部品処理を行
う。また、図6(b)は文字列を表示するラベル部品を
示しており、23はそのラベル部品(表示・操作部品)
である。これは処理タスク1などからの表示要求によっ
てメッセージを表示したりするために用いられる。処理
タスク1から表示要求を受け取ったラベル部品23は、
その内部に属性として持つ文字列の描画を自身の描画機
能を用い表示・操作手段3へ要求する。さらに、図6
(c)はセパレータ部品を示している。図において、2
4はそのセパレータ部品(表示・操作部品)であり部品
同士の区切りを示す。25は種々の部品であり、26は
この部品25を表示するための部品表示部品(表示・操
作部品)である。セパレータ部品24は長さや位置など
の変更が可能であり、図示のように、部品表示部品26
と組み合わせて用いることで、大きさの変化などに自由
に対処できる。
【0035】従来の監視制御用マンマシン装置では、処
理タスクが画面表示、入力処理、プラント操作などの処
理をすべて行っていたため、表示・操作上の仕様の変更
が生じた場合、プラントを一旦停止させ、処理タスクそ
のものを書き換える必要があった。また表示する画面の
描画データやオペレータとの入出力の処理を処理タスク
自身が行う必要があったため複雑な処理を行う必要があ
った。
【0036】しかしながら、この実施例によれば、処理
タスク1と入出力処理が独立しているため、処理タスク
1自身は部品処理手段5との間で簡単な処理を行うだけ
で表示・操作部品の持つ入出力機能を利用することがで
きる。また処理タスク1と部品処理手段5が分離してお
り、また表示・操作部品の定義は処理タスク1と独立し
て行われるため、表示・操作の仕様の変更時にも処理タ
スク1の変更なしに表示・操作の仕様変更が可能とな
り、さらに表示・操作部品は処理タスク1と独立して存
在するため、別の監視システムにおいても容易に流用が
可能となって、システムの開発コストの低減や開発期間
の短縮にも有効である。
【0037】実施例2.図7はこの発明の他の実施例に
よる監視制御用マンマシン装置における表示・操作部品
の構成例を示す説明図である。図において、27は押さ
れたことを入力イベントとして通知するという基本的な
表示・操作機能を持った基本部品としてのボタン部品で
あり、28は内部に属性として持つ数値をアナログメー
タで表示するという基本的な表示・操作機能を持った基
本部品としてのインジケータ部品である。29はこれら
を組み合わせ、そのボタンによってアナログメータの表
示値を変更することができる複合部品としてのアナログ
計器部品である。なお、この実施例2における装置構成
は、図1に示した実施例1におけるものと同様である。
【0038】この実施例においては、基本的な機能を持
つ表示・操作部品を複数組み合わせて新しい表示・操作
部品を作成することが可能である。すなわち、図7に示
すようにボタン部品27やインジケータ部品28といっ
た基本的な機能を持つ部品を組み合わせて、ボタンが押
されたらインジケータの表示値を変更するようにボタン
の属性を設定した複合部品を作成することで、簡単にア
ナログ計器部品29を作成することができる。
【0039】従来の監視制御用マンマシン装置であれ
ば、アナログ表示を行う処理を処理タスク1上に作成
し、また入出力のための処理を処理タスク1内で行う必
要があった。また表示データや表示の色などの各種の属
性も処理タスク1自身で管理する必要があった。
【0040】しかしながら、この実施例によれば、複雑
な機能を持つ表示・操作部品を作成する場合にも、基本
的な機能を持つ表示・操作部品の組み合わせとして実現
が可能なため、容易に複雑な機能が実現可能である。ま
た表示・操作部品は処理タスク1や部品処理手段5とは
独立して存在するため、他の監視システムにおいても簡
単に流用することが可能となり、システムの開発コスト
の低減や開発期間の短縮にも有効である。また表示する
数値や色などのデータも属性として表示・操作部品自身
が保持・管理するため、処理タスク1はそのデータを管
理する必要がない。さらに表示・操作部品の形状は自由
であるため、図7に示すボタン部品27のように、表示
・操作部品の機能をその形状によって表すことができ
る。
【0041】実施例3.図8はこの発明のさらに他の実
施例による監視制御用マンマシン装置における表示・操
作部品の構成例を示す説明図である。図において、30
は文字列を表示するという基本的な表示・操作機能を持
った基本部品としてのラベル部品である。31はこのラ
ベル部品30が持つ文字列を表示するという機能を継承
しながら、タッチパネル12を通じて当該部品に指が触
れた時、そのことを入力イベントとして通知するという
別の表示・操作機能が付け加えられた継承部品としての
押ボタン部品であり、32は同じく、タッチパネル12
から指が離れた時、そのことを入力イベントとして通知
するという表示・操作機能が付け加えられた継承部品と
しての引ボタン部品である。なお、この実施例3におけ
る装置構成も、図1に示した実施例1におけるものと同
様である。
【0042】このように、機能は似ているが違う表示・
操作部品を製作する場合、従来の監視制御用マンマシン
装置であればそれらを別々に作成する必要があったた
め、複雑な処理を行う必要があった。しかしながら、こ
の実施例によれば、図8に示すようにラベル部品30の
基本的な機能である文字列を表示するという機能に、指
が触れた時にそのことを通知する機能、または指が離れ
た時にそのことを通知する機能を追加することで、文字
列を表示するというラベルの機能を継承した押ボタン部
品31および引ボタン部品32を簡単に作成することが
できる。このように基本部品の機能を継承するようにす
ることで、複雑な機能を持つ機能付加部品が容易に作成
できる。
【0043】実施例4.図9はこの発明のさらに他の実
施例による監視制御用マンマシン装置における表示・操
作部品の構成例を示す説明図である。図において、27
は基本部品としてのボタン部品、28は基本部品として
のインジケータ部品、29は複合部品としてのアナログ
計器部品であり、これらは実施例2で説明した図7に同
一符号を付して示したものと同等のものである。また、
33はこのアナログ計器部品29の機能を継承しなが
ら、設定値を送信するという別の表示・操作機能が付け
加えられた複合継承部品としての目標数設定部品であ
る。なお、この実施例4における装置構成も、図1に示
した実施例1におけるものと同様である。
【0044】この実施例においては、基本的な機能を持
つ表示・操作部品を複数組み合わせて作成した複合部品
に、さらに別の表示・操作機能を付け加えることで、そ
の複合部品の持つ機能を継承しながら新しい機能を持た
せた複合継承部品を作成することが可能である。すなわ
ち、図9に示すように、ボタン部品27およびインジケ
ータ部品28を組み合わせアナログ計器部品29を作成
する。これにボタン部品が押された時に設定値を処理タ
スク1に伝える機能を付加することで、数値をアナログ
で表示するアナログ計器部品29の機能を継承しなが
ら、ボタン操作時にその値を処理タスク1に伝えるとい
う新しい機能を持つ目標値設定部品33を形成すること
ができる。
【0045】このように、表示・機能部品の組み合わせ
と、機能の継承という特徴を用いることにより、さらに
複雑な機能を持つ複合継承部品を容易に形成することが
できる。また、この複合継承部品は処理タスク1からは
独立して存在するため、作成や流用、動作テストが容易
であり、生産性の向上に寄与する。
【0046】実施例5.図10はこの発明のさらに他の
実施例による監視制御用マンマシン装置における表示・
操作部品の動作を示す説明図である。図において、34
は表示・操作機能としてプラント状態表示を呼び出すと
いう機能を持った表示・操作部品としてのボタン部品で
あり、同図(a)にはこのボタン部品34が属性とし
て、プラント状態の表示が可能であるという動作条件を
持っている場合について、同図(b)にはボタン部品3
4の持つ属性が、プラント状態の表示が可能という動作
条件から不可能という動作条件に変更される場合につい
てそれぞれ示されている。なお、この実施例5における
装置構成も、図1に示した実施例1におけるものと同様
である。
【0047】以下にこの実施例5の動作を図10を用い
て説明する。この実施例においては、ボタン部品34が
自分自身の内部に属性として持つ動作条件をもとに動作
を行う。図10(a)に示したプラントの現在の状態の
表示画面を呼び出す表示・操作機能を備えたボタン部品
34に、オペレータがタッチパネル12を通じてタッチ
して、オペレータ入出力手段2から入力イベントが送ら
れたとする。この時、部品処理手段5はそのボタン部品
34が属性のひとつとして持っている動作条件を調べ
る。その結果、プラント状態の表示が可能であるので、
当該ボタン部品34の機能を用いて処理タスク1にプラ
ントの状態表示を要求する。
【0048】ここで、処理タスク1が現在のプラントの
状態を表示できない状態になったとする。その場合、図
10(b)に示すように、処理タスク1は部品処理手段
5を通じてそのボタン部品34の内部状態を、プラント
状態表示不可の状態に変更するように要求する。これに
よってボタン部品34の属性はプラント状態表示可能か
ら表示不可能に変更され、そのボタン部品34のタッチ
による入力イベントが送られてきても、部品処理手段5
はプラント状態の代わりに表示が不可能である旨のメッ
セージを表示するように要求する。以降、再び処理タス
ク1がそのボタン部品34の状態を変更するまで、プラ
ントの状態を表示することはできなくなる。
【0049】このように、表示・操作部品の動作条件を
表示・操作部品内部の変更可能な属性として持つこと
で、同じ種類の表示・操作部品に対し多様な動作を行わ
せることができる。また条件判断を表示・操作部品に任
せることで処理タスク1が複雑な処理を行う必要がなく
なり、さらに変更可能な属性であるので柔軟な動作変更
が可能となる。
【0050】実施例6.図11はこの発明のさらに他の
実施例による監視制御用マンマシン装置における表示・
操作部品の動作を示す説明図である。図において、35
は表示・操作機能としてメッセージ表示部品を呼び出す
機能を持った表示操作部品としてのボタン部品であり、
イベント配送の機能としてイベントを片道リクエストと
して配送する機能を持っている。また、36はこのボタ
ン部品35からの入力イベントに基づいて部品処理手段
5によって呼び出されたメッセージ表示部品である。な
お、この実施例6における装置構成も、図1に示した実
施例1におけるものと同様である。
【0051】以下にこの実施例6の動作を図11を用い
て説明する。この実施例におけるボタン部品35はイベ
ント配送の機能を備えており、特にそのイベントを片道
リクエストとして配送する機能を持っている。この片道
リクエストは表示・操作手段3などに対してある要求を
行ってもその要求に対する応答は必要としないものであ
り、描画要求のように大量の命令を送る場合や、エラー
の少ない命令などに向いている。この機能は送り先や動
作条件などを動的に変更可能な属性とともに用いる。こ
こで、オペレータがこのボタン部品35にタッチして入
力イベントが発生したとする。それにより、部品処理手
段5にはメッセージ表示部品36の呼び出しが要求さ
れ、部品処理手段5は配送条件、配送先などを調べてこ
のイベントを配送し、メッセージ表示部品36にメッセ
ージ表示を行う。このイベント配送は片道リクエストと
して動作するため、待ち時間なしに再び次のイベント受
け付けの状態となる。
【0052】従来の監視制御用マンマシン装置であれ
ば、処理タスク1自身がイベントの入出力を行う必要が
あり、入出力の制御やイベント処理の情報等をすべて管
理しなければならなかったため処理が複雑であった。し
かしながら、この実施例によれば、表示・操作部品にイ
ベント配送の機能として片道リクエストの生成機能を設
けたため、処理タスク1やオペレータは複雑な処理を行
わずにイベントの受け付けや送信を行うことが可能とな
る。
【0053】実施例7.図12はこの発明のさらに他の
実施例による監視制御用マンマシン装置における表示・
操作部品の動作を示す説明図である。図において、37
は表示・操作機能として現在の時刻を取得するという機
能を持った表示・操作部品としてのボタン部品であり、
イベント配送の機能としてイベントを往復リクエストと
して配送する機能を持っている。なお、この実施例7に
おける装置構成も、図1に示した実施例1におけるもの
と同様である。
【0054】以下にこの実施例7の動作を図12を用い
て説明する。この実施例におけるボタン部品37はイベ
ント配送の機能を備えており、特にそのイベントを往復
リクエストとして配送する機能を持っている。この往復
リクエストは表示・操作手段3などに対してある動作を
要求してその結果を待つもので、表示・操作部品の属性
取得などがこれに当たり、このボタン部品37では現在
時刻の取得を要求し、返送されてきた時刻情報を表示す
るものである。この機能は送り先や配送の条件など動的
に変更可能な属性とともに用いる。ここで、オペレータ
がこのボタン部品37にタッチして入力イベントが発生
したとする。それにより、部品処理手段5には往復リク
エストによる現在時刻の取得が要求され、部品処理手段
5は配送条件、配送先等を調べてこのイベントを配送す
る。時刻情報が得られると、部品処理手段5はそれをボ
タン部品37に返送して、その時刻情報を表示させる。
このイベント配送は往復リクエストとして動作するため
ボタン部品37は部品処理手段5からの返信を待つ状態
に入るが、処理タスク1などは処理を続けることが可能
である。
【0055】従来の監視制御用マンマシン装置であれ
ば、処理タスク1自身がイベントの入出力を行う必要が
あり、入出力の制御やイベント処理の情報等をすべて管
理しなければならなかったため処理が複雑であり、また
返信待ちの処理を行う必要もあった。しかしながら、こ
の実施例によれば、表示・操作部品にイベント配送の機
能として往復リクエストの配送機能を設けたことで、処
理タスク1は返信待ちなどの複雑な手続を持たずにリク
エストの配送を行うことができる。
【0056】実施例8.図13はこの発明のさらに他の
実施例による監視制御用マンマシン装置における表示・
操作部品の内部処理を示す説明図である。図において、
38は表示・操作機能として数値をアナログで表示して
設定値の送信を行う機能を有する表示・操作部品として
の目標値設定部品であり、さらにその機能として当該表
示・操作部品内部の処理を行う機能を持っている。な
お、この実施例8における装置構成も、図1に示した実
施例1におけるものと同様である。
【0057】以下にこの実施例8の動作を図13を用い
て説明する。この実施例における表示・操作部品は、そ
の機能として当該表示・操作部品内部の処理を行う機能
を持っている。図13に示した目標値設定部品38にお
いては、設定値の上限・下限に関する制限値がその動作
条件のひとつとして、当該目標設定部品38の内部属性
に設定されている。オペレータからのイベント入力があ
った場合、入力値のチェックや制限値を越えている場合
の処理などはすべて、当該目標値設定部品38の内部で
決めておき、部品処理手段5がその処理を行う。例え
ば、入力を受けながら設定値が上限を越えているかどう
かをチェックし、設定値が上限を越えた場合にはその設
定値を上限値に合わせる。
【0058】このように、この実施例8によれば、表示
・操作部品自体に当該表示・操作部品内部の処理を行う
機能を持たせることで、処理タスク1などでその処理を
しなくてもよくなり、また処理タスク1など、外部から
の変更可能な属性と、部品内部だけで変更可能な属性を
はっきりさせることができるので、表示・操作部品の処
理の保守性が高まる。
【0059】実施例9.図14はこの発明のさらに他の
実施例による監視制御用マンマシン装置における表示・
操作部品の内部処理を示す説明図である。図において、
39、40は表示・操作機能としてその上に複数のラベ
ル部品41を表示する機能を有する表示・操作部品とし
ての部品表示部品で、さらにその機能として当該表示・
操作部品内部の処理、特にイベント処理にかかわる属性
の変更処理を行う機能を備えており、39は大きさ変更
前、40は大きさ変更後の状態を示している。なお、こ
の実施例9における装置構成も、図1に示した実施例1
におけるものと同様である。
【0060】以下にこの実施例9の動作を図14を用い
て説明する。この実施例における表示・操作部品は、そ
の機能として当該表示・操作部品内部の処理、特に属性
の変更に関する機能を持っている。今、ラベル部品41
をその上に表示する機能を持った部品表示部品39に対
して、その大きさを変更する命令がきたとする。それに
より部品表示部品39は自身の大きさに関する属性を変
更する。それとともに、この属性変更によって大きさが
変更された部品表示部品40の上に表示されるラベル部
品41の新しい位置を計算する。その計算結果によって
表示するラベル部品41の表示位置などに関する属性を
変更し、その新たな属性に基づいて部品表示部品40と
ラベル部品41の再表示を行う。
【0061】このように、この実施例9によれば、表示
・操作部品内部の属性等を変更するための演算を含む機
能を表示・操作部品に与えることで、処理タスク1や表
示・操作手段3などは複雑な処理をしなくても表示・操
作部品の動作を変更することができる。また変更する機
能を表示・操作部品内部に組み込むことで、変更可能な
属性と不可能な属性などの区別が容易に行えるため、不
必要な属性の変更が行われなくなって安全性が高まる。
【0062】実施例10.図15はこの発明のさらに他
の実施例による監視制御用マンマシン装置における表示
・操作部品の内部処理を示す説明図である。図におい
て、42は表示・操作機能として文字列を表示する機能
を有する表示・操作部品としてのラベル部品であり、さ
らにその機能として当該表示・操作部品内部の処理、特
に当該表示・操作部品の描画に関する機能を備えてい
る。なお、この実施例10における装置構成も、図1に
示した実施例1におけるものと同様である。
【0063】以下にこの実施例10の動作を図15を用
いて説明する。この実施例における表示・操作部品は、
その機能として表示・操作部品内部の処理、特に表示・
操作部品自身の描画に関する機能を備えている。今、ラ
ベル部品42が他の画面によって隠された状態になって
いるものとする。この画面が取り除かれた場合、ラベル
部品42は再度描画処理を行って表示されなければなら
ない。この時、当該ラベル部品42自体が自分自身の描
画に関する情報と命令を備えており、自分自身を描画す
る命令を表示・操作手段3に対し発行することにより、
所定のラベルが描画される。また、ボタン部品が押され
た場合にその色を変えるようにしたい場合にも、オペレ
ータからイベント入力が発生した時に当該ボタン部品自
身が、そのボタンの色を変えて描画を行う命令を表示・
操作手段3に対し発行するように設定できる。
【0064】このように、この実施例10によれば、表
示・操作部品に自分自身を描画するための命令および情
報を与えておくことにより、処理タスク1や表示・操作
手段3は表示・操作部品の描画に関して処理をする必要
がなくなり、処理量を削減することができる。
【0065】実施例11.図16はこの発明のさらに他
の実施例による監視制御用マンマシン装置における表示
・操作部品の動作を示す説明図である。図において、4
3は外部のデータである運転記録、44は表示・操作機
能としてこの運転記録43を呼び出す機能を持つ表示・
操作部品としてのボタン部品であり、45は呼び出され
た運転記録43を表やグラフの形式で表示する機能を持
つ表示・操作部品としての図表表示部品である。なお、
この実施例11における装置構成も、図1に示した実施
例1におけるものと同様である。
【0066】以下にこの実施例11の動作を図16を用
いて説明する。この実施例におけるボタン部品44は、
属性として運転記録43などの外部のデータにアクセス
してそれを取得する機能を有している。今、オペレータ
が外部にある運転記録43などのデータを取得したいと
する。この場合、オペレータはその機能を持ったボタン
部品44にタッチパネル12を通してタッチし、入力イ
ベントを発生させればよい。この入力イベントを表示・
操作手段3を介して受けた部品処理部5は、ボタン部品
44の内部属性および手続に従って外部の運転記録43
を参照し、その結果を表示・操作手段3を介して図表表
示部品45に表やグラフの形でCRTディスプレイ11
上に表示する。
【0067】このように、この実施例11によれば、表
示・操作部品に外部のデータへのアクセス機能を持たせ
ることにより、オペレータや処理タスク1は複雑な処理
なしに外部データにアクセスすることができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、オペレータ入出力手段や処理タスクからの入力
イベント、およびオペレータ入出力手段や処理タスクへ
の出力を表示・操作手段にて処理し、その表示・操作機
能をひとつひとつの処理単位としてまとめた表示・操作
部品を部品処理手段にて管理・処理するように構成した
ので、処理タスクが表示や入力処理を行う必要がなくな
って、処理タスクの処理量を削減することが可能とな
り、また表示・操作部品を処理タスクから独立させるこ
とができるため、表示・操作の仕様の変更が生じた場合
でもタスクを停止させずに変更を行うことが可能である
ばかりか、表示・操作部品が処理タスクから独立してい
るのでその再利用性が高まり、システムの開発コストを
低減し、開発期間を短縮することが可能になる効果があ
る。
【0069】また、請求項2に記載の発明によれば、基
本的な機能を持つ基本部品を組み合わせて複合部品を実
現するように構成したので、複雑な機能を持った表示・
操作部品を作成することが可能となって、機能性が高い
表示・操作部品が容易に得られる効果がある。
【0070】また、請求項3に記載の発明によれば、基
本的な表示・操作機能を持つ基本部品に、別の表示・操
作機能を付け加えて継承部品を実現するように構成した
ので、基本的な機能を継承しながら新しい機能が付加さ
れた表示・操作部品を作成することが可能となって、機
能性が高い表示・操作部品が容易に得られる効果があ
る。
【0071】また、請求項4に記載の発明によれば、基
本的な表示・操作機能を持つ基本部品を組み合わせた複
合部品に、別の表示・操作機能を付け加えて複合継承部
品を実現するように構成したので、基本的な表示・操作
機能が組み合わされた複合機能を継承しながら、さらに
新しい機能が付加された表示・操作部品を作成すること
が可能となって、より複雑な機能性の高い表示・操作部
品が容易に得られる効果がある。
【0072】また、請求項5に記載の発明によれば、表
示・操作部品のイベント処理を、表示・操作部品が内部
に変更可能な属性として持つ条件に基づいて決定するよ
うに構成したので、同じ種類の表示・操作部品に対して
多様な動作を行わせることを可能となり、柔軟な処理の
変更が可能になる効果がある。
【0073】また、請求項6に記載の発明によれば、表
示・操作部品がイベント処理機能として、イベントを内
部の属性に基づいて片道リクエストとして配送する機能
を持つように構成したので、イベントの配送が容易とな
り、処置タスクなどの負担を軽減することができる効果
がある。
【0074】また、請求項7に記載の発明によれば、表
示・操作部品がイベント処理機能として、イベントを内
部の属性に基づいて往復リクエストとして配送する機能
を持つように構成したので、イベントの配送が容易とな
り、また処置タスクでリクエストに対する応答を待つた
めの処理も不要となって、処置タスクの負担を減らすこ
とができる効果がある。
【0075】また、請求項8に記載の発明によれば、表
示・操作部品部品に当該表示・操作部品内部の処理を行
う機能を持たせるように構成したので、表示・操作部品
が必要とする機能をすべて、当該表示・操作部品内部で
行うことが可能となり、処理タスクや表示・操作手段等
が部品の動作について責任を持つ必要がなくなって処理
が容易になり、また表示・操作部品の属性を変更する手
段が限られるため、不用意な変更がなくなって保守性が
高まる効果がある。
【0076】また、請求項9に記載の発明によれば、表
示・操作部品にイベント処理にかかわる属性の変更処理
を行う機能を持たせるように構成したので、処理タスク
などからの部品の動作の変更が容易になる効果がある。
【0077】また、請求項10に記載の発明によれば、
表示・操作部品に当該表示・操作部品自身の描画処理を
行う機能を持たせるように構成したので、表示・操作部
品自身がその再描画等を自動的に行うため、処理タスク
や表示・操作手段の負担が軽減される効果がある。
【0078】また、請求項11に記載の発明によれば、
表示・操作部品の入力イベント処理機能として、外部の
データに表示・操作部品が直接アクセスする機能を持た
せるように構成したので、処理タスクやオペレータは複
雑な手続を行わずに外部のデータにアクセスすることが
可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による監視制御用マンマ
シン装置の装置構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施例における表示・操作部品の属性設
定例を示す説明図である。
【図3】 上記実施例における起動時の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図4】 上記実施例におけるイベントの発生を示す説
明図である。
【図5】 上記実施例における部品処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図6】 上記実施例における表示・操作部品例を示す
説明図である。
【図7】 この発明の実施例2における表示・操作部品
の合成例を示す説明図である。
【図8】 この発明の実施例3における表示・操作部品
の機能継承例を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施例4における表示・操作部品
の合成および機能継承例を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施例5における表示・操作部
品の動作を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施例6における表示・操作部
品の動作を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施例7における表示・操作部
品の動作を示す説明図である。
【図13】 この発明の実施例8における表示・操作部
品の内部処理を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施例9における表示・操作部
品の内部処理を示す説明図である。
【図15】 この発明の実施例10における表示・操作
部品の内部処理を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施例11における表示・操作
部品の動作を示す説明図である。
【図17】 従来の監視制御用マンマシン装置の装置構
成を示すブロック図である。
【図18】 その電子計算機の内部構成を示すブロック
図である。
【図19】 従来の監視制御用マンマシン装置における
対応テーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
1 処理タスク、2 オペレータ入出力手段、3 表示
・操作手段、4 部品保持手段、5 部品処理手段、2
1,22,34,35,37,44 ボタン部品(表示
・操作部品)、23,42 ラベル部品(表示・操作部
品)、24 セパレータ部品(表示・操作部品)、2
6,39,40 部品表示部品(表示・操作部品)、2
7 ボタン部品(基本部品)、28 インジケータ部品
(基本部品)、29 アナログ計器部品(複合部品)、
30 ラベル部品(基本部品)、31 押ボタン部品
(継承部品)、32 引ボタン部品(継承部品)、33
目標値設定部品(複合継承部品)、38 目標値設定
部品(表示・操作部品)、43運転記録(外部のデー
タ)、45 図表表示部品(表示・操作部品)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西口 芳明 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三 菱電機株式会社制御製作所内 (72)発明者 豊島 隆 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三 菱電機株式会社制御製作所内 (72)発明者 西内 信実 尼崎市塚口本町八丁目1番1号 三菱電機 株式会社産業システム研究所内 (72)発明者 大崎 雅代 尼崎市塚口本町八丁目1番1号 三菱電機 株式会社産業システム研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの仕様に基づいて監視制御処理
    を実行する処理タスクと、前記監視制御処理に伴うオペ
    レータからの入力、およびオペレータへの出力を行うオ
    ペレータ入出力手段と、前記オペレータ入出力手段およ
    び処理タスクからの入力イベントを処理し、前記オペレ
    ータ入出力手段および処理タスクへの出力を処理して、
    表示や操作の処理を行う表示・操作手段と、前記監視制
    御処理における前記表示や操作の処理などの機能をそれ
    ぞれひとつの処理単位として定義した表示・操作部品を
    保持する部品保持手段と、前記表示・操作部品の管理・
    処理を行う部品処理手段とを備えた監視制御用マンマシ
    ン装置。
  2. 【請求項2】 前記表示・操作部品を、基本的な表示・
    操作機能を持つ基本部品と、それら基本部品の組み合わ
    せによる複合部品とによって構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の監視制御用マンマシン装置。
  3. 【請求項3】 前記表示・操作部品を、基本的な表示・
    操作機能を持つ基本部品と、前記基本部品に別の表示・
    操作機能を付け加えることで、元の機能を継承しながら
    新しい機能を持つ継承部品とによって構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の監視制御用マンマシン装置。
  4. 【請求項4】 前記表示・操作部品を、基本的な表示・
    操作機能を持つ基本部品と、それら基本部品の組み合わ
    せによる複合部品に別の表示・操作機能を付け加えるこ
    とで、元の機能を継承しながら新しい機能を持つ複合継
    承部品とによって構成したことを特徴とする、請求項1
    に記載の監視制御用マンマシン装置。
  5. 【請求項5】 前記部品処理手段が、前記表示・操作部
    品への前記オペレータ入出力手段からの入力イベント、
    あるいは前記処理タスクまたは他の表示・操作部品から
    の入力イベントの処理を、前記表示・操作部品内部に変
    更可能な属性として持つ条件をもとに判断して決定する
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の監視制御
    用マンマシン装置。
  6. 【請求項6】 前記表示・操作部品に、イベントを前記
    処理タスクや表示・操作手段への片道リクエストとして
    配送する機能を持たせたことを特徴とする請求項5に記
    載の監視制御用マンマシン装置。
  7. 【請求項7】 前記表示・操作部品に、イベントを前記
    処理タスクや表示・操作手段への往復リクエストとして
    配送する機能を持たせたことを特徴とする請求項5に記
    載の監視制御用マンマシン装置。
  8. 【請求項8】 前記表示・操作部品に、当該表示・操作
    部品内部の処理を行うための機能を持たせたことを特徴
    とする請求項5に記載の監視制御用マンマシン装置。
  9. 【請求項9】 前記表示・操作部品に、イベント処理に
    かかわる属性の変更処理を行うための機能を持たせたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の監視制御用マンマシン
    装置。
  10. 【請求項10】 前記表示・操作部品に、当該表示・操
    作部品自身の描画処理を行うための機能を持たせたこと
    を特徴とする請求項8に記載の監視制御用マンマシン装
    置。
  11. 【請求項11】 前記表示・操作部品に、当該表示・操
    作部品が直接、外部のデータにアクセスするための機能
    を持たせたことを特徴とする請求項5に記載の監視制御
    用マンマシン装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140114A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Yokogawa Electric Corp 操作監視用表示装置
JP2015130174A (ja) * 2014-01-03 2015-07-16 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プラント監視システムのユーザ表示に用いるための迅速に編集可能な特徴を有する再使用可能なグラフィカル要素

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JP2002140114A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Yokogawa Electric Corp 操作監視用表示装置
JP2015130174A (ja) * 2014-01-03 2015-07-16 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プラント監視システムのユーザ表示に用いるための迅速に編集可能な特徴を有する再使用可能なグラフィカル要素

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