JPH08335492A - セラミックヒータの製造方法 - Google Patents
セラミックヒータの製造方法Info
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- JPH08335492A JPH08335492A JP7142097A JP14209795A JPH08335492A JP H08335492 A JPH08335492 A JP H08335492A JP 7142097 A JP7142097 A JP 7142097A JP 14209795 A JP14209795 A JP 14209795A JP H08335492 A JPH08335492 A JP H08335492A
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- green sheet
- ceramic heater
- generating portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性に優れるセラミックヒータの製造方法
を提供する。 【構成】 第1基板2となる第1グリーンシート2aの
表面上にPt(白金)ペーストをスクリーン印刷して一
対の導通部4,5を形成する。第1グリーンシート2a
の表面全体にSiO2 粉末7を付着させる。PtにAl
2 O3 粒子を分散させた金属箔を所定形状に切断加工し
たものを第1グリーンシート2aの表面上に配置し、こ
れを発熱部6とする。このとき、発熱部6の両端部6
a,6bを各導通部4,5の他端部分におけるPtペー
ストに接触するようにして重ね合わせ、発熱部6と導通
部4,5とを接続する。第2基板3となる第2グリーン
シート3aの表面にSiO2 粉末8を付着させ、その表
面を導通部4,5及び発熱部6が配置された第1グリー
ンシート3aの表面に加圧密着させた後、両グリーンシ
ート2a,3aを所定の焼成温度パターンにて焼成す
る。
を提供する。 【構成】 第1基板2となる第1グリーンシート2aの
表面上にPt(白金)ペーストをスクリーン印刷して一
対の導通部4,5を形成する。第1グリーンシート2a
の表面全体にSiO2 粉末7を付着させる。PtにAl
2 O3 粒子を分散させた金属箔を所定形状に切断加工し
たものを第1グリーンシート2aの表面上に配置し、こ
れを発熱部6とする。このとき、発熱部6の両端部6
a,6bを各導通部4,5の他端部分におけるPtペー
ストに接触するようにして重ね合わせ、発熱部6と導通
部4,5とを接続する。第2基板3となる第2グリーン
シート3aの表面にSiO2 粉末8を付着させ、その表
面を導通部4,5及び発熱部6が配置された第1グリー
ンシート3aの表面に加圧密着させた後、両グリーンシ
ート2a,3aを所定の焼成温度パターンにて焼成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックヒータの製
造方法に係り、詳しくは、例えば内燃機関の排ガス中の
酸素濃度を計測する酸素センサの加熱用ヒータとして好
適なセラミックヒータの製造方法に関するものである。
造方法に係り、詳しくは、例えば内燃機関の排ガス中の
酸素濃度を計測する酸素センサの加熱用ヒータとして好
適なセラミックヒータの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の排ガス中における
酸素濃度を計測するために酸素センサが使用されてい
る。この酸素センサには、同センサの素子部を加熱する
セラミックヒータが設けられ、このセラミックヒータに
より低温時における酸素センサの出力特性変化が防止さ
れている。
酸素濃度を計測するために酸素センサが使用されてい
る。この酸素センサには、同センサの素子部を加熱する
セラミックヒータが設けられ、このセラミックヒータに
より低温時における酸素センサの出力特性変化が防止さ
れている。
【0003】この種のセラミックヒータは、従来、以下
のようにして製造されている。まず、基板となるセラミ
ック材料(Al2 O3 等)のグリーンシート表面に、発
熱体となるパターン(以下、発熱部という)と、発熱部
と電源とを接続する導通部とを金属ペースト(Pt等)
をスクリーン印刷することによって一体的に形成する。
次に、グリーンシートを所定温度にて焼成するととも
に、金属ペーストを燒結させて発熱部及び導通部をグリ
ーンシートの表面に焼き付けていた。
のようにして製造されている。まず、基板となるセラミ
ック材料(Al2 O3 等)のグリーンシート表面に、発
熱体となるパターン(以下、発熱部という)と、発熱部
と電源とを接続する導通部とを金属ペースト(Pt等)
をスクリーン印刷することによって一体的に形成する。
次に、グリーンシートを所定温度にて焼成するととも
に、金属ペーストを燒結させて発熱部及び導通部をグリ
ーンシートの表面に焼き付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして製造されたセラミックヒータは以下に示す問題が
あった。
にして製造されたセラミックヒータは以下に示す問題が
あった。
【0005】すなわち、セラミックヒータの発熱部及び
導通部を、金属ペーストにて印刷した際、例えば、発熱
部においてパターン幅が狭い印刷不良部分が生じること
がある。そのような印刷不良部分はセラミックヒータの
通電時において高い抵抗値を示すため局所的に高温の状
態となり、長時間使用するとその部分が焼損して発熱部
が断線する虞があった。
導通部を、金属ペーストにて印刷した際、例えば、発熱
部においてパターン幅が狭い印刷不良部分が生じること
がある。そのような印刷不良部分はセラミックヒータの
通電時において高い抵抗値を示すため局所的に高温の状
態となり、長時間使用するとその部分が焼損して発熱部
が断線する虞があった。
【0006】また、従来のセラミックヒータは、使用時
において焼成温度と同程度まで温度上昇するため、金属
ペーストに含有されていた金属粒子が徐々に凝集し、こ
れにより発熱部に断線が生じる虞があった。さらに、急
激にセラミックヒータが加熱され、基板に割れが生じる
と、その基板上に印刷されている発熱部が断線すること
があった。
において焼成温度と同程度まで温度上昇するため、金属
ペーストに含有されていた金属粒子が徐々に凝集し、こ
れにより発熱部に断線が生じる虞があった。さらに、急
激にセラミックヒータが加熱され、基板に割れが生じる
と、その基板上に印刷されている発熱部が断線すること
があった。
【0007】このように従来の製造方法により製造され
たセラミックヒータは、高温で長時間使用される際に発
熱部に断線が生じるおそれがあり、耐久性に問題のある
ものであった。本発明は上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的とするところは耐久性に
優れるセラミックヒータの製造方法を提供することにあ
る。
たセラミックヒータは、高温で長時間使用される際に発
熱部に断線が生じるおそれがあり、耐久性に問題のある
ものであった。本発明は上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的とするところは耐久性に
優れるセラミックヒータの製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、セラミック材料からなる基板と、該基
板上に配置される導通部と、該導通部と接触した状態で
前記基板上に配置される発熱部とを備えてなるセラミッ
クヒータの製造方法において、基板となるグリーンシー
トの表面上に、発熱部となる予め所定形状に加工された
金属箔を配置する工程と、金属箔が配置されたグリーン
シートを焼成するとともに、その焼成温度より低い融点
を有した接着材料により前記金属箔とグリーンシートと
を接着する工程とを備えたことをその要旨とするもので
ある。
めに、本発明は、セラミック材料からなる基板と、該基
板上に配置される導通部と、該導通部と接触した状態で
前記基板上に配置される発熱部とを備えてなるセラミッ
クヒータの製造方法において、基板となるグリーンシー
トの表面上に、発熱部となる予め所定形状に加工された
金属箔を配置する工程と、金属箔が配置されたグリーン
シートを焼成するとともに、その焼成温度より低い融点
を有した接着材料により前記金属箔とグリーンシートと
を接着する工程とを備えたことをその要旨とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明によれば、基板となるグリーンシートの
表面上に、予め所定形状に加工された金属箔が配置され
る。この金属箔はセラミックヒータの発熱部となるもの
である。次に、金属箔が配置されたグリーンシートが焼
成される。焼成の際、焼成温度より低い融点を有した接
着材料は融解し、冷却時において接着層を形成する。こ
の接着層が形成されることにより金属箔とグリーンシー
トとが接着される。
表面上に、予め所定形状に加工された金属箔が配置され
る。この金属箔はセラミックヒータの発熱部となるもの
である。次に、金属箔が配置されたグリーンシートが焼
成される。焼成の際、焼成温度より低い融点を有した接
着材料は融解し、冷却時において接着層を形成する。こ
の接着層が形成されることにより金属箔とグリーンシー
トとが接着される。
【0010】このように、本発明では、予め所定形状に
加工された金属箔をグリーンシートの表面上に配置し、
同シート上にこれを接着することにより発熱部を形成し
ている。したがって、本発明では、従来の印刷による方
法によらず、所定形状を有する発熱部をグリーンシート
上に形成することが可能となる。したがって、印刷不良
に起因した、あるいは、金属ペーストに含有されていた
金属粒子の凝集に起因した発熱部の断線が未然に回避さ
れる。また、金属箔により形成された発熱部は、金属ペ
ーストを燒結して得られる従来の発熱部より強度的に優
れ、例えば基板に割れが生じた場合でも同発熱部に断線
することが少ない。その結果、本発明により製造される
セラミックヒータは耐久性に優れたものとなる。
加工された金属箔をグリーンシートの表面上に配置し、
同シート上にこれを接着することにより発熱部を形成し
ている。したがって、本発明では、従来の印刷による方
法によらず、所定形状を有する発熱部をグリーンシート
上に形成することが可能となる。したがって、印刷不良
に起因した、あるいは、金属ペーストに含有されていた
金属粒子の凝集に起因した発熱部の断線が未然に回避さ
れる。また、金属箔により形成された発熱部は、金属ペ
ーストを燒結して得られる従来の発熱部より強度的に優
れ、例えば基板に割れが生じた場合でも同発熱部に断線
することが少ない。その結果、本発明により製造される
セラミックヒータは耐久性に優れたものとなる。
【0011】
【実施例】本発明を具体化した実施例について図1〜図
5を参照して詳細に説明する。図4は本実施例により製
造されるセラミックヒータ1を示している。同セラミッ
クヒータ1は短冊状の第1基板2と、同じく短冊状で長
手方向において前記第1基板2より僅かに短い第2基板
3とを備えている。そして、第1基板2の表面に第2基
板3が重ね合わされた状態で接着されている。この両基
板2,3は所定の厚さを有したAl2 O3 (アルミナ)
のグリーンシートが焼成されてなるものである。両基板
2,3間には一対の導通部4,5と発熱部6とが配置さ
れている。両導通部4,5はいずれも基板2,3の長手
方向に延びる帯状をなし、その一端側(図4の右端側)
には電源(図示しない)に接続される接続端子4a,5
aがそれぞれ設けられている。
5を参照して詳細に説明する。図4は本実施例により製
造されるセラミックヒータ1を示している。同セラミッ
クヒータ1は短冊状の第1基板2と、同じく短冊状で長
手方向において前記第1基板2より僅かに短い第2基板
3とを備えている。そして、第1基板2の表面に第2基
板3が重ね合わされた状態で接着されている。この両基
板2,3は所定の厚さを有したAl2 O3 (アルミナ)
のグリーンシートが焼成されてなるものである。両基板
2,3間には一対の導通部4,5と発熱部6とが配置さ
れている。両導通部4,5はいずれも基板2,3の長手
方向に延びる帯状をなし、その一端側(図4の右端側)
には電源(図示しない)に接続される接続端子4a,5
aがそれぞれ設けられている。
【0012】以下、このセラミックヒータの製造方法に
ついて説明する。まず、この第1基板2となる第1グリ
ーンシート2aの一方の表面上に図1(a)及び図2に
示すように、白金(以下、Ptという)ペーストをスク
リーン印刷し、接続部4a,5aとなる部分を含めて一
対の導通部4,5を形成する。尚、図1及び図2では図
4において発熱部6が配置される側(図4の左側)の近
傍を図示している。
ついて説明する。まず、この第1基板2となる第1グリ
ーンシート2aの一方の表面上に図1(a)及び図2に
示すように、白金(以下、Ptという)ペーストをスク
リーン印刷し、接続部4a,5aとなる部分を含めて一
対の導通部4,5を形成する。尚、図1及び図2では図
4において発熱部6が配置される側(図4の左側)の近
傍を図示している。
【0013】次に、導通部4,5が形成された第1グリ
ーンシート2aの表面全体に、図1(b)に示すよう
に、接着材料であるSiO2 粉末7を塗布する。そし
て、図1(c)及び図3に示すようにSiO2 粉末7を
付着させた第1グリーンシート2aの表面に金属箔を載
置し、これを発熱部6とする。
ーンシート2aの表面全体に、図1(b)に示すよう
に、接着材料であるSiO2 粉末7を塗布する。そし
て、図1(c)及び図3に示すようにSiO2 粉末7を
付着させた第1グリーンシート2aの表面に金属箔を載
置し、これを発熱部6とする。
【0014】この金属箔は、PtにAl2 O3 (あるい
は、Zr2 O3 )粒子を体積分率で30〜60%分散さ
せたものを多段ロール、又は製箔機にて30〜50μm
の厚さを有した箔状にし、さらにこれを図3又は図4に
示すように全体が略W字形状となるように予めウォータ
ジェット加工、あるいはレーザ加工等によって切断加工
したものである。また、金属箔は、Ptに分散されるA
l2 O3 粒子の量、及び金属箔の幅及び厚さを適宜調整
することにより、所定の抵抗値を有したものとなってい
る。なお、金属箔は、セラミックヒータ1の使用時にお
ける発熱部6の溶融を防止するため、同発熱部6の発熱
温度より高い融点を有している。
は、Zr2 O3 )粒子を体積分率で30〜60%分散さ
せたものを多段ロール、又は製箔機にて30〜50μm
の厚さを有した箔状にし、さらにこれを図3又は図4に
示すように全体が略W字形状となるように予めウォータ
ジェット加工、あるいはレーザ加工等によって切断加工
したものである。また、金属箔は、Ptに分散されるA
l2 O3 粒子の量、及び金属箔の幅及び厚さを適宜調整
することにより、所定の抵抗値を有したものとなってい
る。なお、金属箔は、セラミックヒータ1の使用時にお
ける発熱部6の溶融を防止するため、同発熱部6の発熱
温度より高い融点を有している。
【0015】また、発熱部6(金属箔)を第1グリーン
シート2a上に載置する際には、図1(c)及び図3に
示す発熱部6の両端部6a,6b(図1の右側の端部)
を各導通部4,5のPtペーストに接触するようにして
重ね合わせて、発熱部6と導通部4,5とを接続してい
る。
シート2a上に載置する際には、図1(c)及び図3に
示す発熱部6の両端部6a,6b(図1の右側の端部)
を各導通部4,5のPtペーストに接触するようにして
重ね合わせて、発熱部6と導通部4,5とを接続してい
る。
【0016】次に、第2基板3となる第2グリーンシー
ト3aを用意し、この第2グリーンシート3aの表面に
SiO2 粉末8を塗布する。そして、SiO2 粉末8を
付着させた第2グリーンシート3aの表面を、導通部
4,5及び発熱部6を配置した第1グリーンシート2a
の表面に加圧密着させる。したがって、第1グリーンシ
ート2aの表面は、各導通部4,5の接続端子4a,5
aが配置された同シート2aの一端側(図4において右
端側)を除き、第2グリーンシート3aにより覆われた
状態となる。
ト3aを用意し、この第2グリーンシート3aの表面に
SiO2 粉末8を塗布する。そして、SiO2 粉末8を
付着させた第2グリーンシート3aの表面を、導通部
4,5及び発熱部6を配置した第1グリーンシート2a
の表面に加圧密着させる。したがって、第1グリーンシ
ート2aの表面は、各導通部4,5の接続端子4a,5
aが配置された同シート2aの一端側(図4において右
端側)を除き、第2グリーンシート3aにより覆われた
状態となる。
【0017】次に、このようにして重ね合わされて一体
となった両グリーンシート2a,3aを図5に示す焼成
温度パターンに従って焼成する。すなわち、両グリーン
シート2a,3aはまず、常温(約20℃)の状態から
200℃/Hr.の温度勾配で温度上昇する加熱工程で
1600℃まで加熱され、次に、1600℃の温度にて
1時間保持される。さらにその後、1600℃の温度か
ら200℃/Hr.の温度勾配で温度降下する冷却工程
で常温となるまで冷却される。このようにして両グリー
ンシート2a,3aが焼成されると、両グリーンシート
2a,3a間にある両導通部4,5のPtペーストは燒
結して第1グリーンシート2aに焼き付けられる。この
とき、両導通部4,5の他端側(図1において左側)に
あるPtペーストは燒結するとともに同部分に接触して
いる発熱部6の両端部6a,6bと一体的に結合する。
となった両グリーンシート2a,3aを図5に示す焼成
温度パターンに従って焼成する。すなわち、両グリーン
シート2a,3aはまず、常温(約20℃)の状態から
200℃/Hr.の温度勾配で温度上昇する加熱工程で
1600℃まで加熱され、次に、1600℃の温度にて
1時間保持される。さらにその後、1600℃の温度か
ら200℃/Hr.の温度勾配で温度降下する冷却工程
で常温となるまで冷却される。このようにして両グリー
ンシート2a,3aが焼成されると、両グリーンシート
2a,3a間にある両導通部4,5のPtペーストは燒
結して第1グリーンシート2aに焼き付けられる。この
とき、両導通部4,5の他端側(図1において左側)に
あるPtペーストは燒結するとともに同部分に接触して
いる発熱部6の両端部6a,6bと一体的に結合する。
【0018】また、両グリーンシート2a,3a間に介
在されているSiO2 粉末7,8の融点は1600℃で
あるため、同SiO2 粉末7,8は焼成時において一旦
融解し、発熱部6のAl2 O3 粒子及び同じくAl2 O
3 からなる両グリーンシート2a,3aと化学的に結合
する。さらに、前記冷却工程において両グリーンシート
2a,3aが冷却されると、融解したSiO2 粉末7は
再び凝固して接着層9を形成する。この接着層9の形成
により、発熱部6は第1及び第2グリーンシート2a,
3aの表面に接着されるとともに、両グリーンシート2
a,3a同士が接着される。
在されているSiO2 粉末7,8の融点は1600℃で
あるため、同SiO2 粉末7,8は焼成時において一旦
融解し、発熱部6のAl2 O3 粒子及び同じくAl2 O
3 からなる両グリーンシート2a,3aと化学的に結合
する。さらに、前記冷却工程において両グリーンシート
2a,3aが冷却されると、融解したSiO2 粉末7は
再び凝固して接着層9を形成する。この接着層9の形成
により、発熱部6は第1及び第2グリーンシート2a,
3aの表面に接着されるとともに、両グリーンシート2
a,3a同士が接着される。
【0019】以上の工程によってセラミックヒータ1が
製造される。セラミックヒータ1は、前記両接続端子4
a,5aにNiメッキが施され、その接続端子4a,5
aに電源リード線用の端子(図示せず)がロウ付けされ
る。
製造される。セラミックヒータ1は、前記両接続端子4
a,5aにNiメッキが施され、その接続端子4a,5
aに電源リード線用の端子(図示せず)がロウ付けされ
る。
【0020】次に、以上説明した本実施例の作用につい
て説明する。本実施例におけるセラミックヒータ1の製
造方法では、予め所定形状をなすように加工された金属
箔により発熱部6を形成するようにしている。このた
め、従来のセラミックヒータ1の製造方法において生じ
ていた発熱部6における印刷不良がなくなり、発熱部6
は所定形状を備えたものとなる。その結果、セラミック
ヒータ1の使用時において印刷不良部分が局所的に高温
の状態となり、同部分が焼損して発熱部6が断線すると
いった従来のセラミックヒータにおいてみられた不具合
が回避されることとなる。
て説明する。本実施例におけるセラミックヒータ1の製
造方法では、予め所定形状をなすように加工された金属
箔により発熱部6を形成するようにしている。このた
め、従来のセラミックヒータ1の製造方法において生じ
ていた発熱部6における印刷不良がなくなり、発熱部6
は所定形状を備えたものとなる。その結果、セラミック
ヒータ1の使用時において印刷不良部分が局所的に高温
の状態となり、同部分が焼損して発熱部6が断線すると
いった従来のセラミックヒータにおいてみられた不具合
が回避されることとなる。
【0021】また、本実施例におけるセラミックヒータ
1の製造方法は、金属ペーストを基板上に印刷し、これ
を燒結することにより発熱部6を形成していた従来の方
法に換え、金属箔を同基板上に配置し接着することによ
り同発熱部6を形成するものである。したがって、製造
されたセラミックヒータ1は、通電時において発熱部6
が高温状態となった場合でも、金属ペーストの含有され
ていた粒子の凝集が生じて発熱部6が断線するといった
問題が生じることがない。
1の製造方法は、金属ペーストを基板上に印刷し、これ
を燒結することにより発熱部6を形成していた従来の方
法に換え、金属箔を同基板上に配置し接着することによ
り同発熱部6を形成するものである。したがって、製造
されたセラミックヒータ1は、通電時において発熱部6
が高温状態となった場合でも、金属ペーストの含有され
ていた粒子の凝集が生じて発熱部6が断線するといった
問題が生じることがない。
【0022】以上のように本実施例により製造されたセ
ラミックヒータ1は、従来のセラミックヒータ1に比
べ、特に高温で使用される際の耐久性に優れるものであ
る。したがって、同セラミックヒータ1は、例えば内燃
機関の排ガス中における酸素濃度を計測する酸素センサ
の加熱用ヒータ等に好適なものとなる。
ラミックヒータ1は、従来のセラミックヒータ1に比
べ、特に高温で使用される際の耐久性に優れるものであ
る。したがって、同セラミックヒータ1は、例えば内燃
機関の排ガス中における酸素濃度を計測する酸素センサ
の加熱用ヒータ等に好適なものとなる。
【0023】さらに、本実施例では、発熱部6を形成す
る金属箔とグリーンシート2a,3aとを接着し、ま
た、グリーンシート2a,3a同士を接着する接着材料
としてSiO2 粉末7,8を用いている。このSiO2
粉末7,8は、両グリーンシート2a,3aを焼成する
際に融解して、発熱部6のAl2 O3 粒子及び同じくA
l2 O3 からなる両グリーンシート2a,3aと化学的
に結合した状態で接着層9を形成する。この接着層9の
形成により発熱部6と両グリーンシート2a,3a、及
び両グリーンシート2a,3a同士を容易且つ確実に接
着することができる。
る金属箔とグリーンシート2a,3aとを接着し、ま
た、グリーンシート2a,3a同士を接着する接着材料
としてSiO2 粉末7,8を用いている。このSiO2
粉末7,8は、両グリーンシート2a,3aを焼成する
際に融解して、発熱部6のAl2 O3 粒子及び同じくA
l2 O3 からなる両グリーンシート2a,3aと化学的
に結合した状態で接着層9を形成する。この接着層9の
形成により発熱部6と両グリーンシート2a,3a、及
び両グリーンシート2a,3a同士を容易且つ確実に接
着することができる。
【0024】また、本実施例によって製造されたセラミ
ックヒータ1の耐熱衝撃性を確認するために以下のよう
な試験を行った。セラミックヒータ1を通電制御し、発
熱部6を約400℃で加熱した後、これを20℃の水中
に投入し冷却した。その結果、第1及び第2基板2,3
には熱衝撃による割れが生じたが、発熱部6に断線等の
破損が生じることはなく、正常な通電状態を保持した。
この結果より、本実施例により製造されたセラミックヒ
ータ1は熱衝撃性においても優れるものであり、また、
基板2,3に割れが生じても容易に発熱部6の断線を生
じないものであることが確認された。
ックヒータ1の耐熱衝撃性を確認するために以下のよう
な試験を行った。セラミックヒータ1を通電制御し、発
熱部6を約400℃で加熱した後、これを20℃の水中
に投入し冷却した。その結果、第1及び第2基板2,3
には熱衝撃による割れが生じたが、発熱部6に断線等の
破損が生じることはなく、正常な通電状態を保持した。
この結果より、本実施例により製造されたセラミックヒ
ータ1は熱衝撃性においても優れるものであり、また、
基板2,3に割れが生じても容易に発熱部6の断線を生
じないものであることが確認された。
【0025】尚、上記実施例は以下のようにして実施す
ることができる。 (1)上記実施例では基板となるグリーンシートをアル
ミナ(Al2 O3 )により形成したが、窒化珪素(Si
3 N4 )のグリーンシートを用いてもよい。
ることができる。 (1)上記実施例では基板となるグリーンシートをアル
ミナ(Al2 O3 )により形成したが、窒化珪素(Si
3 N4 )のグリーンシートを用いてもよい。
【0026】(2)発熱部6となる金属箔は白金(P
t)以外にも例えば、タングステン(W)、タンタル
(Ta)等を主成分としたものを用いることができる。 (3)上記実施例では第1グリーンシート2aの表面に
スクリーン印刷により導通部4,5を形成したが、例え
ば、蒸着等の手段により導通部4,5を形成するように
してもよい。
t)以外にも例えば、タングステン(W)、タンタル
(Ta)等を主成分としたものを用いることができる。 (3)上記実施例では第1グリーンシート2aの表面に
スクリーン印刷により導通部4,5を形成したが、例え
ば、蒸着等の手段により導通部4,5を形成するように
してもよい。
【0027】(4)発熱部6を形成する金属箔の形状は
上記実施例に示したW字形状に限られず、種々の形状を
採用することができ、また、その厚さ及び幅も同様に種
々変化させることができる。すなわち、本実施例では発
熱部6を予め所定形状に加工された金属箔により形成し
ているため、同発熱部6の形状、厚さ、及び幅を容易に
変化させることが可能である。
上記実施例に示したW字形状に限られず、種々の形状を
採用することができ、また、その厚さ及び幅も同様に種
々変化させることができる。すなわち、本実施例では発
熱部6を予め所定形状に加工された金属箔により形成し
ているため、同発熱部6の形状、厚さ、及び幅を容易に
変化させることが可能である。
【0028】(5)セラミックヒータの形状は上記実施
例に示した短冊状に限定されず、同ヒータの使用条件に
応じた種々の形状(例えば、円筒状)を採用することが
可能である。
例に示した短冊状に限定されず、同ヒータの使用条件に
応じた種々の形状(例えば、円筒状)を採用することが
可能である。
【0029】上記実施例から把握される技術的思想につ
いてその効果とともに記載する。 (a)セラミック材料からなる基板と、該基板上に配置
される導通部と、該導通部と接触した状態で前記基板上
に配置され、導通部を介して電源に接続される発熱部と
を備えてなるセラミックヒータの製造方法であって、基
板となるグリーンシートの表面上に、予め所定形状に加
工され、セラミック材料の粒子を分散させた発熱部とな
る金属箔を配置する工程と、該金属箔が配置されたグリ
ーンシートを焼成するとともに、その焼成温度より低い
融点を有したガラス材を融解させて、同ガラス材を前記
金属箔に分散されたセラミック材料の粒子、及びセラミ
ック材料からなるグリーンシートと化学的に結合させ、
これにより金属箔とグリーンシートとを接着する工程と
を備えたセラミックヒータの製造方法。
いてその効果とともに記載する。 (a)セラミック材料からなる基板と、該基板上に配置
される導通部と、該導通部と接触した状態で前記基板上
に配置され、導通部を介して電源に接続される発熱部と
を備えてなるセラミックヒータの製造方法であって、基
板となるグリーンシートの表面上に、予め所定形状に加
工され、セラミック材料の粒子を分散させた発熱部とな
る金属箔を配置する工程と、該金属箔が配置されたグリ
ーンシートを焼成するとともに、その焼成温度より低い
融点を有したガラス材を融解させて、同ガラス材を前記
金属箔に分散されたセラミック材料の粒子、及びセラミ
ック材料からなるグリーンシートと化学的に結合させ、
これにより金属箔とグリーンシートとを接着する工程と
を備えたセラミックヒータの製造方法。
【0030】このようなセラミックヒータの製造方法に
よれば、耐久性に優れるセラミックヒータを製造するこ
とができ、その製造時において、発熱部と基板とを容易
に且つ確実に接着することができる。
よれば、耐久性に優れるセラミックヒータを製造するこ
とができ、その製造時において、発熱部と基板とを容易
に且つ確実に接着することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、耐久性に優れるセラミ
ックヒータを製造することができる。
ックヒータを製造することができる。
【図1】一実施例における製造工程を説明するためのセ
ラミックヒータの部分側面図。
ラミックヒータの部分側面図。
【図2】グリーンシートの表面に配置された導通部を示
す要部斜視図。
す要部斜視図。
【図3】導通部と発熱部の接続状態を示す要部斜視図。
【図4】一実施例により製造されたセラミックヒータの
一部を破断して示す斜視図。
一部を破断して示す斜視図。
【図5】一実施例における焼成工程の焼成温度パターン
を示すグラフ。
を示すグラフ。
1…セラミックヒータ、2…第1基板(基板)、2a…
第1グリーンシート(グリーンシート)、3…第2基
板、3a…第2グリーンシート(グリーンシート)、
4,5…導通部、6…発熱部、7,8…SiO2 粉末
(接着材料)。
第1グリーンシート(グリーンシート)、3…第2基
板、3a…第2グリーンシート(グリーンシート)、
4,5…導通部、6…発熱部、7,8…SiO2 粉末
(接着材料)。
Claims (1)
- 【請求項1】 セラミック材料からなる基板と、該基板
上に配置される導通部と、該導通部と接触した状態で前
記基板上に配置される発熱部とを備えてなるセラミック
ヒータの製造方法であって、 基板となるグリーンシートの表面上に、発熱部となる予
め所定形状に加工された金属箔を配置する工程と、 金属箔が配置されたグリーンシートを焼成するととも
に、その焼成温度より低い融点を有した接着材料により
前記金属箔とグリーンシートとを接着する工程とを備え
たセラミックヒータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7142097A JPH08335492A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | セラミックヒータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7142097A JPH08335492A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | セラミックヒータの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08335492A true JPH08335492A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15307366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7142097A Pending JPH08335492A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | セラミックヒータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08335492A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1133214A4 (en) * | 1999-09-07 | 2002-01-30 | Ibiden Co Ltd | CERAMIC HEATING PLATE |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP7142097A patent/JPH08335492A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1133214A4 (en) * | 1999-09-07 | 2002-01-30 | Ibiden Co Ltd | CERAMIC HEATING PLATE |
| US6452137B1 (en) | 1999-09-07 | 2002-09-17 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic heater |
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