JPH08336043A - 2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置 - Google Patents
2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置Info
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- JPH08336043A JPH08336043A JP7164687A JP16468795A JPH08336043A JP H08336043 A JPH08336043 A JP H08336043A JP 7164687 A JP7164687 A JP 7164687A JP 16468795 A JP16468795 A JP 16468795A JP H08336043 A JPH08336043 A JP H08336043A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中間調画像の画質を落とさずに縮小、拡大変
換を行う。 【構成】 原画像の4画素を1画素に変換する場合、ま
ず4画素のうち黒画素がいくつあるかを計数する。一
方、既に処理済みの出力信号のうち、例えば前々回の信
号を受け入れ、黒画素の計数結果から差し引く。その値
と所定の閾値とを比較して閾値以上ならば黒、閾値以下
ならば白の出力を得る。今回、孤立点が処理対象となっ
ている場合に、前々回黒画素を出力していれば処理結果
は白画素となり得るが、前々回白画素を出力している場
合、今回は黒画素が出力される。即ち、適当な間隔で孤
立点が保存され縮小画像中に反映される。拡大装置は、
拡大変換しようとする注目画素の周辺にある画素も考慮
に入れる。周辺画素が中間調であれば、拡大画素の白画
素と黒画素を取り混ぜて表現する。
換を行う。 【構成】 原画像の4画素を1画素に変換する場合、ま
ず4画素のうち黒画素がいくつあるかを計数する。一
方、既に処理済みの出力信号のうち、例えば前々回の信
号を受け入れ、黒画素の計数結果から差し引く。その値
と所定の閾値とを比較して閾値以上ならば黒、閾値以下
ならば白の出力を得る。今回、孤立点が処理対象となっ
ている場合に、前々回黒画素を出力していれば処理結果
は白画素となり得るが、前々回白画素を出力している場
合、今回は黒画素が出力される。即ち、適当な間隔で孤
立点が保存され縮小画像中に反映される。拡大装置は、
拡大変換しようとする注目画素の周辺にある画素も考慮
に入れる。周辺画素が中間調であれば、拡大画素の白画
素と黒画素を取り混ぜて表現する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやプリン
タ等で疑似中間調を含む2値化画像を表現する場合に、
その解像度を縮小したり拡大するための2値画像の縮小
変換装置及び拡大変換装置に関する。
タ等で疑似中間調を含む2値化画像を表現する場合に、
その解像度を縮小したり拡大するための2値画像の縮小
変換装置及び拡大変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリやプリンタ等の出力画像
は、一般に白または黒の画素のみで表現される。即ち、
通常は1個の画素では灰色等の中間調を表現することが
できない。そこで、疑似中間調処理方法が採用され、多
値画像の階調を2値である白黒画素の画素密度の大小に
よって疑似的に表現している。これは、人間の視覚特性
である積分効果をうまく利用した技術である。ところ
で、機種の異なるファクシミリ間で画像信号を転送する
場合や解像度の低いプリンタにより印刷出力を行う場合
には、高解像度から低解像度への1/2縮小変換がしば
しば行われる。具体的には、画素密度が400dpiか
ら200dpiあるいは600dpiから300dpi
への変換等が行われる。
は、一般に白または黒の画素のみで表現される。即ち、
通常は1個の画素では灰色等の中間調を表現することが
できない。そこで、疑似中間調処理方法が採用され、多
値画像の階調を2値である白黒画素の画素密度の大小に
よって疑似的に表現している。これは、人間の視覚特性
である積分効果をうまく利用した技術である。ところ
で、機種の異なるファクシミリ間で画像信号を転送する
場合や解像度の低いプリンタにより印刷出力を行う場合
には、高解像度から低解像度への1/2縮小変換がしば
しば行われる。具体的には、画素密度が400dpiか
ら200dpiあるいは600dpiから300dpi
への変換等が行われる。
【0003】この縮小変換法の1つとして多数決法が知
られている。多数決法では、例えば原画像の4画素を1
画素に変換しようとする場合に、4画素のうち黒画素数
が2個以上あれば縮小画素を黒画素とし、それ以外の場
合白画素とする。中間調画像もこのような変換の対象と
なる。なお、このような縮小変換は、単に出力装置の能
力上だけでなく、伝送路の伝送能力を高めたり記憶装置
の記憶容量を削減するためにも利用される。即ち、入力
データの解像度を1/2に縮小変換して伝送路へ送り込
めば、元の信号を送信するよりも伝送速度が速くなる。
また、縮小変換して記憶することにより記憶容量が削減
される。この場合に、出力装置の能力が原画像の解像度
をサポートできるのであれば、伝送路の出力側や記憶装
置から信号が読み出された際に、信号を再び拡大復元す
ることが好ましい。このような拡大変換装置も各種開発
されている。
られている。多数決法では、例えば原画像の4画素を1
画素に変換しようとする場合に、4画素のうち黒画素数
が2個以上あれば縮小画素を黒画素とし、それ以外の場
合白画素とする。中間調画像もこのような変換の対象と
なる。なお、このような縮小変換は、単に出力装置の能
力上だけでなく、伝送路の伝送能力を高めたり記憶装置
の記憶容量を削減するためにも利用される。即ち、入力
データの解像度を1/2に縮小変換して伝送路へ送り込
めば、元の信号を送信するよりも伝送速度が速くなる。
また、縮小変換して記憶することにより記憶容量が削減
される。この場合に、出力装置の能力が原画像の解像度
をサポートできるのであれば、伝送路の出力側や記憶装
置から信号が読み出された際に、信号を再び拡大復元す
ることが好ましい。このような拡大変換装置も各種開発
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置に
は、次のような解決すべき課題があった。先に説明した
多数決法による縮小変換処理を行った場合に、例えば原
画像が中間調表現されており、4画素中1画素が黒画素
という濃度の場合を考える。このとき、4画素ずつ多数
決法を用いて処理をすると、実際には出力画像は全部白
になってしまう。即ち、比較的薄い灰色を示すための孤
立点が抜けてしまう。これによって、2値画像の階調特
性が劣化するという問題があった。また、逆に拡大の場
合に、単に原画像の1画素と同一の白または黒の画素を
4個並べて出力するのでは、やはり中間調部分について
の画質が劣化するという問題があった。
な従来の2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置に
は、次のような解決すべき課題があった。先に説明した
多数決法による縮小変換処理を行った場合に、例えば原
画像が中間調表現されており、4画素中1画素が黒画素
という濃度の場合を考える。このとき、4画素ずつ多数
決法を用いて処理をすると、実際には出力画像は全部白
になってしまう。即ち、比較的薄い灰色を示すための孤
立点が抜けてしまう。これによって、2値画像の階調特
性が劣化するという問題があった。また、逆に拡大の場
合に、単に原画像の1画素と同一の白または黒の画素を
4個並べて出力するのでは、やはり中間調部分について
の画質が劣化するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。本発明の2値画像の縮小
変換装置は、原画像のN×N画素を1画素に変換して、
原画像をN分の1に縮小するものにおいて、原画像を所
定の方向に走査しながら、N×N画素ずつ取り出して、
その画素群中に含まれる黒画素の数を計数する黒画素数
計数部と、既に縮小変換されて出力された画素列を受け
入れて所定時間遅延させて出力する信号遅延部と、黒画
素数計数部の出力と信号遅延部の出力とを受け入れて、
黒画素数計数部の出力から信号遅延部の出力を差し引く
減算処理部と、この減算処理部の出力を所定の閾値と比
較して、その閾値を越えた場合には縮小変換出力を黒画
素とし、その他の場合には白画素とする出力処理部を備
える。
するため次の構成を採用する。本発明の2値画像の縮小
変換装置は、原画像のN×N画素を1画素に変換して、
原画像をN分の1に縮小するものにおいて、原画像を所
定の方向に走査しながら、N×N画素ずつ取り出して、
その画素群中に含まれる黒画素の数を計数する黒画素数
計数部と、既に縮小変換されて出力された画素列を受け
入れて所定時間遅延させて出力する信号遅延部と、黒画
素数計数部の出力と信号遅延部の出力とを受け入れて、
黒画素数計数部の出力から信号遅延部の出力を差し引く
減算処理部と、この減算処理部の出力を所定の閾値と比
較して、その閾値を越えた場合には縮小変換出力を黒画
素とし、その他の場合には白画素とする出力処理部を備
える。
【0006】また、本発明の2値画像の拡大変換装置
は、原画像の1画素をN×N画素に変換して、原画像を
N倍に拡大するものにおいて、原画像を所定の方向に走
査しながら、1画素ずつ取り出すとともに、その画素が
黒画素の場合には、その画素の周辺に存在する黒画素の
数を計数する周辺画素数計数部と、この周辺画素数計数
部の出力を受け入れて、周辺に存在する黒画素の数が少
ない程、N×N画素に白画素を多く含める黒画素数選択
部とを備える。
は、原画像の1画素をN×N画素に変換して、原画像を
N倍に拡大するものにおいて、原画像を所定の方向に走
査しながら、1画素ずつ取り出すとともに、その画素が
黒画素の場合には、その画素の周辺に存在する黒画素の
数を計数する周辺画素数計数部と、この周辺画素数計数
部の出力を受け入れて、周辺に存在する黒画素の数が少
ない程、N×N画素に白画素を多く含める黒画素数選択
部とを備える。
【0007】更に、本発明の2値画像の縮小拡大変換装
置は、原画像のN×N画素を1画素に変換して、原画像
をN分の1に縮小する縮小変換装置が、原画像を所定の
方向に走査しながら、N×N画素ずつ取り出して、その
画素群中に含まれる黒画素の数を計数する黒画素数計数
部と、既に縮小変換されて出力された画素列を受け入れ
て所定時間遅延させて出力する信号遅延部と、黒画素数
計数部の出力と信号遅延部の出力とを受け入れて、黒画
素数計数部の出力から信号遅延部の出力を差し引く減算
処理部と、この減算処理部の出力を所定の閾値と比較し
て、その閾値を越えた場合には縮小変換出力を黒画素と
し、その他の場合には白画素とする出力処理部を備え
る。また、この縮小変換装置の出力を伝送路を介して受
け入れ、原画像の1画素をN×N画素に変換して、原画
像をN倍に拡大する拡大変換装置は、原画像を所定の方
向に走査しながら、1画素ずつ取り出すとともに、その
画素が黒画素の場合には、その画素の周辺に存在する黒
画素の数を計数する周辺画素数計数部と、この周辺画素
数計数部の出力を受け入れて、周辺に存在する黒画素の
数が少ない程、N×N画素に白画素を多く含める黒画素
数選択部とを備える。
置は、原画像のN×N画素を1画素に変換して、原画像
をN分の1に縮小する縮小変換装置が、原画像を所定の
方向に走査しながら、N×N画素ずつ取り出して、その
画素群中に含まれる黒画素の数を計数する黒画素数計数
部と、既に縮小変換されて出力された画素列を受け入れ
て所定時間遅延させて出力する信号遅延部と、黒画素数
計数部の出力と信号遅延部の出力とを受け入れて、黒画
素数計数部の出力から信号遅延部の出力を差し引く減算
処理部と、この減算処理部の出力を所定の閾値と比較し
て、その閾値を越えた場合には縮小変換出力を黒画素と
し、その他の場合には白画素とする出力処理部を備え
る。また、この縮小変換装置の出力を伝送路を介して受
け入れ、原画像の1画素をN×N画素に変換して、原画
像をN倍に拡大する拡大変換装置は、原画像を所定の方
向に走査しながら、1画素ずつ取り出すとともに、その
画素が黒画素の場合には、その画素の周辺に存在する黒
画素の数を計数する周辺画素数計数部と、この周辺画素
数計数部の出力を受け入れて、周辺に存在する黒画素の
数が少ない程、N×N画素に白画素を多く含める黒画素
数選択部とを備える。
【0008】
【作用】例えば、原画像の4画素を1画素に変換する場
合、まず4画素のうち黒画素がいくつあるかを計数す
る。一方、既に処理済みの出力信号のうち、例えば前々
回の信号を受け入れ、黒画素の計数結果から差し引く。
その値と所定の閾値とを比較して閾値以上ならば黒、閾
値以下ならば白の出力を得る。今回、孤立点が処理対象
となっている場合に、前々回黒画素を出力していれば処
理結果は白画素となり得るが、前々回白画素を出力して
いる場合、今回は黒画素が出力される。即ち、適当な間
隔で孤立点が保存され縮小画像中に反映される。拡大装
置は、拡大変換しようとする注目画素の周辺にある画素
も考慮に入れる。周辺画素が中間調であれば、拡大画素
の白画素と黒画素を取り混ぜて表現する。これにより、
全体として中間調が強調され、高画質の縮小あるいは拡
大変換処理ができる。
合、まず4画素のうち黒画素がいくつあるかを計数す
る。一方、既に処理済みの出力信号のうち、例えば前々
回の信号を受け入れ、黒画素の計数結果から差し引く。
その値と所定の閾値とを比較して閾値以上ならば黒、閾
値以下ならば白の出力を得る。今回、孤立点が処理対象
となっている場合に、前々回黒画素を出力していれば処
理結果は白画素となり得るが、前々回白画素を出力して
いる場合、今回は黒画素が出力される。即ち、適当な間
隔で孤立点が保存され縮小画像中に反映される。拡大装
置は、拡大変換しようとする注目画素の周辺にある画素
も考慮に入れる。周辺画素が中間調であれば、拡大画素
の白画素と黒画素を取り混ぜて表現する。これにより、
全体として中間調が強調され、高画質の縮小あるいは拡
大変換処理ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。 〈縮小変換装置〉図1は、本発明の2値画像の縮小変換
装置実施例を示すブロック図である。図の装置は、2値
画像である原画像1を受け入れて、これを1/2縮小変
換し縮小画像6を得るものである。この装置は、黒画素
数計数部2と、減算処理部3と、出力処理部4と、信号
遅延部5を備えている。本発明の縮小変換装置は、原画
像のN×N画素を1画素に変換して、原画像を縦方向と
横方向にそれぞれ1/Nに縮小する機能を持つ。この図
の実施例では、4×4画素の原画像を1画素に変換して
縮小画像を得るようにしている。
明する。 〈縮小変換装置〉図1は、本発明の2値画像の縮小変換
装置実施例を示すブロック図である。図の装置は、2値
画像である原画像1を受け入れて、これを1/2縮小変
換し縮小画像6を得るものである。この装置は、黒画素
数計数部2と、減算処理部3と、出力処理部4と、信号
遅延部5を備えている。本発明の縮小変換装置は、原画
像のN×N画素を1画素に変換して、原画像を縦方向と
横方向にそれぞれ1/Nに縮小する機能を持つ。この図
の実施例では、4×4画素の原画像を1画素に変換して
縮小画像を得るようにしている。
【0010】具体的には、原画像を主走査方向に走査し
ながら2×2画素ずつ信号を取り出して、合計4個の画
素中に含まれる黒画素の数を計数する。この処理を黒画
素数計数部2が行う。原画像の各画素の座標を(p,
q)とし、縮小画像の各画素の座標を(i,j)とす
る。D(p,q)は原2値画像上の画素値、p=2×
m,q=2×nである。m,nは“0”または“1”の
値をとる。原画像の画素値は“0”または“1”の値を
とる。従って、*1式に示した黒画素の数S1(i,
j)の値は、“0”,“1”,“2”,“3”,“4”
のいずれかになる。減算処理部3は、信号遅延部5の出
力信号を黒画素数計数部2の出力信号から差し引いた値
を出力処理部4に向け出力する回路である。
ながら2×2画素ずつ信号を取り出して、合計4個の画
素中に含まれる黒画素の数を計数する。この処理を黒画
素数計数部2が行う。原画像の各画素の座標を(p,
q)とし、縮小画像の各画素の座標を(i,j)とす
る。D(p,q)は原2値画像上の画素値、p=2×
m,q=2×nである。m,nは“0”または“1”の
値をとる。原画像の画素値は“0”または“1”の値を
とる。従って、*1式に示した黒画素の数S1(i,
j)の値は、“0”,“1”,“2”,“3”,“4”
のいずれかになる。減算処理部3は、信号遅延部5の出
力信号を黒画素数計数部2の出力信号から差し引いた値
を出力処理部4に向け出力する回路である。
【0011】信号遅延部5は出力処理部4の出力した縮
小画像の画素列を1画素ずつ受け入れて遅延する手段
で、これによって、前々回出力した信号を減算処理部3
に送り込む構成になっている。例えば、前々回の出力信
号が黒画素であれば、“1”という値が減算処理部3に
向け出力される。また、黒画素数計数部2において計数
された黒画素の数が“3”であれば“3”という値が減
算処理部3に向け出力される。従って、減算処理部3は
“3”から“1”を差し引いた“2”という値を出力処
理部4に向け出力する。図の例では、信号遅延部5の出
力をT(i−N,j)とする。T(i−N,j)の初期
値、つまりT(−2,j),T(−1,j)は0とす
る。これにより、現処理画素の値T(i,j)を決定す
る際に、現処理画素のN個前の既処理画素であるT(i
−N,j)の値を参照することができる。
小画像の画素列を1画素ずつ受け入れて遅延する手段
で、これによって、前々回出力した信号を減算処理部3
に送り込む構成になっている。例えば、前々回の出力信
号が黒画素であれば、“1”という値が減算処理部3に
向け出力される。また、黒画素数計数部2において計数
された黒画素の数が“3”であれば“3”という値が減
算処理部3に向け出力される。従って、減算処理部3は
“3”から“1”を差し引いた“2”という値を出力処
理部4に向け出力する。図の例では、信号遅延部5の出
力をT(i−N,j)とする。T(i−N,j)の初期
値、つまりT(−2,j),T(−1,j)は0とす
る。これにより、現処理画素の値T(i,j)を決定す
る際に、現処理画素のN個前の既処理画素であるT(i
−N,j)の値を参照することができる。
【0012】一方、減算処理部3の出力は、P(i,
j)とする。減算処理部3は図1の*の2式に示すよう
な処理を行ってこの出力を得る。出力処理部4は減算処
理部3の処理を受け入れ、一定の閾値と比較してその閾
値を越えた場合には、縮小変換出力を黒画素とし、その
他の場合には白画素とする。具体的には、減算処理部3
の出力が図の*3式に示すように、“1”より大きい場
合には出力を黒とし、減算処理部3の出力がそれ以外の
場合即ち“0”の場合には、出力を白とする。
j)とする。減算処理部3は図1の*の2式に示すよう
な処理を行ってこの出力を得る。出力処理部4は減算処
理部3の処理を受け入れ、一定の閾値と比較してその閾
値を越えた場合には、縮小変換出力を黒画素とし、その
他の場合には白画素とする。具体的には、減算処理部3
の出力が図の*3式に示すように、“1”より大きい場
合には出力を黒とし、減算処理部3の出力がそれ以外の
場合即ち“0”の場合には、出力を白とする。
【0013】図2には、本発明の縮小変換装置の実際の
動作説明図を示す。上記のような機能を持つ本発明の装
置は、実際には原画像に対しこの図に示すような要領で
縮小変換処理を行い、縮小画像を得る。なお、この図2
の(a)〜(f)まで、それぞれその左側には原画像か
ら3回続けて取り出される4画素分の信号を示す。ま
た、図の右側には3回続けて出力される縮小画像の画素
を示す。それぞれ1番右側は今回処理する信号、中央は
前回、1番左は前々回処理した信号である。
動作説明図を示す。上記のような機能を持つ本発明の装
置は、実際には原画像に対しこの図に示すような要領で
縮小変換処理を行い、縮小画像を得る。なお、この図2
の(a)〜(f)まで、それぞれその左側には原画像か
ら3回続けて取り出される4画素分の信号を示す。ま
た、図の右側には3回続けて出力される縮小画像の画素
を示す。それぞれ1番右側は今回処理する信号、中央は
前回、1番左は前々回処理した信号である。
【0014】まず、(a)において、今回処理する信号
は4画素のうち1画素が黒となっている。この場合に、
図1に示す黒画素数計数部2の出力は“1”となる。一
方、信号遅延部5は、前々回処理した信号を減算処理部
3に出力する。前々回処理した信号は全て黒画素のた
め、その出力は黒である。従って、信号遅延部5はその
出力を“1”とする。減算処理部3は黒画素数計数部2
の出力した“1”という信号から信号遅延部5の出力す
る“1”という信号を差し引いて、出力処理部4に
“0”という値の信号を出力する。この場合には、出力
処理部4の閾値が“1”であるため出力信号は“0”と
なる。従って、今回は出力信号が白画素となる。
は4画素のうち1画素が黒となっている。この場合に、
図1に示す黒画素数計数部2の出力は“1”となる。一
方、信号遅延部5は、前々回処理した信号を減算処理部
3に出力する。前々回処理した信号は全て黒画素のた
め、その出力は黒である。従って、信号遅延部5はその
出力を“1”とする。減算処理部3は黒画素数計数部2
の出力した“1”という信号から信号遅延部5の出力す
る“1”という信号を差し引いて、出力処理部4に
“0”という値の信号を出力する。この場合には、出力
処理部4の閾値が“1”であるため出力信号は“0”と
なる。従って、今回は出力信号が白画素となる。
【0015】(b)の例は、今回4個の画素中2個の画
素が黒になっている。この場合には、同様の処理を行
い、減算処理部3の出力を得ると、その値は2−1即ち
“1”となる。従って、今回の出力は閾値の“1”と等
しいことから黒画素が得られる。(c)、(d)につい
ては、今回の黒画素数計数データが、いずれも“3”あ
るいは“4”となるため、出力は黒画素となる。
素が黒になっている。この場合には、同様の処理を行
い、減算処理部3の出力を得ると、その値は2−1即ち
“1”となる。従って、今回の出力は閾値の“1”と等
しいことから黒画素が得られる。(c)、(d)につい
ては、今回の黒画素数計数データが、いずれも“3”あ
るいは“4”となるため、出力は黒画素となる。
【0016】一方、(e)は(a)と同様、今回4画素
中1画素が黒画素であるのに対し、前々回も同様の内容
で、しかも(a)と同様の処理が行われた結果を示す。
即ち、(e)の出力側を見ると、前回も前々回も4画素
中1画素が黒画素であったにも関わらず、縮小画素は白
画素となっている。ところが、今回4画素中1画素が黒
画素であると、図1に示す黒画素数計数部2の出力は
“1”となる。一方、信号遅延部5の出力は“0”とな
る。減算処理部3は先に説明した演算を行い、“1”と
いう出力を得る。出力処理部4はこの値を閾値と比較す
る。これによって、図2(e)に示すように、今回の処
理結果が黒画素となる。従って、(e)の左側に示すよ
うに、4個の画素中1個の画素が黒画素といった中間調
濃度が続く場合に、多数決法によれば全て白画素になっ
てしまうが、本発明によれば数個毎に黒画素が出力さ
れ、中間調が生かされることになる。
中1画素が黒画素であるのに対し、前々回も同様の内容
で、しかも(a)と同様の処理が行われた結果を示す。
即ち、(e)の出力側を見ると、前回も前々回も4画素
中1画素が黒画素であったにも関わらず、縮小画素は白
画素となっている。ところが、今回4画素中1画素が黒
画素であると、図1に示す黒画素数計数部2の出力は
“1”となる。一方、信号遅延部5の出力は“0”とな
る。減算処理部3は先に説明した演算を行い、“1”と
いう出力を得る。出力処理部4はこの値を閾値と比較す
る。これによって、図2(e)に示すように、今回の処
理結果が黒画素となる。従って、(e)の左側に示すよ
うに、4個の画素中1個の画素が黒画素といった中間調
濃度が続く場合に、多数決法によれば全て白画素になっ
てしまうが、本発明によれば数個毎に黒画素が出力さ
れ、中間調が生かされることになる。
【0017】図2の(f)は、更に濃度の低い中間調を
示し、原画像の前回も前々回も全て白画素という例であ
る。今回は、4画素中1画素が黒画素となっている。こ
のような場合に、図1に示す回路で処理を行うと、やは
り減算処理部3には信号遅延部5から“0”、黒画素数
計数部2から“1”の信号が入力し、演算処理の結果、
出力は“1”となる。従って、(e)の例と同様、今回
の孤立した黒画素が縮小画像中にも黒画素として出力さ
れる。従って、このような孤立点が無視されることなく
縮小画像中に反映される。
示し、原画像の前回も前々回も全て白画素という例であ
る。今回は、4画素中1画素が黒画素となっている。こ
のような場合に、図1に示す回路で処理を行うと、やは
り減算処理部3には信号遅延部5から“0”、黒画素数
計数部2から“1”の信号が入力し、演算処理の結果、
出力は“1”となる。従って、(e)の例と同様、今回
の孤立した黒画素が縮小画像中にも黒画素として出力さ
れる。従って、このような孤立点が無視されることなく
縮小画像中に反映される。
【0018】図3には、具体的な原画像データの例を示
す。この図に示すような原画像データD(p,q)は、
図1に示す黒画素数計数部2に入力するものとする。図
4には、図3に示すような信号が入力した場合の縮小変
換装置各部の信号説明図を示す。(a)は黒画素数計数
部2の出力、(b)は信号遅延部5の出力、(c)は減
算処理部3の出力、(d)は出力処理部4の出力を表
す。即ち、上記の装置では図3に示すような信号が縮小
変換されて、図4(a)に示すような画像となる。
す。この図に示すような原画像データD(p,q)は、
図1に示す黒画素数計数部2に入力するものとする。図
4には、図3に示すような信号が入力した場合の縮小変
換装置各部の信号説明図を示す。(a)は黒画素数計数
部2の出力、(b)は信号遅延部5の出力、(c)は減
算処理部3の出力、(d)は出力処理部4の出力を表
す。即ち、上記の装置では図3に示すような信号が縮小
変換されて、図4(a)に示すような画像となる。
【0019】〈拡大変換装置〉図5に、本発明の拡大変
換装置実施例ブロック図を示す。上記のような縮小変換
装置によれば、例えば400dpiの解像度を持つ原画
像を200dpiの解像度に縮小しプリンタ等に出力す
ることができる。一方、原画像を伝送路を介して送信す
る場合に、伝送路の負荷を軽減させるために信号を圧縮
することがある。また、記憶装置に原画像のデータを格
納しようとする場合に、その記憶容量を少なくして記憶
装置を有効に使いたい場合がある。このような記憶を行
ったとき、再び元の画質の原画像を得ようとすれば、こ
れを拡大変換して復元することが必要になる。図5に示
した拡大変換装置はこのような目的に使用される。
換装置実施例ブロック図を示す。上記のような縮小変換
装置によれば、例えば400dpiの解像度を持つ原画
像を200dpiの解像度に縮小しプリンタ等に出力す
ることができる。一方、原画像を伝送路を介して送信す
る場合に、伝送路の負荷を軽減させるために信号を圧縮
することがある。また、記憶装置に原画像のデータを格
納しようとする場合に、その記憶容量を少なくして記憶
装置を有効に使いたい場合がある。このような記憶を行
ったとき、再び元の画質の原画像を得ようとすれば、こ
れを拡大変換して復元することが必要になる。図5に示
した拡大変換装置はこのような目的に使用される。
【0020】即ち、図の装置は、縮小画像6を受け入れ
拡大画像10を得るために、伝送路7から受け入れた縮
小画像を処理する周辺画素計数部8と黒画素数選択部9
とから構成されている。この伝送路7からは図1に示し
た回路の出力が得られるものとする。周辺画素計数部8
は、拡大の対象となる着目画素の周辺の画素を着目画素
と共に受け入れて、黒画素数を計数する部分である。そ
の演算式を図の*5に示した(i,j)は入力した縮小
画像の各画素の座標を示し、m,nは“0”または
“1”を示す記号である。黒画素数選択部9は、この周
辺画素計数部8の出力を受け入れて、出力する拡大画像
の画素数を決定する部分である。具体的には先に図1を
用いて説明した装置と逆方向の変換を行う。本発明の装
置はこのような場合に、中間調の画像の画質を落とさな
いように処理する工夫がされている。
拡大画像10を得るために、伝送路7から受け入れた縮
小画像を処理する周辺画素計数部8と黒画素数選択部9
とから構成されている。この伝送路7からは図1に示し
た回路の出力が得られるものとする。周辺画素計数部8
は、拡大の対象となる着目画素の周辺の画素を着目画素
と共に受け入れて、黒画素数を計数する部分である。そ
の演算式を図の*5に示した(i,j)は入力した縮小
画像の各画素の座標を示し、m,nは“0”または
“1”を示す記号である。黒画素数選択部9は、この周
辺画素計数部8の出力を受け入れて、出力する拡大画像
の画素数を決定する部分である。具体的には先に図1を
用いて説明した装置と逆方向の変換を行う。本発明の装
置はこのような場合に、中間調の画像の画質を落とさな
いように処理する工夫がされている。
【0021】図6には、図5に示した本発明の拡大変換
装置の動作説明図を示す。(a)〜(d)は、それぞれ
左側に拡大前の信号を示し、右側に拡大後の信号を示し
ている。この(a)〜(d)は、いずれも拡大の対象と
なる注目画素が黒画素の例を示している。上記の黒画素
数選択部9は、以下のようにして拡大後の画素の内容を
決定する。 (a)S2(i,j)=0の場合: M1(k)=「白」 M1(k+1)=「白」 M2(k)=「白」 M2(k+1)=「白」 (b)S2(i,j)=1またはS2(i,j)=2の
場合: M1(k)=T(i,j) M1(k+1)=「白」 M2(k)=「白」 M2(k+1)=T(i,j) (c)S2(i,j)=3の場合: M1(k)=T(i,j) M1(k+1)=T(i,j) M2(k)=「白」 M2(k+1)=T(i,j) (d)S2(i,j)=4の場合: M1(k)=T(i,j) M1(k+1)=T(i,j) M2(k)=T(i,j) M2(k+1)=T(i,j)
装置の動作説明図を示す。(a)〜(d)は、それぞれ
左側に拡大前の信号を示し、右側に拡大後の信号を示し
ている。この(a)〜(d)は、いずれも拡大の対象と
なる注目画素が黒画素の例を示している。上記の黒画素
数選択部9は、以下のようにして拡大後の画素の内容を
決定する。 (a)S2(i,j)=0の場合: M1(k)=「白」 M1(k+1)=「白」 M2(k)=「白」 M2(k+1)=「白」 (b)S2(i,j)=1またはS2(i,j)=2の
場合: M1(k)=T(i,j) M1(k+1)=「白」 M2(k)=「白」 M2(k+1)=T(i,j) (c)S2(i,j)=3の場合: M1(k)=T(i,j) M1(k+1)=T(i,j) M2(k)=「白」 M2(k+1)=T(i,j) (d)S2(i,j)=4の場合: M1(k)=T(i,j) M1(k+1)=T(i,j) M2(k)=T(i,j) M2(k+1)=T(i,j)
【0022】上記の(a)〜(d)のケースは、図6に
示した(a)〜(d)の例と対応させている。即ち、例
えば図6(a)において、注目画素が黒画素であってそ
の周辺画素が全て白画素の場合には、図5に示す黒画素
数選択部9は拡大後の4個の画素を全て“0”とする。
また、(b)に示すように、周辺画素のうちいずれか1
つが黒画素の場合に、注目画素が黒画素であっても拡大
された画素の2個が黒画素、残りの画素が白画素である
ようにする。なお、拡大された2個の黒画素はどのよう
に配置されてもよいが、中間調を表現する場合にできる
だけ肉眼で目立たないような配列としたい。そこで、肉
眼で比較的配列が目立たない斜め方向の黒画素配列とし
た。(c)は3個の周辺画素のうち2個が黒画素である
場合の例を示す。この出力は(b)の場合と同様とし
た。一方、(d)に示す周辺画素が全て黒画素の場合に
は、注目画素が黒画素の場合に拡大後の画素も全て黒画
素とする。この(a)〜(d)を見て分かるように、本
発明の拡大変換装置は、画像を拡大する場合には中間調
を十分に意識し、これを強調するように動作する。
示した(a)〜(d)の例と対応させている。即ち、例
えば図6(a)において、注目画素が黒画素であってそ
の周辺画素が全て白画素の場合には、図5に示す黒画素
数選択部9は拡大後の4個の画素を全て“0”とする。
また、(b)に示すように、周辺画素のうちいずれか1
つが黒画素の場合に、注目画素が黒画素であっても拡大
された画素の2個が黒画素、残りの画素が白画素である
ようにする。なお、拡大された2個の黒画素はどのよう
に配置されてもよいが、中間調を表現する場合にできる
だけ肉眼で目立たないような配列としたい。そこで、肉
眼で比較的配列が目立たない斜め方向の黒画素配列とし
た。(c)は3個の周辺画素のうち2個が黒画素である
場合の例を示す。この出力は(b)の場合と同様とし
た。一方、(d)に示す周辺画素が全て黒画素の場合に
は、注目画素が黒画素の場合に拡大後の画素も全て黒画
素とする。この(a)〜(d)を見て分かるように、本
発明の拡大変換装置は、画像を拡大する場合には中間調
を十分に意識し、これを強調するように動作する。
【0023】なお、注目画素が白画素の場合には、いず
れの場合にも全て白画素となる。従って、図6にはこの
例の図示を省略した。図7には、拡大変換装置の具体的
な入出力信号説明図を示す。(a)は入力する縮小画
像、(b)は出力される拡大画像である。なお、周辺の
*印は未処理のデータである。
れの場合にも全て白画素となる。従って、図6にはこの
例の図示を省略した。図7には、拡大変換装置の具体的
な入出力信号説明図を示す。(a)は入力する縮小画
像、(b)は出力される拡大画像である。なお、周辺の
*印は未処理のデータである。
【0024】〈縮小拡大変換装置〉以上により、図1に
示した縮小変換装置と図5に示した拡大変換装置とを組
み合わせて信号を圧縮し伝送し、再び拡大して復元する
装置を得ることができる。図8には、そのような装置の
ブロック図を示した。この装置は、黒画素数計数部2
と、減算処理部3と、出力処理部4と、信号遅延部5
と、伝送路7、周辺画素計数部8、黒画素数選択部9か
ら構成されている。各回路ブロックは、図1に示した装
置あるいは図5に示した装置と同一の機能のものを使用
する。従って、同一部分には同一符号を付し、重複する
説明は省略する。このような装置によって黒画素数計数
部2から入力した入力信号は一旦縮小され、伝送路7を
介して任意の場所に送り込まれ、再び復元されて出力信
号を得る。
示した縮小変換装置と図5に示した拡大変換装置とを組
み合わせて信号を圧縮し伝送し、再び拡大して復元する
装置を得ることができる。図8には、そのような装置の
ブロック図を示した。この装置は、黒画素数計数部2
と、減算処理部3と、出力処理部4と、信号遅延部5
と、伝送路7、周辺画素計数部8、黒画素数選択部9か
ら構成されている。各回路ブロックは、図1に示した装
置あるいは図5に示した装置と同一の機能のものを使用
する。従って、同一部分には同一符号を付し、重複する
説明は省略する。このような装置によって黒画素数計数
部2から入力した入力信号は一旦縮小され、伝送路7を
介して任意の場所に送り込まれ、再び復元されて出力信
号を得る。
【0025】〈具体的な画像処理の結果〉図9と、図1
0及び図11を用いて、本発明の縮小変換装置による具
体的な使用例を説明する。図9は、本発明の装置にる処
理対象とされた2値入力画像を示す。この写真は解像度
600dpiで面積階調表現された多値画像である。こ
のような画像を図1に示した装置により処理した場合、
図10に示したような内容となる。一方、図11には、
従来の多数決法で縮小変換を行った画像を示す。この図
11の比較例と図10に示す画像を比べると、比較例の
場合、疑似中間調領域の細かい孤立点が抜けてしまい、
表現できる疑似階調数が少なくなっていることが分か
る。これに対して、本発明の場合は、縮小変換後の2値
画像において、線情報即ち輪郭を示す情報がよく保た
れ、更に中間調領域例えば顔の凹凸部分で疑似階調がよ
く保存され、より自然に近い画像となっている。
0及び図11を用いて、本発明の縮小変換装置による具
体的な使用例を説明する。図9は、本発明の装置にる処
理対象とされた2値入力画像を示す。この写真は解像度
600dpiで面積階調表現された多値画像である。こ
のような画像を図1に示した装置により処理した場合、
図10に示したような内容となる。一方、図11には、
従来の多数決法で縮小変換を行った画像を示す。この図
11の比較例と図10に示す画像を比べると、比較例の
場合、疑似中間調領域の細かい孤立点が抜けてしまい、
表現できる疑似階調数が少なくなっていることが分か
る。これに対して、本発明の場合は、縮小変換後の2値
画像において、線情報即ち輪郭を示す情報がよく保た
れ、更に中間調領域例えば顔の凹凸部分で疑似階調がよ
く保存され、より自然に近い画像となっている。
【0026】図12及び図13では、本発明の縮小拡大
変換装置の具体的な使用例を説明する。図12は、本発
明による縮小率4倍の画像で、図9に示す入力信号を一
旦先に説明した要領で1/4に圧縮し再び拡大して元の
解像度を得た出力である。一方、図13には、従来の圧
縮拡大処理でよく利用されるMMR(Modified Modified
READ)法による出力結果を示した。なお、MMR法で
は、連続した白画素や黒画素に着目して圧縮処理するた
め、実際には中間調画像のように孤立点の多い画像は圧
縮率を多くとることができない。従って、例えばこの図
13に示したように、図9に示した入力画像では、縮小
率0.7倍が限界となっている。これを再び拡大して図
13のような出力を得た。図12と図13の画像を比較
した場合に、本発明の場合、解像度や階調特性の劣化が
極めて少なく、高画質の圧縮復元が可能なことが分か
る。
変換装置の具体的な使用例を説明する。図12は、本発
明による縮小率4倍の画像で、図9に示す入力信号を一
旦先に説明した要領で1/4に圧縮し再び拡大して元の
解像度を得た出力である。一方、図13には、従来の圧
縮拡大処理でよく利用されるMMR(Modified Modified
READ)法による出力結果を示した。なお、MMR法で
は、連続した白画素や黒画素に着目して圧縮処理するた
め、実際には中間調画像のように孤立点の多い画像は圧
縮率を多くとることができない。従って、例えばこの図
13に示したように、図9に示した入力画像では、縮小
率0.7倍が限界となっている。これを再び拡大して図
13のような出力を得た。図12と図13の画像を比較
した場合に、本発明の場合、解像度や階調特性の劣化が
極めて少なく、高画質の圧縮復元が可能なことが分か
る。
【0027】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例では、2×2画素を1画素に縮小する例を示し
たが、原画像をN×N画素とし、どのような縮小率であ
っても差し支えない。また、既に縮小変換されて出力さ
れた画素列を受け入れ、これを遅延して減算処理に利用
する場合に、その遅延は前々回のものに限定されない。
即ち、原画像の種類や各種の条件に応じて適切な遅延量
を選択すればよい。また、縮小拡大変換装置の一方のみ
に、本発明の縮小変換装置あるいは拡大変換装置を使用
するようにしても差し支えない。従って、例えば拡大変
換装置としてよく知られたCCIT勧告の算術符号器Q
Mコーダ等を併用しても差し支えない。
記実施例では、2×2画素を1画素に縮小する例を示し
たが、原画像をN×N画素とし、どのような縮小率であ
っても差し支えない。また、既に縮小変換されて出力さ
れた画素列を受け入れ、これを遅延して減算処理に利用
する場合に、その遅延は前々回のものに限定されない。
即ち、原画像の種類や各種の条件に応じて適切な遅延量
を選択すればよい。また、縮小拡大変換装置の一方のみ
に、本発明の縮小変換装置あるいは拡大変換装置を使用
するようにしても差し支えない。従って、例えば拡大変
換装置としてよく知られたCCIT勧告の算術符号器Q
Mコーダ等を併用しても差し支えない。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明の2値画像の縮小変
換装置によれば、疑似中間調を含む2値の入力画像を縮
小する場合に、原画像のN×N画素の画素群に含まれる
黒画素の数を、既に縮小変換されて出力された信号を差
し引いた上で一定の閾値と比較し、閾値を越えた場合に
縮小変換出力を黒画素とし、その他の場合には白画素と
するようにしたので、中間調表現に用いられる孤立した
黒画素を多数決法のように一律白画素にしてしまうこと
なく、縮小後も高画質の中間調表現が可能となる。ま
た、本発明の拡大変換装置は、原画像の着目画素の周辺
に存在する黒画素の数を計数し、その黒画素の数が少な
いほど出力画素に白画素を多く含めるようにしたので、
出力画像の中間調が強調され、より自然な高画質の拡大
変換が可能となる。
換装置によれば、疑似中間調を含む2値の入力画像を縮
小する場合に、原画像のN×N画素の画素群に含まれる
黒画素の数を、既に縮小変換されて出力された信号を差
し引いた上で一定の閾値と比較し、閾値を越えた場合に
縮小変換出力を黒画素とし、その他の場合には白画素と
するようにしたので、中間調表現に用いられる孤立した
黒画素を多数決法のように一律白画素にしてしまうこと
なく、縮小後も高画質の中間調表現が可能となる。ま
た、本発明の拡大変換装置は、原画像の着目画素の周辺
に存在する黒画素の数を計数し、その黒画素の数が少な
いほど出力画素に白画素を多く含めるようにしたので、
出力画像の中間調が強調され、より自然な高画質の拡大
変換が可能となる。
【0029】本発明の縮小拡大変換装置は、上記のよう
な縮小変換装置と拡大変換装置とを組み合わせ、画像を
一旦圧縮し再び復元するようにしたので、原画像の疑似
中間調を生かしたより忠実な出力を得ることができる。
以上により、いずれの場合にもテクスチャの少ない高画
質の中間調画像処理が可能となる。
な縮小変換装置と拡大変換装置とを組み合わせ、画像を
一旦圧縮し再び復元するようにしたので、原画像の疑似
中間調を生かしたより忠実な出力を得ることができる。
以上により、いずれの場合にもテクスチャの少ない高画
質の中間調画像処理が可能となる。
【図1】本発明の縮小変換装置実施例を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の縮小変換装置動作説明図である。
【図3】原画像データの例説明図である。
【図4】縮小変換装置各部の信号説明図である。
【図5】本発明の拡大変換装置実施例ブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の拡大変換装置動作説明図である。
【図7】拡大変換装置の入出力信号説明図である。
【図8】本発明の縮小拡大変換装置実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】2値入力画像説明図である。
【図10】本発明による縮小画像説明図である。
【図11】比較例の縮小画像説明図である。
【図12】本発明による縮小率4倍の画像説明図であ
る。
る。
【図13】比較例による縮小率0.7倍の画像説明図で
ある。
ある。
1 原画像 2 黒画素数計数部 3 減算処理部 4 出力処理部 5 信号遅延部 6 縮小画像
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縮小変換装置実施例を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の縮小変換装置動作説明図である。
【図3】原画像データの例説明図である。
【図4】縮小変換装置各部の信号説明図である。
【図5】本発明の拡大変換装置実施例ブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の拡大変換装置動作説明図である。
【図7】拡大変換装置の入出力信号説明図である。
【図8】本発明の縮小拡大変換装置実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】2値中間調入力画像の写真である。
【図10】本発明による装置で処理した中間調出力画像
である。
である。
【図11】比較例の装置による縮小中間調出力画像であ
る。
る。
【図12】本発明による装置で処理した縮小率4倍の中
間調出力画像である。
間調出力画像である。
【図13】比較例による縮小率0.7倍の中間調出力画
像である。
像である。
【符号の説明】 1 原画像 2 黒画素数計数部 3 減算処理部 4 出力処理部 5 信号遅延部 6 縮小画像
Claims (3)
- 【請求項1】 原画像のN×N画素を1画素に変換し
て、原画像をN分の1に縮小するものにおいて、 原画像を所定の方向に走査しながら、N×N画素ずつ取
り出して、その画素群中に含まれる黒画素の数を計数す
る黒画素数計数部と、 既に縮小変換されて出力された画素列を受け入れて所定
時間遅延させて出力する信号遅延部と、 前記黒画素数計数部の出力と前記信号遅延部の出力とを
受け入れて、前記黒画素数計数部の出力から前記信号遅
延部の出力を差し引く減算処理部と、 この減算処理部の出力を所定の閾値と比較して、その閾
値を越えた場合には縮小変換出力を黒画素とし、その他
の場合には白画素とする出力処理部を備えたことを特徴
とする2値画像の縮小変換装置。 - 【請求項2】 原画像の1画素をN×N画素に変換し
て、原画像をN倍に拡大するものにおいて、 原画像を所定の方向に走査しながら、1画素ずつ取り出
すとともに、その画素が黒画素の場合には、その画素の
周辺に存在する黒画素の数を計数する周辺画素数計数部
と、 この周辺画素数計数部の出力を受け入れて、周辺に存在
する黒画素の数が少ない程、N×N画素に白画素を多く
含める黒画素数選択部とを備えたことを特徴とする2値
画像の拡大変換装置。 - 【請求項3】 原画像のN×N画素を1画素に変換し
て、原画像をN分の1に縮小する縮小変換装置が、 原画像を所定の方向に走査しながら、N×N画素ずつ取
り出して、その画素群中に含まれる黒画素の数を計数す
る黒画素数計数部と、 既に縮小変換されて出力された画素列を受け入れて所定
時間遅延させて出力する信号遅延部と、 前記黒画素数計数部の出力と前記信号遅延部の出力とを
受け入れて、前記黒画素数計数部の出力から前記信号遅
延部の出力を差し引く減算処理部と、 この減算処理部の出力を所定の閾値と比較して、その閾
値を越えた場合には縮小変換出力を黒画素とし、その他
の場合には白画素とする出力処理部を備え、 この縮小変換装置の出力を伝送路を介して受け入れ、原
画像の1画素をN×N画素に変換して、原画像をN倍に
拡大する拡大変換装置は、 原画像を所定の方向に走査しながら、1画素ずつ取り出
すとともに、その画素が黒画素の場合には、その画素の
周辺に存在する黒画素の数を計数する周辺画素数計数部
と、 この周辺画素数計数部の出力を受け入れて、周辺に存在
する黒画素の数が少ない程、N×N画素に白画素を多く
含める黒画素数選択部とを備えたことを特徴とする2値
画像の縮小拡大変換装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164687A JPH08336043A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置 |
| US08/646,161 US5682251A (en) | 1995-06-07 | 1996-05-07 | Bilevel image reducing and enlarging methods and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164687A JPH08336043A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08336043A true JPH08336043A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15797952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7164687A Pending JPH08336043A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 2値画像の縮小変換装置及び拡大変換装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5682251A (ja) |
| JP (1) | JPH08336043A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014056342A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6650793B1 (en) * | 2000-03-31 | 2003-11-18 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | Multiple data manipulation algorithms for text quality enhancement |
| JP6978205B2 (ja) * | 2017-01-17 | 2021-12-08 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷制御装置、ラスタデータ生成方法、および、ラスタデータ生成プログラム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4266249A (en) * | 1978-09-19 | 1981-05-05 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Digital encoder for facsimile transmission |
| JP2543267B2 (ja) * | 1990-11-21 | 1996-10-16 | 松下電送株式会社 | 画像縮小装置と画像表示装置 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP7164687A patent/JPH08336043A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-07 US US08/646,161 patent/US5682251A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014056342A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5682251A (en) | 1997-10-28 |
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