JPH08336357A - 氷菓子の製造方法 - Google Patents
氷菓子の製造方法Info
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- JPH08336357A JPH08336357A JP14753095A JP14753095A JPH08336357A JP H08336357 A JPH08336357 A JP H08336357A JP 14753095 A JP14753095 A JP 14753095A JP 14753095 A JP14753095 A JP 14753095A JP H08336357 A JPH08336357 A JP H08336357A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、清酒の製造過程で生成された酒粕
の有効利用に適した氷菓子の製造方法に関し、酒類を主
材料として利用できるようにして、更には、酒粕自体を
アイスクリーム類等の主材料として有効利用できるよう
にすることを目的とする。 【構成】 酒粕に水分を加えて混ぜ合わせる第1工程A
2と、第1工程A2で生成された材料に風味付け材料を
混入させる第2工程A3と、第2工程A3で生成された
材料を凍結させる第3工程A4とから構成する。
の有効利用に適した氷菓子の製造方法に関し、酒類を主
材料として利用できるようにして、更には、酒粕自体を
アイスクリーム類等の主材料として有効利用できるよう
にすることを目的とする。 【構成】 酒粕に水分を加えて混ぜ合わせる第1工程A
2と、第1工程A2で生成された材料に風味付け材料を
混入させる第2工程A3と、第2工程A3で生成された
材料を凍結させる第3工程A4とから構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、氷菓子の製造方法に関
し、特に、清酒の製造過程で生成された酒粕の有効利用
に適した、氷菓子の製造方法に関する。
し、特に、清酒の製造過程で生成された酒粕の有効利用
に適した、氷菓子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アイスクリーム又はシャーベット
等の氷菓子類の消費が高まっており、これらの氷菓子類
の種類も増加している。このような氷菓子類は、単なる
嗜好品としてだけではなく様々な栄養価を含んだ食品と
しても位置づけることができる。特に、アイスクリーム
類の場合には卵や牛乳を主材料としており、栄養価の高
い食品である。
等の氷菓子類の消費が高まっており、これらの氷菓子類
の種類も増加している。このような氷菓子類は、単なる
嗜好品としてだけではなく様々な栄養価を含んだ食品と
しても位置づけることができる。特に、アイスクリーム
類の場合には卵や牛乳を主材料としており、栄養価の高
い食品である。
【0003】アイスクリーム類には、卵をベースとした
もの,牛乳をベースとしたもの,牛乳とクリームとをベ
ースとしたものがあるが、いずれの場合も、砂糖等の糖
類で糖度を調整し、バニラ等の香料で風味を調整しなが
ら、これらの材料を適当にミキシング・ホイップした
後、フリージングすることで製造することができる。と
ころで、アイスクリーム類やシャーベット類の中には、
ラム酒やブランデーやワイン等の酒類を添加して、これ
らの酒類の風味を生かするようしたものも製造されてい
るが、これらの酒類は、風味付けのために分量的には僅
かに添加されるものでアイスクリーム類やシャーベット
類の主材料となるものではない。
もの,牛乳をベースとしたもの,牛乳とクリームとをベ
ースとしたものがあるが、いずれの場合も、砂糖等の糖
類で糖度を調整し、バニラ等の香料で風味を調整しなが
ら、これらの材料を適当にミキシング・ホイップした
後、フリージングすることで製造することができる。と
ころで、アイスクリーム類やシャーベット類の中には、
ラム酒やブランデーやワイン等の酒類を添加して、これ
らの酒類の風味を生かするようしたものも製造されてい
るが、これらの酒類は、風味付けのために分量的には僅
かに添加されるものでアイスクリーム類やシャーベット
類の主材料となるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆる凍
結酒と称されるような凍結された清酒(日本酒)が商品
化されているが、これは単に清酒自体を容器のまま冷凍
庫に凍らせたもので、シャーベット類には近いが、味自
体は清酒そのものである。そこで、さまざまな食品が開
発されるなかで、上述のような酒類を主材料とするアイ
スクリーム類やシャーベット類、つまり、酒類を主材料
としながら氷菓子としての甘味をそなえた食品の開発も
考えられる。
結酒と称されるような凍結された清酒(日本酒)が商品
化されているが、これは単に清酒自体を容器のまま冷凍
庫に凍らせたもので、シャーベット類には近いが、味自
体は清酒そのものである。そこで、さまざまな食品が開
発されるなかで、上述のような酒類を主材料とするアイ
スクリーム類やシャーベット類、つまり、酒類を主材料
としながら氷菓子としての甘味をそなえた食品の開発も
考えられる。
【0005】一方、清酒については、アイスクリーム類
(アイスクリーム状の氷菓子)やシャーベット類(シャ
ーベット状の氷菓子)の材料としては特に着目されては
いない。ところで、この清酒の製造過程では、酒粕が生
成されるが、この酒粕は、数々の栄養分を含んでおり、
粕漬け等の食品加工に利用されたりしている。しかしな
がら、食味の点等に起因してか酒粕自体の食品としての
需要は低く、清酒製造過程で発生する酒粕を処理しきる
ほどの需要には至っていない。この結果、発生する酒粕
の多くは一種の産業廃棄物として処理されているのが現
状である。
(アイスクリーム状の氷菓子)やシャーベット類(シャ
ーベット状の氷菓子)の材料としては特に着目されては
いない。ところで、この清酒の製造過程では、酒粕が生
成されるが、この酒粕は、数々の栄養分を含んでおり、
粕漬け等の食品加工に利用されたりしている。しかしな
がら、食味の点等に起因してか酒粕自体の食品としての
需要は低く、清酒製造過程で発生する酒粕を処理しきる
ほどの需要には至っていない。この結果、発生する酒粕
の多くは一種の産業廃棄物として処理されているのが現
状である。
【0006】そこで、このような酒粕を有効利用しうる
用途の開発が期待されている。そして、酒粕の有効利用
の一つとして、酒粕を上述のようなアイスクリーム類等
の主材料とすることが考えられる。しかしながら、酒粕
にはいわゆる「粕臭さ」があり、これが食味の妨げとな
るためか、一般には、酒粕の分量を多くするほどアイス
クリーム類としてのうま味を損ないやすく、例えば酒粕
をアイスクリームの分量を増加させるの補助材料(増添
材)として添加することは考えられるものの、酒粕自体
をアイスクリーム類等の主材料として、商品性の高いも
のを作るのは困難である。
用途の開発が期待されている。そして、酒粕の有効利用
の一つとして、酒粕を上述のようなアイスクリーム類等
の主材料とすることが考えられる。しかしながら、酒粕
にはいわゆる「粕臭さ」があり、これが食味の妨げとな
るためか、一般には、酒粕の分量を多くするほどアイス
クリーム類としてのうま味を損ないやすく、例えば酒粕
をアイスクリームの分量を増加させるの補助材料(増添
材)として添加することは考えられるものの、酒粕自体
をアイスクリーム類等の主材料として、商品性の高いも
のを作るのは困難である。
【0007】また、酒粕に限らず、そのほかの酒類を主
原料とするシャーベット類についての開発も考えられ
る。本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、酒
類を主材料として利用できるようにすること、更には、
酒粕自体をアイスクリーム類の主材料として有効利用で
きるようにした、氷菓子の製造方法を提供することを目
的とする。
原料とするシャーベット類についての開発も考えられ
る。本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、酒
類を主材料として利用できるようにすること、更には、
酒粕自体をアイスクリーム類の主材料として有効利用で
きるようにした、氷菓子の製造方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の氷菓子の製造方法は、酒粕に水分を加えて混
ぜ合わせる第1工程と、該第1工程で生成された材料に
風味付け材料を混入させる第2工程と、該第2工程で生
成された材料を凍結させる第3工程とからなることを特
徴としている。
の本発明の氷菓子の製造方法は、酒粕に水分を加えて混
ぜ合わせる第1工程と、該第1工程で生成された材料に
風味付け材料を混入させる第2工程と、該第2工程で生
成された材料を凍結させる第3工程とからなることを特
徴としている。
【0009】請求項2記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1記載の構成において、該第1工程で使用す
る酒粕が、清酒の製造における醪の濾過過程で生成され
た直後の酒粕が使用されることを特徴としている。請求
項3記載の本発明の氷菓子の製造方法は、請求項1記載
の構成において、該第1工程で使用する酒粕が、清酒の
製造における醪の濾過過程で生成された直後の酒粕を冷
凍したものが使用されることを特徴としている。
は、請求項1記載の構成において、該第1工程で使用す
る酒粕が、清酒の製造における醪の濾過過程で生成され
た直後の酒粕が使用されることを特徴としている。請求
項3記載の本発明の氷菓子の製造方法は、請求項1記載
の構成において、該第1工程で使用する酒粕が、清酒の
製造における醪の濾過過程で生成された直後の酒粕を冷
凍したものが使用されることを特徴としている。
【0010】請求項4記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項3記載の構成において、該第1工程で、該酒
粕に混ぜ合わせる該水分として、所要温度の湯が使用さ
れることを特徴としている。請求項5記載の本発明の氷
菓子の製造方法は、請求項1〜4のいずれかに記載の構
成において、該第1工程で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わせ
る該水分との分量比がほぼ1:2に設定されていること
を特徴としている。
は、請求項3記載の構成において、該第1工程で、該酒
粕に混ぜ合わせる該水分として、所要温度の湯が使用さ
れることを特徴としている。請求項5記載の本発明の氷
菓子の製造方法は、請求項1〜4のいずれかに記載の構
成において、該第1工程で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わせ
る該水分との分量比がほぼ1:2に設定されていること
を特徴としている。
【0011】請求項6記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、該
第1工程に、該酒粕と該水分との混合材料を高速攪拌す
る工程が含まれていることを特徴としている。請求項7
記載の本発明の氷菓子の製造方法は、請求項6記載の構
成において、該第1工程に、該高速攪拌の後の材料を裏
ごしする工程が含まれていることを特徴としている。
は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、該
第1工程に、該酒粕と該水分との混合材料を高速攪拌す
る工程が含まれていることを特徴としている。請求項7
記載の本発明の氷菓子の製造方法は、請求項6記載の構
成において、該第1工程に、該高速攪拌の後の材料を裏
ごしする工程が含まれていることを特徴としている。
【0012】請求項8記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1〜7のいずれかに記載の構成において、該
第2工程で、該風味付け材料として清酒が用いられるこ
とを特徴としている。請求項9記載の本発明の氷菓子の
製造方法は、請求項1〜8のいずれかに記載の構成にお
いて、該第2工程に、材料に糖分を添加する工程と、糖
度を調整すべく水分を混入する工程とが含まれているこ
とを特徴としている。請求項10記載の本発明の氷菓子
の製造方法は、請求項9記載の構成において、該第2工
程で、該糖度を20〜25度程度に調整されることを特
徴としている。
は、請求項1〜7のいずれかに記載の構成において、該
第2工程で、該風味付け材料として清酒が用いられるこ
とを特徴としている。請求項9記載の本発明の氷菓子の
製造方法は、請求項1〜8のいずれかに記載の構成にお
いて、該第2工程に、材料に糖分を添加する工程と、糖
度を調整すべく水分を混入する工程とが含まれているこ
とを特徴としている。請求項10記載の本発明の氷菓子
の製造方法は、請求項9記載の構成において、該第2工
程で、該糖度を20〜25度程度に調整されることを特
徴としている。
【0013】請求項11記載の本発明の氷菓子の製造方
法は、酒類に糖分を混合する第1工程と、該第1工程で
生成された材料に果汁および水を加入してホイップする
第2工程と、該第2工程で生成された材料を凍結させる
第3工程とからなることを特徴としている。
法は、酒類に糖分を混合する第1工程と、該第1工程で
生成された材料に果汁および水を加入してホイップする
第2工程と、該第2工程で生成された材料を凍結させる
第3工程とからなることを特徴としている。
【0014】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の氷菓子の製造方
法では、まず、第1工程で、酒粕に水分を加えて混ぜ合
わせ、次の第2工程で、該第1工程で生成された材料に
風味付け材料を混入させ、次の第3工程で、該第2工程
で生成された材料を凍結させる。
法では、まず、第1工程で、酒粕に水分を加えて混ぜ合
わせ、次の第2工程で、該第1工程で生成された材料に
風味付け材料を混入させ、次の第3工程で、該第2工程
で生成された材料を凍結させる。
【0015】上述の請求項2記載の本発明の氷菓子の製
造方法では、該第1工程で、清酒の製造における醪の濾
過過程で生成された直後の酒粕を使用するので、製造し
ようとする氷菓子の味や風味を向上させることができ
る。つまり、生成直後の酒粕中には、アルコールや炭酸
ガスが含有されるが、生成後時間経過とともにこれらの
アルコール分や炭酸ガスが減少していくとともに、雑菌
等の微生物が繁殖しやすくなり、いわゆる「粕臭さ」が
生じてきて風味が劣化する。
造方法では、該第1工程で、清酒の製造における醪の濾
過過程で生成された直後の酒粕を使用するので、製造し
ようとする氷菓子の味や風味を向上させることができ
る。つまり、生成直後の酒粕中には、アルコールや炭酸
ガスが含有されるが、生成後時間経過とともにこれらの
アルコール分や炭酸ガスが減少していくとともに、雑菌
等の微生物が繁殖しやすくなり、いわゆる「粕臭さ」が
生じてきて風味が劣化する。
【0016】したがって、生成直後の酒粕を用いること
で、酒粕中に十分なアルコールや炭酸ガスが含有され、
これらのアルコールや炭酸ガスが氷菓子の材料に含有さ
れることになり氷菓子の風味を向上させるほか、舌へ適
度な刺激を与えることになる。また、雑菌等の微生物の
繁殖も少ないので、「粕臭さ」が生じにくくなる。上述
の請求項3記載の本発明の氷菓子の製造方法では、該第
1工程で、生成された直後の酒粕を冷凍したものが使用
されるため、請求項2の場合と同様に、使用する酒粕中
に十分なアルコールや炭酸ガスが含有されるので、アル
コールや炭酸ガスが氷菓子の材料に含有されることにな
り氷菓子の風味を向上させるほか、舌へ適度な刺激を与
えることになる。また、雑菌等の微生物の繁殖も少なく
なり、「粕臭さ」が生じにくくなる。
で、酒粕中に十分なアルコールや炭酸ガスが含有され、
これらのアルコールや炭酸ガスが氷菓子の材料に含有さ
れることになり氷菓子の風味を向上させるほか、舌へ適
度な刺激を与えることになる。また、雑菌等の微生物の
繁殖も少ないので、「粕臭さ」が生じにくくなる。上述
の請求項3記載の本発明の氷菓子の製造方法では、該第
1工程で、生成された直後の酒粕を冷凍したものが使用
されるため、請求項2の場合と同様に、使用する酒粕中
に十分なアルコールや炭酸ガスが含有されるので、アル
コールや炭酸ガスが氷菓子の材料に含有されることにな
り氷菓子の風味を向上させるほか、舌へ適度な刺激を与
えることになる。また、雑菌等の微生物の繁殖も少なく
なり、「粕臭さ」が生じにくくなる。
【0017】上述の請求項4記載の本発明の氷菓子の製
造方法では、該第1工程で、凍結されている該酒粕に所
要温度の湯が混ぜ合わされるので、酒粕の解凍ととも
に、水分加入による酒粕の軟化を促進することができ
る。上述の請求項5記載の本発明の氷菓子の製造方法で
は、該第1工程で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わせる該水分
との分量比がほぼ1:2に設定されているので、酒粕を
所要の状態に軟化させることがができる。
造方法では、該第1工程で、凍結されている該酒粕に所
要温度の湯が混ぜ合わされるので、酒粕の解凍ととも
に、水分加入による酒粕の軟化を促進することができ
る。上述の請求項5記載の本発明の氷菓子の製造方法で
は、該第1工程で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わせる該水分
との分量比がほぼ1:2に設定されているので、酒粕を
所要の状態に軟化させることがができる。
【0018】上述の請求項6記載の本発明の氷菓子の製
造方法では、該第1工程で、該酒粕と該水分との混合材
料を高速攪拌するので、該酒粕がキメの細かい滑らかな
ものになる。上述の請求項7記載の本発明の氷菓子の製
造方法では、該第1工程で、該高速攪拌の後の材料を裏
ごしするので、該酒粕がよりキメの細かい滑らかなもの
になる。
造方法では、該第1工程で、該酒粕と該水分との混合材
料を高速攪拌するので、該酒粕がキメの細かい滑らかな
ものになる。上述の請求項7記載の本発明の氷菓子の製
造方法では、該第1工程で、該高速攪拌の後の材料を裏
ごしするので、該酒粕がよりキメの細かい滑らかなもの
になる。
【0019】上述の請求項8記載の本発明の氷菓子の製
造方法では、該第2工程で、該風味付け材料として清酒
が用いられるので、この清酒の風味やアルコールが該酒
粕の風味等と調和して、氷菓子の風味を向上させるよう
になる。上述の請求項9記載の本発明の氷菓子の製造方
法では、該第2工程で、材料に糖分を添加して、さら
に、この材料に水分を混入して糖度を調整するので、氷
菓子の甘味が調整される。
造方法では、該第2工程で、該風味付け材料として清酒
が用いられるので、この清酒の風味やアルコールが該酒
粕の風味等と調和して、氷菓子の風味を向上させるよう
になる。上述の請求項9記載の本発明の氷菓子の製造方
法では、該第2工程で、材料に糖分を添加して、さら
に、この材料に水分を混入して糖度を調整するので、氷
菓子の甘味が調整される。
【0020】上述の請求項10記載の本発明の氷菓子の
製造方法では、該糖度が20〜25度程度に調整され、
一般的なアイスクリームの糖度(糖度が30〜32度程
度)よりも低くされるので、氷菓子が、甘味を抑えられ
て清酒の風味の効いたものになる。上述の請求項11記
載の本発明の氷菓子の製造方法では、第1工程で、酒類
に糖分を混合して、第2工程で、該第1工程で生成され
た材料に果汁および水を加入してホイップし、第3工程
で、該第2工程で生成された材料を凍結させる。
製造方法では、該糖度が20〜25度程度に調整され、
一般的なアイスクリームの糖度(糖度が30〜32度程
度)よりも低くされるので、氷菓子が、甘味を抑えられ
て清酒の風味の効いたものになる。上述の請求項11記
載の本発明の氷菓子の製造方法では、第1工程で、酒類
に糖分を混合して、第2工程で、該第1工程で生成され
た材料に果汁および水を加入してホイップし、第3工程
で、該第2工程で生成された材料を凍結させる。
【0021】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1は本発明の第1実施例としての氷菓子
の製造方法を示すもので、本製造方法は、図1に示すよ
うに、準備工程A1と、主工程A2〜A4とからなる。
まず、準備工程を説明すると、この準備工程では、清酒
(日本酒)の製造工程で生成された酒粕を生成直後に冷
凍する。
説明すると、図1は本発明の第1実施例としての氷菓子
の製造方法を示すもので、本製造方法は、図1に示すよ
うに、準備工程A1と、主工程A2〜A4とからなる。
まず、準備工程を説明すると、この準備工程では、清酒
(日本酒)の製造工程で生成された酒粕を生成直後に冷
凍する。
【0022】ここで、清酒の製造工程の概略説明する
と、図2に示すように、まず、酒造米を精米し、ついで
洗米・浸漬し、これを蒸す。そして、この蒸し米に麹,
酒母及び仕込み水を加えて発酵させる。この発酵工程が
十分に進むと、蒸し米は醪となり、この醪を搾る(搾り
工程)と、残渣物として酒粕が生成される。さらに、酒
粕分を除かれた液体は、濾過・調合(濾過・調合工程)
されて、この段階でいわゆる生酒となる。そして、通常
の清酒の場合、この後、火入れ,貯蔵,調合・濾過,火
入れ・瓶詰の作業を経て製品となる。
と、図2に示すように、まず、酒造米を精米し、ついで
洗米・浸漬し、これを蒸す。そして、この蒸し米に麹,
酒母及び仕込み水を加えて発酵させる。この発酵工程が
十分に進むと、蒸し米は醪となり、この醪を搾る(搾り
工程)と、残渣物として酒粕が生成される。さらに、酒
粕分を除かれた液体は、濾過・調合(濾過・調合工程)
されて、この段階でいわゆる生酒となる。そして、通常
の清酒の場合、この後、火入れ,貯蔵,調合・濾過,火
入れ・瓶詰の作業を経て製品となる。
【0023】上記の準備工程では、このような酒造過程
で生成された酒粕を生成後にできるだけ速やかに冷凍す
るのである。このようにして、酒粕を冷凍するのは、以
下の理由による。つまり、生成直後の酒粕中には、アル
コールや炭酸ガスが含有され又雑菌等の微生物は極めて
僅かである。しかし、生成後には時間経過とともにこれ
らのアルコール分や炭酸ガスが減少していく一方で雑菌
等の微生物が繁殖していく。そこで、生成直後の酒粕を
冷凍して、アルコールや炭酸ガスを封じ込めるととも
に、雑菌等の微生物が繁殖を防止するのである。この場
合の冷凍温度が高過ぎるとアルコールや炭酸ガスの封じ
込めを確実に行なえずこれらの物質が揮発等によりとん
でしまうので、酒粕の冷凍温度としては例えば−30°
C以下が望ましい。
で生成された酒粕を生成後にできるだけ速やかに冷凍す
るのである。このようにして、酒粕を冷凍するのは、以
下の理由による。つまり、生成直後の酒粕中には、アル
コールや炭酸ガスが含有され又雑菌等の微生物は極めて
僅かである。しかし、生成後には時間経過とともにこれ
らのアルコール分や炭酸ガスが減少していく一方で雑菌
等の微生物が繁殖していく。そこで、生成直後の酒粕を
冷凍して、アルコールや炭酸ガスを封じ込めるととも
に、雑菌等の微生物が繁殖を防止するのである。この場
合の冷凍温度が高過ぎるとアルコールや炭酸ガスの封じ
込めを確実に行なえずこれらの物質が揮発等によりとん
でしまうので、酒粕の冷凍温度としては例えば−30°
C以下が望ましい。
【0024】また、この冷凍前に、酒粕に清酒を加える
ようにして、酒粕と清酒との混合物を冷凍するようにす
ると、アルコールや炭酸ガスの封じ込めがより確実にな
り、また、微生物の繁殖防止効果もより確実になる。も
ちろん、酒粕の生成される搾り工程で搾りを弱めると、
清酒の成分を多く含んだ酒粕となり、搾り工程で生成さ
れた酒粕をそのまま使っても同様な効果があり、特に、
吟醸酒(所謂、吟醸酒及び大吟醸酒を総称する)では、
このように清酒の成分を比較的多く含んだ酒粕が生成さ
れ、酒粕自体の味や風味も吟醸酒に近いものがあり、氷
菓子の味や風味を向上させることができる。特に、純米
の吟醸酒の製造過程で生成される酒粕を利用すると、氷
菓子の味や風味を向上させる上でより有利になる。
ようにして、酒粕と清酒との混合物を冷凍するようにす
ると、アルコールや炭酸ガスの封じ込めがより確実にな
り、また、微生物の繁殖防止効果もより確実になる。も
ちろん、酒粕の生成される搾り工程で搾りを弱めると、
清酒の成分を多く含んだ酒粕となり、搾り工程で生成さ
れた酒粕をそのまま使っても同様な効果があり、特に、
吟醸酒(所謂、吟醸酒及び大吟醸酒を総称する)では、
このように清酒の成分を比較的多く含んだ酒粕が生成さ
れ、酒粕自体の味や風味も吟醸酒に近いものがあり、氷
菓子の味や風味を向上させることができる。特に、純米
の吟醸酒の製造過程で生成される酒粕を利用すると、氷
菓子の味や風味を向上させる上でより有利になる。
【0025】このようにして、準備工程を終えたら、主
工程となるが、この主工程は、図1に示すように、酒粕
に水分を加えて混ぜ合わせる第1工程と、第1工程で生
成された材料に風味付け材料を混入させる第2工程と、
該第2工程で生成された材料を凍結させる第3工程とを
有する。第1工程A2では、酒粕と水分との比が1:2
となるように酒粕の2倍の水分を加えるが、この時の酒
粕は冷凍状態なので、この酒粕の解凍と水分添加とを同
時に行なうように、水分として熱湯を用いている。これ
は、酒粕の冷凍温度が非常に低いためで、酒粕に熱湯を
加えて酒粕を潰しながら酒粕を熱湯に馴染ませていく。
そして、30〜40°C程度の液状の酒粕(水分で薄め
られた酒粕)を得る。
工程となるが、この主工程は、図1に示すように、酒粕
に水分を加えて混ぜ合わせる第1工程と、第1工程で生
成された材料に風味付け材料を混入させる第2工程と、
該第2工程で生成された材料を凍結させる第3工程とを
有する。第1工程A2では、酒粕と水分との比が1:2
となるように酒粕の2倍の水分を加えるが、この時の酒
粕は冷凍状態なので、この酒粕の解凍と水分添加とを同
時に行なうように、水分として熱湯を用いている。これ
は、酒粕の冷凍温度が非常に低いためで、酒粕に熱湯を
加えて酒粕を潰しながら酒粕を熱湯に馴染ませていく。
そして、30〜40°C程度の液状の酒粕(水分で薄め
られた酒粕)を得る。
【0026】なお、酒粕の風味を生かすために、第1工
程で酒粕に加える水として例えばアルカリイオン水等を
用いることも好ましい。さらに、この第1工程では、熱
湯で解凍され加水された酒粕を、高速ミキサーで攪拌す
る。この時の攪拌速度は、例えば20000rmp程度
と十分に高速にする。これにより、酒粕のきめが細かく
なり、滑らかな酒粕液ができあがる。
程で酒粕に加える水として例えばアルカリイオン水等を
用いることも好ましい。さらに、この第1工程では、熱
湯で解凍され加水された酒粕を、高速ミキサーで攪拌す
る。この時の攪拌速度は、例えば20000rmp程度
と十分に高速にする。これにより、酒粕のきめが細かく
なり、滑らかな酒粕液ができあがる。
【0027】なお、酒粕は冷凍状態ではあるが、高速ミ
キサーに十分な攪拌力があれば、敢えて酒粕の解凍のた
めに水分添加として熱湯を用いずに、常温又は熱湯より
も低温の適当な温度の水(特に、アルカリイオン水等の
風味を生かせる水が好ましい)を用いるようにしてもよ
い。この場合は、高速ミキサーによる高速攪拌で凍結し
た酒粕を潰していくことになるが、酒粕のきめが細かく
なり滑らかな酒粕液ができあがるまで攪拌していく過程
でも、酒粕液の温度が極めて低温に保たれるので、酒粕
の風味が保持されてより風味が深く商品性の高い製品を
製造しうる。
キサーに十分な攪拌力があれば、敢えて酒粕の解凍のた
めに水分添加として熱湯を用いずに、常温又は熱湯より
も低温の適当な温度の水(特に、アルカリイオン水等の
風味を生かせる水が好ましい)を用いるようにしてもよ
い。この場合は、高速ミキサーによる高速攪拌で凍結し
た酒粕を潰していくことになるが、酒粕のきめが細かく
なり滑らかな酒粕液ができあがるまで攪拌していく過程
でも、酒粕液の温度が極めて低温に保たれるので、酒粕
の風味が保持されてより風味が深く商品性の高い製品を
製造しうる。
【0028】さらに、この第1工程では、高速攪拌後
に、裏ごしをする。これによって、さらに、きめの細か
い滑らかな酒粕液が得られる。こうして、酒粕液が得ら
れたら、次の第2工程A3では、酒粕液に風味付け材料
としての清酒を混ぜ合わせる。この清酒には純米酒が好
ましく勿論純米吟醸酒であればより好ましい。また、こ
の清酒混入後のアルコール分は、例えば7〜8%程度に
設定する。
に、裏ごしをする。これによって、さらに、きめの細か
い滑らかな酒粕液が得られる。こうして、酒粕液が得ら
れたら、次の第2工程A3では、酒粕液に風味付け材料
としての清酒を混ぜ合わせる。この清酒には純米酒が好
ましく勿論純米吟醸酒であればより好ましい。また、こ
の清酒混入後のアルコール分は、例えば7〜8%程度に
設定する。
【0029】そして、この清酒入りの酒粕液にさらにシ
ロップを加入する。このシロップは、水飴に糖類〔例え
ば、しょ糖(グラニュー糖等がよい),ぶどう糖〕や増
粘剤(天然のものがよい)に水(例えばアルカリイオン
水)を加えて例えば低温殺菌器等の中で攪拌しながら調
合して、得ることができる。このシロップの糖度は、例
えば58度程度に設定する。
ロップを加入する。このシロップは、水飴に糖類〔例え
ば、しょ糖(グラニュー糖等がよい),ぶどう糖〕や増
粘剤(天然のものがよい)に水(例えばアルカリイオン
水)を加えて例えば低温殺菌器等の中で攪拌しながら調
合して、得ることができる。このシロップの糖度は、例
えば58度程度に設定する。
【0030】さらに第2工程では、清酒入りの酒粕液に
さらにシロップを加入したものに、さらに水(例えばア
ルカリイオン水)を加えながら、糖度を例えば22〜2
3度程度に調整する。この糖度22〜23度は、通常の
アイスクリームの糖度(30〜32度)に比べてかなり
低く、これにより、甘さが抑えられ、清酒(吟醸酒)の
風味の効いた氷菓子をつくることができる。
さらにシロップを加入したものに、さらに水(例えばア
ルカリイオン水)を加えながら、糖度を例えば22〜2
3度程度に調整する。この糖度22〜23度は、通常の
アイスクリームの糖度(30〜32度)に比べてかなり
低く、これにより、甘さが抑えられ、清酒(吟醸酒)の
風味の効いた氷菓子をつくることができる。
【0031】このような材料は、さらにホイップされ
て、クリーム状にされる。そして、次の第3工程A4で
凍結(フリージング)されるが、この際に、通常のアイ
スクリームマシンのようにミキシングしつつフリージン
グしてもよい。本発明の第1実施例としての氷菓子の製
造方法は、上述のように構成されているので、従来廃棄
されていた酒粕を主成分として使用しながら、栄養価の
高いアイスクリーム状の氷菓子を製造することができ、
しかも、酒粕に含まれたうま味や風味を十分に利用し
て、商品価値の高い氷菓子を得ることができる。
て、クリーム状にされる。そして、次の第3工程A4で
凍結(フリージング)されるが、この際に、通常のアイ
スクリームマシンのようにミキシングしつつフリージン
グしてもよい。本発明の第1実施例としての氷菓子の製
造方法は、上述のように構成されているので、従来廃棄
されていた酒粕を主成分として使用しながら、栄養価の
高いアイスクリーム状の氷菓子を製造することができ、
しかも、酒粕に含まれたうま味や風味を十分に利用し
て、商品価値の高い氷菓子を得ることができる。
【0032】特に、酒粕に含まれたうま味や風味は、生
成後の酒粕を速やかにフリージングしてしまうことで、
うま味や風味が酒粕内に閉じ込められるとともに雑菌類
の発生が防止されるので、従来、酒粕に関して感じられ
た「粕臭さ」を発生させないようにしながら、うま味や
風味のみを引き出すことができる。この風味のなかに
は、一般に清酒のなかに含まれる麹の香りがあるが、材
料として吟醸酒(好ましくは純米吟醸酒)の酒粕や吟醸
酒(好ましくは純米吟醸酒)自体を用いることで、一層
豊かなものになる。
成後の酒粕を速やかにフリージングしてしまうことで、
うま味や風味が酒粕内に閉じ込められるとともに雑菌類
の発生が防止されるので、従来、酒粕に関して感じられ
た「粕臭さ」を発生させないようにしながら、うま味や
風味のみを引き出すことができる。この風味のなかに
は、一般に清酒のなかに含まれる麹の香りがあるが、材
料として吟醸酒(好ましくは純米吟醸酒)の酒粕や吟醸
酒(好ましくは純米吟醸酒)自体を用いることで、一層
豊かなものになる。
【0033】また、含有された炭酸ガスも食べたときに
心地よい刺激となり、また、風味もいっそう向上させ
る。なお、清酒の製造における醪の濾過過程で生成され
た直後の新鮮な酒粕を速やかに利用できれば、準備工
程、即ち酒粕の凍結工程は省略することができる。次
に、第2実施例について説明すると、本実施例の製造方
法で製造される氷菓子は、酒類を主材料としたもので、
例えば、図3に示すように、酒類に糖分(即ち、シロッ
プ)を混合する第1工程B1と、第1工程で生成された
材料に果汁および水を加入してホイップする第2工程B
2と、第2工程で生成された材料を凍結させる第3工程
B3とからなる。
心地よい刺激となり、また、風味もいっそう向上させ
る。なお、清酒の製造における醪の濾過過程で生成され
た直後の新鮮な酒粕を速やかに利用できれば、準備工
程、即ち酒粕の凍結工程は省略することができる。次
に、第2実施例について説明すると、本実施例の製造方
法で製造される氷菓子は、酒類を主材料としたもので、
例えば、図3に示すように、酒類に糖分(即ち、シロッ
プ)を混合する第1工程B1と、第1工程で生成された
材料に果汁および水を加入してホイップする第2工程B
2と、第2工程で生成された材料を凍結させる第3工程
B3とからなる。
【0034】ここで使用される酒類としては、ワインや
ビールのほかブランデーやラム酒等の種々の酒類が適用
でき、また、添加する果汁には、例えばレモン果汁等を
利用できる。また、特に、糖度を20〜21度程度に低
く抑えて、また、この糖度調整のための水としてもアル
カリイオン水等が好ましい。このような方法で製造され
た氷菓子は、甘味が抑えられて各種の酒類の風味が効い
た新鮮味のある商品性の高い食品となる。
ビールのほかブランデーやラム酒等の種々の酒類が適用
でき、また、添加する果汁には、例えばレモン果汁等を
利用できる。また、特に、糖度を20〜21度程度に低
く抑えて、また、この糖度調整のための水としてもアル
カリイオン水等が好ましい。このような方法で製造され
た氷菓子は、甘味が抑えられて各種の酒類の風味が効い
た新鮮味のある商品性の高い食品となる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の氷菓子の製造方法によれば、酒粕に水分を加えて
混ぜ合わせる第1工程と、該第1工程で生成された材料
に風味付け材料を混入させる第2工程と、該第2工程で
生成された材料を凍結させる第3工程とから構成される
ことにより、酒粕を主成分としたアイスクリーム状の氷
菓子を得ることができ、新鮮味のある商品性の高い氷菓
子を製造することができる。
発明の氷菓子の製造方法によれば、酒粕に水分を加えて
混ぜ合わせる第1工程と、該第1工程で生成された材料
に風味付け材料を混入させる第2工程と、該第2工程で
生成された材料を凍結させる第3工程とから構成される
ことにより、酒粕を主成分としたアイスクリーム状の氷
菓子を得ることができ、新鮮味のある商品性の高い氷菓
子を製造することができる。
【0036】請求項2記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1記載の構成において、該第1工程で使用す
る酒粕が、日本酒の製造における醪の濾過過程で生成さ
れた直後の酒粕が使用されることにより、酒粕の風味を
生かしつつ酒粕に粕臭さ等の旨さを阻害する成分の発生
を防止することができ、酒粕を主成分としたアイスクリ
ーム状の氷菓子をよりうま味のある商品性の高いものと
することができる。
は、請求項1記載の構成において、該第1工程で使用す
る酒粕が、日本酒の製造における醪の濾過過程で生成さ
れた直後の酒粕が使用されることにより、酒粕の風味を
生かしつつ酒粕に粕臭さ等の旨さを阻害する成分の発生
を防止することができ、酒粕を主成分としたアイスクリ
ーム状の氷菓子をよりうま味のある商品性の高いものと
することができる。
【0037】請求項3記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1記載の構成において、該第1工程で使用す
る酒粕が、日本酒の製造における醪の濾過過程で生成さ
れた直後の酒粕を冷凍したものが使用されることによ
り、容易でしかも確実に、酒粕の風味を生かしつつ酒粕
に粕臭さ等の旨さを阻害する成分の発生を防止すること
ができ、酒粕を主成分としたアイスクリーム状の氷菓子
をよりうま味のある商品性の高いものとすることができ
る。
は、請求項1記載の構成において、該第1工程で使用す
る酒粕が、日本酒の製造における醪の濾過過程で生成さ
れた直後の酒粕を冷凍したものが使用されることによ
り、容易でしかも確実に、酒粕の風味を生かしつつ酒粕
に粕臭さ等の旨さを阻害する成分の発生を防止すること
ができ、酒粕を主成分としたアイスクリーム状の氷菓子
をよりうま味のある商品性の高いものとすることができ
る。
【0038】請求項4記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項3記載の構成において、該第1工程で、該酒
粕に混ぜ合わせる該水分として、所要温度の湯が使用さ
れることにより、冷凍された酒粕の解凍と酒粕への加水
とを同時に行なうことができて、製造工程を簡素化でき
る。請求項5記載の本発明の氷菓子の製造方法は、請求
項1〜4のいずれかに記載の構成において、該第1工程
で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わせる該水分との分量比がほ
ぼ1:2に設定されることにより、酒粕液の濃度を適度
に調整でき、製造を容易にできるとともに、氷菓子の味
も良好なものにしやすい。
は、請求項3記載の構成において、該第1工程で、該酒
粕に混ぜ合わせる該水分として、所要温度の湯が使用さ
れることにより、冷凍された酒粕の解凍と酒粕への加水
とを同時に行なうことができて、製造工程を簡素化でき
る。請求項5記載の本発明の氷菓子の製造方法は、請求
項1〜4のいずれかに記載の構成において、該第1工程
で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わせる該水分との分量比がほ
ぼ1:2に設定されることにより、酒粕液の濃度を適度
に調整でき、製造を容易にできるとともに、氷菓子の味
も良好なものにしやすい。
【0039】請求項6記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、該
第1工程に、該酒粕と該水分との混合材料を高速攪拌す
る工程が含まれることにより、酒粕液をよりきめ細かく
滑らかなものにでき、氷菓子の舌触りをより良好なもの
にできる。請求項7記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項6記載の構成において、該第1工程に、該高
速攪拌の後の材料を裏ごしする工程が含まれることによ
り、酒粕液をより一層きめ細かく滑らかなものにでき、
氷菓子の舌触りをより良好なものにできる。
は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、該
第1工程に、該酒粕と該水分との混合材料を高速攪拌す
る工程が含まれることにより、酒粕液をよりきめ細かく
滑らかなものにでき、氷菓子の舌触りをより良好なもの
にできる。請求項7記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項6記載の構成において、該第1工程に、該高
速攪拌の後の材料を裏ごしする工程が含まれることによ
り、酒粕液をより一層きめ細かく滑らかなものにでき、
氷菓子の舌触りをより良好なものにできる。
【0040】請求項8記載の本発明の氷菓子の製造方法
は、請求項1〜7のいずれかに記載の構成において、該
第2工程で、該風味付け材料として清酒が用いられるこ
とにより、氷菓子の風味を酒粕に適合させながら向上さ
せることができる。請求項9記載の本発明の氷菓子の製
造方法は、請求項1〜8のいずれかに記載の構成におい
て、該第2工程に、材料に糖分を添加する工程と、糖度
を調整すべく水分を混入する工程とが含まれることによ
り、氷菓子を所要の糖度に調整できて、例えば甘さを抑
えて酒粕の風味を強調させるようにすることもできる。
は、請求項1〜7のいずれかに記載の構成において、該
第2工程で、該風味付け材料として清酒が用いられるこ
とにより、氷菓子の風味を酒粕に適合させながら向上さ
せることができる。請求項9記載の本発明の氷菓子の製
造方法は、請求項1〜8のいずれかに記載の構成におい
て、該第2工程に、材料に糖分を添加する工程と、糖度
を調整すべく水分を混入する工程とが含まれることによ
り、氷菓子を所要の糖度に調整できて、例えば甘さを抑
えて酒粕の風味を強調させるようにすることもできる。
【0041】請求項10記載の本発明の氷菓子の製造方
法は、請求項9記載の構成において、該第2工程で、該
糖度を20〜25度程度に調整されることにより、甘さ
が抑えられて酒粕の風味が強調され、氷菓子をの商品性
の高いものとすることができる。請求項11記載の本発
明の氷菓子の製造方法は、酒類に糖分を混合する第1工
程と、該第1工程で生成された材料に果汁および水を加
入してホイップする第2工程と、該第2工程で生成され
た材料を凍結させる第3工程とから構成されることによ
り、酒類の風味を強く生かした氷菓子を得ることができ
る。
法は、請求項9記載の構成において、該第2工程で、該
糖度を20〜25度程度に調整されることにより、甘さ
が抑えられて酒粕の風味が強調され、氷菓子をの商品性
の高いものとすることができる。請求項11記載の本発
明の氷菓子の製造方法は、酒類に糖分を混合する第1工
程と、該第1工程で生成された材料に果汁および水を加
入してホイップする第2工程と、該第2工程で生成され
た材料を凍結させる第3工程とから構成されることによ
り、酒類の風味を強く生かした氷菓子を得ることができ
る。
【図1】本発明の第1実施例としての氷菓子の製造方法
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例としての氷菓子の製造方法
を説明するための清酒製造方法示す図である。
を説明するための清酒製造方法示す図である。
【図3】本発明の第2実施例としての氷菓子の製造方法
を示す図である。
を示す図である。
A1 準備工程 A2,B1 第1工程 A3,B2 第2工程 A4,B3 第3工程
Claims (11)
- 【請求項1】 酒粕に水分を加えて混ぜ合わせる第1工
程と、 該第1工程で生成された材料に風味付け材料を混入させ
る第2工程と、 該第2工程で生成された材料を凍結させる第3工程とか
らなることを特徴とする、氷菓子の製造方法。 - 【請求項2】 該第1工程で使用する酒粕が、清酒の製
造における醪の濾過過程で生成された直後の酒粕が使用
されることを特徴とする、請求項1記載の氷菓子の製造
方法。 - 【請求項3】 該第1工程で使用する酒粕が、清酒の製
造における醪の濾過過程で生成された直後の酒粕を冷凍
したものが使用されることを特徴とする、請求項1記載
の氷菓子の製造方法。 - 【請求項4】 該第1工程で、該酒粕に混ぜ合わせる該
水分として、所要温度の湯が使用されることを特徴とす
る、請求項3記載の氷菓子の製造方法。 - 【請求項5】 該第1工程で、該酒粕と酒粕に混ぜ合わ
せる該水分との分量比がほぼ1:2に設定されているこ
とを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の氷菓
子の製造方法。 - 【請求項6】 該第1工程に、該酒粕と該水分との混合
材料を高速攪拌する工程が含まれていることを特徴とす
る、請求項1〜5のいずれかに記載の氷菓子の製造方
法。 - 【請求項7】 該第1工程に、該高速攪拌の後の材料を
裏ごしする工程が含まれていることを特徴とする、請求
項6記載の氷菓子の製造方法。 - 【請求項8】 該第2工程で、該風味付け材料として清
酒が用いられることを特徴とする、請求項1〜7のいず
れかに記載の氷菓子の製造方法。 - 【請求項9】 該第2工程に、材料に糖分を添加する工
程と、糖度を調整すべく水分を混入する工程とが含まれ
ていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記
載の氷菓子の製造方法。 - 【請求項10】 該第2工程で、該糖度を20〜25度
程度に調整されることを特徴とする、請求項9記載の氷
菓子の製造方法。 - 【請求項11】 酒類に糖分を混合する第1工程と、 該第1工程で生成された材料に果汁および水を加入して
ホイップする第2工程と、 該第2工程で生成された材料を凍結させる第3工程とか
らなることを特徴とする、氷菓子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14753095A JP2804459B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 氷菓子の製造方法及び氷菓子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14753095A JP2804459B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 氷菓子の製造方法及び氷菓子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08336357A true JPH08336357A (ja) | 1996-12-24 |
| JP2804459B2 JP2804459B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=15432401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14753095A Expired - Lifetime JP2804459B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 氷菓子の製造方法及び氷菓子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2804459B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016056059A1 (ja) * | 2014-10-07 | 2016-04-14 | 株式会社Kiyoraきくち | 炭酸入り氷の製造方法及び炭酸入り氷 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537140A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 | Genshichi Ogawa | Ice of sweet drink made from fermented rice and its preparation |
| JPH06343397A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Fuugetsudou Honten:Kk | 日本酒アイスと、その製造方法 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14753095A patent/JP2804459B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537140A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 | Genshichi Ogawa | Ice of sweet drink made from fermented rice and its preparation |
| JPH06343397A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Fuugetsudou Honten:Kk | 日本酒アイスと、その製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016056059A1 (ja) * | 2014-10-07 | 2016-04-14 | 株式会社Kiyoraきくち | 炭酸入り氷の製造方法及び炭酸入り氷 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2804459B2 (ja) | 1998-09-24 |
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