JPH0833646A - 情報検出用カテーテル装置 - Google Patents
情報検出用カテーテル装置Info
- Publication number
- JPH0833646A JPH0833646A JP6174285A JP17428594A JPH0833646A JP H0833646 A JPH0833646 A JP H0833646A JP 6174285 A JP6174285 A JP 6174285A JP 17428594 A JP17428594 A JP 17428594A JP H0833646 A JPH0833646 A JP H0833646A
- Authority
- JP
- Japan
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- balloon
- sensor
- sheath body
- probe
- wall surface
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】レーザー光照射治療において、レーザー光が照
射されている部位の治療効果、たとえば凝固または壊死
の程度を確実にコントロールすることができる情報検出
用カテーテル装置を提供する。 【構成】体腔内に挿入される剛性のある鞘体83と、こ
の鞘体83の先端部に開口された窓83cと、この窓8
3cを通って出入り自在のセンサー74と、このセンサ
ー74に隣接して配置された膨縮自在のバルーン76を
有するバルーン手段とを有し、バルーン手段は鞘体83
に対して固定され、バルーン83が膨出したとき窓83
cの形成側と反対方向の体腔の他壁面に対して押圧さ
れ、その反力としてセンサー74を窓83cを通して突
出させて壁面に押圧状態で接触させるように構成した。
射されている部位の治療効果、たとえば凝固または壊死
の程度を確実にコントロールすることができる情報検出
用カテーテル装置を提供する。 【構成】体腔内に挿入される剛性のある鞘体83と、こ
の鞘体83の先端部に開口された窓83cと、この窓8
3cを通って出入り自在のセンサー74と、このセンサ
ー74に隣接して配置された膨縮自在のバルーン76を
有するバルーン手段とを有し、バルーン手段は鞘体83
に対して固定され、バルーン83が膨出したとき窓83
cの形成側と反対方向の体腔の他壁面に対して押圧さ
れ、その反力としてセンサー74を窓83cを通して突
出させて壁面に押圧状態で接触させるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食道、胃、直腸などの
体腔内に挿入して、その体腔の壁面の情報または壁面を
通る情報を検出するセンサーを有するカテーテル装置に
関する。さらに好適には、前立腺に対してレーザー治療
を行うために尿道内に挿入したレーザーバルーンカテー
テルと組み合わせて、直腸に挿入して、直腸の壁面温度
などを検出するための情報検出用カテーテル装置に関す
る。
体腔内に挿入して、その体腔の壁面の情報または壁面を
通る情報を検出するセンサーを有するカテーテル装置に
関する。さらに好適には、前立腺に対してレーザー治療
を行うために尿道内に挿入したレーザーバルーンカテー
テルと組み合わせて、直腸に挿入して、直腸の壁面温度
などを検出するための情報検出用カテーテル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザーバルーンカテーテルは、血管の
閉塞部を開孔する場合などに用いられている。また、癌
組織に対してレーザー光を照射して温熱治療を行うこと
も行われている。
閉塞部を開孔する場合などに用いられている。また、癌
組織に対してレーザー光を照射して温熱治療を行うこと
も行われている。
【0003】この種のレーザーバルーンカテーテルの構
造としては、第1に、米国特許第4,512,762号
を挙げることができる。この米国特許第4,512,7
62号は、光ファイバーを包囲してルーメンチューブを
設け、このルーメンチューブに先端に、一つのバルーン
設けるとともに、光ファイバーの先端を包囲したもので
ある。
造としては、第1に、米国特許第4,512,762号
を挙げることができる。この米国特許第4,512,7
62号は、光ファイバーを包囲してルーメンチューブを
設け、このルーメンチューブに先端に、一つのバルーン
設けるとともに、光ファイバーの先端を包囲したもので
ある。
【0004】他の例としては、PCT国際公開WO90
/02285号のものがある。これは、シャフトとスリ
ーブとで探針を構成し、そのシャフトの先端部に超音波
センサーを設けるとともに、シャフト先端部の壁に窓を
形成し、この窓にシャフト内部を通すレーザーファイバ
ーの先端部を臨ませ、前記探針の先端をバルーンで、基
端側を外筒ケースで包囲し、前記外筒ケースとスリーブ
との間にたとえば水を送給して前記バルーンを膨張させ
て、尿道の壁面を押圧し、この押圧状態において、前記
レーザーファイバーの先端部からレーザー光を前立腺に
向けて照射するものである。
/02285号のものがある。これは、シャフトとスリ
ーブとで探針を構成し、そのシャフトの先端部に超音波
センサーを設けるとともに、シャフト先端部の壁に窓を
形成し、この窓にシャフト内部を通すレーザーファイバ
ーの先端部を臨ませ、前記探針の先端をバルーンで、基
端側を外筒ケースで包囲し、前記外筒ケースとスリーブ
との間にたとえば水を送給して前記バルーンを膨張させ
て、尿道の壁面を押圧し、この押圧状態において、前記
レーザーファイバーの先端部からレーザー光を前立腺に
向けて照射するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PCT国際公
開WO90/02285号のものでは、前立腺へレーザ
ー光を照射している過程で、尿道内から超音波センサー
により、レーザー光の照射部位をリアルタイムで検知す
るものであるが、レーザー光が照射されている前立腺の
部位の凝固または壊死の程度までは知ることができな
い。
開WO90/02285号のものでは、前立腺へレーザ
ー光を照射している過程で、尿道内から超音波センサー
により、レーザー光の照射部位をリアルタイムで検知す
るものであるが、レーザー光が照射されている前立腺の
部位の凝固または壊死の程度までは知ることができな
い。
【0006】したがって、本発明の課題は、前立腺など
に対するレーザー光照射治療において、レーザー光が照
射されている部位の治療効果、たとえば凝固または壊死
の程度を確実にコントロールすることができる情報検出
用カテーテル装置を提供することにある。
に対するレーザー光照射治療において、レーザー光が照
射されている部位の治療効果、たとえば凝固または壊死
の程度を確実にコントロールすることができる情報検出
用カテーテル装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、生体の体腔内に挿入し、その体腔の壁面の情報ま
たは壁面を通る情報を検出するセンサーを有するカテー
テル装置において、剛性のあるホルダーと、このホルダ
ーの先端部の片側に固定したセンサーと、前記ホルダー
に対して固定され前記センサーの反対側に膨縮するバル
ーンを有するバルーン手段とを有し、前記バルーン手段
のバルーン内部に供給する流体圧により前記バルーンが
膨出したとき、前記体腔の壁面に対して押圧され、その
反力としてホルダーをバルーンの反対側に偏位させて前
記センサーを前記壁面に押圧状態で接触させるように構
成した情報検出用カテーテル装置が提供される。
れば、生体の体腔内に挿入し、その体腔の壁面の情報ま
たは壁面を通る情報を検出するセンサーを有するカテー
テル装置において、剛性のあるホルダーと、このホルダ
ーの先端部の片側に固定したセンサーと、前記ホルダー
に対して固定され前記センサーの反対側に膨縮するバル
ーンを有するバルーン手段とを有し、前記バルーン手段
のバルーン内部に供給する流体圧により前記バルーンが
膨出したとき、前記体腔の壁面に対して押圧され、その
反力としてホルダーをバルーンの反対側に偏位させて前
記センサーを前記壁面に押圧状態で接触させるように構
成した情報検出用カテーテル装置が提供される。
【0008】また、第2の態様によれば、生体の体腔内
に挿入し、その体腔の壁面の情報または壁面を通る情報
を検出するセンサーを有するカテーテル装置において、
前記体腔内に挿入される剛性のある鞘体と、この鞘体の
先端部に開口された窓と、この窓を通って出入り自在の
センサーと、このセンサーに隣接して配置された膨縮自
在のバルーンを有するバルーン手段とを有し、前記バル
ーン手段は前記鞘体に対して固定され、前記バルーンが
膨出したとき前記窓の形成側と反対方向の前記体腔の他
壁面に対して押圧され、その反力として前記センサーを
前記窓を通して突出させて前記壁面に押圧状態で接触さ
せるように構成した情報検出用カテーテル装置が提供さ
れる。
に挿入し、その体腔の壁面の情報または壁面を通る情報
を検出するセンサーを有するカテーテル装置において、
前記体腔内に挿入される剛性のある鞘体と、この鞘体の
先端部に開口された窓と、この窓を通って出入り自在の
センサーと、このセンサーに隣接して配置された膨縮自
在のバルーンを有するバルーン手段とを有し、前記バル
ーン手段は前記鞘体に対して固定され、前記バルーンが
膨出したとき前記窓の形成側と反対方向の前記体腔の他
壁面に対して押圧され、その反力として前記センサーを
前記窓を通して突出させて前記壁面に押圧状態で接触さ
せるように構成した情報検出用カテーテル装置が提供さ
れる。
【0009】前記の各態様において、前記センサーとし
ては、組織温度、組織を通るレーザー光の入光量および
超音波レベルの検出の少なくとも一つを行うものを採用
できる。
ては、組織温度、組織を通るレーザー光の入光量および
超音波レベルの検出の少なくとも一つを行うものを採用
できる。
【0010】また、第2の態様において、前記バルーン
手段は、プローブとこれに取り付けられたバルーンとを
有し、鞘体内にバルーンと共にプローブを挿入し、その
プローブを鞘体内に固定することができる。
手段は、プローブとこれに取り付けられたバルーンとを
有し、鞘体内にバルーンと共にプローブを挿入し、その
プローブを鞘体内に固定することができる。
【0011】ここで、プローブは先端が閉塞された中空
体とし、その中空体先端部の壁面に連通孔を形成し、こ
の連通孔を囲んでバルーンを設け、前記中空体の内部を
通して供給する流体の圧力により前記連通孔を通してバ
ルーンを膨出する構成とすることができる。
体とし、その中空体先端部の壁面に連通孔を形成し、こ
の連通孔を囲んでバルーンを設け、前記中空体の内部を
通して供給する流体の圧力により前記連通孔を通してバ
ルーンを膨出する構成とすることができる。
【0012】プローブは、鞘体より長く、鞘体内に抜差
自在に配置され、鞘体の前記窓より先端側および基端側
において、プローブが鞘体に固定されている構成とする
ことができる。
自在に配置され、鞘体の前記窓より先端側および基端側
において、プローブが鞘体に固定されている構成とする
ことができる。
【0013】鞘体の外面には、その長手方向に間隔を置
いて鞘体の挿入度合いを表示する目印を形成することが
できる。
いて鞘体の挿入度合いを表示する目印を形成することが
できる。
【0014】鞘体の外面に鍔状のストッパーが設けら
れ、このストッパーが鞘体の長手方向に沿って移動可能
となり、かつストッパーに鞘体に対する固定手段が設け
られている。
れ、このストッパーが鞘体の長手方向に沿って移動可能
となり、かつストッパーに鞘体に対する固定手段が設け
られている。
【0015】センサーは、センサーホルダーとセンサー
端子とを有し、前記センサーホルダーの外面に複数の突
起が形成され、その突起にセンサー端子が位置している
構造とすることができる。
端子とを有し、前記センサーホルダーの外面に複数の突
起が形成され、その突起にセンサー端子が位置している
構造とすることができる。
【0016】
【作用】前立腺の治療において、尿道内にレーザーバル
ーンカテーテルを挿入して、前立腺にレーザー光を照射
し、その前立腺を加熱させて、その組織を凝固または壊
死させることは、患者への負担が少なく、早期に治癒に
向かい、しかも治癒効果が高いことは既に臨床結果から
明らかである。
ーンカテーテルを挿入して、前立腺にレーザー光を照射
し、その前立腺を加熱させて、その組織を凝固または壊
死させることは、患者への負担が少なく、早期に治癒に
向かい、しかも治癒効果が高いことは既に臨床結果から
明らかである。
【0017】この前立腺レーザー治療において、前立腺
が尿道の内壁より5〜15mm程度深い部位にあるので、
前立腺を所定の温度に加熱するために、レーザー光のパ
ワーを比較的大きくする必要がある。しかし、過度に高
いパワー密度のレーザー光照射は、尿道の内壁近傍が、
過度に加熱されて、尿道近傍の組織が破壊され、治癒が
困難となるばかりでなく、直腸の熱障害をも発生させ
る。
が尿道の内壁より5〜15mm程度深い部位にあるので、
前立腺を所定の温度に加熱するために、レーザー光のパ
ワーを比較的大きくする必要がある。しかし、過度に高
いパワー密度のレーザー光照射は、尿道の内壁近傍が、
過度に加熱されて、尿道近傍の組織が破壊され、治癒が
困難となるばかりでなく、直腸の熱障害をも発生させ
る。
【0018】したがって、尿道近傍の組織の破壊を防止
し、治癒効果を高め、また直腸の熱障害を防止するため
には、レーザー光の入射パワーを制御する必要がある。
このために、本発明者は、前立腺の治療の場合におい
て、直腸内に温度センサーを先端に有するプローブを挿
入し、直腸の壁面の温度を検出し、その温度信号をレー
ザー光出力制御装置にフィードバックし、レーザー光の
前立腺への入射パワーまたはパワー密度をコントロール
し、前立腺または直腸の熱障害を防止することが有効な
手法であることを知見した。
し、治癒効果を高め、また直腸の熱障害を防止するため
には、レーザー光の入射パワーを制御する必要がある。
このために、本発明者は、前立腺の治療の場合におい
て、直腸内に温度センサーを先端に有するプローブを挿
入し、直腸の壁面の温度を検出し、その温度信号をレー
ザー光出力制御装置にフィードバックし、レーザー光の
前立腺への入射パワーまたはパワー密度をコントロール
し、前立腺または直腸の熱障害を防止することが有効な
手法であることを知見した。
【0019】しかし、たとえば先端に温度センサーを有
するプローブを直腸内に挿入して、その直腸の壁面温度
を検出しようとしても、その温度センサーを直腸の壁面
に常に密着させることは困難である。もし、密着してい
ない場合、正確な壁面温度を検出することが困難であ
り、前記のフィードバック制御を適確に行うことができ
ない。
するプローブを直腸内に挿入して、その直腸の壁面温度
を検出しようとしても、その温度センサーを直腸の壁面
に常に密着させることは困難である。もし、密着してい
ない場合、正確な壁面温度を検出することが困難であ
り、前記のフィードバック制御を適確に行うことができ
ない。
【0020】しかるに、本発明によれば、剛性のあるホ
ルダーと、このホルダーの先端部の片側に固定したセン
サーと、前記ホルダーに対して固定され前記センサーの
反対側に膨縮するバルーンを有するバルーン手段とを設
け、前記バルーン手段のバルーン内部に供給する流体圧
により前記バルーンを膨出させたとき、前記体腔の壁面
に対して押圧され、その反力としてホルダーをバルーン
の反対側に偏位させて前記センサーを前記壁面に押圧状
態で接触させるように構成した情報検出用カテーテル装
置が提供される。
ルダーと、このホルダーの先端部の片側に固定したセン
サーと、前記ホルダーに対して固定され前記センサーの
反対側に膨縮するバルーンを有するバルーン手段とを設
け、前記バルーン手段のバルーン内部に供給する流体圧
により前記バルーンを膨出させたとき、前記体腔の壁面
に対して押圧され、その反力としてホルダーをバルーン
の反対側に偏位させて前記センサーを前記壁面に押圧状
態で接触させるように構成した情報検出用カテーテル装
置が提供される。
【0021】したがって、体腔、たとえば直腸の壁面に
対して、バルーンの膨出により、センサーは確実に密着
され、直腸の壁面の正確な温度を検出できる。その結
果、前立腺に入射するレーザー光の入射エネルギーを適
確にコントロールでき、結果として、尿道近傍の組織の
ダメージを防止し、前立腺の治癒効果を高め、さらに直
腸の熱障害を防止できる。
対して、バルーンの膨出により、センサーは確実に密着
され、直腸の壁面の正確な温度を検出できる。その結
果、前立腺に入射するレーザー光の入射エネルギーを適
確にコントロールでき、結果として、尿道近傍の組織の
ダメージを防止し、前立腺の治癒効果を高め、さらに直
腸の熱障害を防止できる。
【0022】一方、この第1の態様では、センサーがホ
ルダーに固定または一体化されているので、バルーンが
膨出したとき、ホルダーがセンサー側に偏位する。これ
に対して、第2の態様においては、体腔内に挿入される
剛性のある鞘体と、この鞘体の先端部に開口された窓
と、この窓を通って出入り自在のセンサーと、このセン
サーに隣接して配置された膨縮自在のバルーンを有する
バルーン手段とを有し、前記バルーン手段は前記鞘体に
対して固定され、前記バルーンが膨出したとき前記窓の
形成側と反対方向の前記体腔の他壁面に対して押圧さ
れ、その反力として前記センサーを前記窓を通して突出
させて前記壁面に押圧状態で接触させるものである。す
なわち、バルーンの膨出により、センサーが鞘体の窓を
通して出入りする構成としてある。
ルダーに固定または一体化されているので、バルーンが
膨出したとき、ホルダーがセンサー側に偏位する。これ
に対して、第2の態様においては、体腔内に挿入される
剛性のある鞘体と、この鞘体の先端部に開口された窓
と、この窓を通って出入り自在のセンサーと、このセン
サーに隣接して配置された膨縮自在のバルーンを有する
バルーン手段とを有し、前記バルーン手段は前記鞘体に
対して固定され、前記バルーンが膨出したとき前記窓の
形成側と反対方向の前記体腔の他壁面に対して押圧さ
れ、その反力として前記センサーを前記窓を通して突出
させて前記壁面に押圧状態で接触させるものである。す
なわち、バルーンの膨出により、センサーが鞘体の窓を
通して出入りする構成としてある。
【0023】本発明の前記の各態様において、前記セン
サーとしては、組織温度、組織を通るレーザー光の入光
量および超音波レベルの検出の少なくとも一つを行うも
のを採用できる。組織温度を検出することは、前述のと
おり、主に直腸のダメージを防止するために重要であ
る。前立腺治療の場合には、本発明のカテーテル装置に
レーザーの入光量を検出するセンサー、たとえばフォト
ダイオードやフォトトランジスタを設けることにより、
尿道に挿入するレーザーバルーンカテーテルから出射さ
れるレーザー光が前立腺部分を透過して直腸に到達する
光量を検出することにより、レーザー光の前立腺への吸
収量を把握できるとともに、直腸に至るレーザー光の光
量を検出できる。超音波センサーを用いることもでき
る。超音波センサーは、これから超音波を前立腺に対し
て当てて、その前立腺の位置を検出できる。この前立腺
の位置の測定信号に基づいて、前記のレーザーバルーン
カテーテルの尿道内への挿入位置を定めることにより、
正規の挿入位置でないことによる括約筋の損傷などを防
止できる。温度センサーやフォトダイオードは、本発明
のカテーテル装置の長手方向に沿って複数設けることが
できる。この複数のセンサーからの信号のいずれか一つ
が、設定信号レベルを越える場合には、レーザー光の出
力を低下させるようにコントロールすることができる。
サーとしては、組織温度、組織を通るレーザー光の入光
量および超音波レベルの検出の少なくとも一つを行うも
のを採用できる。組織温度を検出することは、前述のと
おり、主に直腸のダメージを防止するために重要であ
る。前立腺治療の場合には、本発明のカテーテル装置に
レーザーの入光量を検出するセンサー、たとえばフォト
ダイオードやフォトトランジスタを設けることにより、
尿道に挿入するレーザーバルーンカテーテルから出射さ
れるレーザー光が前立腺部分を透過して直腸に到達する
光量を検出することにより、レーザー光の前立腺への吸
収量を把握できるとともに、直腸に至るレーザー光の光
量を検出できる。超音波センサーを用いることもでき
る。超音波センサーは、これから超音波を前立腺に対し
て当てて、その前立腺の位置を検出できる。この前立腺
の位置の測定信号に基づいて、前記のレーザーバルーン
カテーテルの尿道内への挿入位置を定めることにより、
正規の挿入位置でないことによる括約筋の損傷などを防
止できる。温度センサーやフォトダイオードは、本発明
のカテーテル装置の長手方向に沿って複数設けることが
できる。この複数のセンサーからの信号のいずれか一つ
が、設定信号レベルを越える場合には、レーザー光の出
力を低下させるようにコントロールすることができる。
【0024】バルーン手段は、プローブとこれに取り付
けられたバルーンとを有し、鞘体内にバルーンと共にプ
ローブを挿入し、そのプローブを鞘体内に固定すること
ができる。ここで、プローブは先端が閉塞された中空体
とし、その中空体先端部の壁面に連通孔を形成し、この
連通孔を囲んでバルーンを設け、前記中空体の内部を通
して供給する流体の圧力により前記連通孔を通してバル
ーンを膨出する構成とすることができる。プローブを通
して、たとえば空気を送ることにより、バルーンを膨出
させ、空気を抜けば、バルーンをその復元力により収縮
させることができる。
けられたバルーンとを有し、鞘体内にバルーンと共にプ
ローブを挿入し、そのプローブを鞘体内に固定すること
ができる。ここで、プローブは先端が閉塞された中空体
とし、その中空体先端部の壁面に連通孔を形成し、この
連通孔を囲んでバルーンを設け、前記中空体の内部を通
して供給する流体の圧力により前記連通孔を通してバル
ーンを膨出する構成とすることができる。プローブを通
して、たとえば空気を送ることにより、バルーンを膨出
させ、空気を抜けば、バルーンをその復元力により収縮
させることができる。
【0025】プローブは、鞘体より長く、鞘体内に抜差
自在に配置され、鞘体の前記窓より先端側および基端側
において、プローブが鞘体に固定されている構成とする
ことができる。バルーン手段と鞘体とを別体とすること
は有効である。バルーンは、たとえばゴムラテックスか
らなるので、これが劣化した場合、バルーンのみを取り
替えた後に、プローブと共に鞘体内に挿入することがで
きる。
自在に配置され、鞘体の前記窓より先端側および基端側
において、プローブが鞘体に固定されている構成とする
ことができる。バルーン手段と鞘体とを別体とすること
は有効である。バルーンは、たとえばゴムラテックスか
らなるので、これが劣化した場合、バルーンのみを取り
替えた後に、プローブと共に鞘体内に挿入することがで
きる。
【0026】鞘体の外面には、その長手方向に間隔を置
いて鞘体の挿入度合いを表示する目印を形成することが
できる。鞘体の外面に鍔状のストッパーが設けられ、こ
のストッパーが鞘体の長手方向に沿って移動可能とな
り、かつストッパーに鞘体に対する固定手段が設けられ
ている。鞘体の挿入度合いを表示する目印を鞘体の外面
に形成することにより、たとえば直腸内への進入度合い
を調節できる。最適の位置に進入させた状態で、ストッ
パーを鞘体に固定することにより、その進入位置状態を
保持できる。
いて鞘体の挿入度合いを表示する目印を形成することが
できる。鞘体の外面に鍔状のストッパーが設けられ、こ
のストッパーが鞘体の長手方向に沿って移動可能とな
り、かつストッパーに鞘体に対する固定手段が設けられ
ている。鞘体の挿入度合いを表示する目印を鞘体の外面
に形成することにより、たとえば直腸内への進入度合い
を調節できる。最適の位置に進入させた状態で、ストッ
パーを鞘体に固定することにより、その進入位置状態を
保持できる。
【0027】センサーは、センサーホルダーとセンサー
端子とを有し、前記センサーホルダーの外面に複数の突
起が形成され、その突起にセンサー端子が位置している
構造とすることができる。センサーホルダーに対して突
起と共にセンサー端子を突出させておくことにより、セ
ンサー端子を体腔、たとえば直腸の内壁に確実に接触さ
せることができる。
端子とを有し、前記センサーホルダーの外面に複数の突
起が形成され、その突起にセンサー端子が位置している
構造とすることができる。センサーホルダーに対して突
起と共にセンサー端子を突出させておくことにより、セ
ンサー端子を体腔、たとえば直腸の内壁に確実に接触さ
せることができる。
【0028】
【実施例】本発明は、図面に示した好適な実施例の説明
により、より明確になるであろう。本発明のカテーテル
装置は、尿道内に別のレーザーバルーンカテーテル装置
を挿入して、そこからレーザー光を前立腺に照射して、
前立腺の治療を行う際に、本発明のカテーテル装置を直
腸内に挿入して、レーザー光の出力コントロール制御に
利用する。
により、より明確になるであろう。本発明のカテーテル
装置は、尿道内に別のレーザーバルーンカテーテル装置
を挿入して、そこからレーザー光を前立腺に照射して、
前立腺の治療を行う際に、本発明のカテーテル装置を直
腸内に挿入して、レーザー光の出力コントロール制御に
利用する。
【0029】(レーザーバルーンカテーテル装置の例に
ついて)そこで、まず、図1〜図4によって、レーザー
バルーンカテーテル装置の例を説明する。図1は、レー
ザーバルーンカテーテル装置の全体を示したもので、挿
入用ガイド10の先端に、第1バルーン1および第2バ
ルーン2が設けられている。挿入用ガイド10は、図2
に示すように、内部の第1ガイド12と、これを包む第
2ガイド14とを有する。第1ガイド12と第2のガイ
ド14との間に、温度センサーのリード線16、排尿用
導管18および第2バルーン膨出用冷却媒体供給管路2
0が設けられている。温度センサーのリード線16はコ
ネクター22に接続され、このコネクター22を介する
温度信号は、温度制御部24に入力され、レーザー光の
発生装置26を駆動するようにしてある。治療中に排尿
があった場合、排尿用導管18を介して排出するように
してある。第2バルーン膨出用冷却媒体供給管路20に
は、たとえば水W2 が供給される。
ついて)そこで、まず、図1〜図4によって、レーザー
バルーンカテーテル装置の例を説明する。図1は、レー
ザーバルーンカテーテル装置の全体を示したもので、挿
入用ガイド10の先端に、第1バルーン1および第2バ
ルーン2が設けられている。挿入用ガイド10は、図2
に示すように、内部の第1ガイド12と、これを包む第
2ガイド14とを有する。第1ガイド12と第2のガイ
ド14との間に、温度センサーのリード線16、排尿用
導管18および第2バルーン膨出用冷却媒体供給管路2
0が設けられている。温度センサーのリード線16はコ
ネクター22に接続され、このコネクター22を介する
温度信号は、温度制御部24に入力され、レーザー光の
発生装置26を駆動するようにしてある。治療中に排尿
があった場合、排尿用導管18を介して排出するように
してある。第2バルーン膨出用冷却媒体供給管路20に
は、たとえば水W2 が供給される。
【0030】一方、第1バルーン1の膨出用の流体、た
とえば水W1 は、冷却水タンク28から循環ポンプ30
により導管32を介して供給された後、第1ガイド12
と第2のガイド14との間の空間を通り、第1バルーン
1の膨出に用いられ、その後第1ガイド12内に至り、
この第1ガイド12内に通り、排出管34を通して、冷
却水タンク28に戻される。冷却水タンク28は、所定
の温度に調節されている。
とえば水W1 は、冷却水タンク28から循環ポンプ30
により導管32を介して供給された後、第1ガイド12
と第2のガイド14との間の空間を通り、第1バルーン
1の膨出に用いられ、その後第1ガイド12内に至り、
この第1ガイド12内に通り、排出管34を通して、冷
却水タンク28に戻される。冷却水タンク28は、所定
の温度に調節されている。
【0031】レーザー光の発生装置26からのレーザー
光、好ましくはNd−YAGレーザー光は、コネクター
36を介して光ファイバー38を通して伝達される。
光、好ましくはNd−YAGレーザー光は、コネクター
36を介して光ファイバー38を通して伝達される。
【0032】レーザーバルーンカテーテルの先端部の構
造の詳細が図2に示されている。すなわち、ポリエチレ
ンなどからなるプラスチックチューブからなる第1ガイ
ド12内には、光ファイバー38が設けられている。第
1ガイド12の先端内には、剛性の高い耐熱性の保護管
40が設けられ、この保護管40内に金属製のホルダー
42が配設され、光ファイバー38の先端を保持してい
る。
造の詳細が図2に示されている。すなわち、ポリエチレ
ンなどからなるプラスチックチューブからなる第1ガイ
ド12内には、光ファイバー38が設けられている。第
1ガイド12の先端内には、剛性の高い耐熱性の保護管
40が設けられ、この保護管40内に金属製のホルダー
42が配設され、光ファイバー38の先端を保持してい
る。
【0033】光ファイバー38の保持態様が図3および
図4に示されている。すなわち、ホルダー42は、先端
側の円形部42Aと後端側の偏平保持部42Bとを有
し、円形部42の両側に透過孔42C、42Cが形成さ
れている。また、ホルダー42はレーザー光の反射のた
めに、反射性金属、たとえば金メッキされている。光フ
ァイバー38は、保持部42Bおよび円形部42Aを貫
通しており、円形部42Aの先端より前方の部分は、ク
ラッドがなく、コア38Aが露出している。したがっ
て、レーザー光は、コア38A部分からに出射する。こ
の場合、レーザー光の直進性によりコア38Aの先端か
ら出射する割合が高いが、側方にも多く出射させるため
に、第3図の符号Zの領域が、粗面加工、光散乱物質を
含有する被膜の塗工、光エネルギーを熱エネルギーに変
換するカーボンなどの光吸収性粉体を含有する被膜の塗
工などが行われている。
図4に示されている。すなわち、ホルダー42は、先端
側の円形部42Aと後端側の偏平保持部42Bとを有
し、円形部42の両側に透過孔42C、42Cが形成さ
れている。また、ホルダー42はレーザー光の反射のた
めに、反射性金属、たとえば金メッキされている。光フ
ァイバー38は、保持部42Bおよび円形部42Aを貫
通しており、円形部42Aの先端より前方の部分は、ク
ラッドがなく、コア38Aが露出している。したがっ
て、レーザー光は、コア38A部分からに出射する。こ
の場合、レーザー光の直進性によりコア38Aの先端か
ら出射する割合が高いが、側方にも多く出射させるため
に、第3図の符号Zの領域が、粗面加工、光散乱物質を
含有する被膜の塗工、光エネルギーを熱エネルギーに変
換するカーボンなどの光吸収性粉体を含有する被膜の塗
工などが行われている。
【0034】レーザー光の出射端、すなわち実施例にお
いては、光ファイバーの先端より前方には、接続手段と
しての接続子44が設けられている。この接続子44の
後端部は、小径部44Aとされ、この小径部44Aの周
囲と前記保護管40の周囲とに跨がって、第1の連結手
段としてのプラスチック製のレーザー光が透過可能な第
1連結管46が設けられている。この第1連結管46
は、保護管40の外面において第1ガイド12の先端と
衝突した状態で配設されている。また、第1連結管46
の適宜の個所には、連通孔46Aが形成されている。さ
らに、第1連結管46の内部において、小径部44Aの
後端と保護管40の先端との間に、コイルスプリング4
8が設けられている。コイルスプリング48の外面は、
レーザー光の反射被膜、たとえば金メッキが施されてい
る。小径部44Aの後端面には、レーザー光の反射被
膜、たとえば金メッキ層44Bが形成されている。
いては、光ファイバーの先端より前方には、接続手段と
しての接続子44が設けられている。この接続子44の
後端部は、小径部44Aとされ、この小径部44Aの周
囲と前記保護管40の周囲とに跨がって、第1の連結手
段としてのプラスチック製のレーザー光が透過可能な第
1連結管46が設けられている。この第1連結管46
は、保護管40の外面において第1ガイド12の先端と
衝突した状態で配設されている。また、第1連結管46
の適宜の個所には、連通孔46Aが形成されている。さ
らに、第1連結管46の内部において、小径部44Aの
後端と保護管40の先端との間に、コイルスプリング4
8が設けられている。コイルスプリング48の外面は、
レーザー光の反射被膜、たとえば金メッキが施されてい
る。小径部44Aの後端面には、レーザー光の反射被
膜、たとえば金メッキ層44Bが形成されている。
【0035】好ましい態様においては、第1連結管46
および保護管40の内面において、レーザー光が散乱す
るようにすることである。この散乱の手段としては、第
1連結管46および保護管40の内面を粗面加工するこ
と、ならびにアルミナやシリカなどの粉体を焼付けによ
り付着させることを例示できる。
および保護管40の内面において、レーザー光が散乱す
るようにすることである。この散乱の手段としては、第
1連結管46および保護管40の内面を粗面加工するこ
と、ならびにアルミナやシリカなどの粉体を焼付けによ
り付着させることを例示できる。
【0036】前記の第2ガイド14は、エチレン酢酸ビ
ニル樹脂またはポリエチレンなどの可撓性のプラスチッ
ク製とされ、その先端部が予め膨出され、膨縮部14A
とされている。第2ガイド14の先端は、前記の接続子
44の周囲を被覆し、第1バルーン1と共に、固定手
段、たとえば糸50により縛られて固定されている。
ニル樹脂またはポリエチレンなどの可撓性のプラスチッ
ク製とされ、その先端部が予め膨出され、膨縮部14A
とされている。第2ガイド14の先端は、前記の接続子
44の周囲を被覆し、第1バルーン1と共に、固定手
段、たとえば糸50により縛られて固定されている。
【0037】他方、図2に示されているように、前記接
続子44の前方に金属製などのシュー52が設けられて
いる。このシュー52と接続子44とは、第2の連結手
段を構成する可撓性のプラスチックなどからなる第2連
結管54で連結されている。
続子44の前方に金属製などのシュー52が設けられて
いる。このシュー52と接続子44とは、第2の連結手
段を構成する可撓性のプラスチックなどからなる第2連
結管54で連結されている。
【0038】この第2連結管54の両端は、シュー52
および接続子44に対して、糸56、56で縛ることに
より固定されている。第2連結管54には、連通孔54
Aが形成されている。
および接続子44に対して、糸56、56で縛ることに
より固定されている。第2連結管54には、連通孔54
Aが形成されている。
【0039】また、実施例においては、第1バルーン1
を構成するチューブが、接続子44を通ってシュー52
にまで前方に延在し、第2バルーン2を構成している。
また、第1バルーン1を構成するチューブは、第2ガイ
ド14に対して糸51,51で縛られて連結されてい
る。他の態様においては、第1バルーン1と第2バルー
ン2とを分離させることである。第2バルーン2の先端
は、固定手段、たとえば糸58により縛られて、シュー
52に固定されている。第1バルーン1および第2バル
ーン2の材質としては、可撓性および弾性を有し、膨縮
可能なものが選択され、実施例においては、ゴムラテッ
クスが用いられている。シリコーンゴムなどでもよい。
を構成するチューブが、接続子44を通ってシュー52
にまで前方に延在し、第2バルーン2を構成している。
また、第1バルーン1を構成するチューブは、第2ガイ
ド14に対して糸51,51で縛られて連結されてい
る。他の態様においては、第1バルーン1と第2バルー
ン2とを分離させることである。第2バルーン2の先端
は、固定手段、たとえば糸58により縛られて、シュー
52に固定されている。第1バルーン1および第2バル
ーン2の材質としては、可撓性および弾性を有し、膨縮
可能なものが選択され、実施例においては、ゴムラテッ
クスが用いられている。シリコーンゴムなどでもよい。
【0040】シュー52は、先端部に半球形部52A
を、中間部に円柱形部を、後部に細径部を有する。ま
た、半球形部52Aの中心および両側部にそれぞれ開口
する主排尿口52B、副排尿口52C、52Cが形成さ
れ、これらの排尿口は細径部の後端に開口する共通の排
尿導路52Dに連通している。
を、中間部に円柱形部を、後部に細径部を有する。ま
た、半球形部52Aの中心および両側部にそれぞれ開口
する主排尿口52B、副排尿口52C、52Cが形成さ
れ、これらの排尿口は細径部の後端に開口する共通の排
尿導路52Dに連通している。
【0041】シュー52の細径部には、排尿用導管18
が嵌合しており、この排尿用導管18は、接続子44を
貫通して、第1ガイド14内を通り、図1に示されてい
るように、外部に開口している。したがって、手術中に
排尿があった場合には、いずれかの排尿口から尿が流入
し、排尿導路52Dおよび排尿用導管18を通して外部
に排出される。この排尿用手段を設けることは、前立腺
の手術において、前立腺部分に対する加温により、排尿
感が促進されるために、きわめて有効な手段である。ま
たは、排尿口を半球形部52Aの中心および両側部のそ
れぞれに形成したのは、いずれかの排尿口を膀胱が閉塞
したとしても、他の排尿口から円滑に排尿されるように
したものである。
が嵌合しており、この排尿用導管18は、接続子44を
貫通して、第1ガイド14内を通り、図1に示されてい
るように、外部に開口している。したがって、手術中に
排尿があった場合には、いずれかの排尿口から尿が流入
し、排尿導路52Dおよび排尿用導管18を通して外部
に排出される。この排尿用手段を設けることは、前立腺
の手術において、前立腺部分に対する加温により、排尿
感が促進されるために、きわめて有効な手段である。ま
たは、排尿口を半球形部52Aの中心および両側部のそ
れぞれに形成したのは、いずれかの排尿口を膀胱が閉塞
したとしても、他の排尿口から円滑に排尿されるように
したものである。
【0042】一方、第2バルーン膨出用冷却媒体供給管
路20は、第1ガイド14内に通り、さらに接続子44
を通り、第2連結管54内に臨んでいる。外部から供給
される冷却水W2 は、第2バルーン膨出用冷却媒体供給
管路20を通り、第2連結管54内に供給され、連通孔
54Aを通り、第2バルーン2内に導かれ、その第2バ
ルーン2を膨出させる。冷却水W2 を第2バルーン膨出
用冷却媒体供給管路20を通して抜くことにより、第2
バルーン2は収縮される。
路20は、第1ガイド14内に通り、さらに接続子44
を通り、第2連結管54内に臨んでいる。外部から供給
される冷却水W2 は、第2バルーン膨出用冷却媒体供給
管路20を通り、第2連結管54内に供給され、連通孔
54Aを通り、第2バルーン2内に導かれ、その第2バ
ルーン2を膨出させる。冷却水W2 を第2バルーン膨出
用冷却媒体供給管路20を通して抜くことにより、第2
バルーン2は収縮される。
【0043】また、図2に示されているように、温度セ
ンサーのリード線16は、第1ガイド12と第2ガイド
14との間を通り、接続子44の外周を巡った後、第2
ガイド14を貫通し、第1バルーン1の長手方向中間の
内面に接触されている。リード線16の先端部は、レー
ザー光を反射させるために2枚のアルミ箔や白色顔料入
りプラスチックシートからなる反射片16Aによりサン
ドイッチされ、この反射片16Aが第1バルーン1の内
面に接着剤により接着固定されている。
ンサーのリード線16は、第1ガイド12と第2ガイド
14との間を通り、接続子44の外周を巡った後、第2
ガイド14を貫通し、第1バルーン1の長手方向中間の
内面に接触されている。リード線16の先端部は、レー
ザー光を反射させるために2枚のアルミ箔や白色顔料入
りプラスチックシートからなる反射片16Aによりサン
ドイッチされ、この反射片16Aが第1バルーン1の内
面に接着剤により接着固定されている。
【0044】かかる構造のレーザーバルーンカテーテル
は、前立腺の治療に好適に使用される。すなわち、冷却
水W1 および冷却水W2 を圧送しない場合には、第1バ
ルーン1および第2バルーン2が、それ自体の収縮力に
より収縮している。このとき、第2ガイド14も第1バ
ルーン1の収縮に伴って収縮状態にある。
は、前立腺の治療に好適に使用される。すなわち、冷却
水W1 および冷却水W2 を圧送しない場合には、第1バ
ルーン1および第2バルーン2が、それ自体の収縮力に
より収縮している。このとき、第2ガイド14も第1バ
ルーン1の収縮に伴って収縮状態にある。
【0045】この状態で、図5に示すように、尿道60
内にレーザーバルーンカテーテルを、第2バルーン2が
膀胱62内に臨むように挿入する。次いで、冷却水W1
を冷却水タンク28から循環ポンプ30により導管32
を介して供給し、第1ガイド12と第2のガイド14と
の間の空間を通し、第2ガイド14の膨縮部14Aに導
き、その膨縮部14Aを膨出させる。この膨出により、
第1バルーン1も図2および図5に示すように膨出され
る。この膨出に用いられた冷却水W1 は、連通孔46内
を通って第1ガイド12内に入り、この第1ガイド12
内に通り、排出管34を通して、冷却水タンク28に戻
される。
内にレーザーバルーンカテーテルを、第2バルーン2が
膀胱62内に臨むように挿入する。次いで、冷却水W1
を冷却水タンク28から循環ポンプ30により導管32
を介して供給し、第1ガイド12と第2のガイド14と
の間の空間を通し、第2ガイド14の膨縮部14Aに導
き、その膨縮部14Aを膨出させる。この膨出により、
第1バルーン1も図2および図5に示すように膨出され
る。この膨出に用いられた冷却水W1 は、連通孔46内
を通って第1ガイド12内に入り、この第1ガイド12
内に通り、排出管34を通して、冷却水タンク28に戻
される。
【0046】冷却水W2 も第2バルーン膨出用冷却媒体
供給管路20を通して供給され、第2連結管54内に供
給され、連通孔54Aを通り、第2バルーン2内に導か
れ、その第2バルーン2が図2および図5に示すように
膨出される。
供給管路20を通して供給され、第2連結管54内に供
給され、連通孔54Aを通り、第2バルーン2内に導か
れ、その第2バルーン2が図2および図5に示すように
膨出される。
【0047】この状態で、レーザー光の発生装置26か
らのレーザー光が、コネクター36を介して光ファイバ
ー38に入光され、その先端のコア38Aから出射され
る。
らのレーザー光が、コネクター36を介して光ファイバ
ー38に入光され、その先端のコア38Aから出射され
る。
【0048】出射されたレーザー光のうち、保護管40
または第1連結管46に当たったレーザー光は、保護管
40または第1連結管46をそのまま透過し、あるいは
内面において反射拡散されながら透過し、やがて側方に
拡散され、第2ガイド14および第1バルーン1を通っ
て前立腺64、64に入射される。レーザー光の直進成
分は、一部は直進する過程で、金メッキされたコイルス
プリング48に衝突した場合には、そこで反射し、側方
に拡散され、第1連結管46、第2ガイド14および第
1バルーン1を通って前立腺64、64に入射される。
コイルスプリング48に衝突することなくそのまま直進
したレーザー光は、金メッキ層44Bにおいて反射し、
一部は後方に向かう過程で、コイルスプリング48に衝
突する過程で側方に拡散される。後方の直進した反射光
は、ホルダー42の円形部42Aの金メッキされた前面
において反射し、再び前進する。このように、接続子4
4の後面の金メッキ層44Bおよび円形部42Aの金メ
ッキされた前面において、レーザー光が反射を繰り返す
過程で、側方に拡散される。したがって、全体としてみ
れば、第1バルーン1の全面から、長手方向中央が高
く、かつ端部が低い出射光量をもって、前立腺64、6
4に入射される。
または第1連結管46に当たったレーザー光は、保護管
40または第1連結管46をそのまま透過し、あるいは
内面において反射拡散されながら透過し、やがて側方に
拡散され、第2ガイド14および第1バルーン1を通っ
て前立腺64、64に入射される。レーザー光の直進成
分は、一部は直進する過程で、金メッキされたコイルス
プリング48に衝突した場合には、そこで反射し、側方
に拡散され、第1連結管46、第2ガイド14および第
1バルーン1を通って前立腺64、64に入射される。
コイルスプリング48に衝突することなくそのまま直進
したレーザー光は、金メッキ層44Bにおいて反射し、
一部は後方に向かう過程で、コイルスプリング48に衝
突する過程で側方に拡散される。後方の直進した反射光
は、ホルダー42の円形部42Aの金メッキされた前面
において反射し、再び前進する。このように、接続子4
4の後面の金メッキ層44Bおよび円形部42Aの金メ
ッキされた前面において、レーザー光が反射を繰り返す
過程で、側方に拡散される。したがって、全体としてみ
れば、第1バルーン1の全面から、長手方向中央が高
く、かつ端部が低い出射光量をもって、前立腺64、6
4に入射される。
【0049】前立腺64に入射されたレーザー光は、前
立腺64中の組織に吸収され、発熱が生じ、結果として
前立腺64が加温または加熱される。このレーザー光に
よる加温は、ある時間維持される。前立腺64内の組織
は、レーザー光を受けて加温または加熱され、凝固さ
れ、あるいは壊死し、手術後、早期に治癒回復に向か
う。レーザー光として特にNd−YAGレーザー光を用
いると、レーザー光は組織中に蛋白質に吸収される。
立腺64中の組織に吸収され、発熱が生じ、結果として
前立腺64が加温または加熱される。このレーザー光に
よる加温は、ある時間維持される。前立腺64内の組織
は、レーザー光を受けて加温または加熱され、凝固さ
れ、あるいは壊死し、手術後、早期に治癒回復に向か
う。レーザー光として特にNd−YAGレーザー光を用
いると、レーザー光は組織中に蛋白質に吸収される。
【0050】超音波により、前立腺を加熱することも考
えられるが、超音波の多くが前立腺組織内の水分に吸収
され、発熱を生じるが、組織中に吸収される割合が少な
く治療効果が低いのに対して、レーザー光、特にNd−
YAGレーザー光を用いると、水分に吸収される割合は
約10%程度であり、その他が組織中の蛋白質に吸収さ
れるために、治療効果が高い。
えられるが、超音波の多くが前立腺組織内の水分に吸収
され、発熱を生じるが、組織中に吸収される割合が少な
く治療効果が低いのに対して、レーザー光、特にNd−
YAGレーザー光を用いると、水分に吸収される割合は
約10%程度であり、その他が組織中の蛋白質に吸収さ
れるために、治療効果が高い。
【0051】他方、前述の実施例においては、冷却水W
1 を第1ガイド12と第2のガイド14との間の空間を
通し、連通孔46内を通って第1ガイド12内に入り、
この第1ガイド12内を通して排出しているが、逆の流
れでもよい。
1 を第1ガイド12と第2のガイド14との間の空間を
通し、連通孔46内を通って第1ガイド12内に入り、
この第1ガイド12内を通して排出しているが、逆の流
れでもよい。
【0052】上記例においては、第1連結管46は、第
1ガイド12と分離して設けてある。この分離して設け
たのは、第1ガイド12の先端部にホルダー42および
保護管40をセットし、スプリング48は第1連結管4
6内にセットするなどの組み立て上の要因が大きく、し
たがって、第1連結管46を省略し、第1ガイド12を
延在し、小径部44Aに嵌合してもよい。この場合に
は、第1ガイド12に冷却水W1 の連通孔が形成され
る。
1ガイド12と分離して設けてある。この分離して設け
たのは、第1ガイド12の先端部にホルダー42および
保護管40をセットし、スプリング48は第1連結管4
6内にセットするなどの組み立て上の要因が大きく、し
たがって、第1連結管46を省略し、第1ガイド12を
延在し、小径部44Aに嵌合してもよい。この場合に
は、第1ガイド12に冷却水W1 の連通孔が形成され
る。
【0053】本実施例で用いる、レーザー光としては、
Nd−YAGレーザー光が最適であるが、アルゴンレー
ザー光、ダイオードレーザー光などでもよい。これら
は、水に吸収される割合がごく少ないので、冷却水を用
いる場合に、これを透過し、組織にレーザー光を充分量
をもって照射できる。その他、用いるレーザー光として
は、KTPレーザー光、ダイレーザー光、KTP/Nd
−YAGの二重ビームレーザー光などを挙げることがで
きる。
Nd−YAGレーザー光が最適であるが、アルゴンレー
ザー光、ダイオードレーザー光などでもよい。これら
は、水に吸収される割合がごく少ないので、冷却水を用
いる場合に、これを透過し、組織にレーザー光を充分量
をもって照射できる。その他、用いるレーザー光として
は、KTPレーザー光、ダイレーザー光、KTP/Nd
−YAGの二重ビームレーザー光などを挙げることがで
きる。
【0054】上記例においては、第1バルーン1および
第2バルーンの膨出用流体として、冷却水を用いたが、
空気、窒素ガス、炭酸ガス、などでもよい。他の冷却液
体、たとえばアルコールなででもよい。
第2バルーンの膨出用流体として、冷却水を用いたが、
空気、窒素ガス、炭酸ガス、などでもよい。他の冷却液
体、たとえばアルコールなででもよい。
【0055】組織内に円滑に実施例のレーザーバルーン
カテーテルを挿入するために、第1ガイド12、第2ガ
イド14、第1連結管16、第2連結管54は可撓性で
あることが好ましいが、直線的に挿入することで足りる
場合には、これらの少なくとも一つは非可撓性のもので
もよい。
カテーテルを挿入するために、第1ガイド12、第2ガ
イド14、第1連結管16、第2連結管54は可撓性で
あることが好ましいが、直線的に挿入することで足りる
場合には、これらの少なくとも一つは非可撓性のもので
もよい。
【0056】他方、実施例においては、冷却水W1 が第
2ガイド14内に強制的に循環することにより、第1バ
ルーン1内が冷却され、所定の温度に維持される。この
強制冷却を行いない場合には、レーザー光のパワーが、
尿道の内壁から前立腺の深部に至るほど低下し、図6の
温度分布線Yのように、尿道の内壁側ほど高温に加熱さ
れ、前立腺の深部に至るほど、温度が低くなる。
2ガイド14内に強制的に循環することにより、第1バ
ルーン1内が冷却され、所定の温度に維持される。この
強制冷却を行いない場合には、レーザー光のパワーが、
尿道の内壁から前立腺の深部に至るほど低下し、図6の
温度分布線Yのように、尿道の内壁側ほど高温に加熱さ
れ、前立腺の深部に至るほど、温度が低くなる。
【0057】前立腺の中心部(尿道の内壁から6〜12
mm程度)まで、所定の温度に加熱するために、レーザー
光のパワーを高めると、尿道の内壁近傍が、過度に加熱
されて、尿道近傍の組織が破壊され、治癒が困難とな
る。
mm程度)まで、所定の温度に加熱するために、レーザー
光のパワーを高めると、尿道の内壁近傍が、過度に加熱
されて、尿道近傍の組織が破壊され、治癒が困難とな
る。
【0058】しかるに、冷却水W1 により、第1バルー
ン1および第2ガイド14の膨縮部14A内を供給冷却
すると、図6の温度分布線Xのように、尿道近傍の組織
が冷却され、その組織の破壊が防止される一方、前立腺
の中心部まで充分な量のレーザー光の入射され、その中
心部まで確実に加温される。この場合、レーザー光のパ
ワーと冷却水W1 による循環量または温度とをコントロ
ールすることにより、図6の温度分布線X1 またはX2
のように、温度分布を調整できる。前立腺の症状によ
り、温度分布を調整して治療効果を高めることができ
る。
ン1および第2ガイド14の膨縮部14A内を供給冷却
すると、図6の温度分布線Xのように、尿道近傍の組織
が冷却され、その組織の破壊が防止される一方、前立腺
の中心部まで充分な量のレーザー光の入射され、その中
心部まで確実に加温される。この場合、レーザー光のパ
ワーと冷却水W1 による循環量または温度とをコントロ
ールすることにより、図6の温度分布線X1 またはX2
のように、温度分布を調整できる。前立腺の症状によ
り、温度分布を調整して治療効果を高めることができ
る。
【0059】前立腺炎などの場合には、冷却水W1 によ
り強制冷却しながら前立腺内部を43℃以下の低温で加
温する、前立腺肥大などの場合には、冷却水W1 により
強制冷却しながら、尿道の内壁またはその近傍の組織を
熱障害から保護しながら、前立腺内部を45℃以上に加
熱して、凝固または壊死させる。凝固または壊死した組
織は、代謝吸収により、前立腺が縮小し、尿道が開通す
る。
り強制冷却しながら前立腺内部を43℃以下の低温で加
温する、前立腺肥大などの場合には、冷却水W1 により
強制冷却しながら、尿道の内壁またはその近傍の組織を
熱障害から保護しながら、前立腺内部を45℃以上に加
熱して、凝固または壊死させる。凝固または壊死した組
織は、代謝吸収により、前立腺が縮小し、尿道が開通す
る。
【0060】括約筋部分66にはレーザー光が入射され
ないように、バルーン1および第2ガイド14の膨縮部
14の長さが、あるいは光ファイバー38の先端位置が
設定される。
ないように、バルーン1および第2ガイド14の膨縮部
14の長さが、あるいは光ファイバー38の先端位置が
設定される。
【0061】第2バルーン2は、第1に、レーザーバル
ーンカテーテルの位置決めを図ること、第2に、手術中
にレーザーバルーンカテーテルが膀胱62から抜けるこ
とを防止することに有効である。すなわち、図5に示す
ように、レーザーバルーンカテーテルをその第2バルー
ン2が膀胱62内まで挿入した後、第2バルーン2を膨
出させ、レーザーバルーンカテーテルを膀胱62のネッ
ク部62Aに当たるまで引き抜けば、第1バルーン1が
前立腺64に対応した位置に設定される。この設定が終
了した後に、第1バルーン1を膨出させる。また、手術
中にレーザーバルーンカテーテルが移動したとしても、
第2バルーン2が膀胱62のネック部62Aに当たるの
で、レーザーバルーンカテーテルが膀胱62から抜ける
ことが防止される。
ーンカテーテルの位置決めを図ること、第2に、手術中
にレーザーバルーンカテーテルが膀胱62から抜けるこ
とを防止することに有効である。すなわち、図5に示す
ように、レーザーバルーンカテーテルをその第2バルー
ン2が膀胱62内まで挿入した後、第2バルーン2を膨
出させ、レーザーバルーンカテーテルを膀胱62のネッ
ク部62Aに当たるまで引き抜けば、第1バルーン1が
前立腺64に対応した位置に設定される。この設定が終
了した後に、第1バルーン1を膨出させる。また、手術
中にレーザーバルーンカテーテルが移動したとしても、
第2バルーン2が膀胱62のネック部62Aに当たるの
で、レーザーバルーンカテーテルが膀胱62から抜ける
ことが防止される。
【0062】尿道の内壁温度は、リード線16の先端に
設けられた熱電対により検出され、この温度信号は、リ
ード線16およびコネクター22を通して温度制御部2
4に入力され、検出された温度信号と目標の尿道の内壁
温度との偏差に応じて、レーザー光の発生装置26をオ
ンオフの時間を調整することにより、尿道の内壁温度を
コントロールするようにしてある。前立腺のたとえば中
心温度を目標温度とする場合には、予め前立腺の中心温
度と尿道の内壁温度との相関を求めておくことで、前立
腺の中心温度のコントロールも可能である。
設けられた熱電対により検出され、この温度信号は、リ
ード線16およびコネクター22を通して温度制御部2
4に入力され、検出された温度信号と目標の尿道の内壁
温度との偏差に応じて、レーザー光の発生装置26をオ
ンオフの時間を調整することにより、尿道の内壁温度を
コントロールするようにしてある。前立腺のたとえば中
心温度を目標温度とする場合には、予め前立腺の中心温
度と尿道の内壁温度との相関を求めておくことで、前立
腺の中心温度のコントロールも可能である。
【0063】(本発明の情報検出用カテーテル装置の第
1の態様)一方、前立腺にレーザー光が過度に入射して
加熱されることは、前立腺組織のダメージとなるので、
図5のように、直腸68内に、本発明の温度検出用カテ
ーテル装置70が挿入される。
1の態様)一方、前立腺にレーザー光が過度に入射して
加熱されることは、前立腺組織のダメージとなるので、
図5のように、直腸68内に、本発明の温度検出用カテ
ーテル装置70が挿入される。
【0064】この温度検出用カテーテル装置70は、剛
性の高いたとえば金属製の挿入体72の先端の片側、す
なわち前立腺側に、複数たとえば5点程度の熱電対の先
端を臨ませた温度センサー74を、他側に押付け用バル
ーン76を有するもので、温度センサー74の各熱電対
のリード線は外部に、たとえば温度制御部24に電気的
に接続されている。押付け用バルーン76は、温度検出
用カテーテル装置70の挿入体72を直腸68内に挿入
した後、外部からの流体加圧源、たとえばエア加圧源に
より膨出され、その膨出反力により挿入体72を前立腺
側に押し出し、直腸68の内壁面に密着させる機能を有
する。
性の高いたとえば金属製の挿入体72の先端の片側、す
なわち前立腺側に、複数たとえば5点程度の熱電対の先
端を臨ませた温度センサー74を、他側に押付け用バル
ーン76を有するもので、温度センサー74の各熱電対
のリード線は外部に、たとえば温度制御部24に電気的
に接続されている。押付け用バルーン76は、温度検出
用カテーテル装置70の挿入体72を直腸68内に挿入
した後、外部からの流体加圧源、たとえばエア加圧源に
より膨出され、その膨出反力により挿入体72を前立腺
側に押し出し、直腸68の内壁面に密着させる機能を有
する。
【0065】レーザー光の前立腺64に対する照射によ
り、前立腺64が加温または加熱さるほか、一部のレー
ザー光は前立腺64を透過して、直腸68側にも至り、
直腸68の近傍の組織も加温される。そこで、直腸68
の内壁温度を温度センサー74により検出し、そのいず
れかの温度が設定温度より超える場合には、温度制御部
24により、レーザー光の発生装置26をオンオフタイ
ミングのオフ時間を長くするか、レーザー光のパワーを
低下させる制御を行い、前立腺64に対する過度の加温
を防止する。また、直腸68を熱障害から防止できる。
り、前立腺64が加温または加熱さるほか、一部のレー
ザー光は前立腺64を透過して、直腸68側にも至り、
直腸68の近傍の組織も加温される。そこで、直腸68
の内壁温度を温度センサー74により検出し、そのいず
れかの温度が設定温度より超える場合には、温度制御部
24により、レーザー光の発生装置26をオンオフタイ
ミングのオフ時間を長くするか、レーザー光のパワーを
低下させる制御を行い、前立腺64に対する過度の加温
を防止する。また、直腸68を熱障害から防止できる。
【0066】本発明における温度検出用カテーテル装置
70の第1の例は、図7および図8に示すものである。
70の第1の例は、図7および図8に示すものである。
【0067】すなわち、金属製の管体からなるホルダー
72Aの先端部に温度センサー74Aが設けられてい
る。ホルダー72Aの先端の片側には、窓72aが形成
され、この窓72aに温度センサー74Aが嵌合されて
いる。この温度センサー74Aの固定のために、ホルダ
ー72Aの先端には、たとえばプラスチック製のプラグ
78が嵌入しており、その外面が温度センサー74Aの
内面に密着しており、温度センサー74Aをホルダー7
2Aの内面に密着させて保持している。
72Aの先端部に温度センサー74Aが設けられてい
る。ホルダー72Aの先端の片側には、窓72aが形成
され、この窓72aに温度センサー74Aが嵌合されて
いる。この温度センサー74Aの固定のために、ホルダ
ー72Aの先端には、たとえばプラスチック製のプラグ
78が嵌入しており、その外面が温度センサー74Aの
内面に密着しており、温度センサー74Aをホルダー7
2Aの内面に密着させて保持している。
【0068】ホルダー72Aおよびプラグ78の外面に
は、前記窓72a部分が切除された底付きチューブ状の
ゴムラテックスなどからなる押付け用バルーン76A
が、被覆されている。また、図8に明瞭に図示されてい
るように、横断面円弧状の金属製の規制板80が押付け
用バルーン76Aの外面に当接されている。この規制板
80と押付け用バルーン76Aとは、糸81A,81A
および糸81B,81Bにより一体化されている。規制
板80の前記の窓72a部分は切除されている。
は、前記窓72a部分が切除された底付きチューブ状の
ゴムラテックスなどからなる押付け用バルーン76A
が、被覆されている。また、図8に明瞭に図示されてい
るように、横断面円弧状の金属製の規制板80が押付け
用バルーン76Aの外面に当接されている。この規制板
80と押付け用バルーン76Aとは、糸81A,81A
および糸81B,81Bにより一体化されている。規制
板80の前記の窓72a部分は切除されている。
【0069】他方で、ホルダー72Aには連通孔72b
が形成されている。ホルダー72Aは、図示しないエア
供給源に連結され、そのエアの供給により、図7に仮想
線で示すように、規制板80で規制されている部分を除
いて、押付け用バルーン76Aが膨出し、エアを抜け
ば、収縮するようになっている。直腸68内の中心O1
に沿って挿入した温度検出用カテーテル装置70は、押
付け用バルーン76Aの膨出に伴う反力により、中心が
O2 に偏位されることにより、温度センサー74Aが直
腸68の内壁に押圧される。
が形成されている。ホルダー72Aは、図示しないエア
供給源に連結され、そのエアの供給により、図7に仮想
線で示すように、規制板80で規制されている部分を除
いて、押付け用バルーン76Aが膨出し、エアを抜け
ば、収縮するようになっている。直腸68内の中心O1
に沿って挿入した温度検出用カテーテル装置70は、押
付け用バルーン76Aの膨出に伴う反力により、中心が
O2 に偏位されることにより、温度センサー74Aが直
腸68の内壁に押圧される。
【0070】温度センサー74Aは、組織への接触性を
高めるために、5点の突起部74a,74a…を有し、
この突起部の外面に、リード線74b,74B…の先端
の熱電対部分が臨んでいる。リード線74b,74b…
の基端は、温度制御部24に電気的に接続されている。
82は、各リード線74b,74b…を包んで保護する
保護チューブである。
高めるために、5点の突起部74a,74a…を有し、
この突起部の外面に、リード線74b,74B…の先端
の熱電対部分が臨んでいる。リード線74b,74b…
の基端は、温度制御部24に電気的に接続されている。
82は、各リード線74b,74b…を包んで保護する
保護チューブである。
【0071】上記の温度検出用カテーテル装置70で
は、ホルダー72Aに温度センサー74Aが固定されて
いるので、押付け用バルーン76Aの膨出に伴って、直
腸68の内壁を反力座として、ホルダー72Aの中心が
O1 からO2 に移動することにより偏位する。
は、ホルダー72Aに温度センサー74Aが固定されて
いるので、押付け用バルーン76Aの膨出に伴って、直
腸68の内壁を反力座として、ホルダー72Aの中心が
O1 からO2 に移動することにより偏位する。
【0072】この場合、ホルダー72Aを偏位させるた
めには、比較的高い圧力でバルーンを膨出させる必要が
あり、逆にこれに耐える強度のバルーンが必要となる。
また、ホルダー72Aを直腸68内に挿入した後、その
ホルダー72Aが直腸68の中心に対して斜めの状態と
なると、温度センサー74Aの長手方向の一端側が強く
直腸68の内壁に当接する反面、他端側が直腸68の内
壁から離れてしまい、長手方向全体にわたって正確な温
度を検出することが困難となる場合がある。
めには、比較的高い圧力でバルーンを膨出させる必要が
あり、逆にこれに耐える強度のバルーンが必要となる。
また、ホルダー72Aを直腸68内に挿入した後、その
ホルダー72Aが直腸68の中心に対して斜めの状態と
なると、温度センサー74Aの長手方向の一端側が強く
直腸68の内壁に当接する反面、他端側が直腸68の内
壁から離れてしまい、長手方向全体にわたって正確な温
度を検出することが困難となる場合がある。
【0073】(本発明の第2の態様)そこで、本発明の
第2の態様に従って、押付け用バルーンの膨縮に伴っ
て、温度センサー74が単体で膨縮するようにするのが
好適である。
第2の態様に従って、押付け用バルーンの膨縮に伴っ
て、温度センサー74が単体で膨縮するようにするのが
好適である。
【0074】本発明の第2の態様は、図9〜図15に示
されている。図9および図10は、温度検出用カテーテ
ル装置70の全体を示したもので、鞘体83とプローブ
84と温度センサー74とストッパー85とを有する。
鞘体83はたとえばステンレス鋼管からなり、その外周
面に長手方向に間隔を置いて、鞘体83の直腸68内へ
の挿入度合いを示す目印83aが形成されている。実施
例では、鞘体83の中間から後方にかけて目印83aが
形成されているが、この目印83aは鞘体83の全長に
わたって形成することも可能である。長手方向に連続す
る目印83bは、温度センサー74の周方向に関する中
心を示すものである。この目印83bを前立腺側に揃え
ることにより、温度センサー74を前立腺側に向けるこ
とかできる。
されている。図9および図10は、温度検出用カテーテ
ル装置70の全体を示したもので、鞘体83とプローブ
84と温度センサー74とストッパー85とを有する。
鞘体83はたとえばステンレス鋼管からなり、その外周
面に長手方向に間隔を置いて、鞘体83の直腸68内へ
の挿入度合いを示す目印83aが形成されている。実施
例では、鞘体83の中間から後方にかけて目印83aが
形成されているが、この目印83aは鞘体83の全長に
わたって形成することも可能である。長手方向に連続す
る目印83bは、温度センサー74の周方向に関する中
心を示すものである。この目印83bを前立腺側に揃え
ることにより、温度センサー74を前立腺側に向けるこ
とかできる。
【0075】図10に示すように、鞘体83は直腸68
内に挿入され、その挿入位置が決まった後、ストッパー
85を固定する。あるいは予め、所定の目印83a位置
を決めておき、そこにストッパー85を固定しておいた
後、鞘体83を直腸68内に挿入する。ストッパー85
は、鍔部85Aを有し、鞘体83に遊嵌しており、その
鞘体83に沿って移動可能であり、鞘体83に対して、
固定ボルト85Bによって固定する。鍔部85Aによっ
て、鞘体83の直腸68内への挿入度合いを規定するこ
とができるとともに、手術中に、外力が作用したとして
も、それ以上深く挿入されることを防止できる。
内に挿入され、その挿入位置が決まった後、ストッパー
85を固定する。あるいは予め、所定の目印83a位置
を決めておき、そこにストッパー85を固定しておいた
後、鞘体83を直腸68内に挿入する。ストッパー85
は、鍔部85Aを有し、鞘体83に遊嵌しており、その
鞘体83に沿って移動可能であり、鞘体83に対して、
固定ボルト85Bによって固定する。鍔部85Aによっ
て、鞘体83の直腸68内への挿入度合いを規定するこ
とができるとともに、手術中に、外力が作用したとして
も、それ以上深く挿入されることを防止できる。
【0076】プローブ84は、鞘体83内に挿脱自在と
されている。プローブ84の鞘体83への位置固定は、
鞘体83を貫通する固定ボルト83Aによって行われ
る。
されている。プローブ84の鞘体83への位置固定は、
鞘体83を貫通する固定ボルト83Aによって行われ
る。
【0077】82は第1の実施例と同様の各リード線7
4b,74b…を包んで保護する保護チューブであり、
前述のとおり、温度制御部24に電気的に接続されてい
る。
4b,74b…を包んで保護する保護チューブであり、
前述のとおり、温度制御部24に電気的に接続されてい
る。
【0078】図10に示されているように、鞘体83の
先端は、プラスチック製のプラグ86により閉塞されて
いる。プラグ86の外面は半球状に形成されており、直
腸68内への挿入を円滑に行うようにしてある。プラグ
86の内面には、半球状の係止部86aが形成されてい
る。
先端は、プラスチック製のプラグ86により閉塞されて
いる。プラグ86の外面は半球状に形成されており、直
腸68内への挿入を円滑に行うようにしてある。プラグ
86の内面には、半球状の係止部86aが形成されてい
る。
【0079】プローブ84はたとえばステンレス鋼管か
らなり、その先端にプラスチック製のプラグ78Aが嵌
合しており、プローブ84の先端が閉塞され、中空体が
構成さている。プローブ84の先端部には、プラグ78
Aを包んでゴムラテックスなどからなる底付きバルーン
76が設けられ、プローブ84に固定糸87,87によ
り固定されている。バルーン76のプローブ84への固
定には、接着剤などにより固定することもできる。プロ
ーブ84の壁面には連通孔84a,84aが形成されて
いる。プローブ84を通して流体、たとえばエアを圧送
すると、そのエア圧力が連通孔84a,84aを介して
バルーン76の内面に作用して、そのバルーン76が、
図12に示すように膨出するようになっている。
らなり、その先端にプラスチック製のプラグ78Aが嵌
合しており、プローブ84の先端が閉塞され、中空体が
構成さている。プローブ84の先端部には、プラグ78
Aを包んでゴムラテックスなどからなる底付きバルーン
76が設けられ、プローブ84に固定糸87,87によ
り固定されている。バルーン76のプローブ84への固
定には、接着剤などにより固定することもできる。プロ
ーブ84の壁面には連通孔84a,84aが形成されて
いる。プローブ84を通して流体、たとえばエアを圧送
すると、そのエア圧力が連通孔84a,84aを介して
バルーン76の内面に作用して、そのバルーン76が、
図12に示すように膨出するようになっている。
【0080】鞘体83の先端部の壁面には、ほぼ四角の
(図9参照)窓83cが形成されており、この窓83c
に臨んで、温度センサー74が配置されている。温度セ
ンサー74はバルーン76の外面に設置されている。一
方、鞘体83の前記温度センサー74の配設位置と反対
側には、バルーン76の膨出用窓83dが形成されてい
る。
(図9参照)窓83cが形成されており、この窓83c
に臨んで、温度センサー74が配置されている。温度セ
ンサー74はバルーン76の外面に設置されている。一
方、鞘体83の前記温度センサー74の配設位置と反対
側には、バルーン76の膨出用窓83dが形成されてい
る。
【0081】温度センサー74の形状はやや複雑であ
り、その形状は図13〜図15によって明瞭となるであ
ろう。すなわち、温度センサー74は、プラスチック成
形品からなるセンサーホルダーと、センサー端子として
の熱電対とを有する。センサーホルダーは、外面に千鳥
状に並んだ(図9参照)5つの突起部741,741…
を有し、内面側に凹部742を有する。また、前後に
は、鍔部743A,743Bを有し、後部の鍔部743
Bには、図14に示されているように、凹部742に連
なる切欠部744が形成されている。
り、その形状は図13〜図15によって明瞭となるであ
ろう。すなわち、温度センサー74は、プラスチック成
形品からなるセンサーホルダーと、センサー端子として
の熱電対とを有する。センサーホルダーは、外面に千鳥
状に並んだ(図9参照)5つの突起部741,741…
を有し、内面側に凹部742を有する。また、前後に
は、鍔部743A,743Bを有し、後部の鍔部743
Bには、図14に示されているように、凹部742に連
なる切欠部744が形成されている。
【0082】前記の温度センサー74の壁面を貫通し
て、先端か熱電対となったリード線74b,74b…が
設けられ、これらの各リード線74b,74b…の先端
は、各突起部741,741…の表面に到り、その表面
において接着剤などにより固定されている。また、各リ
ード線74b,74b…は、凹部742および切欠部7
44を通って、保護チューブ82に集束されて温度制御
部24に接続されている。
て、先端か熱電対となったリード線74b,74b…が
設けられ、これらの各リード線74b,74b…の先端
は、各突起部741,741…の表面に到り、その表面
において接着剤などにより固定されている。また、各リ
ード線74b,74b…は、凹部742および切欠部7
44を通って、保護チューブ82に集束されて温度制御
部24に接続されている。
【0083】このように構成された温度検出用カテーテ
ル装置70では、まず、図10に示すように、鞘体83
を直腸68内に挿入する。この挿入時には、図11およ
び図13に示すように、温度センサー74は半径方向に
突出しておらず、その外面がほぼ鞘体83の外面と一致
するレベルにある。したがって、鞘体83の直腸68内
への挿入時に、温度センサー74が直腸68の内壁に引
っ掛かることなく、円滑に挿入できる。
ル装置70では、まず、図10に示すように、鞘体83
を直腸68内に挿入する。この挿入時には、図11およ
び図13に示すように、温度センサー74は半径方向に
突出しておらず、その外面がほぼ鞘体83の外面と一致
するレベルにある。したがって、鞘体83の直腸68内
への挿入時に、温度センサー74が直腸68の内壁に引
っ掛かることなく、円滑に挿入できる。
【0084】次いで、プローブ84内にエアを送入し、
そのエアを連通孔84a,84aから流出させて、図1
2に示すように、バルーン76を膨出させる。このバル
ーン76の膨出に伴って、バルーン76の一部が膨出用
窓83dから膨出し、直腸68の内壁に押圧されるとと
もに、その反力として、温度センサー74が半径方向に
押し出され、窓83cから突出される結果、各突起部7
41,741…の外面が直腸68の内壁面に押圧され
る。したがって、直腸68の内壁面の正確な温度が検出
される。
そのエアを連通孔84a,84aから流出させて、図1
2に示すように、バルーン76を膨出させる。このバル
ーン76の膨出に伴って、バルーン76の一部が膨出用
窓83dから膨出し、直腸68の内壁に押圧されるとと
もに、その反力として、温度センサー74が半径方向に
押し出され、窓83cから突出される結果、各突起部7
41,741…の外面が直腸68の内壁面に押圧され
る。したがって、直腸68の内壁面の正確な温度が検出
される。
【0085】この直腸68の内壁面の温度検出は、少な
くとも、尿道60内に挿入したレーザーバルーンカテー
テル装置により前立腺64へのレーザー光の照射期間中
において行われる。直腸68の内壁面の各リード線74
b,74b…を介しての検出温度が、図5に示すよう
に、温度制御部24に与えられ、直腸68のダメージの
可能性をもたらす設定温度を超える場合には、レーザー
光の発生装置26からの出射パワーを低下させる、また
は出射時間を短くする制御が行われる。
くとも、尿道60内に挿入したレーザーバルーンカテー
テル装置により前立腺64へのレーザー光の照射期間中
において行われる。直腸68の内壁面の各リード線74
b,74b…を介しての検出温度が、図5に示すよう
に、温度制御部24に与えられ、直腸68のダメージの
可能性をもたらす設定温度を超える場合には、レーザー
光の発生装置26からの出射パワーを低下させる、また
は出射時間を短くする制御が行われる。
【0086】レーザー光の照射が終了した後は、レーザ
ーバルーンカテーテル装置が尿道60から抜き出される
とともに、温度検出用カテーテル装置70も直腸68内
から抜き出される。また、バルーン76が長時間または
多数回の使用により劣化した場合には、固定ボルト83
Aを緩めて、プローブ84とバルーン76を、鞘体83
から引き抜き、新たなバルーンと交換した後、その新品
のバルーンを装着したプローブ84を鞘体83内に挿入
する。このプローブ84の挿入時において、図11に示
されているように、プラグ78A部分がプラグ86の係
止部86a内に嵌入するので、プローブ84が鞘体83
の中心に確実にセットされる。
ーバルーンカテーテル装置が尿道60から抜き出される
とともに、温度検出用カテーテル装置70も直腸68内
から抜き出される。また、バルーン76が長時間または
多数回の使用により劣化した場合には、固定ボルト83
Aを緩めて、プローブ84とバルーン76を、鞘体83
から引き抜き、新たなバルーンと交換した後、その新品
のバルーンを装着したプローブ84を鞘体83内に挿入
する。このプローブ84の挿入時において、図11に示
されているように、プラグ78A部分がプラグ86の係
止部86a内に嵌入するので、プローブ84が鞘体83
の中心に確実にセットされる。
【0087】(本発明のその他の例)本発明の情報検出
用カテーテル装置におけるセンサーとしては、前記の熱
電対による温度検出のほか、前記リード線74bに代え
て、あるいはこれとは別個に、図16および図17に示
すように、光ファイバー90を設けることもできる。
用カテーテル装置におけるセンサーとしては、前記の熱
電対による温度検出のほか、前記リード線74bに代え
て、あるいはこれとは別個に、図16および図17に示
すように、光ファイバー90を設けることもできる。
【0088】この光ファイバー90によって、直腸の内
壁に至るレーザー光を受光できる。受光したレーザー光
は、フォトダイオード91やフォトトランジスタにより
電気信号に変えて、レーザー光の受光量とすることがで
きる。レーザー光の受光量は、前立腺を通るまたは前立
腺に入射されたレーザー光の強度と相関があるので、逆
に、レーザー光の発生装置からの前立腺への入射量のコ
ントロールに用いることができる。前記のレーザー光の
受光量は、前立腺および直腸の内壁の温度と相関がある
ので、温度信号に変換して、レーザー光の発生装置を制
御することもできる。
壁に至るレーザー光を受光できる。受光したレーザー光
は、フォトダイオード91やフォトトランジスタにより
電気信号に変えて、レーザー光の受光量とすることがで
きる。レーザー光の受光量は、前立腺を通るまたは前立
腺に入射されたレーザー光の強度と相関があるので、逆
に、レーザー光の発生装置からの前立腺への入射量のコ
ントロールに用いることができる。前記のレーザー光の
受光量は、前立腺および直腸の内壁の温度と相関がある
ので、温度信号に変換して、レーザー光の発生装置を制
御することもできる。
【0089】レーザー光の受光量は、レーザーバルーン
カテーテルの尿道内への挿入深度にも関係するので、逆
に、レーザー光の受光量に応じて、レーザーバルーンカ
テーテルの尿道内への挿入位置の調節に用いることがで
きる。
カテーテルの尿道内への挿入深度にも関係するので、逆
に、レーザー光の受光量に応じて、レーザーバルーンカ
テーテルの尿道内への挿入位置の調節に用いることがで
きる。
【0090】熱電対による温度検出、または光ファイバ
ー90によるレーザー光の受光量の検出とともに、超音
波診断センサーを用いることもできる。すなわち、同じ
く、図16および図17に示すように、超音波探触子9
2を設けて、この超音波探触子92から前立腺64にむ
けて超音波を発振し、前立腺64で反射する超音波を受
信して、前立腺64の断層画像をCRT表示装置93に
表示しながら、前立腺64の位置やレーザー光の投射に
伴う前立腺64の変化を検出できる。前立腺64の位置
については、目印83aとの関係で把握するのが好適で
ある。
ー90によるレーザー光の受光量の検出とともに、超音
波診断センサーを用いることもできる。すなわち、同じ
く、図16および図17に示すように、超音波探触子9
2を設けて、この超音波探触子92から前立腺64にむ
けて超音波を発振し、前立腺64で反射する超音波を受
信して、前立腺64の断層画像をCRT表示装置93に
表示しながら、前立腺64の位置やレーザー光の投射に
伴う前立腺64の変化を検出できる。前立腺64の位置
については、目印83aとの関係で把握するのが好適で
ある。
【0091】前立腺癌のハイパーサーミアに際して、超
音波探触子92により前立腺64の断層画像を得ること
はきわめて有効である。
音波探触子92により前立腺64の断層画像を得ること
はきわめて有効である。
【0092】本発明の情報検出用カテーテルは、他の体
腔、たとえば食道、気管などに挿入して、目的の情報を
得るために利用できる。
腔、たとえば食道、気管などに挿入して、目的の情報を
得るために利用できる。
【0093】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、前立腺な
どに対するレーザー光照射治療において、レーザー光が
照射されている部位の治療効果、たとえば凝固または壊
死の程度を確実にコントロールすることができるなどの
利点がもたらされる。
どに対するレーザー光照射治療において、レーザー光が
照射されている部位の治療効果、たとえば凝固または壊
死の程度を確実にコントロールすることができるなどの
利点がもたらされる。
【図1】尿道内へ挿入するレーザーバルーンカテーテル
装置の全体図である。
装置の全体図である。
【図2】レーザーバルーンカテーテル先端部分の構造を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】その要部拡大縦断面図である。
【図4】ホルダーの斜視図である。
【図5】前立腺の治療の状態および直腸での温度検出状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図6】強制冷却した場合と、しない場合とについて、
尿道内壁からの深さ方向の温度分布の例示図である。
尿道内壁からの深さ方向の温度分布の例示図である。
【図7】本発明の第1の態様に従う温度検出用カテーテ
ル装置の一部断面表面図である。
ル装置の一部断面表面図である。
【図8】尿道内に挿入状態横断面図である。
【図9】本発明の第2の態様に従う温度検出用カテーテ
ル装置の斜視図である。
ル装置の斜視図である。
【図10】その正面図である。
【図11】その縦断面図である。
【図12】バルーンの膨張状態の縦断面図である。
【図13】図11の要部拡大縦断面図である。
【図14】温度センサーの拡大縦断面図である。
【図15】第2の態様に従う温度検出用カテーテル装置
の横断面図である。
の横断面図である。
【図16】他の情報検出用カテーテル装置の概要正面図
である。
である。
【図17】その平面図である。
1…第1バルーン、2…第2バルーン、10…ガイド、
12…第1ガイド、14…第2ガイド、24…温度制御
部、26…レーザー光発生装置、60…尿道、64…前
立腺、68…直腸、70…温度検出用カテーテル装置、
72…挿入体、72A…ホルダー、74,74A…温度
センサー、74b…リード線、76,76A…バルー
ン、80…規制板、83…鞘体、84…プローブ、83
a,83b…目印、84a…連通孔、85…ストッパ
ー、90…光ファイバー、92…超音波探触子92。
12…第1ガイド、14…第2ガイド、24…温度制御
部、26…レーザー光発生装置、60…尿道、64…前
立腺、68…直腸、70…温度検出用カテーテル装置、
72…挿入体、72A…ホルダー、74,74A…温度
センサー、74b…リード線、76,76A…バルー
ン、80…規制板、83…鞘体、84…プローブ、83
a,83b…目印、84a…連通孔、85…ストッパ
ー、90…光ファイバー、92…超音波探触子92。
Claims (9)
- 【請求項1】生体の体腔内に挿入し、その体腔の壁面の
情報または壁面を通る情報を検出するセンサーを有する
カテーテル装置において、 剛性のあるホルダーと、このホルダーの先端部の片側に
固定したセンサーと、前記ホルダーに対して固定され前
記センサーの反対側に膨縮するバルーンを有するバルー
ン手段とを有し、 前記バルーン手段のバルーン内部に供給する流体圧によ
り前記バルーンが膨出したとき、前記体腔の壁面に対し
て押圧され、その反力としてホルダーをバルーンの反対
側に偏位させて前記センサーを前記壁面に押圧状態で接
触させるように構成したことを特徴とする情報検出用カ
テーテル装置。 - 【請求項2】生体の体腔内に挿入し、その体腔の壁面の
情報または壁面を通る情報を検出するセンサーを有する
カテーテル装置において、 前記体腔内に挿入される剛性のある鞘体と、この鞘体の
先端部に開口された窓と、この窓を通って出入り自在の
センサーと、このセンサーに隣接して配置された膨縮自
在のバルーンを有するバルーン手段とを有し、 前記バルーン手段は前記鞘体に対して固定され、前記バ
ルーンが膨出したとき前記窓の形成側と反対方向の前記
体腔の他壁面に対して押圧され、その反力として前記セ
ンサーを前記窓を通して突出させて前記壁面に押圧状態
で接触させるように構成したことを特徴とする情報検出
用カテーテル装置。 - 【請求項3】前記センサーは、組織温度、組織を通るレ
ーザー光の入光量および超音波レベルの検出の少なくと
も一つを行うものである請求項1または2記載の情報検
出用カテーテル装置。 - 【請求項4】バルーン手段は、プローブとこれに取り付
けられたバルーンとを有し、鞘体内にバルーンと共にプ
ローブを挿入し、そのプローブを鞘体内に固定した請求
項2記載の情報検出用カテーテル装置。 - 【請求項5】プローブが先端が閉塞された中空体であ
り、その中空体先端部の壁面に連通孔が形成され、この
連通孔を囲んでバルーンを設け、前記中空体の内部を通
して供給する流体の圧力により前記連通孔を通してバル
ーンを膨出する構成とした請求項4記載の情報検出用カ
テーテル装置。 - 【請求項6】プローブは、鞘体より長く、鞘体内に抜差
自在に配置され、鞘体の前記窓より先端側および基端側
において、プローブが鞘体に固定されている請求項4ま
たは5記載の情報検出用カテーテル装置。 - 【請求項7】鞘体の外面にその長手方向に間隔を置いて
鞘体の挿入度合いを表示する目印が形成されている請求
項2記載の情報検出用カテーテル装置。 - 【請求項8】鞘体の外面に鍔状のストッパーが設けら
れ、このストッパーが鞘体の長手方向に沿って移動可能
となり、かつストッパーに鞘体に対する固定手段が設け
られている請求項2記載の情報検出用カテーテル装置。 - 【請求項9】センサーは、センサーホルダーとセンサー
端子とを有し、前記センサーホルダーの外面に複数の突
起が形成され、その突起にセンサー端子が位置している
請求項2記載の情報検出用カテーテル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174285A JPH0833646A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 情報検出用カテーテル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174285A JPH0833646A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 情報検出用カテーテル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833646A true JPH0833646A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15976006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6174285A Pending JPH0833646A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 情報検出用カテーテル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833646A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002538888A (ja) * | 1999-03-15 | 2002-11-19 | イノベイションズ インコーポレーテッド | 膀胱内バルーン |
| JP2006528904A (ja) * | 2003-05-14 | 2006-12-28 | スペクトラキュア アクティエボラーグ | 放射線供給のための光学的コンポーネントを備えている治療及び診断用のシステム及び方法 |
| JP2010509977A (ja) * | 2006-11-21 | 2010-04-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 解剖構造における組織の生体イメージングのためのシステム、装置、方法、コンピュータ読取可能媒体及び使用 |
| JP2012512002A (ja) * | 2008-12-17 | 2012-05-31 | ザ スペクトラネティクス コーポレーション | 偏心バルーンレーザーカテーテル |
| CN105615999A (zh) * | 2016-03-03 | 2016-06-01 | 福建省立医院 | 一种可转向的激光球囊导管及其使用方法 |
| JP2021106936A (ja) * | 2016-06-10 | 2021-07-29 | テルモ株式会社 | 酸素測定デバイス |
| CN114983368A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-09-02 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 一种智能健康检测一体机 |
| JP2024511036A (ja) * | 2021-03-19 | 2024-03-12 | クレオ・メディカル・リミテッド | 電気手術器具熱量計及び電気手術器具の電磁力出力を測定する方法 |
| JP2024127916A (ja) * | 2019-03-07 | 2024-09-20 | プロセプト バイオロボティクス コーポレイション | 撮像プローブのための剛性シース |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6174285A patent/JPH0833646A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9486640B2 (en) | 2003-05-14 | 2016-11-08 | Spectracure Ab | System and method for therapy and diagnosis comprising optical components for distribution of radiation |
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| CN105615999A (zh) * | 2016-03-03 | 2016-06-01 | 福建省立医院 | 一种可转向的激光球囊导管及其使用方法 |
| CN105615999B (zh) * | 2016-03-03 | 2018-06-08 | 福建省立医院 | 一种可转向的激光球囊导管及其使用方法 |
| JP2021106936A (ja) * | 2016-06-10 | 2021-07-29 | テルモ株式会社 | 酸素測定デバイス |
| US12357206B2 (en) | 2016-06-10 | 2025-07-15 | Terumo Kabushiki Kaisha | Oxygen measuring device |
| JP2024127916A (ja) * | 2019-03-07 | 2024-09-20 | プロセプト バイオロボティクス コーポレイション | 撮像プローブのための剛性シース |
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| CN114983368A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-09-02 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 一种智能健康检测一体机 |
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