JPH0833731B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents
電子鍵盤楽器Info
- Publication number
- JPH0833731B2 JPH0833731B2 JP1264506A JP26450689A JPH0833731B2 JP H0833731 B2 JPH0833731 B2 JP H0833731B2 JP 1264506 A JP1264506 A JP 1264506A JP 26450689 A JP26450689 A JP 26450689A JP H0833731 B2 JPH0833731 B2 JP H0833731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing force
- key
- detecting means
- musical
- keyboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この発明は楽音指定手段として鍵盤を有する電子鍵盤
楽器における楽音特性(特に、音高)の変更制御に関す
る。
楽器における楽音特性(特に、音高)の変更制御に関す
る。
(b) 従来の技術 現在シンセサイザ,電子オルガン等の電子楽器が種々
実用化されており、その大部分は演奏装置として鍵盤を
有している。このように鍵盤を備えた電子楽器(電子鍵
盤楽器)においては通常の自然楽器と同様に音階は平均
律(12平均律)で調律されている。平均律は1オクター
ブを構成する12の半音の間隔を対数的に均等にしたもの
で、どの音を主音として音階を演奏しても同様の響きが
得られる音律である。このため、鍵盤楽器等のあらかじ
め音高が調律される楽器には広く用いられている。
実用化されており、その大部分は演奏装置として鍵盤を
有している。このように鍵盤を備えた電子楽器(電子鍵
盤楽器)においては通常の自然楽器と同様に音階は平均
律(12平均律)で調律されている。平均律は1オクター
ブを構成する12の半音の間隔を対数的に均等にしたもの
で、どの音を主音として音階を演奏しても同様の響きが
得られる音律である。このため、鍵盤楽器等のあらかじ
め音高が調律される楽器には広く用いられている。
(c) 発明が解決しようとする課題 ところで、旋律や和音を実際に演奏する場合には純正
律で演奏するのが最も美しいと言われている。純正律と
は音階音間の音程をできるだけ単純な分数比に定めたも
ので、第5図にこの音程表を示す。ここでセントとは1
オクターブを対数的に1200等分した1単位をいい、12平
均律の半音は100セントに相当する。したがって、平均
律における全音(長2度)は200セントであり、完全4
度=500セント,完全5度=700セント,長6度=900セ
ント,長7度=1100セントとなる。一方、純正律におい
て分数で表現されている周波数比を近似的にセントで表
現した場合、同図中段に示すように、 長2度= 204セント 長3度= 386セント 完全4度= 498セント 完全5度= 702セント 長6度= 884セント 長7度=1088セント となり、平均律との差が特に長3度(−14)長6度(−
16)において大きくなり(なお、長6度は基音のオクタ
ーブ上の音と短3度の関係になりこの場合セント差は+
16となる)、和音の響きに重大な影響を与える。すなわ
ち、基本的な3和音「ド・ミ・ソ」「ラ・ド・ミ」の場
合、長和音,短和音を決定するのは基音と第二音の3度
音程であり、これが長3度の場合長和音となり、短3度
の場合短和音となる。しかし、平均律ではこの3度音程
が理想的な長3度,短3度と大きくずれているため和音
の印象が薄く、また唸りを生じるため濁った響きになっ
てしまう欠点があった。
律で演奏するのが最も美しいと言われている。純正律と
は音階音間の音程をできるだけ単純な分数比に定めたも
ので、第5図にこの音程表を示す。ここでセントとは1
オクターブを対数的に1200等分した1単位をいい、12平
均律の半音は100セントに相当する。したがって、平均
律における全音(長2度)は200セントであり、完全4
度=500セント,完全5度=700セント,長6度=900セ
ント,長7度=1100セントとなる。一方、純正律におい
て分数で表現されている周波数比を近似的にセントで表
現した場合、同図中段に示すように、 長2度= 204セント 長3度= 386セント 完全4度= 498セント 完全5度= 702セント 長6度= 884セント 長7度=1088セント となり、平均律との差が特に長3度(−14)長6度(−
16)において大きくなり(なお、長6度は基音のオクタ
ーブ上の音と短3度の関係になりこの場合セント差は+
16となる)、和音の響きに重大な影響を与える。すなわ
ち、基本的な3和音「ド・ミ・ソ」「ラ・ド・ミ」の場
合、長和音,短和音を決定するのは基音と第二音の3度
音程であり、これが長3度の場合長和音となり、短3度
の場合短和音となる。しかし、平均律ではこの3度音程
が理想的な長3度,短3度と大きくずれているため和音
の印象が薄く、また唸りを生じるため濁った響きになっ
てしまう欠点があった。
このように平均律は転調、移調が容易な反面、演奏し
たときの響きが悪いことから、純正律に調律可能にした
電子楽器が従来より提案されている。しかし、純正律は
第5図に示したように、同じ全音(長2度)でもド−
レ,レ−ミとでは音程が異なる等、各音階音間の間隔が
不均一であるため、ある調性(ハ長調等)に調律した場
合、黒鍵を用いても他の調性の曲は美しい音程で演奏で
きない欠点があった。このため、曲の調性が変わる毎に
調律をし直す必要があり、途中で転調する曲等は演奏が
不可能である欠点があった。
たときの響きが悪いことから、純正律に調律可能にした
電子楽器が従来より提案されている。しかし、純正律は
第5図に示したように、同じ全音(長2度)でもド−
レ,レ−ミとでは音程が異なる等、各音階音間の間隔が
不均一であるため、ある調性(ハ長調等)に調律した場
合、黒鍵を用いても他の調性の曲は美しい音程で演奏で
きない欠点があった。このため、曲の調性が変わる毎に
調律をし直す必要があり、途中で転調する曲等は演奏が
不可能である欠点があった。
この発明は、純正律と平均律との比較において特に長
3度,短3度(長6度)のずれが大きくこれが原因で平
均律の演奏時にうなりが生じることに鑑みてなされたも
ので、鍵の押下の仕方によって楽音の特性を変更制御す
ることにより、上記課題を解決可能にした電子鍵盤楽器
を提供することを目的とする。
3度,短3度(長6度)のずれが大きくこれが原因で平
均律の演奏時にうなりが生じることに鑑みてなされたも
ので、鍵の押下の仕方によって楽音の特性を変更制御す
ることにより、上記課題を解決可能にした電子鍵盤楽器
を提供することを目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、複数の鍵からなる鍵盤と、こ
の鍵の操作に応じて楽音信号を発生する楽音発生手段と
を有する電子鍵盤楽器において、前記鍵盤の各鍵に対応
して設けられ、当該鍵の右側部分に対する押圧力を検出
する第1の押圧力検出手段と、前記鍵盤の各鍵に対応し
て設けられ、当該鍵の左側部分に対する押圧力を検出す
る第2の押圧力検出手段と、前記第1の押圧力検出手段
の検出値と前記第2の押圧力検出手段の検出値とを比較
し、当該第1および第2の押圧力検出手段の検出値の差
が所定値以上であるときに、当該第1および第2の押圧
力検出手段に対応する鍵の操作に応じて前記楽音発生手
段で発生される楽音信号の特性を変更制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
の鍵の操作に応じて楽音信号を発生する楽音発生手段と
を有する電子鍵盤楽器において、前記鍵盤の各鍵に対応
して設けられ、当該鍵の右側部分に対する押圧力を検出
する第1の押圧力検出手段と、前記鍵盤の各鍵に対応し
て設けられ、当該鍵の左側部分に対する押圧力を検出す
る第2の押圧力検出手段と、前記第1の押圧力検出手段
の検出値と前記第2の押圧力検出手段の検出値とを比較
し、当該第1および第2の押圧力検出手段の検出値の差
が所定値以上であるときに、当該第1および第2の押圧
力検出手段に対応する鍵の操作に応じて前記楽音発生手
段で発生される楽音信号の特性を変更制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子鍵
盤楽器において、当該電子鍵盤楽器は、通常は平均律に
調律されており、前記制御手段は、前記第1の押圧力検
出手段で検出された検出値が前記第2の押圧力検出手段
で検出された検出値より所定以上大きいとき、当該第1
および第2の押圧力検出手段に対応する鍵の操作に応じ
て前記楽音発生手段で発生される楽音信号の音高を約16
セント上昇させ、前記第2の押圧力検出手段で検出され
た検出値が前記第1の押圧力検出手段で検出された検出
値より所定以上大きいとき、当該第1および第2の押圧
力検出手段に対応する鍵の操作に応じて前記楽音発生手
段で発生される楽音信号の音高を約14セント下降させる
ものであることを特徴とする。
盤楽器において、当該電子鍵盤楽器は、通常は平均律に
調律されており、前記制御手段は、前記第1の押圧力検
出手段で検出された検出値が前記第2の押圧力検出手段
で検出された検出値より所定以上大きいとき、当該第1
および第2の押圧力検出手段に対応する鍵の操作に応じ
て前記楽音発生手段で発生される楽音信号の音高を約16
セント上昇させ、前記第2の押圧力検出手段で検出され
た検出値が前記第1の押圧力検出手段で検出された検出
値より所定以上大きいとき、当該第1および第2の押圧
力検出手段に対応する鍵の操作に応じて前記楽音発生手
段で発生される楽音信号の音高を約14セント下降させる
ものであることを特徴とする。
(e) 発明の作用 請求項1記載の説明では、第1の押圧力検出手段で検
出される鍵の右側部分に対する押圧力と、第2の押圧力
検出手段で検出される鍵の左側部分に対する押圧力とが
比較され、その差が所定値以上であるときに押下された
鍵に対応する楽音信号の特性が変更制御される。
出される鍵の右側部分に対する押圧力と、第2の押圧力
検出手段で検出される鍵の左側部分に対する押圧力とが
比較され、その差が所定値以上であるときに押下された
鍵に対応する楽音信号の特性が変更制御される。
また、請求項2記載の発明では、通常は平均律に調律
されており、鍵の右側部分に対する押圧力が鍵の左側部
分に対する押圧力よりも所定以上大きいとき、押下され
た鍵に対応する楽音信号の音高が16セント上昇され、鍵
の左側部分に対する押圧力が鍵の右側部分に対する押圧
力よりも所定以上大きいとき、押下された鍵に対応する
楽音信号の音高が約14セント下降される。すなわち、長
3度の関係の2鍵を押下した場合、高音側の鍵押下を左
に偏らせることによってこの音が約14セント下降して良
い響きが得られる長3度となり、短3度の関係の2鍵を
押下した場合、高音側の鍵押下を右に偏らせることによ
ってこの音が約16セント上昇して良い響きが得られる短
3度となる。この際、あまり正確に14セント下降,16セ
ント上昇させると音が単純で貧弱になるため、より良い
響きを得るために微妙にピッチを異ならせビートを出す
ように構成すればよい。このように和音や旋律に大きな
影響を及ぼす長3度,短3度の関係を容易に改善できる
ようにしたことにより簡略な構成で、曲中にどのような
転調があった場合でも響きを美しく保つことができる。
されており、鍵の右側部分に対する押圧力が鍵の左側部
分に対する押圧力よりも所定以上大きいとき、押下され
た鍵に対応する楽音信号の音高が16セント上昇され、鍵
の左側部分に対する押圧力が鍵の右側部分に対する押圧
力よりも所定以上大きいとき、押下された鍵に対応する
楽音信号の音高が約14セント下降される。すなわち、長
3度の関係の2鍵を押下した場合、高音側の鍵押下を左
に偏らせることによってこの音が約14セント下降して良
い響きが得られる長3度となり、短3度の関係の2鍵を
押下した場合、高音側の鍵押下を右に偏らせることによ
ってこの音が約16セント上昇して良い響きが得られる短
3度となる。この際、あまり正確に14セント下降,16セ
ント上昇させると音が単純で貧弱になるため、より良い
響きを得るために微妙にピッチを異ならせビートを出す
ように構成すればよい。このように和音や旋律に大きな
影響を及ぼす長3度,短3度の関係を容易に改善できる
ようにしたことにより簡略な構成で、曲中にどのような
転調があった場合でも響きを美しく保つことができる。
(f) 実施例 第2図はこの発明の実施例である電子鍵盤楽器の制御
部のブロック図である。鍵盤1は5〜7.5オクターブの
音域を有し、音源回路15にはそれぞれ独立して発音可能
なチャンネルが8個設けられている。楽器外面部には鍵
盤1のほか音色選択スイッチを含むスイッチ群22,スピ
ーカ等のサウンドシステム24が設けられている。楽器の
動作はCPU10によって制御され、メモリや各動作部はバ
ス11を介してCPU10に接続されている。バス11にはバラ
ンス検出回路12,キーオン検出回路13,スイッチインター
フェイス14,音源回路15,ROM17,RAM18,タイマ19が接続さ
れている。キオーン検出回路13は鍵盤1を構成するキー
(鍵)のオン/オフを検出する。また、バランス検出回
路12はオンされたキーの押圧力の左右への偏りを検出す
る。また、スイッチインターフェイス14はスイッチ群22
の各スイッチのオン/オフを検出する。
部のブロック図である。鍵盤1は5〜7.5オクターブの
音域を有し、音源回路15にはそれぞれ独立して発音可能
なチャンネルが8個設けられている。楽器外面部には鍵
盤1のほか音色選択スイッチを含むスイッチ群22,スピ
ーカ等のサウンドシステム24が設けられている。楽器の
動作はCPU10によって制御され、メモリや各動作部はバ
ス11を介してCPU10に接続されている。バス11にはバラ
ンス検出回路12,キーオン検出回路13,スイッチインター
フェイス14,音源回路15,ROM17,RAM18,タイマ19が接続さ
れている。キオーン検出回路13は鍵盤1を構成するキー
(鍵)のオン/オフを検出する。また、バランス検出回
路12はオンされたキーの押圧力の左右への偏りを検出す
る。また、スイッチインターフェイス14はスイッチ群22
の各スイッチのオン/オフを検出する。
第1図は同電子鍵盤楽器の鍵盤を構成する一つのキー
の概略構成を示す図である。キー本体2の下面には圧力
センサ3(3l,3r)が設けられている。この圧力センサ
3はキーの左右に並べて設けられており、キーオン検出
回路13,バランス検出回路12に接続されている。圧力セ
ンサ3l,3rの何れか一方が受けている圧力が一定値を超
えたときキーオン検出回路13がキーオンと判断し、バラ
ンス検出回路12は3l,3rの受けている圧力の差をディジ
タル化してCPU10に入力する。
の概略構成を示す図である。キー本体2の下面には圧力
センサ3(3l,3r)が設けられている。この圧力センサ
3はキーの左右に並べて設けられており、キーオン検出
回路13,バランス検出回路12に接続されている。圧力セ
ンサ3l,3rの何れか一方が受けている圧力が一定値を超
えたときキーオン検出回路13がキーオンと判断し、バラ
ンス検出回路12は3l,3rの受けている圧力の差をディジ
タル化してCPU10に入力する。
第3図は前記バランス検出回路12の構成を示すブロッ
ク図である。この図は一つのキーに対応するバランス検
出回路を示しているが鍵盤1を構成する全キーの各々に
対応してこの回路が設けられている。圧力センサ3l,3r
はA/D変換回路4に接続されている。A/D変換回路4は圧
力センサ3l,3rの検出値(Pl,Pr)をそれぞれディジタル
値に変換してレジスタ5(5l,5r)に入力する。レジス
タ5はバス11に接続されており、CPU10が所定のタイミ
ングにこれを読み出して楽音制御に適用する。
ク図である。この図は一つのキーに対応するバランス検
出回路を示しているが鍵盤1を構成する全キーの各々に
対応してこの回路が設けられている。圧力センサ3l,3r
はA/D変換回路4に接続されている。A/D変換回路4は圧
力センサ3l,3rの検出値(Pl,Pr)をそれぞれディジタル
値に変換してレジスタ5(5l,5r)に入力する。レジス
タ5はバス11に接続されており、CPU10が所定のタイミ
ングにこれを読み出して楽音制御に適用する。
第4図は前記CPU10の動作を示すフローチャートであ
る。この動作は圧力センサ3の検出値であるPl,Prに基
づいて発音/消音および発音中のピッチ制御の動作を示
している。これ以外の動作は従来より一般的な電子鍵盤
楽器の動作と同様である。この動作はタイマインタラプ
トにより所定のタイミング毎に実行される。なお、この
動作は各々のキーについて行われる。まずn1でPl,Prを
読み取り、Pl,Prの少なくとも一方がしきい値PTHを超え
ているか否かを判断する。このしきい値PTHは前記ROM17
に記憶されている。一方でもしきい値PTHを超えている
場合にはすでにキーオン中(キーオン処理が済んでい
る)か否かを判断する(n2)。すでにキーオン中であれ
ばn2から直接n4に進み、まだキーオンしていなければn2
→n3でキーオン処理(キーで指定されたキーコードを音
源回路15に送って発音させる動作等)を行ったのちn4に
進む。n4ではPl,Prの差が基準値DEFを超えているか否か
を判断する。超えていない場合には平均律の音高をその
まま発音すればよいためそのままリターンする。Pl,Pr
の差が基準値DEFを超えている場合にはn4→n5でPl,Prの
うちどちらが大きいかを判断する。Plが大きい場合には
この楽音の音高を14±Δセント下降させるように音源回
路15に指示し(n6)、Prが大きい場合にはこの楽音の音
高を16±Δセント上昇させるように音源回路15に指示す
る(n7)。ここでピッチを±Δセントずらせるのは良い
響きを得るために音にビートを生じさせるためである。
また、n1でPl,Prのいずれもしきい値PTHよりも小さい場
合には既にキーオフ済か否かを判断し(n1→n8)、キー
オフが済んでいなければn9でキーオフ処理を実行したの
ちリターンし、既にキーオフ処理が済んでいればそのま
まリターンする。
る。この動作は圧力センサ3の検出値であるPl,Prに基
づいて発音/消音および発音中のピッチ制御の動作を示
している。これ以外の動作は従来より一般的な電子鍵盤
楽器の動作と同様である。この動作はタイマインタラプ
トにより所定のタイミング毎に実行される。なお、この
動作は各々のキーについて行われる。まずn1でPl,Prを
読み取り、Pl,Prの少なくとも一方がしきい値PTHを超え
ているか否かを判断する。このしきい値PTHは前記ROM17
に記憶されている。一方でもしきい値PTHを超えている
場合にはすでにキーオン中(キーオン処理が済んでい
る)か否かを判断する(n2)。すでにキーオン中であれ
ばn2から直接n4に進み、まだキーオンしていなければn2
→n3でキーオン処理(キーで指定されたキーコードを音
源回路15に送って発音させる動作等)を行ったのちn4に
進む。n4ではPl,Prの差が基準値DEFを超えているか否か
を判断する。超えていない場合には平均律の音高をその
まま発音すればよいためそのままリターンする。Pl,Pr
の差が基準値DEFを超えている場合にはn4→n5でPl,Prの
うちどちらが大きいかを判断する。Plが大きい場合には
この楽音の音高を14±Δセント下降させるように音源回
路15に指示し(n6)、Prが大きい場合にはこの楽音の音
高を16±Δセント上昇させるように音源回路15に指示す
る(n7)。ここでピッチを±Δセントずらせるのは良い
響きを得るために音にビートを生じさせるためである。
また、n1でPl,Prのいずれもしきい値PTHよりも小さい場
合には既にキーオフ済か否かを判断し(n1→n8)、キー
オフが済んでいなければn9でキーオフ処理を実行したの
ちリターンし、既にキーオフ処理が済んでいればそのま
まリターンする。
(g) 発明の効果 以上のように、請求項1記載の発明によれば、鍵を押
下した際の押圧力の左右方向の偏りを検出して楽音の特
性を制御することができ、演奏表現力を向上させること
ができる。
下した際の押圧力の左右方向の偏りを検出して楽音の特
性を制御することができ、演奏表現力を向上させること
ができる。
また、請求項2記載の発明によれば、和音や旋律の演
奏に重大な影響を与える長3度,短3度の音程を簡略な
演奏操作で純正律の音程に変更することができるため、
どのような調性の曲を演奏する場合でもその響きを純正
律に近い美しいものにすることができる。これによって
曲毎に調律しなおす必要がなくなるため曲の演奏が容易
になるとともに、ほとんど通常の鍵盤楽器と同様の演奏
技巧で平均律よりも響きのよい音程を発音することがで
きるため音楽表現力の向上に寄与することができる。
奏に重大な影響を与える長3度,短3度の音程を簡略な
演奏操作で純正律の音程に変更することができるため、
どのような調性の曲を演奏する場合でもその響きを純正
律に近い美しいものにすることができる。これによって
曲毎に調律しなおす必要がなくなるため曲の演奏が容易
になるとともに、ほとんど通常の鍵盤楽器と同様の演奏
技巧で平均律よりも響きのよい音程を発音することがで
きるため音楽表現力の向上に寄与することができる。
第1図はこの発明の実施例である電子鍵盤楽器を構成す
るキーの概略構造図、第2図は同電子鍵盤楽器の制御部
のブロック図、第3図は同制御部のバランス検出回路の
構成を示すブロック図、第4図は同電子鍵盤楽器の制御
部の動作を示すフローチャートである。また、第5図は
平均律と純正律の音程の差を説明するための図である。 1……鍵盤、2……キー本体、3l,3r……圧力センサ。
るキーの概略構造図、第2図は同電子鍵盤楽器の制御部
のブロック図、第3図は同制御部のバランス検出回路の
構成を示すブロック図、第4図は同電子鍵盤楽器の制御
部の動作を示すフローチャートである。また、第5図は
平均律と純正律の音程の差を説明するための図である。 1……鍵盤、2……キー本体、3l,3r……圧力センサ。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の鍵からなる鍵盤と、この鍵の操作に
応じて楽音信号を発生する楽音発生手段とを有する電子
鍵盤楽器において、 前記鍵盤の各鍵に対応して設けられ、当該鍵の右側部分
に対する押圧力を検出する第1の押圧力検出手段と、 前記鍵盤の各鍵に対応して設けられ、当該鍵の左側部分
に対する押圧力を検出する第2の押圧力検出手段と、 前記第1の押圧力検出手段の検出値と前記第2の押圧力
検出手段の検出値とを比較し、当該第1および第2の押
圧力検出手段の検出値の差が所定値以上であるときに、
当該第1および第2の押圧力検出手段に対応する鍵の操
作に応じて前記楽音発生手段で発生される楽音信号の特
性を変更制御する制御手段と を有することを特徴とする電子鍵盤楽器。 - 【請求項2】請求項1記載の電子鍵盤楽器において、 当該電子鍵盤楽器は、通常は平均律に調律されており、 前記制御手段は、前記第1の押圧力検出手段で検出され
た検出値が前記第2の押圧力検出手段で検出された検出
値より所定以上大きいとき、当該第1および第2の押圧
力検出手段に対応する鍵の操作に応じて前記楽音発生手
段で発生される楽音信号の音高を約16セント上昇させ、
前記第2の押圧力検出手段で検出された検出値が前記第
1の押圧力検出手段で検出された検出値より所定以上大
きいとき、当該第1および第2の押圧力検出手段に対応
する鍵の操作に応じて前記楽音発生手段で発生される楽
音信号の音高を約14セント下降させるものであることを
特徴とする電子鍵盤楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264506A JPH0833731B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 電子鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264506A JPH0833731B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 電子鍵盤楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126092A JPH03126092A (ja) | 1991-05-29 |
| JPH0833731B2 true JPH0833731B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=17404185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1264506A Expired - Lifetime JPH0833731B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 電子鍵盤楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833731B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP1264506A patent/JPH0833731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126092A (ja) | 1991-05-29 |
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