JPH083377Y2 - 振動フィーダ - Google Patents

振動フィーダ

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JPH083377Y2
JPH083377Y2 JP1989097782U JP9778289U JPH083377Y2 JP H083377 Y2 JPH083377 Y2 JP H083377Y2 JP 1989097782 U JP1989097782 U JP 1989097782U JP 9778289 U JP9778289 U JP 9778289U JP H083377 Y2 JPH083377 Y2 JP H083377Y2
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一三 北川
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株式会社石田衡器製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動計量装置やその他の装置、設備で用い
られて物品を所定位置へ移送、供給する振動フィーダに
関する。
(従来の技術) 例えば、複数の計量ホッパを円形に配置し、これらの
計量ホッパにそれぞれ供給された被計量物の重量値につ
いて組合せ演算を行って、その組合せ加算値が所定の目
標重量に最も近くなる組合せに該当した計量ホッパ内の
被計量物のみを排出、集合させることにより、該被計量
物を上記目標重量に計量するようにした組合せ計量装置
においては、円形配置された各計量ホッパの中心部に設
けた被計量物貯留部から各計量ホッパへ被計量物をそれ
ぞれ分散、供給するために、該ホッパと同数の振動フィ
ーダが放射状に配設される。
この振動フィーダは、第5図に示すように、ベース部
材1と、その上方に配置されたトラフ2と、該ベース部
材1とトラフ2との間に後傾姿勢で介設されて、下端部
がベース部材1に、上端部がトラフ2の支持部材3にそ
れぞれ固着された前後一対の板バネ群4,4と、ベース部
材1に取り付けられた電磁コイル5と、該コイル5の電
磁力作用面5aに対向するように上記トラフ2に固設され
た磁性体でなる被吸引部材6とで構成されている。
そして、上記電磁コイル5に通電したときに、上記被
吸引部材6が該コイル5の電磁力作用面5a側に吸引され
ることにより、トラフ2が一対の板バネ群4,4を撓ませ
ながら図示の位置から後方(図面上、右方向)やや下方
に変位し、また上記コイル5に対する通電を停止したと
きに、上記板バネ群4,4の弾性復元力によりトラフ2が
図示の位置へ向けて前方やや上方に変位することによ
り、上記電磁コイル5に対する断続的な通電によってト
ラフ2が矢印a−a方向に振動して、該トラフ2上の物
品が前方へ移送されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のような振動フィーダにおいて、トラ
フ2上の物品を最も効率よく移送させるためには、電磁
コイル5に対する通電周波数に対してトラフ2の共振周
波数を一致もしくは近接させて、該トラフ2を共振状態
とすることが必要であるが、上記電磁コイル5に対する
通電周波数は、家庭用等の交流電源を使用する場合、一
定であるから、これに対して上記トラフ2の共振周波数
を一致させることになる。その場合、この共振周波数
は、トラフ2及び該トラフ2上の物品の重量と、板バネ
群4,4のバネ定数とに依存し、従って、特定の物品を移
送する場合において、トラフ2上に載っている物品の量
が略一定しているものとすると、板バネ群4,4のバネ定
数の調整により、トラフ2を共振させることになる。
そこで、従来においては、上記板バネ群4,4を構成す
る各板バネ4a…4aの枚数を調整し、或いは各板バネ4a…
4aをバネ定数の異なるものに交換することにより、該板
バネ群4,4のバネ定数を調整していたのであるが、その
場合に、上記板バネ4a…4aは、上下の端部がトラフ支持
部材3及びベース部材1にそれぞれボルト7…7によっ
て固着されているから、調整に際してはこれらのボルト
7…7を脱着する必要が生じ、しかも、一度の調整作業
によっては共振状態を得るための最適のバネ定数が得ら
れないのが通例であって、上記ボルト7…7の脱着を伴
う板バネ4a…4aの取付け取外し作業及び該作業後におけ
る共振状態の確認作業を繰り返し行わなければならない
のであり、そのため、この共振状態を得るためのバネ定
数の調整作業が著しく面倒なものとなっていたのであ
る。
そこで、本考案は、トラフの共振状態を得るためのバ
ネ定数の調整が著しく容易な振動フィーダを提供するこ
とを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案は次のように構成し
たことを特徴とする。
すなわち、本考案に係る振動フィーダは、ベース部材
と、その上方に配置されたトラフと、該ベース部材とト
ラフとの間に配置されてトラフを振動させることにより
該トラフ上の物品を前方へ移送させる加振手段とを有す
る構成において、上記ベース部材とトラフとの間で四節
リンク機構を構成してトラフを前後動可能に支持する複
数のリンク部材と、ベース部材とトラフとの間に介設さ
れて上記加振手段と共にトラフを前後動させるスプリン
グと、該スプリングの有効長を調整してそのバネ定数を
変化させるスプリング調整手段とを備え、且つ上記ベー
ス部材及びトラフとリンク部材両端部との各連結部を、
ベース部材及びトラフ側に設けた弾性体内にリンク部材
に設けた角軸を挿通することにより、これらのリンク部
材を介してトラフを弾力的に保持する構成としたことを
特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、加振手段の作動、例えば電磁コ
イルに対する断続的な通電と、スプリングの弾性作用と
により、トラフが前後方向に振動して該トラフ上の物品
が前方へ移送されることになる。そして、この移送動作
を効率よく行わせるためには、上記加振手段による加振
周波数に対してトラフの共振周波数が一致もしくは近接
して該トラフが共振するように、スプリングのバネ定数
を調整することが必要となるが、このスプリングにはそ
の有効長を変化させるスプリング調整手段が設けられて
おり、従って、この調整手段によって該スプリングの有
効長を変化させることにより、そのバネ定数を調整する
ことができて、トラフの共振周波数を加振手段による加
振周波数に容易に一致もしくは近接させることが可能と
なるのである。
そして、特に本考案によれば、トラフを前後動可能に
支持する四節リンク機構を構成する複数のリンク部材と
トラフ及びベース部材との連結部を、ベース部材及びト
ラフ側に設けた弾性体内にリンク部材に設けた角軸を挿
通することによりトラフを弾力的に保持する構成とした
ので、上記のように四節リンク機構によってトラフを支
持する構成としたにも拘わらず、当該フィーダの非作動
時にトラフを所定位置に安定的に保持することが可能と
なると共に、該フィーダの作動停止時には、上記弾性体
がトラフを振動に対して適度な抵抗力を与えることによ
り、振動を効果的に減衰させてトラフを初期位置に速や
かに静止させることが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図に示すように、本実施例に係る振動フィーダ10
は、所定の設置面Aに固定される取付け板11と、該取付
け板11に複数の弾性支持部材12…12を介して支持される
ベース部材13と、その上方に配置されて、先端部(図面
上、左側の端部)が被移送物品の排出部14aとされたト
ラフ14とを有する。このトラフ14は、中央部下面に固着
された支持部材15を介してトラフ受け部材16に支持され
ていると共に、このトラフ受け部材16の下面の前後両端
部と、上記ベース部材13の上面の前端部及び中央部とに
それぞれリンク連結部材171,172,173,174が固着さ
れ、これらの連結部材のうち、上下に対応位置する前方
の連結部材171,173間、及び後方の連結部材172,174
に第1、第2リンク部材181,182がそれぞれ連結されて
いる。そして、上記ベース部材13、トラフ受け部材16及
び第1、第2リンク部材181,182により平行リンク機構
が構成され、この平行リンク機構を介してトラフ14がベ
ース部材13に対して前後に往復動可能に支持されてい
る。
また、上記トラフ受け部材16の下面には磁性体でなる
被吸引部材19が垂設されていると共に、ベース部材13の
上面には取付け部材20を介して電磁コイル21が固設され
ており、該コイル21の電磁力作用面21aと上記被吸引部
材19とが互いに対向位置している。
さらに、ベース部材13の後部には複数のボルト22…22
を用いてバランスウエイト23が固着されていると共に、
このウエイト23に設けられたスプリング収納孔23a内に
コイルスプリング24が収納されている。このコイルスプ
リング24の後端部は、上記バランスウエイト23にバネ受
け機構25を介して受け止められ、また前端部は、上記ト
ラフ受け部材16の後端部を下方へ折曲させてなるバネ受
け部16aに受け止められている。これにより、トラフ14
がコイルスプリング24を介してバランスウエイト23ない
しベース部材13に図示の初期位置で保持されていると共
に、この初期位置で上記電磁コイル21の電磁力作用面21
aと被吸引部材19との間に所定のクリアランスが設けら
れ、また平行リンク機構を構成する第1、第2リンク部
材181,182が若干後傾した姿勢に設定されるようになっ
ている。
一方、上記コイルスプリング24の後端部を受け止める
バネ受け機構25は、第2図に拡大して示すように、コイ
ルスプリング24の螺旋状間隙に係合された係合片26と、
該係合片26が前端部に固着された調整軸27と、該軸27を
バランスウエイト23に固定するための第1、第2固定部
材28,29とで構成されている。
上記固定部材28、29は、いずれも、筒部28a,29aと、
その一端に設けられた鍔部28b,29bとで構成されている
と共に、第1固定部材28の筒部28aは大径、第2固定部
材29の筒部29aは小径とされて、両筒部28a,29aが互いに
嵌合する寸法とされている。また、両筒部28a,29bに
は、それぞれ先端部から軸方向に複数のスリット28a′,
29a′が設けられていると共に、大径の筒部28aの先端部
内周面及び小径の筒部29aの先端部外周面には、先端側
ほど径が小さくなるテーパー面28a″,29a″が設けられ
ている。そして、図示のように、第1固定部材28の筒部
28aをバランスウエイト23のスプリング収納孔23aに連設
された取付け孔23b内に挿入すると共に、該筒部28a内に
第2固定部材29の筒部29aを挿入し、さらに該筒部29a内
に上記調整軸27を挿入した状態で、両固定部材28,29の
鍔部28b,29bを複数のボルト30…30によって締め付けれ
ば、上記テーパー面28a″,29a″の作用で第1固定部材2
8の筒部28aが拡径し、また第2固定部材29の筒部29aが
縮径することにより、これらの固定部材28,29を介して
上記調整軸27ないし係合片26がバランスウエイト23に固
定されるようになっている。
ここで、第1図に示すように、上記各リンク連結部材
171〜174は、角筒状の枠体17aと、その内部に充填され
た弾性体17bとで構成されていると共に、上記リンク部
材181,182の上下端部に固着された角軸18aが上記弾性
体17b内に挿入されている。これにより、角軸18aに作用
する弾性体17bの弾性力によってリンク部材181,182
姿勢、換言すればベース部材13に対するトラフ14の位置
を所定位置に弾力的に保持すると共に、該トラフ14の前
後動に対して適度な抵抗力を与えることにより、該トラ
フ14の作動停止時に、これを初期位置に速かに静止させ
るようになっている。
次に、この振動フィーダ10の作用を説明する。
まず、第1図に示す状態で電磁コイル21に通電する
と、その電磁力作用面21aに生じる電磁力によって被吸
引部材19が該面21a側に吸引されることにより、コイル
スプリング24を圧縮しながらトラフ14が後方へ変位し、
また上記電磁コイル21に対する通電を停止したときに、
コイルスプリング24の弾性復元力によりトラフ14が前方
へ変位する。従って、短い周期で上記電磁コイル21に断
続的に通電することにより、トラフ14が前後方向に振動
することになる。その場合に、該トラフ14を前後動可能
に支持する平行リンク機構は、第1、第2リンク部材18
1,182が初期状態で後方へ傾斜した姿勢とされているか
ら、トラフ14は矢印a−aで示すように、後方へは斜め
下方に向けて、前方へは斜め上方に向けて変位すること
になり、これにより該トラフ14上の物品が前方へ移送さ
れて、先端の排出部14aから排出されることになる。
ところで、トラフ14を十分に振動させて物品の移送を
効率よく行わせるためには、上記電磁コイル21による加
振周波数、具体的には該コイル21に通電される交流電流
の周波数に対してトラフ14の共振周波数を一致もしくは
近接させて、該トラフ14を共振状態とすることが必要で
あり、そのためには上記コイルスプリング24のバネ定数
を調整する必要が生じるのであるが、該コイルスプリン
グ24は、その有効長を変化させることができるバネ受け
機構25を介して支持されているので、そのバネ定数の調
整が極めて容易に行われるのである。
つまり、上記バネ受け機構25は、第1、第2固定部材
28,29によってバランスウエイト23に固定された調整軸2
7の先端に係合片26を固着し、これをコイルスプリング2
4の螺旋状間隙に係合させることにより、その係合部で
該スプリング24を受け止める構成であるから、上記第
1、第2固定部材28,29の鍔部28b,29bを締結しているボ
ルト30…30を弛めて、バランスウエイト23に対する調整
軸27の固定を解除した上で、該軸27により上記係合片26
を螺旋状間隙に沿って回動させれば、コイルスプリング
24における該係合片26の係合位置、換言すれば、その係
合位置から先端までの該コイルスプリング24の有効長L
(第2図参照)が変化することになる。
これにより、コイルスプリング24のバネ定数が変化
し、これにともなってトラフ14の共振周波数が変化する
ことにより、該共振周波数を上記電磁コイル21による加
振周波数に一致もしくは近接させることが可能となり、
トラフ14を容易に共振状態とすることができるようにな
るのである。
そして、特にこの実施例によれば、ベース部材13及び
トラフ受け部材16に設けられたリンク連結部材171〜174
と、第1、第2リンク部材181,182との各連結部が、リ
ンク連結部材171〜174の角筒状の枠体17a…17a内に充填
された弾性体17b…17bにリンク部材181,182の上下端部
に固着された角軸18a…18bをそれぞれ挿入することによ
りこれらを連結する構成であるから、前記のように、非
作動時に各リンク部材181,182を介してトラフ14が所定
位置に弾力的に保持されて、該トラフ14の支持が不安定
となることが防止されると共に、作動停止時には、トラ
フの振動が効果的に減衰されて初期位置に速やかに静止
されることになる。
次に、第3図に示す本考案の他の実施例について説明
する。
この実施例に係る振動フィーダ110も、前記実施例と
同様に、ベース部材113上に第1、第2リンク部材11
81,1182を用いた平行リンク機構を介してトラフ114を
配置すると共に、該トラフ114の下面に垂設した被吸引
部材119とベース部材113上に固設した電磁コイル121の
電磁力作用面121aとを対向させ、且つベース部材113の
後部にバランスウエイト123を取り付けた構成とされて
いる。
そして、この振動フィーダ110においては、トラフ受
け部材116の前端部に固設された第1バネ受けブラケッ
ト131と、ベース部材113の前部に固設された第2バネ受
けブラケット132との間にコイルスプリング124を介設
し、上記電磁コイル121の通電時に、被吸引部材119に電
磁吸引力を作用させることにより、上記コイルスプリン
グ124に抗してトラフ114を後方へ変位させるようになっ
ている。従って、この実施例においても、上記電磁コイ
ル121に対する断続的な通電により、トラフ114が前後方
向振動して、該トラフ114上の物品が前方へ移送される
ことになる。
また、この実施例においても、上記コイルスプリング
124の前部が、第1、第2固定部材128,129と、これらの
固定部材128,129によって第2バネ受けブラケット132に
固定された調整軸127と、その先端に取り付けられてコ
イスプリング124の螺旋状間隙に係合された係合片126と
でなるバネ受け機構125を介して支持されている。従っ
て、前記実施例と同様に、第2バネ受けブラケット132
に対する調整軸127の固定を解除して、係合片126を螺旋
状間隙に沿って回動させることにより、コイルスプリン
グ124の有効長ないしバネ定数を変化させることがで
き、これにより、トラフ114の共振周波数を電磁コイル1
21による加振周波数に容易に一致もしくは近接させるこ
とができる。
ここで、この実施例においても、ベース部材113及び
トラフ受け部材116に設けられたリンク連結部材1171〜1
174と第1、第2リンク部材1181,1182との各連結部
は、リンク連結部材1117〜1174の角筒状の枠体117a…11
7a内に充填された弾性体117b…117b内にリンク部材11
81,1182の上下端部に固着された角軸118a…118をそれ
ぞれ挿入した構成とされている。
従って、この実施例によっても、当該フィーダ110の
非作動時には、各リンク部材1181,1182を介してトラフ
114が所定位置に弾力的に保持され、また、作動停止時
には、トラフ114の振動が効果的に減衰されて初期位置
に速やかに静止されることになる。
そして、この実施例によれば、上記コイルスプリング
124の有効長をトラフ114の排出部114a側から調整するこ
とができるので、例えば組合せ計量装置において放射状
に配置される複数の被計量物供給用フィーダ等として用
いる場合に都合がよい。
つまり、第4図に示すように、組合せ計量装置Aは、
本体Bの中央部に荷重検出器C及び加振器Dを介して分
散テーブルEを配置し、その周囲に放射状に複数の被計
量物供給フィーダFを配置すると共に、該フィーダFに
おけるトラフF1の先端部にプールホッパGを、またその
下方に荷重検出器Hを介して本体Bの周面B1に支持され
た計量ホッパIをそれぞれ配置した構成とされている。
そして、分散テーブルE上から各フィーダF及びプール
ホッパGを介して計量ホッパI内に供給された被計量物
の重量を各荷重検出器Hによってそれぞれ計量し、これ
らの計量値の組合せ加算値が所定の目標重量に最も近く
なる組合せを求めると共に、その組合せに該当した計量
値に対応する計量ホッパI内の被計量物のみを排出、集
合させることにより、上記目標重量に計量された被計量
物を得るようになっている。
そして、このような組合せ計量装置Aにおける上記の
被計量物供給フィーダFとして、第3図に示す振動フィ
ーダ110を用いれば、該フィーダ110におけるコイルスプ
リング124の前端側を受け止めるバネ受け機構125が本体
Bの周面B1に近接位置することになるので、該周面B1
作業用開口部B2を設けておくことにより、上記バネ受け
機構125における調整軸127の回動操作によるバネ定数の
調整作業を、当該フィーダ110を本体Bから取り外すこ
となく行い得るようになるのである。従って、被計量物
の重量等によってトラフの共振周波数が変化しても、こ
れを調整してトラフを容易に共振させることが可能とな
り、常に良好な物品の移送状態が得られることになる。
なお、以上の実施例においては、トラフ14,114の加振
手段として電磁コイル21,121を用いたが、これに代え
て、例えば断続的にエアが給排されてピストンが振動状
に作動するエアシリンダ等を用いることも可能であり、
またコイルスプリング24,124に代えて、板バネを使用す
ることも可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、電磁コイル等の加振手
段の作動とスプリングの作用とにより、トラフを振動さ
せて該トラフ上の物品を移送させるようにした振動フィ
ーダにおいて、上記スプリングの有効長を変化させるス
プリング調整手段を設けたので、この調整手段によって
スプリングの有効長、即ちバネ定数を変化させることに
より、上記トラフの共振周波数を加振手段による加振周
波数に容易に一致もしくは近接させることが可能とな
る。これにより、トラフや該トラフ上の物品の重量等に
拘らず、該トラフを容易に共振状態とすることが可能と
なって、常に良好な物品の移送状態が得られることにな
る。
また、上記トラフを前後動可能に支持する四節リンク
機構における複数のリンク部材とトラフ及びベース部材
との各連結部を、ベース部材及びトラフ側に設けた弾性
体内にリンク部材に設けた角軸を挿通する構成としたの
で、当該フィーダの非作動時にトラフが所定位置に弾力
的に保持されると共に、該フィーダの作動停止時には、
上記弾性体によってトラフの振動が効果的に減衰され
て、該トラフが初期位置に速やかに静止されることにな
る。これにより、作動停止時における不必要な物品の搬
送が防止され、共振周波数の調整による物品搬送能力の
向上と相まって、この種のフィーダの優れた搬送性が実
現されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示すもので、第1図は第
1実施例に係る振動フィーダの側面図、第2図は第1図
II−II線で切断した要部拡大平面図、第3図は第2実施
例に係る振動フィーダの側面図、第4図はこの振動フィ
ーダを組合せ計量装置に用いた状態を示す概略断面図で
ある。また、第5図は従来の振動フィーダを示す側面図
である。 10,110…振動フィーダ、13,113…ベース部材、14,114…
トラフ、17b,117b…弾性体、181,182,1181,1182…リ
ンク部材、18a,118a…角軸、21,121…加振手段(電磁コ
イル)、24,124…スプリング、25,125…スプリング調整
手段(バネ受け機構)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材と、その上方に配置されたトラ
    フと、該ベース部材とトラフとの間に配置されてトラフ
    を振動させることにより該トラフ上の物品を前方へ移送
    させる加振手段とを有する振動フィーダであって、上記
    ベース部材とトラフとの間で四節リンク機構を構成して
    トラフを前後動可能に支持する複数のリンク部材と、ベ
    ース部材とトラフとの間に介設されて上記加振手段と共
    にトラフを前後動させるスプリングと、該スプリングの
    有効長を調整してそのバネ定数を変化させるスプリング
    調整手段とを有し、且つ上記ベース部材及びトラフとリ
    ンク部材両端部との各連結部が、ベース部材及びトラフ
    側に設けられた弾性体内にリンク部材に設けられた角軸
    を挿通することにより、これらのリンク部材を介してト
    ラフを弾力的に保持する構成とされていることを特徴と
    する振動フィーダ。
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