JPH0833806A - ろ材の洗浄再生方法 - Google Patents

ろ材の洗浄再生方法

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JPH0833806A
JPH0833806A JP6193622A JP19362294A JPH0833806A JP H0833806 A JPH0833806 A JP H0833806A JP 6193622 A JP6193622 A JP 6193622A JP 19362294 A JP19362294 A JP 19362294A JP H0833806 A JPH0833806 A JP H0833806A
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Osamu Takuma
治 詫間
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂フイラメントを加工して得られたろ
材において、ろ材を流失させることなく、効率よく洗浄
することができるろ材の洗浄方法を提供する。 【構成】 融点の異なる合成樹脂フイラメントを加熱し
てマット状とし、これを一辺が10〜50m/m、厚み
3〜5m/m程度の四方形状に裁断したろ材を洗浄再生
するに当たって、ろ材を撹拌しながらそのろ材層の下部
から洗浄水を送り、汚水をろ材層の上方から系外に排出
するようにした。ろ材から剥離した汚濁物は、拡散した
ろ材間を上昇して系外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水の終末処理場等
で発生する汚水のろ過装置におけるろ材の洗浄再生方法
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種汚水のろ過装置に類似する
技術としては、ろ材として浮上性のろ材を用いたろ過装
置がある。このろ過装置では、汚水よりもはるかに軽量
の粒状の浮上ろ材を用いており、ろ材が目詰まりしたと
きに、洗浄再生するには、ろ材層を撹拌してろ材をほぐ
して目詰まり物を分離したのち、ろ材よりも重い目詰ま
り物を沈降させ、比重差を利用して汚水を系外に排出す
るようにしている。特公平2−22682号はその一例
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来技術では、軽量で且つ微小な粒状のろ材を撹拌して目
詰まり物を分離するのがむつかしく、特に、重い目詰ま
り物が分離沈降するのに時間を要する難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の上記
ろ材に比較して単位ろ材が大きく、且つ、その比重も大
きなろ材を用いて、特に、撹拌後排水しながら洗浄する
ことを特長とするものである。
【0005】すなわち、この発明の要旨とするところ
は、溶融点の異なる二種の合成樹脂フイラメントを重合
させてフエルト状にしたマットを、その厚さが3〜5m
/m程度、その一辺が10〜50m/mの角形に裁断し
た比重が略0.9のろ材を用いた汚水のろ過装置におい
て、目詰まりしたろ材を洗浄再生するに当たって、ろ材
を撹拌分散させたのち、そのろ材層の下部から洗浄水を
送って、その洗浄水をろ材層中を通過させ、その洗浄汚
水をろ材層の上方から系外に排出するようにしたもので
ある。
【0006】
【作用】この発明では、ろ材の単位体が比較的大きく、
且つ、比重も大きいので、撹拌し易くて目詰まり物が分
離し易い。そして、撹散した状態のろ材は、従来のろ材
に比較してその単位体が3〜5m/m厚で10〜50m
/m口と大きいので、上方の集水ノズルから流失するこ
とがなく、分離した目詰まり物のみを、洗浄水によって
系外に取り出すことができる。
【0007】上述の説明で明らかなように、この発明に
係る方法は、目詰まりしたろ材を撹拌したのち、従来の
ようにろ材と汚水が分離静止するのを待つことなく、直
ちに、目詰まり物を系外に排出することができるもの
で、この静止する時間を排除してろ過サイクル時間を大
巾に短縮できるものである。以下、図面に基づいて、こ
の発明の方法に係る具体例を説明する。
【0008】
【実施例】図1〜図3は、この発明に係るろ過装置の作
動工程を解説的に示すフローシート図であり、図1はろ
過工程、図2は、目詰まりしたろ材の撹拌工程、図3
は、撹拌したろ材の洗浄工程を示し、ろ過工程では、供
給ポンプ1で密閉タンク2内に原液が圧入され、ろ材3
によってその夾雑物が捕捉ろ過されたのち、集水ノズル
4を経て、処理水口5からろ液が系外に取り出される。
このとき、処理水弁6は開いており、排出弁7は閉止し
ている。また、密閉タンク2に装填しているろ材3は、
図4に示すように溶融点の異なる二種の合成樹脂フイラ
メントを重合させフエルト状にしたマットを四角片状に
裁断したものを用いている。その大きさは、厚みが3〜
5m/m、その辺が10〜50m/mに構成してあり、
二種の合成樹脂フイラメントを合着するには加熱手段を
用いている。
【0009】次に、図2に示す洗浄工程では、上述のよ
うなろ過運転を継続するとろ材3が目詰まりする。この
ろ材3の目詰まりでタンク2内の圧力が上昇する。この
圧力の上昇が圧力スイッチ8によって検知され、撹拌用
のモーター9が作動し、撹拌翼10が回転する。これと
同時に処理水弁6が閉じ、排水弁7が開口する。そし
て、撹拌されて目詰まり物を含む汚水は、集水ノズル4
を経て排水口11から系外に取り出される。このとき、
ろ材3は、その一辺が10〜50m/mと従来の浮上ろ
材よりも粒径がはるかに大きいので流失することはな
い。
【0010】この間、供給ポンプ10から原液が供給さ
れ、ろ材3を押し上げて、洗浄されたろ材層を形成す
る。そして、目詰まり物が洗い流されて密閉タンク2の
圧力が定圧に復帰すると排水弁7が閉じ、処理水弁6が
開いてろ過運転を再開する。尚、原液の供給は停止する
ことなく行われるもので、排水弁7を経た排水にS.S
がなくなるまで排水弁7を開放してもよい。
【0012】以上のこの発明に係るろ過装置の作動をタ
イムチャートで示せば、図5および図6の通りである。
図5に示すものでは、その作動工程が、ろ過、洗浄、捨
水、の3工程に大別され、図6に示すものでは、洗浄、
ろ過と2工程に大別されているが、図5、図6何れの場
合でも供給ポンプ1を停止することがなく、すなわち、
従来の浮上ろ材を用いた装置におけるろ材の洗浄のよう
に、洗浄ろ材を静置する時間を完全に排除して洗浄再生
時間を大巾に短縮している。その洗浄再生時間の差の具
体例を掲れば、図5のタイムチャートのように洗浄後に
捨水工程を入れたものでも4分30秒に対して、従来の
浮上ろ材を用いた装置では、普通、撹拌に60秒、静置
に40秒、排水240秒であり、排水後の張水時間24
0秒を加えると10分を要するもので大巾に短縮してい
る。
【0010】図6に示すタイムチャートは、洗浄再生後
の運転開始時にろ液中に若干のSSの混入が許容される
場合のものであり、洗浄排水量を少なくしたいときに用
いるものであり、捨水時間を排止することによって、図
5に示すものよりもさらにろ材の洗浄再生時間を短縮し
ている。
【0011】また、上述のようにして、洗浄再生したろ
材は、細い繊維材で構成されて通水性が良好であるの
で、ろ材内部のSS(微細浮遊粒子)までも洗い流さ
れ、ろ過運転再開時に、そのろ速が70m/Hrであ
る。このろ速は、従来の発泡スチロールの粒状ろ材の場
合、洗浄再生後のろ速は30m/Hrで倍以上である。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係る方法は、ろ材に工夫を施すことによって、高効率
な精密ろ過を可能とするとともに、特に、その目詰まり
したろ材を洗浄再生するに際して、原水の供給を停止す
ることなく、その夾雑物を分離できるものであって、従
来のこの種ろ過装置に比較してそのろ過効率を格段に高
め得たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いるろ過装置の模式縦断面図で、
ろ過運転状態を示している。
【図2】同じく、ろ材の洗浄中の状態を示している。
【図3】同じく、ろ材の洗浄後の捨水状態を示してい
る。
【図4】この発明に用いるろ材の斜面図である。
【図5】この発明に係る方法のタイムチャート図面であ
る。
【図6】この発明に係る方法の他例のタイムチャート図
面である。
【符号の説明】
3 ろ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/08 530 C 540 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融点の異なる二種の合成樹脂フイラメ
    ントを重合させてフエルト状にしたマットを、その厚さ
    が3〜5m/m程度、その一辺が10〜50m/mの角
    形に裁断した比重略0.90のろ材3を用いた汚水のろ
    過装置において、目詰まりしたろ材3を洗浄再生するに
    当たって、ろ材3を撹拌分散させたのち、そのろ材層の
    下部から洗浄水を送ってその洗浄水をろ材層中を通過さ
    せ、その洗浄汚水をろ材層の上方から系外に排出するよ
    うにしたことを特長とするろ材の洗浄再生方法。
JP06193622A 1994-07-25 1994-07-25 ろ材の洗浄再生方法 Expired - Lifetime JP3109644B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162482A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ishigaki Co Ltd 放流落差を利用した処理水再利用システム
WO2012147148A1 (ja) * 2011-04-25 2012-11-01 株式会社石垣 浮上ろ材の攪拌装置及びろ過機
CN112295298A (zh) * 2020-10-12 2021-02-02 李看 一种环保领域的建筑工程用污水处理分离设备

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