JPH08338302A - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
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- JPH08338302A JPH08338302A JP7144573A JP14457395A JPH08338302A JP H08338302 A JPH08338302 A JP H08338302A JP 7144573 A JP7144573 A JP 7144573A JP 14457395 A JP14457395 A JP 14457395A JP H08338302 A JPH08338302 A JP H08338302A
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- Japan
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- piston
- head
- cylinder bore
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/16—Pistons having cooling means
- F02F3/20—Pistons having cooling means the means being a fluid flowing through or along piston
- F02F3/22—Pistons having cooling means the means being a fluid flowing through or along piston the fluid being liquid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/06—Arrangements for cooling pistons
- F01P3/08—Cooling of piston exterior only, e.g. by jets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/02—Pistons having means for accommodating or controlling heat expansion
- F02F3/027—Pistons having means for accommodating or controlling heat expansion the skirt wall having cavities
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ピストンにおいてヘッドの下側に供給される潤
滑オイルをスカートとシリンダボアとの間に積極的に供
給してスカートの潤滑性を向上させる。 【構成】シリンダボアにおいて往復運動するピストン1
1は潤滑オイルの供給を受ける。ピストン11はヘッド
12の下側に設けられたピンボス13と、ピンボス13
の軸線L1を中心に対称に設けられた一対のスカート1
7と、各スカート17とピンボス13とをつなぐサイド
ウォール18とを備える。サイドウォール18はその外
側とヘッド12の下側とを連通する孔を有する。ヘッド
11はその下面に潤滑オイルを受けるための凹部26を
有する。凹部26の幅W1は、スカート17の付け根付
近の幅W2よりも大きく設定される。従って、ピストン
11の運動時にヘッド12の下面に供給されるオイルは
凹部26に当たって飛散し、スカート17の付け根の傍
らを通り抜けてシリンダボアとスカート17との間に侵
入する。
滑オイルをスカートとシリンダボアとの間に積極的に供
給してスカートの潤滑性を向上させる。 【構成】シリンダボアにおいて往復運動するピストン1
1は潤滑オイルの供給を受ける。ピストン11はヘッド
12の下側に設けられたピンボス13と、ピンボス13
の軸線L1を中心に対称に設けられた一対のスカート1
7と、各スカート17とピンボス13とをつなぐサイド
ウォール18とを備える。サイドウォール18はその外
側とヘッド12の下側とを連通する孔を有する。ヘッド
11はその下面に潤滑オイルを受けるための凹部26を
有する。凹部26の幅W1は、スカート17の付け根付
近の幅W2よりも大きく設定される。従って、ピストン
11の運動時にヘッド12の下面に供給されるオイルは
凹部26に当たって飛散し、スカート17の付け根の傍
らを通り抜けてシリンダボアとスカート17との間に侵
入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関に適用される
ピストンに係る。詳しくは、ヘッドの下側に設けられた
ピンボスとスカートとの間をつなぐサイドウォールに孔
を有し、ヘッドの下面に潤滑オイルが供給される内燃機
関のピストンに関する。
ピストンに係る。詳しくは、ヘッドの下側に設けられた
ピンボスとスカートとの間をつなぐサイドウォールに孔
を有し、ヘッドの下面に潤滑オイルが供給される内燃機
関のピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関において、シリンダボア
の中で往復運動するピストンは燃焼室で発生する高熱を
多量に受けて膨張する。ピストンの過熱は燃焼室におけ
る混合気の点火時期に関するノックの限界値を低下させ
る。更に、ピストンの過剰な熱膨張はピストンとシリン
ダボアとの間のフリクションを増大させる。そこで、こ
れらの不具合を解消するために、内燃機関に設けられた
オイルジェット等はピストンのヘッドの下面に潤滑オイ
ルを吹き付けることにより、ピストンを冷却する。
の中で往復運動するピストンは燃焼室で発生する高熱を
多量に受けて膨張する。ピストンの過熱は燃焼室におけ
る混合気の点火時期に関するノックの限界値を低下させ
る。更に、ピストンの過剰な熱膨張はピストンとシリン
ダボアとの間のフリクションを増大させる。そこで、こ
れらの不具合を解消するために、内燃機関に設けられた
オイルジェット等はピストンのヘッドの下面に潤滑オイ
ルを吹き付けることにより、ピストンを冷却する。
【0003】近年、ピストンで行われている形状的な変
更は内燃機関の軽量化に寄与する。特開平5−1720
01号公報は特殊形状のピストンとその冷却構造の改善
例を開示する。図7に示すように、この公報のピストン
31はヘッド32の下側に設けられたピンボス33及び
スカート34と、それら両者33,34をつなぐサイド
ウォール35を有する。このピストン31は軽量化構造
の一環として、ヘッド32の下側に凹部36を有する。
この凹部36はピンボス33を中心に開けられた第1の
通路37を有し、この通路37は凹部36に連通する。
凹部36はピストン31の下方に通じる第2の通路38
を有する。ヘッド32の下側に潤滑オイルが供給される
ことにより、そのオイルはヘッド32を冷やした後に第
1の通路31を流れ、ピンボス33、サイドウォール3
5及びシリンダボア(図示しない)を冷やす。オイルは
更に第2の通路38を通ってピストン31の下方へ流れ
る。
更は内燃機関の軽量化に寄与する。特開平5−1720
01号公報は特殊形状のピストンとその冷却構造の改善
例を開示する。図7に示すように、この公報のピストン
31はヘッド32の下側に設けられたピンボス33及び
スカート34と、それら両者33,34をつなぐサイド
ウォール35を有する。このピストン31は軽量化構造
の一環として、ヘッド32の下側に凹部36を有する。
この凹部36はピンボス33を中心に開けられた第1の
通路37を有し、この通路37は凹部36に連通する。
凹部36はピストン31の下方に通じる第2の通路38
を有する。ヘッド32の下側に潤滑オイルが供給される
ことにより、そのオイルはヘッド32を冷やした後に第
1の通路31を流れ、ピンボス33、サイドウォール3
5及びシリンダボア(図示しない)を冷やす。オイルは
更に第2の通路38を通ってピストン31の下方へ流れ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ピスト
ン31の構造では、ヘッド32の下側に供給されたオイ
ルの一部が凹部36を通じてシリンダボアに供給される
ものの、そのオイルがボアとスカート34との間に積極
的に供給されることはない。このため、スカート34と
ボアとの間に十分なオイルが行き渡り難く、スカート3
4の潤滑性を向上させる観点から改善の余地があった。
ン31の構造では、ヘッド32の下側に供給されたオイ
ルの一部が凹部36を通じてシリンダボアに供給される
ものの、そのオイルがボアとスカート34との間に積極
的に供給されることはない。このため、スカート34と
ボアとの間に十分なオイルが行き渡り難く、スカート3
4の潤滑性を向上させる観点から改善の余地があった。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ヘッドの下側に供給される潤
滑オイルをスカートとシリンダボアとの間に積極的に供
給することにより、スカートの潤滑性の向上を図ること
を可能にした内燃機関のピストンを提供することにあ
る。
ものであり、その目的は、ヘッドの下側に供給される潤
滑オイルをスカートとシリンダボアとの間に積極的に供
給することにより、スカートの潤滑性の向上を図ること
を可能にした内燃機関のピストンを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、内燃機関のシリンダボ
アに沿って往復運動すると共にその運動時にオイル供給
手段により潤滑オイルが供給されるピストンであって、
ヘッドの下側に設けられたピンボスと、ヘッドの下側に
おいてピンボスの軸線を中心に対称に設けられた一対の
スカートと、それら各スカートとピンボスとをつなぐサ
イドウォールとを備え、サイドウォールはその外側とヘ
ッドの下側とを連通する孔を有し、潤滑オイルがヘッド
の下面に供給されるピストンにおいて、ヘッドはその下
面に潤滑オイルを受けるための凹部を有し、ピンボスの
軸線方向における凹部の幅を、同軸線方向におけるスカ
ートの付け根付近の幅よりも大きく設定したことを趣旨
とする。
に、請求項1に記載の発明では、内燃機関のシリンダボ
アに沿って往復運動すると共にその運動時にオイル供給
手段により潤滑オイルが供給されるピストンであって、
ヘッドの下側に設けられたピンボスと、ヘッドの下側に
おいてピンボスの軸線を中心に対称に設けられた一対の
スカートと、それら各スカートとピンボスとをつなぐサ
イドウォールとを備え、サイドウォールはその外側とヘ
ッドの下側とを連通する孔を有し、潤滑オイルがヘッド
の下面に供給されるピストンにおいて、ヘッドはその下
面に潤滑オイルを受けるための凹部を有し、ピンボスの
軸線方向における凹部の幅を、同軸線方向におけるスカ
ートの付け根付近の幅よりも大きく設定したことを趣旨
とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、ピストンの運動時にヘッ
ド下面に供給された潤滑オインルは凹部に当たり四方へ
飛散する。このとき、潤滑オイルの一部はピストンの外
方へ向けて飛び、スカート付け根の傍らを通り抜けてシ
リンダボアに当たり、シリンダボアとスカートとの間に
侵入する。
ド下面に供給された潤滑オインルは凹部に当たり四方へ
飛散する。このとき、潤滑オイルの一部はピストンの外
方へ向けて飛び、スカート付け根の傍らを通り抜けてシ
リンダボアに当たり、シリンダボアとスカートとの間に
侵入する。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係る内燃機関のピストンを
具体化した一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
具体化した一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1はこの実施例のピストン11を示す正
面図であり、図2は図1の2−2線に沿った断面図であ
り、図3は図2の3−3線に沿った断面図である。ピス
トン11はほぼ円盤状をなすヘッド12と、そのヘッド
12の下側に設けられたピンボス13とを有する。ヘッ
ド12はその外周に、互いに平行に延びる三つのリング
溝14,15,16を有する。各リング溝14〜16に
はピストンリング及びオイルリング(図示しない)がそ
れぞれ装着される。
面図であり、図2は図1の2−2線に沿った断面図であ
り、図3は図2の3−3線に沿った断面図である。ピス
トン11はほぼ円盤状をなすヘッド12と、そのヘッド
12の下側に設けられたピンボス13とを有する。ヘッ
ド12はその外周に、互いに平行に延びる三つのリング
溝14,15,16を有する。各リング溝14〜16に
はピストンリング及びオイルリング(図示しない)がそ
れぞれ装着される。
【0010】ピンボス13はピストン11の前後方向へ
向かって開口する。ピンボス13にはピストンピンが装
着される。ヘッド12の下側において、ピンボス13の
軸線L1を中心に対称に配置された一対のスカート17
はヘッド12の外周に沿って下方へ延びる。両スカート
17は同じ形状を有する。ヘッド12の下側において、
ピンボス13の両端に位置するサイドウォール18は両
スカート17とピンボス13とをつなぐ。サイドウォー
ル18はその外側とヘッド12の下側とを連通する孔1
9を有する。ピンボス13の両端に位置する二つの孔1
9は互いに連通する。
向かって開口する。ピンボス13にはピストンピンが装
着される。ヘッド12の下側において、ピンボス13の
軸線L1を中心に対称に配置された一対のスカート17
はヘッド12の外周に沿って下方へ延びる。両スカート
17は同じ形状を有する。ヘッド12の下側において、
ピンボス13の両端に位置するサイドウォール18は両
スカート17とピンボス13とをつなぐ。サイドウォー
ル18はその外側とヘッド12の下側とを連通する孔1
9を有する。ピンボス13の両端に位置する二つの孔1
9は互いに連通する。
【0011】図4はスカート17のバレルプロフィール
を誇張的に表す。このスカート17はその外周が垂直方
向の中央付近で最も外方へ大きく張り出したバレルプロ
フィールを有する。この張り出しのピークP1ではシリ
ンダボアとの間のクリアランスが最も小さく、スカート
17の面圧が最も高くなる。このピークP1はスカート
17の周方向に沿って延びる。ここで、スカート17の
上端から孔19の下端までの距離D1は、スカート17
の上端からピークP1までの距離D2と等しいか、それ
よりも大きくなるように設定される。即ち、孔19の下
端はピークP1と同じ高さか、それよりも下方に位置す
るように設定される。
を誇張的に表す。このスカート17はその外周が垂直方
向の中央付近で最も外方へ大きく張り出したバレルプロ
フィールを有する。この張り出しのピークP1ではシリ
ンダボアとの間のクリアランスが最も小さく、スカート
17の面圧が最も高くなる。このピークP1はスカート
17の周方向に沿って延びる。ここで、スカート17の
上端から孔19の下端までの距離D1は、スカート17
の上端からピークP1までの距離D2と等しいか、それ
よりも大きくなるように設定される。即ち、孔19の下
端はピークP1と同じ高さか、それよりも下方に位置す
るように設定される。
【0012】このピストン11は内燃機関(エンジン)
に適用される。図5に示すように、このピストン11は
クランクシャフト20に連結されたコンロッド21に対
してピストンピン22を介して連結される。この連結状
態において、ピストン11はエンジンに設けられたシリ
ンダボア23に組み付けられる。エンジンの運転時にピ
ストン11はシリンダボア23に沿って往復運動する。
コンロッド21に設けられたオイルノズル24は、エン
ジンの運転時にクランクシャフト20のオイル通路25
に圧送される潤滑オイルをピストン11及びシリンダボ
ア23に向けて噴射する。ピストン11へ向けて噴射さ
れたオイルは両スカート17の間においてヘッド12の
下面12aに吹き付けられる。
に適用される。図5に示すように、このピストン11は
クランクシャフト20に連結されたコンロッド21に対
してピストンピン22を介して連結される。この連結状
態において、ピストン11はエンジンに設けられたシリ
ンダボア23に組み付けられる。エンジンの運転時にピ
ストン11はシリンダボア23に沿って往復運動する。
コンロッド21に設けられたオイルノズル24は、エン
ジンの運転時にクランクシャフト20のオイル通路25
に圧送される潤滑オイルをピストン11及びシリンダボ
ア23に向けて噴射する。ピストン11へ向けて噴射さ
れたオイルは両スカート17の間においてヘッド12の
下面12aに吹き付けられる。
【0013】図2に示すように、上記下面12aは潤滑
オイルを受けるための凹部26を有する。この凹部26
は軸線L1を中心に対称な形状を有する。この凹部26
はオイルノズル24から噴射されたオイルを受けて四方
へ飛散させる。図3に示すように、凹部26はヘッド1
2の下面の一部を肉抜きすることにより得られる。凹部
26の周縁は滑らかに湾曲した断面形状を有する。その
湾曲面26aを外方へ延長させた方向は垂直線に対して
所定の角度θを有する。この実施例では、角度θに「1
0°」以上の値を当てはめることができる。
オイルを受けるための凹部26を有する。この凹部26
は軸線L1を中心に対称な形状を有する。この凹部26
はオイルノズル24から噴射されたオイルを受けて四方
へ飛散させる。図3に示すように、凹部26はヘッド1
2の下面の一部を肉抜きすることにより得られる。凹部
26の周縁は滑らかに湾曲した断面形状を有する。その
湾曲面26aを外方へ延長させた方向は垂直線に対して
所定の角度θを有する。この実施例では、角度θに「1
0°」以上の値を当てはめることができる。
【0014】図2に示すように、軸線L1の方向におけ
る凹部16の幅W1は、同軸線L1の方向におけるスカ
ート17の付け根付近の幅W2に比べて大きく設定され
る。即ち、凹部26の両端は各スカート17の両端の付
け根よりも軸線L1の方向へ長く延びる。
る凹部16の幅W1は、同軸線L1の方向におけるスカ
ート17の付け根付近の幅W2に比べて大きく設定され
る。即ち、凹部26の両端は各スカート17の両端の付
け根よりも軸線L1の方向へ長く延びる。
【0015】従って、この実施例の構成によれば、エン
ジンの運転時にピストン11がシリンダボア23に沿っ
て上下運動するときに、オイルノズル24からピストン
11へ向けて潤滑オイルが噴射される。このオイルはヘ
ッド12の下面12aの凹部26に当たって四方へ飛散
する。このとき、凹部26の湾曲面26a及びその角度
θによりオイルを凹部26の外方へ効率良く飛散させる
ことができる。飛散したオイルはピンボス13に当たっ
たり、その軸線L1に平行に飛んで孔19を通じてシリ
ンダボア23に当たったり、スカート17の内側面に当
たったりする。このように凹部26によって飛散したオ
イルがヘッド12の下側でピストン11の各部に効率良
く当たることから、ピストン11を効率良く冷却するこ
とができる。
ジンの運転時にピストン11がシリンダボア23に沿っ
て上下運動するときに、オイルノズル24からピストン
11へ向けて潤滑オイルが噴射される。このオイルはヘ
ッド12の下面12aの凹部26に当たって四方へ飛散
する。このとき、凹部26の湾曲面26a及びその角度
θによりオイルを凹部26の外方へ効率良く飛散させる
ことができる。飛散したオイルはピンボス13に当たっ
たり、その軸線L1に平行に飛んで孔19を通じてシリ
ンダボア23に当たったり、スカート17の内側面に当
たったりする。このように凹部26によって飛散したオ
イルがヘッド12の下側でピストン11の各部に効率良
く当たることから、ピストン11を効率良く冷却するこ
とができる。
【0016】加えて、凹部26から飛び散ったオイルの
一部はスカート17の付け根の傍らを通り抜けてシリン
ダボア23に当たり、シリンダボア23とスカート17
との間に侵入する。このため、オイルがシリンダボア2
3とスカート17との間に積極的に供給されることにな
り、両者23,17の間に十分なオイルが行き渡り、ス
カート17の潤滑性を一層向上させることができる。こ
の結果、スカート17の耐焼付き性を向上させることが
できる。この焼付き性の改善はスカート17の面積を現
状よりも縮減することを可能にする。スカート17とシ
リンダボア23との間に供給されるオイル量の増加は、
ピストン11に係るスカッフィングの改善につながる。
更に、スカート17とシリンダボア23との間に生じる
オイル膜が相対的に厚くなることから、そのオイル膜が
ダンパの機能を発揮してスカート17とシリンダボア2
3との間における打音の発生を抑えることができる。
一部はスカート17の付け根の傍らを通り抜けてシリン
ダボア23に当たり、シリンダボア23とスカート17
との間に侵入する。このため、オイルがシリンダボア2
3とスカート17との間に積極的に供給されることにな
り、両者23,17の間に十分なオイルが行き渡り、ス
カート17の潤滑性を一層向上させることができる。こ
の結果、スカート17の耐焼付き性を向上させることが
できる。この焼付き性の改善はスカート17の面積を現
状よりも縮減することを可能にする。スカート17とシ
リンダボア23との間に供給されるオイル量の増加は、
ピストン11に係るスカッフィングの改善につながる。
更に、スカート17とシリンダボア23との間に生じる
オイル膜が相対的に厚くなることから、そのオイル膜が
ダンパの機能を発揮してスカート17とシリンダボア2
3との間における打音の発生を抑えることができる。
【0017】更に、この実施例では、サイドウォール1
8が孔19を有することに加え、ヘッド12がその下面
12aに凹部26を有する。このため、凹部26の分だ
けピストン11を一層軽量化することができる。
8が孔19を有することに加え、ヘッド12がその下面
12aに凹部26を有する。このため、凹部26の分だ
けピストン11を一層軽量化することができる。
【0018】併せて、この実施例では、孔19の下端
が、スカート17とシリンダボア23との間のクリアラ
ンスンスが最小になるピークP1と同じ高さかそれより
も低い位置に設定される。ここで、スカート17の外周
面において、スカート17とサイドウォール18とがつ
ながる部分に対応する部位では、その部位と同じ高さの
周方向における他の部位に比べてシリンダボア23との
間の面圧が最も高くなる。この実施例では、スカート1
7の外周面において、バレルプロフィールの観点から面
圧が最大となるピークP1と、サイドウォール18との
関係で面圧が高くなる部位とが互いに重ならない。この
ため、スカート17の周方向に沿って均一となるべきピ
ークP1における最大面圧の値を、サイドウォール18
の存在に拘らず均一に保つことができる。つまり、ピー
クP1における最大面圧の値がサイドウォール18によ
り不均一になることはない。この結果、軸線L1の方向
において互いに対向するサイドウォール18の間隔を適
宜に縮小することが可能となり、それによりスカート1
7の幅W2を更に縮小することが可能となる。スカート
17の幅W2を更に縮小できることは、その幅W2と凹
部26の幅W1との差を更に拡大することを可能にす
る。その意味で、スカート17とシリンダボア23との
間に更に多くの潤滑オイルを供給することが可能にな
る。
が、スカート17とシリンダボア23との間のクリアラ
ンスンスが最小になるピークP1と同じ高さかそれより
も低い位置に設定される。ここで、スカート17の外周
面において、スカート17とサイドウォール18とがつ
ながる部分に対応する部位では、その部位と同じ高さの
周方向における他の部位に比べてシリンダボア23との
間の面圧が最も高くなる。この実施例では、スカート1
7の外周面において、バレルプロフィールの観点から面
圧が最大となるピークP1と、サイドウォール18との
関係で面圧が高くなる部位とが互いに重ならない。この
ため、スカート17の周方向に沿って均一となるべきピ
ークP1における最大面圧の値を、サイドウォール18
の存在に拘らず均一に保つことができる。つまり、ピー
クP1における最大面圧の値がサイドウォール18によ
り不均一になることはない。この結果、軸線L1の方向
において互いに対向するサイドウォール18の間隔を適
宜に縮小することが可能となり、それによりスカート1
7の幅W2を更に縮小することが可能となる。スカート
17の幅W2を更に縮小できることは、その幅W2と凹
部26の幅W1との差を更に拡大することを可能にす
る。その意味で、スカート17とシリンダボア23との
間に更に多くの潤滑オイルを供給することが可能にな
る。
【0019】尚、この発明は次のような別の実施例に具
体化することもできる。以下の別の実施例においても、
前記実施例と同等の作用及び効果を得ることができる。 (1)前記実施例では、図3に示すように、凹部26の
周縁を滑らかな湾曲面26aとし、その湾曲面26aを
外方へ延長させた方向が垂直線に対して所定の角度θを
有するようにした。これに対し、図6に示すように、凹
部26の周縁をテーパ面26bとし、そのテーパ面26
bを外方へ延長させた方向が垂直線に対して所定の角度
θを有するように設定してもよい。
体化することもできる。以下の別の実施例においても、
前記実施例と同等の作用及び効果を得ることができる。 (1)前記実施例では、図3に示すように、凹部26の
周縁を滑らかな湾曲面26aとし、その湾曲面26aを
外方へ延長させた方向が垂直線に対して所定の角度θを
有するようにした。これに対し、図6に示すように、凹
部26の周縁をテーパ面26bとし、そのテーパ面26
bを外方へ延長させた方向が垂直線に対して所定の角度
θを有するように設定してもよい。
【0020】(2)前記実施例では、コンロッド21に
設けられたオイルノズル24をオイル供給手段とした。
これに対し、コンロッド24とは別に設けられるオイル
ジェットをオイル供給手段としてもよい。
設けられたオイルノズル24をオイル供給手段とした。
これに対し、コンロッド24とは別に設けられるオイル
ジェットをオイル供給手段としてもよい。
【0021】(3)前記実施例では、三つのリング溝1
4〜16を有するピストン11に具体化したが、三つ以
外の数のリング溝を有するピストンに具体化してもよ
い。更に、上記各実施例には、特許請求の範囲に記載し
た技術的思想に係る次のような各種の実施態様が含まれ
ることを、以下にその効果と共に記載する。
4〜16を有するピストン11に具体化したが、三つ以
外の数のリング溝を有するピストンに具体化してもよ
い。更に、上記各実施例には、特許請求の範囲に記載し
た技術的思想に係る次のような各種の実施態様が含まれ
ることを、以下にその効果と共に記載する。
【0022】(4)前記実施例では、両スカート17を
互いに同一の形状を有するものとしたが、それらを互い
に非対称な形状を有するものとしてもよい。 (5)前記実施例では、凹部26をピンボス13の軸線
L1を中心に対称な形状を有するものとしたが、その凹
部をピンボスの軸線を中心に非対称な形状を有するもの
としてもよい。
互いに同一の形状を有するものとしたが、それらを互い
に非対称な形状を有するものとしてもよい。 (5)前記実施例では、凹部26をピンボス13の軸線
L1を中心に対称な形状を有するものとしたが、その凹
部をピンボスの軸線を中心に非対称な形状を有するもの
としてもよい。
【0023】(イ)請求項1に記載の発明において、前
記凹部は滑らかに湾曲した断面形状を有する周縁を備
え、その湾曲面を外方へ延長させた方向が垂直線に対し
て所定の角度を有するようにした内燃機関のピストン。
記凹部は滑らかに湾曲した断面形状を有する周縁を備
え、その湾曲面を外方へ延長させた方向が垂直線に対し
て所定の角度を有するようにした内燃機関のピストン。
【0024】この構成によれば、凹部の湾曲面及びその
角度の設定により、凹部に当たった潤滑オイルを凹部の
外方へ効率良く飛散させることができる。延いては、ス
カートとシリンダボアとの間により一層積極的に潤滑オ
イルを供給することができ、スカートの潤滑性をより一
層向上させることができる。
角度の設定により、凹部に当たった潤滑オイルを凹部の
外方へ効率良く飛散させることができる。延いては、ス
カートとシリンダボアとの間により一層積極的に潤滑オ
イルを供給することができ、スカートの潤滑性をより一
層向上させることができる。
【0025】(ロ)請求項1に記載の発明において、前
記スカートの上端から前記孔の下端までの距離を、前記
スカートの上端からバレルプロフィールの上でのピーク
の位置までの距離以上に設定した内燃機関のピストン。
記スカートの上端から前記孔の下端までの距離を、前記
スカートの上端からバレルプロフィールの上でのピーク
の位置までの距離以上に設定した内燃機関のピストン。
【0026】この構成によれば、サイドウォールの存在
に拘らず、ピークにおける周方向の最大面圧を均一に保
つことができ、スカートの幅を更に縮小することが可能
となる。延いては、スカートの幅と凹部の幅との差を拡
大してスカートとシリンダボアとの間に更に多くの潤滑
オイルを供給することが可能になる。
に拘らず、ピークにおける周方向の最大面圧を均一に保
つことができ、スカートの幅を更に縮小することが可能
となる。延いては、スカートの幅と凹部の幅との差を拡
大してスカートとシリンダボアとの間に更に多くの潤滑
オイルを供給することが可能になる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ヘッド
の下面に潤滑オイルを受けるための凹部を設け、ピンボ
スの軸線方向における凹部の幅を、同軸線方向における
スカートの付け根付近の幅よりも大きく設定している。
従って、ピストンの運動時にヘッドの下面に供給される
潤滑オイルは凹部に当たって四方へ飛散し、その一部が
スカート付け根の傍らを通り抜けてシリンダボアに当た
り、シリンダボアとスカートとの間に侵入する。その結
果、ヘッドの下側に供給される潤滑オイルをスカートと
シリンダボアとの間に積極的に供給することができ、そ
れによってスカートの潤滑性の向上を図ることができる
という効果を発揮する。
の下面に潤滑オイルを受けるための凹部を設け、ピンボ
スの軸線方向における凹部の幅を、同軸線方向における
スカートの付け根付近の幅よりも大きく設定している。
従って、ピストンの運動時にヘッドの下面に供給される
潤滑オイルは凹部に当たって四方へ飛散し、その一部が
スカート付け根の傍らを通り抜けてシリンダボアに当た
り、シリンダボアとスカートとの間に侵入する。その結
果、ヘッドの下側に供給される潤滑オイルをスカートと
シリンダボアとの間に積極的に供給することができ、そ
れによってスカートの潤滑性の向上を図ることができる
という効果を発揮する。
【図1】 一実施例に係るピストンを示す正面図。
【図2】 図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】 図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】 スカートのバレルプロフィールを誇張的に表
す図。
す図。
【図5】 シリンダボアに対するピストンの組付図。
【図6】 別の実施例に係り図3に準じた断面図。
【図7】 従来のピストンを示す正面図。
12…ヘッド、12a…下面、13…ピンボス、17…
スカート、18…サイドウォール、19…孔、23…シ
リンダボア、24…オイル供給手段としてのオイルノズ
ル、L1…軸線、W1,W2…幅。
スカート、18…サイドウォール、19…孔、23…シ
リンダボア、24…オイル供給手段としてのオイルノズ
ル、L1…軸線、W1,W2…幅。
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダボアに沿って往復運
動すると共にその運動時にオイル供給手段により潤滑オ
イルが供給されるピストンであって、 ヘッドの下側に設けられたピンボスと、前記ヘッドの下
側において前記ピンボスの軸線を中心に対称に設けられ
た一対のスカートと、それら各スカートと前記ピンボス
とをつなぐサイドウォールとを備え、前記サイドウォー
ルはその外側と前記ヘッドの下側とを連通する孔を有
し、前記潤滑オイルが前記ヘッドの下面に供給されるピ
ストンにおいて、 前記ヘッドはその下面に前記潤滑オイルを受けるための
凹部を有し、前記ピンボスの軸線方向における前記凹部
の幅を、同軸線方向における前記スカートの付け根付近
の幅よりも大きく設定したことを特徴とする内燃機関の
ピストン。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7144573A JP2885133B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 内燃機関のピストン |
| US08/661,247 US5713262A (en) | 1995-06-12 | 1996-06-10 | Engine piston having a recess defined in the lower surface of the head |
| DE69611577T DE69611577T2 (de) | 1995-06-12 | 1996-06-12 | Maschinenkolben |
| EP96109396A EP0748931B1 (en) | 1995-06-12 | 1996-06-12 | Engine piston |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7144573A JP2885133B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 内燃機関のピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338302A true JPH08338302A (ja) | 1996-12-24 |
| JP2885133B2 JP2885133B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15365335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7144573A Expired - Fee Related JP2885133B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 内燃機関のピストン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5713262A (ja) |
| EP (1) | EP0748931B1 (ja) |
| JP (1) | JP2885133B2 (ja) |
| DE (1) | DE69611577T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE102017222743A1 (de) | 2017-12-14 | 2019-06-19 | Federal-Mogul Nürnberg GmbH | Kolben für Verbrennungsmotor |
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-
1995
- 1995-06-12 JP JP7144573A patent/JP2885133B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-10 US US08/661,247 patent/US5713262A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-12 DE DE69611577T patent/DE69611577T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-12 EP EP96109396A patent/EP0748931B1/en not_active Expired - Lifetime
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| US10184421B2 (en) | 2012-03-12 | 2019-01-22 | Tenneco Inc. | Engine piston |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0748931B1 (en) | 2001-01-17 |
| US5713262A (en) | 1998-02-03 |
| JP2885133B2 (ja) | 1999-04-19 |
| EP0748931A1 (en) | 1996-12-18 |
| DE69611577T2 (de) | 2001-08-30 |
| DE69611577D1 (de) | 2001-02-22 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |