JPH08338611A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
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- JPH08338611A JPH08338611A JP14473395A JP14473395A JPH08338611A JP H08338611 A JPH08338611 A JP H08338611A JP 14473395 A JP14473395 A JP 14473395A JP 14473395 A JP14473395 A JP 14473395A JP H08338611 A JPH08338611 A JP H08338611A
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Landscapes
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- Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定に燃焼できる共に、気化室底部へのター
ルの発生や蓄積、臭気の発生などを抑制した液体燃料燃
焼装置を開発する。 【構成】 燃料ノズルから噴出された液体燃料を気化
し、燃焼用空気と予混合して燃焼部へ供給する気化器
と、気化器の周壁に設けられた燃焼用空気供給用の空気
ノズル部と、燃焼用空気を送り込む送風機とを備えた液
体燃料燃焼装置において、燃料ノズルの先端を対向する
気化器周壁付近まで気化室内に延在させるとともに、燃
料ノズルの先端より上部の気化器周壁の厚さより燃料ノ
ズルの先端より下部の気化器周壁の厚さを厚くして気化
室内に少なくとも一つの段差部を設けたことを特徴とす
る。
ルの発生や蓄積、臭気の発生などを抑制した液体燃料燃
焼装置を開発する。 【構成】 燃料ノズルから噴出された液体燃料を気化
し、燃焼用空気と予混合して燃焼部へ供給する気化器
と、気化器の周壁に設けられた燃焼用空気供給用の空気
ノズル部と、燃焼用空気を送り込む送風機とを備えた液
体燃料燃焼装置において、燃料ノズルの先端を対向する
気化器周壁付近まで気化室内に延在させるとともに、燃
料ノズルの先端より上部の気化器周壁の厚さより燃料ノ
ズルの先端より下部の気化器周壁の厚さを厚くして気化
室内に少なくとも一つの段差部を設けたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体燃料燃焼装置に関す
るものであり、更に詳しくは、気化室底部での液体燃料
の停留を抑制して燃焼させることにより気化室底部への
タールの発生や蓄積を抑制すると共に、燃焼スタート時
や燃焼停止時の臭気の発生を抑制した石油ファンヒータ
などに使用される気化式の液体燃料燃焼装置に関するも
のである。
るものであり、更に詳しくは、気化室底部での液体燃料
の停留を抑制して燃焼させることにより気化室底部への
タールの発生や蓄積を抑制すると共に、燃焼スタート時
や燃焼停止時の臭気の発生を抑制した石油ファンヒータ
などに使用される気化式の液体燃料燃焼装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の液体燃料燃焼装置にお
いては、燃料ノズルによって噴出供給された液体燃料を
内部で気化し、この気化ガスと燃焼用空気とを予混合し
て燃焼部へ供給する気化器を備えている。以下に従来の
液体燃料燃焼装置の例を示す図5〜図7について説明す
る。図5〜図7において、1は上部を開口した有底円筒
状の気化器であり、この気化器1の周壁2の上部にはシ
ーズヒータにてなる加熱ヒータ3が埋設してある。4は
内部を燃焼用一次空気を流す空気通路5とした略L字型
の送気管であり、この送気管4の一端は接続パイプ(図
示せず)を介して送風機6に連通している。気化器1の
周壁2に一体に形成された空気ノズル部17が設けられ
ており、空気通路4から流入した空気は空気ノズル部1
7から気化室10へ噴出する。
いては、燃料ノズルによって噴出供給された液体燃料を
内部で気化し、この気化ガスと燃焼用空気とを予混合し
て燃焼部へ供給する気化器を備えている。以下に従来の
液体燃料燃焼装置の例を示す図5〜図7について説明す
る。図5〜図7において、1は上部を開口した有底円筒
状の気化器であり、この気化器1の周壁2の上部にはシ
ーズヒータにてなる加熱ヒータ3が埋設してある。4は
内部を燃焼用一次空気を流す空気通路5とした略L字型
の送気管であり、この送気管4の一端は接続パイプ(図
示せず)を介して送風機6に連通している。気化器1の
周壁2に一体に形成された空気ノズル部17が設けられ
ており、空気通路4から流入した空気は空気ノズル部1
7から気化室10へ噴出する。
【0003】7は液体燃料(灯油)を流す燃料供給管で
あり、この燃料供給管7の一端は、電磁ポンプ等のポン
プ8を介して燃料タンク9内に連通され、かつ、この燃
料供給管7の他端は、先端を前記気化器1内部の気化室
10に臨ませた燃料ノズル11の基端に連結しており、
この燃料ノズル11の先端から気化室10へ液体燃料を
噴出供給するようになっている。また、前記燃料タンク
9には着脱自在なカートリッジタンク(図示せず)が設
けられている。
あり、この燃料供給管7の一端は、電磁ポンプ等のポン
プ8を介して燃料タンク9内に連通され、かつ、この燃
料供給管7の他端は、先端を前記気化器1内部の気化室
10に臨ませた燃料ノズル11の基端に連結しており、
この燃料ノズル11の先端から気化室10へ液体燃料を
噴出供給するようになっている。また、前記燃料タンク
9には着脱自在なカートリッジタンク(図示せず)が設
けられている。
【0004】12は前記気化器1内の上部開口に配設し
た絞り板であり、この絞り板12の上の気化器1の上部
開口にはバーナヘッド13を嵌合して装着している。こ
のバーナヘッド13の周壁部には金網14が内外両面に
付設されるとともに、多数の炎孔15が形成されてい
る。16は気化器1の上端部に設けた保炎板であり、2
0は邪魔板である。
た絞り板であり、この絞り板12の上の気化器1の上部
開口にはバーナヘッド13を嵌合して装着している。こ
のバーナヘッド13の周壁部には金網14が内外両面に
付設されるとともに、多数の炎孔15が形成されてい
る。16は気化器1の上端部に設けた保炎板であり、2
0は邪魔板である。
【0005】次に、前記気化器1について詳述すると、
この気化器1はアルミダイキャストにて作られており、
その周壁2には、前記燃料ノズル11を同軸的に挿通さ
せた横向きの空気通路を有する燃焼用空気供給用の空気
ノズル部17が一体成形によって形成されている。
この気化器1はアルミダイキャストにて作られており、
その周壁2には、前記燃料ノズル11を同軸的に挿通さ
せた横向きの空気通路を有する燃焼用空気供給用の空気
ノズル部17が一体成形によって形成されている。
【0006】また、18は炎孔15から噴出する気化ガ
スと空気との混合ガスを着火させる点火電極、19は着
火された火炎Fを検出するとともに酸素濃度を検出する
フレームロッドである。
スと空気との混合ガスを着火させる点火電極、19は着
火された火炎Fを検出するとともに酸素濃度を検出する
フレームロッドである。
【0007】上述の構成において、加熱ヒータ3への通
電によって気化器1が所定の温度に上昇すると、送風機
6とポンプ8が作動し、燃料ノズル11から液体燃料
が、また、空気通路5から流入した空気は空気ノズル部
17から気化室10内へ供給される。この時、燃焼用空
気は空気ノズル部17から気化室10内に噴出し、燃料
ノズル11から噴出する液体燃料を粒子状として気化室
10の気化面である気化器周壁2に接触させる。気化面
に接触して気化した液体燃料の気化ガスは燃焼用一次空
気と混合し、この混合ガスは、絞り板12の通路を通っ
てバーナヘッド13内に入り、炎孔15から噴出する。
この噴出した混合ガスは点火電極18の火花放電により
着火され、火炎Fを形成して燃焼を開始する。
電によって気化器1が所定の温度に上昇すると、送風機
6とポンプ8が作動し、燃料ノズル11から液体燃料
が、また、空気通路5から流入した空気は空気ノズル部
17から気化室10内へ供給される。この時、燃焼用空
気は空気ノズル部17から気化室10内に噴出し、燃料
ノズル11から噴出する液体燃料を粒子状として気化室
10の気化面である気化器周壁2に接触させる。気化面
に接触して気化した液体燃料の気化ガスは燃焼用一次空
気と混合し、この混合ガスは、絞り板12の通路を通っ
てバーナヘッド13内に入り、炎孔15から噴出する。
この噴出した混合ガスは点火電極18の火花放電により
着火され、火炎Fを形成して燃焼を開始する。
【0008】燃焼開始後は加熱ヒータ3への通電を停止
し、気化器1は燃焼部からの輻射熱や燃焼により加熱さ
れた保炎板16などからの熱伝導により液体燃料の気化
に十分な温度に加熱される。
し、気化器1は燃焼部からの輻射熱や燃焼により加熱さ
れた保炎板16などからの熱伝導により液体燃料の気化
に十分な温度に加熱される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料ノ
ズル11から噴出する液体燃料は、強燃焼時のように燃
料流量が大きい場合、気化室10の気化面である気化器
周壁2に接触して気化するが、一部の燃料は衝突面で気
化しきれず、気化室10の底部に流下する。このため気
化の時間遅れを生じ、結果として不安定な燃焼となると
共に気化室10の底部へタールが発生したり、蓄積する
問題があった。また、弱燃焼時のように燃料流量が小さ
い場合、燃焼用空気の流量が小さくなり、燃料ノズル1
1から噴出する燃料はほとんど微粒子化されない上、燃
料ノズル11から噴出する燃料が気化器1の衝突面に達
しないで気化しきれず、気化室10の底部に流下する。
このためやはり気化の時間遅れを生じ、結果として不安
定な燃焼となると共に気化室10の底部へタールが発生
したり、蓄積する問題があった。気化室10の底部へ流
下した液体燃料の気化の時間遅れがあると燃焼スタート
時や燃焼停止時に臭気が発生する問題があった。
ズル11から噴出する液体燃料は、強燃焼時のように燃
料流量が大きい場合、気化室10の気化面である気化器
周壁2に接触して気化するが、一部の燃料は衝突面で気
化しきれず、気化室10の底部に流下する。このため気
化の時間遅れを生じ、結果として不安定な燃焼となると
共に気化室10の底部へタールが発生したり、蓄積する
問題があった。また、弱燃焼時のように燃料流量が小さ
い場合、燃焼用空気の流量が小さくなり、燃料ノズル1
1から噴出する燃料はほとんど微粒子化されない上、燃
料ノズル11から噴出する燃料が気化器1の衝突面に達
しないで気化しきれず、気化室10の底部に流下する。
このためやはり気化の時間遅れを生じ、結果として不安
定な燃焼となると共に気化室10の底部へタールが発生
したり、蓄積する問題があった。気化室10の底部へ流
下した液体燃料の気化の時間遅れがあると燃焼スタート
時や燃焼停止時に臭気が発生する問題があった。
【0010】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであり、強燃焼時のように燃料流量が大きい場合でも
燃料を十分に気化できる上、弱燃焼時のように燃料流量
が小さい場合でも燃料ノズルから噴出する燃料を気化器
の衝突面に到達せしめて気化させて、安定な燃焼を行え
るようにすると共に、気化室底部へのタールの発生や蓄
積を抑制し、また、燃焼スタート時や燃焼停止時の臭気
の発生を抑制した液体燃料燃焼装置を提供することを目
的としている。
のであり、強燃焼時のように燃料流量が大きい場合でも
燃料を十分に気化できる上、弱燃焼時のように燃料流量
が小さい場合でも燃料ノズルから噴出する燃料を気化器
の衝突面に到達せしめて気化させて、安定な燃焼を行え
るようにすると共に、気化室底部へのタールの発生や蓄
積を抑制し、また、燃焼スタート時や燃焼停止時の臭気
の発生を抑制した液体燃料燃焼装置を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決すべく鋭意研究した結果、燃料ノズルの先端を気化器
周壁付近まで気化室内に延在させること、および気化室
内の特定の箇所に段差部を設け、液体燃料がこの段差部
を伝わって流れて気化器周壁の横方向に拡がるようにす
ることにより上記問題を解決できることを見いだし本発
明を成すに至った。
決すべく鋭意研究した結果、燃料ノズルの先端を気化器
周壁付近まで気化室内に延在させること、および気化室
内の特定の箇所に段差部を設け、液体燃料がこの段差部
を伝わって流れて気化器周壁の横方向に拡がるようにす
ることにより上記問題を解決できることを見いだし本発
明を成すに至った。
【0012】本発明の請求項1の発明は、燃料ノズル
と、この燃料ノズルによって噴出供給された液体燃料を
内部で気化し、この気化ガスと燃焼用空気とを予混合し
て燃焼部へ供給する気化器と、気化器の周壁に設けられ
た燃焼用空気供給用の空気ノズル部と、空気ノズル部に
燃焼用空気を送り込む送風機とを備えた液体燃料燃焼装
置において、燃料ノズルの先端を対向する気化器周壁付
近まで気化室内に延在させるとともに、燃料ノズルの先
端より上部の気化器周壁の厚さより燃料ノズルの先端よ
り下部の気化器周壁の厚さを厚くして気化室内に少なく
とも一つの段差部を設け、液体燃料が前記段差部を伝わ
って流れて気化器周壁の横方向に拡がるようにしたこと
を特徴とする液体燃料燃焼装置である。
と、この燃料ノズルによって噴出供給された液体燃料を
内部で気化し、この気化ガスと燃焼用空気とを予混合し
て燃焼部へ供給する気化器と、気化器の周壁に設けられ
た燃焼用空気供給用の空気ノズル部と、空気ノズル部に
燃焼用空気を送り込む送風機とを備えた液体燃料燃焼装
置において、燃料ノズルの先端を対向する気化器周壁付
近まで気化室内に延在させるとともに、燃料ノズルの先
端より上部の気化器周壁の厚さより燃料ノズルの先端よ
り下部の気化器周壁の厚さを厚くして気化室内に少なく
とも一つの段差部を設け、液体燃料が前記段差部を伝わ
って流れて気化器周壁の横方向に拡がるようにしたこと
を特徴とする液体燃料燃焼装置である。
【0013】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の液体燃料燃焼装置において、前記段差部に溝を設けた
ことを特徴とする。
の液体燃料燃焼装置において、前記段差部に溝を設けた
ことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載の液体燃料燃焼装置において、燃料ノ
ズルの先端を斜めにカットしてカット面が横向き、ある
いは下向きになるように燃料ノズルを固定したことを特
徴とする。
いは請求項2記載の液体燃料燃焼装置において、燃料ノ
ズルの先端を斜めにカットしてカット面が横向き、ある
いは下向きになるように燃料ノズルを固定したことを特
徴とする。
【0015】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の液体燃料燃焼装置において、燃料ノズ
ルの先端を曲げて液体燃料の噴出方向を変えたことを特
徴とする。
し請求項3記載の液体燃料燃焼装置において、燃料ノズ
ルの先端を曲げて液体燃料の噴出方向を変えたことを特
徴とする。
【0016】
【作用】本発明は請求項1の構成によって、強燃焼時の
ように燃料流量が大きい場合、燃料ノズルから噴出する
燃料液体燃料が気化面である気化器周壁に接触して一部
が気化しきれなかったとしても、段差部に流下した燃料
は段差部を伝わって流れて気化器周壁の横方向に拡が
り、一部は気化器周壁上に流下するのでその間に燃料を
十分に気化できる上、弱燃焼時のように燃料流量が小さ
い場合であっても燃料ノズルから噴出する燃料を気化器
の衝突面に到達せしめて気化することができるので、燃
料が気化器の底部へ流下することがなくなり弱燃焼から
強燃焼までの範囲で安定な燃焼を行ことができ、気化室
底部へタールが発生したり、蓄積する問題を抑制でき
る。また、気化室底部へ流下した液体燃料の気化の時間
遅れに起因する燃焼スタート時や燃焼停止時の臭気の発
生も抑制できる。気化しきれず段差部に流下した液体燃
料が段差部を伝わって流れて気化器周壁の横方向に拡が
るようにして十分に気化できるようなものであれば、段
差部の巾や気化器の底部からの高さなどは限定されず、
また段差部は1段でも2段以上設けてもよく、気化室の
全内周に設けても、気化室の内周の一部に設けてもよ
く、また気化器の底部に平行に設けても、気化器の底部
に傾斜を付けて設けても、あるいは気化器の底部に平行
な部分と気化器の底部に傾斜を付けて設けた部分とを組
み合わせて設けても差し支えない。
ように燃料流量が大きい場合、燃料ノズルから噴出する
燃料液体燃料が気化面である気化器周壁に接触して一部
が気化しきれなかったとしても、段差部に流下した燃料
は段差部を伝わって流れて気化器周壁の横方向に拡が
り、一部は気化器周壁上に流下するのでその間に燃料を
十分に気化できる上、弱燃焼時のように燃料流量が小さ
い場合であっても燃料ノズルから噴出する燃料を気化器
の衝突面に到達せしめて気化することができるので、燃
料が気化器の底部へ流下することがなくなり弱燃焼から
強燃焼までの範囲で安定な燃焼を行ことができ、気化室
底部へタールが発生したり、蓄積する問題を抑制でき
る。また、気化室底部へ流下した液体燃料の気化の時間
遅れに起因する燃焼スタート時や燃焼停止時の臭気の発
生も抑制できる。気化しきれず段差部に流下した液体燃
料が段差部を伝わって流れて気化器周壁の横方向に拡が
るようにして十分に気化できるようなものであれば、段
差部の巾や気化器の底部からの高さなどは限定されず、
また段差部は1段でも2段以上設けてもよく、気化室の
全内周に設けても、気化室の内周の一部に設けてもよ
く、また気化器の底部に平行に設けても、気化器の底部
に傾斜を付けて設けても、あるいは気化器の底部に平行
な部分と気化器の底部に傾斜を付けて設けた部分とを組
み合わせて設けても差し支えない。
【0017】本発明は請求項2の構成によって、気化器
周壁に接触して気化しきれなかった一部の燃料が前記段
差部の溝を伝わって流れ易くなり、気化器周壁の横方向
に拡がり易くなるのでその間に燃料をより十分に気化で
きるようになる。
周壁に接触して気化しきれなかった一部の燃料が前記段
差部の溝を伝わって流れ易くなり、気化器周壁の横方向
に拡がり易くなるのでその間に燃料をより十分に気化で
きるようになる。
【0018】本発明は請求項3の構成によって、燃焼停
止時に燃料ノズル先端に液体燃料が液滴になるのを抑え
ることができる。燃料ノズル先端から液体燃料の液滴が
気化室底部に滴下しないので、燃焼停止時の臭気の発生
を一層抑制できる。
止時に燃料ノズル先端に液体燃料が液滴になるのを抑え
ることができる。燃料ノズル先端から液体燃料の液滴が
気化室底部に滴下しないので、燃焼停止時の臭気の発生
を一層抑制できる。
【0019】本発明は請求項4の構成によって、燃料流
量が小さい場合であっても燃料ノズルから噴出する燃料
を気化器のより広い衝突面に到達せしめて気化すること
ができる。
量が小さい場合であっても燃料ノズルから噴出する燃料
を気化器のより広い衝突面に到達せしめて気化すること
ができる。
【0020】
【実施例】以下、図1〜図4により本発明の内容をさら
に具体的に説明するが、本発明はこれらの内容に何ら限
定されるものではない。図1は本発明の実施例における
液体燃料燃焼装置の要部平面図である。図2は同じく要
部縦断面図である。図3は本発明の他の実施例における
液体燃料燃焼装置の要部平面図である。図4は同じく要
部縦断面図である。
に具体的に説明するが、本発明はこれらの内容に何ら限
定されるものではない。図1は本発明の実施例における
液体燃料燃焼装置の要部平面図である。図2は同じく要
部縦断面図である。図3は本発明の他の実施例における
液体燃料燃焼装置の要部平面図である。図4は同じく要
部縦断面図である。
【0021】図1〜図4において、図5〜図7と同じ符
号は同一のものを示す。気化器1aの周壁2の上部には
シーズヒータにてなる加熱ヒータ3が埋設してある。4
は内部を燃焼用一次空気を流す空気通路5とした略L字
型の送気管である。気化器1aはアルミダイキャストに
て作られており、その周壁2には、先端を対向する気化
器周壁付近まで気化器内に延在させた燃料ノズル11a
を同軸的に挿通させた横向きの空気通路を有する燃焼用
空気供給用の空気ノズル部17が一体成形によって形成
されている。送気管4から流入した空気は空気ノズル部
17から気化室10へ噴出する。燃料ノズル11aの先
端より上部の気化器周壁2aの厚さを約1.5mmとし
燃料ノズル11aの先端より下部の気化器周壁2bの厚
さを約4mmとして気化室10内に段差部2c(巾約
2.5mm)を設けてある。図2におけるAは段差部2
cの断面を拡大して説明する説明図である。
号は同一のものを示す。気化器1aの周壁2の上部には
シーズヒータにてなる加熱ヒータ3が埋設してある。4
は内部を燃焼用一次空気を流す空気通路5とした略L字
型の送気管である。気化器1aはアルミダイキャストに
て作られており、その周壁2には、先端を対向する気化
器周壁付近まで気化器内に延在させた燃料ノズル11a
を同軸的に挿通させた横向きの空気通路を有する燃焼用
空気供給用の空気ノズル部17が一体成形によって形成
されている。送気管4から流入した空気は空気ノズル部
17から気化室10へ噴出する。燃料ノズル11aの先
端より上部の気化器周壁2aの厚さを約1.5mmとし
燃料ノズル11aの先端より下部の気化器周壁2bの厚
さを約4mmとして気化室10内に段差部2c(巾約
2.5mm)を設けてある。図2におけるAは段差部2
cの断面を拡大して説明する説明図である。
【0022】上述の構成において、加熱ヒータ3への通
電によって気化器1aが所定の温度に上昇すると、燃料
ノズル11aから液体燃料が、また、送気管4から流入
した空気は空気ノズル部17から気化室10内へ供給さ
れる。燃焼用空気は空気ノズル部17から気化室10内
に噴出し、燃料ノズル11aから噴出する液体燃料は燃
焼用空気により粒子状とされて気化室10の気化面に接
触させられる。矢印は液体燃料の噴出方向を示す。
電によって気化器1aが所定の温度に上昇すると、燃料
ノズル11aから液体燃料が、また、送気管4から流入
した空気は空気ノズル部17から気化室10内へ供給さ
れる。燃焼用空気は空気ノズル部17から気化室10内
に噴出し、燃料ノズル11aから噴出する液体燃料は燃
焼用空気により粒子状とされて気化室10の気化面に接
触させられる。矢印は液体燃料の噴出方向を示す。
【0023】強燃焼時のように燃料流量が大きい場合、
燃料ノズル11aから噴出する燃料液体燃料が気化面で
ある気化器周壁2に接触して一部が気化しきれなかった
としても、段差部2cの上に流下した燃料は段差部2c
を伝わって流れて気化器周壁2の横方向に拡がり、また
段差部2cから気化器周壁2b上に流下するのでその間
に燃料を十分に気化できる。また、燃料ノズル11aの
先端は対向する気化器1aの周壁2付近まで気化室10
内に延在させてあるので、弱燃焼時のように燃料流量が
小さい場合であっても燃料ノズル11aから噴出する燃
料を気化器1aの衝突面に到達させて、気化させること
ができる。このようにして気化室10の底部へタールが
発生したり、蓄積する問題を抑制できる。
燃料ノズル11aから噴出する燃料液体燃料が気化面で
ある気化器周壁2に接触して一部が気化しきれなかった
としても、段差部2cの上に流下した燃料は段差部2c
を伝わって流れて気化器周壁2の横方向に拡がり、また
段差部2cから気化器周壁2b上に流下するのでその間
に燃料を十分に気化できる。また、燃料ノズル11aの
先端は対向する気化器1aの周壁2付近まで気化室10
内に延在させてあるので、弱燃焼時のように燃料流量が
小さい場合であっても燃料ノズル11aから噴出する燃
料を気化器1aの衝突面に到達させて、気化させること
ができる。このようにして気化室10の底部へタールが
発生したり、蓄積する問題を抑制できる。
【0024】気化した液体燃料の気化ガスは燃焼用一次
空気と混合し、この混合ガスは、絞り板12の通路を通
ってバーナヘッド13内に入り、炎孔15から噴出す
る。この噴出した混合ガスは点火電極18の火花放電に
より着火され、火炎Fを形成して燃焼を開始するように
なっている。また燃料ノズル11aの先端は斜めにカッ
トしてしてあり、カット面が横向きになるように燃料ノ
ズル11aが固定されているので、燃焼停止時に燃料ノ
ズル11aの先端に液体燃料が液滴になって溜ることが
なく、燃料ノズル11aの先端から液体燃料の液滴が気
化室10の底部に滴下することがない。
空気と混合し、この混合ガスは、絞り板12の通路を通
ってバーナヘッド13内に入り、炎孔15から噴出す
る。この噴出した混合ガスは点火電極18の火花放電に
より着火され、火炎Fを形成して燃焼を開始するように
なっている。また燃料ノズル11aの先端は斜めにカッ
トしてしてあり、カット面が横向きになるように燃料ノ
ズル11aが固定されているので、燃焼停止時に燃料ノ
ズル11aの先端に液体燃料が液滴になって溜ることが
なく、燃料ノズル11aの先端から液体燃料の液滴が気
化室10の底部に滴下することがない。
【0025】図3および図4に示す本発明の他の実施例
における液体燃料燃焼装置においては、燃料ノズル11
bの先端は対向する気化器1bの周壁2付近まで気化室
10内に延在させてあり、しかもその先端部を少しまげ
てあり、液体燃料が少し曲げられて噴出するようになっ
ている。燃料ノズル11bの先端より上部の気化器周壁
2aの厚さを約1.5mmとし燃料ノズル11bの先端
より下部の気化器周壁2bの厚さを約4mmとして気化
室10内に段差部(巾約2.5mm)を設け、その段差
部に溝2d(深さ約0.5mm)を設けてある。図4に
おけるBは段差部の断面を拡大して説明する説明図であ
る。
における液体燃料燃焼装置においては、燃料ノズル11
bの先端は対向する気化器1bの周壁2付近まで気化室
10内に延在させてあり、しかもその先端部を少しまげ
てあり、液体燃料が少し曲げられて噴出するようになっ
ている。燃料ノズル11bの先端より上部の気化器周壁
2aの厚さを約1.5mmとし燃料ノズル11bの先端
より下部の気化器周壁2bの厚さを約4mmとして気化
室10内に段差部(巾約2.5mm)を設け、その段差
部に溝2d(深さ約0.5mm)を設けてある。図4に
おけるBは段差部の断面を拡大して説明する説明図であ
る。
【0026】このようにすることにより、燃料ノズル1
1bから噴出する燃料を気化器1bのより広い衝突面に
到達せしめることができ、気化を一層促進できる上、強
燃焼時のように燃料流量が大きい場合、燃料ノズル11
bから噴出する燃料液体燃料が気化面である気化器周壁
2に接触して一部が気化しきれなかったとしても、段差
部の上に流下した燃料は段差部の溝2dを伝わって流れ
て気化器周壁2の横方向に拡がり、また段差部から気化
器周壁2b上に流下するのでその間に燃料を十分に気化
できる。また、燃料ノズル11bの先端は対向する気化
器1bの周壁2付近まで気化室10内に延在させてある
ので、弱燃焼時のように燃料流量が小さい場合であって
も燃料ノズル11bから噴出する燃料を気化器1bの衝
突面に到達させて、気化させることができる。このよう
にして気化室10の底部へタールが発生したり、蓄積す
る問題を抑制できる。また燃料ノズル11bの先端は斜
めにカットしてしてあり、カット面が横向きになるよう
に燃料ノズル11bが固定されているので、燃焼停止時
に燃料ノズル11bの先端に液体燃料が液滴になって溜
ることがなく、燃料ノズル11bの先端から液体燃料の
液滴が気化室10の底部に滴下することがない。
1bから噴出する燃料を気化器1bのより広い衝突面に
到達せしめることができ、気化を一層促進できる上、強
燃焼時のように燃料流量が大きい場合、燃料ノズル11
bから噴出する燃料液体燃料が気化面である気化器周壁
2に接触して一部が気化しきれなかったとしても、段差
部の上に流下した燃料は段差部の溝2dを伝わって流れ
て気化器周壁2の横方向に拡がり、また段差部から気化
器周壁2b上に流下するのでその間に燃料を十分に気化
できる。また、燃料ノズル11bの先端は対向する気化
器1bの周壁2付近まで気化室10内に延在させてある
ので、弱燃焼時のように燃料流量が小さい場合であって
も燃料ノズル11bから噴出する燃料を気化器1bの衝
突面に到達させて、気化させることができる。このよう
にして気化室10の底部へタールが発生したり、蓄積す
る問題を抑制できる。また燃料ノズル11bの先端は斜
めにカットしてしてあり、カット面が横向きになるよう
に燃料ノズル11bが固定されているので、燃焼停止時
に燃料ノズル11bの先端に液体燃料が液滴になって溜
ることがなく、燃料ノズル11bの先端から液体燃料の
液滴が気化室10の底部に滴下することがない。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1の液体燃料燃焼装置
は、強燃焼時のように燃料流量が大きい場合、燃料ノズ
ルから噴出する燃料液体燃料が気化面である気化器周壁
に接触して一部が気化しきれなかったとしても、段差部
に流下した燃料は段差部を伝わって流れて気化器周壁の
横方向に拡がり、一部は気化器周壁上に流下するのでそ
の間に燃料を十分に気化できる上、弱燃焼時のように燃
料流量が小さい場合であっても燃料ノズルから噴出する
燃料を気化器の衝突面に到達せしめて気化することがで
きるので、燃料が気化器の底部へ流下することがなくな
り弱燃焼から強燃焼までの範囲で安定な燃焼を行ことが
でき、気化室底部へタールが発生したり、蓄積する問題
を抑制できる。また、気化室底部へ流下した液体燃料の
気化の時間遅れに起因する燃焼スタート時や燃焼停止時
の臭気の発生も抑制できる。
は、強燃焼時のように燃料流量が大きい場合、燃料ノズ
ルから噴出する燃料液体燃料が気化面である気化器周壁
に接触して一部が気化しきれなかったとしても、段差部
に流下した燃料は段差部を伝わって流れて気化器周壁の
横方向に拡がり、一部は気化器周壁上に流下するのでそ
の間に燃料を十分に気化できる上、弱燃焼時のように燃
料流量が小さい場合であっても燃料ノズルから噴出する
燃料を気化器の衝突面に到達せしめて気化することがで
きるので、燃料が気化器の底部へ流下することがなくな
り弱燃焼から強燃焼までの範囲で安定な燃焼を行ことが
でき、気化室底部へタールが発生したり、蓄積する問題
を抑制できる。また、気化室底部へ流下した液体燃料の
気化の時間遅れに起因する燃焼スタート時や燃焼停止時
の臭気の発生も抑制できる。
【0028】本発明の請求項2の液体燃料燃焼装置は、
気化器周壁に接触して気化しきれなかった一部の燃料が
前記段差部の溝を伝わって流れ易くなり、気化器周壁の
横方向に拡がり易くなるのでその間に燃料をより十分に
気化できる。
気化器周壁に接触して気化しきれなかった一部の燃料が
前記段差部の溝を伝わって流れ易くなり、気化器周壁の
横方向に拡がり易くなるのでその間に燃料をより十分に
気化できる。
【0029】本発明の請求項3の液体燃料燃焼装置は、
燃焼停止時に燃料ノズル先端に液体燃料が液滴になるの
を抑えることができる。燃料ノズル先端から液体燃料の
液滴が気化室底部に滴下しないので、燃焼停止時の臭気
の発生を一層抑制できる。
燃焼停止時に燃料ノズル先端に液体燃料が液滴になるの
を抑えることができる。燃料ノズル先端から液体燃料の
液滴が気化室底部に滴下しないので、燃焼停止時の臭気
の発生を一層抑制できる。
【0030】本発明の請求項4の液体燃料燃焼装置は、
燃料流量が小さい場合であっても燃料ノズルから噴出す
る燃料を気化器のより広い衝突面に到達せしめて気化す
ることができる。本発明の液体燃料燃焼装置は簡単な構
成からなるので経済的である上、効果が大きいので産業
上の利用価値が高い。
燃料流量が小さい場合であっても燃料ノズルから噴出す
る燃料を気化器のより広い衝突面に到達せしめて気化す
ることができる。本発明の液体燃料燃焼装置は簡単な構
成からなるので経済的である上、効果が大きいので産業
上の利用価値が高い。
【図1】 本発明の一実施例を示す液体燃料燃焼装置の
要部平面図である。
要部平面図である。
【図2】 同じく要部縦断面図である。
【図3】 本発明の他の実施例を示す液体燃料燃焼装置
の要部平面図である。
の要部平面図である。
【図4】 同じく要部縦断面図である。
【図5】 従来の液体燃料燃焼装置の全体構成を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図6】 同じく要部平面面図である。
【図7】 同じく要部縦断面図である。
1、1a、1b 気化器 2、2a、2b 周壁 2c 段差部 2d 溝 3 加熱ヒータ 4 送気管 5 空気通路 6 送風機 7 液体燃料供給管 8 ポンプ 9 燃料タンク 10 気化室 11、11a、11b 燃料ノズル 12 絞り板 13 バーナヘッド 14 金網 15 炎孔 16 保炎板 17 空気ノズル部 18 点火電極 19 フレームロッド 20 邪魔板
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料ノズルと、この燃料ノズルによって
噴出供給された液体燃料を内部で気化し、この気化ガス
と燃焼用空気とを予混合して燃焼部へ供給する気化器
と、気化器の周壁に設けられた燃焼用空気供給用の空気
ノズル部と、空気ノズル部に燃焼用空気を送り込む送風
機とを備えた液体燃料燃焼装置において、燃料ノズルの
先端を対向する気化器周壁付近まで気化室内に延在させ
るとともに、燃料ノズルの先端より上部の気化器周壁の
厚さより燃料ノズルの先端より下部の気化器周壁の厚さ
を厚くして気化室内に少なくとも一つの段差部を設け、
液体燃料が前記段差部を伝わって流れて気化器周壁の横
方向に拡がるようにしたことを特徴とする液体燃料燃焼
装置。 - 【請求項2】 前記段差部に溝を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項3】 燃料ノズルの先端を斜めにカットしてカ
ット面が横向き、あるいは下向きになるように燃料ノズ
ルを固定したことを特徴とする請求項1あるいは請求項
2記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項4】 燃料ノズルの先端を曲げて液体燃料の噴
出方向を変えたことを特徴とする請求項1ないし請求項
3記載の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14473395A JPH08338611A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14473395A JPH08338611A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338611A true JPH08338611A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15369081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14473395A Pending JPH08338611A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338611A (ja) |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14473395A patent/JPH08338611A/ja active Pending
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