JPH08339029A - カメラのフィルム用圧板 - Google Patents
カメラのフィルム用圧板Info
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- JPH08339029A JPH08339029A JP7146998A JP14699895A JPH08339029A JP H08339029 A JPH08339029 A JP H08339029A JP 7146998 A JP7146998 A JP 7146998A JP 14699895 A JP14699895 A JP 14699895A JP H08339029 A JPH08339029 A JP H08339029A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造作業が比較的容易でありながら、幅方向
に湾曲されたフィルムであっても確実に良好な撮影画像
を得る。 【構成】 撮影レンズ2の背後に形成された撮影開口3
の対向する両側に、それぞれ一対の外レール4と内レー
ル5とを配置し、外レール4に圧板8を衝合させてフィ
ルムFの挿通空間Sを形成し、挿通空間Sにロールフィ
ルムから引き出されたフィルムFを挿通させてフィルム
Fの幅方向両側端縁11を外レール4の内側に沿わせて
位置させ、かつフィルムFの前面の幅方向両縁部12を
内レール5に臨ませるように配置して、フィルムFの幅
方向中央部分14を撮影レンズ2に対面させたカメラに
おいて、圧板8にはフィルムFの画像領域外となる幅方
向両側縁部12に対向する突起15を形成し、突起15
でフィルムFの幅方向両側縁部12を押圧させてフィル
ムFに撮影レンズ2側に曲げる曲げモーメントを作用さ
せる。
に湾曲されたフィルムであっても確実に良好な撮影画像
を得る。 【構成】 撮影レンズ2の背後に形成された撮影開口3
の対向する両側に、それぞれ一対の外レール4と内レー
ル5とを配置し、外レール4に圧板8を衝合させてフィ
ルムFの挿通空間Sを形成し、挿通空間Sにロールフィ
ルムから引き出されたフィルムFを挿通させてフィルム
Fの幅方向両側端縁11を外レール4の内側に沿わせて
位置させ、かつフィルムFの前面の幅方向両縁部12を
内レール5に臨ませるように配置して、フィルムFの幅
方向中央部分14を撮影レンズ2に対面させたカメラに
おいて、圧板8にはフィルムFの画像領域外となる幅方
向両側縁部12に対向する突起15を形成し、突起15
でフィルムFの幅方向両側縁部12を押圧させてフィル
ムFに撮影レンズ2側に曲げる曲げモーメントを作用さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロールフィルムから
引き出されたフィルムを撮影レンズに臨ませて撮影を行
なうカメラのフィルム用圧板に関するものである。
引き出されたフィルムを撮影レンズに臨ませて撮影を行
なうカメラのフィルム用圧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズの結像面を正しくフィルム上
に形成するためには、フィルム面が光軸に垂直で画面全
体にわたり撮影レンズの焦点深度内で平面度が確保され
ていることが必要である。
に形成するためには、フィルム面が光軸に垂直で画面全
体にわたり撮影レンズの焦点深度内で平面度が確保され
ていることが必要である。
【0003】また、ロールフィルムから引き出されたフ
ィルムは、それ自体がスプール等を芯としたロール巻き
による巻き癖等のため、フィルムの幅方向で湾曲したも
のとなっており、この湾曲を平面度の確保された状態に
調整して撮影することが必要である。
ィルムは、それ自体がスプール等を芯としたロール巻き
による巻き癖等のため、フィルムの幅方向で湾曲したも
のとなっており、この湾曲を平面度の確保された状態に
調整して撮影することが必要である。
【0004】そのため、従来から、カメラの撮影レンズ
の背後には、ロールフィルムから引き出されたフィルム
の幅方向両側端縁の位置決めを行なう一対の外レール
と,フィルムの撮影レンズ側の面(前面)の位置決めを
フィルムの幅方向両側縁部で行なう一対の内レールとが
設置され、これらのレールと前記フィルムの背後に配置
した圧板とによってトンネル状のフィルムの挿通空間が
形成され、このフィルムの挿通空間内にフィルムを拘束
することにより、その空間の寸法,形状によってフィル
ムの幅方向の過度の湾曲等の変形を防止してフィルムの
平面性を確保することとしている。
の背後には、ロールフィルムから引き出されたフィルム
の幅方向両側端縁の位置決めを行なう一対の外レール
と,フィルムの撮影レンズ側の面(前面)の位置決めを
フィルムの幅方向両側縁部で行なう一対の内レールとが
設置され、これらのレールと前記フィルムの背後に配置
した圧板とによってトンネル状のフィルムの挿通空間が
形成され、このフィルムの挿通空間内にフィルムを拘束
することにより、その空間の寸法,形状によってフィル
ムの幅方向の過度の湾曲等の変形を防止してフィルムの
平面性を確保することとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の技術によれば、フィルムの湾曲等の変形をわずか
なものとしてフィルムを良好な平面状態に保つために
は、主に前記フィルムの挿通空間のフィルムの厚さ方向
の寸法を高精度に製造することが必要であり、製造作業
を難しいものとしている。
従来の技術によれば、フィルムの湾曲等の変形をわずか
なものとしてフィルムを良好な平面状態に保つために
は、主に前記フィルムの挿通空間のフィルムの厚さ方向
の寸法を高精度に製造することが必要であり、製造作業
を難しいものとしている。
【0006】また、巻き癖等による,フィルムの幅方向
の湾曲がフィルムの幅方向の中央部分が両側縁部より撮
影レンズ側に位置するものの場合には、フィルムの撮影
領域であるフィルムの中央部分の位置決めが前記圧板で
は行なわれず、フィルムの背面が圧板から前方に離間す
ることとなるので、フィルムの撮影領域が撮影レンズに
よる予定の結像位置より前方に位置して撮影画像を損な
うおそれもある。
の湾曲がフィルムの幅方向の中央部分が両側縁部より撮
影レンズ側に位置するものの場合には、フィルムの撮影
領域であるフィルムの中央部分の位置決めが前記圧板で
は行なわれず、フィルムの背面が圧板から前方に離間す
ることとなるので、フィルムの撮影領域が撮影レンズに
よる予定の結像位置より前方に位置して撮影画像を損な
うおそれもある。
【0007】この発明は、このような事情に基づいてな
されたもので、製造作業が比較的容易でありながら、幅
方向に湾曲されたフィルムであっても確実に良好な撮影
画像を得ることを目的とするものである。
されたもので、製造作業が比較的容易でありながら、幅
方向に湾曲されたフィルムであっても確実に良好な撮影
画像を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、撮影レンズの背後に形成さ
れた撮影開口の対向する両側に、それぞれ一対の外レー
ルと内レールとを配置し、前記一対の外レールに圧板を
衝合させてフィルムの挿通空間を形成し、当該フィルム
の挿通空間にロールフィルムから引き出されたフィルム
を挿通させて当該フィルムの幅方向両側端縁を前記一対
の外レールの内側に沿わせて位置させ、かつ当該フィル
ムの前面の幅方向両縁部を前記一対の内レールに臨ませ
るように配置して、前記フィルムの幅方向中央部分を前
記撮影レンズに対面させたカメラにおいて、前記圧板に
は前記フィルムの画像領域外となる幅方向両側縁部に対
向する突起を形成し、当該突起で前記フィルムの幅方向
両側縁部を押圧させて前記フィルムに撮影レンズ側に曲
げる曲げモーメントを作用させることを特徴とするカメ
ラのフィルム用圧板である。
に、請求項1記載の発明は、撮影レンズの背後に形成さ
れた撮影開口の対向する両側に、それぞれ一対の外レー
ルと内レールとを配置し、前記一対の外レールに圧板を
衝合させてフィルムの挿通空間を形成し、当該フィルム
の挿通空間にロールフィルムから引き出されたフィルム
を挿通させて当該フィルムの幅方向両側端縁を前記一対
の外レールの内側に沿わせて位置させ、かつ当該フィル
ムの前面の幅方向両縁部を前記一対の内レールに臨ませ
るように配置して、前記フィルムの幅方向中央部分を前
記撮影レンズに対面させたカメラにおいて、前記圧板に
は前記フィルムの画像領域外となる幅方向両側縁部に対
向する突起を形成し、当該突起で前記フィルムの幅方向
両側縁部を押圧させて前記フィルムに撮影レンズ側に曲
げる曲げモーメントを作用させることを特徴とするカメ
ラのフィルム用圧板である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記突起は
圧板にスプリングを介して弾発支持させてあることを特
徴とする請求項1記載のカメラのフィルム用圧板であ
る。
圧板にスプリングを介して弾発支持させてあることを特
徴とする請求項1記載のカメラのフィルム用圧板であ
る。
【0010】また、請求項3記載の発明は、前記内レー
ルの表面を撮影レンズの光軸側が高くなる傾斜面に形成
し、前記突起を各内レールの表面に対向するように配置
された突条として形成するとともに、これらの突条の先
端面を前記内レールの表面に沿った傾斜面に形成して前
記内レールの表面と当該突条の先端面との間に隙間を形
成させ、その隙間にフィルムを挿通させることを特徴と
する請求項1記載のカメラのフィルム用圧板である。
ルの表面を撮影レンズの光軸側が高くなる傾斜面に形成
し、前記突起を各内レールの表面に対向するように配置
された突条として形成するとともに、これらの突条の先
端面を前記内レールの表面に沿った傾斜面に形成して前
記内レールの表面と当該突条の先端面との間に隙間を形
成させ、その隙間にフィルムを挿通させることを特徴と
する請求項1記載のカメラのフィルム用圧板である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、この種のカメラ
において、圧板にフィルムの画像領域外となる幅方向両
側縁部に対向する突起を形成し、当該突起でフィルムの
幅方向両側縁部を押圧させてフィルムに撮影レンズ側に
曲げる曲げモーメントを作用させるので、たとえフィル
ムに幅方向の湾曲等の変形があってもフィルムの撮影領
域となるフィルムの中央部分を背後の圧板に沿って位置
させることができる。
において、圧板にフィルムの画像領域外となる幅方向両
側縁部に対向する突起を形成し、当該突起でフィルムの
幅方向両側縁部を押圧させてフィルムに撮影レンズ側に
曲げる曲げモーメントを作用させるので、たとえフィル
ムに幅方向の湾曲等の変形があってもフィルムの撮影領
域となるフィルムの中央部分を背後の圧板に沿って位置
させることができる。
【0012】そのため、フィルムの中央部分においては
幅方向の湾曲等が軽減されるとともに、フィルムが背後
の圧板に沿って位置決めされるので撮影画像が損なわれ
ることも防止することができる。
幅方向の湾曲等が軽減されるとともに、フィルムが背後
の圧板に沿って位置決めされるので撮影画像が損なわれ
ることも防止することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、突起
がスプリングにより弾発されたものであるので、圧板か
らの突起の突出量が変化することができ、外レールや内
レールの高さ寸法にばらつきがあっても突起の高さが調
整され、フィルムに所要の曲げモーメントを確実に作用
させることができる。
がスプリングにより弾発されたものであるので、圧板か
らの突起の突出量が変化することができ、外レールや内
レールの高さ寸法にばらつきがあっても突起の高さが調
整され、フィルムに所要の曲げモーメントを確実に作用
させることができる。
【0014】また、請求項3記載の発明によれば、突条
を内レールに対向するように配置するものであるので、
外レールと内レールとの間隔寸法の如何にかかわらずフ
ィルムに所要の曲げモーメントを作用させることができ
る。
を内レールに対向するように配置するものであるので、
外レールと内レールとの間隔寸法の如何にかかわらずフ
ィルムに所要の曲げモーメントを作用させることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面に示す実施例によりこの発明を説
明するが、まず、図1から図5により第1実施例を説明
する。
明するが、まず、図1から図5により第1実施例を説明
する。
【0016】図2は裏蓋を除いた状態のカメラの後部の
状態を示すもので、1はカメラボディ、2は撮影レンズ
である。
状態を示すもので、1はカメラボディ、2は撮影レンズ
である。
【0017】カメラボディ1の撮影レンズ2の後方には
撮影開口3が形成されている。
撮影開口3が形成されている。
【0018】この撮影開口3の周面には、撮影開口3の
上下の縁部近傍にそれぞれ一対の外レール4および内レ
ール5が平行に配置されており、内レール5の表面は外
レール4の表面より撮影開口3の周面側に低くなってい
る(図1参照)。
上下の縁部近傍にそれぞれ一対の外レール4および内レ
ール5が平行に配置されており、内レール5の表面は外
レール4の表面より撮影開口3の周面側に低くなってい
る(図1参照)。
【0019】そして、このような外レール4の表面に
は、裏蓋6に板バネ7を介して弾性的に取り付けられた
圧板8が衝合されるようになっており、圧板8と外レー
ル4と内レール5とによりフィルムFの挿通空間Sが形
成されている。
は、裏蓋6に板バネ7を介して弾性的に取り付けられた
圧板8が衝合されるようになっており、圧板8と外レー
ル4と内レール5とによりフィルムFの挿通空間Sが形
成されている。
【0020】この挿通空間Sは、前記外レール4の表面
4aと内レール5aの表面との間の高さの差に相当する
偏平な空間であって、この挿通空間Sには不図示のパト
ローネ内のロールフィルムから引き出されたフィルムF
が外レール4および内レール5の延在方向に沿って一対
の外レール4の間に挿通される(図3参照)。
4aと内レール5aの表面との間の高さの差に相当する
偏平な空間であって、この挿通空間Sには不図示のパト
ローネ内のロールフィルムから引き出されたフィルムF
が外レール4および内レール5の延在方向に沿って一対
の外レール4の間に挿通される(図3参照)。
【0021】前記挿通空間Sにこのように装備されたフ
ィルムFにおいて、そのフィルムFの幅方向の両側の端
縁11はそれぞれ前記外レール4の内側に沿って位置
し、外レール4はフィルムFの案内および幅方向での位
置決めの機能を有するものである。
ィルムFにおいて、そのフィルムFの幅方向の両側の端
縁11はそれぞれ前記外レール4の内側に沿って位置
し、外レール4はフィルムFの案内および幅方向での位
置決めの機能を有するものである。
【0022】一方、前記内レール5は、このように装備
されたフィルムFの前面側で幅方向の縁部12に形成さ
れているパーフォレーション13のやや内側に位置して
フィルム面に対する垂直方向の位置決めおよび撮影開口
3側へのフィルムFの移動を拘束する機能を有するもの
である。
されたフィルムFの前面側で幅方向の縁部12に形成さ
れているパーフォレーション13のやや内側に位置して
フィルム面に対する垂直方向の位置決めおよび撮影開口
3側へのフィルムFの移動を拘束する機能を有するもの
である。
【0023】したがって、このようにフィルムFの挿通
空間Sに装備されたフィルムFにおいて、撮影領域とな
るフィルムFの幅方向中央部分は、前記撮影開口3を経
て撮影レンズ2に後方から対面した状態である。
空間Sに装備されたフィルムFにおいて、撮影領域とな
るフィルムFの幅方向中央部分は、前記撮影開口3を経
て撮影レンズ2に後方から対面した状態である。
【0024】ところで、このように挿通空間Sに装備さ
れた状態においても、そのフィルムFがロールフィルム
から引き出されたものであるので、フィルムFは幅方向
に湾曲した形状を呈するものとなっている。なお、ロー
ルフィルムのロール巻きが感光面を内向きとしたもので
ある場合にはフィルムFの幅方向縁部12が撮影レンズ
2側に位置する湾曲形状となり、逆にロールフィルムが
感光面を外向きとしたロール巻きである場合にはフィル
ムFの中央部分14が撮影レンズ2側に位置する,前記
とは逆の湾曲形状となる。
れた状態においても、そのフィルムFがロールフィルム
から引き出されたものであるので、フィルムFは幅方向
に湾曲した形状を呈するものとなっている。なお、ロー
ルフィルムのロール巻きが感光面を内向きとしたもので
ある場合にはフィルムFの幅方向縁部12が撮影レンズ
2側に位置する湾曲形状となり、逆にロールフィルムが
感光面を外向きとしたロール巻きである場合にはフィル
ムFの中央部分14が撮影レンズ2側に位置する,前記
とは逆の湾曲形状となる。
【0025】本発明にかかるこの実施例においては、前
記挿通空間SにおけるフィルムFのこのような湾曲を軽
減するために、図5に示すように圧板8に4つの突起1
5を撮影開口3側に突出するように一体的に形成してあ
る。
記挿通空間SにおけるフィルムFのこのような湾曲を軽
減するために、図5に示すように圧板8に4つの突起1
5を撮影開口3側に突出するように一体的に形成してあ
る。
【0026】この実施例のこれらの4つの突起15は、
図3に仮想線で示すように、前記外レール4および内レ
ール5の両端部近傍の位置となる部分に対応して前記圧
板8上に設置されており、各突起15はいずれもそれぞ
れ同側に配置されている外レール4と内レール5との間
に位置するとともに、装着されたフィルムFのパーフォ
レーション13の位置から突起15の一部が外れた部位
に位置するようになっている。
図3に仮想線で示すように、前記外レール4および内レ
ール5の両端部近傍の位置となる部分に対応して前記圧
板8上に設置されており、各突起15はいずれもそれぞ
れ同側に配置されている外レール4と内レール5との間
に位置するとともに、装着されたフィルムFのパーフォ
レーション13の位置から突起15の一部が外れた部位
に位置するようになっている。
【0027】そして、図4に示すように、これらの突起
15の高さ寸法Hは、撮影開口3の周面を基準とする外
レール4の高さAおよび内レール5の高さBと、フィル
ムFの厚さtとの間において、H>A−B−tとなるよ
うに設定したものである。
15の高さ寸法Hは、撮影開口3の周面を基準とする外
レール4の高さAおよび内レール5の高さBと、フィル
ムFの厚さtとの間において、H>A−B−tとなるよ
うに設定したものである。
【0028】前記のように幅方向に湾曲したフィルムF
が挿通空間Sに装着された状態で、このような突起15
を備えた圧板8を有する裏蓋6を閉じた状態において
は、突起15は撮影開口3の上下の両側で外レール4と
内レール5との間でフィルムFのパーフォレーション1
3の形成されている両側縁部12を撮影レンズ2側に押
圧し、これによりフィルムFには内レール5を支点とし
てフィルムFの幅方向両側縁部12を撮影レンズ2側に
曲げる曲げモーメントが作用する。
が挿通空間Sに装着された状態で、このような突起15
を備えた圧板8を有する裏蓋6を閉じた状態において
は、突起15は撮影開口3の上下の両側で外レール4と
内レール5との間でフィルムFのパーフォレーション1
3の形成されている両側縁部12を撮影レンズ2側に押
圧し、これによりフィルムFには内レール5を支点とし
てフィルムFの幅方向両側縁部12を撮影レンズ2側に
曲げる曲げモーメントが作用する。
【0029】この曲げモーメントの作用に伴って、フィ
ルムF自身の湾曲が解消して、フィルムFの中央部分1
4は圧板8に沿った平面状態に調整される。
ルムF自身の湾曲が解消して、フィルムFの中央部分1
4は圧板8に沿った平面状態に調整される。
【0030】すなわち、この実施例においては、前記し
た4つの突起15によりフィルムFの中央部分14の幅
方向の湾曲等が軽減されて平面性が改善され、フィルム
Fの背後が圧板8に沿って位置決めされるので撮影画像
が損なわれることもない。
た4つの突起15によりフィルムFの中央部分14の幅
方向の湾曲等が軽減されて平面性が改善され、フィルム
Fの背後が圧板8に沿って位置決めされるので撮影画像
が損なわれることもない。
【0031】なお、以上説明した第1実施例において
は、4つの突起15を用いたものを説明したが、突起の
形状や個数は前記に限るものではない。
は、4つの突起15を用いたものを説明したが、突起の
形状や個数は前記に限るものではない。
【0032】例えば、図6に示すように、前記突起15
に代えて、外レール4および内レール5の長手方向に延
びる突条17を本願発明の突起として形成することとし
ても前記と同様の機能を達成することができる。
に代えて、外レール4および内レール5の長手方向に延
びる突条17を本願発明の突起として形成することとし
ても前記と同様の機能を達成することができる。
【0033】そのうえ、このように突条17を形成する
ことにより、フィルムFに作用する曲げモーメントが前
記レール4,5の長手方向に連続的に均一となり、フィ
ルムFの長手方向での平面性が改善するとともに、フィ
ルムFの巻き上げ時等にパーフォレーション13が圧板
8の突部と出会う回数が少なくなるので、フィルムFが
突部と係合する等のトラブルの発生が少なくなる利点が
ある。
ことにより、フィルムFに作用する曲げモーメントが前
記レール4,5の長手方向に連続的に均一となり、フィ
ルムFの長手方向での平面性が改善するとともに、フィ
ルムFの巻き上げ時等にパーフォレーション13が圧板
8の突部と出会う回数が少なくなるので、フィルムFが
突部と係合する等のトラブルの発生が少なくなる利点が
ある。
【0034】次に、図7に示す第2実施例を説明する。
【0035】この第2実施例は、圧板21に形成された
突起22がコイルスプリング23により弾性的に出没可
能となっている点のみが前記第1実施例と相違する。
突起22がコイルスプリング23により弾性的に出没可
能となっている点のみが前記第1実施例と相違する。
【0036】以下の説明は、この相違点についてのみ行
なうこととし、前記したカメラボディ1との関係等につ
いては前記第1実施例と共通であるので、重複した説明
は省略する。
なうこととし、前記したカメラボディ1との関係等につ
いては前記第1実施例と共通であるので、重複した説明
は省略する。
【0037】すなわち、この第2実施例の圧板21にお
いて、圧板21と突起22とを別体形成し、圧板21の
正面板21aに突起22の出没口21bを穿設するとと
もに、その出没口21bに出没可能に装着された突起2
2とのその背後の背板21cとの間に小さなコイルスプ
リング23を介装して、前記突起22を圧板21から突
出するように弾発付勢したものである。
いて、圧板21と突起22とを別体形成し、圧板21の
正面板21aに突起22の出没口21bを穿設するとと
もに、その出没口21bに出没可能に装着された突起2
2とのその背後の背板21cとの間に小さなコイルスプ
リング23を介装して、前記突起22を圧板21から突
出するように弾発付勢したものである。
【0038】このように出没可能に構成した突起22で
あっても、前記第1実施例と同様に配置することによ
り、コイルスプリング23のバネ力によってフィルムF
の幅方向両側縁部12を撮影レンズ2側に曲げる曲げモ
ーメントを作用させることができ、前記した第1実施例
と同様の効果を奏することができる。
あっても、前記第1実施例と同様に配置することによ
り、コイルスプリング23のバネ力によってフィルムF
の幅方向両側縁部12を撮影レンズ2側に曲げる曲げモ
ーメントを作用させることができ、前記した第1実施例
と同様の効果を奏することができる。
【0039】そのうえ、このように突起22がコイルス
プリング23により弾発されたものであるので、その突
起22が圧板21から突出する量が変化することができ
るので、外レール4や内レール5の高さ寸法にばらつき
があっても突起22が自らその高さ方向での位置調整を
行なってフィルムFに所要の曲げモーメントを確実に作
用させることができる。
プリング23により弾発されたものであるので、その突
起22が圧板21から突出する量が変化することができ
るので、外レール4や内レール5の高さ寸法にばらつき
があっても突起22が自らその高さ方向での位置調整を
行なってフィルムFに所要の曲げモーメントを確実に作
用させることができる。
【0040】なお、前記図6に示したように、突条形状
として形成したものであっても以上と同様に実施するこ
とができる。
として形成したものであっても以上と同様に実施するこ
とができる。
【0041】次に、図8および図9に示す第3実施例に
ついて説明するが、この第3実施例においては、フィル
ムFが内レール5の表面5aと突条31の先端面31a
との間に形成された狭い隙間Gに拘束されてフィルムF
に所要の曲げモーメントが作用される点が前記各実施例
とは異なる。
ついて説明するが、この第3実施例においては、フィル
ムFが内レール5の表面5aと突条31の先端面31a
との間に形成された狭い隙間Gに拘束されてフィルムF
に所要の曲げモーメントが作用される点が前記各実施例
とは異なる。
【0042】以下の説明においても、この相違点につい
てのみ行ない、カメラボディ1との関係等,前記第1実
施例と共通の説明を省略することは前記第2実施例の場
合と同様である。
てのみ行ない、カメラボディ1との関係等,前記第1実
施例と共通の説明を省略することは前記第2実施例の場
合と同様である。
【0043】すなわち、この第3実施例において、内レ
ール5の表面5aは、撮影レンズ2の光軸側ほど撮影開
口3の周面から高くなる傾斜面として形成されている。
ール5の表面5aは、撮影レンズ2の光軸側ほど撮影開
口3の周面から高くなる傾斜面として形成されている。
【0044】また、この第3実施例の圧板32には、そ
れぞれ内レール5に対向するように突条31が設置され
ており、これらの突条31で撮影レンズ2側を向いた先
端面31aのそれぞれは対応する内レール5の表面5a
に沿って概ね平行な平面とした傾斜面で形成されてい
る。
れぞれ内レール5に対向するように突条31が設置され
ており、これらの突条31で撮影レンズ2側を向いた先
端面31aのそれぞれは対応する内レール5の表面5a
に沿って概ね平行な平面とした傾斜面で形成されてい
る。
【0045】そして、このような圧板32を有する裏蓋
6を閉じた状態においては、外レール4と圧板32とが
衝合されるが、このとき前記内レール5の表面5aと突
条31の先端面31aとの間にはフィルムFの厚さより
少し大きな隙間Gが残されるように寸法設定がされてい
る。
6を閉じた状態においては、外レール4と圧板32とが
衝合されるが、このとき前記内レール5の表面5aと突
条31の先端面31aとの間にはフィルムFの厚さより
少し大きな隙間Gが残されるように寸法設定がされてい
る。
【0046】したがって、このような内レール5と突条
31とを有する挿通空間Sに装着したフィルムFは、裏
蓋6を閉じた状態では、フィルムFの幅方向の両側縁部
12が隙間Gに拘束された状態となって、突条31によ
り押圧される。
31とを有する挿通空間Sに装着したフィルムFは、裏
蓋6を閉じた状態では、フィルムFの幅方向の両側縁部
12が隙間Gに拘束された状態となって、突条31によ
り押圧される。
【0047】この状態において、撮影開口3の両側に位
置する前記隙間Gはともに撮影レンズ2の光軸側ほど撮
影開口3の周面から高くなるように傾斜しているので、
フィルムFに前記各実施例と同様の曲げモーメントを作
用させてフィルムFの中央部分14が圧板32に沿った
平面状態とすることができる。
置する前記隙間Gはともに撮影レンズ2の光軸側ほど撮
影開口3の周面から高くなるように傾斜しているので、
フィルムFに前記各実施例と同様の曲げモーメントを作
用させてフィルムFの中央部分14が圧板32に沿った
平面状態とすることができる。
【0048】そのため、この第3実施例においても前記
各実施例と同様の効果を奏することができ、そのうえ、
前記のように突条31を内レール5に対向するように配
置してフィルムFに所要の曲げモーメントを作用させる
ので、外レール4と内レール5との間隔寸法が前記各実
施例のように突起15等を配置するうえで狭小な場合で
あっても何等の問題を生じることなくフィルムFに所要
の曲げモーメントを作用させることが可能である。
各実施例と同様の効果を奏することができ、そのうえ、
前記のように突条31を内レール5に対向するように配
置してフィルムFに所要の曲げモーメントを作用させる
ので、外レール4と内レール5との間隔寸法が前記各実
施例のように突起15等を配置するうえで狭小な場合で
あっても何等の問題を生じることなくフィルムFに所要
の曲げモーメントを作用させることが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、この種のカメラにおいて、圧板にフィルム
の画像領域外となる幅方向両側縁部に対向する突起を形
成し、当該突起でフィルムの幅方向両側縁部を押圧させ
てフィルムに撮影レンズ側に曲げる曲げモーメントを作
用させるので、たとえフィルムに幅方向の湾曲等の変形
があってもフィルムの撮影領域となるフィルムの中央部
分を背後の圧板に沿って位置させることができる。
明によれば、この種のカメラにおいて、圧板にフィルム
の画像領域外となる幅方向両側縁部に対向する突起を形
成し、当該突起でフィルムの幅方向両側縁部を押圧させ
てフィルムに撮影レンズ側に曲げる曲げモーメントを作
用させるので、たとえフィルムに幅方向の湾曲等の変形
があってもフィルムの撮影領域となるフィルムの中央部
分を背後の圧板に沿って位置させることができる。
【0050】そのため、フィルムの中央部分においては
幅方向の湾曲等が軽減されるとともに、フィルムが背後
の圧板に沿って位置決めされるので撮影画像が損なわれ
ることも防止することができる。
幅方向の湾曲等が軽減されるとともに、フィルムが背後
の圧板に沿って位置決めされるので撮影画像が損なわれ
ることも防止することができる。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、突起
がスプリングにより弾発されたものであるので、圧板か
らの突起の突出量が変化することができ、外レールや内
レールの高さ寸法にばらつきがあっても突起の高さが調
整され、フィルムに所要の曲げモーメントを確実に作用
させることができる。
がスプリングにより弾発されたものであるので、圧板か
らの突起の突出量が変化することができ、外レールや内
レールの高さ寸法にばらつきがあっても突起の高さが調
整され、フィルムに所要の曲げモーメントを確実に作用
させることができる。
【0052】また、請求項3記載の発明によれば、突条
を内レールに対向するように配置するものであるので、
外レールと内レールとの間隔寸法の如何にかかわらずフ
ィルムに所要の曲げモーメントを作用させることができ
る。
を内レールに対向するように配置するものであるので、
外レールと内レールとの間隔寸法の如何にかかわらずフ
ィルムに所要の曲げモーメントを作用させることができ
る。
【図1】裏蓋を閉じた状態での図3のA−A線に沿う断
面図である。
面図である。
【図2】裏蓋を省略した状態でのカメラの後部外観斜視
図である。
図である。
【図3】外レールおよび内レールを示すカメラ後部の正
面図である。
面図である。
【図4】圧板に設置された突起の高さ関係を説明する概
略断面図である。
略断面図である。
【図5】第1実施例の圧板の概略斜視図である。
【図6】第1実施例の変形例の概略斜視図である。
【図7】第2実施例の突起の構造説明用断面図である。
【図8】第3実施例によるフィルムへの曲げモーメント
の作用の説明断面図である。
の作用の説明断面図である。
【図9】第3実施例の圧板の概略斜視図である。
F フィルム G 隙間 S 挿通空間 2 撮影レンズ 3 撮影開口 4 外レール 5 内レール 5a 表面 8 圧板 11 端縁 12 縁部 14 中央部分 15 突起 21 圧板 22 突起 23 コイルスプリング 31 突条 31a 先端面 32 圧板
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影レンズの背後に形成された撮影開口
の対向する両側に、それぞれ一対の外レールと内レール
とを配置し、前記一対の外レールに圧板を衝合させてフ
ィルムの挿通空間を形成し、当該フィルムの挿通空間に
ロールフィルムから引き出されたフィルムを挿通させて
当該フィルムの幅方向両側端縁を前記一対の外レールの
内側に沿わせて位置させ、かつ当該フィルムの前面の幅
方向両縁部を前記一対の内レールに臨ませるように配置
して、前記フィルムの幅方向中央部分を前記撮影レンズ
に対面させたカメラにおいて、 前記圧板には前記フィルムの画像領域外となる幅方向両
側縁部に対向する突起を形成し、当該突起で前記フィル
ムの幅方向両側縁部を押圧させて前記フィルムに撮影レ
ンズ側に曲げる曲げモーメントを作用させることを特徴
とするカメラのフィルム用圧板。 - 【請求項2】 前記突起は圧板にスプリングを介して弾
発支持させてあることを特徴とする請求項1記載のカメ
ラのフィルム用圧板。 - 【請求項3】 前記内レールの表面を撮影レンズの光軸
側が高くなる傾斜面に形成し、前記突起を各内レールの
表面に対向するように配置された突条として形成すると
ともに、これらの突条の先端面を前記内レールの表面に
沿った傾斜面に形成して前記内レールの表面と当該突条
の先端面との間に隙間を形成させ、その隙間にフィルム
を挿通させることを特徴とする請求項1記載のカメラの
フィルム用圧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7146998A JPH08339029A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | カメラのフィルム用圧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7146998A JPH08339029A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | カメラのフィルム用圧板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08339029A true JPH08339029A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15420282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7146998A Pending JPH08339029A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | カメラのフィルム用圧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08339029A (ja) |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7146998A patent/JPH08339029A/ja active Pending
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