JPH08340196A - 電子部品自動実装装置 - Google Patents

電子部品自動実装装置

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JPH08340196A
JPH08340196A JP7147187A JP14718795A JPH08340196A JP H08340196 A JPH08340196 A JP H08340196A JP 7147187 A JP7147187 A JP 7147187A JP 14718795 A JP14718795 A JP 14718795A JP H08340196 A JPH08340196 A JP H08340196A
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cam
station
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Tsuneto Igarashi
恒人 五十嵐
Shigefushi Negishi
重節 根岸
Kunio Tanaka
邦男 田仲
Masahiro Morimoto
昌宏 森本
Kazuaki Kosaka
和明 小坂
Yoshifumi Hirata
佳文 平田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品を回路基板上に装着する電子部品自
動実装装置に関し、装着ヘッドで吸着した電子部品に作
用する加速度を低減させ、安定した電子部品の装着が可
能な電子部品自動実装装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 ローラーギアカム19により一定速度で回転
する〜回転体8に支点軸9を介して揺動可能にカムレバ
ー10を取り付け、この一端を固定カム7に当接させ、
他端はハウジング6内に設けた環状レール11にカムフ
ォロアにより摺動可能に従節レバー12を取り付け、こ
の一端を摺動可能にカムフォロアにより係合させ、従節
レバー12の他端に装着ヘッド13を取り付ける構成と
することにより、装着ヘッドの加速度を低減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の回路を構成す
る回路基板にチップ型の電子部品を装着する際に使用さ
れる電子部品自動実装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図11の50a〜50dに示すよ
うな電子部品50は、図12に示すような電子部品50
を収納する収納凹部51を等間隔に多数連続的に形成し
た台紙52と貼付けテープ53を用いて包装し、リール
54に巻回したテーピング形態でユーザーに供給され、
このテーピング形態に包装した電子部品50を回路基板
1(図13参照)に装着する場合、高速装着が可能なも
のとしてはロータリーヘッド方式の電子部品自動実装装
置が市販されており、同装置の概要を図13に断面図、
図14に平面図で示す。
【0003】このロータリーヘッド方式の電子部品自動
実装装置は、電子部品50が実装される回路基板1を位
置決め保持するX−Yテーブル2と、テーピング形態の
電子部品50を指示に応じて1個ずつ供給する図示のZ
方向に移動可能な複数の部品供給棚3と、X−Yテーブ
ル2と部品供給棚3の間に配置され、部品供給棚3から
供給される電子部品50を吸着ステーション55aで吸
着し、位置決めステーション55c、装着ステーション
55e、吸着ノズル選択ステーション55g等の各ステ
ーション55a〜55hで所定の処理を行う装着ヘッド
56から構成されている。
【0004】図15は上記装着ヘッド56の構成を示し
たものであり、複数の吸着ノズル57a〜57eをロー
タリーテーブル58の円周上に配置し、このロータリー
テーブル58を回転することにより電子部品50の大き
さに対応した吸着ノズル57a〜57eを選択できるよ
うになっている(図15では吸着ノズル57aを選択し
た状態を示している)。また、選択した吸着ノズル57
aへの真空圧の供給のための開閉弁60は装着ヘッド5
6に取り付けられている。
【0005】また、選択した吸着ノズル57a以外の吸
着ノズル57b〜57eは回路基板1上に電子部品50
を装着する際、図16に示すように回路基板1上の電子
部品66に干渉しないように爪59によって保持され
(h1>h2)、選択した吸着ノズル57aのみ突出す
るようにしてある。
【0006】次にこのように構成された従来の電子部品
自動実装装置の動作を再び図13、図14を用いて説明
する。
【0007】回転間欠割り出しを行うインデックスドラ
イブ61の出力軸62に連結されたターンテーブル63
の周縁部に複数の装着ヘッド56を等間隔に複数配置
し、装着ヘッド56の円周軌道上に所定の処理を行う吸
着ステーション55a、位置決めステーション55c、
装着ステーション55e、吸着ノズル選択ステーション
55g等の各ステーション55a〜55hが設けられて
いる。インデックスドライブ61は図17に示すように
停止時間t1と割り出し時間t2を割付けてターンテー
ブル63が停止〜割り出し〜停止〜割り出しを繰り返し
行い、各々処理ステーションで装着ヘッド56が停止
し、所定の処理を行うように構成されている。
【0008】装着ヘッド56はターンテーブル63の回
転にともなって固定円筒カム64、LMガイド65の案
内により昇降、回転駆動し、吸着ステーション55aに
て装着ヘッド56が下降して電子部品50を受取り、さ
らにターンテーブル63の回転によって位置決めステー
ション55cまで移送し電子部品50の位置決めを行
い、位置決め完了後装着ステーション55eまで移送す
ると共に装着ヘッド56が下降しX−Yテーブル2によ
って位置決めされた回路基板1上に電子部品50を装着
していく。
【0009】その後、吸着ノズル選択ステーション55
gにて次に部品供給棚3から吸着する電子部品50に対
応した吸着ノズル57a〜57e(図15、図16参
照)をロータリーテーブル58を回転して選択すると共
に選択した吸着ノズル57aの爪68を外して吸着ノズ
ル57aを突出させ、また選択していた突出した吸着ノ
ズル57bを押上げ、爪59で保持し、吸着ステーショ
ン55aに至り、再び電子部品供給棚3から電子部品5
0を吸着する。
【0010】装着ヘッド56は、この一連の電子部品5
0の吸着〜位置決め〜装着〜吸着ノズル選択〜吸着〜を
繰り返し行って回路基板1に電子部品50を次々に装着
し、電子機器回路を形成していくように構成されたもの
であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな従来のロータリーヘッド方式の電子部品自動実装装
置では、ターンテーブル63により全ての装着ヘッド5
6が同時に停止〜割り出し〜停止〜を行うために吸着、
位置決め、装着、吸着ノズル選択等の各ステーションで
の所定の処理をターンテーブル63の停止時間に全ての
装着ヘッド56が同時に行うことになり、処理時間の短
いステーションでも処理時間の最も長いステーションに
合わせて停止時間を取らなければならず、そのため電子
部品自動実装装置の高速化に対して割り出し時間が短く
なり、割り出しをする時の装着ヘッド56の加速度が増
大してしまう、すなわち装着ヘッド56で吸着した電子
部品50にかかる加速度(力)が増大してしまい、装着
ヘッド56の振動、電子部品50のずれ等が発生しやす
くなり、安定した電子部品50の装着が困難になるとい
う課題があった。
【0012】また、装着ヘッド56の加速度を低減する
ために装着ヘッド56の円周軌道の回転半径を小さく
し、かつ装着ヘッド56の数を増やして割り出し時間内
の装着ヘッド56の移動距離を小さくすると、装着ヘッ
ドの極小型化、ターンテーブル63の駆動系の極小型化
をしなければならず、十分な剛性が確保できなくなり、
安定した電子部品50の装着ができなくなり、また、装
着ヘッド数の増加によりコストが増大し、さらにターン
テーブル63により全ての装着ヘッド56が同時に停止
〜割り出し〜停止を高速で繰り返し行うためにインデッ
クスドライブ61の駆動負荷が大きくなって駆動源が大
型化してしまうという課題があった。
【0013】また、上述の装着ヘッド56では吸着ノズ
ル57を選択する際にロータリーテーブル58の回転動
作、選択していた吸着ノズル57の押し上げ動作、選択
した吸着ノズル57の突出動作の各動作を行わなければ
ならず、そのためにそれぞれの動作を行う機構を設けな
ければならず機構、動作タイミングが複雑化してしまう
課題があった。
【0014】また、高速化によりインデックスドライブ
61等が発熱してインデックスドライブ取付ベースが熱
で変形し、インデックスドライブ61動作前の装着ヘッ
ド56の位置が変化してしまい、安定した電子部品50
の装着が困難になるという課題があった。
【0015】本発明は上記従来のロータリーヘッド方式
の電子部品自動実装装置の課題を解決し、各ステーショ
ンでの装着ヘッドの停止時間を個々の処理の必要最短の
停止時間に設定し、装着ヘッドの割り出し時間を長く取
り、装着ヘッドの加速度の低減を図るものである。ま
た、各々の装着ヘッドの各ステーション間の割り出しの
タイミングをずらし、全ての装着ヘッドを同時に移動さ
せずに1個ずつ移動させることにより装着ヘッドの駆動
負荷の低減、均一化を図って駆動源を小型化すると共に
振動の低減を図るものである。
【0016】また、装着ヘッドの課題に対して、吸着ノ
ズルの選択を吸着ノズルの突出、押し上げ動作をなくし
てロータリーテーブルの回転動作のみで両動作を兼ねる
ことにより、機構系、動作タイミングを簡素化するもの
である。
【0017】また、装着ヘッドに真空圧を供給する開閉
弁を装着ヘッドと分けて取り付けることにより配管を短
くして簡素化すると共に真空応答時間を短縮化するもの
である。
【0018】また、発生した熱を冷却し、熱の影響を最
小限にすることにより、電子部品の安定装着を行うもの
であり、このような小型で高性能な電子部品自動実装装
置を提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による電子部品自動実装装置は、各種電子部品
が装着される回路基板を位置決め保持するX−Yテーブ
ルと、各種電子部品を1個ずつ供給する複数の電子部品
供給棚と、このX−Yテーブルと電子部品供給棚の間に
配置され、電子部品供給棚から供給される電子部品を吸
着、位置決め、回路基板上へ装着等の各ステーションで
所定の処理を行う装着ヘッドからなり、この装着ヘッド
を取り付けた従節レバーを周縁部にカム面を有する固定
されたカムに対して一定速度で回転する回転体に支点軸
を介してカムレバーにより揺動可能に取り付け、このカ
ムレバーの一端をカムフォロアによりカム面に当接さ
せ、他端を環状レールに摺動可能に取り付けた従節レバ
ーの一端と摺動可能に取り付け、この装着ヘッドを複数
個所定の間隔で配置し、上記各ステーションにおいて装
着ヘッドが所定時間停止するようにカム面を形成したも
のである。
【0020】また、電子部品を吸着する吸着ノズルをロ
ータリーテーブルにより円錐放射状に複数配置し、吸着
ノズルに真空ポンプからの真空圧を供給するための摺動
可能に取り付けたパイプを有し、このロータリーテーブ
ルの回転中心軸が所定の傾きを有することで複数の吸着
ノズルの中の1本の吸着ノズルがX−Yテーブルによっ
て位置決めされた回路基板に対して垂直に位置し、この
吸着ノズルに対してパイプが連通して真空圧を供給し電
子部品を吸着するように構成したものである。
【0021】また、真空ポンプと装着ヘッドの吸着ノズ
ルを開閉弁を介して配管し、この開閉弁を装着ヘッドの
近傍に配置し、装着ヘッドの駆動と別の駆動手段によ
り、一定速度で回転するようにし、開閉弁を開閉制御す
ることにより電子部品を吸着ノズルで吸着するように構
成したものである。
【0022】また、装着ヘッド駆動部に対し冷却手段を
備えた構成としたものである。
【0023】
【作用】この構成により各ステーションでの装着ヘッド
の停止時間を個々の処理の必要最短の停止時間に設定
し、装着ヘッドの加速度の低減を図ると共に各々の装着
ヘッドの各ステーション間の割り出しのタイミングをず
らし、装着ヘッドを1個ずつ移動させることにより、装
着ヘッドの駆動負荷の低減、均一化を図り、駆動源を小
型化すると共に振動の低減を図ることができる。
【0024】また、吸着ノズルの選択を吸着ノズルの突
出、押し上げ動作をなくしてロータリーテーブルの回転
のみで両動作を兼ねることで、装着ヘッドの機構系を簡
素化することができる。
【0025】また、装着ヘッドに真空圧を供給する開閉
弁を装着ヘッドと分けて取り付けることにより、配管を
短くして簡素化すると共に真空応答時間を短縮化するこ
とができる。
【0026】また、装着ヘッド駆動部に発生する熱を冷
却し、熱の影響を最小限にすることにより、電子部品の
安定装着を行うことができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0028】図1は同実施例による電子部品自動実装装
置のシステム概略説明用の平面図、図2は同側面断面
図、図3は同一部切欠平面図、図4は従節レバーとカム
レバーの係合状態を示す要部断面図、図5(a),
(b)は同要部平面図とA矢視図、図6はカムレバーの
断面図、図7は従節レバーとカムレバーの動作説明図、
図8は装着ヘッドの運動状態を示す動作説明図、図9
(a),(b)は装着ヘッドの概略説明用の正面図と側
面図、図10は装着ヘッドの断面図をそれぞれ示すもの
である。
【0029】まず、本発明による電子部品自動実装装置
の概略構成を図1を用いて説明する。
【0030】図1において、2は電子部品50(図2参
照)が実装される回路基板1を位置決め保持し、図示の
X,Y方向に移動可能なX−Yテーブル、3はテーピン
グ形態の電子部品50を指示に応じて1個ずつ供給する
図示のZ方向に移動可能な複数の電子部品供給棚であ
り、上記X−Yテーブル2と電子部品供給棚3の間に配
置される複数の装着ヘッドH1〜H13と、装着ヘッド
H1〜H13に所定の処理を行うステーションS1〜S
8から構成される。なお、本実施例では装着ヘッド数は
13ヘッド、ステーション数は8ステーションの構成と
し、装着ヘッドH1〜H13は回転中心4を中心に時計
方向に回転し、各ステーションS1〜S8は装着ヘッド
の回転軌道5上に配置した構成としている。
【0031】また、装着ヘッドH1は、電子部品供給棚
3から1個ずつ供給される電子部品50を吸着ステーシ
ョンS1で所定の時間停止し吸着する。
【0032】所定の時間停止して電子部品50を吸着し
た後、装着ヘッドH1は装着方向選択ステーションS2
まで回転移動し、再び所定時間停止して電子部品50の
装着方向を選択する。
【0033】所定の時間停止して電子部品50の装着方
向を選択した後、装着ヘッドH1は位置決めステーショ
ンS3まで回転移動し、再び所定時間停止して電子部品
50の吸着姿勢検査を行う。
【0034】所定の時間停止して電子部品50の吸着姿
勢検査をした後、装着ヘッドH1は位置決め補正ステー
ションS4まで回転移動し、再び所定時間停止して電子
部品吸着姿勢補正を行う。
【0035】所定の時間停止して電子部品50の吸着姿
勢補正をした後、装着ヘッドH1は装着ステーションS
5まで回転移動し、再び所定時間停止して電子部品50
をX−Yテーブル2により位置決めされた回路基板1上
に装着する。
【0036】所定時間停止して電子部品50を回路基板
1上に装着した後、装着ヘッドH1はさらに回転移動
し、以降ステーションS6、同S7、同S8でそれぞれ
所定の時間停止して所定の処理を行い、再び吸着ステー
ションS1に至る。また、他の装着ヘッドH2〜H13
についても上記装着ヘッドH1と同様の動作を行うもの
である。
【0037】なお、装着ヘッドH1〜H13は停止〜回
転移動〜停止〜回転移動〜を繰り返し行い、各ステーシ
ョンS1〜S8で所定の時間停止して所定の処理を行
い、回路基板1上に電子部品50を次々と装着するもの
であり、ここで各ステーションS1〜S8において装着
ヘッドH1〜H13が所定の処理を行う際に停止する時
間は、各ステーションでの処理に必要な最短時間を取る
ように構成している。
【0038】次に、同装置の構成の詳細について図2、
図3を用いて説明する。外側に環状のハウジング6を備
え、その環状のハウジング6の内部に同心状に、周縁部
に波状のカム面を有する固定カム7と、リング状の回転
体8と、回転体8に支点軸9を有するカムレバー10
と、環状レール11a,11bに摺動可能に取り付けら
れ、カムレバー10と摺動可能に係合する従節レバー1
2と、従節レバー12に装着ヘッド13と装着ヘッド1
3を昇降運動する固定の円筒リブカム14と減速機15
と減速機15の出力軸16に固定された、装着ヘッド1
3にエアーを供給するエアー供給部を構成する開閉弁1
7を搭載したターンテーブル18等から構成している。
【0039】また、回転体8を駆動するローラーギアカ
ム19の上下には冷却手段であるオイルの流入口20と
流出口21を配置し、図示外のオイルクーラー付きのオ
イルポンプにより循環される。
【0040】また、回路基板1を位置決めするX−Yテ
ーブル2および部品供給棚3を配置している。
【0041】回転体8の外周縁部に等間隔にローラーフ
ォロア22を多数配置し、この多数のローラーフォロア
22と固定カム7により、回転体8の上下方向を保持し
ている。また回転体8はローラーフォロア22がローラ
ーギアカム19に係合し、このローラーギアカム19を
図示外のモータによって駆動することにより等速回転す
る。
【0042】回転体8には、カムレバー10が円周上に
支点軸9を介して等間隔で複数本配置され、本実施例で
は数は13本とした。
【0043】次に、カムレバー10と従節レバー12の
構成を図4と図5を用いて説明する。
【0044】カムレバー10は上下の軸受け23a,2
3bにより回転可能に回転体8の円周上に等間隔で配置
される。また、上記軸受け23a,23bの同軸上の上
下に軸受け24a,24bを設け、ハウジング40a,
40bに当接し、転動することにより回転体8の径方向
を保持している。
【0045】また、カムレバー10の一端は上下にそれ
ぞれカムフォロア25a,25bを2個設け、他端は上
下にU字溝26a,26bを形成し、従節レバー12と
の係合部を形成している。従節レバー12は上下にそれ
ぞれ2個ずつのローラーフォロア27a,27bを有
し、カムレバー10の上下のU字溝26a,26bとそ
れぞれ係合している。カムレバー10と従節レバー12
のガタつきをなくし、滑らかに摺動させるために、ロー
ラーフォロア27a,27bを図5のA矢視図に示すよ
うに隙間が無くなるようにU字溝26a,26bを構成
している。
【0046】また、従節レバー12の上下端面にはそれ
ぞれ4個のカムフォロア28a,28b,28c,28
dを設け、環状レール11a,11bと摺動可能に係合
し、従節レバー12は円周運動を行うように構成されて
いる。
【0047】次に装着ヘッド13と固定の円筒リブカム
14とエアー供給する開閉弁17の構成を再び図2、図
3を用いて説明する。
【0048】装着ヘッド13の内側の端面にはローラー
フォロア30a,30bが固定の円筒リブカム14のリ
ブ部を挟み込んで設けられている。
【0049】装着ステーションS5と吸着ステーション
S1には板カム31a,31bによって上下に摺動する
スライダ32a,32bを有し、装着ステーションS5
においては装着ヘッド13が下降し、回路基板1上に電
子部品50を装着し、吸着ステーションS1においては
装着ヘッド13が下降し、電子部品50の吸着を行う。
【0050】次に、装着ヘッドの構成を図9、図10を
用いて説明する。吸着ノズル33a〜33cは、軸受け
34a,34bにより回転可能に保持され、ロータリー
テーブル35により円錐放射状に配置し、また電子部品
50を吸着する選択された吸着ノズル33aを回路基板
1に対して垂直に配置するためロータリーテーブル35
を所定の角度で装着ヘッドのフレーム36に保持されて
いる。これにより、選択された吸着ノズル33aは他の
ノズル33b,33cに対して高低差h1を生じ、この
高低差h1を回路基板1上の電子部品50の高さh2よ
り大きくすることにより(h1>H2)、電子部品50
を装着するときの吸着ノズル33b,33cと電子部品
50の干渉を防ぐように構成されている。
【0051】また、吸着ノズル33aにエアーを供給す
るため吸着ノズル33aに当接している中空状のパイプ
37は、図示外の駆動手段により上下に摺動可能に保持
されている。
【0052】また、パイプ37へのエアーの供給は、図
2の開閉弁17に配管されるチューブ38によって供給
される。
【0053】吸着ノズル33a〜33cの選択は、ロー
タリーテーブル35の外周縁に形成したギア39を、図
示外のギアを噛み合わせ回転させることにより選択す
る。この時、吸着ノズル33aと当接しているパイプ3
7は、図示外の駆動手段により上下に摺動するようにし
てある。
【0054】次に、真空供給の構成について図2を用い
て説明する。装着ヘッド13の回転軸中心に減速機15
を配置し、ローラーギアカム19を駆動源として減速機
15を駆動することにより出力軸16に形成した開閉弁
17を搭載したターンテーブル18を等速回転運動する
よう構成している。また、開閉弁17は所定のステーシ
ョンで開閉制御できるように構成されている。
【0055】装着ヘッド13の開閉弁17を配置し、チ
ューブ38を短くすることにより、真空の応答時間を短
縮することができる。
【0056】また、減速機15の出力軸16は中空状に
形成され、出力軸上端39より真空を供給するように構
成されている。
【0057】次に、カムレバー10と固定カム7の構成
を図6、図7を用いて説明する。図6は図4に示すカム
レバー10をB方向から見た矢視図であり、カムフォロ
ア25a,25bを高さ違いに設け、固定カム7はカム
フォロア25aと当接する上方の固定カム7aと、カム
フォロア25bと当接する下方の固定カム7bとして構
成される。この固定カム7の形状を適当に形成すること
により、図7に示すようにカムレバー10の運動はロー
ラーフォロア27を回転中心に持つ円弧運動となり、装
着ヘッド13の停止状態をつくることができるようにな
っている。
【0058】また、2枚の固定カム7a,7bにより、
カムレバー10のバックラッシュを抑えることができる
構成になっている。
【0059】以上の構成により本実施例の電子部品自動
実装装置において、ローラーギアカム19を駆動するこ
とにより、回転体8は、回転体8の外周縁部に多数設け
たローラーフォロア22により等速回転運動を行う。図
7においてカムレバー10が回転体8の回転にともなっ
て回転し、固定カム7の谷部に差し掛かると、カムレバ
ー10はローラーフォロア27を回転中心とした円弧運
動となり、一定時間の停止時間が得られる。これによ
り、ローラーフォロア27と係合する従節レバー12は
一定時間停止し、当然、装着ヘッド13も一定時間停止
する。その後、回転体8の回転運動にともない徐々にロ
ーラーフォロア27は動きだし、それに伴い従節レバー
12はカムフォロア28a〜28dによって環状レール
11a,11bの案内に従って運動する。
【0060】次に、図8を用いて本実施例での各装着ヘ
ッドH1〜H13の動作を説明する。本実施例では装着
ヘッド数13ヘッド、ステーション数8ステーションの
構成とし、図8において縦軸は回転体8の回転角度を示
し、したがって0度と360度は同位置である。また、
S1〜S8は各ステーション(S1=0°,S2=45
°,S3=90°・・・)を表しており、本実施例では
8ステーションとして45度毎に配置し、S1は吸着ス
テーション、S3は位置決めステーション、S5は装着
ステーション、S7は吸着ノズル選択ステーションをそ
れぞれ示している。また、横軸はローラーギアカム19
の回転回数を示しており、1サイクルは電子部品自動実
装装置のタクト時間となり、またH1〜H13は各装着
ヘッドを表している。
【0061】装着ヘッドH1はローラーギアカム19の
回転開始からS2ステーションに向けて移動を開始し、
時間t3後にS2ステーションで停止を開始する。
【0062】S2ステーションでは時間t4間停止(図
7の状態)し、その後S3ステーションに向けて移動を
開始し、時間t5後にS3ステーションで停止を開始す
る。
【0063】これらの停止、移動を繰り返し各ステーシ
ョンS4〜S8を経て再びS1ステーションに至る。各
ステーションでの停止時間t4、及び移動時間t3,t
5は固定カム7の形状によって自由に決定できる。
【0064】装着ヘッドH2は吸着ステーションS1に
おいて、ローラーギアカム19が1回転し、装着ヘッド
H1がS2ステーションへ移動している途中で停止を開
始する。以後、装着ヘッドH2も、装着ヘッドH1と同
じ動作を各ステーションS1〜S8で繰り返し行う。
【0065】また、各ステーションS1〜S8におい
て、各装着ヘッドH1〜H13が移動を開始するタイミ
ングを分散するように装着ヘッド数、ステーション数、
ステーション配置の位置、固定カム7の形状を決定して
いる。
【0066】また、ステーション数に対して装着ヘッド
数を多くとることにより、停止〜移動(t3+t4)を
1サイクル(タクト時間)内に納めなくてもよく、装着
ヘッドの停止時間、あるいは移動時間を長くとることが
できる(加速度を抑えることができる)。
【0067】したがって、本実施例に示した電子部品自
動実装装置において、装着ヘッドH1〜H13は、等速
で回転する回転体8に対して、固定カム7の形状によっ
て停止〜移動〜停止〜移動の動作をさせることができ
る。
【0068】また、固定カム7の形状により装着ヘッド
H1〜H13が各ステーションS1〜S8で停止する時
間を各ステーションで所定の処理を行うのに必要最小時
間にすることができる。すなわち、各ステーションS1
〜S8での装着ヘッドの停止時間を個々に決定できる。
【0069】また、各ステーションS1〜S8において
装着ヘッドが移動を開始するタイミングを分散させるこ
とにより、ローラーギアカム19の回転時のトルク負荷
を最小に抑えることができ、駆動源を小型化することが
できると共に装置の振動の低減をすることができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明による電子部品自動
実装装置は、回転体をローラーギアカムにより回転させ
ることにより、回転体に回転支点をもつカムレバーが固
定カムにより揺動運動を行い、カムレバーと係合する従
節レバーにより装置ヘッドは各ステーションで停止〜移
動〜停止〜移動を繰り返し行い、装着ヘッドは各ステー
ションで停止しているときに、電子部品の吸着、位置決
め、装着等の所定の処理を行い、回路基板に電子部品を
装着して行くことができるようになる。
【0071】従来の電子部品自動実装装置は、装着ヘッ
ドの停止時間を各ステーションで一番処理時間のかかる
ステーションに合わせていたため、装置の高速化に対し
て移動の時間が短くなり、装着ヘッドの加速度が大きく
なってしまうものであったが、本発明では各ステーショ
ンでの装着ヘッドの停止時間を固定カムの形状により各
ステーション個々に決定することができるため、個々の
必要最短の停止時間に設定して移動時間を長く取ること
ができるため、装着ヘッドの加速度を低減させることが
でき、従来の同装置と比較して装着ヘッドの加速度を7
0%低減することができるものである。さらにステーシ
ョン数に対して装着ヘッド数を多くすることにより、装
着ヘッドのステーション間の移動時間を長くとることが
でき、装着ヘッドの加速度をより一層低減することがで
きる。
【0072】また、各ステーションにおいて装着ヘッド
が移動を開始するタイミングを分散させることにより、
ローラーギアカムの回転時のトルク負荷を最小に抑える
ことができ、駆動源を小型化することができると共に装
置の振動の低減を図ることができる。
【0073】また、板カムに対し装着ヘッドを内側に配
置することにより、装置自体を小型化できると共に、カ
ムレバーに作用する力を小さくすることができ、剛性を
容易にもたせることができる。また、板カムの加工精度
が装置ヘッドの停止精度に与える影響を小さくすること
ができる。
【0074】また、装着ヘッドにおいて吸着ノズルを錐
状に配置することにより、ロータリーテーブルの回転動
作のみで吸着ノズルの選択を完了することができ、機構
系を簡素化することができる。
【0075】また、装着ヘッドの近傍にエアーを供給す
る開閉弁を配置することにより装着ヘッドへの配管を簡
素化し、応答時間の短縮化を図ることができる。
【0076】また、駆動系に冷却装置を備えることによ
り、駆動系構成部品の熱による変形を最小限に抑えるこ
とができ、安定した動作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子部品自動実装装置
の概略説明用の平面図
【図2】同側面断面図
【図3】同一部切欠平面図
【図4】同従節レバーとカムレバーの係合部を示す要部
断面図
【図5】(a)同従節レバーとカムレバーの係合部を示
す要部平面図 (b)A矢視図
【図6】同カムレバーの断面図
【図7】同従節レバーとカムレバーの動作説明図
【図8】同装着ヘッドの運動状態を示す動作説明図
【図9】(a)同装着ヘッドの構成を示す正面図 (b)同側面図
【図10】(a)同装着ヘッドの断面図 (b)A矢視図
【図11】各種電子部品を示す斜視図
【図12】各種電子部品の供給形態を示す斜視図
【図13】従来の電子部品自動実装装置を示す断面図
【図14】同平面図
【図15】同装着ヘッドの斜視図
【図16】同装着ヘッドの要部拡大図
【図17】同装着ヘッドの動作説明図
【符号の説明】
1 回路基板 2 X−Yテーブル 3 電子部品供給棚 4 回転中心 5 装着ヘッドの回転軌道 6 ハウジング 7 固定カム 8 回転体 9 支点軸 10 カムレバー 11a,b 環状レール 12 従節レバー 13 装着ヘッド 14 円筒リブカム 15 減速機 16 出力軸 17 開閉弁 18 ターンテーブル 19 ローラーギアカム 20 オイル流入口 21 オイル流出口 22 ローラーフォロア 23a,b 軸受け 24a,b 軸受け 25a,b カムフォロア 26a,b U字状溝 27a,b ローラーフォロア 28a,b,c,d カムフォロア 29 LMガイド 30a,b ローラーフォロア 31a,b 板カム 32a,b スライダー 33a,b,c 吸着ノズル 34a,b 軸受け 35 ロータリーテーブル 36 フレーム 37 中空状パイプ 38 チューブ 39 ギア 40a,b ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 昌宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小坂 和明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平田 佳文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種電子部品が装着される回路基板を位
    置決め保持するX−Yテーブルと、各種電子部品を指示
    に応じて1個ずつ供給する移動可能な複数の電子部品供
    給棚と、このX−Yテーブルと電子部品供給棚の間に配
    置され、電子部品供給棚から供給される電子部品を吸
    着、位置決め、回路基板上へ装着、不良電子部品の排出
    等の所定の処理をそれぞれ各ステーションで行う装着ヘ
    ッドからなり、この装着ヘッドを取り付けた従節レバー
    を、周縁部にカム面を有する固定されたカムに対して一
    定速度で回転する回転体に支点軸を介してカムレバーに
    より揺動可能に取り付け、このカムレバーの一端をカム
    フォロアによりカム面に当接させ、他端を環状レールに
    摺動可能に取り付けた従節レバーの一端と摺動可能に取
    り付け、これらのカムレバーと従節レバーと装着ヘッド
    を複数個所定の間隔で配置し、上記の各ステーションに
    おいて装着ヘッドが所定の時間停止するように上記カム
    面を形成したことを特徴とする電子部品自動実装装置。
  2. 【請求項2】 電子部品を吸着する吸着ノズルを回転可
    能なロータリーテーブルにより円錐放射状に複数配置
    し、吸着ノズルに真空ポンプからの真空圧を供給するた
    めの摺動可能に取り付けたパイプを有し、このロータリ
    ーテーブルの回転中心軸が所定の傾きを有することによ
    り複数の吸着ノズルの中の1本の吸着ノズルがX−Yテ
    ーブルによって位置決めされた回路基板面に対して垂直
    に位置決めされ、この吸着ノズルに対してパイプが連通
    して真空圧を供給することにより電子部品を吸着するよ
    うに構成した装着ヘッドを用いた請求項1記載の電子部
    品自動実装装置。
  3. 【請求項3】 真空ポンプと吸着ノズルを開閉弁を介
    して配管し、この開閉弁を装着ヘッドの近傍に配置し、
    装着ヘッドの駆動とは別の駆動手段により装着ヘッドと
    同心円状に一定速度で回転するようにし、上記開閉弁を
    開閉制御することにより電子部品を吸着するようにした
    請求項1記載の電子部品自動実装装置。
  4. 【請求項4】 装着ヘッドの駆動部に冷却手段を設けた
    請求項1記載の電子部品自動実装装置。
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