JPH0834070A - 合成樹脂管 - Google Patents
合成樹脂管Info
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- JPH0834070A JPH0834070A JP6193513A JP19351394A JPH0834070A JP H0834070 A JPH0834070 A JP H0834070A JP 6193513 A JP6193513 A JP 6193513A JP 19351394 A JP19351394 A JP 19351394A JP H0834070 A JPH0834070 A JP H0834070A
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐圧偏平性能に優れた合成樹脂管であって、
管の内外面が略平滑な管が極めて容易に得られる構造と
する。 【構成】 管壁1が略円筒状の内壁2と、同じく略円筒
状の外壁3と、これら内外両壁2,3間をつなぐ連結壁
4とからなる合成樹脂管であって、管壁1を形成する帯
状素材10を断面中空三角状とし、その底壁11が内壁
2を形成する帯状素材10Aと、その底壁11が外壁3
を形成する帯状素材10Bとからなり、これら両帯状素
材10A,10Bを交互に螺旋状に巻回させて隣合う傾
斜壁12,13どうしを互いに連結させ、前記連結壁4
を互いに傾斜方向の異なる傾斜連結壁4a,4bとして
ある。
管の内外面が略平滑な管が極めて容易に得られる構造と
する。 【構成】 管壁1が略円筒状の内壁2と、同じく略円筒
状の外壁3と、これら内外両壁2,3間をつなぐ連結壁
4とからなる合成樹脂管であって、管壁1を形成する帯
状素材10を断面中空三角状とし、その底壁11が内壁
2を形成する帯状素材10Aと、その底壁11が外壁3
を形成する帯状素材10Bとからなり、これら両帯状素
材10A,10Bを交互に螺旋状に巻回させて隣合う傾
斜壁12,13どうしを互いに連結させ、前記連結壁4
を互いに傾斜方向の異なる傾斜連結壁4a,4bとして
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設してまたは
地上において上下水道管・各種流体輸送管・電線保護管
等として用いられる管であって、管の内壁と外壁とが略
平滑円筒状に形成されている合成樹脂管に関するもので
ある。
地上において上下水道管・各種流体輸送管・電線保護管
等として用いられる管であって、管の内壁と外壁とが略
平滑円筒状に形成されている合成樹脂管に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂管の耐圧偏平性能を高め
る手段として、金属帯板を断面U字形状に形成して合成
樹脂管の管壁の中に埋め込んだ管は、本出願人によって
既に提案しており、この出願は既に公開され一般にも知
られるようになっている。(例えば、実開昭61ー14
1889号公報参照)
る手段として、金属帯板を断面U字形状に形成して合成
樹脂管の管壁の中に埋め込んだ管は、本出願人によって
既に提案しており、この出願は既に公開され一般にも知
られるようになっている。(例えば、実開昭61ー14
1889号公報参照)
【0003】このような合成樹脂管の管壁の中に断面U
字形とした金属補強帯板を埋め込んだ管は、耐圧偏平性
に優れた合成樹脂管として商品化され、既に上下水道管
や電線保護管のほか各方面で重用され広く使用されるに
至っている。
字形とした金属補強帯板を埋め込んだ管は、耐圧偏平性
に優れた合成樹脂管として商品化され、既に上下水道管
や電線保護管のほか各方面で重用され広く使用されるに
至っている。
【0004】しかしながら、このように管壁の中に断面
U字形とした金属補強帯板を埋め込んだ管は、耐圧偏平
強度に極めて優れた管ではあるが、金属補強帯板そのも
のを前記のように断面U字形に加工形成しなければなら
ず、また、このような加工を施すために複雑な加工装置
や加工工程を必要とし、かつ、高度な螺旋状巻回技術を
必要とするという問題を有しているものである。また、
そのため管の高速製造が困難であり、製造コストの低廉
化を図ることが困難であるという問題点をも有している
ものであった。
U字形とした金属補強帯板を埋め込んだ管は、耐圧偏平
強度に極めて優れた管ではあるが、金属補強帯板そのも
のを前記のように断面U字形に加工形成しなければなら
ず、また、このような加工を施すために複雑な加工装置
や加工工程を必要とし、かつ、高度な螺旋状巻回技術を
必要とするという問題を有しているものである。また、
そのため管の高速製造が困難であり、製造コストの低廉
化を図ることが困難であるという問題点をも有している
ものであった。
【0005】また、このような管にあっては、管壁の外
周面が通常凹凸波形状に形成されているため外壁の形状
を平滑な円筒状とするためには、凹凸波形の上に更に外
壁を形成しなければならないという問題点をも有してい
た。他方、管径(管の内径)が例えば300mmとか50
0mmという中口径以上の大口径の管の場合には、合成樹
脂素材だけでは耐圧偏平強度が不充分であるという課題
を有しているのが現状である。
周面が通常凹凸波形状に形成されているため外壁の形状
を平滑な円筒状とするためには、凹凸波形の上に更に外
壁を形成しなければならないという問題点をも有してい
た。他方、管径(管の内径)が例えば300mmとか50
0mmという中口径以上の大口径の管の場合には、合成樹
脂素材だけでは耐圧偏平強度が不充分であるという課題
を有しているのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような管壁の中に断面U字形の金属補強帯板を埋め込
んだ合成樹脂管が有する製造上における問題点を解決す
ることができ、同管と対比すると耐圧偏平強度の低下は
免れないとしても、合成樹脂素材だけで形成された管と
対比すれば充分な耐圧偏平性能を有する合成樹脂管であ
って、内外壁が略平滑な円筒状となっている合成樹脂管
を提供しようとするものである。
のような管壁の中に断面U字形の金属補強帯板を埋め込
んだ合成樹脂管が有する製造上における問題点を解決す
ることができ、同管と対比すると耐圧偏平強度の低下は
免れないとしても、合成樹脂素材だけで形成された管と
対比すれば充分な耐圧偏平性能を有する合成樹脂管であ
って、内外壁が略平滑な円筒状となっている合成樹脂管
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に講じた本発明にいう合成樹脂管の構成は、管壁1を形
成する帯状素材10を断面中空三角状とし、その底壁1
1が内壁2を形成する帯状素材10Aと、その底壁11
が外壁3を形成する上下逆三角状の帯状素材10Bとか
らなり、これら両帯状素材10A,10Bを交互に螺旋
状に巻回させて隣合う斜壁12,13どうしを互いに連
結させ、内外壁2,3の間をつなぐ連結壁4を互いに傾
斜方向の異なる傾斜連結壁4a,4bに形成してある構
成としたものである。
に講じた本発明にいう合成樹脂管の構成は、管壁1を形
成する帯状素材10を断面中空三角状とし、その底壁1
1が内壁2を形成する帯状素材10Aと、その底壁11
が外壁3を形成する上下逆三角状の帯状素材10Bとか
らなり、これら両帯状素材10A,10Bを交互に螺旋
状に巻回させて隣合う斜壁12,13どうしを互いに連
結させ、内外壁2,3の間をつなぐ連結壁4を互いに傾
斜方向の異なる傾斜連結壁4a,4bに形成してある構
成としたものである。
【0008】本発明にいう合成樹脂管の管壁1は、単層
状のものに限らず、二層状・三層状等必要に応じて複数
層重層状に形成してもよい。該管壁1を形成する帯状素
材10は、管径と耐圧性を考慮して任意の横幅と高さと
肉厚とをもつ断面中空の三角形状の帯とし、その形成素
材はポリエチレンやポリ塩化ビニール・ポリプロピレン
その他任意の合成樹脂素材を選択使用する。また、管壁
1の損壊防止のために三角帯状素材10の底壁11に硬
質金属帯板を埋め込んだり内面側に張り付けたりするこ
とによって配設してある構造のものとして使用すること
もできる。ここにいう硬質金属帯板5は、所要幅に裁断
された厚さ0.2mm〜2.0mm厚の鉄板・スチール鋼板・
ステンレス鋼板等の硬質金属帯板がよく、耐圧変形強度
に乏しい所謂「いろもの」と呼ばれる非鉄金属は除かれ
る。また、鉄板の場合において帯状素材10の底壁11
の内面側に張り付けた構造とする場合には、亜鉛メッキ
や錫メッキその他焼付け塗装や樹脂コーテイング等の防
錆処理を施したものが好ましい。
状のものに限らず、二層状・三層状等必要に応じて複数
層重層状に形成してもよい。該管壁1を形成する帯状素
材10は、管径と耐圧性を考慮して任意の横幅と高さと
肉厚とをもつ断面中空の三角形状の帯とし、その形成素
材はポリエチレンやポリ塩化ビニール・ポリプロピレン
その他任意の合成樹脂素材を選択使用する。また、管壁
1の損壊防止のために三角帯状素材10の底壁11に硬
質金属帯板を埋め込んだり内面側に張り付けたりするこ
とによって配設してある構造のものとして使用すること
もできる。ここにいう硬質金属帯板5は、所要幅に裁断
された厚さ0.2mm〜2.0mm厚の鉄板・スチール鋼板・
ステンレス鋼板等の硬質金属帯板がよく、耐圧変形強度
に乏しい所謂「いろもの」と呼ばれる非鉄金属は除かれ
る。また、鉄板の場合において帯状素材10の底壁11
の内面側に張り付けた構造とする場合には、亜鉛メッキ
や錫メッキその他焼付け塗装や樹脂コーテイング等の防
錆処理を施したものが好ましい。
【0009】
【作用】このような構成とした本発明の合成樹脂管は、
管の外壁1に大きな圧力が作用したとき、管の外壁1を
構成する上下方向逆三角の帯状素材10Bが外力を直接
受け止め、かつ同時に、当該三角帯状素材10Bにおけ
る斜壁12,13を介してその両側に位置する三角帯状
素材10A,10Aにおける斜壁13,12に伝達し、
外壁3を形成する三角帯状素材10Bと内壁2を形成す
る両側の三角帯状素材10A,10Aとによって共同し
て外圧と対抗し、管の偏平化を阻止する働きをする。
管の外壁1に大きな圧力が作用したとき、管の外壁1を
構成する上下方向逆三角の帯状素材10Bが外力を直接
受け止め、かつ同時に、当該三角帯状素材10Bにおけ
る斜壁12,13を介してその両側に位置する三角帯状
素材10A,10Aにおける斜壁13,12に伝達し、
外壁3を形成する三角帯状素材10Bと内壁2を形成す
る両側の三角帯状素材10A,10Aとによって共同し
て外圧と対抗し、管の偏平化を阻止する働きをする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について、添付の図面
に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施
例を示した図である。図1は合成樹脂管Pの一部を破断
した外形を示した図であり、図2は管壁1部分の構造を
拡大して示した断面図、図3は同管壁1部分を分解して
示した断面図である。
に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施
例を示した図である。図1は合成樹脂管Pの一部を破断
した外形を示した図であり、図2は管壁1部分の構造を
拡大して示した断面図、図3は同管壁1部分を分解して
示した断面図である。
【0011】該実施例に示した合成樹脂管Pの構造は、
図2に見られるように、管壁1の形状を、略直線円筒状
に形成した内壁2と、同様に略直線円筒状に形成した外
壁3と、これら内外両壁2,3の間をつなぐ連結壁4が
左方向に傾斜した連結壁4aと右方向に傾斜した連結壁
4bとからなっている合成樹脂管である。該合成樹脂管
Pの管壁1は、内部を中空とし底壁11と両斜壁12,
13との肉厚を均等肉厚とした正三角形状の2本の長尺
の帯状素材10A,10Bによって形成されている構
造、即ち、図3において分解して示したように、底壁1
1を下側にした通常姿勢の三角状帯状素材10Aと、底
壁11を上側にした上下方向逆三角状帯状素材10Bと
が交互に螺旋巻きされて、互いに隣接するそれぞれの斜
壁12,13どうしが接着剤5によって接着連結されて
いる構造となっている。
図2に見られるように、管壁1の形状を、略直線円筒状
に形成した内壁2と、同様に略直線円筒状に形成した外
壁3と、これら内外両壁2,3の間をつなぐ連結壁4が
左方向に傾斜した連結壁4aと右方向に傾斜した連結壁
4bとからなっている合成樹脂管である。該合成樹脂管
Pの管壁1は、内部を中空とし底壁11と両斜壁12,
13との肉厚を均等肉厚とした正三角形状の2本の長尺
の帯状素材10A,10Bによって形成されている構
造、即ち、図3において分解して示したように、底壁1
1を下側にした通常姿勢の三角状帯状素材10Aと、底
壁11を上側にした上下方向逆三角状帯状素材10Bと
が交互に螺旋巻きされて、互いに隣接するそれぞれの斜
壁12,13どうしが接着剤5によって接着連結されて
いる構造となっている。
【0012】而して、該構造の管Pを製造するに当たっ
ては、図外の管形成用軸の周面上において、図3にみら
れるように、まず、底壁11を下側にした通常姿勢の三
角状帯状素材10Aを所定の間隔を隔てて螺旋状に巻回
させ、次いで、下向き矢印aで示したように、この間隔
上に、底壁11を上側にした上下方向逆三角状帯状素材
10Bを螺旋巻きし、互いに隣接するそれぞれの斜壁1
2,13どうしを接着剤5によって接着連結させればよ
い。
ては、図外の管形成用軸の周面上において、図3にみら
れるように、まず、底壁11を下側にした通常姿勢の三
角状帯状素材10Aを所定の間隔を隔てて螺旋状に巻回
させ、次いで、下向き矢印aで示したように、この間隔
上に、底壁11を上側にした上下方向逆三角状帯状素材
10Bを螺旋巻きし、互いに隣接するそれぞれの斜壁1
2,13どうしを接着剤5によって接着連結させればよ
い。
【0013】この帯状素材10A,10Bどうしの連結
手段としては、図3にみられるように、先行巻回する下
側帯状素材10Aにおける両斜壁12,13に予め接着
剤を塗布する方法、上側の帯状素材10Bにおける両斜
壁12,13に接着剤を塗布する方法、若しくはその双
方に接着剤を塗布する方法、接着剤ではなく接着シート
を貼着する方法、接着面を加熱熔融する方法、その他適
宜の手段を用いることができる。
手段としては、図3にみられるように、先行巻回する下
側帯状素材10Aにおける両斜壁12,13に予め接着
剤を塗布する方法、上側の帯状素材10Bにおける両斜
壁12,13に接着剤を塗布する方法、若しくはその双
方に接着剤を塗布する方法、接着剤ではなく接着シート
を貼着する方法、接着面を加熱熔融する方法、その他適
宜の手段を用いることができる。
【0014】このようにして製造した図1〜3に示す構
造の管50本について耐圧偏平試験をした。その結果
は、次の通りであった。管Pの長さ1m、合成樹脂素材
=ポリエチレン,管の外径338mm,内径300mm,三
角帯状素材10の肉厚4.0mm,(内壁2,外壁3の肉
厚4.0mm,傾斜連結壁4の肉厚8.4mm,)の管に、外
圧1000kg/mの荷重をかけた結果、無荷重状態(真
円状態)からの変形量(沈み量)は平均17mmであっ
た。したがって、この管Pを地中に埋設して使用しても
充分に外圧に耐え得るものであることが確認された。
造の管50本について耐圧偏平試験をした。その結果
は、次の通りであった。管Pの長さ1m、合成樹脂素材
=ポリエチレン,管の外径338mm,内径300mm,三
角帯状素材10の肉厚4.0mm,(内壁2,外壁3の肉
厚4.0mm,傾斜連結壁4の肉厚8.4mm,)の管に、外
圧1000kg/mの荷重をかけた結果、無荷重状態(真
円状態)からの変形量(沈み量)は平均17mmであっ
た。したがって、この管Pを地中に埋設して使用しても
充分に外圧に耐え得るものであることが確認された。
【0015】図4に示した合成樹脂管Pは、前記第1実
施例において示した管Pの別実施例を示す第2実施例の
管であって、その相違点は、管壁1を構成する三角帯状
素材10の形状が、斜壁12,13の長さに比して底壁
11の長さが短い二等辺三角形状であること、内壁2を
形成する帯状素材10Aの底壁11の肉厚を斜壁12,
13の肉厚に比して少し厚肉としてあること、外壁3を
形成する帯状素材10Bの底壁11の肉厚を更に厚肉と
して連結壁4の肉厚と略同程度にしてあることである。
施例において示した管Pの別実施例を示す第2実施例の
管であって、その相違点は、管壁1を構成する三角帯状
素材10の形状が、斜壁12,13の長さに比して底壁
11の長さが短い二等辺三角形状であること、内壁2を
形成する帯状素材10Aの底壁11の肉厚を斜壁12,
13の肉厚に比して少し厚肉としてあること、外壁3を
形成する帯状素材10Bの底壁11の肉厚を更に厚肉と
して連結壁4の肉厚と略同程度にしてあることである。
【0016】図5に示した合成樹脂管Pは、更に別の実
施例を示す第3実施例の管構造を示したものであって、
前記第1実施例との相違点は、管壁1を構成する三角帯
状素材10の形状が、斜壁12,13の長さに比して底
壁11の長さを長くした二等辺三角形状としてあるこ
と、内壁2を形成する帯状素材10Aの底壁11の肉厚
を斜壁12,13の肉厚に比して薄肉としてあること、
外壁3を形成する帯状素材10Bの底壁11に0.4〜
0.6mm厚の鉄帯板6をその肉厚内部に埋設してある構
造としてあることである。必要であれば、管Pの内壁2
側に、または内外両壁2,3に金属帯板6を配設しても
よいことは言うまでもない。
施例を示す第3実施例の管構造を示したものであって、
前記第1実施例との相違点は、管壁1を構成する三角帯
状素材10の形状が、斜壁12,13の長さに比して底
壁11の長さを長くした二等辺三角形状としてあるこ
と、内壁2を形成する帯状素材10Aの底壁11の肉厚
を斜壁12,13の肉厚に比して薄肉としてあること、
外壁3を形成する帯状素材10Bの底壁11に0.4〜
0.6mm厚の鉄帯板6をその肉厚内部に埋設してある構
造としてあることである。必要であれば、管Pの内壁2
側に、または内外両壁2,3に金属帯板6を配設しても
よいことは言うまでもない。
【0017】このように、帯状素材10の肉厚は各辺の
肉厚が均等である必要はなく任意に変化をもたせてある
形状のものとすることができ、必要ならば左右の斜壁1
2,13の肉厚についても変化をもたせることもでき
る。また、この斜壁12,13の肉厚は両壁を接合した
連結壁4の耐圧性能を考慮して設定すればよい。
肉厚が均等である必要はなく任意に変化をもたせてある
形状のものとすることができ、必要ならば左右の斜壁1
2,13の肉厚についても変化をもたせることもでき
る。また、この斜壁12,13の肉厚は両壁を接合した
連結壁4の耐圧性能を考慮して設定すればよい。
【0018】管Pの耐圧偏平性能を高めるためには、帯
状素材10の形状を、前記第2実施例の帯状素材10の
ように、斜壁12,13の長さに比して底壁11の長さ
を短いものとしておくとよく、また、逆に管Pの耐圧偏
平性能があまり求められない管にあっては、前記第3実
施例の帯状素材10のように、斜壁12,13の長さに
比して底壁11の長さを長いものとしておくと、管の製
造速度を速め能率よく管を製造することができる。ま
た、第3実施例において例示したように、帯状素材10
の底壁11に補強用の硬質金属帯板6を配設してある構
造としておくことによって、管Pの耐圧偏平性能の向上
と管壁2,3の内圧抵抗または外部破壊からの保護に役
立たせることができる。
状素材10の形状を、前記第2実施例の帯状素材10の
ように、斜壁12,13の長さに比して底壁11の長さ
を短いものとしておくとよく、また、逆に管Pの耐圧偏
平性能があまり求められない管にあっては、前記第3実
施例の帯状素材10のように、斜壁12,13の長さに
比して底壁11の長さを長いものとしておくと、管の製
造速度を速め能率よく管を製造することができる。ま
た、第3実施例において例示したように、帯状素材10
の底壁11に補強用の硬質金属帯板6を配設してある構
造としておくことによって、管Pの耐圧偏平性能の向上
と管壁2,3の内圧抵抗または外部破壊からの保護に役
立たせることができる。
【0019】また、管Pの耐圧偏平性能を高めるための
他の手段としては、図6に示した第4実施例の合成樹脂
管Pのように、管壁1を二重に重ね合わせて形成した重
層状の管壁として実施することができる。該実施例の管
Pは、例えば前記第1実施例において示した管Pの外周
面上に塗布した接着剤5aを介してもう一層管壁を重ね
合わせて二重層構造としたものである。勿論、二重層構
造に限らず、必要であれば三重層構造またはそれ以上の
多層構造として実施してもよいことは言うまでもない。
他の手段としては、図6に示した第4実施例の合成樹脂
管Pのように、管壁1を二重に重ね合わせて形成した重
層状の管壁として実施することができる。該実施例の管
Pは、例えば前記第1実施例において示した管Pの外周
面上に塗布した接着剤5aを介してもう一層管壁を重ね
合わせて二重層構造としたものである。勿論、二重層構
造に限らず、必要であれば三重層構造またはそれ以上の
多層構造として実施してもよいことは言うまでもない。
【0020】本発明にいう管壁を形成する合成樹脂素材
の硬度は、製造する管の種類によって任意の硬度のもの
を選定使用することができる。しかしながら、外壁3に
受ける外圧を内壁2側に伝達させて両傾斜壁12,13
によって共同して耐圧偏平強度をもつようにするために
は硬度のある素材で形成することが好ましい。また、内
壁2を形成する帯状素材10Aと外壁3を形成する帯状
素材10B、または、内層を形成する帯状素材10と外
層を形成する帯状素材10等を異なる素材で形成しても
よい。この場合例えば、内壁2側の帯状素材10Aまた
は内層形成帯状素材10の樹脂素材を、管内を流通させ
る物質の種類や性質によって、耐摩耗性に優れた素材と
か、耐薬品性に優れた素材とかを選択使用し、外壁3側
の帯状素材10Bまたは外層形成帯状素材10の樹脂素
材を、耐水性・耐候性等に優れた素材を使用することが
好ましい。
の硬度は、製造する管の種類によって任意の硬度のもの
を選定使用することができる。しかしながら、外壁3に
受ける外圧を内壁2側に伝達させて両傾斜壁12,13
によって共同して耐圧偏平強度をもつようにするために
は硬度のある素材で形成することが好ましい。また、内
壁2を形成する帯状素材10Aと外壁3を形成する帯状
素材10B、または、内層を形成する帯状素材10と外
層を形成する帯状素材10等を異なる素材で形成しても
よい。この場合例えば、内壁2側の帯状素材10Aまた
は内層形成帯状素材10の樹脂素材を、管内を流通させ
る物質の種類や性質によって、耐摩耗性に優れた素材と
か、耐薬品性に優れた素材とかを選択使用し、外壁3側
の帯状素材10Bまたは外層形成帯状素材10の樹脂素
材を、耐水性・耐候性等に優れた素材を使用することが
好ましい。
【0021】更にまた、帯状素材10は全体を同一素材
で形成すれば製造が容易であるが、必要によっては、底
壁11と傾斜壁12,13との樹脂素材を変えて、底壁
11の素材だけを前記のように耐摩耗性や耐候性のある
ものとし傾斜壁12,13を耐圧縮性に富んだ素材とす
る等として実施してもよい。
で形成すれば製造が容易であるが、必要によっては、底
壁11と傾斜壁12,13との樹脂素材を変えて、底壁
11の素材だけを前記のように耐摩耗性や耐候性のある
ものとし傾斜壁12,13を耐圧縮性に富んだ素材とす
る等として実施してもよい。
【0022】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限
定されるものではなく、例えば、補強用硬質金属帯板6
は、必ずしも管壁1を形成する帯状素材10の肉厚の内
部に埋め込まれている必要はなく、片方の面の一部また
は全面が中空部に面して配置されている構造として実施
してもよく、また、帯状素材10を内壁形成用,外壁形
成用ともに2本宛を用いてダブルピツチ状に巻回してあ
る管を得る等、本発明にいう前記の構成要件を備え、か
つ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有す
る範囲内において適宜改変して実施することができるも
のである。
したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限
定されるものではなく、例えば、補強用硬質金属帯板6
は、必ずしも管壁1を形成する帯状素材10の肉厚の内
部に埋め込まれている必要はなく、片方の面の一部また
は全面が中空部に面して配置されている構造として実施
してもよく、また、帯状素材10を内壁形成用,外壁形
成用ともに2本宛を用いてダブルピツチ状に巻回してあ
る管を得る等、本発明にいう前記の構成要件を備え、か
つ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有す
る範囲内において適宜改変して実施することができるも
のである。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の説明から既に明らかなよ
うに、管壁を形成する帯状素材として、帯状素材それ自
体が押圧変形性能に最も優れた断面中空三角状のものと
し、その底壁で管の内壁形成する帯と、その底壁で外壁
を形成する帯とで、これら両帯を交互に螺旋状に巻回さ
せて隣合う斜壁どうしを互いに連結させることによっ
て、内外壁の間をつなぐ連結壁を形成してある構成とし
たものであるから、合成樹脂素材だけで形成した管であ
っても耐圧偏平性能に極めて優れた合成樹脂管を得るこ
とができるという顕著な効果を有し、併せて、管の成形
に当たっては、高度で複雑な技術を必要とすることな
く、高速で効率よく製造することができ、製造コストの
大幅な低廉化を図ることができるという製造上における
効果をも充分に期待することができるものである。
うに、管壁を形成する帯状素材として、帯状素材それ自
体が押圧変形性能に最も優れた断面中空三角状のものと
し、その底壁で管の内壁形成する帯と、その底壁で外壁
を形成する帯とで、これら両帯を交互に螺旋状に巻回さ
せて隣合う斜壁どうしを互いに連結させることによっ
て、内外壁の間をつなぐ連結壁を形成してある構成とし
たものであるから、合成樹脂素材だけで形成した管であ
っても耐圧偏平性能に極めて優れた合成樹脂管を得るこ
とができるという顕著な効果を有し、併せて、管の成形
に当たっては、高度で複雑な技術を必要とすることな
く、高速で効率よく製造することができ、製造コストの
大幅な低廉化を図ることができるという製造上における
効果をも充分に期待することができるものである。
【図1】第1実施例を示す管の一部切欠き正面図。
【図2】同管の管壁部分の断面図。
【図3】同管壁部分の分解断面図。
【図4】第2実施例を示す管壁部分の断面図。
【図5】第3実施例を示す管壁部分の断面図。
【図6】第4実施例を示す管壁部分の断面図。
1 管壁 2 内壁 3 外壁 4 連結壁 4a,4b 傾斜連結壁 10,10A,10B 帯状素材 11 底壁 12,13 傾斜壁
Claims (4)
- 【請求項1】 管壁(1)が略円筒状の内壁(2)と、同じく
略円筒状の外壁(3)と、これら内外両壁(2),(3)間をつ
なぐ連結壁(4)とからなる合成樹脂管であって、該管壁
(1)を形成する帯状素材(10)が断面中空三角状で、その
底壁(11)が内壁(2)を形成する帯状素材(10A)と、その底
壁(11)が外壁(3)を形成する上下逆三角状の帯状素材(10
B)とからなり、これら両帯状素材(10A),(10B)が交互に
螺旋状に巻回され隣合う斜壁(12),(13)どうしが互いに
連結され、前記連結壁(4)が順次傾斜方向の異なる傾斜
連結壁(4a),(4b)に形成されている合成樹脂管。 - 【請求項2】 前記中空三角状帯状素材(10)が正三角形
または二等辺三角形の何れかである請求項1に記載の合
成樹脂管。 - 【請求項3】 前記中空三角状帯状素材(10)の底壁(11)
に補強用硬質金属帯板(6)が配設されいるものである請
求項1または2に記載の合成樹脂管。 - 【請求項4】 前記管壁(1)が複数層重層状に形成され
ている請求項1乃至3の何れかに記載の合成樹脂管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19351394A JP3864200B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 合成樹脂管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19351394A JP3864200B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 合成樹脂管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834070A true JPH0834070A (ja) | 1996-02-06 |
| JP3864200B2 JP3864200B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=16309317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19351394A Expired - Fee Related JP3864200B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 合成樹脂管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3864200B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030020803A (ko) * | 2001-09-04 | 2003-03-10 | 민병이 | 합성수지제 보강 나선관 |
| KR100398452B1 (ko) * | 2001-02-15 | 2003-09-26 | 손정윤 | 강도가 향상된 합성수지관의 성형방법 |
| KR20030088261A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-19 | 변무원 | 합성수지 매설용 구조관 |
| KR20040003253A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 변무원 | 합성수지 매설용 구조관의 제조방법 |
| KR100422901B1 (ko) * | 2001-08-14 | 2004-03-12 | 일우산업 주식회사 | 합성수지 이중벽 평활관의 제조방법 |
| KR100477057B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2005-03-18 | 장시성 | 삼각형 보강구조를 갖는 합성수지관 |
| KR100597091B1 (ko) * | 2002-05-21 | 2006-07-07 | 민병이 | 토목 및 도로공사에서 고강도 상하수관용 및 전선관용 나선관 |
| KR100660066B1 (ko) * | 2002-09-03 | 2006-12-21 | 민병이 | 토목 및 도로공사에서 상하수용 구조 보강 나선관 |
| KR101341587B1 (ko) * | 2011-11-28 | 2013-12-13 | 주식회사 유명 | 삼각형 프로파일을 이용한 합성수지관의 제조방법 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP19351394A patent/JP3864200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100398452B1 (ko) * | 2001-02-15 | 2003-09-26 | 손정윤 | 강도가 향상된 합성수지관의 성형방법 |
| KR100422901B1 (ko) * | 2001-08-14 | 2004-03-12 | 일우산업 주식회사 | 합성수지 이중벽 평활관의 제조방법 |
| KR20030020803A (ko) * | 2001-09-04 | 2003-03-10 | 민병이 | 합성수지제 보강 나선관 |
| KR100477057B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2005-03-18 | 장시성 | 삼각형 보강구조를 갖는 합성수지관 |
| KR20030088261A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-19 | 변무원 | 합성수지 매설용 구조관 |
| KR100597091B1 (ko) * | 2002-05-21 | 2006-07-07 | 민병이 | 토목 및 도로공사에서 고강도 상하수관용 및 전선관용 나선관 |
| KR20040003253A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 변무원 | 합성수지 매설용 구조관의 제조방법 |
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| KR101341587B1 (ko) * | 2011-11-28 | 2013-12-13 | 주식회사 유명 | 삼각형 프로파일을 이용한 합성수지관의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3864200B2 (ja) | 2006-12-27 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060901 |
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| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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| R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
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