JPH0834158B2 - 整流器用変圧器 - Google Patents
整流器用変圧器Info
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- JPH0834158B2 JPH0834158B2 JP63001511A JP151188A JPH0834158B2 JP H0834158 B2 JPH0834158 B2 JP H0834158B2 JP 63001511 A JP63001511 A JP 63001511A JP 151188 A JP151188 A JP 151188A JP H0834158 B2 JPH0834158 B2 JP H0834158B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は工業用の直流電源として用いられる整流器
用変圧器、特に24相整流以上の多相整流を行う整流器用
変圧器に関する。
用変圧器、特に24相整流以上の多相整流を行う整流器用
変圧器に関する。
例えばアルミのような電気分解によって生成される原
料の製造に使用される直流電源は容量が大きいことから
商用電力系統の三相交流を受電して変圧器で適当な電圧
に変圧した上で整流器で整流する方式がとられる。この
ような電気分解に使用される直流は一般に電圧はせいぜ
い数百ボルトと小さい代わりに電流は数万アンペアと非
常に大きいのが特徴である。三相交流を整流して得られ
る直流は電源周波数の3の倍数調波の交流が重畳した脈
流になっているが、この交流成分は関連の装置に種々の
悪影響を与えることから、これを低減するための種々の
方法がとられる。その一つの方式として位相の少しづつ
異なる電圧を別々に整流し直流側で並列接続して電流を
重畳することにより、脈流に含まれる交流成分のうちの
低周波成分を打ち消してより高周波成分のみにする方法
で、たとえば、二次側巻線の結線を△結線の巻線と 結線の巻線との2種類とし別々に三相全波整流した上で
直流側で重畳すると、脈流に含まれる交流成分の最小周
波数は交流電源の商用周波数の12倍になり、二次側が△
結線、または 結線のみの場合に生ずる6倍調波成分がなくなり脈流の
少ない直流にすることができる。このような整流方式は
12相整流と称されているが、さらに脈流を少なくするた
めに24相整流,あるいは48相整流等が実際の大容量整流
装置に使用される。
料の製造に使用される直流電源は容量が大きいことから
商用電力系統の三相交流を受電して変圧器で適当な電圧
に変圧した上で整流器で整流する方式がとられる。この
ような電気分解に使用される直流は一般に電圧はせいぜ
い数百ボルトと小さい代わりに電流は数万アンペアと非
常に大きいのが特徴である。三相交流を整流して得られ
る直流は電源周波数の3の倍数調波の交流が重畳した脈
流になっているが、この交流成分は関連の装置に種々の
悪影響を与えることから、これを低減するための種々の
方法がとられる。その一つの方式として位相の少しづつ
異なる電圧を別々に整流し直流側で並列接続して電流を
重畳することにより、脈流に含まれる交流成分のうちの
低周波成分を打ち消してより高周波成分のみにする方法
で、たとえば、二次側巻線の結線を△結線の巻線と 結線の巻線との2種類とし別々に三相全波整流した上で
直流側で重畳すると、脈流に含まれる交流成分の最小周
波数は交流電源の商用周波数の12倍になり、二次側が△
結線、または 結線のみの場合に生ずる6倍調波成分がなくなり脈流の
少ない直流にすることができる。このような整流方式は
12相整流と称されているが、さらに脈流を少なくするた
めに24相整流,あるいは48相整流等が実際の大容量整流
装置に使用される。
ところで、このような多相整流の場合の整流器用変圧
器として、6相分を一つの整流器用変圧器で達成し、2
台の整流器用変圧器で12相整流、4台の整流器用変圧器
で24相整流というように整流器用変圧器の台数の6倍の
多相整流にするという構成が最も一般的であるが、変圧
器台数が多くなるという欠点がある。
器として、6相分を一つの整流器用変圧器で達成し、2
台の整流器用変圧器で12相整流、4台の整流器用変圧器
で24相整流というように整流器用変圧器の台数の6倍の
多相整流にするという構成が最も一般的であるが、変圧
器台数が多くなるという欠点がある。
多相整流での整流器用変圧器の台数をできるだけ少な
くするためにこれまで種々の方式が提案され、また実用
化されている。
くするためにこれまで種々の方式が提案され、また実用
化されている。
その一つは、 結線と△結線の2種類の二次巻線を1台の変圧器鉄心に
巻装し、これらの二次巻線の巻数を3の平方根の値に最
も近い値に選ぶことにより1台の整流器用変圧器で12相
整流を達成する方式である。この方式は二次巻線の△巻
線と 巻線との巻数比を に近い整数比を選ぶことにより整流器に印加される二次
電圧の差を小さくし、この二次電圧の差は例えばサイリ
スター整流器の場合は点弧角を制御することにより双方
の整流器によって得られる直流の値を一致させて2台の
整流器用変圧器の負荷電流を平衡させるが、二次巻線の
巻数が小さいときには△巻線と 巻線との巻数比が から掛け離れ前記のような制御が困難になる場合がある
という欠点がなる。
巻装し、これらの二次巻線の巻数を3の平方根の値に最
も近い値に選ぶことにより1台の整流器用変圧器で12相
整流を達成する方式である。この方式は二次巻線の△巻
線と 巻線との巻数比を に近い整数比を選ぶことにより整流器に印加される二次
電圧の差を小さくし、この二次電圧の差は例えばサイリ
スター整流器の場合は点弧角を制御することにより双方
の整流器によって得られる直流の値を一致させて2台の
整流器用変圧器の負荷電流を平衡させるが、二次巻線の
巻数が小さいときには△巻線と 巻線との巻数比が から掛け離れ前記のような制御が困難になる場合がある
という欠点がなる。
このような二次巻線に△巻線と 巻線とを1台の鉄心に巻装する方式の欠点を解決するた
めに、特開昭59−181519号公報で提起されている方式が
あり、その概要を第4図、第5図に示す。第4図は整流
器用変圧器の中身としての鉄心と巻線群の構成示す立面
図、第5図は第4図の巻線群の結線図であり、これらの
図において、三相鉄心10Aの各相の鉄心脚10UA,10VA,10W
Aにそれぞれ巻線群1UA,1VA,1WAが上部に、巻線群2UA,2V
A,2WAが下部に巻装され、これら上部の巻線群1UA,1VA,1
WAが三相巻線群1Aを形成し、巻線群2UA,2VA,2WAが三相
巻線群2Aを形成する。101Aは中間継鉄で、巻線群1UAが
鉄心脚中に生起する磁束をφ1、巻線群2UAが鉄心脚中
に生起する磁束をφ2とすると、この磁束φ1とφ2と
の差の磁束△φがこの中間継鉄101Aに通ることになるの
でこの中間継鉄101Aの断面は磁束△φが通るだけの断面
積があればよい。例えば、巻線群1の△結線である二次
巻線12A,13Aの1相の巻数を12,巻線群2の 結線である二次巻線22A,23Aの巻数を1相の7とすると
これらの比率12/7の に対する比は1.01と1%の差であるのでこの差を一次巻
線の巻数で補正するとすると、三相巻線群1Aの一次巻線
11Aの1相の巻数を100としたとき三相巻線群2Aの一次巻
線21Aの1相の巻数を99にすればよいが、一般に一次巻
線の巻数は1000近辺の値であるのが普通なのでこのよう
な一次巻線を調整して結線の異なる二次巻線が誘起する
電圧を実質的に同一にするのは容易である。この場合、
中間継鉄101Aに必要な断面積は鉄心脚10UAの断面積の1
%以上あればよいことになる。ただ、この計算例では△
巻線の巻数を12、 巻線の巻数を7としたがこの巻数比は に近い比率としては理想的な巻数比であり、直流電圧が
小さいときには例えば△巻線の巻数を3、 巻線の巻数を2とせざるを得ないような場合があり、こ
の場合は中間継鉄の断面積は鉄心脚の15%を必要とする
ことになる。
めに、特開昭59−181519号公報で提起されている方式が
あり、その概要を第4図、第5図に示す。第4図は整流
器用変圧器の中身としての鉄心と巻線群の構成示す立面
図、第5図は第4図の巻線群の結線図であり、これらの
図において、三相鉄心10Aの各相の鉄心脚10UA,10VA,10W
Aにそれぞれ巻線群1UA,1VA,1WAが上部に、巻線群2UA,2V
A,2WAが下部に巻装され、これら上部の巻線群1UA,1VA,1
WAが三相巻線群1Aを形成し、巻線群2UA,2VA,2WAが三相
巻線群2Aを形成する。101Aは中間継鉄で、巻線群1UAが
鉄心脚中に生起する磁束をφ1、巻線群2UAが鉄心脚中
に生起する磁束をφ2とすると、この磁束φ1とφ2と
の差の磁束△φがこの中間継鉄101Aに通ることになるの
でこの中間継鉄101Aの断面は磁束△φが通るだけの断面
積があればよい。例えば、巻線群1の△結線である二次
巻線12A,13Aの1相の巻数を12,巻線群2の 結線である二次巻線22A,23Aの巻数を1相の7とすると
これらの比率12/7の に対する比は1.01と1%の差であるのでこの差を一次巻
線の巻数で補正するとすると、三相巻線群1Aの一次巻線
11Aの1相の巻数を100としたとき三相巻線群2Aの一次巻
線21Aの1相の巻数を99にすればよいが、一般に一次巻
線の巻数は1000近辺の値であるのが普通なのでこのよう
な一次巻線を調整して結線の異なる二次巻線が誘起する
電圧を実質的に同一にするのは容易である。この場合、
中間継鉄101Aに必要な断面積は鉄心脚10UAの断面積の1
%以上あればよいことになる。ただ、この計算例では△
巻線の巻数を12、 巻線の巻数を7としたがこの巻数比は に近い比率としては理想的な巻数比であり、直流電圧が
小さいときには例えば△巻線の巻数を3、 巻線の巻数を2とせざるを得ないような場合があり、こ
の場合は中間継鉄の断面積は鉄心脚の15%を必要とする
ことになる。
このように二次巻線の結線が△結線と 結線との2つの異なる結線のものを一つの整流器用変圧
器に組み込むことにより12相整流の場合は1台の整流器
用変圧器でよく、また24相整流の場合は2台の変圧器、
48相整流器用変圧器の場合は4台の整流器用変圧器でよ
いことになる。
器に組み込むことにより12相整流の場合は1台の整流器
用変圧器でよく、また24相整流の場合は2台の変圧器、
48相整流器用変圧器の場合は4台の整流器用変圧器でよ
いことになる。
第6図に24相整流の場合の結線図を示すが、この図に
おいて、51Bと52Bとは独立した整流器用変圧器で、整流
器用変圧器51Bは一次巻線が△結線接続で二次巻線が△
結線接続と 結線接続された2組の巻線群1B,2Bとで構成されたとお
り、10Bは三相鉄心で101Bは中間継鉄でありこの中間継
鉄101Bを有する三相鉄心10Bと前記巻線群1B,2Bの構成は
第4図と同じである。整流器用変圧器52Bは整流器用変
圧器51Bと類似であるが、一次巻線の結線が位相角が15
度と異なる移相巻線付の△結線接続であるので整流器用
変圧器51Bの鉄心10Bに生起される磁束に対して整流器用
変圧器52Bの鉄心20Bに生起する磁束は15度の位相差があ
る。このように鉄心10Bの磁束と鉄心20Bの磁束とは異な
るために別個の鉄心として構成しこれに伴って整流器用
変圧器51B,52Bも別の変圧器として構成するのが普通で
ある。
おいて、51Bと52Bとは独立した整流器用変圧器で、整流
器用変圧器51Bは一次巻線が△結線接続で二次巻線が△
結線接続と 結線接続された2組の巻線群1B,2Bとで構成されたとお
り、10Bは三相鉄心で101Bは中間継鉄でありこの中間継
鉄101Bを有する三相鉄心10Bと前記巻線群1B,2Bの構成は
第4図と同じである。整流器用変圧器52Bは整流器用変
圧器51Bと類似であるが、一次巻線の結線が位相角が15
度と異なる移相巻線付の△結線接続であるので整流器用
変圧器51Bの鉄心10Bに生起される磁束に対して整流器用
変圧器52Bの鉄心20Bに生起する磁束は15度の位相差があ
る。このように鉄心10Bの磁束と鉄心20Bの磁束とは異な
るために別個の鉄心として構成しこれに伴って整流器用
変圧器51B,52Bも別の変圧器として構成するのが普通で
ある。
前述のように△結線と 結線の二次巻線を1台の整流器用変圧器に組み込むこと
により12相を1台の整流器用変圧器で行うことができる
が、24相さらには48相などの更に相数の多い多相整流と
するためには複数の整流器用変圧器を必要とし、整流器
用変圧器の設置面積が広くなる。
により12相を1台の整流器用変圧器で行うことができる
が、24相さらには48相などの更に相数の多い多相整流と
するためには複数の整流器用変圧器を必要とし、整流器
用変圧器の設置面積が広くなる。
この発明は、24相整流を1台の整流器用変圧器で行
い、整流器用変圧器の設置面積を縮小するとともに整流
器用変圧器を構成する鉄心重量を低減する整流器用変圧
器を提供することを目的とする。
い、整流器用変圧器の設置面積を縮小するとともに整流
器用変圧器を構成する鉄心重量を低減する整流器用変圧
器を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、この発明によれば、一
対の三角結線された二次巻線と、一次巻線とからなる巻
線群と、一対の星形結線された二次巻線と、一次巻線と
からなる巻線群、とからなる2組の三相巻線群が、それ
ぞれ同一の鉄心脚に軸方向に積み重ねられ、前記2組の
三相巻線群の間の鉄心脚に中間継鉄を有する三相鉄心か
らなる第1と第2の構成部を有する整流器用変圧器であ
って、第2の構成部の巻線群の一次巻線が、第1の構成
部の一次巻線と15度の位相差を有するように構成され、
前記第1及び第2の構成部の一方の上部継鉄部と他方の
下部継鉄部とが、少なくとも前記第1と第2の構成部の
三相巻線群が生起する磁束の差を吸収する断面積を有す
る共通の中間継鉄と成るものとする。
対の三角結線された二次巻線と、一次巻線とからなる巻
線群と、一対の星形結線された二次巻線と、一次巻線と
からなる巻線群、とからなる2組の三相巻線群が、それ
ぞれ同一の鉄心脚に軸方向に積み重ねられ、前記2組の
三相巻線群の間の鉄心脚に中間継鉄を有する三相鉄心か
らなる第1と第2の構成部を有する整流器用変圧器であ
って、第2の構成部の巻線群の一次巻線が、第1の構成
部の一次巻線と15度の位相差を有するように構成され、
前記第1及び第2の構成部の一方の上部継鉄部と他方の
下部継鉄部とが、少なくとも前記第1と第2の構成部の
三相巻線群が生起する磁束の差を吸収する断面積を有す
る共通の中間継鉄と成るものとする。
この発明の構成において、複数の三相巻線群の一次巻
線に共通の三相交流電圧が印加されることによって鉄心
脚中に生起される磁束は、それぞれの一次巻線の巻数,
結線方式あるいは移相巻線の存在などで異なるので、各
鉄心脚を磁気的に連結する中間継鉄を軸方向に隣接する
三相巻線群の軸方向間隙中に設けて、この隣接三相巻線
群が生起する2つの磁束の値の差に相当する磁束成分を
他の鉄心脚に逃がすことにより、各三相巻線群はそれぞ
れ独立して異なる磁束を生起することができる。特に隣
接する三層巻線群が生起する磁束に位相差がある場合は
双方の磁束の差は位相差を考慮した交流量をベクトル表
示したときのベクトル差となるので、このベクトル差と
しての磁束の差を通すに足る断面積を有する中間継鉄と
する。
線に共通の三相交流電圧が印加されることによって鉄心
脚中に生起される磁束は、それぞれの一次巻線の巻数,
結線方式あるいは移相巻線の存在などで異なるので、各
鉄心脚を磁気的に連結する中間継鉄を軸方向に隣接する
三相巻線群の軸方向間隙中に設けて、この隣接三相巻線
群が生起する2つの磁束の値の差に相当する磁束成分を
他の鉄心脚に逃がすことにより、各三相巻線群はそれぞ
れ独立して異なる磁束を生起することができる。特に隣
接する三層巻線群が生起する磁束に位相差がある場合は
双方の磁束の差は位相差を考慮した交流量をベクトル表
示したときのベクトル差となるので、このベクトル差と
しての磁束の差を通すに足る断面積を有する中間継鉄と
する。
以下この発明を実施例に基づいて説明する。第1図は
この発明の実施例を示す整流器用変圧器の中身の立面図
で、10は三相鉄心で鉄心脚10U,10V,10Wと上部継鉄11、
下部継鉄12とで構成され、101,102,103は中間継鉄で互
いに隣り合う鉄心脚間を磁気的に連結しており、1,2,3
は三相巻線群で、三相巻線群1は巻線群1U,1V,1Wで構成
され、三相巻線群2は巻線群2U,2V,2Wで構成され、三相
巻線群3は巻線群3U,3V,3Wおよび三相巻線群4は巻線群
4U,4V,4Wでそれぞれ構成されている。
この発明の実施例を示す整流器用変圧器の中身の立面図
で、10は三相鉄心で鉄心脚10U,10V,10Wと上部継鉄11、
下部継鉄12とで構成され、101,102,103は中間継鉄で互
いに隣り合う鉄心脚間を磁気的に連結しており、1,2,3
は三相巻線群で、三相巻線群1は巻線群1U,1V,1Wで構成
され、三相巻線群2は巻線群2U,2V,2Wで構成され、三相
巻線群3は巻線群3U,3V,3Wおよび三相巻線群4は巻線群
4U,4V,4Wでそれぞれ構成されている。
この図のそれぞれの巻線群が構成する結線は第6図に
示す24相整流の結線であり、三相巻線群1は第6図の巻
線群1Bに相当し、同じようにして、三相巻線群2が第6
図の巻線群2B、三相巻線群3が巻線群3B、三相巻線群4
が巻線群4Bと対応し、中間継鉄101が第6図の中間継鉄1
01Bに、中間継鉄103が第6図の中間継鉄201Bにそれぞれ
対応している。
示す24相整流の結線であり、三相巻線群1は第6図の巻
線群1Bに相当し、同じようにして、三相巻線群2が第6
図の巻線群2B、三相巻線群3が巻線群3B、三相巻線群4
が巻線群4Bと対応し、中間継鉄101が第6図の中間継鉄1
01Bに、中間継鉄103が第6図の中間継鉄201Bにそれぞれ
対応している。
三相巻線群3,4の一次巻線の結線は三相巻線1,2の一次
巻線に対して15度の位相差を生ずるよう移相巻線を持っ
た結線となっている。
巻線に対して15度の位相差を生ずるよう移相巻線を持っ
た結線となっている。
中間継鉄102は三相巻線群2と三相巻線群3とが生起
する磁束φ2とφ3とのベクトル差としての△φ23を通
すに足る断面積を持つ中間継鉄としている。
する磁束φ2とφ3とのベクトル差としての△φ23を通
すに足る断面積を持つ中間継鉄としている。
これら4つの巻線群が生起する磁束を複素平面上のベ
クトル表示をすると第2図のようになり、三相巻線群が
生起する磁束φ1と前記φ2とは位相は同じで絶対値が
異なり、前記φ3と三相巻線群4が生起する磁束φ4と
のベクトル差も同じく位相は同じで絶対値が異なる。一
方、φ2とφ3とは絶対値の差は前記のφ1とφ2やφ
3とφ4の場合と同じであるが、角度が15度の位相差が
あるのでこれらの磁束差△φ23は△φ12や△φ34に比べ
て大きい値になる。二次巻数の巻数が△結線が12、 結線が7とすると、△φ12や△φ34の値は前記のごとく
φ1やφ2に対して1%程度であるが、△φ23は26%と
なる。
クトル表示をすると第2図のようになり、三相巻線群が
生起する磁束φ1と前記φ2とは位相は同じで絶対値が
異なり、前記φ3と三相巻線群4が生起する磁束φ4と
のベクトル差も同じく位相は同じで絶対値が異なる。一
方、φ2とφ3とは絶対値の差は前記のφ1とφ2やφ
3とφ4の場合と同じであるが、角度が15度の位相差が
あるのでこれらの磁束差△φ23は△φ12や△φ34に比べ
て大きい値になる。二次巻数の巻数が△結線が12、 結線が7とすると、△φ12や△φ34の値は前記のごとく
φ1やφ2に対して1%程度であるが、△φ23は26%と
なる。
第1図の構成を採らずに第6図のように24相整流を2
台の独立した鉄心で構成した場合は中間継鉄102に相当
する鉄心部分は第1図の上下の継鉄11,12の2本分とな
り、これらの継鉄に流れる磁束は鉄心脚に流れる磁束と
同じなので、その断面積は鉄心脚のそれと同じにとられ
るのが普通であるから、中間継鉄102を設けて2台の鉄
心を1台の鉄心にまとめるこの発明を適用することによ
り継鉄11もしくは12に使用したけい素鋼板が13%になっ
て87パーセントの節約になる。
台の独立した鉄心で構成した場合は中間継鉄102に相当
する鉄心部分は第1図の上下の継鉄11,12の2本分とな
り、これらの継鉄に流れる磁束は鉄心脚に流れる磁束と
同じなので、その断面積は鉄心脚のそれと同じにとられ
るのが普通であるから、中間継鉄102を設けて2台の鉄
心を1台の鉄心にまとめるこの発明を適用することによ
り継鉄11もしくは12に使用したけい素鋼板が13%になっ
て87パーセントの節約になる。
この発明では4つの三相巻線群を1台の三相鉄心にま
とめたものであり、上の2つの三相巻線群である三相巻
線群1,2の一次巻線の結線が同じで、二次巻線が異なる
構成であり、下の三相巻線群である三相巻線群3,4は上
の2つの三相巻線1,2に対して一次巻線の結線が異なる
という例であるが、この実施例とは別にこれら4つの三
相巻線群の二次巻線が全て同じ△結線で一次巻線が全て
異なりそれぞれが15度づつ異なる位相差を生ずるような
移相巻線を有するという結線の場合にもこの発明を適用
することができる。この場合にはそれぞれの三相巻線群
が生起する磁束のベクトルは第3図のようになり、3つ
の中間継鉄が全て同じ断面積を有するものになり、その
断面積は鉄心脚面積の26%と第1図の中間継鉄201と同
じ断面積となる。
とめたものであり、上の2つの三相巻線群である三相巻
線群1,2の一次巻線の結線が同じで、二次巻線が異なる
構成であり、下の三相巻線群である三相巻線群3,4は上
の2つの三相巻線1,2に対して一次巻線の結線が異なる
という例であるが、この実施例とは別にこれら4つの三
相巻線群の二次巻線が全て同じ△結線で一次巻線が全て
異なりそれぞれが15度づつ異なる位相差を生ずるような
移相巻線を有するという結線の場合にもこの発明を適用
することができる。この場合にはそれぞれの三相巻線群
が生起する磁束のベクトルは第3図のようになり、3つ
の中間継鉄が全て同じ断面積を有するものになり、その
断面積は鉄心脚面積の26%と第1図の中間継鉄201と同
じ断面積となる。
また、第1図の実施例に対して三相巻線群3と4とを
入れ換えた構成としても中間継鉄201を通る磁束△φ23
の値が僅か異なるだけで実質的には殆んど変わらない。
入れ換えた構成としても中間継鉄201を通る磁束△φ23
の値が僅か異なるだけで実質的には殆んど変わらない。
三相巻線群の数は4つと限る必要はなく、第5図の2
つの三相巻線群の二次巻線の結線が同じで一次巻線の結
線が異なることにより2つの三相巻線群が生起する磁束
が異なる場合にも適用できるが、この場合の鉄心と巻線
群の構成は第4図と類似であるが、中間継鉄の断面積が
第5図の結線では鉄心脚のそれの1%以上あればよいの
に対して、一次巻線の結線の違いが15度の位相差を生ず
るような移相巻線の存在の違いであるとすると前記のよ
うにこのときの中間継鉄の断面積は鉄心脚のそれの26%
を必要とすることになる。
つの三相巻線群の二次巻線の結線が同じで一次巻線の結
線が異なることにより2つの三相巻線群が生起する磁束
が異なる場合にも適用できるが、この場合の鉄心と巻線
群の構成は第4図と類似であるが、中間継鉄の断面積が
第5図の結線では鉄心脚のそれの1%以上あればよいの
に対して、一次巻線の結線の違いが15度の位相差を生ず
るような移相巻線の存在の違いであるとすると前記のよ
うにこのときの中間継鉄の断面積は鉄心脚のそれの26%
を必要とすることになる。
この発明は前述のように、鉄心脚に生起する磁束の異
なる複数の三相巻線群を1台の三相鉄心に軸方向に異な
る位置に巻装し、隣接する三相巻線群間の軸方向間隙に
隣接する鉄心脚を磁気的に連結する中間継鉄を設けるこ
とにより前記隣接三相巻線群間が生起する磁束の差がこ
の中間継鉄を通るようにしたことにより、二次巻線の発
生電圧に位相差を持たせて多相整流をするために一次巻
線に移相巻線を設けて鉄心脚に生ずる磁束に移相差をつ
けた三相巻線群に対して異なる磁束の位相差を考慮して
2つの磁束の差をベクトル差として求めこのベクトル差
として求められた磁束差を通すに足る断面を持つ中間継
鉄の断面積を設定することにより、位相差の異なる磁束
を生起する複数の三相巻線群をも1台の三相鉄心にまと
めることができる。
なる複数の三相巻線群を1台の三相鉄心に軸方向に異な
る位置に巻装し、隣接する三相巻線群間の軸方向間隙に
隣接する鉄心脚を磁気的に連結する中間継鉄を設けるこ
とにより前記隣接三相巻線群間が生起する磁束の差がこ
の中間継鉄を通るようにしたことにより、二次巻線の発
生電圧に位相差を持たせて多相整流をするために一次巻
線に移相巻線を設けて鉄心脚に生ずる磁束に移相差をつ
けた三相巻線群に対して異なる磁束の位相差を考慮して
2つの磁束の差をベクトル差として求めこのベクトル差
として求められた磁束差を通すに足る断面を持つ中間継
鉄の断面積を設定することにより、位相差の異なる磁束
を生起する複数の三相巻線群をも1台の三相鉄心にまと
めることができる。
その結果、従来技術では2台の整流器用変圧器で構成
していた多相整流装置を1台の整流器用変圧器で構成す
ることができ、また、2台の鉄心で構成していたものを
1台の鉄心で構成することができるので、鉄心脚と同一
の断面積を有する2本の継鉄の代わりに鉄心脚よりはる
かに断面積の小さい1本の中間継鉄にすることができる
ので、鉄心材料としてのけい素鋼板の使用量を低減でき
整流器用変圧器全体としての重量やひいては価格が低減
するという効果が生ずる。
していた多相整流装置を1台の整流器用変圧器で構成す
ることができ、また、2台の鉄心で構成していたものを
1台の鉄心で構成することができるので、鉄心脚と同一
の断面積を有する2本の継鉄の代わりに鉄心脚よりはる
かに断面積の小さい1本の中間継鉄にすることができる
ので、鉄心材料としてのけい素鋼板の使用量を低減でき
整流器用変圧器全体としての重量やひいては価格が低減
するという効果が生ずる。
第1図はこの発明の実施例を示す立面図、第2図は第1
図のそれぞれの三相巻線群が生起する磁束のベクトル
図、第3図は別の実施例の磁束のベクトル図、第4図は
従来の整流器用変圧器鉄心と巻線の立面図、第5図は第
4図の巻線の結線図、第6図は24相整流の巻線の結線図
である。 1,2,3,1A,2A,1B,2B,3B,4B……三相巻線群、1U,1V,1W,2
U,2V,2W,3U,3V,3W,1UA,1VA,1WA,2UA,2VA,2WA……巻線
群、11A,21A……一次巻線、11A,12A,13A,21A,22A,23A…
…二次巻線、10,10A,10B,20B……三相鉄心、10U,10V,10
W……鉄心脚、11……上部継鉄、12……下部継鉄、101、
201,301,101A,101B,201B……中間継鉄。
図のそれぞれの三相巻線群が生起する磁束のベクトル
図、第3図は別の実施例の磁束のベクトル図、第4図は
従来の整流器用変圧器鉄心と巻線の立面図、第5図は第
4図の巻線の結線図、第6図は24相整流の巻線の結線図
である。 1,2,3,1A,2A,1B,2B,3B,4B……三相巻線群、1U,1V,1W,2
U,2V,2W,3U,3V,3W,1UA,1VA,1WA,2UA,2VA,2WA……巻線
群、11A,21A……一次巻線、11A,12A,13A,21A,22A,23A…
…二次巻線、10,10A,10B,20B……三相鉄心、10U,10V,10
W……鉄心脚、11……上部継鉄、12……下部継鉄、101、
201,301,101A,101B,201B……中間継鉄。
Claims (2)
- 【請求項1】一対の三角結線された二次巻線と、一次巻
線とからなる巻線群と、一対の星形結線された二次巻線
と、一次巻線とからなる巻線群、とからなる2組の三相
巻線群が、それぞれ同一の鉄心脚に軸方向に積み重ねら
れ、前記2組の三相巻線群の間の鉄心脚に中間継鉄を有
する三相鉄心からなる第1と第2の構成部を有する整流
器用変圧器であって、第2の構成部の巻線群の一次巻線
が、第1の構成部の一次巻線と15度の位相差を有するよ
うに構成され、前記第1及び第2の構成部の一方の上部
継鉄部と他方の下部継鉄部とが、少なくとも前記第1と
第2の構成部の三相巻線群が生起する磁束の差を吸収す
る断面積を有する共通の中間継鉄部と成ることを特徴と
する整流器用変圧器。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、二次巻線が誘起する電圧の絶対値が同一であること
を特徴とする整流器用変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63001511A JPH0834158B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 整流器用変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63001511A JPH0834158B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 整流器用変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01179405A JPH01179405A (ja) | 1989-07-17 |
| JPH0834158B2 true JPH0834158B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=11503508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63001511A Expired - Lifetime JPH0834158B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 整流器用変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834158B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12567530B2 (en) | 2018-05-07 | 2026-03-03 | Hitachi Energy Ltd | Intermediate yoke for a power transformer and power transformer |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5182535A (en) * | 1989-12-19 | 1993-01-26 | Dhyanchand P John | Summing transformer core for star-delta inverter having a separate secondary winding for each primary winding |
| US5355296A (en) * | 1992-12-10 | 1994-10-11 | Sundstrand Corporation | Switching converter and summing transformer for use therein |
| JP4744190B2 (ja) * | 2005-05-18 | 2011-08-10 | スミダコーポレーション株式会社 | 多出力高圧トランス |
| EP1749690A1 (en) * | 2005-08-03 | 2007-02-07 | ABB Technology AG | Transformer arrangement and multilevel converter |
| CN102568766A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-07-11 | 保定天威集团(江苏)五洲变压器有限公司 | 一种共轭式整流变压器装置 |
| EP3043362A1 (en) * | 2015-01-07 | 2016-07-13 | ABB Technology AG | Voltage-regulation-transformer |
| CN108364762A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-08-03 | 苏州汇川技术有限公司 | 移相整流变压器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0419992Y2 (ja) * | 1986-04-15 | 1992-05-07 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP63001511A patent/JPH0834158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12567530B2 (en) | 2018-05-07 | 2026-03-03 | Hitachi Energy Ltd | Intermediate yoke for a power transformer and power transformer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01179405A (ja) | 1989-07-17 |
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