JPH0834159B2 - リアクトル付トランス - Google Patents
リアクトル付トランスInfo
- Publication number
- JPH0834159B2 JPH0834159B2 JP1162117A JP16211789A JPH0834159B2 JP H0834159 B2 JPH0834159 B2 JP H0834159B2 JP 1162117 A JP1162117 A JP 1162117A JP 16211789 A JP16211789 A JP 16211789A JP H0834159 B2 JPH0834159 B2 JP H0834159B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- reactor
- coils
- iron core
- transformer
- Prior art date
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はリアクトルを内蔵したトランスに関するも
のである。
のである。
〔従来の技術〕 第4図及び第5図は例えば昭和57年12月10日オーム社
発行「電子回路のノイズ技術」(山崎著)の第114頁に
示されている電源より流入するノイズを低減するための
リアクトルを内蔵したトランスの電気回路図及び構造図
を示す。図において、鉄心15にはシールド板16及び17に
囲まれた1次コイル18及び2次コイル19が夫々別の脚に
挿入されている。
発行「電子回路のノイズ技術」(山崎著)の第114頁に
示されている電源より流入するノイズを低減するための
リアクトルを内蔵したトランスの電気回路図及び構造図
を示す。図において、鉄心15にはシールド板16及び17に
囲まれた1次コイル18及び2次コイル19が夫々別の脚に
挿入されている。
この用な構造のトランスにおいて、1次コイル18の端
子U−Vより侵入したノイズは、2次コイル19に伝搬す
るが鉄心の別脚に夫々1次,2次コイルが巻回されている
ため、漏れ磁束を生じやすい、即ち等価的にはリアクト
ルを内蔵したことになり、出力端子u−v間では減少す
る。シールド板16及び17はコイル18及び19の静電シール
ド板である。
子U−Vより侵入したノイズは、2次コイル19に伝搬す
るが鉄心の別脚に夫々1次,2次コイルが巻回されている
ため、漏れ磁束を生じやすい、即ち等価的にはリアクト
ルを内蔵したことになり、出力端子u−v間では減少す
る。シールド板16及び17はコイル18及び19の静電シール
ド板である。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来のトランスは、以上の構造であるので高周波のノ
イズは低減するが、これを商用周波数の電源トランスと
して使用した場合、1次,2次間の結合が悪いためその電
圧降下が大きくなり、電圧変動率の大きなものとなり、
負荷にとって好ましくないという課題があった。
イズは低減するが、これを商用周波数の電源トランスと
して使用した場合、1次,2次間の結合が悪いためその電
圧降下が大きくなり、電圧変動率の大きなものとなり、
負荷にとって好ましくないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、商用周波数の電源トランスとしては電圧変動
率の少ない、且つ高周波ノイズに対してはそれを阻止す
る能力を有するリアクトル付トランスを得ることを目的
とする。
たもので、商用周波数の電源トランスとしては電圧変動
率の少ない、且つ高周波ノイズに対してはそれを阻止す
る能力を有するリアクトル付トランスを得ることを目的
とする。
この発明に係るリアクトル付トランスは、トランス用
鉄心とその鉄心脚に巻回された1次コイル及び2次コイ
ルと、鉄心脚に巻回されその一端をU相の入力端子とし
他の一端を1次コイルのU相に接続したU相側リアクト
ルコイルと、鉄心脚に巻回されその一端をV相の入力端
子とし他の一端を上記1次コイルのV相に接続すると共
に、U相側リアクトルコイルとコモン入力モードに対し
て同極性になるよう形成されたV相側リアクトルコイル
を備えたものである。
鉄心とその鉄心脚に巻回された1次コイル及び2次コイ
ルと、鉄心脚に巻回されその一端をU相の入力端子とし
他の一端を1次コイルのU相に接続したU相側リアクト
ルコイルと、鉄心脚に巻回されその一端をV相の入力端
子とし他の一端を上記1次コイルのV相に接続すると共
に、U相側リアクトルコイルとコモン入力モードに対し
て同極性になるよう形成されたV相側リアクトルコイル
を備えたものである。
この発明におけるリアクトルは、高周波に対しては大
きなインピダンスを生じるため高周波ノイズを低減さ
せ、商用周波数に対してはリアクトルのインピダンスは
小さいためそれによる電圧降下は小さく、従って、電圧
変動率の少ないものとなる。
きなインピダンスを生じるため高周波ノイズを低減さ
せ、商用周波数に対してはリアクトルのインピダンスは
小さいためそれによる電圧降下は小さく、従って、電圧
変動率の少ないものとなる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の電気回路図である。鉄心1に巻回さ
れた1次コイル2及び2次コイル3を有し、商用周波電
源を電圧変換する。内鉄型の場合、鉄心1の両脚に1次
コイル2を直列または並列に接続し、結合を密にして電
圧変動率を小さくするために、この1次コイル2に重ね
合わせて、2次コイル3を券回する。第2図のコイル13
および14が1次コイルに相当し、コイル21および22が2
次コイル3に相当する。第2図のコイル14はコイル13と
全く同じ構成のもので、鉄心1のコイル13の挿入された
脚とは別脚に挿入しコイル13と直列又は並列に接続でさ
れている。コイル9,10,11,12は第1図のリアクトル5及
び6の作用を行うもので、コイル13及び14に対して対称
な位置(例では上下)に配置する。コイル9〜12は高周
波ノイズを低減するに要するインダクタンスになる巻回
とし、これにはシールドを施す。図中出力端子u−vは
省略してある。7,8はコイル5,6の静電シールド板であ
る。
れた1次コイル2及び2次コイル3を有し、商用周波電
源を電圧変換する。内鉄型の場合、鉄心1の両脚に1次
コイル2を直列または並列に接続し、結合を密にして電
圧変動率を小さくするために、この1次コイル2に重ね
合わせて、2次コイル3を券回する。第2図のコイル13
および14が1次コイルに相当し、コイル21および22が2
次コイル3に相当する。第2図のコイル14はコイル13と
全く同じ構成のもので、鉄心1のコイル13の挿入された
脚とは別脚に挿入しコイル13と直列又は並列に接続でさ
れている。コイル9,10,11,12は第1図のリアクトル5及
び6の作用を行うもので、コイル13及び14に対して対称
な位置(例では上下)に配置する。コイル9〜12は高周
波ノイズを低減するに要するインダクタンスになる巻回
とし、これにはシールドを施す。図中出力端子u−vは
省略してある。7,8はコイル5,6の静電シールド板であ
る。
入力端子U−Vより侵入したコモンモードの高周波ノ
イズはコイル9〜12に侵入するがこれらのコイルのリア
クトル作用のために阻止される。コイル9〜12はコイル
13及び14をかかえ込むように対称に上下に配置されてい
るためにその効果は大となる。商用周波数では同相巻の
極性のためコイル9〜12のインピーダンスは小さくその
電圧降下はない。
イズはコイル9〜12に侵入するがこれらのコイルのリア
クトル作用のために阻止される。コイル9〜12はコイル
13及び14をかかえ込むように対称に上下に配置されてい
るためにその効果は大となる。商用周波数では同相巻の
極性のためコイル9〜12のインピーダンスは小さくその
電圧降下はない。
ここで、コモンモードの高周波ノイズが低減される理
由を、さらに、図3を参照して説明する。
由を、さらに、図3を参照して説明する。
いま、鉄心1に巻回されている各コイルの巻き方向が
図3に示すようなものとする。まず、入力端子UよりV
にコモンモードの周波数ノイズを含まない正常な電流と
して実線の矢印で示すようなI1なる電流が流れたとする
と、コイル9,10にはそれぞれ1/2・I1の電流が流れ、鉄
心脚に生じる磁束φ9,φ10は実線の矢印で示すように上
向きとなる。この電流はコイル13を通ってこれに直列に
接続されたコイル14を流れ、次にコイル11,12に並列に
それぞれ1/2ずつ流れる。そして、コイル11,12を流れる
電流によって鉄心脚に生じる磁束φ11,φ12は実線の矢
印で示すように上向きとなるため、上述のコイル9,10を
流れる電流によって鉄心脚に生じる磁束φ9,φ10(上向
き)と打ち消し合うことになり、インダクタンスは0と
なる。
図3に示すようなものとする。まず、入力端子UよりV
にコモンモードの周波数ノイズを含まない正常な電流と
して実線の矢印で示すようなI1なる電流が流れたとする
と、コイル9,10にはそれぞれ1/2・I1の電流が流れ、鉄
心脚に生じる磁束φ9,φ10は実線の矢印で示すように上
向きとなる。この電流はコイル13を通ってこれに直列に
接続されたコイル14を流れ、次にコイル11,12に並列に
それぞれ1/2ずつ流れる。そして、コイル11,12を流れる
電流によって鉄心脚に生じる磁束φ11,φ12は実線の矢
印で示すように上向きとなるため、上述のコイル9,10を
流れる電流によって鉄心脚に生じる磁束φ9,φ10(上向
き)と打ち消し合うことになり、インダクタンスは0と
なる。
また、コイル13を流れる電流によって鉄心脚に生じる
磁束φ13は実線の矢印で示すように下向きとなり、一方
コイル14を流れる電流によって鉄心脚に生じる磁束φ14
は実線の矢印で示すように上向きとなるため、互いに強
め合い、通常のトランスの1次コイルとして作用するこ
とになる。
磁束φ13は実線の矢印で示すように下向きとなり、一方
コイル14を流れる電流によって鉄心脚に生じる磁束φ14
は実線の矢印で示すように上向きとなるため、互いに強
め合い、通常のトランスの1次コイルとして作用するこ
とになる。
次に、コモンモードの高周波ノイズを含む破線の矢印
で示すようなI2なる電流が入力端子U,Vより流入した場
合、コイル9,10にはそれぞれ1/2・I2の電流が流れ、鉄
心脚に生じる磁束φ9,φ10は破線の矢印で示すように上
向きとなり、一方、コイル11,12にもそれぞれ1/2・I2の
電流が流れ、鉄心脚に生じる磁束φ11,φ12は破線の矢
印で示すように下向きとなり、互いに強め合い、所定の
インダクタンスを有する。このインダクタンスがコモン
モードリアクトルとして作用し、これによりコモンモー
ドの高周波ノイズが低減されることになる。
で示すようなI2なる電流が入力端子U,Vより流入した場
合、コイル9,10にはそれぞれ1/2・I2の電流が流れ、鉄
心脚に生じる磁束φ9,φ10は破線の矢印で示すように上
向きとなり、一方、コイル11,12にもそれぞれ1/2・I2の
電流が流れ、鉄心脚に生じる磁束φ11,φ12は破線の矢
印で示すように下向きとなり、互いに強め合い、所定の
インダクタンスを有する。このインダクタンスがコモン
モードリアクトルとして作用し、これによりコモンモー
ドの高周波ノイズが低減されることになる。
このようにして、コイル9と10または11と12を対称的
に配置することにより、コイル9,10の漏れ磁束に対する
コイル13への影響あるいはコイル11,12漏れ磁束に対す
るコイル14への影響が小さくなり、より効果が大きくな
る。
に配置することにより、コイル9,10の漏れ磁束に対する
コイル13への影響あるいはコイル11,12漏れ磁束に対す
るコイル14への影響が小さくなり、より効果が大きくな
る。
なお、上記実施例では、両脚にコイルを設けたが、一
方のみでもよい。(例えば外鉄形など)この場合はリア
クトルコイル9がU相側、10がV相側として接続すれば
よい。
方のみでもよい。(例えば外鉄形など)この場合はリア
クトルコイル9がU相側、10がV相側として接続すれば
よい。
また、第2図の場合、コイルは9として11のみで10,1
2はなくしてもよい。また、コイル9,10はコイル13の両
端に巻かなくてもいずれか一方の側に巻いてもよく、こ
れはコイル14側でも同様である。
2はなくしてもよい。また、コイル9,10はコイル13の両
端に巻かなくてもいずれか一方の側に巻いてもよく、こ
れはコイル14側でも同様である。
以上のように、この発明によれば商用周波数の電圧コ
イルとノイズ低減用のリアクトル使用のコイルを分離
し、リアクトル作用のコイルをコモンモードノイズ除去
用の極性に結線したため、コモンモードノイズを低減し
且つ商用周波電源は電圧変動率の小さい特性の良好なリ
アクトル付トランスが得られる効果がある。
イルとノイズ低減用のリアクトル使用のコイルを分離
し、リアクトル作用のコイルをコモンモードノイズ除去
用の極性に結線したため、コモンモードノイズを低減し
且つ商用周波電源は電圧変動率の小さい特性の良好なリ
アクトル付トランスが得られる効果がある。
第1図は本発明のリアクトル付トランスの一実施例を示
す電気回路図、第2図は本発明のリアクトル付トランス
の一実施例を示す構造図、第3図は本発明のリアクトル
付トランスの一実施例におけるコモンモードの高周波ノ
イズの低減について説明するための図、第4図及び第5
図は従来のリアクトル付トランスの電気回路図及び構造
図である。 図において、1は鉄心、2は1次コイル、3は2次コイ
ル、5はリアクトル、9〜14はコイルである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
す電気回路図、第2図は本発明のリアクトル付トランス
の一実施例を示す構造図、第3図は本発明のリアクトル
付トランスの一実施例におけるコモンモードの高周波ノ
イズの低減について説明するための図、第4図及び第5
図は従来のリアクトル付トランスの電気回路図及び構造
図である。 図において、1は鉄心、2は1次コイル、3は2次コイ
ル、5はリアクトル、9〜14はコイルである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】トランス用鉄心とその鉄心脚に巻回された
1次コイル及び2次コイルと、上記鉄心脚に巻回されそ
の一端をU相の入力端子とし他の一端を上記1次コイル
のU相に接続したU相側リアクトルコイルと、上記鉄心
脚に巻回されその一端をV相の入力端子とし他の一端を
上記1次コイルのV相に接続すると共に、上記U相側リ
アクトルコイルとコモンモード入力に対して同極性にな
るよう形成されたV相側リアクトルコイルを備えたリア
クトル付トランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1162117A JPH0834159B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | リアクトル付トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1162117A JPH0834159B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | リアクトル付トランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0327507A JPH0327507A (ja) | 1991-02-05 |
| JPH0834159B2 true JPH0834159B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15748364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1162117A Expired - Lifetime JPH0834159B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | リアクトル付トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834159B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020170499A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | 株式会社明電舎 | 絶縁変圧器 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP1162117A patent/JPH0834159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0327507A (ja) | 1991-02-05 |
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