JPH0834363A - 無段変速駆動車両における操舵制御装置 - Google Patents

無段変速駆動車両における操舵制御装置

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JPH0834363A
JPH0834363A JP7095606A JP9560695A JPH0834363A JP H0834363 A JPH0834363 A JP H0834363A JP 7095606 A JP7095606 A JP 7095606A JP 9560695 A JP9560695 A JP 9560695A JP H0834363 A JPH0834363 A JP H0834363A
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Masakatsu Takano
昌克 高野
Katsuhisa Ichikawa
勝久 市川
Kazunari Irikita
一成 入来
Takeshi Kawabata
剛 川畑
Kenji Kuroiwa
堅治 黒岩
Tsutomu Inui
勉 乾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右の駆動輪の回転数を変化させることによ
り操舵を行う車両において、車速が変化しても常に最適
の操舵特性が得られるようにする。 【構成】 作業車両1はステアリングハンドル8により
操舵される前輪Wfと、静油圧式無段変速機を内装した
トランスミッションTを介して駆動される後輪Wrとを
備える。トランスミッションTを変速制御する変速操作
装置Mは、チェンジレバー10の操作により左右の後輪
Wrを同一回転数で増減速するとともに、ステアリング
ハンドル8の操作により左右の後輪Wrに回転数差を発
生させる。ステアリングハンドル8の操作に基づく操舵
特性はチェンジレバー10により設定される車速に応じ
て変化し、これにより車速が変化しても適切な操舵特性
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静油圧式無段変速機、
ベルト式無段変速機、コーン式無段変速機、摩擦式無段
変速機等の無段変速機を左右一対備え、左右の無段変速
機を左右の駆動輪にそれぞれ接続して駆動することによ
り車速制御及び操舵を行う無段変速駆動車両における操
舵制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる無段変速駆動車両における操舵制
御装置は、特公昭57−25428号公報、実公昭49
−38826号公報、特開昭57−950号公報、実公
昭40−31219号公報により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の旋回
時における操舵特性には、旋回内輪速度及び旋回外輪速
度が旋回半径に見合った所定の比を持って内外両輪に何
れもスリップ傾向が発生しないニュートラルステア状
態、ニュートラルステア状態よりも旋回内輪速度が勝っ
たアンダーステア状態、ニュートラルステア状態よりも
旋回外輪速度が勝ったオーバーステア状態、旋回内輪速
度が0になる信地旋回状態等がある。
【0004】しかしながら、上記従来のものは操舵角設
定手段の操作に基づいて設定される操舵特性が変更不能
であるため、車速の変化に伴って常に良好な操舵特性を
得ることができない問題がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
であって、車速の変化に伴って常に良好な操舵特性を得
ることが可能な無段変速駆動車両における操舵制御装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、一対の無段変速機に
左右の駆動輪をそれぞれ接続し、車速を設定する車速設
定手段の操作に基づいて一対の無段変速機の出力回転数
を実質的に同一回転数で増減速するとともに、操舵角を
設定する操舵角設定手段の操作に基づいて一対の無段変
速機の出力回転数を相互に異なる回転数で増減速するこ
とにより、左右の駆動輪速度を変化させて車速制御及び
操舵を行う無段変速駆動車両において、操舵角設定手段
の操作に基づく一対の無段変速機の増減速特性を車速に
応じて切り換える操舵特性切換手段を備えたことを特徴
とする。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、操舵角の増加に応じて両駆動輪速度
の偏差が増加するとともに旋回内側駆動輪速度が減少す
ることを特徴とする。
【0008】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、車速が所定値を越えたとき、操舵角
の全域に亘って両駆動輪速度がニュートラルステア状態
に保持されることを特徴とする。
【0009】また請求項4に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、車速が所定値以下のとき、操舵角の
増加に応じて旋回内側駆動輪が停止して信地旋回が行わ
れる運転領域を有することを特徴とする。
【0010】また請求項5に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、高車速時には両駆動輪速度の偏差が
小さく設定され、且つ低車速時には両駆動輪速度の偏差
が大きく設定されることを特徴とする。
【0011】また請求項6に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、車速が所定値以下のとき、操舵角が
所定値を越えると両駆動輪速度がオーバーステア状態に
なり、このオーバーステア状態において旋回外側駆動輪
速度が増加するとともに旋回内側駆動輪速度が減少する
ことを特徴とする。
【0012】また請求項7に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、操舵角が所定値以下のとき、両駆動
輪速度が実質的に同一速度に設定されることを特徴とす
る。
【0013】また請求項8に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、車速が所定値以下のとき、所定値以
上の操舵角の範囲内に両駆動輪速度がニュートラルステ
ア状態になるニュートラルステアポイントを有すること
を特徴とする。
【0014】また請求項9に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、車体の略中央部に配置したシート
と、車体の後部に昇降自在に配置した作業機と、シート
及び作業機間に配置したエンジンとを備え、最も高い位
置に上昇させた作業機の上端を、エンジンに設けたマフ
ラーの上端よりも低く設定したことを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。
【0016】図1〜図20は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は作業車両の全体側面図、図2は図1の2
方向矢視図、図3は図1の要部拡大図、図4は図1の要
部拡大図、図5は図2の要部拡大図、図6は図2の要部
拡大図、図7は図4の要部拡大図、図8は図7の8−8
線断面図、図9は図8の要部拡大図、図10は図8の要
部拡大図、図11は図7の11−11線断面図、図12
は油圧回路図、図13は図6の13−13線拡大断面
図、図14は図13の14−14線断面図、図15は図
13の15方向矢視図、図16は図13の16−16線
断面図、図17は図13の17−17線断面図、図18
は作用の説明図、図19はステアリング切れ角と車輪速
比との関係を示すグラフ、図20はステアリング切れ角
及び車速に応じた操舵特性を示すグラフである。
【0017】図1及び図2に示すように、従動輪として
の左右一対の前輪Wf及び駆動輪としての左右一対の後
輪Wrを有する乗用型の作業車両1は、車体前後方向に
延びる左右一対のサイドフレーム2,2と、車体左右方
向に延びて両サイドフレーム2,2間を接続する5本の
クロスフレーム31 〜35 とよりなる車体フレームFを
備える。車体フレームFの前部にはフロアパネル4、ハ
ンドルポスト5及びシートベース6が装着され、シート
ベース6上に乗員が座乗するシート7が設けられる。ハ
ンドルポスト5の上部には左右の前輪Wfを操舵すると
ともに、後述する静油圧式無段変速機を介して左右の後
輪Wrに回転数差を発生させるためのステアリングハン
ドル8が設けられる。ハンドルポスト5の左側には後述
する作業機への動力伝達を制御するテンションクラッチ
をON/OFFするためのクラッチレバー9が設けら
れ、またシート7の右側には作業車両1を前後進させる
ためのチェンジレバー10が設けられる。
【0018】前記ステアリングハンドル8は本発明の操
舵角設定手段を構成し、チェンジレバー10は本発明の
車速設定手段を構成する。
【0019】車体後部上面には単気筒4サイクルエンジ
ンEが、そのクランク軸11を車体左右方向に向け、且
つシリンダ12を後方斜め上方に向けた状態で搭載され
る。エンジンEの上部には、燃料タンク13、エアクリ
ーナ14A及びマフラー14Mが支持される。エンジン
Eの下部には、該エンジンEの駆動力を油圧に変換して
左右の後輪Wrを駆動するトランスミッションTが搭載
される。シート7の下部に搭載された変速操作装置M
は、左右の後輪Wrの回転数を独立に制御すべく前記ス
テアリングハンドル8の操作及びチェンジレバー10の
操作をミキシングしてトランスミッションTに伝達す
る。車体後端にはエンジンEにより駆動されるロータリ
作業機Rが接続される。
【0020】図3及び図5から明らかなように、ステア
リングハンドル8に接続されたステアリングシャフト2
1の下端にピニオン22が固着されており、枢軸23に
より軸支されたセクタギヤ24が前記ピニオン22に噛
合する。左右の前輪Wfを軸支する左右のナックル25
L ,25R はL字状に形成されており、クロスフレーム
2 の下部に段付きボルト39を介して左右揺動自在に
枢支されたプレート40の左右両端部に設けたガイド筒
26,26に首振り自在に支持される。ナックル2
L ,25R に各々固設された左右のナックルアーム2
L ,27R がタイロッド28で相互に接続されるとと
もに、左側のナックルアーム27L と前記セクタギヤ2
4とがステアリングロッド29で相互に接続される。
【0021】而して、ステアリングハンドル8を操作す
ると、ステアリングシャフト21、ピニオン22、セク
タギヤ24、ステアリングロッド29、左側のナックル
アーム27L 及び左側のナックル25L を介して左側の
前輪Wfが操舵され、更に左側のナックルアーム27L
からタイロッド28、右側のナックルアーム27R 及び
右側のナックル25R を介して右側の前輪Wfが操舵さ
れる。尚、ステアリングハンドル8のステアリング切れ
角の最大値は左右各200°であり、ステアリング切れ
角が200°であるときに旋回外側の前輪Wfの操舵角
は50°になるように設定される。
【0022】図4及び図6から明らかなように、チェン
ジレバー10は車体左右方向に延びる枢軸30を介して
前後左右揺動自在に枢支される。チェンジレバー10が
ニュートラル位置Nにあるとき作業車両1は停止してお
り、チェンジレバー10をニュートラル位置から前方に
揺動させると作業車両1は0km/h〜+7.5km/
hで前進走行する。前方揺動角が14°のときにチェン
ジレバー10は作業時トップ位置F1 になって車速は+
2.5km/hになり、前方揺動角が42°のときにチ
ェンジレバー10は走行時トップ位置F2 になって車速
は+7.5km/hになる。チェンジレバー10をニュ
ートラル位置から後方に揺動させると作業車両1は0k
m/h〜−3.5km/hで後進走行し、後方揺動角が
20°のときにチェンジレバー10は後進時トップ位置
Rになって車速は−3.5km/hになる。
【0023】尚、前進走行時の最大車速の+7.5km
/h及び後進走行時の最大車速−3.5km/hは任意
に変更可能であり、例えば前進走行時及び後進走行時の
最大車速を前記値より遅く設定しても良い。
【0024】次に、図7〜図12に基づいてエンジンE
の駆動力を左右の後輪Wrに伝達するトランスミッショ
ンTの構造を説明する。
【0025】図7及び図8において、トランスミッショ
ンTはミッションケース102と、このミッションケー
ス102の左右側面にそれぞれ取付けられる一対の静油
圧式無段変速機103L ,103R と、ミッションケー
ス102内に配設される減速装置104と、ミッション
ケース102の左右側壁をそれぞれ貫通する一対の車軸
106L ,106R とを備え、これら車軸106L ,1
06R の外端に左右の後輪Wrがそれぞれ取付けられ
る。
【0026】ミッションケース102は、車軸10
L ,106R の軸線と直交する平面上で分割された左
ケース半体102L 及び右ケース半体102R の開放端
相互をボルト105…により分離可能に接合して構成さ
れる。左ケース半体102L の外側面は、その上半部よ
りも下半部が外方へ大きく突出してその間に段部109
を形成しており、これに対し右ケース半体102R の外
側面は全体に亘り略平坦に形成される。このようにし
て、ミッションケース102は、段部109を挟んで上
方に狭幅部102A 、下方に広幅部102B を備え、そ
の狭幅部102A の左右側面に一対の静油圧式無段変速
機103L ,103R が取付けられる。
【0027】左右の車軸106L ,106R は、ミッシ
ョンケース102の広幅部102Bの左右両側壁に装着
されたベアリング155,155により、筒状のアクス
ルケース154L ,154R の内部に支承される。
【0028】図7及び図9に示すように、左右の静油圧
式無段変速機103L ,103R は同一構造のものを対
称的に配置したものである。各静油圧式無段変速機10
L,103R は、同側のケース半体102L ,102
R の外側面に分離可能にボルト結合された分配板110
と、この分配板110にボルト結合されたハウジング1
11と、このハウジング111内に配設される油圧ポン
プ112及び油圧モータ113とを備えている。油圧ポ
ンプ112は、分配板110を貫通するポンプ軸114
と、このポンプ軸114にスプライン結合されて分配板
110に回転摺動自在に密接するポンプシリンダ115
…と、ポンプ軸114を囲む環状の配列状態でポンプシ
リンダ115…に摺動自在に嵌装された多数のポンププ
ランジャ116…と、これらポンププランジャ116…
の外端に当接するポンプ斜板117と、その背面をスラ
ストベアリング118を介して支承する斜板ホルダ11
9とから構成され、その斜板ホルダ119は、軸線がポ
ンプ軸114の軸線と直交する一対のトラニオン軸12
0を介してハウジング111に支承されており、ポンプ
斜板117をポンプ軸114と直交する直立位置(ニュ
ートラル位置)を経て一方の最大傾斜位置(前進時トッ
プ位置)と他方の最大傾斜位置(後進時トップ位置)と
の間で傾動させ得るようになっている。左右の各斜板ホ
ルダ119のトラニオン軸120の外端には変速アーム
249L ,249R が固着され、この変速アーム249
L ,249R を回動することにより、各ポンプ斜板11
7の角度を調節することができる。
【0029】他方、油圧モータ113は、分配板110
を貫通するモータ軸121と、このモータ軸121にス
プライン結合されて分配板110に回転摺動自在に密接
するモータシリンダ122…と、モータ軸121を囲む
環状の配列状態でモータシリンダ122…に摺動自在に
嵌装された多数のモータプランジャ123…と、これら
モータプランジャ123…の外端に当接するモータ斜板
124とから構成され、そのモータ斜板124の背面は
モータ軸121に対し一定角度傾斜した状態でハウジン
グ111にスラストベアリング125を介して支承され
る。
【0030】左右のポンプ軸114,114は狭幅部1
02a内でジョイント138により同軸に連結される。
一方、左右のモータ軸121,121は同軸上で相対回
転可能に配置される。
【0031】図12に示すように、各静油圧式無段変速
機103L ,103R において、油圧ポンプ112及び
油圧モータ113間は油圧閉回路126により相互に接
続される。油圧閉回路126には、その高圧側及び低圧
側間を接続するバイパス路127が設けられ、これにマ
ニュアル操作で開閉されるリリース弁128が介装され
る。油圧ポンプ112には、そのポンプ軸114により
駆動される作動油補給ポンプ129が連結される。この
作動油補給ポンプ129は油溜130から作動油を汲上
げて給油路131へ圧送するもので、その給油路131
は油圧閉回路126の高圧側及び低圧側にそれぞれ一方
向弁132,133を介して接続される。また給油路1
31は、必要に応じて、互いに並列関係のリリーフ弁1
34及び吸入弁135を介して油溜130に接続され
る。
【0032】而して、リリース弁128の閉鎖時、前記
ポンプ斜板117の前進側への傾斜状態で油圧ポンプ1
12を駆動すれば、油圧閉回路126を作動油が実線矢
印方向へ流れ、このときの油圧ポンプ112の容量と油
圧モータ113の容量との比を変速比として油圧モータ
113のモータ軸121は正転し、反対にポンプ斜板1
17が後進側へ傾斜していれば、油圧閉回路126を作
動油が点線矢印方向へ流れ、モータ軸121は逆転す
る。この間、油圧閉回路126に漏油を生じれは、その
ときの低圧側に対応する一方向弁132又は一方向弁1
33が開き、作動油補給ポンプ129から油圧閉回路1
26に作動油の補給が行われる。給油路131が一定値
以上に昇圧した場合には、リリーフ弁134が開いて給
油路131の過度の昇圧を防ぎ、またエンジンブレーキ
により油圧閉回路126において高圧側と低圧側とが急
激に反転した場合、その低圧側への作動油補給ポンプ1
29による作動油の補給が不足するときには、吸入弁1
35が開いて油溜130の油を該低圧側へ吸入させ、こ
れにより油圧閉回路126の空気の吸込みを防ぐことが
できる。
【0033】再び図9において、前記油溜130はミッ
ションケース102の両ケース半体102L ,102R
間に画成される。そして各分配板110の内側には、作
動油補給ポンプ129及び吸入弁135の各吸入口を追
って油溜130に浸漬されるオイルフィルタ136が装
着され、作動油補給ポンプ129及び吸入弁135に供
給すべき作動油を濾過するようになっている。
【0034】図9及び図10に示すように、減速装置1
04は、ミッションケース102の狭幅部102A 及び
広幅部102B にそれぞれ車軸106L ,106R と平
行に回転自在に支承される第1及び第2中間軸14
1 ,1402 と、左右のモータ軸121,121の内
端部にそれぞれ固着される左右一対の第1小歯車141
L,141R と、第1中間軸1401 にそれぞれ回転自
在に支承されて第1小歯車141L ,141R に噛合す
る左右一対の第1大歯車142L ,142R と、これら
第1大歯車142L ,142R の対向端にそれぞれ一体
に形成された左右一対の第2小歯車143L ,143R
と、第2中間軸1402 の、狭幅部102Aに臨む右端
部にキーまたはスプライン結合されて右第2小歯車14
R に噛合する右第2大歯車144R と、この右第2大
歯車144R の左側に隣接して第2中間軸1402 に回
転自在に支承され、左第2小歯車143L に噛合する左
第2大歯車144L と、この左第2大歯車144L の左
端にドグクラッチ145を介して連結し、第2中間軸1
402 に回転自在に支承される右最終小歯車146
R と、この右最終小歯車146R の左側で第2中間軸1
402 にキー又はスプライン結合されるクラッチ体14
7と、このクラッチ体147の左端にドグクラッチ14
8を介して連結し、第2中間軸1402 に回転自在に支
承される左最終小歯車146L と、左右の車軸10
L ,106R にスプライン結合して左右の最終小歯車
146L ,146R にそれぞれ噛合する左右一対の最終
大歯車149L ,149R とから構成される。右側の油
圧モータ113の駆動力は左側の車軸106 L に伝達さ
れ、左側の油圧モータ113の駆動力は右側の車軸10
R に伝達される。
【0035】図7及び図11に示すように、ミッション
ケース102の狭幅部102A には、第1中間軸140
1 に平行し、且つ互いに同軸の左右一対のブレーキ軸1
50 L ,150R が相対回転可能に支承され、これらブ
レーキ軸150L ,150Rには、前記第1大歯車14
L ,142R にそれぞれ噛合する一対のブレーキ歯車
151L ,151R が固着される。左右のブレーキ軸1
50L ,150R は、狭幅部102A の左右外側へそれ
ぞれ突出しており、これらにブレーキレバー153の回
動により作動するブレーキ装置152L ,152R がそ
れぞれ設けられる。
【0036】尚、ブレーキ歯車151L ,151R を第
1大歯車142L ,142R にそれぞれ噛合させる代わ
りに、そのブレーキ歯車151L ,151R を前記第2
大歯車144L ,144R にそれぞれ噛合させても良
い。
【0037】図4及び図6に示すように、左ケース半体
102L の前部から一方のポンプ軸114が外部に突出
する。エンジンEのクランク軸11に設けた変速機駆動
プーリ32と前記一方のポンプ軸114に設けた変速機
従動プーリ33とに無端ベルト34が巻き掛けられる。
枢軸35に枢支されてスプリング36により付勢された
テンションプーリ支持腕37の先端にテンションプーリ
38が設けられており、このテンションプーリ38が前
記無端ベルト34に当接して所定のテンションを発生さ
せる。
【0038】而して、エンジンEの駆動力が変速機駆動
プーリ32、無端ベルト34及び変速機従動プーリ33
介して左右の静油圧式無段変速機103L ,103R
ポンプ軸114,114に分配され、それぞれ適宜変速
された後、対応するモータ軸121,121から減速装
置104へ出力される。右側の静油圧式無段変速機10
R のモータ軸121から減速装置104に出力された
駆動力は左側の車軸106L に伝達され、左側の静油圧
式無段変速機103L のモータ軸121から減速装置1
04に出力された駆動力は右側の車軸106R に伝達さ
れ、これにより左右の後輪Wrが駆動されて作業車両1
を走行させることができる。
【0039】この場合、左右の静油圧式無段変速機10
L ,103R において、両方のポンプ斜板117,1
17を前進側へ傾動させれば、両方のモータ軸121,
121が正転して作業車両1を前進させ、両方のポンプ
斜板117,117を後進側へ傾動させれば、両方のモ
ータ軸121,121が逆転して作業車両1を後進させ
ることができる。また、左右のポンプ斜板117,11
7の傾斜角度に差をつけて左右の静油圧式無段変速機1
03L ,103R の変速比を異ならせれば、左右のモー
タ軸121,121の回転速度に差が生じて作業車両1
を旋回させることができる。
【0040】尚、エンジンEの回転数は調整可能である
が、通常の使用状態では3300RPMに固定されてい
る。
【0041】図7及び図9から明らかなように、トラン
スミッションTは左右一対の油圧ポンプ112,112
の後方に左右一対の油圧モータ113,113を配置
し、更にその後方に減速装置104を配置した構造を採
用することにより上下方向寸法が極めて小さく形成され
ており、しかも側面視で後輪Wrの投影面積内に収まる
ように搭載されているため(図1参照)、最低地上高を
充分に確保して車体のスタックを確実に防止することが
できるばかりか、トランスミッションTの重心位置を車
軸106L ,106R に接近させて作業安定性を向上さ
せることができ、更に車軸106L ,106R 近傍のス
ペースを有効利用することができる。また、トランスミ
ッションTの上下方向寸法が小さいため、その上部に搭
載されるエンジンEの位置を低くして車体の重心を下
げ、作業安定性を一層向上させることができる。
【0042】次に、図1〜図6に基づいてエンジンEか
らロータリ作業機Rへの動力伝達について説明する。
【0043】最後部のクロスフレーム35 から後方に突
設したブラケット61に車体左右方向に延びる作業機昇
降軸62が回転自在に支持される。エンジンEのクラン
ク軸11に設けた作業機駆動プーリ63と作業機昇降軸
62に設けた作業機従動プーリ64とが無端ベルト65
を介して接続されており、この無端ベルト65のテンシ
ョンを制御するテンションクラッチCが、車体前部に枢
軸66を介して前後揺動自在に枢支された前記クラッチ
レバー9に接続される。
【0044】即ち、左側のサイドフレーム2に設けたブ
ラケット67に上下方向に延びる伝達軸68が回動自在
に支持されており、この伝達軸68に固設したアーム6
9とクラッチレバー9の下端とがリンク70を介して接
続される。枢軸71を介して中間部を枢支されたL字状
の支持腕72の一端に設けたテンションプーリ73が前
記無端ベルト65に当接し、支持腕72の他端と前記伝
達軸68に固着した他のアーム60とが緩衝スプリング
74を介装したボーデンワイヤ75で接続される。伝達
軸68はリターンスプリング76で図6の反時計方向
(即ち、テンションクラッチCのOFF方向)に付勢さ
れる。
【0045】而して、テンションクラッチCをONすべ
くクラッチレバー9を前方に押すと、伝達軸68がリタ
ーンスプリング76に抗してOFF位置からON位置へ
と時計方向に回動してボーデンワイヤ75を牽引し、支
持腕72が揺動することによりテンションプーリ73が
無端ベルト65に押し付けられる。これによりテンショ
ンクラッチCがONし、エンジンEのクランク軸11の
回転が作業機昇降軸62に伝達される。伝達軸68がO
FF位置からON位置へ回動する際に思案点を通過する
ので、ボーデンワイヤ75に介装した緩衝スプリング7
4の張力により伝達軸68がON位置に安定的に保持さ
れる。また、テンションクラッチCをOFFすべくクラ
ッチレバー9を後方に引くと、リターンスプリング76
の弾発力で伝達軸68はOFF位置に回動し、そこに安
定的に保持される。
【0046】作業機昇降軸62に上下揺動自在に枢支さ
れた前部チェーンケース77の後端に中間ケース78を
介して後部チェーンケース79が結合されており、これ
ら前部チェーンケース77、中間ケース78及び後部チ
ェーンケース79を含むロータリ作業機Rは前記ブラケ
ット61との間に装着した作業機昇降シリンダ80によ
り昇降駆動される。即ち、作業機昇降軸62に第1ブラ
ケット85及び第2ブラケット86がそれぞれ上下揺動
自在に枢支されており、第1ブラケット85は連結部材
87を介して後部チェーンケース79に結合されるとと
もに、第2ブラケット86は作業機昇降シリンダ80に
接続される。第2ブラケット86は第1ブラケット85
の下面に対向しており、従って作業機昇降シリンダ80
で第2ブラケット86を上方に揺動させると、この第2
ブラケット86に押圧された第1ブラケット85がロー
タリ作業機Rと共に上方に揺動する。また作業機昇降シ
リンダ80が作動しなくとも、地面からの反力でロータ
リ作業機Rは作業機昇降軸62回りに上方に自由に揺動
することができる。
【0047】後部チェーンケース79の後端に設けられ
た複数の耕耘刃81…は、前部チェーンケース77、中
間ケース78及び後部チェーンケース79の内部に収納
された図示せぬチェーン伝動機構により前記作業機昇降
軸62に接続されて回転駆動される。尚、図中の符号8
2は耕耘刃81…のカバー、符号83は抵抗棒、符号8
4は均平板である。
【0048】上述したように、車体フレームFの後部に
搭載したエンジンEのシリンダ12を後方斜め上方に向
け、側面視でエンジンEのシリンダ12の下部空間に作
業機昇降軸62を配置したので、車体フレームF後方の
デッドスペースを有効利用することができるばかりか、
ロータリ作業機Rを車体に近づけてロータリ作業機Rか
ら車体に伝達されるモーメントを可及的に小さくし、車
体の補強を不要にして重量を軽減することができる。し
かも、車体に対するロータリ作業機Rの追従性が向上す
るため、枕地耕耘が容易になって未耕地が減少するとと
もに、作業車両1の安定性も向上する。
【0049】図1から明らかなように、ロータリ作業機
Rが上方への揺動端である鎖線位置に達したとき、ロー
タリ作業機Rの上端はマフラー14Mの上端よりも低い
位置にある。従って、ロータリ作業機Rの重心位置を低
く抑えて安定性を向上させることができるばかりか、シ
ート7に座乗した乗員の視線がロータリ作業機Rに遮ら
れるのを防止して後方の視認性を向上させることがで
き、しかもロータリ作業機R及びマフラー14M間の空
間Sを広く確保し、マフラー14Mの排気口14M1
ら出た排気ガスを前記空間Sに速やかに拡散させて後方
及び側方に流出させることにより、乗員側に排気ガスが
流れ難くして快適な作業を可能にすることができる。
【0050】次に、ステアリングハンドル8の操作及び
チェンジレバー10の操作をミキシングして作業車両1
を前後進及び左右旋回させるための変速操作装置Mの構
造を、図13〜図18に基づいて詳述する。変速操作装
置Mは本発明の操舵特性切換手段を構成する。
【0051】変速操作装置Mは左右両側壁及び底壁を有
して上面が開放した断面C字状のベース部材201を備
えており、このベース部材201の下面に重合わされた
支持板202が正面視L字状をなす左右一対のステー2
03,203によりサイドフレーム2,2に吊り下げ支
持される。ベース部材201の前後に溶接した平面視コ
字状をなす一対のブラケット204,204にそれぞれ
前後方向に延びるビボット205,205が突設されて
おり、このビボット205,205に側面視で逆U字状
をなすガイド部材206の前後両下端が左右揺動可能に
枢支される。
【0052】ガイド部材206の上端に設けられた一対
のワイヤジョイント207L ,207R に一端を結合さ
れた一対のボーデンワイヤ208L ,208R は、その
他端がステアリングハンドル8により回動する前記セク
タギヤ24(図5参照)に結合される。従って、作業車
両1を旋回させるべくステアリングハンドル8を操作す
ると、ボーデンワイヤ208L ,208R を介してガイ
ド部材206がビボット205,205回りに左右揺動
する。
【0053】ベース部材201の下部には左右方向に延
びる回動軸209が回転自在に支持される。チェンジレ
バー10の枢軸30に固着したアーム210と回動軸2
09の右端に固着したアーム211とがロッド212で
連結されており、チェンジレバー10を前後に揺動させ
ることにより回動軸209が回動する。
【0054】側面視でU字状に形成された第1揺動部材
221が回動軸209の中央部を挟むように嵌合してお
り、回動軸209を貫通する下部枢支ピン222によっ
て左右揺動自在に枢支される。下部枢支ピン222の左
右両側において回動軸209を貫通する2本のボルト2
23,223は、第1揺動部材221に遊嵌する。従っ
て、第1揺動部材221は、ボルト223,223と第
1揺動部材221との間の隙間分だけ下部枢支ピン22
2回りに左右方向の角度を微調整することが可能であ
り、しかもボルト223,223を締め付けることによ
り固定することが可能である。
【0055】第1揺動部材221の上端にはミキシング
レバー224の下端が上部枢支ピン225を介して左右
揺動自在に枢支される。ミキシングレバー224はガイ
ド部材206の上面に前後方向に形成したガイド溝20
6aに遊嵌する。従って、チェンジレバー10を操作し
て回動軸209と共に第1揺動部材221を前後に揺動
させると、ミキシングレバー224がガイド溝206a
に沿って前後に揺動する。また、ステアリングハンドル
8を操作してガイド部材206をピボット205,20
5回りに左右に揺動させると、ガイド溝206aに当接
して押圧されたミキシングレバー224が上部枢支ピン
225回りに左右に揺動する。その際にミキシングレバ
ー224とガイド溝206aの縁部との間に形成された
隙間δ(図14参照)により、ミキシングレバー224
はステアリングハンドル8の切れ角0°〜±100°に
おいては揺動せず、切れ角±100°〜±200°にお
いて揺動する。
【0056】ベース部材201の上面に植設した左右一
対の枢軸226,226に、左右一対のコントロールア
ーム227L ,227R の基端がカラー228,228
を介して前後揺動自在に支持される。各枢軸226に上
下2枚のニュートラルプレート229,230が枢支さ
れてニュートラルスプリング231で相互に接近する方
向に付勢されており、両ニュートラルプレート229,
230間に各コントロールアーム227L ,227R
下向きに固設したニュートラルピン232とベース部材
201に上向きに固設したニュートラルピン233とが
挟持される。従って、コントロールアーム227L ,2
27R はニュートラル位置、即ち左右方向に一直線に延
びる位置に向けて付勢される。
【0057】一方、第1揺動部材221の左右両側にお
いて、一対の第2揺動部材241L,241R の下端が
各々ピン242,242を介して回動軸209に左右揺
動自在に枢支される。一対の第2揺動部材241L ,2
41R は前後一対の中立付勢スプリング243,243
により相互に接近する方向に付勢されており、それらの
内端に形成された円弧状の凹部241a,241aがミ
キシングレバー224の外周に当接し、且つそれらの対
向面が第1揺動部材221の左右外側面に当接すること
によりニュートラル位置に安定的に保持される。
【0058】一対の第2揺動部材241L ,241R
外端にはそれぞれ内側ボールジョイント244,244
が設けられる。またコントロールアーム227L ,22
Rの先端には該コントロールアーム227L ,227
R の長手方向に沿って延びる長孔227a,227aが
形成されており、この長孔227a,227aにピン2
45,245を介して外側ボールジョイント246,2
46が摺動自在に支持される。内側ボールジョイント2
44,244と外側ボールジョイント246,246と
は、ターンバックル式に長さを調節し得る一対のプッシ
ュプルロッド247L ,247R で連結される。ミキシ
ングレバー224が垂直なニュートラル位置にあると
き、プッシュプルロッド247L ,247R はコントロ
ールアーム227L ,227R の上部に重なっており、
このとき外側ボールジョイント246,246のピン2
45,245はコントロールアーム227L ,227R
の長孔227a,227aの内端に当接している。
【0059】左右のコントロールアーム227L ,22
R の中間部に設けた一対の前側ボールジョイント24
8,248と、トランスミッションTの一対のトラニオ
ン軸120,120の上端に固着した前記変速アーム2
49L ,249R の先端に設けた一対の後側ボールジョ
イント250,250とが、ターンバックル式に長さを
調節し得る一対のプッシュプルロッド251L ,251
R で連結される。従って、チェンジレバー10及びステ
アリングハンドル8を操作すると、変速操作装置Mのコ
ントロールアーム227L ,227R の揺動に連動して
トランスミッションTの変速アーム249L ,249R
が揺動し、左右の後輪Wrの回転数が増減する。
【0060】上述したように、車体の前後方向及び左右
方向中央部に設けたシート7の下方に変速操作装置Mを
配置するとともに、この変速操作装置Mの後方に隣接し
てトランスミッションTを配置し、変速操作装置Mのコ
ントロールアーム227L ,227R とトランスミッシ
ョンTの静油圧式無段変速機103L ,103R の変速
比を制御する変速アーム249L ,249R とを、車体
前後方向に延びる一対のプッシュプルロッド251L
251R を介して接続したので、シート7の下方のデッ
ドスペースを有効利用することができるばかりか、重量
配分及びスペース配分において車体左右方向のバランス
を向上させ、しかもプッシュプルロッド251L ,25
R を最小限の長さにして撓み及びガタの発生を防止す
ることができる。
【0061】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0062】左右のコントロールアーム227L ,22
R が共にニュートラル位置から前方に揺動すると左右
の静油圧式無段変速機103L ,103R の正転方向の
回転数が増加し、作業車両1は0km/h〜+7.5k
m/hの車速で前進走行する。左右のコントロールアー
ム227L ,227R が共にニュートラル位置から後方
に揺動すると左右の静油圧式無段変速機103L ,10
R の逆転方向の回転数が増加し、作業車両1は0km
/h〜−3.5km/hの車速で後進走行する。作業車
両1の旋回時には左右のコントロールアーム227L
227R のニュートラル位置からの揺動角に差が生じ、
旋回外輪速度に対して旋回内輪速度が低下する。その結
果、ステアリングハンドル8の操作による前輪Wfの操
向と相俟って作業車両1を旋回させることができる。ま
た、旋回外輪のみを駆動して旋回内輪の駆動を停止すれ
ば、作業車両1を信地旋回させることができる。
【0063】以下、ステアリングハンドル8及びチェン
ジレバー10の操作と作業車両1の挙動との関係を、図
18を参照して詳述する。
【0064】チェンジレバー10がニュートラル位置に
あるとき作業車両1は停止しており、このとき左右方向
に真っ直ぐ延びた左右のコントロールアーム227L
227R の上部に左右のプッシュプルロッド247L
247R が重なっており、左右のプッシュプルロッド2
47L ,247R の先端に設けた外側ボールジョイント
246,246のピン245,245は、左右のコント
ロールアーム227L,227R の長孔227a,22
7aの内端のA0 点に位置している(図18(A)参
照)。
【0065】このとき、ステアリングハンドル8を例え
ば左旋回方向に操作すると、ガイド部材206がピボッ
ト205,205回りに右側に揺動し始める。ステアリ
ング切れ角が100°に達するとガイド部材206のガ
イド溝206aがミキシングレバー224に当接し、ミ
キシングレバー224を上部枢支ピン225回りに揺動
させる。ミキシングレバー224が上部枢支ピン225
回りに右方向に揺動すると、右側の第2揺動部材241
R が中立付勢スプリング243,243に抗してピン2
42回りに右側に揺動する。このとき、左側の第2揺動
部材241L は第1揺動部材221に当接して原位置に
保持される。
【0066】前述のようにして右側の第2揺動部材24
R が右側に倒れて右側のプッシュプルロッド247R
が右方向に移動しても、その先端の外側ボールジョイン
ト246は長孔227a内を図18(A)のA0 点から
1 点にスライドするだけで、右側のコントロールアー
ム227R はニュートラル位置に保持される。
【0067】作業車両1を前進走行させるべくチェンン
ジレバー10をニュートラル位置から前方に揺動させる
と、チェンジレバー10に接続された回動軸209が前
方に回動し、この回動軸209に支持された左右の第2
揺動部材241L ,241Rも前方に揺動する。その結
果、左右の第2揺動部材241L ,241R の上端に設
けた内側ボールジョイント244,244が前方に移動
し、この内側ボールジョイント244,244にプッシ
ュプルロッド247L ,247R を介して接続された外
側ボールジョイント246,246が前方内側に引っ張
られる。
【0068】その結果、外側ボールジョイント246,
246のピン245,245に長孔227a,227a
の内端を引かれた左右のコントロールアーム227L
227R が、ニュートラルスプリング231,231に
抗して等しい角度だけ前方に揺動する(図18(B)参
照)。このように左右のコントロールアーム227L
227R が前方に同量だけ揺動すると、その揺動量に応
じた車速(例えば、+5.0km/h)で作業車両1が
前進走行する。
【0069】このとき、ステアリング切れ角θ=100
°〜200°の範囲でステアリングハンドル8を例えば
左旋回方向に操作すると、第2揺動部材241R の揺動
に伴って右側のプッシュプルロッド247R が右方向に
移動する。その結果、プッシュプルロッド247R の先
端の外側ボールジョイント246が図18(B)のB 0
点からB1 点に移動することにより、コントロールアー
ム227R の前方への揺動角が鎖線位置まで減少する。
これにより、右側の静油圧式無段変速機103 R のモー
タ軸121の回転数が減少して左側の後輪Wrが速度低
下或いは停止し、スムーズな左旋回が可能となる。
【0070】また、チェンジレバー10をニュートラル
位置から後方に揺動させると、左右のコントロールアー
ム227L ,227R が前進走行の場合と前後対称に後
方に揺動するため、作業車両1はコントロールアーム2
27L ,227R の後方揺動量に応じた車速(例えば、
−3.5km/h)で後進走行する(図18(C)参
照)。
【0071】この後進走行の場合にも、ステアリングホ
イール8をステアリング切れ角θ=100°〜200°
の範囲でステアリングハンドル8を左旋回方向に操作す
ると、外側ボールジョイント246が図18(C)のC
0 点からC1 点に移動して右側のコントロールアーム2
27R の後方への揺動角が鎖線位置まで減少することに
より、右側の静油圧式無段変速機103R のモータ軸1
21の回転数が減少して左側の後輪Wrが速度低下或い
は停止し、スムーズな左旋回が可能となる。
【0072】以上、ステアリングホイール8を左旋回方
向に操作した場合について説明したが、ステアリングホ
イール8を右旋回方向に操作した場合の作用も実質的に
同一である。尚、コントロールアーム227L ,227
R の長孔227a,227aの長さを変化させることに
より、ステアリングホイール8を操作した場合の変速特
性を容易に調整することができる。
【0073】上述したように、耐久性の高い簡単な構造
の変速操作装置Mにより、ステアリングハンドル8の操
作とチェンジレバー10の操作とをミキシングしてトラ
ンスミッションTを制御することが可能となる。しか
も、ステアリングハンドル8及びチェンジレバー10の
一方を操作しても、その操作が他方に干渉することがな
いため、作業員の運転操作を簡素化して疲労を軽減する
ことができる。
【0074】ところで、チェンジレバー10を前方又は
後方に揺動させて作業車両1を直進走行させるとき、左
右の油圧モータ113,113間あるいは左右の油圧ポ
ンプ112,112間の僅かな特性の違いによって左右
の後輪Wrの回転速度に差が生じ、運転者の意図に反し
て作業車両1の進路が左右にずれる場合がある。このよ
うな場合、以下のようにして作業車両1の旋回傾向を修
正することが可能である。
【0075】即ち、ボルト223,223を緩めた状態
で作業車両1を走行させ、この状態で作業車両1が直進
走行するように、例えばプッシュプルロッド251L
251R の長さを微調整する。而して、前記ボルト22
3,223を締め付けて第1揺動部材221を回動軸2
09に固定すれば、それ以後ミキシングレバー224は
上部枢支ピン225回りに左右揺動するようになる。
【0076】次に、図19及び図20に基づいて、ステ
アリング切れ角θ及び車速Vに基づく旋回内輪速度及び
旋回外輪速度の変化について更に詳細に説明する。
【0077】ステアリング切れ角θ=0°〜100°の
領域では、旋回外輪速度Voに対する旋回内輪速度Vi
の車輪速比Vi/Voが車速Vに関わらず常に1.0に
設定される。その結果、ステアリング切れ角θ=0°〜
100°の領域では旋回外輪速度Voと旋回内輪速度V
iとが一致してデフロック状態となり、小舵角時におけ
る直進安定性を向上させることができる。。ステアリン
グ切れ角θ=100°を越えると、車輪速比Vi/Vo
が1.0よりも小さくなって旋回外輪速度Voは一定の
ままで旋回内輪速度Viが次第に減少し、アンダーステ
ア状態、ニュートラルステア状態、オーバーステア状態
或いは信地旋回状態に移行する。
【0078】尚、前述した車輪速比Vi/Voが1.0
よりも小さくなるステアリング切れ角はθ=100°に
限定されるものではなく、60°〜120°の範囲で適
宜変更することが可能である。
【0079】図19において車速Vが比較的に小さいと
き(即ち、車速V=0km/h〜±2.5km/hのと
き)、ステアリング切れ角θ=100°を越えると車輪
速比Vi/Voが1.0から比較的に急激に減少し、そ
の途中でニュートラルステアラインNを横切って最終的
に車輪速比Vi/Vo=0の信地旋回ラインPに交差す
る。
【0080】ニュートラルステアラインNは各ステアリ
ング切れ角θにおいてニュートラルステア状態となる車
輪速比Vi/Voを与えるものである。ニュートラルス
テアラインN上における車輪速比Vi/Voの値は、ス
テアリング切れ角θによって決定される旋回中心から旋
回外輪までの距離をLoとし、旋回内輪までの距離をL
iとすると、Vi/Vo=Li/Loにより求められ
る。
【0081】従って、図20において例えば車速V=±
1.0km/hの場合を考えると、ステアリング切れ角
θ=0°〜100°のデフロック領域では車輪速比Vi
/Vo=1.0となり、旋回外輪速度Voと旋回内輪速
度Viとが一致して仮想的なデフロック状態となる。ス
テアリング切れ角θ=100°〜105°のアンダース
テア領域では、車輪速比Vi/Vo≦1.0になって旋
回内輪速度Viが次第に減少するが、依然としてアンダ
ーステア状態にある。ステアリング切れ角θ=105°
に達すると、ニュートラルステアラインNに交差してニ
ュートラルステア状態となる。ステアリング切れ角θ=
105°〜115°のオーバーステア領域では、車輪速
比Vi/Voが更に減少してオーバーステア状態にな
り、ステアリング切れ角θ=115°において信地旋回
ラインPに交差した後は、車輪速比Vi/Vo=0にな
り、旋回内輪速度Vi=0の信地旋回状態が実現され
る。
【0082】車速V=±2.5km/hの場合には、ス
テアリング切れ角θ=0°〜100°のデフロック領域
及びステアリング切れ角θ=100°〜147°のアン
ダーステア領域を経て、ステアリング切れ角θ=147
°でニュートラルステアラインNに交差してニュートラ
ルステア状態となり、更にステアリング切れ角θ=14
7°〜200°のオーバーステア領域を経て、ステアリ
ング切れ角θ=200°で信地旋回ラインPに交差して
信地旋回状態となる。
【0083】車速V=±2.5km/h〜±2.9km
/hの場合(V=±2.5km/hを含まず)には、ス
テアリング切れ角θの増加に応じてデフロック領域、ア
ンダーステア領域、ニュートラルステア状態を経てオー
バーステア領域へと移行するが、信地旋回状態になるこ
とはない、更に、車速V=±2.9km/hを越える
と、ステアリング切れ角θの増加に応じてデフロック領
域を経てアンダーステア領域へと移行するが、ニュート
ラルステア状態、オーバーステア領域及び信地旋回状態
に移行することはない。
【0084】上述したように、車速V=0km/h〜±
2.5km/hの範囲では、ステアリング切れ角θの増
加に伴ってデフロック状態→アンダーステア状態→ニュ
ートラルステア状態→オーバーステア状態→信地旋回状
態に切り換わる。車速V=±2.5km/h〜±2.9
km/hの範囲(V=±2.5km/hを含まず)で
は、ステアリング切れ角θの増加に伴ってデフロック状
態→アンダーステア状態→ニュートラルステア状態→オ
ーバーステア状態に切り換わる。車速V=+2.9km
/h〜+7.5km/hの範囲及び車速V=−2.9k
m/h〜−3.5km/hの範囲では、ステアリング切
れ角θの増加に伴ってデフロック状態→アンダーステア
状態に切り換わる。
【0085】このように、車体の安定性が高い低速時に
は比較的に小さいステアリング切れ角θでオーバーステ
ア状態や信地旋回状態にして旋回性能を高めることがで
き、しかも車体の安定性が低い高速時にはオーバーステ
ア状態や信地旋回状態を不使用とすることにより、車体
の安定性を充分に確保することができる。
【0086】次に、図21〜図27に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。
【0087】第2実施例はトランスミッションTをシー
ト7の下部に搭載した変速操作装置Mによって電気的に
制御するものである。図21及び図22に示すようにマ
イクロコンピュータを備えた電子制御ユニットUに、チ
ェンジレバー10の操作量を検出する第1センサ301
からの信号と、セクタギヤ24の回転に基づいてステア
リングハンドル8の操作量を検出する第2センサ302
からの信号とが入力される。トランスミッションTの左
右一対の変速アーム249L ,249R にプッシュプル
ロッド251L ,251R を介して接続された変速プレ
ート303L ,303R は、電子制御ユニットUに接続
された左右一対の減速機付きモータ304L ,304R
によりピニオン305,305及びセクタギヤ306,
306を介して回転駆動される。変速アーム249L
249R の揺動角を検出する左右一対の第3センサ30
7,307からの信号が電子制御ユニットUに入力され
る。
【0088】電子制御ユニットUは第1センサ301及
び第2センサ302からの信号に基づいて左右の変速ア
ーム249L ,249R の指令角度を演算し、第3セン
サ307,307が出力する左右の変速アーム24
L ,249R の実角度が前記指令角度に一致するよう
に減速機付きモータ304L ,304R の回転をフィー
ドバック制御する。
【0089】図23は理想的なステアリング特性を示す
グラフである。このグラフは縦軸に車速V(前進0km
/h〜+7.5km/h、後進0km/h〜−3.5k
m/h)、横軸にステアリング切れ角θ(左右各0°〜
200°)を取ったもので、理想特性ラインAの上側の
領域と理想特性ラインBの下側の領域とがニュートラル
ステア領域となり、両ラインA,B間に挟まれた領域が
オーバーステア領域となっている。即ち、前進、後進の
何れ場合も、車速Vが3.0km/h未満の状態のう
ち、車体の安定性が高い低速時には小さいステアリング
切れ角θからオーバーステア状態にして旋回性能を高め
るとともに、車体の安定性が低い高速時には大きいステ
アリング切れ角θからオーバーステア状態にして車体挙
動の安定化を図ることができる。そして、車速V=±
3.0km/h以上の状態では、ステアリング切れ角θ
に関わらず常時ニュートラルステア状態となる。
【0090】また、車速V=±2.5km/h以下では
ステアリング切れ角θ=200°になると旋回内輪速度
が0km/hになって信地旋回が行われ、車速V=±
2.5km/h以上ではステアリング切れ角θ=200
°になっても信地旋回は行われない。
【0091】次に、前記図23の特性を得るために、旋
回内輪速度及び旋回外輪速度をどのように制御するかに
ついて説明する。
【0092】図24は信地旋回時における旋回外輪速度
Voを決定するための外輪比係数を各車速Vについて示
したものである。外輪比係数は車速V=0km/hにお
ける2.65から±2.5km/hにおける1.0まで
リニアに変化しており、この外輪比係数を車速Vに乗算
することにより信地旋回時における旋回外輪速度が求め
られる。尚、信地旋回時における旋回内輪速度は当然0
km/hである。
【0093】図25は車速V=±1.0km/hの場合
の旋回外輪速度Vo及び旋回内輪速度Viを示すグラフ
である。理想特性ラインAの上側のニュートラルステア
領域では、旋回外輪速度Voは車速Vと同じ±1.0k
m/hの一定値に保持される。一方、ステアリング切れ
角θ=0°から車速V=±1.0km/hのラインが理
想特性ラインAと交差するステアリング切れ角θ=67
°までの間、ニュートラルステア状態を維持すべく旋回
内輪速度Viは±1km/hから次第に減少する。この
旋回内輪速度Viは、旋回外輪速度Voに前記図19に
おけるニュートラルラインN上の比Vi/Voを乗算す
ることにより求められる。
【0094】ステアリング切れ角θ=67°を越えると
旋回内輪速度Viはリニアに減少し、ステアリング切れ
角θ=200°において旋回内輪速度Vi=0km/h
になる。一方、ステアリング切れ角θ=67°を越える
と旋回外輪速度Voはリニアに増加する。ステアリング
切れ角θ=200°に達したときの旋回外輪速度Vo
は、図24のグラフで与えられる外輪比係数に基づいて
決定される。即ち、車速V=±1.0km/hのときの
外輪比係数は2.0であり、従ってステアリング切れ角
θ=200°に達したときの旋回外輪速度Voは車速V
=±1.0km/hの2.0倍の±2km/hとなる。
【0095】而して、車速V=±1.0km/hの場合
には、ステアリング切れ角θ=67°まではニュートラ
ルステアとなり、ステアリング切れ角θ=67°を越え
るとオーバーステア状態となり、ステアリング切れ角θ
=200°になると信地旋回が実現される。
【0096】図26は車速V=±2.5km/hの場合
の旋回外輪速度Vo及び旋回内輪速度Viを示すグラフ
である。ステアリング切れ角θ=167°までのニュー
トラルステア領域では旋回外輪速度Voは車速Vと同じ
±2.5km/hに保持されるとともに、旋回内輪速度
Viは±2.5km/hから次第に減少する。ステアリ
ング切れ角θ=167°を越えると旋回内輪速度Viは
リニアに減少し、ステアリング切れ角θ=200°にお
いて旋回内輪速度Vi=0km/hになる。一方、図2
4から明らかなように、車速V=±2.5km/hのと
きの外輪比係数は1.0であるため、ステアリング切れ
角θ=200°に達したときの旋回外輪速度Voは車速
V=±2.5km/hの1.0倍の±2.5km/hと
なる。従って、車速V=±2.5km/hのときは、ス
テアリング切れ角θ=0°〜200°の全域に亘って旋
回外輪速度Vo=±2.5km/hに保持される。
【0097】上述のように、車速V=0km/h〜±
2.5km/hの範囲では、ステアリング切れ角θが所
定角度を越えるとニュートラルステア状態からオーバー
ステア状態に切り換わり、ステアリング切れ角θ=20
0°に達すると信地旋回となる。そして、ニュートラル
ステア状態からオーバーステア状態に切り換わるステア
リング切れ角θは、低速走行時には小さく、高速走行時
には大きくなる。
【0098】図27は車速V=±3.5km/hの場合
の旋回外輪速度Vo及び旋回内輪速度Viを示すグラフ
である。この場合にはステアリング切れ角θ=0°〜2
00°の全域がニュートラルステア領域であり、旋回外
輪速度Voは車速Vと同じ±3.5km/hに保持さ
れ、旋回内輪速度Viは±3.5km/hから図19の
ニュートラルラインNの特性に基づいて次第に減少す
る。このように、高速時にニュートラルステア状態を保
持することにより、直進安定性を向上させることができ
る。
【0099】而して、前進時には車速V=+3.0km
/h〜+7.5km/hの範囲で、また後進時には車速
V=−3.0km/h〜−3.5km/hの範囲で常に
ニュートラルステア状態となる。
【0100】以上のように、トランスミッションTを電
気的に制御する第2実施例によれば、図23に示す理想
的なステアリング特性を容易に実現することができ、且
つその特性を容易に変更することができる。
【0101】また、この第2実施例においても、シート
7の下方に配置した変速操作装置Mと、その後方に隣接
して配置したトランスミッションTとを車体前後方向に
延びる一対のプッシュプルロッド251L ,251R
介して接続したので、車体左右方向のバランスが向上す
るだけでなく、プッシュプルロッド251L ,251 R
の長さを短縮して撓みやガタの発生を防止することがで
きる。
【0102】尚、前記第2実施例ではチェンジレバー1
0の操作量を検出する第1センサ301の出力に基づい
て車速を間接的に検出しているが、例えば車軸10
L ,106R に設けた回転数センサ308,308
(図22参照)により車速を直接的に検出しても良い。
【0103】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0104】例えば、実施例では4輪車両を例示した
が、本発明は前輪が1輪の3輪車両、前部に車輪を備え
後部に左右のクローラを備えた車両、車輪を備えずに左
右のクローラのみを備えた車両に対しても適用すること
ができる。尚、クローラを備えた車両においては、本発
明における駆動輪速度はクローラを駆動する駆動輪の速
度に対応する。また、前輪を備えた車両においては、そ
の前輪が操舵されないキャスタ型の車輪であっても良
い。
【0105】また、実施例では操作角設定手段として回
転角の大きい丸型のステアリングハンドルを例示した
が、回転角の小さいバーハンドルであっても良い。
【0106】更に、実施例では2ポンプ2モータ型のト
ランスミッションを例示したが、本発明は1ポンプ2モ
ータ型のトランスミッションに対しても適用することが
できる。また、2ポンプ2モータ型のトランスミッショ
ンを採用した場合には、油圧モータのモータ斜板を制御
する代わりに油圧ポンプのポンプ斜板を制御しても良
い。
【0107】更にまた、実施例では無段変速機として静
油圧式無段変速機103L ,103 R を例示したが、静
油圧式無段変速機103L ,103R に代えて、ベルト
式無段変速機、コーン式無段変速機、摩擦式無段変速機
等の任意の無段変速機を採用することができる。
【0108】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、操舵特性切換手段が操舵角設定手段の操作
に基づく一対の無段変速機の増減速特性を車速に応じて
切り換えるので、低車速時及び高車速時にそれぞれの車
速に見合った良好な操舵特性を得ることができる。ま
た、一度車速設定手段により車速が設定されると、操舵
角設定手段の操作により旋回速度及び旋回半径を理想状
態に設定することができるので、旋回時に旋回内外駆動
輪の地面に対するスリップ率が小さい安定旋回が可能と
なるばかりか、操縦操作が容易になって作業効率の向上
及び作業者の疲労軽減が可能となる。
【0109】また請求項2に記載された発明によれば、
操舵角の増加に応じて両駆動輪速度の偏差が増加すると
ともに旋回内側駆動輪速度が減少するので、操舵角の全
域に亘ってスムーズな旋回が可能となる。
【0110】また請求項3に記載された発明によれば、
車速が所定値を越えたとき、操舵角の全域に亘って両駆
動輪速度がニュートラルステア状態に保持されるので、
高車速時における旋回安定性能が向上し、同時に直進安
定性能も向上する。
【0111】また請求項4に記載された発明によれば、
車速が所定値以下のとき、操舵角の増加に応じて旋回内
側駆動輪が停止して信地旋回が行われる運転領域を有す
るので、低車速時における急旋回が可能となって複雑地
形での作業効率が向上する。
【0112】また請求項5に記載された発明によれば、
高車速時には両駆動輪速度の偏差が小さく設定され、且
つ低車速時には両駆動輪速度の偏差が大きく設定される
ので、高車速時における旋回安定性能の向上と低車速時
における旋回性能の向上とを両立させることができる。
【0113】また請求項6に記載された発明によれば、
車速が所定値以下のとき、操舵角が所定値を越えると両
駆動輪速度がオーバーステア状態になり、このオーバー
ステア状態において旋回外側駆動輪速度が増加するとと
もに旋回内側駆動輪速度が減少するので、低車速且つ大
操舵角時における旋回性能を向上させることができる。
【0114】また請求項7に記載された発明によれば、
操舵角が所定値以下のとき、両駆動輪速度が実質的に同
一速度に設定されるので、小操舵角時における直進安定
性能を向上させることができる。
【0115】また請求項8に記載された発明によれば、
車速が所定値以下のとき、所定値以上の操舵角の範囲内
に両駆動輪速度がニュートラルステア状態になるニュー
トラルステアポイントを有するので、両駆動輪が何れも
スリップしないスムーズな旋回が可能となる。
【0116】また請求項9に記載された発明によれば、
最も高い位置に上昇させた作業機の上端をエンジンに設
けたマフラーの上端よりも低く設定したので、ロータリ
作業機の重心位置を低く抑えて安定性を向上させるとと
もに、エンジンの前方のシートに座乗した乗員の後方視
認性を向上させることができる。またマフラーから出た
排気ガスをロータリ作業機に遮られることなく後方及び
側方に流出させ、乗員側に排気ガスが流れ難くして快適
な作業を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車両の全体側面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】図1の要部拡大図
【図5】図2の要部拡大図
【図6】図2の要部拡大図
【図7】図4の要部拡大図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】図8の要部拡大図
【図10】図8の要部拡大図
【図11】図7の11−11線断面図
【図12】油圧回路図
【図13】図6の13−13線拡大断面図
【図14】図13の14−14線断面図
【図15】図13の15方向矢視図
【図16】図13の16−16線断面図
【図17】図13の17−17線断面図
【図18】作用の説明図
【図19】ステアリング切れ角と車輪速比との関係を示
すグラフ
【図20】ステアリング切れ角及び車速に応じた操舵特
性を示すグラフ
【図21】第2実施例に係る、前記図5に対応する図
【図22】第2実施例に係る、前記図6に対応する図
【図23】理想的な操舵特性を示すグラフ
【図24】外輪比係数と車速との関係を示すグラフ
【図25】車速±1.0km/hにおける車輪速を示す
グラフ
【図26】車速±2.5km/hにおける車輪速を示す
グラフ
【図27】車速±3.5km/hにおける車輪速を示す
グラフ
【符号の説明】
7 シート 8 ステアリングハンドル(操舵角設定手段) 10 チェンジレバー(車速設定手段) 14M マフラー 103L 静油圧式無段変速機(無段変速機) 103R 静油圧式無段変速機(無段変速機) E エンジン M 変速操作装置(操舵特性切換手段) R ロータリ作業機 V 車速 Vi 旋回内輪速度(旋回内側駆動輪速度) Vo 旋回外輪速度(旋回外側駆動輪速度) Wr 後輪(駆動輪) θ 操舵角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川畑 剛 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 黒岩 堅治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 乾 勉 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の無段変速機(103L ,10
    R )に左右の駆動輪(Wr)をそれぞれ接続し、車速
    (V)を設定する車速設定手段(10)の操作に基づい
    て一対の無段変速機(103L ,103R )の出力回転
    数を実質的に同一回転数で増減速するとともに、操舵角
    (θ)を設定する操舵角設定手段(8)の操作に基づい
    て一対の無段変速機(103L ,103R )の出力回転
    数を相互に異なる回転数で増減速することにより、左右
    の駆動輪速度(Vo,Vi)を変化させて車速制御及び
    操舵を行う無段変速駆動車両において、 操舵角設定手段(8)の操作に基づく一対の無段変速機
    (103L ,103R)の増減速特性を車速(V)に応
    じて切り換える操舵特性切換手段(M)を備えたことを
    特徴とする、無段変速駆動車両における操舵制御装置。
  2. 【請求項2】 操舵角(θ)の増加に応じて両駆動輪速
    度(Vo,Vi)の偏差が増加するとともに旋回内側駆
    動輪速度(Vi)が減少することを特徴とする、請求項
    1記載の無段変速駆動車両における操舵制御装置。
  3. 【請求項3】 車速(V)が所定値を越えたとき、操舵
    角(θ)の全域に亘って両駆動輪速度(Vo,Vi)が
    ニュートラルステア状態に保持されることを特徴とす
    る、請求項1記載の無段変速駆動車両における操舵制御
    装置。
  4. 【請求項4】 車速(V)が所定値以下のとき、操舵角
    (θ)の増加に応じて旋回内側駆動輪(Wr)が停止し
    て信地旋回が行われる運転領域を有することを特徴とす
    る、請求項1記載の無段変速駆動車両における操舵制御
    装置。
  5. 【請求項5】 高車速時には両駆動輪速度(Vo,V
    i)の偏差が小さく設定され、且つ低車速時には両駆動
    輪速度(Vo,Vi)の偏差が大きく設定されることを
    特徴とする、請求項1記載の無段変速駆動車両における
    操舵制御装置。
  6. 【請求項6】 車速(V)が所定値以下のとき、操舵角
    (θ)が所定値を越えると両駆動輪速度(Vo,Vi)
    がオーバーステア状態になり、このオーバーステア状態
    において旋回外側駆動輪速度(Vo)が増加するととも
    に旋回内側駆動輪速度(Vi)が減少することを特徴と
    する、請求項1記載の無段変速駆動車両における操舵制
    御装置。
  7. 【請求項7】 操舵角(θ)が所定値以下のとき、両駆
    動輪速度(Vo,Vi)が実質的に同一速度に設定され
    ることを特徴とする、請求項1記載の無段変速駆動車両
    における操舵制御装置。
  8. 【請求項8】 車速(V)が所定値以下のとき、所定値
    以上の操舵角(θ)の範囲内に両駆動輪速度(Vo,V
    i)がニュートラルステア状態になるニュートラルステ
    アポイントを有することを特徴とする、請求項1記載の
    無段変速駆動車両における操舵制御装置。
  9. 【請求項9】 車体の略中央部に配置したシート(7)
    と、車体の後部に昇降自在に配置した作業機(R)と、
    シート(7)及び作業機(R)間に配置したエンジン
    (E)とを備え、最も高い位置に上昇させた作業機
    (R)の上端を、エンジン(E)に設けたマフラー(1
    4M)の上端よりも低く設定したことを特徴とする、請
    求項1記載の無段変速駆動車両における操舵制御装置。
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