JPH0834467A - 防水型筐体構造 - Google Patents
防水型筐体構造Info
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- JPH0834467A JPH0834467A JP6173944A JP17394494A JPH0834467A JP H0834467 A JPH0834467 A JP H0834467A JP 6173944 A JP6173944 A JP 6173944A JP 17394494 A JP17394494 A JP 17394494A JP H0834467 A JPH0834467 A JP H0834467A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂成形品のケース嵌合時に、嵌合部分にお
ける、一定のシール面積と安定した気密性を有する防水
型筐体構造を得る。 【構成】 上ケース1と下ケース2の嵌合面1aに密着
しながら突出部3aが変形し、この変形部分が段差部6
に収容される。よって、両ケースがパッキン3により隙
間なく嵌合され、シール面が確保される。
ける、一定のシール面積と安定した気密性を有する防水
型筐体構造を得る。 【構成】 上ケース1と下ケース2の嵌合面1aに密着
しながら突出部3aが変形し、この変形部分が段差部6
に収容される。よって、両ケースがパッキン3により隙
間なく嵌合され、シール面が確保される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂成形品に軟質部材
を一体で成形、あるいは、組み込んだ筐体の防水構造に
関するものである。
を一体で成形、あるいは、組み込んだ筐体の防水構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の防水型筐体のパッキンをケ
ースに一体成形した場合のケース嵌合部を示す断面図で
あり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の状態を示す。
図6はパッキンをケースに設けた場合のケース嵌合部を
示す断面図であり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の
状態を示す。図において、1は上ケース、2は下ケース
であり、この両ケースは樹脂成形品からなる。3は下ケ
ース2側の嵌合部分全周にわたって設けられた溝部4に
一体成形され、ゴム等の軟質部材から成るパッキンであ
り、嵌合面2aから突出する突出部3aを有する。5は
パッキン3と同じ軟質部材から成るパッキンであるが、
溝部4内に設けられているだけであり、一体成形は行わ
れていない。また、5aは突出部である。
ースに一体成形した場合のケース嵌合部を示す断面図で
あり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の状態を示す。
図6はパッキンをケースに設けた場合のケース嵌合部を
示す断面図であり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の
状態を示す。図において、1は上ケース、2は下ケース
であり、この両ケースは樹脂成形品からなる。3は下ケ
ース2側の嵌合部分全周にわたって設けられた溝部4に
一体成形され、ゴム等の軟質部材から成るパッキンであ
り、嵌合面2aから突出する突出部3aを有する。5は
パッキン3と同じ軟質部材から成るパッキンであるが、
溝部4内に設けられているだけであり、一体成形は行わ
れていない。また、5aは突出部である。
【0003】次に、パッキンがケースに一体成形された
場合の防水構造について、図5を用いて説明する。上ケ
ース1と下ケース2をケース内部の係止めやネジ止め
(共に図示せず)により嵌合した場合、パッキン3は上
ケース1の嵌合面1aの押力により圧縮され、突出部3
aが嵌合面の断面に対し左右方向に変形し、嵌合面1a
に密着することにより嵌合部分がシールされ、防水が行
われる。
場合の防水構造について、図5を用いて説明する。上ケ
ース1と下ケース2をケース内部の係止めやネジ止め
(共に図示せず)により嵌合した場合、パッキン3は上
ケース1の嵌合面1aの押力により圧縮され、突出部3
aが嵌合面の断面に対し左右方向に変形し、嵌合面1a
に密着することにより嵌合部分がシールされ、防水が行
われる。
【0004】また、パッキンがケースに設けられた場合
の防水構造について図6を用いて説明する。この場合
は、溝部4の断面がパッキン5の断面幅よりも大きくし
ている。そこで、上ケース1と下ケース2がケース内部
の係止めやネジ止めにより嵌合した場合、パッキン5は
上ケース1の嵌合面1aの押力により圧縮され、溝部4
内に拡がり変形するとともに、突出部5aも変形し、嵌
合面1aに密着することにより、嵌合部分がシールさ
れ、防水が行われる。
の防水構造について図6を用いて説明する。この場合
は、溝部4の断面がパッキン5の断面幅よりも大きくし
ている。そこで、上ケース1と下ケース2がケース内部
の係止めやネジ止めにより嵌合した場合、パッキン5は
上ケース1の嵌合面1aの押力により圧縮され、溝部4
内に拡がり変形するとともに、突出部5aも変形し、嵌
合面1aに密着することにより、嵌合部分がシールさ
れ、防水が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の防水型筐体構造
は、以上のように構成されているので、上ケース1と下
ケース2の嵌合部では、軟質部材からなるパッキン3,
5により、ケース間のシールを行っているが、ケースの
嵌合時にパッキン3の突出部3a,パッキン5の突出部
5aの変形部分は逃げ場がないため、ケース同士の押力
が場所により異なり、突出部3a,5aの変形量にもバ
ラツキが生じ、シールが十分にされていない場合があ
る。
は、以上のように構成されているので、上ケース1と下
ケース2の嵌合部では、軟質部材からなるパッキン3,
5により、ケース間のシールを行っているが、ケースの
嵌合時にパッキン3の突出部3a,パッキン5の突出部
5aの変形部分は逃げ場がないため、ケース同士の押力
が場所により異なり、突出部3a,5aの変形量にもバ
ラツキが生じ、シールが十分にされていない場合があ
る。
【0006】図5に示すようなケースに一体成形された
パッキン3では、パッキン3の成形部とケースに、隙間
が全くないために、筐体の剛性の違いにより、突出部3
aの変形量が大きく異なってしまい、安定したケースの
嵌合とパッキンの変形量が得られず、十分な防水機能が
得られないという問題点があった。
パッキン3では、パッキン3の成形部とケースに、隙間
が全くないために、筐体の剛性の違いにより、突出部3
aの変形量が大きく異なってしまい、安定したケースの
嵌合とパッキンの変形量が得られず、十分な防水機能が
得られないという問題点があった。
【0007】また、図6に示すようなケース内に設けた
パッキン5では、パッキン5が溝部4内でも変形してし
まうため、突出部5aの変形量が安定せず、十分な防水
機能が得られないという問題点があった。
パッキン5では、パッキン5が溝部4内でも変形してし
まうため、突出部5aの変形量が安定せず、十分な防水
機能が得られないという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、ケース嵌合時に軟質部材の変形
量を安定化させ、ケース嵌合部分における十分な防水機
能を備えた防水型筐体構造を得ることを目的とする。
ためになされたもので、ケース嵌合時に軟質部材の変形
量を安定化させ、ケース嵌合部分における十分な防水機
能を備えた防水型筐体構造を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防水型構
造は、上下に2分割形成された上ケースおよび下ケース
の両ケースの嵌合によって一体的に形成される樹脂成形
品と、上ケース,下ケースのいずれか一方のケースの嵌
合部分に一体成形され、嵌合面から突出する突出部を有
する軟質部材と、前記一方のケース側の嵌合部分におけ
る軟質部材の周囲に設けられ、両ケースの嵌合時に両ケ
ースによる押圧により生じる軟質部材の突出部の変形部
分を収容する収容部とを備えたものである。
造は、上下に2分割形成された上ケースおよび下ケース
の両ケースの嵌合によって一体的に形成される樹脂成形
品と、上ケース,下ケースのいずれか一方のケースの嵌
合部分に一体成形され、嵌合面から突出する突出部を有
する軟質部材と、前記一方のケース側の嵌合部分におけ
る軟質部材の周囲に設けられ、両ケースの嵌合時に両ケ
ースによる押圧により生じる軟質部材の突出部の変形部
分を収容する収容部とを備えたものである。
【0010】また、樹脂成形品の嵌合は上ケースおよび
下ケースの周端部分で行い、上ケースまたは下ケースの
いずれか一方のケースの周端部分に、軟質部材を周状に
一体成形し、この周端部分における軟質部材の周囲に溝
状の収容部を設けたものである。
下ケースの周端部分で行い、上ケースまたは下ケースの
いずれか一方のケースの周端部分に、軟質部材を周状に
一体成形し、この周端部分における軟質部材の周囲に溝
状の収容部を設けたものである。
【0011】さらに、ケース周端部分における軟質部材
の外周側または内周側に切欠状の収容部を設けたもので
ある。また、切欠状の収容部を軟質部材の外周側に設
け、上ケースと下ケースの嵌合時には、軟質部材の突出
部の変形部分を切欠状の収容部からはみ出させたもので
ある。
の外周側または内周側に切欠状の収容部を設けたもので
ある。また、切欠状の収容部を軟質部材の外周側に設
け、上ケースと下ケースの嵌合時には、軟質部材の突出
部の変形部分を切欠状の収容部からはみ出させたもので
ある。
【0012】さらに、上下に2分割形成された上ケース
および下ケースの嵌合によって一体的に形成される樹脂
成形品と、上ケース,下ケースのいづれか一方のケース
の嵌合部分に掘られた溝部と、この溝部からはみ出すよ
うに設けられた軟質部材と、上ケースまたは下ケースの
嵌合部分に設けられ、両ケースの嵌合時に両ケースによ
る押圧により生じる軟質部材の変形部分を収容する段差
部とを備えたものである。
および下ケースの嵌合によって一体的に形成される樹脂
成形品と、上ケース,下ケースのいづれか一方のケース
の嵌合部分に掘られた溝部と、この溝部からはみ出すよ
うに設けられた軟質部材と、上ケースまたは下ケースの
嵌合部分に設けられ、両ケースの嵌合時に両ケースによ
る押圧により生じる軟質部材の変形部分を収容する段差
部とを備えたものである。
【0013】
【作用】この発明における防水型筐体構造は、上ケース
と下ケースの嵌合時には、両ケースによる押圧により軟
質部材の突出部がケースに密着しながら変形し、この変
形部分が収容部に収容され、両ケース間の防水が行われ
る。
と下ケースの嵌合時には、両ケースによる押圧により軟
質部材の突出部がケースに密着しながら変形し、この変
形部分が収容部に収容され、両ケース間の防水が行われ
る。
【0014】また、嵌合は上ケースおよび下ケースの周
端部分で行い、いづれか一方のケースの周端部分に軟質
部材を周状に一体成形し、両ケースの押圧により軟質部
材の突出部がケースに密着しながら変形し、この変形部
分が軟質部材周囲の溝状の収容部に収容され、両ケース
間の防水が行われる。
端部分で行い、いづれか一方のケースの周端部分に軟質
部材を周状に一体成形し、両ケースの押圧により軟質部
材の突出部がケースに密着しながら変形し、この変形部
分が軟質部材周囲の溝状の収容部に収容され、両ケース
間の防水が行われる。
【0015】さらに、両ケースの嵌合時には、両ケース
の押圧により軟質部材の突出部がケースに密着しながら
変形し、この変形部分がケース周端部分における軟質部
材の外周側または内周側に設けられた切欠状の収容部に
収容され、両ケース間の防水が行われる。
の押圧により軟質部材の突出部がケースに密着しながら
変形し、この変形部分がケース周端部分における軟質部
材の外周側または内周側に設けられた切欠状の収容部に
収容され、両ケース間の防水が行われる。
【0016】また、両ケースの嵌合時には、軟質部材の
外周側に設けられた切欠状の収容部から、軟質部材の突
出部の変形部分をはみ出させ、筐体を手持した場合の滑
べり止め機能を兼ねた意匠面とする。
外周側に設けられた切欠状の収容部から、軟質部材の突
出部の変形部分をはみ出させ、筐体を手持した場合の滑
べり止め機能を兼ねた意匠面とする。
【0017】また、両ケースの嵌合時には、両ケースに
よる押圧により溝部からはみ出すように設けられた軟質
部材が溝部との隙間を埋めながら変形し、溝部からはみ
出た変形部分を段差部に収容し、両ケース間の防水が行
われる。
よる押圧により溝部からはみ出すように設けられた軟質
部材が溝部との隙間を埋めながら変形し、溝部からはみ
出た変形部分を段差部に収容し、両ケース間の防水が行
われる。
【0018】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す防水型機筐
体のケース嵌合部を示す断面図であり、(a)は嵌合
前、(b)は嵌合後の状態を示す。図において、従来例
と同一または相当部分には同一符号を付ける。4は下ケ
ース2側の嵌合部分全周にわたって設けられた溝部であ
り、この溝部4の全周にわたって弾性部材から成るパッ
キン3が一体成形されている。6は下ケース2の嵌合面
のパッキン3の周囲に設けられた溝状の段差部であり、
収容部を示す。
体のケース嵌合部を示す断面図であり、(a)は嵌合
前、(b)は嵌合後の状態を示す。図において、従来例
と同一または相当部分には同一符号を付ける。4は下ケ
ース2側の嵌合部分全周にわたって設けられた溝部であ
り、この溝部4の全周にわたって弾性部材から成るパッ
キン3が一体成形されている。6は下ケース2の嵌合面
のパッキン3の周囲に設けられた溝状の段差部であり、
収容部を示す。
【0019】次に防水構造について説明する。まず、上
ケース1と下ケース2をケース内部の係止めやネジ止め
により嵌合した場合、パッキン3は上ケース1の嵌合面
1aの押力により、圧縮され、嵌合面1aに密着しなが
ら、突出部3aが嵌合面の断面に対し、左右方向に変形
する。そして、この変形部分が段差部6内に収容され
る。よって嵌合部分では上ケース1と下ケース2がパッ
キン3の密着により隙間なく嵌合され、両ケース間には
パッキン3による一定のシール面が確保されるため、安
定した防水機能が得られる。
ケース1と下ケース2をケース内部の係止めやネジ止め
により嵌合した場合、パッキン3は上ケース1の嵌合面
1aの押力により、圧縮され、嵌合面1aに密着しなが
ら、突出部3aが嵌合面の断面に対し、左右方向に変形
する。そして、この変形部分が段差部6内に収容され
る。よって嵌合部分では上ケース1と下ケース2がパッ
キン3の密着により隙間なく嵌合され、両ケース間には
パッキン3による一定のシール面が確保されるため、安
定した防水機能が得られる。
【0020】実施例2.図2はこの発明の他の実施例を
示す防水型機筐体のケース嵌合部を示す断面図であり、
(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の状態を示す。図にお
いて、従来例および実施例1と同一または相当部分には
同一符号を付け、説明を省略する。7は下ケース2側の
嵌合部分においてパッキン3の外側全周にわたって設け
られた段差部であり、下ケース2の外方向に切り欠いた
構造としている。なお、この段差部7は収容部を示す。
示す防水型機筐体のケース嵌合部を示す断面図であり、
(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の状態を示す。図にお
いて、従来例および実施例1と同一または相当部分には
同一符号を付け、説明を省略する。7は下ケース2側の
嵌合部分においてパッキン3の外側全周にわたって設け
られた段差部であり、下ケース2の外方向に切り欠いた
構造としている。なお、この段差部7は収容部を示す。
【0021】次に防水構造について説明する。まず、上
ケース1と下ケース2をケース内部の係止めやネジ止め
により嵌合した場合、パッキン3は上ケース1の嵌合面
1aの押力により圧縮され、嵌合面1aに密着しながら
突出部3aが嵌合面の断面に対し左方向、すなわち、下
ケース2の外側に変形する。この変形部分が段差部7に
収容される。よって、嵌合部分では上ケース1と下ケー
ス2がパッキン3の密着により、隙間なく嵌合され、両
ケース間は段差部7で十分な面積のシール面が確保でき
るため、安定した防水機能が得られる。
ケース1と下ケース2をケース内部の係止めやネジ止め
により嵌合した場合、パッキン3は上ケース1の嵌合面
1aの押力により圧縮され、嵌合面1aに密着しながら
突出部3aが嵌合面の断面に対し左方向、すなわち、下
ケース2の外側に変形する。この変形部分が段差部7に
収容される。よって、嵌合部分では上ケース1と下ケー
ス2がパッキン3の密着により、隙間なく嵌合され、両
ケース間は段差部7で十分な面積のシール面が確保でき
るため、安定した防水機能が得られる。
【0022】なお、この実施例2では段差部7を下ケー
ス2の嵌合部分の外側に切り欠くように設けているの
で、例えば、ケースの肉厚が十分に確保できない場合で
もシール面が確保できるため、安定した防水機能が得ら
れる。また、この実施例2では段差部7をパッキン3の
外側全周にわたって設けたものを示したが、内側全周に
わたって設けてもよい。
ス2の嵌合部分の外側に切り欠くように設けているの
で、例えば、ケースの肉厚が十分に確保できない場合で
もシール面が確保できるため、安定した防水機能が得ら
れる。また、この実施例2では段差部7をパッキン3の
外側全周にわたって設けたものを示したが、内側全周に
わたって設けてもよい。
【0023】実施例3.図3はこの発明の他の実施例を
示す防水型機筐体のケース嵌合部を示す断面図であり、
(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の状態を示す。図にお
いて、従来例および実施例1,2と同一または相当部分
には同一符号を付け、説明を省略する。8は断面が略L
字形状を成し、溝部4の全周にわたって一体成形された
パッキンであり、ケース嵌合時には段差部7から外方向
にはみ出るだけの大きさを有する。また、段差部7はパ
ッキン8の外側全周にわたって設けている。
示す防水型機筐体のケース嵌合部を示す断面図であり、
(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の状態を示す。図にお
いて、従来例および実施例1,2と同一または相当部分
には同一符号を付け、説明を省略する。8は断面が略L
字形状を成し、溝部4の全周にわたって一体成形された
パッキンであり、ケース嵌合時には段差部7から外方向
にはみ出るだけの大きさを有する。また、段差部7はパ
ッキン8の外側全周にわたって設けている。
【0024】次に防水構造について説明する。上ケース
1と下ケース2を嵌合した場合、上記実施例2と同様に
嵌合面1aに密着しながら突出部8aが下ケース2の外
方向に変形する。この変形部分が段差部7に吸収され収
容される。よって嵌合部分では両ケースがパッキン8の
密着により隙間なくシールされ、安定した防水機能が得
られる。また、段差部7からパッキン8の突出部8aが
外方向へはみ出すことにより、例えばケースが小さく手
で持ち運ぶことができる場合、パッキン8のはみ出した
部分が滑べり止めの機能を有する。
1と下ケース2を嵌合した場合、上記実施例2と同様に
嵌合面1aに密着しながら突出部8aが下ケース2の外
方向に変形する。この変形部分が段差部7に吸収され収
容される。よって嵌合部分では両ケースがパッキン8の
密着により隙間なくシールされ、安定した防水機能が得
られる。また、段差部7からパッキン8の突出部8aが
外方向へはみ出すことにより、例えばケースが小さく手
で持ち運ぶことができる場合、パッキン8のはみ出した
部分が滑べり止めの機能を有する。
【0025】実施例4.図4はこの発明の他の実施例を
示す防水型筐体のケース嵌合部を示す断面図であり、図
において従来例および実施例1,2,3と同一または相
当部分には同一符号を付け、説明を省略する。9は溝部
4の全周にわたって設けられるパッキンであり、パッキ
ン9の断面幅を溝部4の断面幅よりも大きくしている。
10は段差部であり、上ケース1と下ケース2の嵌合時
のパッキン9の変形部分を収容する。
示す防水型筐体のケース嵌合部を示す断面図であり、図
において従来例および実施例1,2,3と同一または相
当部分には同一符号を付け、説明を省略する。9は溝部
4の全周にわたって設けられるパッキンであり、パッキ
ン9の断面幅を溝部4の断面幅よりも大きくしている。
10は段差部であり、上ケース1と下ケース2の嵌合時
のパッキン9の変形部分を収容する。
【0026】次に防水構造について説明する。まず、下
ケース2の溝部4上にパッキン9を配置する。そして、
上ケース1と下ケースを嵌合した場合、パッキン9が上
ケース1の嵌合面1aに密着しながら変形し、溝部4に
変形部分が収容され、溝部4との隙間を埋める。さら
に、溝部4からはみ出た変形部分は段差部10に収容さ
れる。よって、嵌合部分では両ケースがパッキン9によ
り隙間なくシールされ、安定した防水機能が得られる。
ケース2の溝部4上にパッキン9を配置する。そして、
上ケース1と下ケースを嵌合した場合、パッキン9が上
ケース1の嵌合面1aに密着しながら変形し、溝部4に
変形部分が収容され、溝部4との隙間を埋める。さら
に、溝部4からはみ出た変形部分は段差部10に収容さ
れる。よって、嵌合部分では両ケースがパッキン9によ
り隙間なくシールされ、安定した防水機能が得られる。
【0027】なお、上記実施例1〜4では、弾性部材に
パッキンを用いたものを示したが、Oリングを用いても
よい。また、段差部を下ケース側に設けたものを示した
が、上ケース側に設けてもよい。
パッキンを用いたものを示したが、Oリングを用いても
よい。また、段差部を下ケース側に設けたものを示した
が、上ケース側に設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば上ケー
スと下ケースの嵌合時には両ケースの押圧により軟質部
材の突出部が変形し、この突出部の変形部分が収容部に
収納されることにより、軟質部材の突出部の変形量が安
定し、両ケースの嵌合部分のシール面積を一定に保つこ
とができ、かつ、防水の気密レベルを向上させる防水型
筐体構造を得ることができる。
スと下ケースの嵌合時には両ケースの押圧により軟質部
材の突出部が変形し、この突出部の変形部分が収容部に
収納されることにより、軟質部材の突出部の変形量が安
定し、両ケースの嵌合部分のシール面積を一定に保つこ
とができ、かつ、防水の気密レベルを向上させる防水型
筐体構造を得ることができる。
【0029】また、両ケースの嵌合はケース周端部分で
行い、軟質部材の突出部の変形部分を、軟質部材の周囲
に設けられた溝状の収容部に収容することにより、両ケ
ースの嵌合部分のシール面積を一定に保つことができ、
かつ、防水の気密レベルを向上させる防水型筐体構造を
得ることができる。
行い、軟質部材の突出部の変形部分を、軟質部材の周囲
に設けられた溝状の収容部に収容することにより、両ケ
ースの嵌合部分のシール面積を一定に保つことができ、
かつ、防水の気密レベルを向上させる防水型筐体構造を
得ることができる。
【0030】さらに、両ケースの嵌合はケース周端部分
で行い、軟質部材の突出部の変形部分を、軟質部材の外
周側または内周側に設けられた切欠状の収容部に収容す
ることにより、両ケースの嵌合部分を防水できるととも
に、ケースの肉厚が十分に確保できない場合でも安定し
た防水型筐体構造を得ることができる。
で行い、軟質部材の突出部の変形部分を、軟質部材の外
周側または内周側に設けられた切欠状の収容部に収容す
ることにより、両ケースの嵌合部分を防水できるととも
に、ケースの肉厚が十分に確保できない場合でも安定し
た防水型筐体構造を得ることができる。
【0031】また、切欠状の収容部を軟質部材の外周側
に設け、両ケースの嵌合時には、軟質部材の突出部の変
形部分を切欠状の収容部からはみ出させたことにより、
筐体に滑べり止め機能を持たせることができ、組み立て
られた筐体に改めて、滑べり止めをつける必要がなく、
滑べり止めの組み立て工程の削減可能な防水型筐体構造
を得ることができる。
に設け、両ケースの嵌合時には、軟質部材の突出部の変
形部分を切欠状の収容部からはみ出させたことにより、
筐体に滑べり止め機能を持たせることができ、組み立て
られた筐体に改めて、滑べり止めをつける必要がなく、
滑べり止めの組み立て工程の削減可能な防水型筐体構造
を得ることができる。
【0032】また、両ケースの嵌合時には、溝部からは
み出すように設けられた軟質部材が溝部との隙間を埋め
ながら変形し、溝部からはみ出た変形部分を段差部に収
容することにより、軟質部材が簡単に設置でき、かつ、
気密レベルも向上できる防水型筐体構造を得ることがで
きる。
み出すように設けられた軟質部材が溝部との隙間を埋め
ながら変形し、溝部からはみ出た変形部分を段差部に収
容することにより、軟質部材が簡単に設置でき、かつ、
気密レベルも向上できる防水型筐体構造を得ることがで
きる。
【図1】この発明の一実施例によるケース嵌合部を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】この発明の他の実施例によるケース嵌合部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】この発明の他の実施例によるケース嵌合部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】この発明の他の実施例によるケース嵌合部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】従来のケース嵌合部を示す断面図である。
【図6】従来のケース嵌合部を示す断面図である。
1 上ケース 1a 嵌合面 2 下ケース 3 パッキン 3a 突出部 4 溝部 6 段差部 7 段差部 8 パッキン 8a 突出部 9 パッキン 10 段差部
Claims (5)
- 【請求項1】 上下に2分割形成された上ケースおよび
下ケースの嵌合によって一体的に形成される樹脂成形品
と、前記上ケース、前記下ケースのいずれか一方のケー
スの嵌合部分に一体成形され、嵌合面から突出する突出
部を有する軟質部材と、前記一方のケース側の嵌合部分
における前記軟質部材の周囲に設けられ、前記両ケース
の嵌合時に前記両ケースによる押圧により生じる前記軟
質部材の突出部の変形部分を収容する収容部とを備えた
ことを特徴とする防水型筐体構造。 - 【請求項2】 上記樹脂成形品の嵌合は、上記上ケース
および下ケースの周端部分で行い、上記上ケースまたは
下ケースのいずれか一方のケースの周端部分に上記軟質
部材を周状に一体成形し、この周端部分における上記軟
質部材の周囲に溝状の上記収容部を設けたことを特徴と
する請求項1記載の防水型筐体構造。 - 【請求項3】 上記樹脂成形品の嵌合は、上記上ケース
および下ケースの周端部分で行い、上記上ケースまたは
下ケースのいずれか一方のケースの周端部分に上記軟質
部材を周状に一体成形し、この周端部分における上記軟
質部材の外周側または内周側に切欠状の上記収容部を設
けたことを特徴とする請求項1記載の防水型筐体構造。 - 【請求項4】 上記切欠状の収容部を上記軟質部材の外
周側に設け、上記上ケースと下ケースの嵌合時には、上
記軟質部材の突出部の変形部分を上記切欠状の収容部か
らはみ出させたことを特徴とする請求項3記載の防水型
筐体構造。 - 【請求項5】 上下に2分割された上ケースおよび下ケ
ースの嵌合によって、一体的に形成される樹脂成形品
と、前記上ケース、前記下ケースの何れか一方のケース
の嵌合部分に掘られた溝部と、この溝部からはみ出すよ
うに設けられた軟質部材と、前記上ケースまたは前記下
ケースの嵌合部分に設けられ、前記両ケースの嵌合時に
両ケースによる押圧により生じる前記軟質部材の変形部
分を収容する段差部とを備えたことを特徴とする防水型
筐体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173944A JPH0834467A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 防水型筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173944A JPH0834467A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 防水型筐体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834467A true JPH0834467A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15969966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6173944A Pending JPH0834467A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 防水型筐体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834467A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-07-26 JP JP6173944A patent/JPH0834467A/ja active Pending
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