JPH083448Y2 - 路面掻きほぐし装置 - Google Patents

路面掻きほぐし装置

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JPH083448Y2
JPH083448Y2 JP6635889U JP6635889U JPH083448Y2 JP H083448 Y2 JPH083448 Y2 JP H083448Y2 JP 6635889 U JP6635889 U JP 6635889U JP 6635889 U JP6635889 U JP 6635889U JP H083448 Y2 JPH083448 Y2 JP H083448Y2
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strip
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幸雄 岸
眞二 中村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両等の走行手段に支持されてアスファ
ルト舗装等の路面を再生その他の目的で掻きほぐし、機
枠の左右に取付けて廃材の飛散を防止する少なくとも左
右いずれかのサイドカバーを、前記機枠に対して昇降可
能に取付け、前記昇降するサイドカバーの高さ位置を検
出するレベルセンサを備えて、サイドカバーの高さ位置
から掻きほぐし深さを読み取るようにした路面掻きほぐ
し装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のサイドカバーが昇降する路面掻きほぐし装置と
しては、例えば実開昭59−1714号公報記載のようなもの
がある。ここで、カッタドラムを支持する機枠に対する
サイドカバーの高さ位置を検出すると、カッタドラムに
備えられたカッタビットによる掻きほぐし深さを読み取
ることができる。そこで、サイドカバーの高さ位置を検
出するためにレベルセンサを備えたものが、例えば実開
昭59−1714号公報に記載されるように提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、機枠に対するサイドカバーの高さ位置
を検出すると、カッタドラムは機枠との相対高さ位置が
固定されているから、前記検出値により掻きほぐし深さ
を読み取ることができるものの、カッタビットが摩耗す
ると機枠に対するサイドカバーの高さ位置は同じでも、
掻きほぐし深さは浅くなる。このため、読み取り深さよ
り実際の掻きほぐし深さが浅くなる。また、サイドカバ
ー下端が路面に摺接しているために摩耗すると、摩耗分
だけサイドカバーの高さ位置が低くなるため、カッタビ
ットの深さは同じでも読み取り深さが浅くなる。
かくして、前記従来技術においては、カッタビットや
サイドカバーの摩耗等によってレベルセンサの検出値に
誤差がでるという問題点がある。
この考案は、カッタビットやサイドカバーの摩耗等に
よっても、レベルセンサの検出値を正確にすることを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の路面掻きほぐし装置は、外周に路面掻きほ
ぐし用のカッタビットを備えたカッタドラムを機枠に回
転可能に支持し、前記機枠を走行手段に支持させるとと
もに、掻きほぐした廃材の飛散を防止するサイドカバー
を前記機枠の側部に設け、少なくともいずれかのサイド
カバーを前記機枠に対して昇降可能に取付けた路面掻き
ほぐし装置において、条体の一端を前記サイドカバーに
連結し且つその他端を機枠側に連結するとともに前記条
体の中途部に動滑車を係合させ、該動滑車を進退部材に
取付けて前記サイドカバーの昇降に連動して進退部材が
進退する構成とし、前記機枠に対するサイドカバーの高
さ位置を検出するレベルセンサを前記進退部材に連結す
る一方、前記条体端部の機枠側への取付構造は、雄ねじ
と雌ねじとの螺合機構を用い、両ねじの一方を条体の端
部に固定し且つ機枠に対して進退可能に回転止めし、前
記両ねじの他方のハンドルを取付け且つ機枠に対して回
転可能に位置決めしてなる。
ここで条体とは、ワイヤ、ワイヤロープその他のロー
プ、紐、ベルトの類を総称するものであって、伸びが少
なく且つ可撓性によりプーリ等により延び方向が可変
で、一端の動きを進退によって他端に伝達できる長尺材
をいう。
〔作用〕
カッタドラムによる掻きほぐし深さの変化に伴って、
機枠に対してサイドカバーが昇降すると、進退部材が進
退してレベルセンサがこれの進退量に基づき機枠に対す
るサイドカバーの高さ位置を検出する。このとき、カッ
タドラムに備えられたカッタビットの摩耗等によって掻
きほぐし深さと機枠に対するサイドカバーの高さ位置と
の相対関係が崩れたときには、条体の長さを調節するこ
とにより前記相対関係を回復させる。
そのためにはハンドルを回転させる。これによりハン
ドルとともに前記ねじが回転して、条体の端部に固定さ
れ且つ機枠に対して進退可能に回転止めされたねじが進
退して、条体の端部を長手方向に進退させる。このた
め、条体の長さが実質的に調節される。これにより掻き
ほぐし深さと機枠に対するサイドカバーの高さ位置との
相対関係が回復して前記相対関係が正常に維持され、以
てレベルセンサの精度が維持される。
前記ねじによる螺合機構は、機枠に対して回転可能に
位置決めされるねじと、条体の端部に固定されるねじと
のうち、いずれが雄ねじであってもよい。
〔実施例〕
第1図以下はこの考案の実施例を示すものであり、第
1図は左側面図、第2図は第1図のII−II線断面図であ
る。この掻きほぐし装置は、第1,2図において左方向が
前方であり、また図示しない懸架装置によって例えば実
開昭60−27112号公報に記載されるように走行車両に懸
架されており、その走行車両との相対高さ位置は前記懸
架装置によって調節自在となっている。
機枠1には、外周に路面掻きほぐし用のカッタビット
を備えたカッタドラム3が回転可能に支持され、このカ
ッタドラム3には図示しない回転駆動源が連結されてい
る。第1,2図においてカッタドラム3を示す鎖線はカッ
タビット先端の回転軌跡を示している。カッタドラム3
の回転駆動源としては通常は油圧モータが使用される
が、回転駆動源とカッタドラム3との間は直結される
か、又は回転駆動軸,チェン,歯車等を利用した動力伝
達機構を介して連結される。
機枠1の下部前後には夫々図示されないカバーが装着
され、機枠1の左右には図面では左側のみを示している
が、掻きほぐした廃材の飛散を防止するサイドカバー5
が装着される。
サイドカバー5の前端部は、機枠1の前端部及びこれ
に固定されたブラケット2に垂直に固定された縦軸7に
連結されている。縦軸7は上端が前記ブラケット2に小
ブラケット7aを介して固定され且つ下端が機枠1に小ブ
ラケット7bを介して固定されて垂直をなす。この縦軸7
に、第3図に示すように、内面に滑りブッシュ8aを備え
且つ上下端面にキャップ8bを被せた筒体8を、軸周方向
に回転自在且つ軸方向に摺動自在に外嵌し、これに函体
4を固定している。函体4内には横軸6が横架されて固
定され、これにサイドカバー5の上部における前端に固
定された三角形状のプレート9がボス9aを介して外嵌し
ており、図示しないがボス9aの内面には滑りブッシュが
配置されて、前記プレート9が横軸6周りに旋回自在に
構成される。かかる構成によって、サイドカバー5が横
軸6を中心に上下に傾動可能に構成され、さらに縦軸7
を中心に左右に開閉可能に構成され、さらに縦軸7に沿
って昇降可能に構成される。
またサイドカバー5の後端部には外面に滑り面10が上
下に渡って形成され、これを機枠1に固定したブラケッ
ト1aを介して押さえ部材11で外側から押さえて、サイド
カバー5の開き方向の旋回を抑制している。前記滑り面
10は表面を平滑にして摩擦抵抗を低下させた板体を固定
してなり、また、これに対向する押さえ部材11の面も摩
擦抵抗を低下させてなる。
サイドカバー5の下端には、路面Raに摺接するゴム板
12が交換自在に装着されて、サイドカバー5の内外間を
塞いでいる。
サイドカバー5の下部前端には、前ブラケット13が前
方に向けて固定され、これの下側にキャスタ14が装着さ
れる。即ち前ブラケット13に縦軸15が固定され、これに
外嵌するボス16aを介してアーム16が前記縦軸15に枢着
されて、アーム16は左右に旋回可能に支持される。この
旋回は所定角度内においてなされ、その角度以上の旋回
を阻止するために図示しないストッパが前ブラケット13
とアーム16との間に形成されている。また、アーム16が
前記角度内において幅方向外側に旋回した角度、即ちキ
ャスタ14がサイドカバー5より外側にある位置を維持す
るために、前ブラケット13とアーム16とに開設された小
孔にピン17が着脱自在に嵌入している。ピン17は図示し
ないチェン等によって前ブラケット13に連結されていて
不使用時の紛失が防止されている。
またサイドカバー5の下部後端には、後ブラケット18
が後方に向けて固定され、これの下側にキャスタ19が装
着される。即ち後ブラケット18に縦軸21が固定され、こ
れに外嵌するボス22aを介してアーム22が前記縦軸21に
枢着されて、アーム22は左右に旋回可能に支持される。
この旋回は所定角度内においてなされ、その角度以上の
旋回を阻止するために図示しないストッパが後ブラケッ
ト18とアーム22との間に形成されている。また、アーム
22が前記角度内において幅方向外側に旋回した角度、即
ちキャスタ19がサイドカバー5より外側にある位置を維
持するために、後ブラケット18とアーム22とに開設され
た小孔にピン23が着脱自在に嵌入している。ピン23は図
示しないチェン等によって後ブラケット18に連結されて
いて紛失が防止されている。これら両キャスタ14,19は
アーム16,22が最も内側に旋回した状態ではサイドカバ
ー5の延長線上に位置するようにしてある。また両キャ
スタ14,19が水平路面上にあるときに前記ゴム板12の下
縁が路面Raに接するように予め調整されている。
サイドカバー5の上端には、カッタドラム3の中心線
の上側でワイヤロープからなる条体26の一端が連結され
ている。条体26の中途部は、機枠1に取付けたブラケッ
ト27のシーブ28と、同ブラケット29のシーブ31と、同ブ
ラケット32のシーブ33と、後述する進退部材34の動滑車
としてのシーブ35と、を夫々前記の順で経由して、他端
が後述するハンドル36に連結される。
機枠1の前面に固定された前記ブラケット2には、第
5,8図に示すように縦長の角筒37が固定され、第8図に
示すようにその内部に昇降可能に角ブロック38が収容さ
れ、これの下側から螺杆39が螺入されて固定されてい
る。螺杆39には前記条体26の端部が連結され、以て螺杆
39を介して条体26が角ブロック38に連結されている。角
ブロック38は角筒37と断面相似形であるため、昇降は可
能であるが回転は不能になっている。この角ブロック38
にはボルト軸41が貫通されて、このボルト軸41の両端
は、角筒37の長孔37aから外部に臨んでいる。而して、
角ブロック38は長孔37aの長さ寸法だけ昇降できるよう
にしてある。
同じく第8図に示すように、角ブロック38の中心孔に
はねじ溝38aが形成されていて、この角ブロック38がこ
の考案に用いる雌ねじを構成している。かかる角ブロッ
ク38のねじ溝38aには外周にねじ溝42aを形成した縦軸42
が螺合していて、この縦軸42がこの考案に用いる雄ねじ
を構成している。縦軸42の上端は角筒37より上に突出し
ていて、これにハンドル36が固定される。ハンドル36
は、縦軸42に固定された円板36aと、これの上に固定さ
れたツマミ36bとからなり、円板36aには外周に中心から
45度の角度ごとに切欠部36cが形成される。かくして、
ツマミ36bを旋回移動させると円板36aが回転し、これと
一体に縦軸42が回転するようにしてあり、これにより角
ブロック38が昇降して、条体26の長さを実質的に変化さ
せるようになっている。
角筒37の上面板43の上面にはブラケット45と枢軸45a
とによりストッパ44が旋回自在に枢着されており、この
ストッパ44が円板36aの切欠部36cに係合することによ
り、円板36aの回転止めをするものであって、かかるス
トッパ44と円板36aの切欠部36cとによってハンドル36の
ロック機構を構成している。
前記条体26の実質長さの変化により、進退部材34が上
下に進退する。進退部材34は、第7図に示すように、機
枠1の前面に固定された補強プレート46に基台47を介し
て固定された板状レール48に案内されて進退するように
構成されている。すなわち、板状レール48の左右両側を
個別に抱き込んで摺接している一対の摺接ブロック49
と、これらの前面間に固定された前面板51とにより前記
進退部材34が構成されていて、この前面板51に前記動滑
車としてのシーブ35が支持されている。かくして、進退
部材34は板状レール48により案内されながら、条体26に
より吊られた状態となっていて、条体26を一定の張力に
維持するために、第5図に示すバネ52により下方に付勢
されている。バネ52は補強プレート46に突設したブラケ
ット53と、同プレート46に揺動自在に設けたレバー54の
一端との間に架設されて引っ張りバネであり、レバー54
の他端が進退部材34の下部に連結されている。
進退部材34の前面には水平棒55が突設され、これがレ
ベルセンサ56に次のようにして係合している。すなわ
ち、レベルセンサ56は軸56aの回転角に対応したパルス
を出力する回転位置センサからなり、軸56aには図示し
ない戻りバネが設けられ且つ旋回アーム57が固定されて
おり、旋回アーム57の先端には横棒58が固定され、この
横棒58が前記水平棒55を上側から前記戻りバネの付勢力
により軽く押さえている。かくして、進退部材34の上下
の進退量は水平棒55,横棒58,旋回アーム57を介してレベ
ルセンサ56によって検出される。
而して、この路面掻きほぐし装置は、走行車両と一体
に前方である矢印方向に路面Raを移動しながら、カッタ
ドラム3の回転によって公知の通りに路面Raを掻きほぐ
す。Rbが掻きほぐされて低く且つ平らになった路面を示
す。このとき掻きほぐされた路面の廃材は左右のサイド
カバー5や図示しない前後のカバーによって外部に飛散
することが防止され、且つ図示しない搬送装置等によっ
て外部に搬送される。
ここで、掻きほぐし深度に比例して機枠1に対しサイ
ドカバー5が上昇する。即ち、カッタドラム3の幅寸法
内では路面Raが掻きほぐされて且つ廃材が排出されるか
ら路面Rbが低くなっており、これに伴ってカッタドラム
3及び機枠1も低い位置にあるが、サイドカバー5は掻
きほぐされた路面Rbには近接しているものの、その両側
の、掻きほぐされていない路面Raを自重によりこの路面
に接しながら移動するものであるため、機枠1に対して
は非掻きほぐし時よりも上昇した位置にある。かくし
て、機枠1に対するサイドカバー5の昇降は、前記掻き
ほぐし深さの変化によって行われる。
サイドカバー5の前記昇降は、前端部においては筒体
8が縦軸7に対して軸方向に摺動することにより行わ
れ、後端部においては押さえ部材11に対して滑り面10が
上下に摺動することにより行われる。ここで、サイドカ
バー5は前端部のみにおいて縦軸7によって機枠1に取
付けられているから、サイドカバー5が前後両方におい
て縦棒軸と筒体8とにより機枠1に取付けられている場
合に比較すると、前後両方の縦軸7と筒体8との平行度
の精度を上げなくとも、円滑な昇降が行われる。
ここで、サイドカバー5がゴム板12及びキャスタ14,1
9を介して接している路面Raの状況や、カッタドラム3
による掻きほぐした後の路面Rbの状況等の相対的な要因
によっては、サイドカバー5が機枠1に対して前後にお
いて高低差が生じて傾斜する。このときには、サイドカ
バー5は横軸6を中心にして第1図において矢印a,b方
向に傾動することにより、前記接している路面Raに対応
した姿勢となり、サイドカバー5と路面Raとの間に隙間
が生じない。このようにサイドカバー5の姿勢は路面Ra
の傾斜に追従でき、レベルセンサ56が正確に実際の路面
Ra高さを検出することができるから、これを基礎として
制御されるカッタドラム3の掻きほぐし深さを正確に制
御することができる。このサイドカバー5の傾動時に
も、サイドカバー5の後端においては滑り面10と押さえ
部材との間に摺動が生じる。
また、サイドカバー5後端部では、滑り面10に対する
押さえ部材11による押さえを開放すれば、サイドカバー
5は縦軸7を中心にして第2図において矢印c方向であ
る左方外側に旋回して開くことができる。押さえ部材11
の押さえを開放するためには、機枠1に対して押さえ部
材11のブラケット1aを外せばよい。これは、例えばブラ
ケット1aを機枠1に固定している図示しないボルト・ナ
ットを外すことにより行われる。前記ブラケット1aを機
枠1に固定する手段を前記ボルト・ナットに代えて、さ
らに着脱容易な固着手段をとれば、前記押さえの開放は
容易になる。
かくして、前記のようにサイドカバー5を縦軸7を中
心として外側に旋回させると、路面掻きほぐし装置の内
部に側方から人が工具を持った手を入れることができる
から、路面の廃材等の付着や詰まりを容易に除去するこ
とができる。特に、サイドカバー5と機枠1との間に詰
まった廃材等は、前記旋回によりサイドカバー5を開い
ただけで自然落下して除去することができる。またサイ
ドカバー5を閉じるときには、前記開くときと逆の手順
で押さえ部材11による押さえを再度行えばよい。
キャスタ14,19は、アーム16,22を外側に旋回させこの
状態をピン17,23で固定して、サイドカバー5より外側
において路面上を転動させる。この状態では、掻きほぐ
し路側に電柱,堀等の障害物がない場合において走行さ
せる。これによって、キャスタ14,19はカッタドラム3
により掻きほぐした路面Rbより離れた位置で掻きほぐさ
ない路面Ra上を転動することができる。このため、カッ
タドラム3の掻きほぐしによって小さな廃材が路面Raの
肩部に乗っていても、その廃材の上をキャスタ19が転動
しないで済むし、また、走行先の路面Raでサイドカバー
5が倣うために付された目印上をキャスタ14が転動しな
いで済むから、キャスタ14,19は路面Ra上を正確な高さ
で走行できる。このため、前記レベルセンサによる測定
誤差を可及的に小さくすることができる。
また、路側に障害物がある場合には、ピン17,23を抜
く。この状態で走行すると、キャスタ14,19は縦軸15,21
に引っ張られる状態になるから、これらの後ろで転動す
ることになり、この位置がサイドカバー5の前後位置に
なるから、キャスタ14,19がサイドカバー5から外側に
突出しない。このため前記障害物との干渉を避けること
ができる。
サイドカバー5の前記昇降により条体26の張力が増減
し、これにより進退部材34が上下に昇降すると、水平棒
55が一体に昇降して横棒58を昇降させる。これにより旋
回アーム57が旋回して軸56aの回転角をレベルセンサ56
が検出する。このためレベルセンサ56により検出された
回転角は、サイドカバー5の昇降距離に対応して表れ
る。
ここで、カッタドラム3のカッタビットの摩耗,サイ
ドカバー5下端やキャスタ14,19の摩耗によって、機枠
1に対するサイドカバー5の高さ位置に誤差が発生する
と、レベルセンサ56による検出値にも誤差が出る。そこ
で、条体26の実質長さを変更することによって前記誤差
を吸収する。
条体26の実質長さを変更するのは、前記ハンドル36を
回転させることにより行う。これには、第8図に示すス
トッパ44を旋回させて円板36aの切欠部36cから外してか
ら、ツマミ36bを旋回移動させて行う。かくしてハンド
ル36が回転すると、雄ねじをなす縦軸42が回転するか
ら、雌ねじをなす角ブロック38が昇降して条体26の実質
長さを変更する。ここで、前記円板36aの回転数と、サ
イドカバー5の高さ位置の検出値との相対関係を予め知
っておけば、例えばカッタビットの摩耗量が5mmのとき
には円板36aを2回転半させれるだけで調整することが
できる。このように、例えばカッタビットの摩耗時には
実際の掻きほぐし深さが検出値よりも浅くなるから、条
体26の実質長さを短くして検出値を深くさせ、以て検出
値と実際値とを一致させ、これを基準点としてから掻き
ほぐし作業を開始する。
なお、前記実施例においては、進行方向に対して左側
のサイドカバー5のみについて説明したが、進行方向右
側のサイドカバーについても同様の構成になっている。
但し、右側にサイドカバーは、内部にカッタドラム3を
回転駆動させるための駆動装置が存在するために、駆動
装置との干渉を避ける目的で中央部が外側に膨らんで成
型されており、また前記条体26は左側のサイドカバー5
にのみ連結されて、これからのみカッタドラム3による
掻きほぐし深さを検出している。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、カッタドラ
ムに備えられたカッタビットの摩耗等によって、掻きほ
ぐし深さと機枠に対するサイドカバーの高さ位置との相
対関係が崩れたときには、ハンドルを回転させることに
よって、条体の実質長さを調節することにより前記相対
関係を回復させることができる。これにより、正確な掻
きほぐし深さの制御が可能になるという効果がある。
また、この考案によれば、条体の中途部に動滑車を係
合させ、この動滑車を進退部材に取付けてサイドカバー
の昇降に連動して進退部材を進退させ、且つ、進退部材
にレベルセンサを連結したために、レベルセンサに入力
される変位をサイドカバーの変位の半分にすることが可
能となる。このため、レベルセンサをコンパクトなもの
にすることができ、且つ、レベルセンサの配置も容易に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す左側面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線
断面拡大図、第4図は第1図のIV−IV線断面拡大図、第
5図は前記実施例の正面拡大図、第6図は第5図の平面
図、第7図は第5図のVII−VII線断面拡大図、第8図は
第6図のVIII−VIII線断面拡大図である。 Ra……掻きほぐしていない路面、Rb……掻きほぐした後
の路面、1……機枠、3……カッタドラム、5……サイ
ドカバー、26……条体、34……進退部材、36……ハンド
ル、36a……円板、36b……ツマミ、36c……切欠部、38
……角ブロック(雌ねじ)、42……縦軸(雄ねじ)、44
……ストッパ、48……板状レール、56……レベルセン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に路面掻きほぐし用のカッタビットを
    備えたカッタドラムを機枠に回転可能に支持し、前記機
    枠を走行手段に支持させるとともに、掻きほぐした廃材
    の飛散を防止するサイドカバーを前記機枠の側部に設
    け、少なくともいずれかのサイドカバーを前記機枠に対
    して昇降可能に取付けた路面掻きほぐし装置において、
    条体の一端を前記サイドカバーに連結し且つその他端を
    機枠側に連結するとともに前記条体の中途部に動滑車を
    係合させ、該動滑車を進退部材に取付けて前記サイドカ
    バーの昇降に連動して進退部材が進退する構成とし、前
    記機枠に対するサイドカバーの高さ位置を検出するレベ
    ルセンサを前記進退部材に連結する一方、前記条体端部
    の機枠側への取付構造は、雄ねじと雌ねじとの螺合機構
    を用い、両ねじの一方を条体の端部に固定し且つ機枠に
    対して進退可能に回転止めし、前記両ねじの他方にハン
    ドルを取付け且つ機枠に対して回転可能に位置決めした
    ことを特徴とする路面掻きほぐし装置。
JP6635889U 1989-06-07 1989-06-07 路面掻きほぐし装置 Expired - Lifetime JPH083448Y2 (ja)

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JPH035714U JPH035714U (ja) 1991-01-21
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JPH035714U (ja) 1991-01-21

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