JPH083459Y2 - 二段式調節ゲートの上段扉構造 - Google Patents
二段式調節ゲートの上段扉構造Info
- Publication number
- JPH083459Y2 JPH083459Y2 JP8165890U JP8165890U JPH083459Y2 JP H083459 Y2 JPH083459 Y2 JP H083459Y2 JP 8165890 U JP8165890 U JP 8165890U JP 8165890 U JP8165890 U JP 8165890U JP H083459 Y2 JPH083459 Y2 JP H083459Y2
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- Japan
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- plate
- upper door
- gate
- back plate
- door
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は河口堰として設置される二段式調節ゲートに
おいて、外海からの波浪の影響を強く受ける上段扉の構
造に関する。
おいて、外海からの波浪の影響を強く受ける上段扉の構
造に関する。
従来の技術 従来、二段式調節ゲートにおいて、外海からの波浪の
影響は、上段扉に対する揚圧力として作用し、上段扉の
設計荷重に対して大きな比率を占めている。この種の揚
圧力を軽減させるものとして、第3図,第4図に示すも
のがある。これは、河川幅方向上流側に下段扉1が、下
流側に上段扉2がそれぞれ昇降自在に設置されている。
上段扉2は前面スキンプレート3と頂部越流板4と背面
板5とトラス構造の底部トラス板6とで筒体状に形成さ
れ、一定間隔毎に隔壁7により仕切られてゲート室8が
形成されたシェル構造に構成されている。このゲート室
8内にはトラス板6の多数の透孔を介して浸水され、越
流板4に開口される頂部開口9と、背面板5上部に開口
される背面開口10とを最適な開口面積で形成することに
より、ゲート室8内の空気層を空気クッションとして有
効に活用して揚圧力の軽減に良好な性能が得られる。
影響は、上段扉に対する揚圧力として作用し、上段扉の
設計荷重に対して大きな比率を占めている。この種の揚
圧力を軽減させるものとして、第3図,第4図に示すも
のがある。これは、河川幅方向上流側に下段扉1が、下
流側に上段扉2がそれぞれ昇降自在に設置されている。
上段扉2は前面スキンプレート3と頂部越流板4と背面
板5とトラス構造の底部トラス板6とで筒体状に形成さ
れ、一定間隔毎に隔壁7により仕切られてゲート室8が
形成されたシェル構造に構成されている。このゲート室
8内にはトラス板6の多数の透孔を介して浸水され、越
流板4に開口される頂部開口9と、背面板5上部に開口
される背面開口10とを最適な開口面積で形成することに
より、ゲート室8内の空気層を空気クッションとして有
効に活用して揚圧力の軽減に良好な性能が得られる。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記構成によれば、上段扉2の底部がトラス
構造によるトラス板6で形成されて外海とゲート室8が
連通されるため、シェル構造としての強度が確保できな
いことから、上段扉2の下部に補強部材を増設したり、
スキンプレート3および背面板5の肉厚を余分に増加さ
せるなどの対策が必要であった。そのため上段扉2が高
コストになるという問題があった。
構造によるトラス板6で形成されて外海とゲート室8が
連通されるため、シェル構造としての強度が確保できな
いことから、上段扉2の下部に補強部材を増設したり、
スキンプレート3および背面板5の肉厚を余分に増加さ
せるなどの対策が必要であった。そのため上段扉2が高
コストになるという問題があった。
本考案は、上記問題点を解決してシェル構造としての
強度を確保できるとともに、外海からの波浪の影響によ
る揚圧力を軽減させることができる二段式調節ゲートの
上段扉構造を提供することを目的とする。
強度を確保できるとともに、外海からの波浪の影響によ
る揚圧力を軽減させることができる二段式調節ゲートの
上段扉構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、河川幅方向上
流側に下段扉を昇降自在に配置するとともに、下流側に
上段扉を昇降自在に配置した二段式調節ゲートおいて、
上段扉を前面スキンプレートと頂部越流板と背面板と底
板とで筒体状にするとともに一定間隔毎に隔壁で仕切っ
てゲート室を形成したシェル構造とし、前記底板をスキ
ンプレートおよび背面板の下端より所定距離だけ上位に
取り付けるとともに、この底板からスキンプレートおよ
び背面板の下端位置まで複数の仕切板を格子状に垂下し
て上段扉の下部に底面開放のクッション室を複数個形成
し、前記越流板と背面板の上部および下部に、ゲート室
に連通する開口部を設けたものである。
流側に下段扉を昇降自在に配置するとともに、下流側に
上段扉を昇降自在に配置した二段式調節ゲートおいて、
上段扉を前面スキンプレートと頂部越流板と背面板と底
板とで筒体状にするとともに一定間隔毎に隔壁で仕切っ
てゲート室を形成したシェル構造とし、前記底板をスキ
ンプレートおよび背面板の下端より所定距離だけ上位に
取り付けるとともに、この底板からスキンプレートおよ
び背面板の下端位置まで複数の仕切板を格子状に垂下し
て上段扉の下部に底面開放のクッション室を複数個形成
し、前記越流板と背面板の上部および下部に、ゲート室
に連通する開口部を設けたものである。
作用 上記構成によれば、底板下部に形成したクッション室
とゲート室とを完全に切り離したので、上段扉を完全な
シェル構造とすることができてシェル構造としての特性
を発揮させることができるので、高強度が得られ補強や
肉厚増加が不要となる。また、格子構造のクッション室
は空気層を100%活用でき、下部後方から上段扉を押し
上げる波浪をきわめて効果的に緩衝することができる。
とゲート室とを完全に切り離したので、上段扉を完全な
シェル構造とすることができてシェル構造としての特性
を発揮させることができるので、高強度が得られ補強や
肉厚増加が不要となる。また、格子構造のクッション室
は空気層を100%活用でき、下部後方から上段扉を押し
上げる波浪をきわめて効果的に緩衝することができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図,第2図に基づいて
説明する。
説明する。
この調節ゲートはローラーゲートで、河川堤および河
川堤間に立設された支持脚(図示せず)間の上流側に下
段扉11が、下流側に上段扉12がそれぞれ昇降ローラを介
して昇降自在に配置される。
川堤間に立設された支持脚(図示せず)間の上流側に下
段扉11が、下流側に上段扉12がそれぞれ昇降ローラを介
して昇降自在に配置される。
前記上段扉12は前面スキンプレート13と頂部越流板14
と背面板15と底板16とで筒体状に形成され、そして一定
間隔毎に隔壁17により仕切られて複数のゲート室18が形
成されてシェル構造に構成される。前記底板16はスキン
プレート13および背面板14の下端より所定距離hだけ上
位に取り付けられるとともに、この底板16から複数の前
後方向および左右方向の仕切板19A,19Bが格子状に垂下
されてスキンプレート13および背面板15の下端位置まで
延び上段扉12の下部に底面開放のクッション室20が複数
個形成される。また、前記越流板14と背面板14上部およ
び下部でゲート室18の底部近傍にそれぞれゲート室18に
連通する開口部21,22,23が設けられている。上記構成は
シェル構造としての特性と、空気による弾性の両者を有
効に活用するために、上段扉12の底部は格子構造のクッ
ション室20としてクッション室20内の空気層を100%活
用できるようにゲート室18とは完全に遮断した構造とし
ている。また上記構成において、クッション室20の容積
は上段扉12の操作上のアップ・リフト量(ゲート自重−
クッション室20の浮力)加味して決定する必要がある
が、クッション室20では空気を完全に閉じ込められるた
め、揚圧力に対する空気クッション効果が100%発揮で
きる。さらに、上段扉12のアップ・リフト、ダウン・プ
ルの軽減調整は、各開口部21,22,23の大きさにより対処
される。
と背面板15と底板16とで筒体状に形成され、そして一定
間隔毎に隔壁17により仕切られて複数のゲート室18が形
成されてシェル構造に構成される。前記底板16はスキン
プレート13および背面板14の下端より所定距離hだけ上
位に取り付けられるとともに、この底板16から複数の前
後方向および左右方向の仕切板19A,19Bが格子状に垂下
されてスキンプレート13および背面板15の下端位置まで
延び上段扉12の下部に底面開放のクッション室20が複数
個形成される。また、前記越流板14と背面板14上部およ
び下部でゲート室18の底部近傍にそれぞれゲート室18に
連通する開口部21,22,23が設けられている。上記構成は
シェル構造としての特性と、空気による弾性の両者を有
効に活用するために、上段扉12の底部は格子構造のクッ
ション室20としてクッション室20内の空気層を100%活
用できるようにゲート室18とは完全に遮断した構造とし
ている。また上記構成において、クッション室20の容積
は上段扉12の操作上のアップ・リフト量(ゲート自重−
クッション室20の浮力)加味して決定する必要がある
が、クッション室20では空気を完全に閉じ込められるた
め、揚圧力に対する空気クッション効果が100%発揮で
きる。さらに、上段扉12のアップ・リフト、ダウン・プ
ルの軽減調整は、各開口部21,22,23の大きさにより対処
される。
上記構成によれば、第1図に示すように、ゲート室18
内には各開口部21,22,23、特に背面板14下部の開口部23
から水が流入して上段扉12の重量増加させるとともに後
方からくる波浪Aの流入を許して緩衝させる。また、全
てのクッション室20には空気が溜められて底面が開放さ
れていることから、下部後方から上段扉12を押し上げる
波浪Bをきわめて効果的に緩衝することができる。
内には各開口部21,22,23、特に背面板14下部の開口部23
から水が流入して上段扉12の重量増加させるとともに後
方からくる波浪Aの流入を許して緩衝させる。また、全
てのクッション室20には空気が溜められて底面が開放さ
れていることから、下部後方から上段扉12を押し上げる
波浪Bをきわめて効果的に緩衝することができる。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、底板下部に形成
したクッション室とゲート室とを完全に切り離したの
で、上段扉を完全なシェル構造とすることができてシェ
ル構造としての特性を発揮させることができ、高強度が
得られて補強や肉厚増強が不要となり低コストが実現で
きる。また、底面が開放された格子構造のクッション室
は上段扉の強度を増加できるとともに、クッション室内
の空気層を100%活用できて下部後方から上段扉12を押
し上げる波浪をきわめて効果的に緩衝することができ
る。
したクッション室とゲート室とを完全に切り離したの
で、上段扉を完全なシェル構造とすることができてシェ
ル構造としての特性を発揮させることができ、高強度が
得られて補強や肉厚増強が不要となり低コストが実現で
きる。また、底面が開放された格子構造のクッション室
は上段扉の強度を増加できるとともに、クッション室内
の空気層を100%活用できて下部後方から上段扉12を押
し上げる波浪をきわめて効果的に緩衝することができ
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し、第1図
は二段式調節ゲートの概略縦断面図、第2図は上段扉の
背面図、第3図,第4図はそれぞれ従来の二段式調節ゲ
ートの概略縦断面図および上段扉の背面図である。 11……下段扉、12……上段扉、13……スキンプレート、
14……越流板、15……背面板、16……底板、17……隔
壁、18……ゲート室、19A,19B……仕切板、20……クッ
ション室、21,22,23……開口部。
は二段式調節ゲートの概略縦断面図、第2図は上段扉の
背面図、第3図,第4図はそれぞれ従来の二段式調節ゲ
ートの概略縦断面図および上段扉の背面図である。 11……下段扉、12……上段扉、13……スキンプレート、
14……越流板、15……背面板、16……底板、17……隔
壁、18……ゲート室、19A,19B……仕切板、20……クッ
ション室、21,22,23……開口部。
Claims (1)
- 【請求項1】河川幅方向上流側に下段扉を昇降自在に配
置するとともに、下流側に上段扉を昇降自在に配置した
二段式調節ゲートおいて、上段扉を前面スキンプレート
と頂部越流板と背面板と底板とで筒体状にするとともに
一定間隔毎に隔壁で仕切ってゲート室を形成したシェル
構造とし、前記底板をスキンプレートおよび背面板の下
端より所定距離だけ上位に取り付けるとともに、この底
板からスキンプレートおよび背面板の下端位置まで複数
の仕切板を格子状に垂下して上段扉の下部に底面開放の
クッション室を複数個形成し、前記越流板と背面板の上
部および下部に、ゲート室に連通する開口部を設けたこ
とを特徴とする二段式調節ゲートの上段扉構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165890U JPH083459Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 二段式調節ゲートの上段扉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165890U JPH083459Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 二段式調節ゲートの上段扉構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441517U JPH0441517U (ja) | 1992-04-08 |
| JPH083459Y2 true JPH083459Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31627792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165890U Expired - Lifetime JPH083459Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 二段式調節ゲートの上段扉構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083459Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP8165890U patent/JPH083459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0441517U (ja) | 1992-04-08 |
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