JPH083484Y2 - 混合水栓の安全カバーとその取付構造 - Google Patents

混合水栓の安全カバーとその取付構造

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JPH083484Y2
JPH083484Y2 JP6301990U JP6301990U JPH083484Y2 JP H083484 Y2 JPH083484 Y2 JP H083484Y2 JP 6301990 U JP6301990 U JP 6301990U JP 6301990 U JP6301990 U JP 6301990U JP H083484 Y2 JPH083484 Y2 JP H083484Y2
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元彦 中村
邦美 曽根
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、混合水栓の安全カバーとその取付構造に
関するものである。さらに詳しくは、この考案は、火傷
を確実に防止し、安全性を向上させることができ、しか
も給湯配管部への着脱を自在とした混合水栓の安全カバ
ーとその取付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来より、住宅等の浴室に用いられる混合水栓につい
ては、高性能化へ向けての様々な検討がなされてきてお
り、たとえば湯温の設定や湯の供給などを簡便に行うこ
とのできるサーモスタット式混合水栓、電子混合水栓等
が提供されてきている。
第6図は、電子混合水栓を取付けた浴室を例示した斜
視図である。
洗い場用の水栓(ア)、浴槽(イ)用の水栓(ウ)お
よびシャワー(エ)からの湯水の供給は、操作パネル
(オ)を介して行うことができるようにしている。ま
た、湯水の切換や湯温の設定および変更などもこの操作
パネル(オ)で自動的に行うことができる。このような
電子混合水栓のバルブユニット、給湯および給水用の配
管系等は、一般的に、第7図および第8図に示したよう
に、カウンター(カ)の洗い場用水栓(ア)側の下部に
配設している。
この第7図および第8図に示したように、電子混合水
栓バルブユニット(キ)は、カウンター(カ)の下部の
浴室壁部(ク)に固定しており、給湯配管部(ケ)、給
水配管部(コ)および止水栓(サ)は、各々、設置後の
メンテナンスを簡便に行うことができるように、カウン
ター前板(シ)の下端部より露出させている。
その一方で、給湯配管部(ケ)は、通常、ここを流通
する湯により高温に加熱されているために、入浴時、浴
室清掃時またはメンテナンス時にこの給湯配管部(ケ)
に触れると火傷するという危険があり、そこで従来にお
いては、断熱材を給湯配管部(ケ)の外周面に巻き付
け、これをテープ(ス)で止めて、安全性を図ってきて
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の給湯配管部(ケ)へ
の安全対策は、必ずしも満足のいくものとはなっていな
いのが実情であった。
すなわち、給湯配管部(ケ)の外周面へ断熱材を巻き
付け、これをテープ(ス)止めすることから、見栄えが
悪く、外観が低下するという欠点がある。また、経時変
化によりテープ(ス)が剥離することがしばしばあり、
給湯配管部(ケ)の安全性を確実にすることが不可能で
あるという問題もあった。
この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の混合水栓の安全性の欠点を解消し、火傷
を確実に防止し、安全性を向上させることができ、しか
も給湯配管部への着脱を自在とした、新しい混合水栓の
安全カバーとその取付構造を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記の課題を解決するものとして、浴室
のカウンター前板下端部より給湯配管部を露出させて設
置する混合水栓において、浴室壁面部またはカウンター
背板に固定した引掛金具の係止片を挿脱自在とした開口
部を一方の立ち上がり壁部に有し、もう一方の立ち上が
り壁部で給湯配管部をカバーしてなることを特徴とする
樋型の混合水栓の安全カバーを提供する。
またこの考案は、係止片を有する引掛金具を浴室壁面
部またはカウンター背板に固定し、この引掛金具の係止
片を、一方の立ち上がり壁部に開口部を有し、もう一方
の立ち上がり壁部で給湯配管部をカバーする樋型の安全
カバーの開口部に挿脱自在として、安全カバーを引掛金
具に着脱自在に装着してなることを特徴とする混合水栓
の安全カバーの取付構造をも提供するものである。
(作用) この考案の混合水栓の安全カバーとその取付構造にお
いては、浴室壁面部またはカウンター背板に固定する係
止片を有する引掛金具と、一方の立ち上がり壁部に開口
部を有し、もう一方の立ち上がり壁部で給湯配管部をカ
バーする樋型の安全カバーとを用いることによって、そ
の開口部に引掛金具の係止片を挿脱自在に挿入して、こ
の安全カバーを引掛金具に着脱自在に取付けることがで
きる。このため、安全カバーを混合水栓の給湯配管部に
着脱自在に装着することが可能となる。また、小さなス
ペースでも容易に安全カバーを給湯配管部に装着するこ
とができる。入浴時、清掃時またはメンテナンス時に、
給湯配管部に直接手足などが接触するのを確実に防止す
ることができる。
(実施例) 以下、図面に沿って実施例を示し、この考案の混合水
栓の安全カバーとその取付構造についてさらに詳しく説
明する。
第1図は、この考案の安全カバーの一実施例を示した
斜視図である。
この第1図に例示したように、この考案の混合水栓の
安全カバー(1)は、2つの立ち上がり壁部(2)
(3)を有する断面コの字型の樋型形状を有している。
一方の立ち上がり壁部(2)には、後述する引掛金具と
の係合のための開口部(4)を設けている。もう一方の
立ち上がり壁部(3)は、電子混合水栓等の混合水栓の
給湯配管部をカバーする。この安全カバー(1)の材質
としては特に制限はなく、耐熱性を有する金属、合金、
プラスチック等の適宜なものとすることができる。
第2図は、第1図に例示した安全カバーを給湯配管部
に装着するための引掛金具を例示した斜視図である。
引掛金具(5)には、第1図に例示した安全カバー
(1)の開口部(4)に挿脱自在に挿入することのでき
る係止片(6)を有している。また、この引掛金具
(5)には、浴室壁部またはカウンター背板への固定用
のビス等の穴(7)を設けてもいる。引掛金具(5)の
材質については、安全カバーと同様に格別な限定はな
く、金属、合金、プラスチック等の適宜なものを採用す
ることができる。
第3図、第4図および第5図は、各々、この考案の混
合水栓の安全カバーの取付構造とその取付状態を例示し
た斜視図、要部正面図および要部側面図である。
この考案の混合水栓の安全カバーとその取付構造は、
第4図および第5図に示したように、電子混合水栓のバ
ルブユニット(8)等の種々のユニットをカウンター
(9)の洗い場用水栓(10)側の下部に配設し、設置後
のメンテナンス等を容易とするためにカウンター前板
(11)の下端部から止水栓(12)、給湯配管部(13)お
よび給水配管部(14)を露出させた構造を有する混合水
栓を対象としている。混合水栓としてはこの例の電子混
合水栓に限定されることはなく、サーモスタット式等の
適宜なものとすることができる。
安全カバー(1)を混合水栓の給湯配管部(13)に装
着する場合には、第3図に示したように、まず、引掛け
金具(5)をユニットバス等の浴室壁部(15)にビス
(16)等により固定する。なお、このとき、第4図およ
び第5図に示したように、安全カバー(1)の立ち上が
り壁部(3)の上端部が給湯側の止水栓(12)より下方
に位置するように引掛金具(5)を固定するのが好まし
い。こうすることで、安全カバー(1)が給湯配管部
(13)に装着されていても、止水操作をこの安全カバー
(1)に邪魔されずに行うことが可能となる。
次いで、第3図に示したように、安全カバー(1)の
一方の立ち上がり壁部(2)に設けた開口部(4)に引
掛金具(5)の係止片(6)を挿入する。すると、係止
片(6)と立ち上がり壁部(2)との係合により、安全
カバー(1)が引掛金具(5)に固定される。一方、安
全カバー(1)をこの引掛金具(5)から取外すときに
は、その開口部(4)から引掛金具(5)の係止片
(6)を抜く。このようにこの考案においては、安全カ
バー(1)を着脱自在に引掛金具(5)に取付けること
ができるため、たとえばメンテナンス時等に、必要に応
じて安全カバー(1)を給湯配管部(13)から撤去する
ことができる。
またこの考案においては、第4図および第5図に示し
たように、湯の流通により加熱した給湯配管部(13)を
安全カバー(1)の立ち上がり壁部(3)で確実にカバ
ーすることができるため、入浴時、清掃時またはメンテ
ナンス時に手足がその給湯配管部(13)に接触すること
はなく、着実に火傷を防止することができる。さらに
は、以上からも明らかなように、安全カバー(1)の取
付構造が簡単であり、しかも一般的に給湯配管部(13)
の長さは給水配管部(14)よりも短いことから、この安
全カバー(1)の長さを短くすることができ、その取付
のためのスペースを必要とせず、また、給湯配管部(1
3)への後付も容易となる。
もちろんこの考案は、以上の例によって限定されるも
のではない。安全カバーおよび引掛金具の材質、混合水
栓の種類、構成および構造等の細部については様々な態
様が可能であることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上詳しく説明した通り、この考案によって、給湯配
管部を確実にかつ簡便にカバーすることができ、混合水
栓の安全性が向上する。外観も良好で、取付構造の簡単
な安全カバーが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の安全カバーの一実施例を示した斜
視図である。 第2図は、第1図に例示した安全カバーを装着する引掛
金具を例示した斜視図である。 第3図、第4図および第5図は、各々、この考案の混合
水栓の安全カバーの取付構造とその取付状態を例示した
斜視図、要部正面図および要部側面図である。 第6図は、浴室を例示した斜視図である。 第7図および第8図は、各々、従来の電子混合水栓の取
付構造を示した要部正面図および要部側面図である。 1……安全カバー 2,3……立ち上がり壁部 4……開口部 5……引掛金具 6……係止片 7……穴 8……電子混合水栓バルブユニット 9……カウンター 10……洗い場用水栓 11……カウンター前板 12……止水栓 13……給湯配管部 14……給水配管部 15……浴室壁部 16……ビス

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室のカウンター前板下端部より給湯配管
    部を露出させて設置する混合水栓において、浴室壁面部
    またはカウンター背板に固定した引掛金具の係止片を挿
    脱自在とした開口部を一方の立ち上がり壁部に有し、も
    う一方の立ち上がり壁部で給湯配管部をカバーしてなる
    ことを特徴とする樋型の混合水栓の安全カバー。
  2. 【請求項2】混合水栓が電子混合水栓である請求項
    (1)記載の混合水栓の安全カバー。
  3. 【請求項3】浴室のカウンター前板下端部より給湯配管
    部を露出させて設置する混合水栓において、係止片を有
    する引掛金具を浴室壁面部またはカウンター背板に固定
    し、この引掛金具の係止片を、一方の立ち上がり壁部に
    開口部を有し、もう一方の立ち上がり壁部で給湯配管部
    をカバーする樋型の安全カバーの開口部に挿脱自在とし
    て、安全カバーを引掛金具に着脱自在に装着してなるこ
    とを特徴とする混合水栓の安全カバーの取付構造。
  4. 【請求項4】混合水栓が電子混合水栓である請求項
    (3)記載の安全カバーの取付構造。
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