JPH083523Y2 - 基礎コーナ部への正角材の取付構造 - Google Patents

基礎コーナ部への正角材の取付構造

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JPH083523Y2
JPH083523Y2 JP994792U JP994792U JPH083523Y2 JP H083523 Y2 JPH083523 Y2 JP H083523Y2 JP 994792 U JP994792 U JP 994792U JP 994792 U JP994792 U JP 994792U JP H083523 Y2 JPH083523 Y2 JP H083523Y2
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祐司 玉川
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物の基礎コーナへ
正角材を接合する基礎コーナ部への正角材の取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建築物の基礎は現場にて
コンクリートを打設することで形成されることが一般的
となっており、この基礎の上に住宅の床パネルを取り付
け、この床パネルの上に壁パネルを立設しているが、三
階建て住宅においては、基礎のコーナ部にコーナ用柱、
即ち正角材を立設し、この正角材に壁パネルを連結して
強固な住宅構造としている。
【0003】基礎に正角材を立設するには、本考案者が
先に提案した「シース管の位置決め治具」(平成4年1
月22日出願)に見られるように、基礎コンクリート内
に位置決め治具を用いて底部が閉塞された円筒状のシー
ス管を鉛直状に埋設し、基礎コンクリート硬化後、位置
決め治具を外し、上下方向に延びる長方形板の下端に棒
状体が一体に設けられてなる羽子板ボルトの前記棒状体
を前記シース管内に挿入し、基礎の上に床パネル、半土
台、正角材を組み付けると共に、この正角材に羽子板ボ
ルトの長方形板を固定し、基礎に羽子板ボルトを固定す
べくシース管内にグラウト材を充填して正角材を固定し
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記シース
管の基礎への埋設位置は基礎の配筋位置に近いので、こ
の配筋に当たるのを避けるため前述のように位置決め治
具を用いて正確に位置決めする必要があり、手間がかか
るという事情があった。
【0005】本考案は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、正確な位置決めを必要とせずに基礎のコーナに正角
材を接合することができる基礎コーナ部への正角材の取
付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成させるために、基礎コーナ部外側寄り位置に前記基礎
内の配筋から離して鉛直に埋設されたアンカボルト、前
記アンカボルトの上部に遊嵌されかつ前記基礎コーナ部
から水平直交方向に延びる複数のガイド溝を有し前記基
礎との間に床パネルを挾持してアンカボルトに螺合され
たナットにより前記基礎に固定される溝付き板部材及び
基板とこれに直交する羽子板部とからなり前記複数のガ
イド溝にそれぞれ基板が着脱自在に嵌合する羽子板部材
とからなるブラケットと、隣接する外側面が基礎コーナ
部外側面に面一に合わせられかつ下面に形成された凹部
に前記溝付き板部材を嵌入させて基礎コーナ上に立設さ
れ側面下部が前記羽子板部に固定された正角材とからな
る構成としている。
【0007】
【作用】前記構成によれば、基礎コーナ部中にブラケッ
トのアンカボルトを、基礎コーナ内の外側寄り位置に位
置させ、前記ブラケットのアンカボルトを基礎内の配筋
から離した状態で埋設したとき、前記アンカボルトに溝
付き板部材を介して連結した複数の羽子板部材の羽子板
部を床パネル上に立設した正角材の内側面に沿わせて固
定することができ、これにより、前記羽子板部材を有す
る前記ブラケットにより基礎に正角材を接合し得るの
で、前記ブラケットの位置決めが容易となり、かつ基礎
コーナ内の配筋にブラケットのアンカボルトが当るおそ
れはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。図1において1は、プレハブ建築に
おいてプレキャストコンクリート構造物からなる基礎で
あり、この基礎1の上には、基礎1のコーナ部に固定さ
れたブラケット2及び台輪3を介して住宅の床パネル4
及び半土台5が取り付けられ、これら床パネル4,半土
台5の上には、基礎1の各コーナ部の上方に位置させら
れ互いに隣接する外側面を基礎1のコーナ部の外側面と
面一となるように合わせられて正角材6が立設されると
共に各正角材6,6間に位置させられて壁パネル(図示
せず)が立設されて床パネル4と共に図示しないアンカ
ボルト,ナットにより基礎1に固定され、この壁パネル
は正角材6に連結され、これにより強固な建物構造が得
られる。
【0009】前記ブラケット2は、基礎1内に埋設され
るアンカボルト7とこのアンカボルト7に取り付けられ
る溝付き板部材8と、この溝付き板部材8に取り付けら
れる2つの羽子板部材9,9と、アンカボルト7に螺合
されるナット10とからなっている。アンカボルト7
は、異形鉄筋のロッド部端部側(基礎に埋設されたとき
基礎から上方へ突出する上端側)に雄ねじ11が形成さ
れたもので、基礎1に上端を所定寸法突出させて基礎コ
ーナ部外側寄り位置に、基礎1内に配筋される図5に示
す配筋(上端筋,下端筋)12から離して埋設されてい
る。
【0010】溝付き板部材8は、平面視L字形板の外側
コーナ頂点を通るこのL字形板の対称軸に直交し前記頂
点から所定寸法離間した直線部から外側の三角形部が切
欠かれてこのL字形板に面取り状切欠部13が形成さ
れ、前記L字形板の両端側部に、それぞれこの両端側板
部が枠形に折り返されてなるガイド溝14,14が形成
され、前記対称軸上に前記面取り状切欠部13に近接し
てアンカボルト7より大径のボルト孔15が形成され、
このボルト孔15部がアンカボルト7に遊嵌されるよう
になされたもので、基礎1と溝付き板部材8との間に床
パネル4,半土台5を挾持した状態で、基礎1に台輪
3,溝付き板部材8を介して床パネル4,半土台5を締
め付け固定することができるようになされている。
【0011】羽子板部材9は、溝付き板部材8のガイド
溝14に着脱自在に密嵌合する板状の基板16とこの基
板16に直交して一体に設けられた長方形板からなる羽
子板部17とからなり全体として側面L字状に形成され
たものであり、羽子板部17には数個の釘孔18が形成
されている。
【0012】一方、正角材6の下部には切欠凹部20が
形成されている。この切欠凹部20は、基礎1上に載置
された床パネル4及び半土台5上に正角材6がその互い
に隣接する外側面を、基礎1のコーナ部の外側面と面一
に合わせられて立設された状態において、この正角材6
の下面(底面)6aと、互いに隣接する内側面6b,6
bの各下部とに、それぞれ前記溝付き板部材8が嵌入す
る下面凹部21とこの下面凹部21に連続し前記羽子板
部材9,9の羽子板部17,17が嵌入する側面凹部2
2,22とが形成されてなるものである。即ち、切欠凹
部20は、正角材6の下面内側に、L字形状の角部が面
取りされた形状の下面凹部21が形成され、正角材6の
内側の側面下部に下面凹部21に連続して上下方向に延
びる長方形の側面凹部22が形成されてなるものであ
る。
【0013】また配筋(上端筋,下端筋)12は、基礎
1内のコーナ部において図5に示すように円弧状に湾曲
させられて配筋される。アンカボルト7はこの配筋12
から離間して埋設されており、このためブラケット2の
位置決めは容易である。
【0014】次に、前記のように構成された本考案の作
用について説明する。三階建住宅を建築する場合、基礎
型枠(図示せず)内に上述のように、配筋12をセット
すると共にブラケット2のアンカボルト7を鉛直状にか
つ配筋12から離して基礎型枠コーナ部内の外側寄り位
置(床パネル4と半土台5との境界線上または床パネル
4と半土台5との境界線の延長線上位置)に、基礎1の
天端からアンカボルト7の上端側部が所定寸法突出する
ようにセットし、基礎型枠内にコンクリートを打設して
基礎1内に配筋12及びアンカボルト8を埋設する。こ
の場合、前述のように配筋12からアンカボルト7を離
すことができるので、基礎1へのブラケット2の埋設位
置決めは容易である。
【0015】次に、基礎1固化後、この基礎1上に、各
アンカボルト7に台輪3を遊嵌して載置し、この台輪3
上に、床パネル4を載置すると共にこの床パネル4の外
側に配して半土台5を載置し、アンカボルト7の上端側
部に溝付き板部材8のボルト孔15部を遊嵌してこの溝
付き板部材8を床パネル4及び半土台5の上に載せ、ア
ンカボルト7の雄ねじ11にナット10を螺合してアン
カボルト7に溝付き板部材8を取り付け、基礎1のコー
ナ部から水平直交方向に延びる基礎外側面に平行に複数
のガイド溝14,14を位置させて、アンカボルト7の
雄ねじ11に螺合したナット15を回して基礎1に台輪
3,溝付き板部材8を介して床パネル4,半土台5を締
め付け固定する。
【0016】次に、溝付き板部材8に羽子板部材9,9
が取り付けられていない状態において、基礎1のコーナ
部外側面に正角材6の外側面を面一に合わせ、溝付き板
部材8に正角材6の下面の下面凹部21を嵌合させて床
パネル4,半土台5上に正角材6を立設し、溝付き板部
材8のガイド溝14,14にそれぞれ羽子板部材9,9
の各基板16,16を嵌入させると共に羽子板部17,
17を正角材6の側面凹部22,22に嵌入させ、正角
材6の内側側面6a,6aにそれぞれ羽子板部17,1
7を釘孔18にスクリュー釘を挿入してこのスクリュー
釘により固定する。
【0017】この後、各正角材6間に位置させて、基礎
1上に壁パネルを立設し、基礎1にそのアンカボルトに
より床パネル4及び壁パネルを締め付け固定し、各正角
材6に壁パネルを連結する。この場合、基礎1に連結し
たブラケット2の2つの羽子板部材9,9の正角材6へ
の固定面は略直交する。従って、基礎1に対し正角材6
を強固に立設することができ、これにより住宅の補強を
図ることができる。なお、本実施例によれば、アンカボ
ルト7の外径よりボルト孔15の内径を大きくしてある
ので、基礎1への正角材6の取付位置を若干ずらすこと
ができ、便利である。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、基礎上に正角材を接合
するために基礎に埋設したブラケットのアンカボルトを
基礎コーナ内の配筋から離して埋設することができるの
で、前記ブラケットひいては正角材の位置決めを容易に
行なうことができ、しかも正角材の側面下部に取り付け
た複数の羽子板部を略直交させることができるため、基
礎に対し正角材を強固に立設することができ、これによ
り強固な建物構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例を示す要部の平面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す基礎内の配筋を示す一
部の横断平面図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 ブラケット 4 床パネル 5 半土台 6 正角材 7 アンカボルト 8 溝付き板部材 9 羽子板部材 11 雄ねじ 12 配筋 14 ガイド溝 16 基板 17 羽子板部 20 切欠凹部 21 下面凹部 22 側面凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎コーナ部外側寄り位置に前記基礎内
    の配筋から離して鉛直に埋設されたアンカボルト、前記
    アンカボルトの上部に遊嵌されかつ前記基礎コーナ部か
    ら水平直交方向に延びる複数のガイド溝を有し前記基礎
    との間に床パネルを挾持してアンカボルトに螺合された
    ナットにより前記基礎に固定される溝付き板部材及び基
    板とこれに直交する羽子板部とからなり前記複数のガイ
    ド溝にそれぞれ基板が着脱自在に嵌合する羽子板部材か
    らなるブラケットと、隣接する外側面が基礎コーナ部外
    側面に面一に合わせられかつ下面に形成された凹部に前
    記溝付き板部材を嵌入させて基礎コーナ上に立設され側
    面下部が前記羽子板部に固定された正角材とからなるこ
    とを特徴とする基礎コーナ部への正角材の取付構造。
JP994792U 1992-02-28 1992-02-28 基礎コーナ部への正角材の取付構造 Expired - Lifetime JPH083523Y2 (ja)

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JPH0571301U JPH0571301U (ja) 1993-09-28
JPH083523Y2 true JPH083523Y2 (ja) 1996-01-31

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