JPH0571301U - 基礎コーナ部への正角材の取付構造 - Google Patents
基礎コーナ部への正角材の取付構造Info
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- JPH0571301U JPH0571301U JP994792U JP994792U JPH0571301U JP H0571301 U JPH0571301 U JP H0571301U JP 994792 U JP994792 U JP 994792U JP 994792 U JP994792 U JP 994792U JP H0571301 U JPH0571301 U JP H0571301U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正角材の取付位置決めを容易とする。
【構成】 基礎コーナ部外側寄り位置に配筋から離して
埋設したアンカボルト、該アンカボルトの上部に遊嵌し
基礎コーナ部から水平直交方向に延びる複数のガイド溝
を有しアンカボルトに螺合したナットにより基礎との間
に床パネルを挾時して基礎に固定する溝付き板部材及び
基板とこれに直交する羽子板部とからなり複数のガイド
溝に基板を着脱自在に嵌合する羽子板部材からなるブラ
ケットと、隣接する外側面を基礎コーナ部外側面に面一
に合わせ下面に形成した凹部に溝付き板部材を嵌入させ
て基礎コーナ上に立設し側面下部に羽子板部を固定する
正角材とからなる。
埋設したアンカボルト、該アンカボルトの上部に遊嵌し
基礎コーナ部から水平直交方向に延びる複数のガイド溝
を有しアンカボルトに螺合したナットにより基礎との間
に床パネルを挾時して基礎に固定する溝付き板部材及び
基板とこれに直交する羽子板部とからなり複数のガイド
溝に基板を着脱自在に嵌合する羽子板部材からなるブラ
ケットと、隣接する外側面を基礎コーナ部外側面に面一
に合わせ下面に形成した凹部に溝付き板部材を嵌入させ
て基礎コーナ上に立設し側面下部に羽子板部を固定する
正角材とからなる。
Description
【0001】
この考案は、建物の基礎コーナへ正角材を接合する基礎コーナ部への正角材の 取付構造に関するものである。
【0002】
従来、住宅等の建築物の基礎は現場にてコンクリートを打設することで形成さ れることが一般的となっており、この基礎の上に住宅の床パネルを取り付け、こ の床パネルの上に壁パネルを立設しているが、三階建て住宅においては、基礎の コーナ部にコーナ用柱、即ち正角材を立設し、この正角材に壁パネルを連結して 強固な住宅構造としている。
【0003】 基礎に正角材を立設するには、本考案者が先に提案した「シース管の位置決め 治具」(平成4年1月22日出願)に見られるように、基礎コンクリート内に位 置決め治具を用いて底部が閉塞された円筒状のシース管を鉛直状に埋設し、基礎 コンクリート硬化後、位置決め治具を外し、上下方向に延びる長方形板の下端に 棒状体が一体に設けられてなる羽子板ボルトの前記棒状体を前記シース管内に挿 入し、基礎の上に床パネル、半土台、正角材を組み付けると共に、この正角材に 羽子板ボルトの長方形板を固定し、基礎に羽子板ボルトを固定すべくシース管内 にグラウト材を充填して正角材を固定している。
【0004】
ところで、前記シース管の基礎への埋設位置は基礎の配筋位置に近いので、こ の配筋に当たるのを避けるため前述のように位置決め治具を用いて正確に位置決 めする必要があり、手間がかかるという事情があった。
【0005】 本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、正確な位置決めを必要とせずに 基礎のコーナに正角材を接合することができる基礎コーナ部への正角材の取付構 造を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、前記目的を達成させるために、基礎コーナ部外側寄り位置に前記基 礎内の配筋から離して鉛直に埋設されたアンカボルト、前記アンカボルトの上部 に遊嵌されかつ前記基礎コーナ部から水平直交方向に延びる複数のガイド溝を有 し前記基礎との間に床パネルを挾時してアンカボルトに螺合されたナットにより 前記基礎に固定される溝付き板部材及び基板とこれに直交する羽子板部とからな り前記複数のガイド溝にそれぞれ基板が着脱自在に嵌合する羽子板部材とからな るブラケットと、隣接する外側面が基礎コーナ部外側面に面一に合わせられかつ 下面に形成された凹部に前記溝付き板部材を嵌入させて基礎コーナ上に立設され 側面下部が前記羽子板部に固定された正角材とからなる構成としている。
【0007】
前記構成によれば、基礎コーナ部中にブラケットのアンカボルトを、基礎コー ナ内の外側寄り位置に位置させ、前記ブラケットのアンカボルトを基礎内の配筋 から離した状態で埋設したとき、前記アンカボルトに溝付き板部材を介して連結 した複数の羽子板部材の羽子板部を床パネル上に立設した正角材の内側面に沿わ せて固定することができ、これにより、前記羽子板部材を有する前記ブラケット により基礎に正角材を接合し得るので、前記ブラケットの位置決めが容易となり 、かつ基礎コーナ内の配筋にブラケットのアンカボルトが当るおそれはない。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 図1において1は、プレハブ建築においてプレキャストコンクリート構造物か らなる基礎であり、この基礎1の上には、基礎1のコーナ部に固定されたブラケ ット2及び台輪3を介して住宅の床パネル4及び半土台5が取り付けられ、これ ら床パネル4,半土台5の上には、基礎1の各コーナ部の上方に位置させられ互 いに隣接する外側面を基礎1のコーナ部の外側面と面一となるように合わせられ て正角材6が立設されると共に各正角材6,6間に位置させられて壁パネル(図 示せず)が立設されて床パネル4と共に図示しないアンカボルト,ナットにより 基礎1に固定され、この壁パネルは正角材6に連結され、これにより強固な建物 構造が得られる。
【0009】 前記ブラケット2は、基礎1内に埋設されるアンカボルト7とこのアンカボル ト7に取り付けられる溝付き板部材8と、この溝付き板部材8に取り付けられる 2つの羽子板部材9,9と、アンカボルト7に螺合されるナット10とからなっ ている。 アンカボルト7は、異形鉄筋のロッド部端部側(基礎に埋設されたとき基礎か ら上方へ突出する上端側)に雄ねじ11が形成されたもので、基礎1に上端を所 定寸法突出させて基礎コーナ部外側寄り位置に、基礎1内に配筋される図5に示 す配筋(上端筋,下端筋)12から離して埋設されている。
【0010】 溝付き板部材8は、平面視L字形板の外側コーナ頂点を通るこのL字形板の対 称軸に直交し前記頂点から所定寸法離間した直線部から外側の三角形部が切欠か れてこのL字形板に面取り状切欠部13が形成され、前記L字形板の両端側部に 、それぞれこの両端側板部が枠形に折り返されてなるガイド溝14,14が形成 され、前記対称軸上に前記面取り状切欠部13に近接してアンカボルト7より大 径のボルト孔15が形成され、このボルト孔15部がアンカボルト7に遊嵌され るようになされたもので、基礎1と溝付き板部材8との間に床パネル4,半土台 5を挾時した状態で、基礎1に台輪3,溝付き板部材8を介して床パネル4,半 土台5を締め付け固定することができるようになされている。
【0011】 羽子板部材9は、溝付き板部材8のガイド溝14に着脱自在に密嵌合する板状 の基板16とこの基板16に直交して一体に設けられた長方形板からなる羽子板 部17とからなり全体として側面L字状に形成されたものであり、羽子板部17 には数個の釘孔18が形成されている。
【0012】 一方、正角材6の下部には切欠凹部20が形成されている。この切欠凹部20 は、基礎1上に載置された床パネル4及び半土台5上に正角材6がその互いに隣 接する外側面を、基礎1のコーナ部の外側面と面一に合わせられて立設された状 態において、この正角材6の下面(底面)6aと、互いに隣接する内側面6b, 6bの各下部とに、それぞれ前記溝付き板部材8が嵌入する下面凹部21とこの 下面凹部21に連続し前記羽子板部材9,9の羽子板部17,17が嵌入する側 面凹部22,22とが形成されてなるものである。即ち、切欠凹部20は、正角 材6の下面内側に、L字形状の角部が面取りされた形状の下面凹部21が形成さ れ、正角材6の内側の側面下部に下面凹部21に連続して上下方向に延びる長方 形の側面凹部22が形成されてなるものである。
【0013】 また配筋(上端筋,下端筋)12は、基礎1内のコーナ部において図5に示す ように円弧状に湾曲させられて配筋される。アンカボルト7はこの配筋12から 離間して埋設されており、このためブラケット2の位置決めは容易である。
【0014】 次に、前記のように構成された本考案の作用について説明する。 三階建住宅を建築する場合、基礎型枠(図示せず)内に上述のように、配筋1 2をセットすると共にブラケット2のアンカボルト7を鉛直状にかつ配筋12か ら離して基礎型枠コーナ部内の外側寄り位置(床パネル4と半土台5との境界線 上または床パネル4と半土台5との境界線の延長線上位置)に、基礎1の天端か らアンカボルト7の上端側部が所定寸法突出するようにセットし、基礎型枠内に コンクリートを打設して基礎1内に配筋12及びアンカボルト8を埋設する。こ の場合、前述のように配筋12からアンカボルト7を離すことができるので、基 礎1へのブラケット2の埋設位置決めは容易である。
【0015】 次に、基礎1固化後、この基礎1上に、各アンカボルト7に台輪3を遊嵌して 載置し、この台輪3上に、床パネル4を載置すると共にこの床パネル4の外側に 配して半土台5を載置し、アンカボルト7の上端側部に溝付き板部材8のボルト 孔15部を遊嵌してこの溝付き板部材8を床パネル4及び半土台5の上に載せ、 アンカボルト7の雄ねじ11にナット10を螺合してアンカボルト7に溝付き板 部材8を取り付け、基礎1のコーナ部から水平直交方向に延びる基礎外側面に平 行に複数のガイド溝14,14を位置させて、アンカボルト7の雄ねじ11に螺 合したナット15を回して基礎1に台輪3,溝付き板部材8を介して床パネル4 ,半土台5を締め付け固定する。
【0016】 次に、溝付き板部材8に羽子板部材9,9が取り付けられていない状態におい て、基礎1のコーナ部外側面に正角材6の外側面を面一に合わせ、溝付き板部材 8に正角材6の下面の下面凹部21を嵌合させて床パネル4,半土台5上に正角 材6を立設し、溝付き板部材8のガイド溝14,14にそれぞれ羽子板部材9, 9の各基板16,16を嵌入させると共に羽子板部17,17を正角材6の側面 凹部22,22に嵌入させ、正角材6の内側側面6a,6aにそれぞれ羽子板部 17,17を釘孔18にスクリュー釘を挿入してこのスクリュー釘により固定す る。
【0017】 この後、各正角材6間に位置させて、基礎1上に壁パネルを立設し、基礎1に そのアンカボルトにより床パネル4及び壁パネルを締め付け固定し、各正角材6 に壁パネルを連結する。この場合、基礎1に連結したブラケット2の2つの羽子 板部材9,9の正角材6への固定面は略直交する。従って、基礎1に対し正角材 6を強固に立設することができ、これにより住宅の補強を図ることができる。な お、本実施例によれば、アンカボルト7の外径よりボルト孔15の内径を大きく してあるので、基礎1への正角材6の取付位置を若干ずらすことができ、便利で ある。
【0018】
本考案によれば、基礎上に正角材を接合するために基礎に埋設したブラケット のアンカボルトを基礎コーナ内の配筋から離して埋設することができるので、前 記ブラケットひいては正角材の位置決めを容易に行なうことができ、しかも正角 材の側面下部に取り付けた複数の羽子板部を略直交させることができるため、基 礎に対し正角材を強固に立設することができ、これにより強固な建物構造を得る ことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図4】本考案の一実施例を示す要部の平面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す基礎内の配筋を示す一
部の横断平面図である。
部の横断平面図である。
1 基礎 2 ブラケット 4 床パネル 5 半土台 6 正角材 7 アンカボルト 8 溝付き板部材 9 羽子板部材 11 雄ねじ 12 配筋 14 ガイド溝 16 基板 17 羽子板部 20 切欠凹部 21 下面凹部 22 側面凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 基礎コーナ部外側寄り位置に前記基礎内
の配筋から離して鉛直に埋設されたアンカボルト、前記
アンカボルトの上部に遊嵌されかつ前記基礎コーナ部か
ら水平直交方向に延びる複数のガイド溝を有し前記基礎
との間に床パネルを挾時してアンカボルトに螺合された
ナットにより前記基礎に固定される溝付き板部材及び基
板とこれに直交する羽子板部とからなり前記複数のガイ
ド溝にそれぞれ基板が着脱自在に嵌合する羽子板部材か
らなるブラケットと、隣接する外側面が基礎コーナ部外
側面に面一に合わせられかつ下面に形成された凹部に前
記溝付き板部材を嵌入させて基礎コーナ上に立設され側
面下部が前記羽子板部に固定された正角材とからなるこ
とを特徴とする基礎コーナ部への正角材の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP994792U JPH083523Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 基礎コーナ部への正角材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP994792U JPH083523Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 基礎コーナ部への正角材の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571301U true JPH0571301U (ja) | 1993-09-28 |
| JPH083523Y2 JPH083523Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=11734183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP994792U Expired - Lifetime JPH083523Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 基礎コーナ部への正角材の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083523Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2017203885B2 (en) * | 2010-10-05 | 2019-09-12 | Illinois Tool Works Inc. | Transfer of racking forces through a truss in a wall plane |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP994792U patent/JPH083523Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2017203885B2 (en) * | 2010-10-05 | 2019-09-12 | Illinois Tool Works Inc. | Transfer of racking forces through a truss in a wall plane |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH083523Y2 (ja) | 1996-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960716 |