JPH0835539A - 衝撃緩衝装置 - Google Patents

衝撃緩衝装置

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Publication number
JPH0835539A
JPH0835539A JP7096597A JP9659795A JPH0835539A JP H0835539 A JPH0835539 A JP H0835539A JP 7096597 A JP7096597 A JP 7096597A JP 9659795 A JP9659795 A JP 9659795A JP H0835539 A JPH0835539 A JP H0835539A
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JP
Japan
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tubular body
rod
viscoelastic
tubular
shaped
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Application number
JP7096597A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Kakimoto
博文 柿本
Osamu Kiso
木曽  治
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は振動の絶縁、減衰を行う装置に関す
るものである。更に詳しくは、外側管状体と内側管状体
との空隙に粘弾性体を形成させる事により、内側又は外
側の一方の管状体に振動をする物体を取付け、もう一方
の管状体を振動の伝達を防止すべき側に取付け又は接触
させる衝撃緩衝装置に係る発明である。 【構成】 金属、セラミック、合成樹脂等の素材から成
る径の異なる管状体相互間に生ずる空隙又は管状体に棒
状体を挿入する事により生じる空隙に、粘弾性体を筒状
に横断面方向又は縦断面方向に或いはその双方に1層若
しくは複数層形成させてなる衝撃緩衝装置において、前
記外側管状体の内表面及び/または内側管状体又は内側
棒状体の外表面にヒモ状加硫ゴムを一体に形成し、内外
管状体又は棒状体の空隙に凹凸を形成して、この凹凸の
ある空隙に粘弾性体を充填した事を特徴とする衝撃緩衝
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動の絶縁、減衰を行う
装置に関するものである。更に詳しくは、外側管状体と
内側管状体との空隙に粘弾性体を形成させる事により、
内側又は外側の一方の管状体に振動をする物体を取付
け、もう一方の管状体を振動の伝達を防止すべき側に取
付け又は接触させる衝撃緩衝装置に係る発明である。そ
の具体例として、吊り天井やダクト等の吊り具;置床、
OAフロアーの脚、機械類の脚、受台、コンプレッサ
ー、モーター等の駆動源の支持体、配管の取付治具、軸
受構造物制振装置が挙げられる。これ等は管状体の軸方
向に平行な方向でも、垂直な方向でも使用できる衝撃緩
衝装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】近年科学技術の発達に伴い、多種多様の
機械、電気電子機器が使用されている。従来より、それ
等の機械類を始とする機器類の動力部や駆動部は振動源
となる為に、何等かの防振、防音手段が講じられ、振動
を他の部分に伝えない様に、配慮されているものの、特
に強固に取付ける必要のある場合等はせいぜいゴムパッ
キンを介してボルト締めを行う等の手段しか講じられて
おらず、強固に振動源を取付けると必然的に取付け側も
加振されるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術として、主
として上からの荷重がかかる構造としてコイルバネ、板
バネ、皿バネ、空気バネ、防振ゴム等が知られ、逆に吊
り具の中では剪断力を応用する吊り構造も一部に見られ
るが、これは平板と平板との間にゴムを接着させた形で
あり、ゴムの面状の剪断力を使用する為、一定形状内で
剪断力をコントロールし得るという欠点がある。更に万
一、接着不良という事故が発生した場合には落下防止等
の対応ができない等の欠点がある。又、垂直方向で力を
支える必要がある斜め方向での支持になり易く防振性能
が充分発揮しにくいという欠点も生じる。又、振動の方
向が一定方向だけでなく縦横のゆれに対し有効であり乍
ら、一定の力の変位におさえるという事が出来なかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の欠点を解
消し、振動の絶縁をより確実に行ない、しかも充分強固
に取付ける為の振動絶縁機能を有する衝撃緩衝装置を提
供する事を目的とするものである。
【0005】吊具等に応用する場合には、荷重を支える
方向が垂直方向になる様にし、万一の火災等の事故に備
えて落下止めを設け、安全性も確保する事を目的とす
る。本発明の他の目的とする所は振動を防止する事によ
り、騒音の発生を低減するにある。本発明の更に他の目
的とする所は、振動源の揺れ方向は一定方向のみでなく
多方向から一定の変位量内におさえながら振動防止を行
う事にある。
【0006】本発明は如何にして振動体の振動を絶縁し
乍ら、強固に他部材に取付ける事が出来るかという難問
に挑戦し、目的とする項目を達成して得られたものであ
り、その骨子となる手段は、充分な剛性を有する外側管
状体と内側管状体又は内側棒状体との間に間隙を設け、
その間隙に粘弾性体を設ける点である。
【0007】本発明は、金属、セラミック、合成樹脂等
の素材から成る径の異なる管状体相互間に生ずる空隙又
は管状体に棒状体を挿入する事により生じる空隙に粘弾
性体を筒状に横断面方向又は縦断面方向に或いはその双
方に1層若しくは複数層形成させてなる事を特徴とする
衝撃緩衝装置にある。
【0008】本発明の目的とする所は金属、セラミッ
ク、合成樹脂等の素材から成る径の異なる管状体相互又
は管状体と棒状体とを空隙を設けて組合せたものにおい
て、最外層の管状体を内層の管状体及び/又は棒状体よ
りも下側又は上側に長くセットし、その空隙を筒状に1
層若しくは複数層で形成し、且つ、その上側又は下側に
円柱状の空隙を形成し、その空隙の筒状部と円柱状部に
同一又は異種の粘弾性体を設けて成る事を特徴とする衝
撃緩衝装置にある。
【0009】本発明の更に他の目的とする所は金属、セ
ラミック、合成樹脂等の素材から成る径の異なる管状体
相互又は管状体と棒状体とを空隙を設けて組合せたもの
に於て、最外層の管状体を内層の管状体及び/又は棒状
体よりも下側又は上側に長くセットし、その空隙を筒状
に形成し、その上側又は下側に円柱状の空隙を形成し、
その空隙の円柱状部に粘弾性体を設けてなる事を特徴と
する衝撃緩衝装置にある。
【0010】本発明の更に他の目的とする所は金属、セ
ラミック、合成樹脂等の素材から成る径の異なる管状体
相互間に生ずる空隙又は管状体に棒状体を挿入する事に
より生じる空隙に、粘弾性体を筒状に横断面方向又は縦
断面方向に或いはその双方に1層若しくは複数層形成さ
せてなる衝撃緩衝装置において、前記外側管状体の内表
面及び/または内側管状体又は内側棒状体の外表面にヒ
モ状加硫ゴムを一体に形成し、内外管状体又は棒状体の
空隙に凹凸を形成して、この凹凸のある空隙に粘弾性体
を充填した事を特徴とする衝撃緩衝装置にある。
【0011】本発明の更に他の目的とする所は、外側管
状体内に挿入する内側管状体又は棒状体の外側表面が管
状体又は棒状体と同素材又は粘弾性体により凸部及び/
又は凹部を有する事、及び/又は外側管状体内層表面が
管状体と同素材又は粘弾性体で凸部及び/又は凹部を1
箇所又は複数箇所有し、外側管状体と内側管状体との空
隙に粘弾性体を形成した事を特徴とする衝撃緩衝装置を
提供する。
【0012】
【作用】次に各構成部材について詳細に説明を行う。外
側管状体とは鉄、アルミニウム、銅、鉛等の金属;アク
リル、ポリカーボネート、塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂;セラミッ
ク等の素材単体でも、繊維状物、網状物等で補強したセ
ラミック複合管状体でもよい。又、管体内面に管状体の
素材又はその他の素材でヒモ状部や凸部及び/又は凹部
を設ける事により、粘弾性体がずり変形する場合の抵抗
を与える事ができる為、より大きな制振効果を得る事が
出来る。又ヒモ状部、凸部、凹部を構成する素材を加硫
ゴムとする事により、管状体の軸方向に垂直な方向に荷
重をかけて使用する場合等には荷重による変形を少なく
し、かつ、制振性能を向上させる事が出来る。又、内外
面への塗装の有無や落下防止の為のフランジやピン穴等
や取付け用ネジ切加工等の有無は自由に設定出来る。軸
方向に直交する断面形状も円形、楕円形、多角形でも管
の外部の形状と管内部の形状が異なっても良い。
【0013】内側管状体又は内側棒状体とは、素材面は
外側管状体と同様であり、又、外側管状体と同一素材で
なくても良い。又、軸方向に直交する断面形状も円形、
楕円形、多角形でも良いし、内外面の接着性改良の為の
プライマーや防食の為の塗装についても、落下防止の為
のフランジやピン穴や取付用ネジ切り加工についても、
その有無は自由に設定できる。内側管状体の外面は凸
部、凹部、ヒモ状部を管状体と同一素材で設けてもその
他の素材で設けても良い。このような凹部、凸部、ヒモ
状部を設ける事により、一層制振効果を上げる事が出来
る。又、内側管状体内の空隙にも下記粘弾性体を充填す
る事により一層大きな制振効果を上げる事が出来るもの
である。
【0014】次に粘弾性体の説明を行う。粘弾性体はク
リープ、遅延弾性、応力緩和等の諸現象を示し、歪と応
力の関係に時間が関与する特徴を備えたもので、本発明
に好適に用いられる粘弾性体として具体例を挙げると次
のものがある。即ち、一般にゴムと総称される天然ゴ
ム、NBR,SBR,BR,IR,IIR,CR,EP
T,クロルスルフォン化ポリエチレン,フッソゴム、ウ
レタン,ポリサルファイド、シリコンポリノルボーネン
SIS,SBS,SIBS,SEBS各種液状ゴム等が
ポリマー成分として挙げられ、その1種又は複数を併用
する事が出来る。
【0015】本発明に適用する粘弾性体は、管状体相互
の空隙や深さにより剪断抵抗力が必然的に変化する為、
同一粘弾性体を使用しても非常に広い範囲の載荷能力の
差を出す事もできるし、逆に同一の管状体相互の空隙や
深さに粘弾性体を設ける場合には、非常に多くの素材が
粘弾性体として使用できるものであるが、特に優れた制
振特性を得るためには、粘弾性体が水酸基末端テレキー
リックポリマーを主剤のメインポリマーとし、イソシア
ネート基を1分子当り2個以上有する硬化剤を反応モル
比でNCO/OH=0.5 〜2.0 で反応せしめて得られる
粘弾性体が特に好ましく、更に軽量化、低コスト化の観
点からすると上記粘弾性体を発泡体にした粘弾性体も好
ましいものである。尚、NCO/OH反応モル比とは下
記に示すように水酸基末端液状ジエン系ゴム中の水酸基
の重量百分率を示す水酸基含有率とイソシアネート系硬
化剤のイソシアネート基の重量百分率を示すイソシアネ
ート含有率によって決まる値である。
【数1】
【0016】ここでNCO分子量/OH分子量=42/17
=2.47即ち、NCO/OH反応モル比が0.5 未満の場合
はイソシアネート系硬化剤が不充分で硬化反応が不完全
となる為、未反応の水酸基末端液状ジエン系ゴムを生じ
使用温度内高温域での流動現象の発生や、逆に低温域で
ゴム弾性に不足が生じ振動吸収性能が低下してしまう。
又、熱老化を受けやすく耐久性が悪くなるばかりでな
く、硬化不良部分が発生する危険性が高まる為に好まし
くない。逆に、NCO/OH反応モル比が1.5 超の場合
は、イソシアネート系硬化剤が過剰となり、ゴム弾性が
不足し、振動吸収性能が低下するばかりでなく、余剰硬
化剤と主剤中に微量に含まれる水分等との反応による発
泡現象が発生し、振動吸収性能の低下ばかりでなく耐久
性にも悪影響を及ぼすので好ましくない。
【0017】実際に本発明に適用する為には、制振特
性、圧縮特性、伸縮繰返し耐久性、接着性、温度特性等
の諸特性を用途目的に応じてポリマー成分、架橋剤成
分、その他各種配合剤を適宜使い分けて、目的に合致す
る配合処方を組む必要がある。
【0018】次にその目的を達成する為に配合する配合
剤及び添加剤の説明を行う。配合剤として、可塑剤を使
用する事により、他の配合剤の混練作業性の向上や可塑
剤を調節し、粘弾性体の硬さ、圧縮特性に大きな要因を
与えるものである。その具体例として、ナフテン系オイ
ル、アロマティック系オイル、パラフィン系オイル、フ
タル酸誘導体、イソフタル酸誘導体、アジピン酸誘導
体、マレイン酸誘導体、トール油、パインオイル、綿実
油、ひまし油、液状ゴム、ポリブテン等があり単独又は
併用して用いる事が出来る。これ等はポリマー成分との
相溶性や供用温度域に適合する物を選定する必要があ
る。
【0019】充填剤は制振特性、伸縮繰返し特性等に影
響を与える因子であるが、その具体例としてマイカ、グ
ラファイト、ヒル石、クレー、タルク等の鱗片状無機粉
体、フェライト、金属粉、硫酸バリウム、リトポン等の
高比重充填剤、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、
炭酸マグネシウム、カーボン、微粉シリカ等の汎用充填
剤等を単独又は併用して用いる事も出来る。又、三酸化
アンチモン、ホウ砂、膨脹性黒鉛等を難燃化を目的とし
て用いる事も出来る。その他、イオウ、過酸化物、アミ
ン、イソシアネート、金属酸化物等を架橋剤として用い
る事も出来る。本発明では圧縮特性、温度特性、伸縮繰
返し特性等を考慮すると、非架橋状態で用いる事が出来
る範囲は限定される事もあって、広い供用条件に合致さ
せる為には、ポリマーや供用条件に応じた架橋剤を選定
して架橋粘弾性体として使用する事が望ましい。その他
必要に応じて、反応促進剤、老化防止剤、カップリング
剤、防カビ剤、防錆剤、顔料、界面活性剤、粘着付与樹
脂、瀝青物、発泡剤等を配合する事が出来る。
【0020】本発明に用いる粘弾性体は同一素材のみの
組合せであっても、複数の素材の組合せであっても良
い。粘弾性体の厚み、幅、種類によって耐荷重も、載荷
時の変位量も振動制御の方向性も自由に設計出来るメリ
ットが生じるし、管状体と管状体又は管状体と棒状体と
の組合せにより径も変化させる事が出来る。又、同一装
置の複数個を直列又は並列で連結する事により、一層大
きな振動減衰効果を発揮する事が出来るし、外側管状体
の外側に更に管状体を設け粘弾性体の層を複数層とする
事により、更にすぐれた制振効果を発揮する事が出来
る。
【0021】本発明の防振治具は振動を内側管状体又は
棒状体で受け、当該管状体又は棒状体の外周の粘弾性体
を介して外側管状体で固定する。又は逆に外側管状体で
受けた振動を内周の粘弾性体を介して内側管状体又は棒
状体に固定するものである。上記の如く用いた場合は、
振動を直接受ける管状体、又は棒状体は振動を行おうと
するが、外周又は内周の粘弾性体の剪断力により元の状
態にもどろうとする力が働らく為、振動の応力も低減さ
れるし、振動の減衰も大きくなる為に振動を抑制するも
のである。又、粘弾性体を複数層で用いる事や管状体と
粘弾性体との接触面積を凸凹部により増大させる事によ
り、より剪断応力が働き大きな制振効果も得られるとい
うメリットも生じる。
【0022】又、管状体同志の空間に加硫ゴム等の粘弾
性体を挿入する事により、軸方向に垂直な方向で用いた
場合の粘弾性体のへたりを防止し長期にわたり充分な制
振効果も発揮出来る。
【0023】又、粘弾性体が架橋粘弾性体となっている
場合は、更に繰返し伸縮復元力が向上する為、より長期
にわたって安定した振動防止機能を有するし、より大き
な変位に対しても使用できる様になる。
【0024】
【実施例】実施例1は50A鋼管に32A鋼管を内挿したも
のであり、粘弾性体は表1で示した配合物を使用し、試
験方法5に示す方法で外側管状体に加振を行ない、外側
管状体の振動状況と内側管状体の振動状況とを図10、図
11に示した。
【0025】実施例2は32A鋼管に15A鋼管を内挿した
ものであり、粘弾性体は表1で示した配合物とした物を
使用し、外側管状体にはフランジを取付け、内側管状体
には加硫ゴムキャップを取付けた。この試験体を試験方
法2に示す様市販従来品に取付けて、150 mmRCスラブ
上に設置し、軽量床衝撃試験を行なった。併せて市販従
来品を測定し改善量を示した。
【0026】実施例3は実施例2の粘弾性体を表2で示
す発泡体とした場合を示した。
【0027】実施例4は実施例2の粘弾性体を表3で示
すホットメルトとした場合を示した。
【0028】実施例5は実施例2の粘弾性体を表4で示
すEPTゴムとした場合を示した。
【0029】実施例6は実施例2の内側管状体に凸凹を
付けた後、表1で示した粘弾性体を形成させた場合を示
した。
【0030】実施例7は実施例2の粘弾性体を表1で示
した物を円柱状との両方で形成させた場合を示した。
【0031】実施例8は実施例2と同様にして粘弾性体
を表1で示した配合物を用い、更に内側管状体内部にも
粘弾性体を配設した物に内側管状体、外側管状体の両方
にフランジを取付け、内側管状体側のフランジにコンプ
レッサーを取付け、外側管状体側のフランジにエアコン
外箱を取付け、3個を同様にして取付けた。次に試験方
法3に従って騒音測定を行ない、従来品との改善量をオ
ールパスで dB(A)で示した。
【0032】実施例9は88Aの管状体に100 Aの管状体
を取付け、内部に粘弾性体を取付けて内側管状体にモー
ターを取付けて、掃除機にセットし、JIS−C−9108
に準じて騒音測定を行ない、従来品との改善量をオール
パス dB(A)で示した。
【0033】試験方法 1. 接 着 力 JIS−K−6829−12項の180 °剥離接着力を鉄板とポ
リエステル布との間に粘弾性体をはさみ、200 mm/min
の速度で引張り、180 °剥離を行なった。 2. 床衝撃音 JIS−A−1418に準じ、150 mmRCスラブ上に市販置
床の脚部を取り外側管状体を取付け、内側管状体のスラ
ブ面と接する部分に加硫ゴムキャップを取付けて置床を
形成した後、タッピングマシンにて加振し、直下室でマ
イクロフォンで受音する事により音の測定を行い市販従
来品と比較し改善量を示した。 3. 騒音改善量 JIS−C−9612に準じエアコン屋外機の騒音を従来品
と比較し、改善量をdB(A)で示した。 4. 騒音改善量 JIS−C−9108に準じて掃除機の騒音を従来品と比較
し、改善量を dB(A)で示した。 5. 振動伝達状況 試料を加振機に取付け、ランダム加振を行ない、外側管
状体と内側管状体に取付けたピックアップで加速度の測
定を行ない外側管状体を加振した場合の内側管状体の振
動伝達の状況をみた。 6. 80℃での形状保持性 粘弾性体を長さ30mm×幅30mm×厚さ10mmに作成し、1週
間室温で養生し、80℃で4時間以上静置した後、室温放
置し厚みの変化率を測定し、元の厚みの保持率が90%以
上のものを○とし90%以下のものを×として表示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【発明の効果】実施例1は図10、図11から200 Hz 〜50
00Hz の範囲で明らかに大きな振動伝達防止性能が見ら
れており、振動絶縁に有効である事が判る。
【0040】実施例2は表5に示す結果の如く本発明の
装置を脚として用いる事により床スラブへの振動伝達が
防止され、床衝撃音も大きく改善できている。
【0041】実施例3は粘弾性体が発泡型粘弾性体であ
る場合であり、これも市販従来品よりも1ランク強改善
できている。
【0042】実施例4は粘弾性体をホットメルト型であ
る場合を示し、これも市販従来品よりも1ランク強改善
できている。
【0043】実施例5は粘弾性体をEPT加硫ゴムとし
た場合を示し、これも市販従来品よりも1ランク弱改善
できている。
【0044】実施例6は粘弾性体を実施例2と同一組成
とし、内側管状体に凸凹を付けた場合を示し、市販従来
品よりも大幅に改善できている。
【0045】実施例7は実施例2と同一組成の粘弾性体
を適用し、内側管状体と外側管状体の空間のみならず下
部へも円柱状で形成させた場合を示し、市販従来品より
も大幅に改善できている。
【0046】実施例8は実施例2と同一装置を3個用い
てコンプレッサーをエアコン外箱に取付けた場合を示
し、市販従来品よりも約4 dB(A)低減する事を示し
ている。
【0047】実施例9は市販掃除機のモーター部の取付
を88A鋼製管状体と100 A鋼製管状体と筒状の粘弾性体
の組合せとした例であり、市販従来品よりも約6 dB
(A)改善できた事を示している。
【0048】以上より、本発明の衝撃緩衝装置を用いる
事により、明らかに大きな改善効果が得られる事が判
る。従って、置床やOAフロアーの脚部、コンプレッサ
ーの受台、モーターの支持部等の多くの用途例があり、
非常に大きな振動絶縁効果が発揮できるものであり、本
発明の工業的利用価値は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の斜視図である。
【図2】図2は本発明の軸方向に平行な断面図であり、
粘弾性体を2層で用いた例を示す図である。
【図3】図3は内側パイプの下部で外側パイプの内側の
空隙に円柱状で粘弾性体を形成させた例を示す断面図で
ある。
【図4】図4は本発明の軸方向に垂直な断面図であり、
管状体が内外共に円形である例を示す図である。
【図5】図5は本発明の軸方向に垂直な断面図であり、
外側管状体が円形で内側管状体が楕円形である例を示す
図である。
【図6】図6は本発明の軸方向に垂直な断面図であり、
外側管状体の外断面が四角形、内断面が円形、内側に円
形断面の棒状体が挿入してある例を示す断面図である。
【図7】図7は本発明の軸方向に垂直な断面図であり、
粘弾性体が筒状で2層である例を示す断面図である。
【図8】図8は本発明の軸方向に垂直な断面図であり、
内外の管状体が各々凹部、凸部を有する管状体の隙間に
粘弾性体が形成された例を示す断面図である。
【図9】図9は本発明の軸方向に垂直な断面図であり、
外側管状体と内側管状体の隙間にヒモ状加硫ゴムを配設
し残りの空隙に粘弾性体を形成させた例を示す断面図で
ある。
【図10】図10は外側鋼管の振動状況のグラフである。
【図11】図11は内側鋼管の振動状況のグラフである。
【符号の説明】
1 内側管状体又は棒状体 2 外側管状体 3 粘弾性体 4 ポリマー発泡体 5 落下防止ピン 6 落下防止中穴 7 パッキン材 8 ネジ加工部分 9 ボルト穴 10 フランジ 11 凹凸部 12 ヒモ状加硫ゴム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属、セラミック、合成樹脂等の素材か
    ら成る径の異なる管状体相互間に生ずる空隙又は管状体
    に棒状体を挿入する事により生じる空隙に粘弾性体を筒
    状に横断面方向又は縦断面方向に或いはその双方に1層
    若しくは複数層形成させてなる事を特徴とする衝撃緩衝
    装置。
  2. 【請求項2】 金属、セラミック、合成樹脂等の素材か
    ら成る径の異なる管状体相互又は管状体と棒状体とを空
    隙を設けて組合せたものにおいて、最外層の管状体を内
    層の管状体及び/又は棒状体よりも下側又は上側に長く
    セットし、その空隙を筒状に1層若しくは複数層で形成
    し、且つ、その上側又は下側に円柱状の空隙を形成し、
    その空隙の筒状部と円柱状部に同一又は異種の粘弾性体
    を設けて成る事を特徴とする衝撃緩衝装置。
  3. 【請求項3】 金属、セラミック、合成樹脂等の素材か
    ら成る径の異なる管状体相互又は管状体と棒状体とを空
    隙を設けて組合せたものに於て、最外層の管状体を内層
    の管状体及び/又は棒状体よりも下側又は上側に長くセ
    ットし、その空隙を筒状に形成し、その上側又は下側に
    円柱状の空隙を形成し、その空隙の円柱状部に粘弾性体
    を設けてなる事を特徴とする衝撃緩衝装置。
  4. 【請求項4】 金属、セラミック、合成樹脂等の素材か
    ら成る径の異なる管状体相互間に生ずる空隙又は管状体
    に棒状体を挿入する事により生じる空隙に、粘弾性体を
    筒状に横断面方向又は縦断面方向に或いはその双方に1
    層若しくは複数層形成させてなる衝撃緩衝装置におい
    て、前記外側管状体の内表面及び/または内側管状体又
    は内側棒状体の外表面にヒモ状加硫ゴムを一体に形成
    し、内外管状体又は棒状体の空隙に凹凸を形成して、こ
    の凹凸のある空隙に粘弾性体を充填した事を特徴とする
    衝撃緩衝装置。
  5. 【請求項5】 外側管状体内に挿入する内側管状体又は
    棒状体の外側表面が管状体又は棒状体と同素材又は粘弾
    性体により凸部及び/又は凹部を有する事、及び/又は
    外側管状体内層表面が管状体と同素材又は粘弾性体で凸
    部及び/又は凹部を1箇所又は複数箇所有し、外側管状
    体と内側管状体との空隙に粘弾性体を形成した事を特徴
    とする衝撃緩衝装置。
  6. 【請求項6】 粘弾性体が常温で液状である反応型ポリ
    マーより成り、反応後の粘弾性体が80℃に加温しても形
    状を保持し、JIS−K−6829−12項に規定する接着力
    が0.5 kg/cm以上である事を特徴とする請求項1〜5記
    載の衝撃緩衝装置。
  7. 【請求項7】 粘弾性体は水酸基末端テレキーリックポ
    リマーを主剤のメインポリマーとし、イソシアネート基
    を1分子当り2個以上有する硬化剤を反応モル比でNC
    O/OH=0.5 〜2.0 で反応せしめて得られたものであ
    る事を特徴とする請求項1又は5記載の衝撃緩衝装置。
  8. 【請求項8】 粘弾性体が発泡体である事を特徴とする
    請求項1〜5記載の衝撃緩衝装置。
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