JPH08355Y2 - ベル型コイル焼鈍炉用インナカバーのシール装置 - Google Patents

ベル型コイル焼鈍炉用インナカバーのシール装置

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JPH08355Y2
JPH08355Y2 JP1992019497U JP1949792U JPH08355Y2 JP H08355 Y2 JPH08355 Y2 JP H08355Y2 JP 1992019497 U JP1992019497 U JP 1992019497U JP 1949792 U JP1949792 U JP 1949792U JP H08355 Y2 JPH08355 Y2 JP H08355Y2
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JP
Japan
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inner cover
base
sealing device
bell
annealing furnace
Prior art date
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JP1992019497U
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JPH0583693U (ja
Inventor
眞司 藤野
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Chugai Ro Co Ltd
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Chugai Ro Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベル型コイル焼鈍炉に
おけるベースとインナカバーとの間をシールするベル型
コイル焼鈍炉用インナカバーのシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベース上に数段積み重ねられたコイルに
インナカバーとアウタカバーとを外装し、アウタカバー
に設けた加熱装置でコイルを焼鈍するようにしたベル型
コイル焼鈍炉では、コイルの酸化を防止してコイル表面
に光沢を持たせるために、加熱時にインナカバー内で還
元状態を保つべく絶えず雰囲気ガスを循環している。ま
た、雰囲気ガスの漏洩は、雰囲気ガスの消費量増加や外
部空気の侵入によるコイルの酸化を招来するために、イ
ンナカバーとベース間のシールが不可欠であった。
【0003】そこで、従来、雰囲気ガスの漏れ等を防止
するシール装置として、図2,3に示すものが知られて
いる。図2のシール装置では、ベース30におけるコイ
ル支持台31には、周囲に環状台32が連続的に配置さ
れ、その上面に沿って連続的に無端状のシールリング3
3が配置されている。また、環状台32の外側には複数
の基台34が配置され、この基台34に上段係止部36
と下段係止部37を有するクラッチ35が水平面に沿っ
て回動自在に取り付けられている。
【0004】このシール装置では、インナカバー38の
外周フランジ部39が環状台32に載置され、クラッチ
35の上段係止部36と下段係止部37をフランジ部3
9と環状台32にそれぞれ係止し、シールリング33に
よって外周フランジ部39と環状台32の間がシールさ
れる。
【0005】次に、図3のシール装置では、ベース40
におけるコイル支持台41の外側にインナカバー収容部
44が連続的に設けられている。このインナカバー収容
部44は、内側と外側が水冷ジャケット42,43に囲
まれ、底部45が内外に拡幅されている。また、底部4
5には、内外方向に伸縮する環状のゴムベローズ46,
47が対向配置され、それぞれのゴムベローズ46,4
7が圧力調整装置48に接続されている。なお、49は
アウタカバー、50はインナカバーである。
【0006】このシール装置では、インナカバー50の
外周下端部51がインナカバー収容部44に挿入され
る。また、ゴムベローズ46,47には圧力調整装置4
8より雰囲気ガス等が供給され、ゴムベローズ46,4
7がインナカバー50およびインナカバー収容部44の
内外面と接触し、ベース40とインナカバー50の間が
シールされる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
シール装置では、シールリング33の接するシール面、
すなわち環状台32の上面および外周フランジ部39の
下面を精度良く加工しなければならない。また、シール
リング33の歪み代を大きくするとクラッチ35の締付
能力を大きくしなければならず、設備の大型化やコスト
の高騰を招来する。さらに、インナカバー38の加圧
時、このインナカバー38には上方に力が作用し、シー
ルリング33の締付力が低下してシール性が低下する。
さらにまた、シールリング33の上面にごみが付着して
シール性の低下を招き易い、という問題点がある。
【0008】一方、図3のシール装置では、インナカバ
ー50の内側と外側にゴムベローズ46,47を2重に
配置し、インナカバー収容部44は完全なガスタイト構
造の密封チャンバとなっている。したがって、インナカ
バー収容部44の構造が複雑で、ゴムベローズ46,4
7の取付や圧力調整装置48への接続に多大な労力を要
する。また、インナカバー収容部44に落下したごみの
清掃が困難なうえ、清掃不良がシール性の低下やゴムベ
ローズ46,47の収縮不良を招来する。さらに、真空
パージを採用するような炉にあっては、インナカバー収
容部44の底面とゴムベローズ46,47との間にエア
溜まりが発生し、インナカバー50の真空度を上げにく
いうえ、エア溜まり部の温度が上昇すると、その部分の
空気がインナカバー50の内部にリークして真空度の低
下を招来する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決するためになされたもので、インナカバーシール装置
を、コイル支持台の外周側壁部に沿って周方向に連続的
に設けた凹溝およびその上方に位置するゴミ受け段部
と、上記凹溝に収容された無端状の屈伸チューブと、上
記屈伸チューブを膨張させ上記インナカバーの内周面に
密着させる伸縮装置と、インナカバー内周側壁部に沿っ
て周方向に連続的に設けたゴミ避板と、上記インナカバ
ーに設けた複数の第1係止部と、上記ベースに設けられ
上記第1係止部と係合して上記インナカバーの上動を阻
止する第2係止部と、上記屈伸チューブを冷却する冷却
装置と、で構成したものである。
【0010】
【作用】上記インナカバーシール装置では、コイル支持
台に外装されたインナカバーは、伸縮装置によって膨張
された屈伸チューブが接触し、インナカバーとコイル支
持台の間がシールされる。また、第1係止部と第2係止
部の係合によりインナカバーの上動が阻止される。さら
に、冷却装置により屈伸チューブが冷却され、熱劣化が
防止される。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の実施例に
ついて説明する。図1はベル型コイル焼鈍炉におけるイ
ンナカバーシール部の断面を示し、ベース1に形成した
コイル支持台2には、外周側壁部3に凹溝4とその上方
に位置するゴミ受け段部5がそれぞれ周方向に連続的に
形成され、この凹溝4の上下および内側に水冷ジャケッ
ト6が形成されている。上記凹溝4には環状のゴムベロ
ーズ7が配置され、このゴムベローズ7はシールガス切
換弁8を介してガス供給装置9に接続されている。
【0012】コイル支持台2の外側にはインナカバー支
持台10が固定され、さらにインナカバー支持台10の
外側に掛金支持台11が固定されている。上記掛金支持
台11には第2係止部である掛金12がコイル支持台2
に向かって揺動可能に連結されている。上記掛金12の
外側には基台13が固定され、この基台13に設けたシ
リンダ14のロッド15が掛金12に連結されている。
【0013】インナカバー16の下端側には水冷ジャケ
ット17が形成され、この水冷ジャケット17の外側に
第1係止部としての機能をも持つフランジ部18が設け
られている。また、インナカバー16は、内面の所定高
さにゴミ避板19が周方向に連続的に形成され、外面に
シール部20が周方向に連続的に設けられている。な
お、21はアウタカバー、22はアウタカバー21の底
部に設けたシール板である。
【0014】上記構成において、ベース1にインナカバ
ー16が外装されていない状態では、シールガス切換弁
8によりゴムベローズ7内の不活性ガス等の伸縮用ガス
が排気され、ゴムベローズ7は収縮されている。また、
掛金12はシリンダ14により矢印a’方向に退避し
て、インナカバー16の進入路を開放している。
【0015】インナカバー16の装着時、インナカバー
16はベース1の上方から降下され、外周のフランジ部
18がインナカバー支持台10に載置される。アウタカ
バー21はインナカバー16に外装され、基台13に支
持されると共に、シール板22がシール部20に載置さ
れる。そして、第1係止部と第2係止部の係合、すなわ
ち掛金12がシリンダ14により矢印a方向に進出して
外周フランジ部18に係止され、インナカバー16の上
方移動が規制される。また、伸縮装置としてゴムベロー
ズ7にガス供給装置9より伸縮用ガスが供給され、ゴム
ベローズ7が膨張してコイル支持台とインナカバー16
との間がシールされ、インナカバー16の内部雰囲気の
漏洩が防止される。さらに、屈伸チューブを冷却する冷
却装置である水冷ジャケット6,17には冷却水が供給
され、ゴムベローズ7の熱変形や劣化が阻止される。
【0016】雰囲気ガスの循環等によりインナカバー1
6の内部を浮遊しながら内周面近傍に落下するゴミは、
ゴミ避板19に受け止められる。また、ゴミ避板19に
受け止められることなくコイル支持台2とインナカバー
16との間に侵入したゴミは、ゴミ受け段部5に捕獲さ
れる。したがって、ゴムベローズ7の上に落下するゴミ
は極僅かで、堆積したゴミはインナカバー16の非装着
時に容易に除去することができる。また、ゴムベローズ
7のシール面は鉛直方向に位置しており、そのシール面
にゴミが堆積することはない。そのため、ゴムベローズ
7のシール性は長期に亘り安定的に保持される。
【0017】なお、上記実施例では、ゴムベローズ7は
ベース1の外周側壁部3に1段だけ設けるものとした
が、2段、3段と複数段設けて多重シール構造としても
よい。ただし、上下のゴムベローズの間にエア溜まりが
生じるのを防止するために、例えばゴムベローズを2段
配置する場合、まず下段のゴムベローズだけでインナカ
バーをシールし、真空処理後に上段のゴムベローズで再
度シールすることが必要である。
【0018】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
かかるインナカバーのシール装置によれば、屈伸チュー
ブはインナカバーの内周面に密着され、また冷却装置に
よって屈伸チューブの熱変形が防止される。また、屈伸
チューブのシール面にはゴミ等の不純物が堆積すること
は殆どなく、仮に不純物が付着してもインナカバーの非
装着時に容易に除去することができる。さらに、屈伸チ
ューブの周囲にエア溜まり部を生じることもない。した
がって、インナカバーとベースとの間が完全にシールさ
れ、雰囲気ガスの漏洩やインナカバー内への外気の侵入
を完全に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案に係るシール装置の断面図である。
【図2】 従来のシール装置の断面図である。
【図3】 従来のシール装置の断面図である。
【符号の説明】
1…ベース、2…コイル支持台、3…外周側壁部、4…
凹溝、6…水冷ジャケット、7…ゴムベローズ、8…シ
ールガス切換弁、9…ガス供給装置、12…掛金、14
…シリンダ、16…インナカバー、17…水冷ジャケッ
ト、18…フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベル型コイル焼鈍炉において、ベースの
    コイル支持台とインナカバーとの間をシールするインナ
    カバーシール装置を、上記コイル支持台の外周側壁部に
    沿って周方向に連続的に設けた凹溝およびその上方に位
    置するゴミ受け段部と、上記凹溝に収容された無端状の
    屈伸チューブと、上記屈伸チューブを膨張させ上記イン
    ナカバーの内周面に密着させる伸縮装置と、インナカバ
    ー内周側壁部に沿って周方向に連続的に設けたゴミ避板
    と、上記インナカバーに設けた複数の第1係止部と、上
    記ベースに設けられ上記第1係止部と係合して上記イン
    ナカバーの上動を阻止する第2係止部と、上記屈伸チュ
    ーブを冷却する冷却装置と、で構成したことを特徴とす
    るベル型コイル焼鈍炉用インナカバーのシール装置。
JP1992019497U 1992-04-01 1992-04-01 ベル型コイル焼鈍炉用インナカバーのシール装置 Expired - Lifetime JPH08355Y2 (ja)

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JPH0583693U JPH0583693U (ja) 1993-11-12
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