JPH083569Y2 - 畳 - Google Patents

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JPH083569Y2
JPH083569Y2 JP4053989U JP4053989U JPH083569Y2 JP H083569 Y2 JPH083569 Y2 JP H083569Y2 JP 4053989 U JP4053989 U JP 4053989U JP 4053989 U JP4053989 U JP 4053989U JP H083569 Y2 JPH083569 Y2 JP H083569Y2
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tatami
tatami mat
sepiolite
moisture
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JP4053989U
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JPH02130939U (ja
Inventor
碩茂 宇都
Original Assignee
三井鉱山株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は畳に関し、特に優れた吸放湿性を有する畳に
関する。
[従来の技術] 従来、畳は畳表層と1又は2以上の層からなる畳床と
で構成され、畳の感触,調湿,保温などを考慮して各種
材料が選択積層されている。
それらの材料としては、主として畳表層にい草、畳床
に稲わらを用いるのが一般的であるが、最近ではよい稲
わらの入手が困難かつ高価となってきており、経済性あ
るいは耐久力の点から、プラスチック繊維や発泡プラス
チック材料を使用したものも多くなってきている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の畳において主材料として使用されている稲わら
は、優れた感触と適度の吸湿性を有する材料であるが、
放湿速度がおそいため低湿度の雰囲気になっても層内の
水分が抜けるのがおそく、梅雨時のように長期にわたっ
て高湿度の状態が続くと過度に湿気を帯びた状態とな
り、そのため畳の感触、保温効果がそこなわれこしの強
さも保持できなくなるとともにダニなどの害虫やカビ,
微生物などの繁殖温床ともなる。また、プラクチック系
の材料を用いるものは、全く吸放湿性がないので、その
層の表面ないし層間に湿分が停滞し露点温度以下になっ
たときには結露し、畳の感触,保温効果がそこなわれる
とともにダニなどの害虫やカビ,微生物などの繁殖温床
となる欠点がある。
本考案の目的は、上述の欠点のない優れた吸放湿性を
保持する畳を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の畳は、畳を構成する層の少なくとも1つの層
に、山皮含有成形層を、あるいは、殺虫剤、殺菌剤など
の薬剤を含有させた山皮含有成形層を用いたことを特徴
としている。また、山皮と同様にしてゾノトライトも用
いることができる。
山皮は表面に水酸基を有する粘土性鉱物で、含水マグ
ネシウムシリケートを主成分とするもの例えばセピオラ
イト、含水マグネシウムアルミニウムシリケートを主成
分とするもの例えばアタパルジャイト等を総称し、ゾノ
トライトは式Ca6Si6O17(OH)2を有する塊状,繊維状,粉
状の鉱物であり、ともに優れた吸放湿性を有しており、
なかでも山皮は特段に放湿速度が速いという物質を有し
ている。
本考案に用いる山皮含有成形層,ゾノトライト含有成
形層は山皮,ゾノトライトを主成分とし、必要に応じて
他の無機繊維,有機繊維,可塑剤,凝集剤,バインダー
などを添加して、紙,シート,ボード又は積層構造体に
成形加工したもので、長期にわたって優れた吸放湿性、
特に放湿速度が速いという特質を保持することができ
る。
本考案ではこれらの成形層を、従来の畳を構成する層
の少なくとも1つの層に用いるか、あるいは既構成層の
一部と置き替える形で用いる。
殺虫剤,殺菌剤などの薬剤は、その使用目的や特性を
勘案して適宜薬剤の種類,含有量を選択して用いる。
[作用] このように、吸放湿性、特に放湿速度が速いという特
質を長期にわたって保持する山皮含有成形層、ゾノトラ
イト含有成形層を用いるので、室内や床下が高湿度の際
には湿気を吸収し、低湿度になつた際には速やかにかつ
充分に湿気を放出するので、長期にわたって畳が過度に
湿気を帯びる状態となることがない。従って、畳の感
触,保温効果をそこなうことなく、製畳時のこしの強さ
を保持するとともにダニ,カビ,微生物などの繁殖温床
となることを防止することできる。
また、従来の畳床に使用している稲わら,木質材料,
発泡プラスチック,無機材料などの何れかの層に替えて
ボード又は積層構造体の成形層を用いた場合は前述の作
用に加えて高い強度を有するので、畳の重量を増加せし
めることなくこしの強い畳床を形成することができる。
さらに、殺虫剤,殺菌剤などの薬剤を含有せしめた山
皮含有成形層,ゾノトライト含有成形層を用いることに
よって、繁殖の場を解消するにとどまらず製畳時にもち
こまれたダニなどの害虫やカビ,微生物などを除くこと
ができる。
なお、本考案として畳床の最下層に成形層を用いる時
は、部屋の床に防湿若しくは防虫紙を敷く必要がない。
[実施例] 以下に本考案をその実施例について図面を参照して説
明する。
第1図,第2図は本発明の一実施例を示す畳の断面図
である。
実施例1. 第1図に示す畳は、畳表1,積層わら3,裁断わら4,わら
を編んだ層5から構成され、畳表1と積層わら3の間に
セピオライト紙2を挾持せしめた畳である。セピオライ
ト紙2はセピオライト80%(重量),セルロース繊維20
%(重量)の混合割合とし、厚さ0.2mmに製紙した。
本実施例の畳と従来の畳との吸放湿状態を第1表に示
す。
このデータは絶乾状態にした両畳を温度20℃,相対湿
度90%に90時間保持して吸湿せしめた後、温度20℃、相
対湿度60%で50時間保持して放湿せしめた場合の畳の重
量増減/経過時間を示したものである。第1表に示すよ
うに本実施例の畳が吸放湿性とも格段に優れており、特
に減湿の際に放湿速度が速い特質を有している。この特
質のため、長期にわたって過度に湿気を帯びることがな
く、製畳時のこしの強さ,畳の感触,保温効果を保持す
るとともにダニなどの繁殖温床となることを防止するこ
とができた。
実施例2 第2図に示した畳は上から順に畳表1,セピオライト紙
2,木質ボード6,セピオライトハニカムコア7(積層構造
体)及びわらを編んだ層5を積層して構成されている。
セピオライト紙2はセピオライト90%(重量)セルロ
ース繊維10%(重量)の混合割合とし、厚さ0.2mmに製
紙した。セピオライトハニカムコアはセピオライト紙2
と同質紙を裁断して、セルサイズ3mmに成形加工し、高
さ6mmとしたコアを用いた。
本実施例の畳は、吸放湿の機能を発揮して過度に湿気
を帯びることなく畳の感触,保温効果,畳床の強度が保
持され、こしの強い畳となるとともにダニなどの繁殖を
防止することができた。また、ハニカムコアを従来の畳
の一層に替えて用いているので、畳床の厚みを増すこと
なく軽量化できた。
実施例3 実施例1の畳において、セピオライト紙2に殺虫剤フ
ェニトロチオン1.0g/m2を含有せしめたものを使用し
た。その結果、実施例1の効果に加え、特に殺虫剤がセ
ピオライト繊維表面および空隙部にあって、長時間薬効
を維持することができ、ダニの発生を防止することがで
きた。また、セピオライト紙2は畳表1の取替えまたは
裏返しに際して新しいものと容易に取り替えることがで
きるので薬効を持続させることできる。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、優れた吸放湿性を有す
る山皮含有成形層または/およびゾノトライト含有成形
層を少なくとも1層使用するので、長期にわたり畳が過
度に湿気を帯びる状態を解消し、畳の感触や保温効果,
製畳時のこしの強さを保持するとともに、ダニなどの害
虫やカビ,微生物などの繁殖温床となることを防止する
効果がある。
また、殺虫剤,殺菌剤などを含有せしめた山皮含有成
形層または/およびゾノトライト含有成形層を用いると
きは、ダニなどの害虫やカビ,微生物などの繁殖の場を
解消するにとどまらず、製畳時に存在したものも除くこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明の一実施例を示す畳の断面図で
ある。 1……畳表,2……セピオライト紙,3……積層わら,4……
裁断わら,5……わらを編んだ層,6……木質ボード,7……
セピオライトハニカムコア。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】畳表層と1又は2以上の層からなる畳床と
    で構成する畳において、該畳を構成する層の少なくとも
    1つの層に山皮含有成形層を用いたことを特徴とする
    畳。
  2. 【請求項2】請求項1記載の山皮含有成形層に、殺虫
    剤、殺菌剤などの薬剤を含有させたことを特徴とする
    畳。
JP4053989U 1989-04-07 1989-04-07 Expired - Lifetime JPH083569Y2 (ja)

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JP4053989U JPH083569Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07

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Publication Number Publication Date
JPH02130939U JPH02130939U (ja) 1990-10-30
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