JPH0835815A - 光学式測定装置の検査方法 - Google Patents
光学式測定装置の検査方法Info
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- JPH0835815A JPH0835815A JP17122594A JP17122594A JPH0835815A JP H0835815 A JPH0835815 A JP H0835815A JP 17122594 A JP17122594 A JP 17122594A JP 17122594 A JP17122594 A JP 17122594A JP H0835815 A JPH0835815 A JP H0835815A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロボット等の移動機構に搭載される測定ヘッ
ドに投光器と撮像器とを取付けて成る光学式測定装置の
異常の有無を測定ヘッドを移動機構から取外すことなく
簡単に検査できるようにする。 【構成】 計測対象となるチェッカー本体51を有する
精度チェッカー5を測定ヘッド2に取付け、該ヘッド2
に設けたスリット光源21からチェッカー本体51にス
リット光を照射した状態で該ヘッド2に設けた撮像器2
31,232によりチェッカー本体51を撮像する。そし
て、撮像器の画像データからチェッカー本体の位置を計
測し、この位置と基準位置とを比較する。スリット光源
21や撮像器231,232の取付位置に狂いが有ると、
計測されたチェッカー本体の位置が基準位置からずれ、
これにより異常を判別できる。
ドに投光器と撮像器とを取付けて成る光学式測定装置の
異常の有無を測定ヘッドを移動機構から取外すことなく
簡単に検査できるようにする。 【構成】 計測対象となるチェッカー本体51を有する
精度チェッカー5を測定ヘッド2に取付け、該ヘッド2
に設けたスリット光源21からチェッカー本体51にス
リット光を照射した状態で該ヘッド2に設けた撮像器2
31,232によりチェッカー本体51を撮像する。そし
て、撮像器の画像データからチェッカー本体の位置を計
測し、この位置と基準位置とを比較する。スリット光源
21や撮像器231,232の取付位置に狂いが有ると、
計測されたチェッカー本体の位置が基準位置からずれ、
これにより異常を判別できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの断面計測等を
行う光学式測定装置の検査方法に関する。
行う光学式測定装置の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の測定装置として、ロボッ
ト等の移動機構に搭載される測定ヘッドに、スリット光
源から成る投光器と、スリット光の光面に光軸が斜交す
るように配置した撮像器とを設け、ワークの所定の計測
部位に投光器が正対するような所定位置に測定ヘッドを
移動した後、投光器からスリットを照射した状態で撮像
器によりワークを撮像し、撮像器の画面に現われるスリ
ット光像から光切断の原理に従って空間座標系における
計測部位の断面形状や位置を計測するものが知られてい
る。
ト等の移動機構に搭載される測定ヘッドに、スリット光
源から成る投光器と、スリット光の光面に光軸が斜交す
るように配置した撮像器とを設け、ワークの所定の計測
部位に投光器が正対するような所定位置に測定ヘッドを
移動した後、投光器からスリットを照射した状態で撮像
器によりワークを撮像し、撮像器の画面に現われるスリ
ット光像から光切断の原理に従って空間座標系における
計測部位の断面形状や位置を計測するものが知られてい
る。
【0003】また、ワークに形成した孔部の中心位置を
計測する光学式測定装置として、測定ヘッドに、スポッ
ト光源から成る投光器と、光軸が互に斜交するように配
置した2個の撮像器とを設け、ワークにスポット光を照
射した状態で両撮像器によりワークを撮像し、各撮像器
の画面に現われる孔部の像の中心座標から三角測量の原
理で空間座標における孔部の中心位置を計測するものも
知られている。
計測する光学式測定装置として、測定ヘッドに、スポッ
ト光源から成る投光器と、光軸が互に斜交するように配
置した2個の撮像器とを設け、ワークにスポット光を照
射した状態で両撮像器によりワークを撮像し、各撮像器
の画面に現われる孔部の像の中心座標から三角測量の原
理で空間座標における孔部の中心位置を計測するものも
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光切断の原理は、撮像
器を基準にして定めた空間座標系におけるスリット光面
上の点の空間座標と撮像器の画面上の対応点の座標との
間に成立する相関関係に基いて、画面上のスリット光像
から空間座標系におけるワークの断面形状や位置を計測
するものであり、測定ヘッドの変形等で投光器と撮像器
との相対位置関係に狂いを生ずると、スリット光面上の
点の空間座標と画面上の対応点の座標との間の相関関係
も狂い、計測誤差を生ずる。また、上記した孔計測用の
測定装置でも、各撮像器の位置が狂うと計測誤差を生ず
る。本発明は、以上の点に鑑み、投光器や撮像器の取付
位置の狂いといった光学式測定装置の異常の有無を検査
して、計測誤差の発生を未然に防止し得るようにした検
査方法を提供することをその目的としている。
器を基準にして定めた空間座標系におけるスリット光面
上の点の空間座標と撮像器の画面上の対応点の座標との
間に成立する相関関係に基いて、画面上のスリット光像
から空間座標系におけるワークの断面形状や位置を計測
するものであり、測定ヘッドの変形等で投光器と撮像器
との相対位置関係に狂いを生ずると、スリット光面上の
点の空間座標と画面上の対応点の座標との間の相関関係
も狂い、計測誤差を生ずる。また、上記した孔計測用の
測定装置でも、各撮像器の位置が狂うと計測誤差を生ず
る。本発明は、以上の点に鑑み、投光器や撮像器の取付
位置の狂いといった光学式測定装置の異常の有無を検査
して、計測誤差の発生を未然に防止し得るようにした検
査方法を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、ロボット等の移動機構に搭載される測定ヘッ
ドに投光器と撮像器とを設け、ワークに投光器から光線
を照射した状態で撮像器によりワークを撮像し、該撮像
器の画像データに基いてワークの位置を計測する光学式
測定装置の異常を検査する方法であって、計測対象とな
るチェッカー本体を有する精度チェッカーをチェッカー
本体が撮像器に対し所定位置に配置されるように測定ヘ
ッドに取付け、投光器から光線を照射した状態で撮像器
によりチェッカー本体を撮像し、該撮像器の画像データ
に基いてチェッカー本体の位置を計測し、計測されたチ
ェッカー本体の位置と基準位置とを比較して異常の有無
を検査することを特徴とする。
本発明は、ロボット等の移動機構に搭載される測定ヘッ
ドに投光器と撮像器とを設け、ワークに投光器から光線
を照射した状態で撮像器によりワークを撮像し、該撮像
器の画像データに基いてワークの位置を計測する光学式
測定装置の異常を検査する方法であって、計測対象とな
るチェッカー本体を有する精度チェッカーをチェッカー
本体が撮像器に対し所定位置に配置されるように測定ヘ
ッドに取付け、投光器から光線を照射した状態で撮像器
によりチェッカー本体を撮像し、該撮像器の画像データ
に基いてチェッカー本体の位置を計測し、計測されたチ
ェッカー本体の位置と基準位置とを比較して異常の有無
を検査することを特徴とする。
【0006】
【作用】測定ヘッドに精度チェッカーを取付けてチェッ
カー本体を上記の如く撮像すると、投光器や撮像器の取
付位置に狂いが無い限り、画像データから計測されるチ
ェッカー本体の位置は基準位置に一致する。従って、計
測されたチェッカー本体の位置が基準位置からずれてい
るときは、投光器や撮像器の取付位置に狂いを生じたも
のと判断し、取付位置の修正や測定ヘッドの交換といっ
た適切な対策を講じて計測誤差の発生を未然に防止す
る。
カー本体を上記の如く撮像すると、投光器や撮像器の取
付位置に狂いが無い限り、画像データから計測されるチ
ェッカー本体の位置は基準位置に一致する。従って、計
測されたチェッカー本体の位置が基準位置からずれてい
るときは、投光器や撮像器の取付位置に狂いを生じたも
のと判断し、取付位置の修正や測定ヘッドの交換といっ
た適切な対策を講じて計測誤差の発生を未然に防止す
る。
【0007】投光器がスリット光源であって、撮像器を
その光軸がスリット光の光面に斜交するように配置して
成る断面計測用の測定ヘッドの検査に際しては、精度チ
ェッカーを測定ヘッドに取付けたときに、チェッカー本
体に形成した1つの角部がスリット光の光面と撮像器の
光軸との交点に合致するようにしておくことが望まし
い。これによれば、撮像器の画面に現われるスリット光
像の前記角部に対応する点が前記交点に対応する画面上
の中心点に一致しているか否かで投光器や撮像器の取付
位置に狂いが無いか否かを簡単に判別できる。
その光軸がスリット光の光面に斜交するように配置して
成る断面計測用の測定ヘッドの検査に際しては、精度チ
ェッカーを測定ヘッドに取付けたときに、チェッカー本
体に形成した1つの角部がスリット光の光面と撮像器の
光軸との交点に合致するようにしておくことが望まし
い。これによれば、撮像器の画面に現われるスリット光
像の前記角部に対応する点が前記交点に対応する画面上
の中心点に一致しているか否かで投光器や撮像器の取付
位置に狂いが無いか否かを簡単に判別できる。
【0008】
【実施例】図1は自動車の車体組立ラインの途中に設け
られる計測ステーションを示し、該ステーションの左右
両側に夫々移動機構たるロボット1を配置し、該ロボッ
ト1に計測ヘッド2を搭載して、ワークたる車体Aに形
成した孔部の位置計測と、車体Aのルーフサイドレール
部やピラー部といった所定部位の断面計測とを行い、車
体Aの組立精度を計測するようにした。
られる計測ステーションを示し、該ステーションの左右
両側に夫々移動機構たるロボット1を配置し、該ロボッ
ト1に計測ヘッド2を搭載して、ワークたる車体Aに形
成した孔部の位置計測と、車体Aのルーフサイドレール
部やピラー部といった所定部位の断面計測とを行い、車
体Aの組立精度を計測するようにした。
【0009】前記ロボット1は、前後方向に長手のベー
ス10上に設けた前後動自在なロボット本体11と、該
ロボット本体11に上下動自在に支持させた昇降枠12
と、該昇降枠12に左右動自在に支持させた左右方向に
長手のロボットアーム13とを備える直交座標型ロボッ
トで構成されており、ロボットアーム13の先端に、図
2に示す如く、3軸構造の手首14を介して測定ヘッド
2を取付けた。
ス10上に設けた前後動自在なロボット本体11と、該
ロボット本体11に上下動自在に支持させた昇降枠12
と、該昇降枠12に左右動自在に支持させた左右方向に
長手のロボットアーム13とを備える直交座標型ロボッ
トで構成されており、ロボットアーム13の先端に、図
2に示す如く、3軸構造の手首14を介して測定ヘッド
2を取付けた。
【0010】測定ヘッド2のヘッド枠20には、図3乃
至図5に明示する如く、投光器としてスリット光を照射
するスリットレーザから成るスリット光源21と、スポ
ット光を照射するスポットレーザから成るスポット光源
22とが取付けられており、更に、CCDカメラから成
る第1と第2の2個の撮像器231,232が取付けられ
ている。図中23aは各撮像器231,232のレンズで
ある。
至図5に明示する如く、投光器としてスリット光を照射
するスリットレーザから成るスリット光源21と、スポ
ット光を照射するスポットレーザから成るスポット光源
22とが取付けられており、更に、CCDカメラから成
る第1と第2の2個の撮像器231,232が取付けられ
ている。図中23aは各撮像器231,232のレンズで
ある。
【0011】両撮像器231,232は、該両撮像器23
1,232の光軸が互に斜交するような位置関係で配置さ
れている。ここで、両撮像器231,232の光軸の交点
を原点0、第1撮像器231の光軸をZ軸、両撮像器2
31,232の光軸を含む平面上のZ軸に直交する座標軸
をX軸、Z軸とX軸に直交する座標軸をY軸とする空間
座標系を考えると、スリット光源21は、スリット光の
光面SP(以下スリット光面と記す)がZ軸に原点0で
斜交する、XZ平面に直角な面に合致するように、ヘッ
ド枠20内にスリーブ21aを介して取付けられてお
り、また、スポット光源22は、両撮像器231,232
の光軸の中間のXZ平面に直角な面上でスポット光の光
軸がXZ平面に対し原点0で斜交するように、ヘッド枠
20にブラケット22aを介して取付けられている。
1,232の光軸が互に斜交するような位置関係で配置さ
れている。ここで、両撮像器231,232の光軸の交点
を原点0、第1撮像器231の光軸をZ軸、両撮像器2
31,232の光軸を含む平面上のZ軸に直交する座標軸
をX軸、Z軸とX軸に直交する座標軸をY軸とする空間
座標系を考えると、スリット光源21は、スリット光の
光面SP(以下スリット光面と記す)がZ軸に原点0で
斜交する、XZ平面に直角な面に合致するように、ヘッ
ド枠20内にスリーブ21aを介して取付けられてお
り、また、スポット光源22は、両撮像器231,232
の光軸の中間のXZ平面に直角な面上でスポット光の光
軸がXZ平面に対し原点0で斜交するように、ヘッド枠
20にブラケット22aを介して取付けられている。
【0012】スリット光源21の前方には、ヘッド枠2
0に取付けた筒状の支持体21bを介してスリット光の
照射範囲を規制する遮光体21cが設けられている。支
持体21bにはスリット光面SPに合致する該支持体2
1bの母線に沿ったスリット状の透孔21dが形成され
ており、支持体21bの先端に透光21dから径方向外
方に突出するように遮光体21cが取付けられている。
かくて、余分なスリット光は支持体21bの内面で反射
されることなく透光21dを通して遮光体21cに入射
されて遮光され、スリット光の照射範囲は遮光体21c
により規定される所定範囲に確実に規制される。
0に取付けた筒状の支持体21bを介してスリット光の
照射範囲を規制する遮光体21cが設けられている。支
持体21bにはスリット光面SPに合致する該支持体2
1bの母線に沿ったスリット状の透孔21dが形成され
ており、支持体21bの先端に透光21dから径方向外
方に突出するように遮光体21cが取付けられている。
かくて、余分なスリット光は支持体21bの内面で反射
されることなく透光21dを通して遮光体21cに入射
されて遮光され、スリット光の照射範囲は遮光体21c
により規定される所定範囲に確実に規制される。
【0013】車体Aに形成した孔部Bの計測に際して
は、孔部Bに対向する所定位置に測定ヘッド2を移動し
て位置決めし、図6に示す如く第1と第2の両撮像器2
31,232の視野に孔部Bを収める。次に、スポット光
源22から車体Aにスポット光を照射して両撮像器23
1,232により車体Aを撮像し、両撮像器231,232
の画像データを画像処理回路4に送信して、各撮像器2
31,232の画面に現われる孔部の像の中心座標を計測
し、これら中心座標から三角測量の原理で空間座標系に
おける孔部Bの中心位置を求める。
は、孔部Bに対向する所定位置に測定ヘッド2を移動し
て位置決めし、図6に示す如く第1と第2の両撮像器2
31,232の視野に孔部Bを収める。次に、スポット光
源22から車体Aにスポット光を照射して両撮像器23
1,232により車体Aを撮像し、両撮像器231,232
の画像データを画像処理回路4に送信して、各撮像器2
31,232の画面に現われる孔部の像の中心座標を計測
し、これら中心座標から三角測量の原理で空間座標系に
おける孔部Bの中心位置を求める。
【0014】これを詳述するに、上記した空間座標系の
XY平面への投影像が第1撮像器231で撮像され、ま
た、第2撮像器232の光軸に原点0で直交するXZ平
面上の座標軸をX′軸として、X′Y平面への投影像が
第2撮像器232で撮像されるとすると、各撮像器2
31,232の画面に原点0に対応する中心点を原点にし
て図7(a)(b)に示す如くX,X′軸に対応する水
平のx軸とY軸に対応する垂直のy軸をとった場合、第
1撮像器231の画面のx座標とy座標はXY平面上で
の原点0からの水平距離と垂直距離を表わすことにな
り、第2撮像器232の画面のx座標とy座標はX′Y
平面上での原点0からの水平距離と垂直距離とを表わす
ことになる。ここで、孔部Bの中心点Mを考えると、第
1撮像器231を基準にした点MのXY平面への投影点
m1が第1撮像器231の画面上の孔部の像の中心点とな
って、点m1の原点0からの水平距離と垂直距離は第1
撮像器231の画面上の点m1のx座標m1xとy座標m1
yになり、同様に第2撮像器232を基準にした点Mの
X′Y平面への投影点m2が第2撮像器232の画面上の
孔部の像の中心点となって、点m2の原点0からの水平
距離と垂直距離は第2撮像器232の画面上の点m2のx
座標m2xとy座標m2yになる。そして、点Mに対する
第1撮像器231の視線のXZ平面への投影線e1の方程
式をm1xから求めると共に、点Mに対する第2撮像器
232の視線XZ平面への投影線e2の方程式をm2xに
基いて座標変換して求め、両投影線e1,e2の交点とし
て空間座標系における点MのX座標MXとZ座標MZと
を算定する。また、m1yと点MのY座標MYとの比
は、原点0と第1撮像器231の間の距離Lと、前記交
点を含むX軸に平行な線と第1撮像器231の間の距離
との比に等しく、この距離はL−MZで表わされるか
ら、MYは次式、 MY=m1y・(L−MZ)/L で算出できる。
XY平面への投影像が第1撮像器231で撮像され、ま
た、第2撮像器232の光軸に原点0で直交するXZ平
面上の座標軸をX′軸として、X′Y平面への投影像が
第2撮像器232で撮像されるとすると、各撮像器2
31,232の画面に原点0に対応する中心点を原点にし
て図7(a)(b)に示す如くX,X′軸に対応する水
平のx軸とY軸に対応する垂直のy軸をとった場合、第
1撮像器231の画面のx座標とy座標はXY平面上で
の原点0からの水平距離と垂直距離を表わすことにな
り、第2撮像器232の画面のx座標とy座標はX′Y
平面上での原点0からの水平距離と垂直距離とを表わす
ことになる。ここで、孔部Bの中心点Mを考えると、第
1撮像器231を基準にした点MのXY平面への投影点
m1が第1撮像器231の画面上の孔部の像の中心点とな
って、点m1の原点0からの水平距離と垂直距離は第1
撮像器231の画面上の点m1のx座標m1xとy座標m1
yになり、同様に第2撮像器232を基準にした点Mの
X′Y平面への投影点m2が第2撮像器232の画面上の
孔部の像の中心点となって、点m2の原点0からの水平
距離と垂直距離は第2撮像器232の画面上の点m2のx
座標m2xとy座標m2yになる。そして、点Mに対する
第1撮像器231の視線のXZ平面への投影線e1の方程
式をm1xから求めると共に、点Mに対する第2撮像器
232の視線XZ平面への投影線e2の方程式をm2xに
基いて座標変換して求め、両投影線e1,e2の交点とし
て空間座標系における点MのX座標MXとZ座標MZと
を算定する。また、m1yと点MのY座標MYとの比
は、原点0と第1撮像器231の間の距離Lと、前記交
点を含むX軸に平行な線と第1撮像器231の間の距離
との比に等しく、この距離はL−MZで表わされるか
ら、MYは次式、 MY=m1y・(L−MZ)/L で算出できる。
【0015】車体Aのルーフサイドレール部等の所定の
計測部位の断面計測に際しては、測定ヘッド2を、図8
に示す如く、スリット光源21が車体Aの計測部位に正
対するような所定の計測位置に移動して位置決めし、ス
リット光源21から車体Aにスリット光を照射した状態
で第1撮像器231により車体Aを撮像してその画像デ
ータを画像処理回路4に送信する。
計測部位の断面計測に際しては、測定ヘッド2を、図8
に示す如く、スリット光源21が車体Aの計測部位に正
対するような所定の計測位置に移動して位置決めし、ス
リット光源21から車体Aにスリット光を照射した状態
で第1撮像器231により車体Aを撮像してその画像デ
ータを画像処理回路4に送信する。
【0016】第1撮像器231は車体Aの表面上のスリ
ット光の照射線Sを斜め方向から撮像するため、第1撮
像器231の画面には、図9に示す如く、スリット光面
SPで車体Aの計測部位を切断したときの該部位の断面
形状に対応する形状のスリット光像sが現われる。図示
例でスリット光像sは計測部位の角部A1に対応するx
軸方向の極大部s1を有するく字形になっており、この
場合、極大部s1が角付けされて極大点を明瞭に識別で
きれば、この極大点を基準にして計測部位の形状や位置
を計測できる。然し、計測部位の角部A1にアールが付
いていると極大部s1にもアールが付いて極大点を一義
的に特定できなくなる。
ット光の照射線Sを斜め方向から撮像するため、第1撮
像器231の画面には、図9に示す如く、スリット光面
SPで車体Aの計測部位を切断したときの該部位の断面
形状に対応する形状のスリット光像sが現われる。図示
例でスリット光像sは計測部位の角部A1に対応するx
軸方向の極大部s1を有するく字形になっており、この
場合、極大部s1が角付けされて極大点を明瞭に識別で
きれば、この極大点を基準にして計測部位の形状や位置
を計測できる。然し、計測部位の角部A1にアールが付
いていると極大部s1にもアールが付いて極大点を一義
的に特定できなくなる。
【0017】そこで、この場合は、極大部s1に対しy
軸方向一側と他側に位置する画像部分に夫々複数のウイ
ンドウWを設定して、これらウインドウWの夫々におけ
る画像重心の位置を計測し、これら画像重心を通る直線
又は曲線をy軸方向各側のスリット光像sを表わす画像
線としてその方程式を算定し、y軸方向一側の画像線と
y軸方向他側の画像線との交点Qの座標を上記方程式か
ら求め、この交点Qを極大点に代わるものとして計測部
位の断面計測を行う。ここで、上記したXYZの空間座
標系におけるスリット光面SPの方程式は既知であり、
また、XY平面上の交点Qに対応する点に対する第1撮
像器231の視線の方程式は交点Qの画面上のx,y座
標から求めることができ、この視線のスリット光面SP
に対する交点の空間座標を算出することにより空間座標
系における計測部位の位置を求めることができる。
軸方向一側と他側に位置する画像部分に夫々複数のウイ
ンドウWを設定して、これらウインドウWの夫々におけ
る画像重心の位置を計測し、これら画像重心を通る直線
又は曲線をy軸方向各側のスリット光像sを表わす画像
線としてその方程式を算定し、y軸方向一側の画像線と
y軸方向他側の画像線との交点Qの座標を上記方程式か
ら求め、この交点Qを極大点に代わるものとして計測部
位の断面計測を行う。ここで、上記したXYZの空間座
標系におけるスリット光面SPの方程式は既知であり、
また、XY平面上の交点Qに対応する点に対する第1撮
像器231の視線の方程式は交点Qの画面上のx,y座
標から求めることができ、この視線のスリット光面SP
に対する交点の空間座標を算出することにより空間座標
系における計測部位の位置を求めることができる。
【0018】尚、計測部位が角部A1に連続する面A2に
対して谷折りされた面A3を有する断面S字状である場
合、スリット光の照射範囲が図8に仮想線で示す如く面
A3にまで及ぶと、面A2に写る面A3上のスリット光の
照射線の反射像Rによる反射画像rが画面に現われ、上
記したウインドウWに反射画像rが入り込んでスリット
光像sを表わす画像線の方程式を正しく算定できなくな
り、計測誤差を生ずる。そのため、本実施例では、上記
の如く遮光体21cを設けてスリット光の照射範囲を規
制し、図4に示す如く計測部位の谷折り側の面A3にス
リット光が照射されないようにし、反射画像rによる計
測誤差の発生を防止している。
対して谷折りされた面A3を有する断面S字状である場
合、スリット光の照射範囲が図8に仮想線で示す如く面
A3にまで及ぶと、面A2に写る面A3上のスリット光の
照射線の反射像Rによる反射画像rが画面に現われ、上
記したウインドウWに反射画像rが入り込んでスリット
光像sを表わす画像線の方程式を正しく算定できなくな
り、計測誤差を生ずる。そのため、本実施例では、上記
の如く遮光体21cを設けてスリット光の照射範囲を規
制し、図4に示す如く計測部位の谷折り側の面A3にス
リット光が照射されないようにし、反射画像rによる計
測誤差の発生を防止している。
【0019】また、上記と同様の断面計測により車体A
の段差部の段差寸法も計測できる。尚、上記実施例では
断面計測に際し第1撮像器231を用いたが、スリット
光面SPは第2撮像器232の光軸に対しても斜交して
いるため、第2撮像器232を用いて断面計測を行って
も良い。
の段差部の段差寸法も計測できる。尚、上記実施例では
断面計測に際し第1撮像器231を用いたが、スリット
光面SPは第2撮像器232の光軸に対しても斜交して
いるため、第2撮像器232を用いて断面計測を行って
も良い。
【0020】ところで、上記した孔計測や断面計測は、
測定ヘッドを基準にして空間座標系における孔部Bの中
心位置や断面の基準点の位置を計測しており、測定ヘッ
ド2が正しく位置決めされないと計測精度を確保できな
くなる。
測定ヘッドを基準にして空間座標系における孔部Bの中
心位置や断面の基準点の位置を計測しており、測定ヘッ
ド2が正しく位置決めされないと計測精度を確保できな
くなる。
【0021】そこで、計測ステーションの側部にロボッ
ト1に対し所定の位置関係で測定基準部材3を定置し、
車体Aの計測を開始する前に測定ヘッド2を測定基準部
材3に対向する所定の計測位置に移動して位置決めし、
スポット光を照射した状態で第1と第2の両撮像器23
1,232により測定基準部材3を撮像して、上記した孔
計測と同様の処理で該基準部材3に形成した基準孔3a
の空間座標系における中心位置を計測し、この中心位置
と基準位置とを比較して測定ヘッド2の位置決め精度を
検査するようにした。
ト1に対し所定の位置関係で測定基準部材3を定置し、
車体Aの計測を開始する前に測定ヘッド2を測定基準部
材3に対向する所定の計測位置に移動して位置決めし、
スポット光を照射した状態で第1と第2の両撮像器23
1,232により測定基準部材3を撮像して、上記した孔
計測と同様の処理で該基準部材3に形成した基準孔3a
の空間座標系における中心位置を計測し、この中心位置
と基準位置とを比較して測定ヘッド2の位置決め精度を
検査するようにした。
【0022】この場合、各撮像器231,232の測定ヘ
ッド2に対する取付位置が狂っていると、測定ヘッド2
が測定基準部材3に対し正確に位置決めされていても基
準孔3aの中心点の計測位置が基準位置からずれること
がある。
ッド2に対する取付位置が狂っていると、測定ヘッド2
が測定基準部材3に対し正確に位置決めされていても基
準孔3aの中心点の計測位置が基準位置からずれること
がある。
【0023】そこで、基準孔3aの中心点の計測位置が
基準位置に一致しないときは、その原因が測定ヘッド2
の位置決め誤差と、撮像器231,232の取付位置の狂
いとの何れであるかを判別するため、測定ヘッド2をロ
ボット1に搭載したまま該ヘッド2に、図10及び図1
1に示す如く、精度チェッカー5を取付けて、撮像器2
31,232の取付位置に狂いが有るか否かを検査するよ
うにした。
基準位置に一致しないときは、その原因が測定ヘッド2
の位置決め誤差と、撮像器231,232の取付位置の狂
いとの何れであるかを判別するため、測定ヘッド2をロ
ボット1に搭載したまま該ヘッド2に、図10及び図1
1に示す如く、精度チェッカー5を取付けて、撮像器2
31,232の取付位置に狂いが有るか否かを検査するよ
うにした。
【0024】精度チェッカー5は、測定ヘッド2のヘッ
ド枠20に着脱自在な支持体50と、支持体50に固定
した角柱状のチェッカー本体51とで構成されており、
ヘッド枠20に支持体50をボルト止めしたとき、チェ
ッカー本体51の軸線がスリット光面SPに直交すると
共にその1つの角部が上記した空間座標系の原点0に合
致するようになっている。かくて、スリット光源21か
らスリット光を照射して各撮像器231,232によりチ
ェッカー本体51を撮像すれば、各撮像器231,232
の画面にはx軸方向の極大部を有するく字形のスリット
光像が現われ、上記した断面計測と同様にy軸方向一側
のスリット光像の画像線とy軸方向他側の他側の画像線
との交点の座標を求めれば、この交点はスリット光源2
1と各撮像器231,232の取付位置に狂いが無い限り
原点0に対応する画面上の中心点に合致する。従って、
両画像線の交点が画面上の中心点からずれているとき
は、スリット光源21又は撮像器231,232の取付位
置に狂いが有ると判断でき、この場合は取付位置を修正
するか測定ヘッド2を交換する。そして、再度精度チェ
ッカー5を取付けて検査を行い、スリット光源21と撮
像器231,23の取付位置に狂いが無いと確認された
とき、測定基準部材3を用いて測定ヘッド2の位置決め
精度を再度検査し、この検査が合格のときに車体Aの計
測を再開する。
ド枠20に着脱自在な支持体50と、支持体50に固定
した角柱状のチェッカー本体51とで構成されており、
ヘッド枠20に支持体50をボルト止めしたとき、チェ
ッカー本体51の軸線がスリット光面SPに直交すると
共にその1つの角部が上記した空間座標系の原点0に合
致するようになっている。かくて、スリット光源21か
らスリット光を照射して各撮像器231,232によりチ
ェッカー本体51を撮像すれば、各撮像器231,232
の画面にはx軸方向の極大部を有するく字形のスリット
光像が現われ、上記した断面計測と同様にy軸方向一側
のスリット光像の画像線とy軸方向他側の他側の画像線
との交点の座標を求めれば、この交点はスリット光源2
1と各撮像器231,232の取付位置に狂いが無い限り
原点0に対応する画面上の中心点に合致する。従って、
両画像線の交点が画面上の中心点からずれているとき
は、スリット光源21又は撮像器231,232の取付位
置に狂いが有ると判断でき、この場合は取付位置を修正
するか測定ヘッド2を交換する。そして、再度精度チェ
ッカー5を取付けて検査を行い、スリット光源21と撮
像器231,23の取付位置に狂いが無いと確認された
とき、測定基準部材3を用いて測定ヘッド2の位置決め
精度を再度検査し、この検査が合格のときに車体Aの計
測を再開する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、測定ヘッドに設けた投光器や撮像器の取付位
置が狂っているか否かを検査して、取付位置の狂いによ
る計測誤差の発生を未然に防止でき、而も、測定ヘッド
を移動機構に搭載したまま該ヘッドに精度チェッカーを
取付けるだけで検査を簡単に行うことができる。
によれば、測定ヘッドに設けた投光器や撮像器の取付位
置が狂っているか否かを検査して、取付位置の狂いによ
る計測誤差の発生を未然に防止でき、而も、測定ヘッド
を移動機構に搭載したまま該ヘッドに精度チェッカーを
取付けるだけで検査を簡単に行うことができる。
【図1】 本発明方法を適用する光学式測定装置を具備
する車体計測ステーションの斜視図
する車体計測ステーションの斜視図
【図2】 測定ヘッド部分の斜視図
【図3】 測定ヘッドの平面図
【図4】 図3のIV-IV線截断面図
【図5】 図3のV-V線截断面図
【図6】 車体の孔位置の計測原理を示す図
【図7】 (a)(b)第1と第2の各撮像器の画面を
示す図
示す図
【図8】 車体の断面計測に際してのスリット光像と第
1撮像器の車体に対する位置関係を示す図
1撮像器の車体に対する位置関係を示す図
【図9】 第1撮像器の画像を示す図
【図10】 精度チェッカーを取付けた状態の測定ヘッ
ドの平面図
ドの平面図
【図11】 図10のXI-XI線截断面図
1 ロボット 2 測定ヘッド 21 スリット光源 22 スポット光源 231,232 撮像器 5 精度チェッカ
ー 51 チェッカー本体
ー 51 チェッカー本体
Claims (2)
- 【請求項1】 ロボット等の移動機構に搭載される測定
ヘッドに投光器と撮像器とを設け、ワークに投光器から
光線を照射した状態で撮像器によりワークを撮像し、該
撮像器の画像データに基いてワークの位置を計測する光
学式測定装置の異常を検査する方法であって、計測対象
となるチェッカー本体を有する精度チェッカーをチェッ
カー本体が撮像器に対し所定位置に配置されるように測
定ヘッドに取付け、投光器から光線を照射した状態で撮
像器によりチェッカー本体を撮像し、該撮像器の画像デ
ータに基いてチェッカー本体の位置を計測し、計測され
たチェッカー本体の位置と基準位置とを比較して異常の
有無を検査することを特徴とする光学式測定装置の検査
方法。 - 【請求項2】 前記投光器がスリット光を照射するスリ
ット光源であって、スリット光の光面が前記撮像器の光
軸に斜交するように配置されており、前記精度チェッカ
ーを前記測定ヘッドに取付けたとき、前記チェッカー本
体に形成した角度がスリット光の光面と撮像器の光軸と
の交点に合致するようにしたことを特徴とする請求項1
に記載の光学式測定装置の検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17122594A JPH0835815A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 光学式測定装置の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17122594A JPH0835815A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 光学式測定装置の検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835815A true JPH0835815A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15919371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17122594A Pending JPH0835815A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 光学式測定装置の検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835815A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010216939A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Nikon Corp | 三次元形状測定装置 |
| CN107097226A (zh) * | 2016-02-19 | 2017-08-29 | 发那科株式会社 | 机器人系统的故障诊断装置 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17122594A patent/JPH0835815A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010216939A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Nikon Corp | 三次元形状測定装置 |
| CN107097226A (zh) * | 2016-02-19 | 2017-08-29 | 发那科株式会社 | 机器人系统的故障诊断装置 |
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