JPH0836307A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0836307A
JPH0836307A JP17063394A JP17063394A JPH0836307A JP H0836307 A JPH0836307 A JP H0836307A JP 17063394 A JP17063394 A JP 17063394A JP 17063394 A JP17063394 A JP 17063394A JP H0836307 A JPH0836307 A JP H0836307A
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JP
Japan
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developing sleeve
developing
magnet roller
seal member
image forming
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Pending
Application number
JP17063394A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Uehara
光美 上原
Hideo Yoshihara
秀雄 吉原
Tsutomu Suzuki
務 鈴木
Fumio Morita
文雄 森田
Hiroshi Igarashi
宏 五十嵐
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグネットローラ17が内装された円筒状の
現像スリーブ18の円周面に摺接するサイドシール部材
55が、現像スリーブ18の円周面に担持されて一体的
に回転する磁性キャリア及び磁性トナー等の現像剤に擦
られて摩耗することを防止する。 【構成】 マグネットローラ17の左右両側端部におけ
る磁気の影響が及ぶ領域を、現像スリーブ18の左右両
側端部より適宜寸法だけ内側寄り部位となるように設定
し、感光体ドラムの円周一側面と対峙する現像部ケース
における開口部の左右両側板には、ほぼ半円弧状の切欠
き部を形成し、現像スリーブ18の左右両円周端部にお
ける略半周部分に摺接するサイドシール部材55を、マ
グネットローラ17の左右両側端部における磁気の影響
が及ぶ領域外であって、切欠き部の半円周面に沿うよう
に配置固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、複写
機、ファクシミリ装置等の画像形成装置の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムの表面の現像領域に
現像剤を供給して現像する乾式現像方式の装置として
は、特公平4−73794号や特公平4−48232号
公報等に開示され、且つ図9〜図11に示されているよ
うな現像装置がある。この現像装置は、感光体ドラム1
00に隣接する現像部ケース101の室102内には、
予め初期現像剤(磁性キャリアと磁性トナーとの混合
物)を収納し、且つ内径部にマグネットローラ103が
備えられて外周面にトナーと磁性キャリアとの混合物を
担持させる現像スリーブ104とトナー攪拌部材105
を備えるように構成されている。
【0003】また、この室102と、トナー供給室10
6とを仕切る仕切り壁106aには、現像スリーブ10
4の軸方向に延在し、且つ前記室102に導通するトナ
ー供給用のスリット107を開口し、トナー供給室10
6内には、前記スリット107から室102方向へトナ
ーを供給する攪拌部材108を設けるように構成されて
いる。
【0004】そして、従来技術における図10に示すよ
うに、現像スリーブ104の外周面と適宜隙間Sの大き
さを調節するためのトリマーブレード109を現像部ケ
ース101の前面板101bに設け、これにより、前記
現像スリーブ104の外周面に対して所定高さの磁気ブ
ラシを形成しておき、画像形成動作時には、この現像ス
リーブ104側から感光体ドラム100の周面に向かっ
てトナーを供給するように構成することが知られてい
る。
【0005】ところで、現像部ケース101内のトナー
や磁性キャリア等の現像剤が前記現像スリーブ104の
円周面箇所以外の箇所から外に漏れ出すことは、感光体
ドラム100や給紙される用紙の表面等を不用意に汚す
ことになるし、トナーの浪費にもなるので、このトナー
の漏出を防止すべく、図9〜図11に示すように、現像
部ケース101の左右両側板部101a(図では一方の
み示す)に現像スリーブ104の半円周部が嵌まるよう
に半円弧状の切欠き部110を形成し、この切欠き部1
10に沿ってフエルト材等からなる帯状のサイドシール
部材111を添設するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すように、現像スリーブ104の円周面左右両側端
部(図では一方のみ示す)に摺接する前記サイドシール
部材111の幅寸法Hoが大きくて、この帯状のサイド
シール部材111の一側縁が現像スリーブ104内のマ
グネットローラ103の左右両側端縁とH1の寸法だけ
重複するように配置した場合には、次のような不具合が
あった。即ち、マグネットローラ103の磁力により、
現像スリーブ104の円筒外周面には前記磁性キャリア
と磁性トナーとが適宜の厚さで磁気吸着されている。
【0007】従って、上記のように、サイドシール部材
111の一側縁が現像スリーブ104内のマグネットロ
ーラ103の左右両側端縁とH1の寸法だけ重複するよ
うに配置した場合には、現像スリーブ104の円周面の
左右両側端部箇所で、前述のように磁気吸着されて現像
スリーブと一体的に回転する磁性キャリア及び磁性トナ
ーが固定的なサイドシール部材111の側縁に擦れるこ
とになる。特に、磁性キャリア及び磁性トナーがマグネ
ットローラ103の磁力作用で現像スリーブ104の円
周面に強く磁気吸着されていることから、サイドシール
部材111を構成するフエルト材の毛が抜け、これが飛
び散って現像スリーブ104等に付着したりして、画像
形成に悪影響を及ぼす。さらには、長期間の使用によ
り、このサイドシール部材111の側縁が前記磁性キャ
リア等により削り取られて消耗してしまい、本来のシー
ル機能を発揮することができなくなり、前記室102の
円周面左右両側端部に出来る隙間が長期間使用中に順次
大きくなり、現像部ケース101内の磁性キャリア及び
磁性トナーが外に漏れ出すのを防止できなくなるという
問題があった。
【0008】また、サイドシール部材111と現像スリ
ーブ104との摺接面に侵入しした磁性キャリア及び磁
性トナーがサイドシール部材111により現像スリーブ
104の表面に強く圧せられ、前記トナーが現像スリー
ブ104表面にこびり付いてしまう問題も発生してい
た。この場合、このこびり付いたトナーに起因してトナ
ーが感光体ドラム103に写り、用紙の端部(画像形成
領域の外側に対応する部分)に黒い筋が入ったりする不
具合があった。
【0009】このような問題は、前記マグネットローラ
103の左右両側端部における磁界の影響が現像スリー
ブ104の円周面の左右両側端部箇所に及ぶ範囲内にサ
イドシール部材が配置されている限り発生するものであ
った。本発明は、これらの従来の技術的課題を解決すべ
くなされたものであり、簡単にトナーの漏出が防止でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、感光体ドラムの円周一側
面と対峙する現像部ケースの開口部に、前記感光体ドラ
ムの軸線と平行な軸線を有するマグネットローラを内装
した円筒状の現像スリーブを回転可能に装着してなる画
像形成装置において、マグネットローラの左右両側端部
における磁気の影響が及ぶ領域を、現像スリーブの左右
両側端部より適宜寸法だけ内側寄り部位となるように設
定し、前記現像部ケースにおける開口部の左右両側板に
は、ほぼ半円弧状の切欠き部を形成し、前記現像スリー
ブの左右両円周端部における略半周部分に摺接するよう
に配設するサイドシール部材を、前記マグネットローラ
の左右両側端部における磁気の影響が及ぶ領域外乃至は
その影響が小さい部位であって、且つ前記切欠き部の半
円周面に沿うように配設したものである。
【0011】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ1の概略
側断面図、図2は画像形成ユニットの側端面図であり、
図3は画像形成ユニットの各部品の斜視図である。本実
施例のプリンタ1は、本体ケース2の一側上側に給紙カ
セット3を着脱自在に装着し、給紙ローラ4と分離パッ
ド5とにより、給紙カセット3内に積層された被記録媒
体としての用紙Pが一枚づつに分離されて搬送ローラ対
6,6を介して、画像形成ユニット8に搬送される。
【0012】現像装置7と感光体ドラム13と転写ロー
ラ21等とからなる画像形成ユニット8の下方には、レ
ーザ発光部、レンズ、反射鏡等からなるスキャナユニッ
ト14が配置されており、さらにその下方に制御基板及
び電源ユニット等が配置されている。画像形成ユニット
8における帯電装置22にて予め帯電させた感光体ドラ
ム13の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器
から伝送された画像データに応じて、スキャナユニット
14から発射されたレーザ光を照射して、感光体ドラム
13の表面に静電潜像を形成し、次いで、現像装置7に
おけるマグネットローラ17を内装したアルミ製等の金
属製の現像スリーブ18が矢印A方向に回転して摩擦帯
電させた粉体状のトナーの供給により前記潜像を可視像
化するという現像を実行した後、この感光体ドラム13
と転写ローラ21との間に供給された用紙Pに前記トナ
ー像を転写し、次に、画像形成ユニット8に隣接した位
置の加熱ローラ9と押圧ローラ10とからなる定着ユニ
ットにて前記転写された像に熱及び圧力を付加して用紙
Pにトナー像を定着させ、排紙ローラ対11からプリン
タ1の排紙トレイ12に排出される。
【0013】そして、前記画像形成ユニット8の上部に
は撥ね上げ回動式のカバー体15が回動自在に枢着され
ており、また、本体ケース2の上面には前記カバー体1
5と画像形成ユニット8とを覆うための同じく撥ね上げ
回動式の蓋体16が回動可能に枢着されている。なお、
本実施例で、使用される現像方式は、磁性キャリアが9
5%〜98%(重量比率)で非磁性トナーが2%〜5%
(重量比率)からなる、いわゆる2成分現像方式、又は
磁性キャリアが30%〜80%(重量比率)で磁性トナ
ーが20%〜70%(重量比率)からなる、いわゆる
1.5成分現像方式のいずれであっても良い。
【0014】次に、画像形成ユニット8の構成につい
て、図2〜図4を参照しながら以下に説明する。前記画
像形成ユニット8は、前記感光ドラム13とその上面に
当接した転写ローラ21、感光ドラム13の下方に配置
した帯電装置22、給紙方向において感光ドラム13よ
りも上流側に配置した現像装置7、さらにその上流側に
配置した現像剤(トナー)供給部としての着脱可能なト
ナーカートリッジ23、また感光ドラム13よりも下流
側に配置したクリーニング装置52等から成っている。
感光ドラム13の外周面は、帯電装置22にて形成され
た帯電層にスキャナユニット14からレーザービームを
走査することによって静電潜像が形成される。前記トナ
ーカートリッジ23内の現像剤(トナー)は、現像装置
7の第1攪拌手段24及び第2攪拌部手段25にて順次
攪拌されたのち現像スリーブ18の外周面に担持され
る。感光ドラム13の静電潜像は、現像スリーブ18か
ら現像剤が付着することによって顕像化され、転写ロー
ラ21と感光ドラム13の間を通る用紙Pに転写され
る。そして感光ドラム13上に残った現像剤はクリーニ
ング装置52で回収される。
【0015】この画像形成ユニット8は、後述する外ケ
ース28と、この外ケース28に嵌まる現像部ケース2
9との組み込みにてカートリッジ化されており、このカ
ートリッジ化した画像形成ユニット8は、本体2内に着
脱可能に装着される。図3に明示するように、現像部ケ
ース29のうち現像スリーブ18寄り部位の上端に水平
に突設した左右一対の枢軸30を、感光ドラム13を回
転自在に取り付けた外ケース28の一方の側板28aに
形成した丸穴31と、他方の側板28bに装着した側ケ
ース32とに枢着することにより、現像部ケース29は
枢軸30を中心にして外ケース28に対して図2に矢印
Bで示すように上下回動し得る。前記帯電装置22とク
リーニング装置52は外ケース28に装着されている。
【0016】前記現像装置7は現像部ケース29でもっ
て外殻を構成される。すなわち、前記第1攪拌手段2
4,第2攪拌手段25は現像部ケース29に取付けられ
ている。現像部ケース29のうち第1攪拌羽根24を挟
んで後述するトリマーブレード33と反対側に位置した
部位には、トナーカートリッジ収納部34が形成されて
おり、トナーカートリッジ収納部34には、トナーカー
トリッジ23内のトナーを第1攪拌羽根24に供給する
ための長穴35が開いている。
【0017】また、外ケース28上には、その左右両側
板28a,28b間を渡して前記転写ローラ21を覆う
保護部材36が設けられている。この保護部材36の一
方の下端と現像部ケース29の上壁29aとの間には用
紙挿通口37が開口し、他方の下端とクリーニング装置
52の上壁との間には用紙排出口38が開口している。
用紙挿通口37及び用紙排出口38は感光ドラム13と
転写ローラ21の接触点に対向して位置する。
【0018】更に、現像部ケース29の上壁29aの上
部箇所には、給紙ローラ4にて分離された用紙Pを用紙
挿通口37を通して感光ドラム13と転写ローラ21と
の間に向けてガイドするためのガイド体39を設けてい
る。このガイド体39には、前記上下一対の送りローラ
6,6のうち下方の送りローラ6が軸支され、前記カバ
ー体15には上方の送りローラ6が軸支されている。
【0019】なお、前記外ケース28の下面には、図1
で説明したスキャナユニット14からレーザー光を感光
ドラム13に照射するための露光用穴40が、感光ドラ
ム13の軸線に沿って延びるように形成されている。現
像装置7における現像部ケース29の開口部53は感光
体ドラム13の周面と対向するように、感光体ドラム1
3の軸線に沿って長く開口されている。この開口部53
には、内径部にマグネットローラ17を内装した現像ス
リーブ18を回転自在に配置し、この現像スリーブ18
の外周面一側が感光体ドラム13の外周面と対峙するよ
うに配置されている。
【0020】現像部ケース29における開口部53の左
右両側板53a,53aには、各々側面視で前記現像ス
リーブ18の外周半径より若干大きい半径の略半円弧状
の切欠き部54を形成する。そして、この各切欠き部5
4には、図5及び図6に示すように、フエルト材等から
なる幅寸法H2の帯状のサイドシール部材55を接着等
により添設する。
【0021】この場合、マグネットローラ17の左右両
側端部における磁気の影響が及ぶ領域を、現像スリーブ
18の左右両側端部より適宜寸法H3だけ内側寄り部位
となるように設定すると、図8に示すように、前記マグ
ネットローラ17の磁力により磁気吸着されて現像スリ
ーブ18の円周外面に形成される磁性キャリア及び磁性
トナーの現像剤56の層厚さt1は、マグネットローラ
17の長さにわたって略均一で、例えば、t1=5mm
程度であるが、マグネットローラ17の左右両側端部よ
りも現像スリーブ18の左右両側端部方向に延長した箇
所では、磁力の影響が弱くなり、この磁気吸着による現
像スリーブ18円周面への現像剤56の層は、例えばt
2=1mm程度となる。
【0022】従って、前記切欠き部54の半円周面に沿
うように配設し、且つ前記現像スリーブ18の左右両円
周端部における略半周部分に摺接するように配設するサ
イドシール部材55を、前記マグネットローラ17の左
右両側端部における磁気の影響が及ぶ領域外に設けるの
が好ましい。そうすると、図8に示すように、現像剤5
6の層の端部とサイドシール部材55の側端面との間に
寸法H4の隙間が形成されることになる。これにより、
磁気吸着されて現像スリーブ18と一体的に回転する現
像剤56(磁性キャリア及び磁性トナー)が固定的なサ
イドシール部材55の側縁に擦れることを回避すること
ができ、マグネットローラ17の磁気の影響が及ぶ範囲
内にサイドシール部材が配置された従来の場合のよう
に、現像スリーブ18の円周面に強く磁気吸着された現
像剤56により、サイドシール部材55を構成するフエ
ルト材の毛が抜け、これが飛び散って現像スリーブ18
等に付着したりして、画像形成に悪影響を及ぼしたり、
さらには、長期間の使用により、このサイドシール部材
55の側縁が前記現像剤56により削り取られて消耗し
てしまい、本来のシール機能を発揮することができなく
なるという現象がなくなる。
【0023】また、サイドシール部材55と現像スリー
ブ18との摺接面に磁性キャリア及び磁性トナーが侵入
して、現像スリーブ18上にこびり付くことがなく、こ
れがもとで用紙Pに黒い筋が入ったりする問題も発生し
ない。この結果、フエルト材の毛抜けに起因する画像の
汚れや、磁性トナーの現像スリーブ18上へのこびり付
きに起因する用紙の汚れ等が発生せず、良好な画像を形
成することができると共に、サイドシール部材55の耐
久性が向上し、長期間安定したシール効果を発揮させる
ことができるという効果を発揮する。
【0024】前記実施例では、サイドシール部材55の
側端がマグネットローラ17の磁気の影響が及ぶ領域外
に配置されたものであったが、その磁気の影響が小さい
部位に、サイドシール部材55の側端が位置するよう設
定しても良い。この場合、サイドシール部材55の側端
に現像剤56の層がある程度摺接するが、現像スリーブ
18の表面に吸着されている磁性キャリア及び磁性トナ
ーの磁気吸着力が弱いため、サイドシール部材55を構
成するフエルト材に毛抜けが発生するほどのストレスが
発生せず、また、サイドシール部材55と現像スリーブ
18との接触面に現像剤が侵入して、これがサイドシー
ル部材55により現像スリーブ18に強く圧せられてこ
びりつくほどには至らず、サイドシール部材55の摩耗
あるいは現像剤のこびり付き等の悪影響は実用上充分に
緩和されるものである。
【0025】また、前記現像部ケース29における開口
部53の底板29bの解放縁の段部57を、前記マグネ
ットローラ17の支軸17aの軸線に沿って形成し(図
5参照)、該段部57にスポンジ等の底シール帯58を
介してトリマーブレード33を立設する。これにより、
該トリマーブレード33の上端縁と現像スリーブ18の
円周下面との間に、略300μm(ミクロン)程度の隙
間Sを形成し、現像スリーブ18に担持される現像剤層
の厚さを制御するものである。
【0026】この場合、現像部ケース29の左側板53
aに一体的に形成された取付板部59aにおける矩形孔
60a(図4,図5参照)に、トリマーブレード33を
挿入した後、該取付板部59aの背面にトリマーブレー
ド33の左端部を取付けねじ61aによって位置固定す
ると共に、トリマーブレード33の右端部を挿入する矩
形孔60b(図4参照)を設けた取付け具59bを、取
付けねじ61bによって現像部ケース29の外側にねじ
止めすることにより、トリマーブレード33の右端部を
その長手方向の移動を自由に位置規制する。この際、現
像スリーブ18を回転自在に支持するための両側一対の
軸受の一部に、トリマーブレード33の左右両側端部付
近の上端面を突当て、それら両者18,33の相対位置
を決定することにより、前記隙間Sを精度良く形成して
組み付けることができる。
【0027】なお、この種の画像形成ユニット8は、工
場において、印字品質等のテスト印刷のため、前記現像
スリーブ18が配置された室内に予め磁性キャリアと磁
性トナーとのイニシャルトナー(初期現像剤)を入れて
おく。しかしながら、前記切欠き部54の半円周部下端
とサイドシール部材55の内側縁とトリマーブレード3
3の上端縁との三者の集合部では、前記現像剤層の厚さ
を形成するための隙間において、製品出荷の際に、画像
形成ユニット8の外部にイニシャルトナー(初期現像
剤)が漏れ出し易い。即ち、該隙間においては、マグネ
ットローラ17の磁気の影響が及ぶ領域外乃至はその磁
気の影響が小さい部位であるため、磁性キャリア及び磁
性トナーが漏れ出し易いのである。
【0028】この不都合を防止するため、前記トリマー
ブレード33の上端縁の左右両側端部位には合成樹脂製
スポンジ等からなる断面下向きU字状の補助シール部材
62,62を接着剤等により被嵌固定する。この場合、
該各補助シール部材62の設置位置は、前記開口部53
における左右切欠き部54の箇所であって、前記各サイ
ドシール部材55の内側縁と寸法H5だけ重複するよう
に設定する(図6参照)。これにより、トリマーブレー
ド33の装着状態では、前記切欠き部54の半円周部下
端とサイドシール部材55の内側縁とトリマーブレード
33の上端縁との三者の集合部の隙間を、補助シール部
材62の上端部で塞ぐことができ、イニシャルトナー
(初期現像剤)が漏れ出すのを防止することができるの
である(図7(b)を参照のこと)。
【0029】なお、両側の各補助シール部材62,62
は感光体ドラム13の軸線方向における画像形成範囲よ
りも外側に位置するため、通常の画像形成作用には何ら
支障が生じない。また、補助シール部材62をトリマー
ブレード33に対して接着固定する場合には、該トリマ
ーブレード33の上端部分、すなわち層厚規制をするた
めの隙間Sを形成する部分とその近傍を除いて接着する
ようにし、それら両者間に介在することになる接着剤が
誤って前記隙間Sより高く突出して現像スリーブ18の
表面を傷つけないようにする。
【0030】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明の
画像形成装置は、感光体ドラムの円周一側面と対峙する
現像部ケースの開口部に、前記感光体ドラムの軸線と平
行な軸線を有するマグネットローラを内装した円筒状の
現像スリーブを回転可能に装着してなる画像形成装置で
あって、マグネットローラの左右両側端部における磁気
の影響が及ぶ領域を、現像スリーブの左右両側端部より
適宜寸法だけ内側寄り部位となるように設定し、前記現
像部ケースにおける開口部の左右両側板には、ほぼ半円
弧状の切欠き部を形成し、前記現像スリーブの左右両円
周端部における略半周部分に摺接するように配設するサ
イドシール部材を、前記マグネットローラの左右両側端
部における磁気の影響が及ぶ領域外乃至はその影響が小
さい部位であって、且つ前記切欠き部の半円周面に沿う
ように配設したものである。
【0031】従って、内径部のマグネットローラの磁力
により磁気吸着されて現像スリーブと一体的に回転する
現像剤(磁性キャリア及び磁性トナー)が固定的なサイ
ドシール部材の側縁に擦れることを回避することがで
き、マグネットローラの磁気の影響が及ぶ範囲内にサイ
ドシール部材が配置された従来の場合のように、現像ス
リーブの円周面に強く磁気吸着された現像剤により、サ
イドシール部材の削られた屑が飛び散って現像スリーブ
等に付着したりして、画像形成に悪影響を及ぼしたり、
さらには、長期間の使用により、このサイドシール部材
の側縁が前記現像剤により削り取られて消耗してしま
い、本来のシール機能を発揮することができなくなると
いう現象がなくなる。
【0032】また、サイドシール部材と現像スリーブと
の摺接面に磁性キャリア及び磁性トナーが侵入して、現
像スリーブ上にこびり付くことがなく、これがもとで用
紙に黒い筋が入ったりする問題も発生しない。この結
果、良好な画像が形成できると共に、サイドシール部材
の耐久性が向上し、長期間安定したシール効果を発揮さ
せることができ、且つ画像の品質が劣化しないという効
果を発揮する。
【0033】さらに、前記構成は、サイドシール部材と
現像スリーブ内径のマグネットローラの左右両側端部と
の位置関係を設定するという至極簡単な構成であるか
ら、製造コストも嵩むことがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの概略断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】画像形成ユニットの各部品の斜視図である。
【図4】現像部ケースの各部品の斜視図である。
【図5】切欠き部、サイドシール部材及びトリマーブレ
ードの要部斜視図である。
【図6】現像スリーブに対するサイドシール部材等の配
置関係を示す一部破断断面図である。
【図7】(a)は図6のa−a線矢視断面図、(b)は
図6のb−b線矢視断面図、(c)は図6のc−c線矢
視断面図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】従来例の現像部ケースの側断面図である。
【図10】従来例の現像部ケース及びシール材箇所の斜
視図である。
【図11】従来例の現像スリーブ,マグネットローラ及
びサイドシール部材の配置関係を示す断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置としてのプリンタ 8 画像形成ユニット 13 感光ドラム 17 マグネットローラ 18 現像スリーブ 29 現像部ケース 33 トリマーブレード 54 切欠き部 55 サイドシール部材
フロントページの続き (72)発明者 森田 文雄 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 五十嵐 宏 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムの円周一側面と対峙する現
    像部ケースの開口部に、前記感光体ドラムの軸線と平行
    な軸線を有するマグネットローラを内装した円筒状の現
    像スリーブを回転可能に装着してなる画像形成装置にお
    いて、マグネットローラの左右両側端部における磁気の
    影響が及ぶ領域を、現像スリーブの左右両側端部より適
    宜寸法だけ内側寄り部位となるように設定し、前記現像
    部ケースにおける開口部の左右両側板には、ほぼ半円弧
    状の切欠き部を形成し、前記現像スリーブの左右両円周
    端部における略半周部分に摺接するように配設するサイ
    ドシール部材を、前記マグネットローラの左右両側端部
    における磁気の影響が及ぶ領域外乃至はその影響が小さ
    い部位であって、且つ前記切欠き部の半円周面に沿うよ
    うに配設したことを特徴とする画像形成装置。
JP17063394A 1994-07-22 1994-07-22 画像形成装置 Pending JPH0836307A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194987A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Seiko Epson Corp 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2012003093A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Brother Ind Ltd 現像剤供給装置
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