JPH08363U - ベルト式無段変速機 - Google Patents
ベルト式無段変速機Info
- Publication number
- JPH08363U JPH08363U JP5-5U JP593U JPH08363U JP H08363 U JPH08363 U JP H08363U JP 593 U JP593 U JP 593U JP H08363 U JPH08363 U JP H08363U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- flange
- pulley
- speed change
- movable flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルトに張力を与える皿ばねの振動を抑えて
変速プーリとベルトの異常磨耗を防止するベルト式無段
変速機の提供を目的とする。 【構成】 この考案のベルト式無段変速機(1)は、固
定フランジ(27,37)と可動フランジ(29,3
9)間に装着したベルト(61)を介して互いに連結さ
れフランジ間隔変化に伴うベルトピッチ径(R1 ,
R2 )の変化により伝達動力の変速比を変える一対の変
速プーリ(5,7)と、変速プーリ(7)の可動フラン
ジ(39)を固定フランジ(37)側に押圧してベルト
(61)に張力を与える皿ばね(63)と、皿ばね(6
3)の振動を減衰させる振動減衰手段(65,67)
と、変速プーリ(5)の可動フランジ(29)をベルト
張力に抗して固定フランジ(27)側に押圧し変速比を
調節する変速操作手段(79)とを備えたことを特徴と
する。
変速プーリとベルトの異常磨耗を防止するベルト式無段
変速機の提供を目的とする。 【構成】 この考案のベルト式無段変速機(1)は、固
定フランジ(27,37)と可動フランジ(29,3
9)間に装着したベルト(61)を介して互いに連結さ
れフランジ間隔変化に伴うベルトピッチ径(R1 ,
R2 )の変化により伝達動力の変速比を変える一対の変
速プーリ(5,7)と、変速プーリ(7)の可動フラン
ジ(39)を固定フランジ(37)側に押圧してベルト
(61)に張力を与える皿ばね(63)と、皿ばね(6
3)の振動を減衰させる振動減衰手段(65,67)
と、変速プーリ(5)の可動フランジ(29)をベルト
張力に抗して固定フランジ(27)側に押圧し変速比を
調節する変速操作手段(79)とを備えたことを特徴と
する。
Description
【0001】
この考案は、ベルト式無段変速機に関する。
【0002】
公開実用平成2−85062号公報に図3のような変速プーリ201が記載さ れている。これはベルト式無段変速機用の変速プーリであり、固定フランジ20 3と可動フランジ205との間に形成されたV溝207に装着されたベルト20 9を介して他の変速プーリと連結されており、可動フランジ205を固定フラン ジ203側に押圧する皿ばね211によりベルト209に張力を与えている。他 の変速プーリ側のフランジ間隔を変える変速操作が行われるとベルト張力を受け て変速プーリ201のフランジ間隔が変り、各変速プーリのベルトピッチ径が変 って、変速比が変化する。
【0003】
しかし、変速操作によるトルク変動あるいは入力や負荷の変動によるトルク変 動はベルト張力が掛るV溝207の楔作用によって可動フランジ205を軸方向 に振動させる。又、可動フランジ205はベルト209によりその接触部で押し 返されて揺動回転をする。このような可動フランジの動きが皿ばね211に伝わ り、皿ばね211を比較的高い振動数で振動させ、この振動が可動フランジ20 5を振動させて矢印213で示したベルト209との接触部が破線のように磨耗 する。
【0004】 そこで、この考案は、ベルトに張力を与える皿ばねの振動を抑えて変速プーリ やベルトの異常磨耗を防止するベルト式無段変速機の提供を目的とする。
【0005】
この考案のベルト式無断変速機は、固定フランジと可動フランジ間に装着した ベルトを介して互いに連結されフランジ間隔変化に伴うベルトピッチ径の変化に より伝達動力の変速比を変える一対の変速プーリと、変速プーリの可動フランジ を固定フランジ側に押圧してベルトに張力を与える皿ばねと、皿ばねの振動を減 衰させる振動減衰手段と、変速プーリの可動フランジをベルト張力に抗して固定 フランジ側に押圧し変速比を調節する変速操作手段とを備えたことを特徴とする 。
【0006】
振動減衰手段によってトルク変動や可動フランジの揺動回転などによる皿ばね の振動が吸収される。従って、皿ばねの振動による可動フランジとベルト間の異 常磨耗が防止され、変速プーリとベルトの寿命が改善される。
【0007】
図1と図2とにより一実施例の説明をする。図1はこの実施例のベルト式無段 変速機を示す。以下、左右の方向は図1と図2での左右の方向を示す。又、符号 を附していない部材等は図示されていない。
【0008】 このベルト式無段変速機1は車両のエンジンと補機との間に配置されており、 増速ギヤ組3、エンジン側の変速プーリ5、補機側の変速プーリ7などから構成 され、潤滑油が封入されたケーシング9内に収納されている。
【0009】 増速ギヤ組3は、互いに噛合った大小の歯車11.13からなり、大歯車11 はケーシング9に両端を支持された軸15にベアリング17,17を介して支承 されており、小歯車13は駆動軸19に固定され、駆動軸19はベアリング21 ,23を介してケーシング9に支承されている。大歯車11はエンジン側の出力 歯車と噛合っており、エンジンの駆動力は増速ギヤ組3で増速されて駆動軸19 を回転させる。小歯車13とケーシング9との間にはシール25が配置されてい る。
【0010】 変速プーリ5は、駆動軸19と一体の固定フランジ27と可動フランジ29と を備え、可動フランジ29は駆動軸19の外周にスプライン連結されたハブ31 との間に形成されたトルクカム33により駆動軸19に対して回転しながら軸方 向移動可動に連結されている。
【0011】 変速プーリ7は、従動軸35と一体の固定フランジ37と可動フランジ39と を備え、可動フランジ39は従動軸35の外周にスプライン連結されたハブ41 との間に形成されたトルクカム43により従動軸35に対して回転しながら軸方 向移動可能に連結されている。従動軸35はベアリング45,47を介してケー シング9に支承されており、ケーシング9を貫通した左端部にはプーリ49が固 定されている。このプーリ49は各溝51,53に装着されたベルトによりオイ ルポンプ側とオルタネータ側の各プーリに連結されている。プーリ49とケーシ ング9との間には外部へのオイル洩れを防止するシール55が配置されている。 各変速プーリ5,7はフランジ間に形成されたV溝57,59に装着したベル ト61を介して連結されている。
【0012】 変速プーリ7の可動フランジ39とハブ41との間には8枚の皿ばね63が配 置されている。又、図2に拡大して示したように、各皿ばね63の間及び最も左 側の皿ばね63と可動フランジ39との間にはそれぞれゴムのダンパ65,67 (振動減衰手段)が配置されている。これらの皿ばね63とダンパ65,67に は従動軸35のナット69を締めることにより初期荷重が与えられ、ベルト61 に張力を与えている。各ダンパ65,67のばね常数は皿ばね63より充分に低 く皿ばね63の振動を効果的に吸収して減衰させる。
【0013】 変速プーリ7側ではケーシング9と従動軸35と可動フランジ39とを通して 形成された油路71とオイルプラグ73とを介してオイルポンプから潤滑油が送 られて、可動フランジ39内周の摺動部やトルクカム43や皿ばね63の内周部 などを潤滑する。
【0014】 各トルクカム33,43はトルク変動によりベルト張力が急増したときに各可 動フランジ29,39を固定フランジ27,37側に押圧して摩擦力を大きくし 、ベルト61の滑りを防ぐように働く。
【0015】 変速プーリ5のハブ31には可動フランジ29との間にOリング75を配置し た隔壁部77が一体形成されており、この隔壁部77と可動フランジ29との間 には油圧室79(変速操作手段)が形成されている。この油圧室79にはケーシ ング9と駆動軸19と可動フランジ29とを通して形成された油路81とオイル プラグ83とを介しオイルポンプから油圧が供給され、可動フランジ29を固定 フランジ27側に押圧する。
【0016】 油圧室79に油圧が供給されないと、変速プーリ7では皿ばね63とダンパ6 5,67の付勢力により図1での下半部のようにフランジ間隔が最小(ベルトピ ッチ径R1 最大)になり、変速プーリ5ではベルト61の張力を受けて図1での 上半部のようにフランジ間隔が最大(ベルトピッチ径R2 最小)になり、増速比 が最小になる。
【0017】 油圧室79に油圧を供給すると、変速プーリ5では可動フランジ29が押圧さ れて図1での下半部のようにフランジ間隔が狭まってベルトピッチ径R2 が大き くなり、変速プーリ7ではベルト張力により図1での上半部のようにフランジ間 隔が広がってベルトピッチ径R1 が小さくなり、増速比が大きくなる。最も油圧 を強めベルトピッチ径R2 を最大にしR1 を最小にすると増速比が最大になる。 増速ギヤ組3を介して入力したエンジンの駆動力は、エンジン回転数の変動に 対応しながら変速プーリ5,7間で上記のように変速され、オイルポンプとオル タネータとを所定の回転数域内で回転駆動する。
【0018】 エンジン回転数あるいはオイルポンプとオルタネータの負荷変動あるいは変速 などに伴って、変速プーリ5,7間の伝達トルクには変動が生じ、トルク変動が 生じるとV溝59に掛るベルト張力の軸方向成分変動により可動フランジ39を 介して皿ばね63に振動が伝わる。又、可動フランジ39はベルト61との接触 部から受ける押圧力により揺動回転しその振動が皿ばね63に伝わる。
【0019】 こうして、皿ばね63に振動が励起されても、従来例と異って、その振動は上 述のようにダンパ65,67によって吸収され減衰するから、皿ばね63の振動 による可動フランジ39とベルト61間の異常磨耗が防止され、変速プーリ7と ベルト61の寿命が著しく向上する。
【0020】 なお、皿ばねの振動減衰手段はゴムダンパの他にばね常数が皿ばねより充分に 小さい弾性体がよい。又、皿ばねをオイル室にしたオイルダンパを形成してもよ い。
【0021】
この考案のベルト式無段変速機は、変速プーリの可動フランジを固定フランジ 側に押圧してベルトに張力を与える皿ばねの振動を振動減衰手段によって減衰さ せたから、皿ばねの振動による可動フランジとベルト間の異常磨耗が防止され、 装置の寿命が大幅に向上する。
【図1】一実施例の断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】従来例の断面図である。
1 ベルト式無段変速機 5,7 変速プーリ 27,37 固定フランジ 29,39 可動フランジ 61 ベルト 63 皿ばね 65,67 ダンパ(振動減衰手段) 79 油圧室(変速操作手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 固定フランジと可動フランジ間に装着し
たベルトを介して互いに連結されフランジ間隔変化に伴
うベルトピッチ径の変化により伝達動力の変速比を変え
る一対の変速プーリと、変速プーリの可動フランジを固
定フランジ側に押圧してベルトに張力を与える皿ばね
と、皿ばねの振動を減衰させる振動減衰手段と、変速プ
ーリの可動フランジをベルト張力に抗して固定フランジ
側に押圧し変速比を調節する変速操作手段とを備えたこ
とを特徴とするベルト式無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-5U JPH08363U (ja) | 1993-01-04 | ベルト式無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-5U JPH08363U (ja) | 1993-01-04 | ベルト式無段変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656913U JPH0656913U (ja) | 1994-08-05 |
| JPH08363U true JPH08363U (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=
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