JPH0836430A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0836430A
JPH0836430A JP17120594A JP17120594A JPH0836430A JP H0836430 A JPH0836430 A JP H0836430A JP 17120594 A JP17120594 A JP 17120594A JP 17120594 A JP17120594 A JP 17120594A JP H0836430 A JPH0836430 A JP H0836430A
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JP
Japan
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voltage
transistor
collector
current
base
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Withdrawn
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JP17120594A
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English (en)
Inventor
Kei Kasai
圭 葛西
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】負荷に電源電圧を供給する基準電圧源の過熱保
護動作に伴う出力電圧のオン/オフ動作に温度ヒステリ
シス特性を持たせ、過熱保護動作温度の近傍における出
力電圧の発振現象を防止する。 【構成】電圧入力が与えられて負荷に電源電圧を供給す
る基準電圧源3と、電圧入力を分圧する抵抗分圧回路の
第1の分圧ノードにベースが接続され、基準電圧源の過
熱状態を検出するトランジスタ25と、過熱検出用トラ
ンジスタのコレクタと基準電圧源のバイアス電流源との
間に接続されたコレクタ電流調整用抵抗24の両端にエ
ミッタ・ベースが接続され、コレクタが抵抗分圧回路の
第2の分圧ノードに接続されたトランジスタ22と、こ
のトランジスタにカレントミラー接続されたトランジス
タ23のコレクタからベース電流が供給されるバイアス
電流引き抜き用のトランジスタ20とを具備することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に形成
される電源回路、特に過熱保護機能を必要とする基準電
圧源を用いた電源回路に係り、自動車搭載用、家庭用、
産業用などの各種の電子機器で使用される。
【0002】
【従来の技術】図4は、過熱保護機能を必要とする基準
電圧源を用いた電源回路の従来例を示している。この電
源回路において、1は電圧入力Vinが与えられる電圧入
力端子、2は接地電位GNDが印加される接地端子、3
は基準電圧源、3aは基準電圧源の制御入力端子、3b
は基準電圧源の出力電圧端子、40は過熱保護回路であ
る。
【0003】上記基準電圧源3は、基準電圧発生回路4
と、電圧入力端子1と出力電圧端子3bとの間にコレク
タ・エミッタ間が接続され、ベースが制御入力端子3a
に接続された出力用のNPNトランジスタ5と、出力電
圧端子3bと接地端子2との間に直列に接続された抵抗
6および7と、電圧入力端子1と制御入力端子3aとの
間に接続されたバイアス電流源8と、制御入力端子3a
と接地端子2との間に接続された誤差出力用のNPNト
ランジスタ9とからなる。
【0004】上記基準電圧発生回路4は、前記出力電圧
端子3bに接続されたバイアスノード、前記接地端子2
に接続された接地ノード、前記抵抗6および7の直列接
続ノードに接続された基準電圧ノード、前記誤差出力用
トランジスタ9のベースに接続された誤差出力ノードを
有する。
【0005】なお、前記バイアス電流源8はトランジス
タと抵抗(共に図示せず)で構成されており、前記基準
電圧発生回路4もトランジスタと抵抗(共に図示せず)
とで構成されている。
【0006】一方、前記過熱保護回路40は、前記電圧
入力端子1の電圧入力Vinが与えられ、バイアス電圧を
発生するバイアス電圧発生回路41と、このバイアス電
圧発生回路41のバイアス電圧出力ノード41aと接地
端子2との間に直列に接続された抵抗12および13
と、この抵抗12および13の直列接続ノードにベース
が接続され、コレクタ・エミッタ間が前記制御入力端子
3aと接地端子2との間に接続された過熱保護用のNP
Nトランジスタ10とを有する。
【0007】上記バイアス電圧発生回路41は、前記電
圧入力端子1と接地端子2との間に直列に接続された抵
抗14およびツェナーダイオード15と、この抵抗14
およびツェナーダイオード15の直列接続ノードにベー
スが接続され、コレクタ・エミッタ間が前記電圧入力端
子1と前記バイアス電圧出力ノード41aとの間に接続
されたNPNトランジスタ11とを有する。
【0008】上記構成の過熱保護回路40において、過
熱保護用トランジスタ10は、基準電圧源3の過熱時を
検出する作用と、過熱検出時に基準電圧源3の出力用ト
ランジスタ5のバイアス電流(バイアス電流源8の電
流)を引き抜く作用とを有する。
【0009】即ち、過熱保護用トランジスタ10のベー
ス電位VTSD は、次式に示すように設定される。 VTSD =(Vz −VBE11)・R13/(R12+R13) ………(1) 但し、Vz はツェナーダイオード15のツェナー電圧 VBE11はトランジスタ11のベース・エミッタ間順方向
電圧 R12 は抵抗12の値 R13 は抵抗13の値 である。
【0010】基準電圧源3の正常動作中は、過熱保護用
トランジスタ10はオフ状態であり、出力用トランジス
タ5はバイアス電流源8によりバイアスされている。温
度上昇により過熱保護用トランジスタ10のベース・エ
ミッタ間順方向電圧VBE10が小さくなり、前式(1)で
示されるベース電位VTSD に等しくなった時、過熱保護
用トランジスタ10がオンして出力用トランジスタ5の
バイアス電流を引き抜くようになり、出力電圧端子3b
の電圧(出力電圧)Vout が低下する。
【0011】ここで、上記ベース電位VTSD は、常温か
ら過熱保護動作温度までの上昇分ΔTを用いて表すと、
次式に示すようになる。 VTSD =(ЭVBE10/ЭT)・ΔT+VBE10 −(VTSD /ЭT)・ΔT ………(2) 但し、(ЭVBE10/ЭT)・ΔT+VBE10 はVBE10の
閾値電圧 (ЭVTSD /ЭT) はVTSD の温度係数 である。
【0012】よって、上式(1)、(2)から、抵抗R
12、R13の値を適切に選ぶことにより、任意の温度で過
熱保護動作を行わせることが可能になる。しかし、前式
(1)、(2)によって設定されたVTSD は過熱保護用
トランジスタ10のオン/オフによって変化することは
ないので、過熱保護動作温度の近傍で過熱保護用トラン
ジスタ10がオン/オフ動作を繰り返し、出力電圧Vou
tが発振したような現象が生じる。
【0013】このような場合、出力電圧Vout を電圧源
として用いる負荷(図示せず)が誤動作してしまうおそ
れがある。また、前記過熱保護用トランジスタ10は徐
々にオン動作するので、出力電圧Vout が定格を下回っ
ても出力用トランジスタ5が完全にはオフしなくなり、
やはり、出力電圧Vout を電圧源として用いる負荷が誤
動作するおそれがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
電源回路は、過熱保護動作温度の近傍で過熱保護用トラ
ンジスタがオン/オフ動作を繰り返し、出力電圧Vout
の発振現象が生じるという問題があった。
【0015】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、負荷に電源電圧を供給する基準電圧源の過熱
保護動作に伴う出力電圧のオン/オフ動作に温度ヒステ
リシス特性を持たせることにより、過熱保護動作温度の
近傍における出力電圧の発振現象を防止し得る電源回路
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、電圧入力が与
えられ、負荷に電源電圧を供給する出力用トランジスタ
およびこの出力用トランジスタのベースにバイアス電流
を供給するためのバイアス電流源を有する基準電圧源
と、前記電圧入力が与えられ、上記基準電圧源の過熱状
態を検出した時に前記基準電圧源の前記バイアス電流源
から前記バイアス電流を引き抜く過熱保護回路とを具備
する電源回路において、前記過熱保護回路は、前記電圧
入力が与えられ、バイアス電圧を発生するバイアス電圧
発生回路と、このバイアス電圧発生回路のバイアス電圧
出力ノードと接地ノードとの間に接続された抵抗分圧回
路と、上記抵抗分圧回路の第1の分圧ノードにベースが
接続され、エミッタが接地ノードに接続された過熱検出
用トランジスタと、この過熱検出用トランジスタのコレ
クタと前記基準電圧源のバイアス電流源との間に接続さ
れたコレクタ電流調整用の抵抗と、上記コレクタ電流調
整用抵抗の一端にエミッタが接続され、ベースが前記過
熱検出用トランジスタのコレクタに接続され、コレクタ
が前記抵抗分圧回路の第2の分圧ノードに接続された第
1の電流供給用のトランジスタと、上記第1の電流供給
用トランジスタのエミッタにエミッタが接続され、ベー
スが前記過熱検出用トランジスタのコレクタに接続され
た第2の電流供給用のトランジスタと、上記第2の電流
供給用のPNPトランジスタのコレクタからベース電流
が供給され、前記基準電圧源のバイアス電流源と接地ノ
ードとの間にコレクタ・エミッタ間が接続されたバイア
ス電流引き抜き用のトランジスタとを具備することを特
徴とする。
【0017】
【作用】過熱保護回路は、基準電圧源の過熱時を検出す
るための過熱検出用トランジスタと、過熱検出時に基準
電圧源の出力用トランジスタのバイアス電流を引き抜く
ためのトランジスタとにより、過熱保護作用を分担して
いる。そして、過熱検出用トランジスタのオン/オフ動
作に対応してそのベース電位を異ならせるように制御す
るので、過熱検出用トランジスタのオン/オフ動作は温
度ヒステリシス特性を有するようになる。
【0018】これにより、基準電圧源の過熱保護動作に
伴う出力電圧のオン/オフ動作が温度ヒステリシス特性
を持つようになり、過熱保護動作温度の近傍における出
力電圧の発振現象を防止することが可能になる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る電源回
路を示している。この電源回路において、1は電圧入力
Vinが与えられる電圧入力端子、2は接地電位GNDが
印加される接地端子、3は基準電圧源、3aは基準電圧
源の制御入力端子、3bは基準電圧源の出力電圧端子、
50は過熱保護回路である。
【0020】上記基準電圧源3は、図4中に示した基準
電圧源3と同様に、基準電圧発生回路4と、電圧入力端
子1と出力電圧端子3bとの間にコレクタ・エミッタ間
が接続され、ベースが制御入力端子3aに接続された出
力用のNPNトランジスタ5と、出力電圧端子3bと接
地端子2との間に直列に接続された抵抗6および7と、
電圧入力端子1と制御入力端子3aとの間に接続された
バイアス電流源8と、制御入力端子3aと接地端子2と
の間に接続された誤差出力用のNPNトランジスタ9と
からなる。
【0021】上記基準電圧発生回路4は、前記出力電圧
端子3bに接続されたバイアスノード、前記接地端子2
に接続された接地ノード、前記抵抗6および7の直列接
続ノードに接続された基準電圧ノード、前記誤差出力用
トランジスタ9のベースに接続された誤差出力ノードを
有する。
【0022】なお、前記バイアス電流源8はトランジス
タと抵抗(共に図示せず)にで構成されており、前記基
準電圧発生回路4もトランジスタと抵抗(共に図示せ
ず)とで構成されている。
【0023】一方、前記過熱保護回路50は、前記電圧
入力端子1の電圧入力Vinが与えられ、バイアス電圧を
発生するバイアス電圧発生回路41と、このバイアス電
圧発生回路41のバイアス電圧出力ノード41aと接地
端子2との間に直列に接続された第1の抵抗26、第2
の抵抗27および第3の抵抗28を有する抵抗分圧回路
と、上記抵抗分圧回路の第1の分圧ノード(抵抗26お
よび27の直列接続ノード)にベースが接続され、エミ
ッタが接地端子2に接続された過熱検出用トランジスタ
25と、この過熱検出用トランジスタ25のコレクタと
前記制御入力端子3aとの間に接続されたコレクタ電流
調整用の第4の抵抗24と、この第4の抵抗24の一端
(前記制御入力端子3aとの接続ノード)にエミッタが
接続され、ベースが前記過熱検出用トランジスタ25の
コレクタに接続され、コレクタが前記抵抗分圧回路の第
2の分圧ノード(第2の抵抗27および第3の抵抗28
の直列接続ノード)に接続された電流供給用の第1のP
NPトランジスタ22と、この第1の電流供給用トラン
ジスタ22のエミッタにエミッタが接続され、ベースが
前記過熱検出用トランジスタ25のコレクタに接続され
た電流供給用の第2のPNPトランジスタ23と、上記
第2のPNPトランジスタ23のコレクタと接地端子2
との間に接続されたバイアス用の第5の抵抗21と、上
記第2のPNPトランジスタ23のコレクタからベース
電流が供給され、前記制御入力端子3aと接地端子2と
の間にコレクタ・エミッタ間が接続されたバイアス電流
引き抜き用のNPNトランジスタ20とを有する。
【0024】前記バイアス電圧発生回路41は、図4中
に示したバイアス電圧発生回路41と同様に、前記電圧
入力端子1と接地端子2との間に直列に接続された抵抗
14およびツェナーダイオード15と、この抵抗14お
よびツェナーダイオード15の直列接続ノードにベース
が接続され、コレクタ・エミッタ間が前記電圧入力端子
1と前記バイアス電圧出力ノード41aとの間に接続さ
れたNPNトランジスタ11とを有する。
【0025】上記構成の過熱保護回路50においては、
基準電圧源3の過熱時を検出するためのトランジスタ2
5と、過熱検出時に基準電圧源3の出力用トランジスタ
5のバイアス電流(バイアス電流源8の電流)を引き抜
くためのトランジスタ20とにより、過熱保護作用を分
担している。そして、第1のPNPトランジスタ22の
電流により、過熱検出用トランジスタ25のオン/オフ
動作に対応してそのベース電位を異ならせるように制御
しているので、過熱検出用トランジスタ25のオン/オ
フ動作は、図2に示すような温度ヒステリシス特性を有
するようになる。
【0026】これにより、基準電圧源3の過熱保護動作
に伴う出力電圧のオン/オフ動作が温度ヒステリシス特
性を持つようになり、過熱保護動作温度の近傍における
出力電圧の発振現象を防止することが可能になる。
【0027】即ち、過熱検出用トランジスタ25のベー
ス電位VTSD2は次式(3)のように設定される。 VTSD2=(Vz −VBE11)・(R27+R28)/(R26+R27+R28) ………(3) 但し、Vz はツェナーダイオード15のツェナー電圧 VBE11はトランジスタ11のベース・エミッタ間順方向
電圧 R26 は第1の抵抗26の値 R27 は第2の抵抗27の値 R28 は第3の抵抗28の値 である。
【0028】基準電圧源3の正常動作中は、過熱検出用
トランジスタ25、第1のPNPトランジスタ22、第
2のPNPトランジスタ23およびバイアス電流引き抜
き用トランジスタ20はそれぞれオフ状態であり、基準
電圧源3の出力用トランジスタ5はバイアス電流源8に
よりバイアスされている。
【0029】温度上昇により過熱検出用トランジスタ2
5のベース・エミッタ間順方向電圧VBE25が小さくな
り、前式(3)で示されるベース電位VTSD2に等しくな
った時、過熱検出用トランジスタ25がオンし、第4の
抵抗24を介して基準電圧源3の出力用トランジスタ5
のバイアス電流を引き抜くようになる。
【0030】ここで、第4の抵抗24の電圧降下が第1
のPNPトランジスタ22、第2のPNPトランジスタ
23のエミッタ・ベース間順方向電圧の閾値電圧に等し
くなった時、第1のPNPトランジスタ22、第2のP
NPトランジスタ23がオンし、第2のPNPトランジ
スタ23のコレクタ電流によりバイアス電流引き抜き用
トランジスタ20がオンし、基準電圧源3の出力用トラ
ンジスタ5のバイアス電流を引き抜くようになるので、
出力電圧端子3bの電圧(出力電圧)Vout が低下す
る。
【0031】上記動作に際して、トランジスタ22、2
5と抵抗24、27および28は、バイアス電流引き抜
き用トランジスタ20の動作が飽和するまで正帰還ルー
プを構成するので、急俊な過熱保護動作が得られる。
【0032】また、過熱検出用トランジスタ25のコレ
クタ電流は第4の抵抗24により小さく設定できるの
で、過熱検出用トランジスタ25の特性による検出温度
の誤差を低減することができる。
【0033】なお、第2のPNPトランジスタ23のコ
レクタ電流Ic23 は、第5の抵抗21の抵抗値R21が第
3の抵抗28の抵抗値R28よりも大きい(R21>R28)
条件下で次式(4)のように設定することができる。
【0034】 Ic23 =VBE20/R21 ………(4) 但し、VBE20はバイアス電流引き抜き用トランジスタ2
0のベース・エミッタ間順方向電圧である。
【0035】第1のPNPトランジスタ22、第2のP
NPトランジスタ23のそれぞれのベース・エミッタ間
順方向電圧は等しいので、第1のPNPトランジスタ2
2、第2のPNPトランジスタ23のそれぞれのコレク
タ電流Ic22 、Ic23 は等しい。
【0036】上記コレクタ電流Ic22 により第3の抵抗
28に電圧降下が生じるので、過熱検出用トランジスタ
25のベース電位VTSD2は、 VTSD2=(Vz −VBE11)・(R27+R28)/(R26+R27+R28) +Ic22 ・R26・R28/(R26+R27+R28) ………(5) となる。
【0037】よって、上式(5)から、過熱検出用トラ
ンジスタ25のベース電位VTSD2はオン動作前に比べて
(5)式の第2項分高くなるので、オン動作時よりも低
い温度でオフ状態に復帰することになる。この時のヒス
テリシス幅は、(5)式の第2項をVBE25の温度係数で
割ることにより求められるので、第1の抵抗26、第2
の抵抗27、第3の抵抗28および第5の抵抗21の抵
抗値を適切に選ぶことにより、任意の過熱保護動作温度
およびヒステリシス幅を設定することができる。
【0038】なお、前式(5)において、ツェナーダイ
オード15のツェナー電圧Vz は正の温度係数を有し、
NPNトランジスタ11のベース・エミッタ間電圧VBE
11は負の温度係数を有するので、NPNトランジスタ1
1のエミッタ電圧(Vz −VBE11)は温度依存性を持
つ。これを避けるための一例を図3に示す。
【0039】図3は、本発明の第2実施例に係る電源回
路を示している。この電源回路は、図1に示した電源回
路と比べて、抵抗14、ツェナーダイオード15、NP
Nトランジスタ11からなるバイアス電圧発生回路41
に代えて、温度的に安定なバンドギャップ型基準電圧源
60を用いた点が異なり、その他は同じであるので図1
中と同一符号を付している。
【0040】上記バンドギャップ型基準電圧源60は、
前記電圧入力端子1と基準電圧出力端子60aとの間に
接続された電流供給回路36と、上記基準電圧出力端子
60aにそれぞれの一端が接続された抵抗31および3
4と、上記抵抗34の他端と接地端子2との間にコレク
タ・エミッタ間が接続され、コレクタ・ベース相互が接
続されたNPNトランジスタ35と、このNPNトラン
ジスタ35とベース相互が接続され、コレクタが前記抵
抗31の他端に接続されたNPNトランジスタ32と、
このNPNトランジスタ32のエミッタと接地端子2と
の間に接続された抵抗33と、ベースが前記NPNトラ
ンジスタ32のコレクタに接続され、コレクタ・エミッ
タ間が前記基準電圧出力端子60aと接地端子2との間
に接続されたPNPトランジスタ30とからなる。な
お、前記電流供給回路36は、電流源、あるいは電圧源
と抵抗とにより構成される。
【0041】上記構成のバンドギャップ型基準電圧源6
0において、基準電圧出力端子60aの電圧Vref は次
式(6)で示される。 Vref =(R31/R33)VT ln(A32/A35)(R31/R34)+VBE365 ………(6) 但し、R31、R33、R34は抵抗31、33、34の抵抗
値 A32/A35はトランジスタ32、35のエミッタ面積比 VBE35はトランジスタ35のベース・エミッタ間順方向
電圧 である。
【0042】ここで、VBE35は負の温度係数を有し、A
32・R31>A35・R34の時に(6)式の第1項は正の温
度係数を有するので、抵抗31、33、34の抵抗値R
31、R33、R34を適切に選ぶことによりVref の温度係
数を零にすることができる。
【0043】このように生成されたVref を用いて過熱
検出用トランジスタ25のベース電位VTSD2を設定する
と、次式(7)が得られる。 VTSD2=Vref (R27+R28)/(R26+R27+R28) ………(7) 上式(7)において、Vref の温度係数は零であるの
で、常温から過熱保護動作温度までの上昇分ΔTを用い
て表すと、上式(7)は次式(8)に示すようになる。
【0044】 VTSD2=(ЭVBE10/ЭT)・ΔT+VBE25 ………(8) さらに、過熱保護動作時のVTSD2は次式(9)で示され
る。 VTSD2=Vref (R27+R28)/(R26+R27+R28) +Ic22 ・R26・R28/(R26+R27+R28) ………(9) 以上説明したように設定することにより、前記第1実施
例と同様の特性を有する過熱保護動作が得られる。ま
た、温度的に安定な基準電圧源60を用いるので、第1
実施例と比べて過熱保護動作温度を容易に設定できる利
点がある。
【0045】
【発明の効果】上述したように本発明の電源回路によれ
ば、負荷に電源電圧を供給する基準電圧源の過熱保護動
作に伴う出力電圧のオン/オフ動作に温度ヒステリシス
特性を持たせることにより、過熱保護動作温度の近傍に
おける出力電圧の発振現象を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電源回路を示す回路
図。
【図2】図1中の過熱検出用トランジスタの動作の温度
ヒステリシス特性を示す図。
【図3】本発明の第2実施例に係る電源回路を示す回路
図。
【図4】従来の電源回路を示す回路図。
【符号の説明】
1…電圧入力端子、2…接地端子、3…基準電圧源、3
a…基準電圧源の制御入力端子、3b…基準電圧源の出
力電圧端子、4…基準電圧発生回路、5…出力用のNP
Nトランジスタ、6、7、14、21、24、26、2
7、28…抵抗、8…バイアス電流源、9…誤差出力用
のNPNトランジスタ、11…NPNトランジスタ、1
5…ツェナーダイオード、20…バイアス電流引き抜き
用のNPNトランジスタ、22…第1のPNPトランジ
スタ、23…第2のPNPトランジスタ、25…過熱検
出用のNPNトランジスタ、41…バイアス電圧発生回
路、50…過熱保護回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧入力が与えられ、負荷に電源電圧を
    供給する出力用トランジスタおよびこの出力用トランジ
    スタのベースにバイアス電流を供給するためのバイアス
    電流源を有する基準電圧源と、 前記電圧入力が与えられ、上記基準電圧源の過熱状態を
    検出した時に前記基準電圧源の前記バイアス電流源から
    前記バイアス電流を引き抜く過熱保護回路とを具備する
    電源回路において、 前記過熱保護回路は、 前記電圧入力が与えられ、バイアス電圧を発生するバイ
    アス電圧発生回路と、 このバイアス電圧発生回路のバイアス電圧出力ノードと
    接地ノードとの間に接続された抵抗分圧回路と、 上記抵抗分圧回路の第1の分圧ノードにベースが接続さ
    れ、エミッタが接地ノードに接続された過熱検出用トラ
    ンジスタと、 この過熱検出用トランジスタのコレクタと前記基準電圧
    源のバイアス電流源との間に接続されたコレクタ電流調
    整用の抵抗と、 上記コレクタ電流調整用抵抗の一端にエミッタが接続さ
    れ、ベースが前記過熱検出用トランジスタのコレクタに
    接続され、コレクタが前記抵抗分圧回路の第2の分圧ノ
    ードに接続された第1の電流供給用のトランジスタと、 上記第1の電流供給用トランジスタのエミッタにエミッ
    タが接続され、ベースが前記過熱検出用トランジスタの
    コレクタに接続された第2の電流供給用のトランジスタ
    と、 上記第2の電流供給用のトランジスタのコレクタからベ
    ース電流が供給され、前記基準電圧源のバイアス電流源
    と接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ間が接続され
    たバイアス電流引き抜き用のトランジスタとを具備する
    ことを特徴とする電源回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008282118A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Ricoh Co Ltd 過熱保護回路およびそれを具備する電子機器、ならびにその制御方法
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CN115357088A (zh) * 2022-10-17 2022-11-18 苏州贝克微电子股份有限公司 一种具有简易结构的低温度系数供电电路
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