JPH0836449A - ペン入力装置の入力プレート用表面材 - Google Patents
ペン入力装置の入力プレート用表面材Info
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- JPH0836449A JPH0836449A JP19119494A JP19119494A JPH0836449A JP H0836449 A JPH0836449 A JP H0836449A JP 19119494 A JP19119494 A JP 19119494A JP 19119494 A JP19119494 A JP 19119494A JP H0836449 A JPH0836449 A JP H0836449A
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- hard coat
- input
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 透明基材上に透明ハードコート材層を積層し
てなることを特徴とするペン入力装置の入力プレート用
表面材。 【効果】 紙に鉛筆で筆記したのと同様の筆記感が得ら
れ、従来のものに比べて格段に書き易い。従って長時間
使用しても疲れない。
てなることを特徴とするペン入力装置の入力プレート用
表面材。 【効果】 紙に鉛筆で筆記したのと同様の筆記感が得ら
れ、従来のものに比べて格段に書き易い。従って長時間
使用しても疲れない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン入力装置の入力プ
レートにおいて優れた筆記感を与える表面材に関する。
レートにおいて優れた筆記感を与える表面材に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】電子機器、特に電子手帳などの
小型電子機器は、最近、ペン(書込み式)入力機構を備
えたものが普及しており、この入力方式は入力用キーボ
ードからの煩雑な入力に代えて、表示装置に直接文字や
図形を書込むことによって入力できる利点を有してい
る。ペン入力装置は書込み用のペンとペンの動きを検知
する入力プレートから構成され、入力プレートはペンの
位置を検出する座標検出機構と、検出した座標位置に応
じて入力文字を表示する機構とが一体化して形成されて
いる。具体的には、入力プレート表面は書込み文字等を
表示する液晶面に、入力ペンの位置を検出する座標検出
用シートが積層して形成され、さらに、ペンなどによる
傷付きを防止するための透明保護層が設けられている。
小型電子機器は、最近、ペン(書込み式)入力機構を備
えたものが普及しており、この入力方式は入力用キーボ
ードからの煩雑な入力に代えて、表示装置に直接文字や
図形を書込むことによって入力できる利点を有してい
る。ペン入力装置は書込み用のペンとペンの動きを検知
する入力プレートから構成され、入力プレートはペンの
位置を検出する座標検出機構と、検出した座標位置に応
じて入力文字を表示する機構とが一体化して形成されて
いる。具体的には、入力プレート表面は書込み文字等を
表示する液晶面に、入力ペンの位置を検出する座標検出
用シートが積層して形成され、さらに、ペンなどによる
傷付きを防止するための透明保護層が設けられている。
【0003】しかし、従来の透明保護層は表面の平滑な
硬質の樹脂膜やガラス材などにより形成されており、従
って入力ペンのペン先が滑りやすいために筆記感が悪
く、しかも疲れ易いという欠点がある。さらに表面が平
滑であるため外光の反射が強く下層に配した表示装置の
表示が読み難いなどの問題もある。
硬質の樹脂膜やガラス材などにより形成されており、従
って入力ペンのペン先が滑りやすいために筆記感が悪
く、しかも疲れ易いという欠点がある。さらに表面が平
滑であるため外光の反射が強く下層に配した表示装置の
表示が読み難いなどの問題もある。
【0004】そこで、光の反射を防止するために、表面
をブラスト処理した透明な表面材が使用されている。こ
の表面材はブラスト処理によって形成された表面の微細
な凹凸が外光を乱反射するので、反射による眩しさが解
消され、下側の表示が読み易くなる。しかし、このブラ
スト処理による凹凸はその個々の大きさが数μ程度であ
り、入力ペンのペン先に比べて微細過ぎるため、筆記感
は殆ど改善されず、僅かに摩擦係数が高まるものの依然
として入力ペンが滑り、疲れ易いという問題は変わらな
い。しかもブラスト処理を余り強く施すと、個々の凹凸
の大きさはあまり変わらないので筆記感は向上せず、む
しろ乱反射が増して透明性が低下する虞がある。
をブラスト処理した透明な表面材が使用されている。こ
の表面材はブラスト処理によって形成された表面の微細
な凹凸が外光を乱反射するので、反射による眩しさが解
消され、下側の表示が読み易くなる。しかし、このブラ
スト処理による凹凸はその個々の大きさが数μ程度であ
り、入力ペンのペン先に比べて微細過ぎるため、筆記感
は殆ど改善されず、僅かに摩擦係数が高まるものの依然
として入力ペンが滑り、疲れ易いという問題は変わらな
い。しかもブラスト処理を余り強く施すと、個々の凹凸
の大きさはあまり変わらないので筆記感は向上せず、む
しろ乱反射が増して透明性が低下する虞がある。
【0005】このような筆記感の向上を目的として、入
力プレート表面の透明保護層に有機高分子の薄膜層を用
いたもの(特開昭61-182083 号公報)や、反対にペン先
に有機高分子をコーティングしたもの(特開昭61-18372
7 号公報)などが提案されている。これらは、いずれの
場合も相対的に表面の摩擦係数を小さくすると共に表面
材の硬度をペン先よりも小さくすることによって、ペン
先がプレート表面に柔軟に接触するようにしたものであ
るが、ペン先の接触感は柔軟になるものの、摩擦係数が
小さいために入力ペンが滑り易い問題は解決されず、筆
記感の改善は不充分である。
力プレート表面の透明保護層に有機高分子の薄膜層を用
いたもの(特開昭61-182083 号公報)や、反対にペン先
に有機高分子をコーティングしたもの(特開昭61-18372
7 号公報)などが提案されている。これらは、いずれの
場合も相対的に表面の摩擦係数を小さくすると共に表面
材の硬度をペン先よりも小さくすることによって、ペン
先がプレート表面に柔軟に接触するようにしたものであ
るが、ペン先の接触感は柔軟になるものの、摩擦係数が
小さいために入力ペンが滑り易い問題は解決されず、筆
記感の改善は不充分である。
【0006】
【発明の解決課題】本発明は従来の入力プレートにおけ
る上記課題を解決したものであって、鉛筆で紙面に書く
場合と同様の筆記感を与える入力プレート用表面材を提
供することを目的とする。
る上記課題を解決したものであって、鉛筆で紙面に書く
場合と同様の筆記感を与える入力プレート用表面材を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は、入力プレートの表面材と
して透明基材上に透明ハードコート層を設けたものを用
いることにより、表面の摩擦係数を高めると同時に書込
み時の抵抗感を生じさせて筆記感を改善したものであ
り、紙に鉛筆で書くような筆記感が得られる。
して透明基材上に透明ハードコート層を設けたものを用
いることにより、表面の摩擦係数を高めると同時に書込
み時の抵抗感を生じさせて筆記感を改善したものであ
り、紙に鉛筆で書くような筆記感が得られる。
【0008】すなわち、本発明は以下の構成を有するペ
ン入力装置の入力プレート用表面材を提供する。 (1) ペン入力装置の入力プレート表面に用いられる
表面材であって、透明基材上に透明なハードコート層を
積層してなることを特徴とする入力プレート用表面材。 (2) 透明基材がアクリル樹脂、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリイミド、ポリサルフォン、ポリ塩化
ビニル、ポリオレフィン、ポリアミドまたはそれらの組
成物からなる上記(1) に記載の入力プレート用表面材。 (3) ハードコート層が金属酸化物薄膜からなる上記
(1) に記載の入力プレート用表面材。 (4) 金属酸化物がAl2 O3 、SiO2 、Ti
O2 、ZrO2 、ZnOまたはMgOである上記 (3)に
記載の入力プレート用表面材。 (5) ハードコート層が透明な合成樹脂薄膜からなる
上記(1) に記載の入力プレート用表面材。 (6) ハードコート層を形成する合成樹脂薄膜がシリ
コン系樹脂またはウレタン変性アクリレートの薄膜であ
る上記(5) に記載の入力プレート用表面材。
ン入力装置の入力プレート用表面材を提供する。 (1) ペン入力装置の入力プレート表面に用いられる
表面材であって、透明基材上に透明なハードコート層を
積層してなることを特徴とする入力プレート用表面材。 (2) 透明基材がアクリル樹脂、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリイミド、ポリサルフォン、ポリ塩化
ビニル、ポリオレフィン、ポリアミドまたはそれらの組
成物からなる上記(1) に記載の入力プレート用表面材。 (3) ハードコート層が金属酸化物薄膜からなる上記
(1) に記載の入力プレート用表面材。 (4) 金属酸化物がAl2 O3 、SiO2 、Ti
O2 、ZrO2 、ZnOまたはMgOである上記 (3)に
記載の入力プレート用表面材。 (5) ハードコート層が透明な合成樹脂薄膜からなる
上記(1) に記載の入力プレート用表面材。 (6) ハードコート層を形成する合成樹脂薄膜がシリ
コン系樹脂またはウレタン変性アクリレートの薄膜であ
る上記(5) に記載の入力プレート用表面材。
【0009】
【具体的な説明】本発明に係る入力プレート用表面材の
概略断面図を図1に示す。図示するように、本発明に係
る入力プレート用表面材20は、透明基材40に透明ハ
ードコート50を積層してなり、入力プレート10の表
面に設けられる。該表面材20の下側には、入力ペンの
移動位置を検出する座標検出部材や検出位置に応じて文
字等を表示する表示部材などの機能部材30が配設され
る。
概略断面図を図1に示す。図示するように、本発明に係
る入力プレート用表面材20は、透明基材40に透明ハ
ードコート50を積層してなり、入力プレート10の表
面に設けられる。該表面材20の下側には、入力ペンの
移動位置を検出する座標検出部材や検出位置に応じて文
字等を表示する表示部材などの機能部材30が配設され
る。
【0010】透明基材40としては透明な熱可塑性樹脂
材、例えば、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル
樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET) などのポリエ
ステルの他、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリサル
フォン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリアミド
などを用いることができる。これらの樹脂は単独で使用
しても良く、また透明であれば、ポリマーブレンドやポ
リマーアロイなどの組成物として使用しても良い。
材、例えば、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル
樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET) などのポリエ
ステルの他、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリサル
フォン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリアミド
などを用いることができる。これらの樹脂は単独で使用
しても良く、また透明であれば、ポリマーブレンドやポ
リマーアロイなどの組成物として使用しても良い。
【0011】なお、本発明において透明とは、可視光波
長域(360 〜830 nm程度)での光の透過率(透過後の強
度÷透過前×100 %)が40%以上であり、下側に液晶
などの表示部が配設されている場合には、透過率が70
%以上であるものを云う。
長域(360 〜830 nm程度)での光の透過率(透過後の強
度÷透過前×100 %)が40%以上であり、下側に液晶
などの表示部が配設されている場合には、透過率が70
%以上であるものを云う。
【0012】前記透明基材の厚さは樹脂の透明性および
加工性などより適宜定められ、上記樹脂製のシートまた
は板材の状態で使用することができ、また機能部材層と
一体に形成したものでも良い。
加工性などより適宜定められ、上記樹脂製のシートまた
は板材の状態で使用することができ、また機能部材層と
一体に形成したものでも良い。
【0013】透明基材表面に設けられるハードコート層
50は、入力プレートに表示される文字等の読取りを妨
げないように透明であるものが用いられ、かつ筆記時に
入力ペンのペン先が接触して摺動する際に紙面に書き込
む程度の摩擦感を与えるものが用いられる。具体的には
透明な金属酸化物の薄膜や合成樹脂膜を用いることがで
き、金属酸化物としてはAl2 O3 、SiO2 、TiO
2 、ZrO2 、ZnO、MgO、ITO(In2 O
3 (SnO2 ))またはこれら2種以上の混合物が例示
でき、合成樹脂系としては熱硬化型であるオルガノアル
コキシシランなどのシリコーン系樹脂、紫外線硬化型で
あるウレタン変性アクリレートなどのハードコート材を
例示することができる。ハードコートの厚さは基材の透
明性を損なわない範囲であれば良く、具体的にはハード
コートの材質などによって適宜定められる。
50は、入力プレートに表示される文字等の読取りを妨
げないように透明であるものが用いられ、かつ筆記時に
入力ペンのペン先が接触して摺動する際に紙面に書き込
む程度の摩擦感を与えるものが用いられる。具体的には
透明な金属酸化物の薄膜や合成樹脂膜を用いることがで
き、金属酸化物としてはAl2 O3 、SiO2 、TiO
2 、ZrO2 、ZnO、MgO、ITO(In2 O
3 (SnO2 ))またはこれら2種以上の混合物が例示
でき、合成樹脂系としては熱硬化型であるオルガノアル
コキシシランなどのシリコーン系樹脂、紫外線硬化型で
あるウレタン変性アクリレートなどのハードコート材を
例示することができる。ハードコートの厚さは基材の透
明性を損なわない範囲であれば良く、具体的にはハード
コートの材質などによって適宜定められる。
【0014】上記の透明ハードコートを施すことにより
表面の摩擦係数が大きくなって筆記感が改善され、また
ハードコート層が保護膜を兼ねるので表面の傷付きも防
止できる効果を有する。
表面の摩擦係数が大きくなって筆記感が改善され、また
ハードコート層が保護膜を兼ねるので表面の傷付きも防
止できる効果を有する。
【0015】ハードコートの形成方法としては、金属酸
化物薄膜をコートする場合には真空蒸着、スパッタリン
グまたはイオンプレーティングなどの物理蒸着法(PV
D)により行なうことができ、合成樹脂膜をコートする
場合には合成樹脂を必要に応じて溶媒に溶して透明基材
表面に塗布し、熱や紫外線により硬化させることによっ
て形成することができる。真空蒸着、スパッタリングま
たはイオンプレーティングなどの物理蒸着法は通常の方
法によって行えば良い。
化物薄膜をコートする場合には真空蒸着、スパッタリン
グまたはイオンプレーティングなどの物理蒸着法(PV
D)により行なうことができ、合成樹脂膜をコートする
場合には合成樹脂を必要に応じて溶媒に溶して透明基材
表面に塗布し、熱や紫外線により硬化させることによっ
て形成することができる。真空蒸着、スパッタリングま
たはイオンプレーティングなどの物理蒸着法は通常の方
法によって行えば良い。
【0016】本発明の入力プレート用表面材は、以上の
ように、透明基材の表面にハードコート層を設けたもの
であるので、表面材の下側に配設されるペン位置検出手
段や液晶などの表示手段は通常と同様に設ければよく、
特に変更する必要はない。従って、従来の表面材に代え
て容易に用いることができる。
ように、透明基材の表面にハードコート層を設けたもの
であるので、表面材の下側に配設されるペン位置検出手
段や液晶などの表示手段は通常と同様に設ければよく、
特に変更する必要はない。従って、従来の表面材に代え
て容易に用いることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に示す
が、本実施例は例示であり本発明の範囲を限定するもの
ではない。
が、本実施例は例示であり本発明の範囲を限定するもの
ではない。
【0018】実施例1 厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(東レ(株)社製,ルミラーT−60)にDCマグネト
ロンスパッタ装置(日本真空技術(株)社製)を用い、
アルミニウムをターゲットとしてガス圧5×10-3Tor
r、出力5.3kw、アルゴン流量500sccm、酸素流
量30sccmの条件でAl2 O3 を1μmの膜厚に蒸着し
てハードコートを有する表面材を得た。この表面材につ
いて摩擦係数および透明度を測定し、筆記感を評価し
た。この結果を表1に示した。なお各試験は次の方法で
行った。
(東レ(株)社製,ルミラーT−60)にDCマグネト
ロンスパッタ装置(日本真空技術(株)社製)を用い、
アルミニウムをターゲットとしてガス圧5×10-3Tor
r、出力5.3kw、アルゴン流量500sccm、酸素流
量30sccmの条件でAl2 O3 を1μmの膜厚に蒸着し
てハードコートを有する表面材を得た。この表面材につ
いて摩擦係数および透明度を測定し、筆記感を評価し
た。この結果を表1に示した。なお各試験は次の方法で
行った。
【0019】(1) 摩擦係数試験:ポリアセテート製、ペ
ン先R=500μmの入力ペンを表面材に45゜で接触
させ、200mm/分で表面を摺動させたときの摩擦係
数を測定。 (2) 透明度試験: 可視光の透過率を分光光度計で測
定。 (3) 筆記感試験:官能試験によって行い、鉛筆(硬度H
B)によって上質紙に筆記する場合の筆記感を基準と
し、これに近いものから順に次の4段階で評価した。
ン先R=500μmの入力ペンを表面材に45゜で接触
させ、200mm/分で表面を摺動させたときの摩擦係
数を測定。 (2) 透明度試験: 可視光の透過率を分光光度計で測
定。 (3) 筆記感試験:官能試験によって行い、鉛筆(硬度H
B)によって上質紙に筆記する場合の筆記感を基準と
し、これに近いものから順に次の4段階で評価した。
【0020】 ◎…ペン先が滑る感じがなく、適度な引掛り感と振動が
あり、紙に鉛筆で書いている感じに似ている。 ○…ペン先の滑り、引掛り感および振動が改善されてい
るものの、紙に鉛筆で書く筆記感にやや乏しい。 △…ペン先の滑り、引掛り感および振動が改善されてい
るものの、書き味が良いとは感じられない。 ×…ペン先が滑り、引掛り感や振動もなく、書き難い。
あり、紙に鉛筆で書いている感じに似ている。 ○…ペン先の滑り、引掛り感および振動が改善されてい
るものの、紙に鉛筆で書く筆記感にやや乏しい。 △…ペン先の滑り、引掛り感および振動が改善されてい
るものの、書き味が良いとは感じられない。 ×…ペン先が滑り、引掛り感や振動もなく、書き難い。
【0021】実施例2 厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(東レ(株)社製,ルミラーT−60)をハードコート
材(藤倉化成(株),フジハード)に浸漬し、ゆっくり
引上げ、10分間乾燥後、高圧水銀灯100W/cm、
照射距離15cm、通過速度5m/分の条件で硬化さ
せ、膜厚3μmのハードコート層を有する表面材を得
た。この表面材について実施例1と同様に摩擦係数、透
明度および筆記感を測定評価した。この結果を表1に示
した。
(東レ(株)社製,ルミラーT−60)をハードコート
材(藤倉化成(株),フジハード)に浸漬し、ゆっくり
引上げ、10分間乾燥後、高圧水銀灯100W/cm、
照射距離15cm、通過速度5m/分の条件で硬化さ
せ、膜厚3μmのハードコート層を有する表面材を得
た。この表面材について実施例1と同様に摩擦係数、透
明度および筆記感を測定評価した。この結果を表1に示
した。
【0022】比較例1〜3および参考例 厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(東レ(株)社製,ルミラーT−60、比較例1)、該
フィルム表面をショットブラスト処理により表面を粗面
化したもの(比較例2)、およびノングレア処理により
表面を粗面化もの(比較例3)について実施例1と同様
に摩擦係数、透明度および筆記感を測定評価した。この
結果を表1に纏めて示した。また、硬度HBの鉛筆を用い
て市販の上質紙(PPC 用紙)を用いて摩擦係数を測定し
た。その結果を表1に併せて示した。
(東レ(株)社製,ルミラーT−60、比較例1)、該
フィルム表面をショットブラスト処理により表面を粗面
化したもの(比較例2)、およびノングレア処理により
表面を粗面化もの(比較例3)について実施例1と同様
に摩擦係数、透明度および筆記感を測定評価した。この
結果を表1に纏めて示した。また、硬度HBの鉛筆を用い
て市販の上質紙(PPC 用紙)を用いて摩擦係数を測定し
た。その結果を表1に併せて示した。
【0023】
【表1】 No. 表面処理 摩擦係数 透明度(%) 筆記感 1 酸化アルミコート 0.27〜0.30 75〜85 ○ 実施例1 2 合成樹脂ハート゛コート 0.17〜0.21 75〜85 ○ 実施例2 3 未処理 0.07〜0.09 85以上 × 比較例1 4 ショットフ゛ラスト 処理 0.09〜0.11 40〜70 × 比較例2 5 ノンク゛レア処理 0.07〜0.12 50〜70 × 比較例3 6 紙に鉛筆(HB) 0.21〜0.24 − ◎ 参考例
【0024】表1より明らかなように、硬度HBの鉛筆で
上質紙に書いたとき(参考例)の摩擦係数に比べて未処
理のポリエチレンテレフタレートフィルム(比較例1)
の摩擦係数はかなり小さく、筆記感が悪いことが分か
る。また該樹脂フィルム表面にショットブラスト処理を
施したもの(比較例2)およびノングレア処理を施した
もの(比較例3)は、乱反射の防止効果を有するもの
の、筆記感は未処理のものと大差なく、殆ど改善されな
い。一方、該樹脂にハードコートを設けた本発明の表面
材(実施例1,2)は摩擦係数が参考例と同程度であ
り、筆記感が優れている。また透明度も良好であり、表
面材下側に設けられている表示部の読取りにも支障を生
じない。
上質紙に書いたとき(参考例)の摩擦係数に比べて未処
理のポリエチレンテレフタレートフィルム(比較例1)
の摩擦係数はかなり小さく、筆記感が悪いことが分か
る。また該樹脂フィルム表面にショットブラスト処理を
施したもの(比較例2)およびノングレア処理を施した
もの(比較例3)は、乱反射の防止効果を有するもの
の、筆記感は未処理のものと大差なく、殆ど改善されな
い。一方、該樹脂にハードコートを設けた本発明の表面
材(実施例1,2)は摩擦係数が参考例と同程度であ
り、筆記感が優れている。また透明度も良好であり、表
面材下側に設けられている表示部の読取りにも支障を生
じない。
【0025】
【発明の効果】本発明の入力プレート用表面材は、紙に
鉛筆で筆記したのと同様の筆記感が得られ、従来のもの
に比べて格段に書き易い。従来の入力プレートにおいて
は、ペン先が滑り易いため書き難く、疲れる問題があっ
たが、本発明の表面材によれば格段に優れた筆記感が得
られ、長時間使用しても疲れない。また、製作も容易で
あり、表面材下側の位置検出手段や表示手段を変更する
必要がない。
鉛筆で筆記したのと同様の筆記感が得られ、従来のもの
に比べて格段に書き易い。従来の入力プレートにおいて
は、ペン先が滑り易いため書き難く、疲れる問題があっ
たが、本発明の表面材によれば格段に優れた筆記感が得
られ、長時間使用しても疲れない。また、製作も容易で
あり、表面材下側の位置検出手段や表示手段を変更する
必要がない。
【図1】 本発明の入力プレート用表面材の概略断面
図。
図。
10…入力プレート、20…表面材、30…機能部材、
40…透明基材、50…ハードコート層
40…透明基材、50…ハードコート層
Claims (6)
- 【請求項1】 ペン入力装置の入力プレート表面に用い
られる表面材であって、透明基材上に透明なハードコー
ト層を積層してなることを特徴とする入力プレート用表
面材。 - 【請求項2】 透明基材がアクリル樹脂、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリサルフォン、
ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリアミドまたはそ
れらの組成物からなる請求項1に記載の入力プレート用
表面材。 - 【請求項3】 ハードコート層が金属酸化物薄膜からな
る請求項1に記載の入力プレート用表面材。 - 【請求項4】 金属酸化物がAl2 O3 、SiO2 、T
iO2 、ZrO2 、ZnOまたはMgOである請求項3
に記載の入力プレート用表面材。 - 【請求項5】 ハードコート層が透明な合成樹脂薄膜か
らなる請求項1に記載の入力プレート用表面材。 - 【請求項6】 ハードコート層を形成する合成樹脂薄膜
がシリコン系樹脂またはウレタン変性アクリレートの薄
膜である請求項5に記載の入力プレート用表面材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19119494A JPH0836449A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ペン入力装置の入力プレート用表面材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19119494A JPH0836449A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ペン入力装置の入力プレート用表面材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836449A true JPH0836449A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16270474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19119494A Pending JPH0836449A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ペン入力装置の入力プレート用表面材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0836449A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6266032B1 (en) | 1997-10-31 | 2001-07-24 | Alps Electric Co., Ltd. | Coordinate-inputting device and method for making same |
| JP2004220506A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-05 | Fujitsu Component Ltd | 筆記入力装置およびペン |
| JP2006318372A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Wacom Co Ltd | ノート型コンピュータ、及び、ノート型コンピュータの入力システム |
| JP2007265440A (ja) * | 2007-07-06 | 2007-10-11 | Nof Corp | 減反射性タッチパネル |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP19119494A patent/JPH0836449A/ja active Pending
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