JPH0836691A - 自動走行車の管制制御装置 - Google Patents
自動走行車の管制制御装置Info
- Publication number
- JPH0836691A JPH0836691A JP6171331A JP17133194A JPH0836691A JP H0836691 A JPH0836691 A JP H0836691A JP 6171331 A JP6171331 A JP 6171331A JP 17133194 A JP17133194 A JP 17133194A JP H0836691 A JPH0836691 A JP H0836691A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- traveling
- distance
- time
- control
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 追突させることなく自動走行車の最適な自動
走行制御を行う自動走行車の管制制御装置を提供する。 【構成】 テストコース36上に位置情報を記憶するI
Dプレート38を移動可能に設置し、自動走行車40が
認識する現在走行位置を補正する。各自動走行車40の
周回時間に基づいてスタート地点における時間間隔をほ
ぼ均等にしたスタート時間を算出する管制制御コンピュ
ータ32は、無線基地局34と無線コントローラ35と
を介して自動走行車40に走行指令を送る。また、実際
の車間距離及び最悪の場合を想定して算出した安全停止
距離を時間換算して比較し、追突するおそれがあるとき
のみ自動走行車40を停止させる。各自動走行車40
は、実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車間距
離の余裕分を時間換算し、その余裕時間以上無線断が発
生したときのみ自車の走行を停止するECU48を搭載
する。
走行制御を行う自動走行車の管制制御装置を提供する。 【構成】 テストコース36上に位置情報を記憶するI
Dプレート38を移動可能に設置し、自動走行車40が
認識する現在走行位置を補正する。各自動走行車40の
周回時間に基づいてスタート地点における時間間隔をほ
ぼ均等にしたスタート時間を算出する管制制御コンピュ
ータ32は、無線基地局34と無線コントローラ35と
を介して自動走行車40に走行指令を送る。また、実際
の車間距離及び最悪の場合を想定して算出した安全停止
距離を時間換算して比較し、追突するおそれがあるとき
のみ自動走行車40を停止させる。各自動走行車40
は、実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車間距
離の余裕分を時間換算し、その余裕時間以上無線断が発
生したときのみ自車の走行を停止するECU48を搭載
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動走行車の管制制御装
置、特に自動走行車に走行状態を認識させ、また自動走
行車に対して適切な走行指示を与えて最適な自動走行制
御を行う自動走行車の管制制御装置に関する。
置、特に自動走行車に走行状態を認識させ、また自動走
行車に対して適切な走行指示を与えて最適な自動走行制
御を行う自動走行車の管制制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開発された車両あるいは車両に搭載され
る各種装置の試験を行うために実際にその車両をテスト
コースで自動走行させることがある。
る各種装置の試験を行うために実際にその車両をテスト
コースで自動走行させることがある。
【0003】図5は、従来の試験対象となる自動走行車
の管制制御装置を示した概略構成図である。管制制御コ
ンピュータ2は、通常管制室に設置されており、各種情
報の送受信、各種制御の指令を出すなど自動走行車の管
制制御を行うためのメインとなるコンピュータである。
車両が走行するテストコース6には、複数のループアン
テナ8が埋設されており、テストコース6の路側に設置
される通信装置4は、これらのループアンテナ8を1対
1に管理し、管制制御コンピュータ2と各ループアンテ
ナ8との間の情報通信を行う。ループアンテナ8は、例
えば2kmのテストコース6であれば約50個を一定間
隔に埋設される。
の管制制御装置を示した概略構成図である。管制制御コ
ンピュータ2は、通常管制室に設置されており、各種情
報の送受信、各種制御の指令を出すなど自動走行車の管
制制御を行うためのメインとなるコンピュータである。
車両が走行するテストコース6には、複数のループアン
テナ8が埋設されており、テストコース6の路側に設置
される通信装置4は、これらのループアンテナ8を1対
1に管理し、管制制御コンピュータ2と各ループアンテ
ナ8との間の情報通信を行う。ループアンテナ8は、例
えば2kmのテストコース6であれば約50個を一定間
隔に埋設される。
【0004】一方、テストコース6上には、複数の車両
が自動走行するわけであるが、この自動走行車10に
は、ループアンテナ8から位置情報及び走行指示等の指
令情報を受信する位置検出装置12と操舵、ブレーキ、
アクセルを動作させるアクチュエータを制御するエンジ
ン制御コンピュータ(ECU)14とが搭載される。
が自動走行するわけであるが、この自動走行車10に
は、ループアンテナ8から位置情報及び走行指示等の指
令情報を受信する位置検出装置12と操舵、ブレーキ、
アクセルを動作させるアクチュエータを制御するエンジ
ン制御コンピュータ(ECU)14とが搭載される。
【0005】以上の構成を有する従来の管制制御装置
は、走行している各自動走行車10に対して、位置補正
制御、スタート間隔制御、車間距離監視制御及びタイム
アウト制御等の走行制御を行っている。以下、各制御毎
に従来の動作を説明する。
は、走行している各自動走行車10に対して、位置補正
制御、スタート間隔制御、車間距離監視制御及びタイム
アウト制御等の走行制御を行っている。以下、各制御毎
に従来の動作を説明する。
【0006】位置補正制御 自動走行車10は、予めプログラム等により教示された
データに基づきプログラム運転で自動走行を行う。走行
中の自車の現在位置は、ABSセンサー等を用いたパル
スカウント方式で検出する。しかし、この方式ではパル
スカウントの累積誤差が大きく、コーナーを曲がるタイ
ミング等自動走行に支障をきたす場合がある。そこで、
各自動走行車10の現在走行位置を外部より補正する必
要がある。
データに基づきプログラム運転で自動走行を行う。走行
中の自車の現在位置は、ABSセンサー等を用いたパル
スカウント方式で検出する。しかし、この方式ではパル
スカウントの累積誤差が大きく、コーナーを曲がるタイ
ミング等自動走行に支障をきたす場合がある。そこで、
各自動走行車10の現在走行位置を外部より補正する必
要がある。
【0007】従来では、自動走行車10がループアンテ
ナ8を通過する時に現在位置を補正する方法を採用して
いる。すなわち各ループアンテナ8にそれぞれの絶対位
置の位置情報を持たせておき、コーナーの入口等の所定
の位置に配設しておく。各自動走行車10は、各ループ
アンテナ8の上を通過するときに位置情報を受け取るこ
とで自車が認識している現在走行位置を補正することが
できる。
ナ8を通過する時に現在位置を補正する方法を採用して
いる。すなわち各ループアンテナ8にそれぞれの絶対位
置の位置情報を持たせておき、コーナーの入口等の所定
の位置に配設しておく。各自動走行車10は、各ループ
アンテナ8の上を通過するときに位置情報を受け取るこ
とで自車が認識している現在走行位置を補正することが
できる。
【0008】スタート間隔制御 所定のテストコース6を複数の自動走行車10に走行さ
せる場合、各自動走行車10間の衝突を回避するため
に、スタート時点において所定の時間間隔をあけて走行
を開始させる必要がある。従来では、スタートさせる時
間間隔を、次にスタートさせる自動走行車10を何秒後
にスタートさせればよいかというシミュレーション(試
走)を行いそれを目で確認し、その結果を参考にして求
めていた。このようにして、走行する自動走行車10の
車間距離を取っていた。
せる場合、各自動走行車10間の衝突を回避するため
に、スタート時点において所定の時間間隔をあけて走行
を開始させる必要がある。従来では、スタートさせる時
間間隔を、次にスタートさせる自動走行車10を何秒後
にスタートさせればよいかというシミュレーション(試
走)を行いそれを目で確認し、その結果を参考にして求
めていた。このようにして、走行する自動走行車10の
車間距離を取っていた。
【0009】車間距離監視制御 上記スタート間隔制御によりスタート地点における時間
間隔を最適化できたとしても、車速の誤差、車両故障等
により走行時における車間距離が維持できず車両が追突
してしまうおそれがある。また、走行させる車両台数を
増やしたいわゆる高密度走行をさせる場合は、車間距離
を予め短くしなくてはならないため追突する可能性が高
くなる。従って、走行させた後に追突を回避するために
は、ある程度車間距離が短くなったら車間距離異常であ
ることを検出し場合によっては自動走行車10に対して
停止命令を出して走行を止めさせたり、自動走行車10
自ら停止する必要がある。
間隔を最適化できたとしても、車速の誤差、車両故障等
により走行時における車間距離が維持できず車両が追突
してしまうおそれがある。また、走行させる車両台数を
増やしたいわゆる高密度走行をさせる場合は、車間距離
を予め短くしなくてはならないため追突する可能性が高
くなる。従って、走行させた後に追突を回避するために
は、ある程度車間距離が短くなったら車間距離異常であ
ることを検出し場合によっては自動走行車10に対して
停止命令を出して走行を止めさせたり、自動走行車10
自ら停止する必要がある。
【0010】この自動走行車10を停止させるために、
管制制御コンピュータ2は、各自動走行車10の車間距
離を常時監視しておく必要がある。これは、次のように
して行われている。つまり、自動走行車10がループア
ンテナ8の上を通過したときに、各ループアンテナ8
は、各自動走行車10からユニークな車両番号等のデー
タを受信する。通信装置4は、このデータをループアン
テナ8のユニークなID番号とともに管制制御コンピュ
ータ2に送る。管制制御コンピュータ2は、通信装置4
からそれらのデータを受信することで全ての自動走行車
10の現在位置を把握することができる。ここで、各自
動走行車10の現在位置は、各ループアンテナ8の位置
に対応させて把握しているので、いずれか2台の自動走
行車10の間に存在するループアンテナ8の数が所定数
未満となれば、それら自動走行車10の車間が追突する
おそれのある程度に短くなったと判断することができ
る。従って、管制制御コンピュータ2は、追突するおそ
れがあると判断すると、通信装置4、ループアンテナ8
を介して全ての自動走行車10に停止命令を発し、走行
を止めさせることで追突を回避する。
管制制御コンピュータ2は、各自動走行車10の車間距
離を常時監視しておく必要がある。これは、次のように
して行われている。つまり、自動走行車10がループア
ンテナ8の上を通過したときに、各ループアンテナ8
は、各自動走行車10からユニークな車両番号等のデー
タを受信する。通信装置4は、このデータをループアン
テナ8のユニークなID番号とともに管制制御コンピュ
ータ2に送る。管制制御コンピュータ2は、通信装置4
からそれらのデータを受信することで全ての自動走行車
10の現在位置を把握することができる。ここで、各自
動走行車10の現在位置は、各ループアンテナ8の位置
に対応させて把握しているので、いずれか2台の自動走
行車10の間に存在するループアンテナ8の数が所定数
未満となれば、それら自動走行車10の車間が追突する
おそれのある程度に短くなったと判断することができ
る。従って、管制制御コンピュータ2は、追突するおそ
れがあると判断すると、通信装置4、ループアンテナ8
を介して全ての自動走行車10に停止命令を発し、走行
を止めさせることで追突を回避する。
【0011】タイムアウト制御 自動走行車10は、テストコース6上を走行しているの
で、正常な状態で自動走行していれば、ある一定時間内
に次のループアンテナ8の上を通過するはずである。し
かし、通信障害等何らかの理由により自動走行車10が
ループアンテナ8を一定時間以上認識できなくなる場合
がある。この場合、タイムアウトが発生し、その自動走
行車10は、即座に走行を止めることで追突を回避す
る。
で、正常な状態で自動走行していれば、ある一定時間内
に次のループアンテナ8の上を通過するはずである。し
かし、通信障害等何らかの理由により自動走行車10が
ループアンテナ8を一定時間以上認識できなくなる場合
がある。この場合、タイムアウトが発生し、その自動走
行車10は、即座に走行を止めることで追突を回避す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
管制制御装置においては、以下のような問題がある。
管制制御装置においては、以下のような問題がある。
【0013】まず、適切な位置補正制御を行うために1
kmのテストコースで20〜30個、2kmのテストコ
ースで約50個の自動走行車に絶対位置を伝えるための
手段が必要となるが、従来では、この手段としてループ
アンテナを用いるようにしたので、ループアンテナのみ
ならずループアンテナと1対1に実配線で接続される通
信装置をも配設しなければならず、設備コストがかか
る。
kmのテストコースで20〜30個、2kmのテストコ
ースで約50個の自動走行車に絶対位置を伝えるための
手段が必要となるが、従来では、この手段としてループ
アンテナを用いるようにしたので、ループアンテナのみ
ならずループアンテナと1対1に実配線で接続される通
信装置をも配設しなければならず、設備コストがかか
る。
【0014】また、ループアンテナをテストコースに埋
設させていたため、ループアンテナの移動が容易に行え
ず汎用性がない。これにより、走行パターンの変更、コ
ースレイアウトの変更等に即座に対応することができな
いという問題があった。
設させていたため、ループアンテナの移動が容易に行え
ず汎用性がない。これにより、走行パターンの変更、コ
ースレイアウトの変更等に即座に対応することができな
いという問題があった。
【0015】また、試行を目で確認してスタート時間を
決めていたのでは、必ずしも正確な指令を出せるとは限
らず、多くの台数を走らせる場合、あるいは周回時間に
かなりの差がある自動走行車を複数台走らせる場合に
は、適切なスタート時間間隔を見いだせるとは限らず追
突させてしまう可能性が高くなる。
決めていたのでは、必ずしも正確な指令を出せるとは限
らず、多くの台数を走らせる場合、あるいは周回時間に
かなりの差がある自動走行車を複数台走らせる場合に
は、適切なスタート時間間隔を見いだせるとは限らず追
突させてしまう可能性が高くなる。
【0016】また、車間距離監視制御においては、従
来、ループアンテナを用いて一定の区域を自動走行車に
占有させる閉塞制御方式を採用し、自動走行車の車間距
離が狭くなったときに自動走行車に停止命令を出して走
行を止めさせていた。しかし、ループアンテナを用いた
離散的かつ局所的な通信形態をとっていたため、ループ
アンテナの設置された位置でしか自動走行車に対して停
止命令を送ることができない。これにより、自動走行車
は、停止指令をリアルタイムに受信できず、その分レス
ポンスが遅くなってしまい、追突を起こすおそれが生じ
る。
来、ループアンテナを用いて一定の区域を自動走行車に
占有させる閉塞制御方式を採用し、自動走行車の車間距
離が狭くなったときに自動走行車に停止命令を出して走
行を止めさせていた。しかし、ループアンテナを用いた
離散的かつ局所的な通信形態をとっていたため、ループ
アンテナの設置された位置でしか自動走行車に対して停
止命令を送ることができない。これにより、自動走行車
は、停止指令をリアルタイムに受信できず、その分レス
ポンスが遅くなってしまい、追突を起こすおそれが生じ
る。
【0017】このレスポンスの遅れを補うために、追突
防止のための車間距離を必要以上に長めに取り停止命令
を早目に出すことも考えられるが、これだと高密度走行
ができなくなるし、また自動走行車に無用な停止をさせ
てしまう可能性がある。
防止のための車間距離を必要以上に長めに取り停止命令
を早目に出すことも考えられるが、これだと高密度走行
ができなくなるし、また自動走行車に無用な停止をさせ
てしまう可能性がある。
【0018】また、瞬時の通信障害の場合あるいは充分
な車間距離があった場合であっても通信断が発生したと
きに一律に即座に走行を止めさせるのでは、無用な停止
をさせてしまうことになり、無駄が生じる。
な車間距離があった場合であっても通信断が発生したと
きに一律に即座に走行を止めさせるのでは、無用な停止
をさせてしまうことになり、無駄が生じる。
【0019】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、追突させることな
く自動走行車の最適な自動走行制御を行う自動走行車の
管制制御装置を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、追突させることな
く自動走行車の最適な自動走行制御を行う自動走行車の
管制制御装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、所定の走行路を走
行する複数の自動走行車を管制制御する装置であって、
前記走行路上に移動可能に設置し、その設置される位置
を示す位置情報を記憶し送出する複数の位置情報記憶手
段と、各自動走行車に取り付けられ、前記位置情報記憶
手段に記憶された情報を読み取る情報読み取り手段と、
を有し、自動走行車は、走行位置の前記位置情報記憶手
段から位置情報を読み取ることで自車の認識している走
行位置を補正することを特徴とする。
するために、請求項1記載の発明は、所定の走行路を走
行する複数の自動走行車を管制制御する装置であって、
前記走行路上に移動可能に設置し、その設置される位置
を示す位置情報を記憶し送出する複数の位置情報記憶手
段と、各自動走行車に取り付けられ、前記位置情報記憶
手段に記憶された情報を読み取る情報読み取り手段と、
を有し、自動走行車は、走行位置の前記位置情報記憶手
段から位置情報を読み取ることで自車の認識している走
行位置を補正することを特徴とする。
【0021】請求項2記載の発明は、所定の走行路を走
行する複数の自動走行車を管制制御する装置であって、
各自動走行車の周回時間に基づいてスタート地点におけ
る時間間隔をほぼ均等にすべく各自動走行車のスタート
時間を算出する管制制御手段を有することを特徴とす
る。
行する複数の自動走行車を管制制御する装置であって、
各自動走行車の周回時間に基づいてスタート地点におけ
る時間間隔をほぼ均等にすべく各自動走行車のスタート
時間を算出する管制制御手段を有することを特徴とす
る。
【0022】請求項3記載の発明は、所定の走行路を走
行する複数の自動走行車を管制制御する装置であって、
各自動走行車の現在走行速度及び現在走行位置をリアル
タイムに検出する車両情報検出手段と、前記車両情報検
出手段からの現在走行位置に基づいて実際の車間距離を
算出する車間距離算出手段と、前記車両情報検出手段か
らの現在走行速度及び現在走行位置に基づいて各自動走
行車間の安全停止距離を算出する安全停止距離算出手段
と、算出した実際の車間距離及び安全停止距離を時間換
算する手段と、停止命令により自車を停止させる走行制
御手段と、を有し、自動走行車が通信時間等による遅延
時間走行した結果、車間距離が安全停止距離より短くな
ると判断されたときのみ自動走行車を停止させることを
特徴とする。
行する複数の自動走行車を管制制御する装置であって、
各自動走行車の現在走行速度及び現在走行位置をリアル
タイムに検出する車両情報検出手段と、前記車両情報検
出手段からの現在走行位置に基づいて実際の車間距離を
算出する車間距離算出手段と、前記車両情報検出手段か
らの現在走行速度及び現在走行位置に基づいて各自動走
行車間の安全停止距離を算出する安全停止距離算出手段
と、算出した実際の車間距離及び安全停止距離を時間換
算する手段と、停止命令により自車を停止させる走行制
御手段と、を有し、自動走行車が通信時間等による遅延
時間走行した結果、車間距離が安全停止距離より短くな
ると判断されたときのみ自動走行車を停止させることを
特徴とする。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項3記載の自
動走行車を管制制御する装置において、算出した実際の
車間距離及び安全停止距離から求めた車間距離の余裕分
を時間換算する手段を有し、その余裕時間分以上の通信
断が発生したときのみ自動走行車を停止させることを特
徴とする。
動走行車を管制制御する装置において、算出した実際の
車間距離及び安全停止距離から求めた車間距離の余裕分
を時間換算する手段を有し、その余裕時間分以上の通信
断が発生したときのみ自動走行車を停止させることを特
徴とする。
【0024】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係る自動走
行車の管制制御装置によれば、走行路上に位置情報を記
憶した位置情報記憶手段を移動可能に設置することがで
きるので、自動走行車が認識している絶対位置を補正す
ることができるとともに、走行パターンの変更等に即座
に対応することができる。
行車の管制制御装置によれば、走行路上に位置情報を記
憶した位置情報記憶手段を移動可能に設置することがで
きるので、自動走行車が認識している絶対位置を補正す
ることができるとともに、走行パターンの変更等に即座
に対応することができる。
【0025】また、管制制御手段は、複数の自動走行車
のスタート地点における時間間隔をほぼ均等になるよう
に計算し、スタート時間を求める。各自動走行車は、こ
のスタート時間に基づいて走行を開始することにより、
他の自動走行車と衝突することなく走行することができ
る。
のスタート地点における時間間隔をほぼ均等になるよう
に計算し、スタート時間を求める。各自動走行車は、こ
のスタート時間に基づいて走行を開始することにより、
他の自動走行車と衝突することなく走行することができ
る。
【0026】また、安全停止距離を最悪の場合を想定し
て求め、実際の車間距離及び安全停止距離を時間換算
し、時間換算された車間距離が時間換算された安全停止
距離以内に達したときのみ自動走行車を停止させるよう
にしたので、無用に自動走行車を停止させることなく、
かつ確実に追突を防止することができる。
て求め、実際の車間距離及び安全停止距離を時間換算
し、時間換算された車間距離が時間換算された安全停止
距離以内に達したときのみ自動走行車を停止させるよう
にしたので、無用に自動走行車を停止させることなく、
かつ確実に追突を防止することができる。
【0027】また、安全停止距離を最悪の場合を想定し
て求め、実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車
間距離の余裕分を時間換算し、その余裕時間分以上の通
信断が発生したときのみ自動走行車を停止させるように
したので、無用に自動走行車を停止させることなく、か
つ確実に追突を防止することができる。
て求め、実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車
間距離の余裕分を時間換算し、その余裕時間分以上の通
信断が発生したときのみ自動走行車を停止させるように
したので、無用に自動走行車を停止させることなく、か
つ確実に追突を防止することができる。
【0028】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
例を説明する。
【0029】図1は、本発明に係る自動走行車の管制制
御装置を示した概略構成図である。図1において、管制
制御コンピュータ32は、各車両の情報から位置補正制
御、スタート間隔制御、車間距離監視制御及びタイムア
ウト制御等の走行制御に必要な演算の実行、演算結果に
基づいた自動走行車の走行制御の指令等を行うコンピュ
ータであり、本実施例においては、各自動走行車の周回
時間に基づいてスタート地点における時間間隔をほぼ均
等にすべく各自動走行車のスタート時間を算出する管制
制御手段、車両情報検出手段からの現在走行位置に基づ
いて実際の車間距離を算出する車間距離算出手段、後述
する車両情報検出手段からの現在走行速度及び現在走行
位置に基づいて各自動走行車間の安全停止距離を算出す
る安全停止距離算出手段、算出した実際の車間距離及び
安全停止距離を時間換算する手段としての機能を有す
る。
御装置を示した概略構成図である。図1において、管制
制御コンピュータ32は、各車両の情報から位置補正制
御、スタート間隔制御、車間距離監視制御及びタイムア
ウト制御等の走行制御に必要な演算の実行、演算結果に
基づいた自動走行車の走行制御の指令等を行うコンピュ
ータであり、本実施例においては、各自動走行車の周回
時間に基づいてスタート地点における時間間隔をほぼ均
等にすべく各自動走行車のスタート時間を算出する管制
制御手段、車両情報検出手段からの現在走行位置に基づ
いて実際の車間距離を算出する車間距離算出手段、後述
する車両情報検出手段からの現在走行速度及び現在走行
位置に基づいて各自動走行車間の安全停止距離を算出す
る安全停止距離算出手段、算出した実際の車間距離及び
安全停止距離を時間換算する手段としての機能を有す
る。
【0030】更に、本実施例における管制制御装置は、
走行路であるテストコース36を所定範囲に分割したエ
リア毎に設けられ、自動走行車との間でリアルタイムに
無線通信を行う無線通信手段としての複数の無線基地局
34と、無線基地局34の制御を一括して行う無線コン
トローラ35と、を有する。管制制御コンピュータ32
と無線コントローラ35、また無線コントローラ35と
全ての無線基地局34とは、それぞれRS232Cなど
の有線で接続され通信を行う。全ての無線基地局34で
形成される通信域内にテストコース36があれば自動走
行車と通信が行えるので、各無線基地局34を例えばテ
ストコース36の内側に散在させて設置すれば効果的に
自動走行車と通信させることができる。また、テストコ
ース36上の絶対位置を含む位置情報を記憶し送出する
位置情報記憶手段としてのIDプレート38をテストコ
ース36に移動可能に設置する。
走行路であるテストコース36を所定範囲に分割したエ
リア毎に設けられ、自動走行車との間でリアルタイムに
無線通信を行う無線通信手段としての複数の無線基地局
34と、無線基地局34の制御を一括して行う無線コン
トローラ35と、を有する。管制制御コンピュータ32
と無線コントローラ35、また無線コントローラ35と
全ての無線基地局34とは、それぞれRS232Cなど
の有線で接続され通信を行う。全ての無線基地局34で
形成される通信域内にテストコース36があれば自動走
行車と通信が行えるので、各無線基地局34を例えばテ
ストコース36の内側に散在させて設置すれば効果的に
自動走行車と通信させることができる。また、テストコ
ース36上の絶対位置を含む位置情報を記憶し送出する
位置情報記憶手段としてのIDプレート38をテストコ
ース36に移動可能に設置する。
【0031】一方、テストコース36上を自動走行する
自動走行車40は、IDプレートからの位置情報を読み
取る情報読み取り手段としてのIDコントローラ42
と、無線基地局34との間で無線情報の通信を行う無線
移動局44と、無線移動局44の制御を行う車載用無線
コントローラ46と、IDコントローラ42からの位置
情報及び車載用無線コントローラ46からの無線情報を
受け取り自車の走行を制御するとともに自車の現在走行
速度及び現在走行位置をリアルタイムに検出し車両情報
を収集する車両情報車両情報検出手段、また、算出した
実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車間距離の
余裕分を時間換算する手段としてのECU48と、を搭
載する。
自動走行車40は、IDプレートからの位置情報を読み
取る情報読み取り手段としてのIDコントローラ42
と、無線基地局34との間で無線情報の通信を行う無線
移動局44と、無線移動局44の制御を行う車載用無線
コントローラ46と、IDコントローラ42からの位置
情報及び車載用無線コントローラ46からの無線情報を
受け取り自車の走行を制御するとともに自車の現在走行
速度及び現在走行位置をリアルタイムに検出し車両情報
を収集する車両情報車両情報検出手段、また、算出した
実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車間距離の
余裕分を時間換算する手段としてのECU48と、を搭
載する。
【0032】以上の構成を有する本実施例においては、
通信媒体として広域無線を採用し連続通信による連続制
御を行う。テストコース36上を複数の自動走行車40
が走行することになるので、広域無線の方式としてポー
リング方式を採用する。従って、管制制御コンピュータ
32は、各自動走行車40に対して指令情報及び他車の
車両情報をリアルタイムに与え、かつ各自動走行車40
から車両情報を得ることができる。本実施例は、管制制
御コンピュータ32が各種情報を収集し制御を行う中央
制御方式を採用する一方、各自動走行車40にも他車の
車両情報をリアルタイムに与えることにより、各自動走
行車40に自立制御させるという自立分散制御方式を採
用することもできるので、柔軟性のある管制制御を提供
することができる。
通信媒体として広域無線を採用し連続通信による連続制
御を行う。テストコース36上を複数の自動走行車40
が走行することになるので、広域無線の方式としてポー
リング方式を採用する。従って、管制制御コンピュータ
32は、各自動走行車40に対して指令情報及び他車の
車両情報をリアルタイムに与え、かつ各自動走行車40
から車両情報を得ることができる。本実施例は、管制制
御コンピュータ32が各種情報を収集し制御を行う中央
制御方式を採用する一方、各自動走行車40にも他車の
車両情報をリアルタイムに与えることにより、各自動走
行車40に自立制御させるという自立分散制御方式を採
用することもできるので、柔軟性のある管制制御を提供
することができる。
【0033】以下、本実施例における位置補正制御、ス
タート間隔制御、車間距離監視制御及びタイムアウト制
御の各動作について説明する。
タート間隔制御、車間距離監視制御及びタイムアウト制
御の各動作について説明する。
【0034】位置補正制御 本実施例における位置補正制御は、IDプレート38を
用いることを特徴とする。IDプレート38は、有線で
接続する必要もなくまた移動可能に設置することができ
るので走行パターンの変更等に即座に対応することがで
きる。また、設備コストがかからない。
用いることを特徴とする。IDプレート38は、有線で
接続する必要もなくまた移動可能に設置することができ
るので走行パターンの変更等に即座に対応することがで
きる。また、設備コストがかからない。
【0035】各自動走行車40は、通常パルスカウント
方式により自車において現在走行位置を検出している。
前述したように、パルスカウント方式では自動走行に支
障をきたす必要があるので、各自動走行車40の現在走
行位置を外部より補正する必要がある。本実施例では、
自動走行車40が各IDプレート38の上を通過すると
きに位置情報を受け取ることで自車が認識している現在
走行位置を補正することができる。
方式により自車において現在走行位置を検出している。
前述したように、パルスカウント方式では自動走行に支
障をきたす必要があるので、各自動走行車40の現在走
行位置を外部より補正する必要がある。本実施例では、
自動走行車40が各IDプレート38の上を通過すると
きに位置情報を受け取ることで自車が認識している現在
走行位置を補正することができる。
【0036】スタート間隔制御 前述したように、所定のテストコース36を複数の自動
走行車40に走行させる場合、各自動走行車40間の衝
突を回避するために、スタート時点において所定の時間
間隔をあけて走行を開始させる必要がある。
走行車40に走行させる場合、各自動走行車40間の衝
突を回避するために、スタート時点において所定の時間
間隔をあけて走行を開始させる必要がある。
【0037】図2は、本実施例において各自動走行車4
0がスタートする時間間隔を求める方法を説明するため
の図である。この図では、車両A、車両B及び車両Cの
3台の自動走行車40を走行させる場合について説明す
る。
0がスタートする時間間隔を求める方法を説明するため
の図である。この図では、車両A、車両B及び車両Cの
3台の自動走行車40を走行させる場合について説明す
る。
【0038】本実施例におけるテストコース36は周回
コースで、各車両はスタートして1周する毎に停止し再
スタートをするものとする。つまり、スタート地点がゴ
ール地点となる。この場合の車両Aの周回時間をT1、
車両Bの周回時間をT2、車両Cの周回時間をT3と
し、各周回時間の関係をT1≧T2≧T3とする。これ
らの周回時間は、予め周知な値であり、管制制御コンピ
ュータ32が保持している。
コースで、各車両はスタートして1周する毎に停止し再
スタートをするものとする。つまり、スタート地点がゴ
ール地点となる。この場合の車両Aの周回時間をT1、
車両Bの周回時間をT2、車両Cの周回時間をT3と
し、各周回時間の関係をT1≧T2≧T3とする。これ
らの周回時間は、予め周知な値であり、管制制御コンピ
ュータ32が保持している。
【0039】ここで、各車両A、B、Cの関係について
説明する。周回時間の一番長い車両Aを基準にして考え
ると、車両Aがスタートしてゴール地点に戻ってくる前
に車両B、Cはスタートしている必要がある。そうでな
いとゴール地点で追突してしまう。また、車両Bがスタ
ートしてゴール地点に戻ってくる前に車両Cはスタート
している必要があり、かつ先にスタートした車両Aはす
でにゴール地点に戻っていて更に再スタートをしている
必要がある。そうでないと、車両Cとはゴール地点で追
突してしまい、車両Aとは走行中に追突するかゴール地
点で追突してしまう。また、車両Cがスタートしてゴー
ル地点に戻ってくる前に車両A、Bはすでにゴール地点
に戻っていてかつ再スタートをしている必要がある。そ
うでないと、車両A、Bとは走行中に追突するかゴール
地点で追突してしまう。
説明する。周回時間の一番長い車両Aを基準にして考え
ると、車両Aがスタートしてゴール地点に戻ってくる前
に車両B、Cはスタートしている必要がある。そうでな
いとゴール地点で追突してしまう。また、車両Bがスタ
ートしてゴール地点に戻ってくる前に車両Cはスタート
している必要があり、かつ先にスタートした車両Aはす
でにゴール地点に戻っていて更に再スタートをしている
必要がある。そうでないと、車両Cとはゴール地点で追
突してしまい、車両Aとは走行中に追突するかゴール地
点で追突してしまう。また、車両Cがスタートしてゴー
ル地点に戻ってくる前に車両A、Bはすでにゴール地点
に戻っていてかつ再スタートをしている必要がある。そ
うでないと、車両A、Bとは走行中に追突するかゴール
地点で追突してしまう。
【0040】この関係を示したのが図2である。ここ
で、車両Aと車両B、車両Bと車両C、車両Cと車両
A、のスタート地点における時間間隔を全て均等としX
とする。なお、車両Aは一番周回時間が長いので停止時
間(インターバル)はないものとする。
で、車両Aと車両B、車両Bと車両C、車両Cと車両
A、のスタート地点における時間間隔を全て均等としX
とする。なお、車両Aは一番周回時間が長いので停止時
間(インターバル)はないものとする。
【0041】次に、図2を用いてより具体的に説明す
る。図2において、車両Aと車両Bとの関係に注目する
と、車両Bは、車両Aがスタートした後にスタートしか
つ車両Aがゴール(再スタート)してからX時間経過し
た後戻ってくることになる。従って、一番最初は、車両
Aがスタートしてから(T1−T2+X)時間経過後に
車両Bはスタートすることになる。その後、車両Bは、
(T1−T2)時間のインターバルを取れば、障害等が
発生しない限り車両Aと追突することはない。
る。図2において、車両Aと車両Bとの関係に注目する
と、車両Bは、車両Aがスタートした後にスタートしか
つ車両Aがゴール(再スタート)してからX時間経過し
た後戻ってくることになる。従って、一番最初は、車両
Aがスタートしてから(T1−T2+X)時間経過後に
車両Bはスタートすることになる。その後、車両Bは、
(T1−T2)時間のインターバルを取れば、障害等が
発生しない限り車両Aと追突することはない。
【0042】次に、車両Cは、車両Aとの関係に注目す
ると、時間間隔Xを作るために車両Aが到着するX時間
前にスタートする必要がある。また、車両Bとの関係に
注目すると、車両Bの再スタートしてからX時間経過し
た後にゴール地点に戻ってくることになる。従って、図
2から明らかなように車両Cが周回しているT3時間内
に以下の計算式で表される関係が成り立つ。
ると、時間間隔Xを作るために車両Aが到着するX時間
前にスタートする必要がある。また、車両Bとの関係に
注目すると、車両Bの再スタートしてからX時間経過し
た後にゴール地点に戻ってくることになる。従って、図
2から明らかなように車両Cが周回しているT3時間内
に以下の計算式で表される関係が成り立つ。
【0043】
【数1】T3=X+X+(T1−T2)+X これより、時間間隔Xは、
【数2】X=(T2+T3−T1)/3 となる。なお、このような関係から周回時間がそれぞれ
T1、T2である2台の車両の場合は、
T1、T2である2台の車両の場合は、
【数3】 X=T2/2 (T1≧T2) となる。なお、車両Cは、いったんスタートした後は、
(T1−T3)時間のインターバルを取れば、障害等が
発生しない限り車両Aと追突することはない。
(T1−T3)時間のインターバルを取れば、障害等が
発生しない限り車両Aと追突することはない。
【0044】管制制御コンピュータ32は、上記計算式
に基づいて、スタート地点における均等な時間間隔Xを
算出し、車両B、Cのスタート時間を求めると、無線コ
ントローラ35、無線基地局34を介して各車両に走行
指令として送る。
に基づいて、スタート地点における均等な時間間隔Xを
算出し、車両B、Cのスタート時間を求めると、無線コ
ントローラ35、無線基地局34を介して各車両に走行
指令として送る。
【0045】例えば、T1=290[秒]、T2=25
0[秒]、T3=220[秒]のとき、時間間隔Xは、
(250+220−290)/3=60[秒]となるこ
とから、車両Bは、車両Aがスタートしてから(290
−250+60=)100[秒]後にスタートすること
になり、車両Cは、車両Bがスタートしてから(290
−220+60=)130[秒]後、車両Aからは(2
90−60=)230[秒]後にスタートすることにな
る。
0[秒]、T3=220[秒]のとき、時間間隔Xは、
(250+220−290)/3=60[秒]となるこ
とから、車両Bは、車両Aがスタートしてから(290
−250+60=)100[秒]後にスタートすること
になり、車両Cは、車両Bがスタートしてから(290
−220+60=)130[秒]後、車両Aからは(2
90−60=)230[秒]後にスタートすることにな
る。
【0046】以上のように、本実施例によれば、各自動
走行車40の周回時間に基づいて均等の時間間隔を求
め、更にこの時間間隔に基づいて各自動走行車40のス
タート時間を求めることができる。時間間隔は、全ての
車両間において必ずしも均等である必要はないが、均等
にすることにより多少の誤差が発生したとしても追突の
可能性を低く抑えることができる。管制制御コンピュー
タ32は、算出されたスタート時間を各自動走行車40
に走行指令として送り、各自動走行車40は、この走行
指令に従ってスタートすることになるので、テストコー
ス36上を複数の自動走行車40が同時に走行させたと
しても車両故障等が発生しない限り追突を起こすおそれ
はなくなる。
走行車40の周回時間に基づいて均等の時間間隔を求
め、更にこの時間間隔に基づいて各自動走行車40のス
タート時間を求めることができる。時間間隔は、全ての
車両間において必ずしも均等である必要はないが、均等
にすることにより多少の誤差が発生したとしても追突の
可能性を低く抑えることができる。管制制御コンピュー
タ32は、算出されたスタート時間を各自動走行車40
に走行指令として送り、各自動走行車40は、この走行
指令に従ってスタートすることになるので、テストコー
ス36上を複数の自動走行車40が同時に走行させたと
しても車両故障等が発生しない限り追突を起こすおそれ
はなくなる。
【0047】車間距離監視制御 前述したように、スタート間隔制御によりスタート地点
における時間間隔を最適化できたとしても、車速の誤
差、車両故障等により走行時における車間距離が維持で
きず車両が追突してしまうおそれがある。従って、管制
制御装置は、車間距離を常時監視し車間距離がある程度
短くなった場合には速度調整を行ったり場合によっては
自動走行車40に対して停止命令を出して走行を止めさ
せる必要がある。あるいは、自動走行車40自ら停止す
る必要がある。
における時間間隔を最適化できたとしても、車速の誤
差、車両故障等により走行時における車間距離が維持で
きず車両が追突してしまうおそれがある。従って、管制
制御装置は、車間距離を常時監視し車間距離がある程度
短くなった場合には速度調整を行ったり場合によっては
自動走行車40に対して停止命令を出して走行を止めさ
せる必要がある。あるいは、自動走行車40自ら停止す
る必要がある。
【0048】本実施例において特徴的なことは、「距
離」で表されている情報を「時間」に関するデータに置
き換えて取り扱うことである。すなわち、追突を回避し
うる許容された車間距離と実際の車間距離との比較を単
なる距離の比較ではなく、後ろを走行する自動走行車4
0(以下、後走車という)がその前を走行する自動走行
車40(以下、前走車という)の位置に達するまでに要
する時間という「時間」に関するデータに置き換えて許
容された車間距離を導き出すことである。本実施例で
は、特に最悪の場合を想定してこの許容された車間距離
を算出する。これにより、追突を回避しうる許容された
車間距離をより正確に求めることができる。以下、車間
距離監視制御の動作について説明する。
離」で表されている情報を「時間」に関するデータに置
き換えて取り扱うことである。すなわち、追突を回避し
うる許容された車間距離と実際の車間距離との比較を単
なる距離の比較ではなく、後ろを走行する自動走行車4
0(以下、後走車という)がその前を走行する自動走行
車40(以下、前走車という)の位置に達するまでに要
する時間という「時間」に関するデータに置き換えて許
容された車間距離を導き出すことである。本実施例で
は、特に最悪の場合を想定してこの許容された車間距離
を算出する。これにより、追突を回避しうる許容された
車間距離をより正確に求めることができる。以下、車間
距離監視制御の動作について説明する。
【0049】本実施例における管制制御コンピュータ3
2は、ポーリング方式を採用した広域無線通信によりリ
アルタイムに各自動走行車40と通信を行うことができ
る。自動走行車40の走行時、管制制御コンピュータ3
2は、無線コントローラ35及び無線基地局34を介し
て各自動走行車40から現在走行速度及び現在走行位置
を含む車両情報をリアルタイムに受け取り、その一方で
各自動走行車40に対して他車の車両情報及び必要時に
は指令情報をリアルタイムに与える。
2は、ポーリング方式を採用した広域無線通信によりリ
アルタイムに各自動走行車40と通信を行うことができ
る。自動走行車40の走行時、管制制御コンピュータ3
2は、無線コントローラ35及び無線基地局34を介し
て各自動走行車40から現在走行速度及び現在走行位置
を含む車両情報をリアルタイムに受け取り、その一方で
各自動走行車40に対して他車の車両情報及び必要時に
は指令情報をリアルタイムに与える。
【0050】管制制御コンピュータ32は、各自動走行
車40から車両情報を受け取ると、実際の車間距離及び
各自動走行車40の安全停止距離を算出する。安全停止
距離とは、追突を回避しうる許容された車間距離のこと
である。
車40から車両情報を受け取ると、実際の車間距離及び
各自動走行車40の安全停止距離を算出する。安全停止
距離とは、追突を回避しうる許容された車間距離のこと
である。
【0051】ここで、前走車A及び後走車Bのそれぞれ
の現在走行速度をVa、Vb、現在走行位置をPa、P
b、後走車Bの安全停止距離をLbとすると、
の現在走行速度をVa、Vb、現在走行位置をPa、P
b、後走車Bの安全停止距離をLbとすると、
【数4】 車間距離(Pa−Pb−K)≧安全停止距離(Lb) が成立する車間距離を走行中に維持していれば衝突しな
いことがわかる。なお、Kは、後走車Bの車長であり、
この車長を考慮することで後走車Bを前走車Aの直前で
止めることができる。また、管制制御コンピュータ32
が他の自動走行車40から車両情報を受けてから自動走
行車40に停止命令を出して到着するまでに車間距離等
の処理時間、有線並びに無線通信時間等による遅延が生
じるが、本実施例では考えられるこれらの遅延時間の総
計を最大遅延時間Tとする。
いことがわかる。なお、Kは、後走車Bの車長であり、
この車長を考慮することで後走車Bを前走車Aの直前で
止めることができる。また、管制制御コンピュータ32
が他の自動走行車40から車両情報を受けてから自動走
行車40に停止命令を出して到着するまでに車間距離等
の処理時間、有線並びに無線通信時間等による遅延が生
じるが、本実施例では考えられるこれらの遅延時間の総
計を最大遅延時間Tとする。
【0052】次に、後走車Bの安全停止距離をLbを算
出する。本実施例における安全停止距離は、安全停止距
離が最大となる場合を想定して算出することを特徴とす
る。後走車Bは、管制制御コンピュータ32が停止命令
を送信した時点では現在走行速度Vbで走行していたと
してもそれ以降はどういう走行制御を受けているかはわ
からない。すなわち、後走車Bは、管制制御コンピュー
タ32が停止命令を送信した前からあるいはその直後か
ら最高加速度で加速し最高速度Vmaxで走行し続ける
という指令を受けている場合もあり得る。かかる場合が
安全停止距離が最大になると考えられる。従って、現在
走行速度Vbによる制動距離のみを考慮するだけでな
く、加速され現在走行速度Vb以上で走行する場合、通
信、処理時間による遅延時間等を考慮して安全停止距離
を求める必要がある。
出する。本実施例における安全停止距離は、安全停止距
離が最大となる場合を想定して算出することを特徴とす
る。後走車Bは、管制制御コンピュータ32が停止命令
を送信した時点では現在走行速度Vbで走行していたと
してもそれ以降はどういう走行制御を受けているかはわ
からない。すなわち、後走車Bは、管制制御コンピュー
タ32が停止命令を送信した前からあるいはその直後か
ら最高加速度で加速し最高速度Vmaxで走行し続ける
という指令を受けている場合もあり得る。かかる場合が
安全停止距離が最大になると考えられる。従って、現在
走行速度Vbによる制動距離のみを考慮するだけでな
く、加速され現在走行速度Vb以上で走行する場合、通
信、処理時間による遅延時間等を考慮して安全停止距離
を求める必要がある。
【0053】ここで、走行速度Vbから最高速度Vma
xまで加速する間に走行する距離をA(Vmax)(な
お、これに要する時間をTaとする)、最高速度Vma
xに達してからの走行距離をL(Vmax)(なお、こ
れに要する時間をTlとする)、最高速度Vmaxから
の制動距離(自動走行車40が停止命令を受けてから停
止するまでの距離であり速度により一律的に決まる)を
S(Vmax)とすると、
xまで加速する間に走行する距離をA(Vmax)(な
お、これに要する時間をTaとする)、最高速度Vma
xに達してからの走行距離をL(Vmax)(なお、こ
れに要する時間をTlとする)、最高速度Vmaxから
の制動距離(自動走行車40が停止命令を受けてから停
止するまでの距離であり速度により一律的に決まる)を
S(Vmax)とすると、
【数5】Lb=A(Vmax)+L(Vmax)+S
(Vmax) となり、前述した式に代入すると、
(Vmax) となり、前述した式に代入すると、
【数6】Pa−Pb−K−S(Vmax)≧A(Vma
x)+L(Vmax) となる。なお、この式において、左辺は、車間距離から
制動距離を減算していることを表している。右辺は、上
記で定義した走行速度Vbから最高速度Vmaxまで加
速する間に走行する距離をA(Vmax)と最高速度V
maxに達してからの走行距離L(Vmax)との和で
ある。これを時間に置き換えて考えることにすると、前
述したように右辺で表された距離を走行するのにかかる
時間は、(Ta+Tl)である。
x)+L(Vmax) となる。なお、この式において、左辺は、車間距離から
制動距離を減算していることを表している。右辺は、上
記で定義した走行速度Vbから最高速度Vmaxまで加
速する間に走行する距離をA(Vmax)と最高速度V
maxに達してからの走行距離L(Vmax)との和で
ある。これを時間に置き換えて考えることにすると、前
述したように右辺で表された距離を走行するのにかかる
時間は、(Ta+Tl)である。
【0054】ところで、A(Vmax)は、現在走行速
度Vbが決まれば途中で停止命令がかからない限り固定
された値である。すなわち、この距離を走行するのにか
かる時間Taは一定値となる。これに対して、L(Vm
ax)は、後走車Bが停止命令を実際に受けるまで増え
続ける値である。すなわち、この距離の走行時間Tl
は、変数となる。
度Vbが決まれば途中で停止命令がかからない限り固定
された値である。すなわち、この距離を走行するのにか
かる時間Taは一定値となる。これに対して、L(Vm
ax)は、後走車Bが停止命令を実際に受けるまで増え
続ける値である。すなわち、この距離の走行時間Tl
は、変数となる。
【0055】図3は、本実施例における車間距離監視制
御を説明するための図であり、時間と後走車Bの走行距
離との関係を示した図である。
御を説明するための図であり、時間と後走車Bの走行距
離との関係を示した図である。
【0056】まず、Taの起算時点Cに管制制御コンピ
ュータ32が停止命令を出すとする。ここで、時点Cか
ら加速し時点Dで最高速度Vmaxに達した後最高速度
Vmaxで走行し終わる時点E、すなわち(Ta+T
l)が最大遅延時間Xと等しい場合、図3(a)に示し
たように、後走車Bは、時点Eで管制制御コンピュータ
32からの停止命令を受けると制動距離S(Vmax)
走行して止まる。この場合、後走車Bは、前走車Aの直
前で止まることができる。
ュータ32が停止命令を出すとする。ここで、時点Cか
ら加速し時点Dで最高速度Vmaxに達した後最高速度
Vmaxで走行し終わる時点E、すなわち(Ta+T
l)が最大遅延時間Xと等しい場合、図3(a)に示し
たように、後走車Bは、時点Eで管制制御コンピュータ
32からの停止命令を受けると制動距離S(Vmax)
走行して止まる。この場合、後走車Bは、前走車Aの直
前で止まることができる。
【0057】次に、(Ta+Tl)が最大遅延時間Xよ
り大きい場合、図3(b)に示したように、後走車B
は、時点Eに達する前に管制制御コンピュータ32から
の停止命令を受け制動距離S(Vmax)走行して止ま
ることができるので、この場合、後走車Bは、前走車A
の前Pb1で止まることができる。
り大きい場合、図3(b)に示したように、後走車B
は、時点Eに達する前に管制制御コンピュータ32から
の停止命令を受け制動距離S(Vmax)走行して止ま
ることができるので、この場合、後走車Bは、前走車A
の前Pb1で止まることができる。
【0058】また、(Ta+Tl)が最大遅延時間Xよ
り小さい場合、図3(c)に示したように、後走車B
は、時点Eに達した後に管制制御コンピュータ32から
の停止命令を受けその時点から制動距離S(Vmax)
走行して止まることになる。この場合、後走車Bは、前
走車Aの位置Paを通り越してPb2まで走行しまうこと
になり、つまり前走車Aがすでにその位置Paで停止し
ていれば追突してしまうことになる。
り小さい場合、図3(c)に示したように、後走車B
は、時点Eに達した後に管制制御コンピュータ32から
の停止命令を受けその時点から制動距離S(Vmax)
走行して止まることになる。この場合、後走車Bは、前
走車Aの位置Paを通り越してPb2まで走行しまうこと
になり、つまり前走車Aがすでにその位置Paで停止し
ていれば追突してしまうことになる。
【0059】以上のことから、(Ta+Tl)<Xのと
き車間距離異常となる。従って、この場合、管制制御コ
ンピュータ32は、後走車Bが最大遅延時間走行した結
果、車間距離が安全停止距離より短くなると判断された
ときのみ後走車Bに対して実際に停止命令を出して停止
させる。もちろん、前走車Aの現在走行速度Vaの値を
参照に走行停止状態を確認して停止命令ではなく減速走
行指令を送信するようにしてもよい。
き車間距離異常となる。従って、この場合、管制制御コ
ンピュータ32は、後走車Bが最大遅延時間走行した結
果、車間距離が安全停止距離より短くなると判断された
ときのみ後走車Bに対して実際に停止命令を出して停止
させる。もちろん、前走車Aの現在走行速度Vaの値を
参照に走行停止状態を確認して停止命令ではなく減速走
行指令を送信するようにしてもよい。
【0060】また、(Ta+Tl)≧Xのとき、まだ安
全停止距離以上に実際の車間距離があると判断し、管制
制御コンピュータ32は、後走車Bに対して走行を続け
させることができる。
全停止距離以上に実際の車間距離があると判断し、管制
制御コンピュータ32は、後走車Bに対して走行を続け
させることができる。
【0061】ここで、
【数7】 S(Vmax)=(Vmax/3.6)2 /2gf A(Vmax)=((Vmax/3.6)2 −(Vb/
3.6)2 )/2a Ta=(Vmax−Vb)/3.6a Tl=(Pa−Pb−S(Vmax)−A(Vma
x))/(Vmax/3.6) であり(但し、gは重力加速度(=9.8m/s
2 )、fは摩擦係数、aは加速度)、本実施例におい
てはa=1.33m/s2 、f=0.2、Vmax=
50km/hとすると、
3.6)2 )/2a Ta=(Vmax−Vb)/3.6a Tl=(Pa−Pb−S(Vmax)−A(Vma
x))/(Vmax/3.6) であり(但し、gは重力加速度(=9.8m/s
2 )、fは摩擦係数、aは加速度)、本実施例におい
てはa=1.33m/s2 、f=0.2、Vmax=
50km/hとすると、
【数8】S(50)=49.2m A(50)=72.5m (Vb=0km/h) =69.6m (Vb=10km/h) =60.9m (Vb=20km/h) =46.4m (Vb=30km/h) =26.1m (Vb=40km/h) であり、Pa及びPbは、車両情報として得ることがで
きるので、これより、(Ta+Tl)を算出することが
できる。また、後走車Bの車長Kがわかれば安全停止距
離Lbを算出することができる。
きるので、これより、(Ta+Tl)を算出することが
できる。また、後走車Bの車長Kがわかれば安全停止距
離Lbを算出することができる。
【0062】なお、Vmax=50km/hまで加速で
きなかった場合、
きなかった場合、
【数9】 S(v)=((Vb/3.6)+a×Ta)2 /2gf A(v)=(Vb/3.6)×Ta+a×Ta2 /2 から(Ta+Tl)を算出することができる(但し、T
l=0)。
l=0)。
【0063】以上のように、本実施例によれば、追突を
回避するための車間距離の監視を「距離」ではなく「時
間」で監視し、それも最悪となる場合を想定して安全停
止距離を求め、この安全停止距離以上に実際の車間距離
が短くなると判断されたときのみ実際に停止命令を送信
するようにしたので、無用に自動走行車40を停止させ
ることなく、かつ後走車Bが前走車Aに追突することか
ら確実に防止することができる。
回避するための車間距離の監視を「距離」ではなく「時
間」で監視し、それも最悪となる場合を想定して安全停
止距離を求め、この安全停止距離以上に実際の車間距離
が短くなると判断されたときのみ実際に停止命令を送信
するようにしたので、無用に自動走行車40を停止させ
ることなく、かつ後走車Bが前走車Aに追突することか
ら確実に防止することができる。
【0064】なお、後走車Bを停止させることにより、
後走車Bの後走車が後走車Bに追突する可能性があるの
で、この場合、管制制御コンピュータ32は、全車に対
して停止命令を出すことになる。
後走車Bの後走車が後走車Bに追突する可能性があるの
で、この場合、管制制御コンピュータ32は、全車に対
して停止命令を出すことになる。
【0065】タイムアウト制御 上記車間距離監視制御において、(Ta+Tl)≧Xの
とき、まだ安全停止距離以上に実際の車間距離があると
判断し、管制制御コンピュータ32は、後走車に対して
走行を続けさせる。
とき、まだ安全停止距離以上に実際の車間距離があると
判断し、管制制御コンピュータ32は、後走車に対して
走行を続けさせる。
【0066】本実施例において特徴的なことは、上記車
間距離監視制御と同じように、実際の車間距離及び安全
停止距離から求めた車間距離の余裕分を時間換算し、そ
の余裕時間以上の通信断が発生したときのみ自動走行車
40を停止させることである。すなわち、通信障害等何
らかの理由により自動走行車40の走行時に無線基地局
34との間で通信断が発生したとしても、それが瞬時の
通信断であったり実際の車間距離が安全停止距離と比較
してまだ余裕があれば、即座に走行を停止させる必要が
なく、計算上、実際の車間距離が安全停止距離に達した
ときに始めて停止させればよい。これにより、無用に自
動走行車40を停止させることなく走行させるとともに
確実に追突を回避することができる。
間距離監視制御と同じように、実際の車間距離及び安全
停止距離から求めた車間距離の余裕分を時間換算し、そ
の余裕時間以上の通信断が発生したときのみ自動走行車
40を停止させることである。すなわち、通信障害等何
らかの理由により自動走行車40の走行時に無線基地局
34との間で通信断が発生したとしても、それが瞬時の
通信断であったり実際の車間距離が安全停止距離と比較
してまだ余裕があれば、即座に走行を停止させる必要が
なく、計算上、実際の車間距離が安全停止距離に達した
ときに始めて停止させればよい。これにより、無用に自
動走行車40を停止させることなく走行させるとともに
確実に追突を回避することができる。
【0067】以下、タイムアウト制御について説明す
る。
る。
【0068】前述したように、本実施例における管制制
御コンピュータ32は、無線コントローラ35及び無線
基地局34を介して各自動走行車40から現在走行速度
及び現在走行位置を含む車両情報をリアルタイムに受け
取り、その一方で各自動走行車40に対して他車の車両
情報及び必要時には指令情報をリアルタイムに与える。
従って、各自動走行車40は、自車と前走車の現在走行
位置に基づいて実際の車間距離を算出する車間距離算出
手段、現在走行速度及び現在走行位置に基づいて安全停
止距離を算出する安全停止距離算出手段、算出した実際
の車間距離及び安全停止距離を時間換算する手段を有す
ることで、管制制御コンピュータ32と同様、実際の車
間距離及び安全停止距離を算出することができる。本実
施例においては、ポーリング方式を採用しているので、
通信断が発生しなければ、各自動走行車40は、一定制
御周期毎に車両情報を受け取り、実際の車間距離及び安
全停止距離等のデータを更新する。
御コンピュータ32は、無線コントローラ35及び無線
基地局34を介して各自動走行車40から現在走行速度
及び現在走行位置を含む車両情報をリアルタイムに受け
取り、その一方で各自動走行車40に対して他車の車両
情報及び必要時には指令情報をリアルタイムに与える。
従って、各自動走行車40は、自車と前走車の現在走行
位置に基づいて実際の車間距離を算出する車間距離算出
手段、現在走行速度及び現在走行位置に基づいて安全停
止距離を算出する安全停止距離算出手段、算出した実際
の車間距離及び安全停止距離を時間換算する手段を有す
ることで、管制制御コンピュータ32と同様、実際の車
間距離及び安全停止距離を算出することができる。本実
施例においては、ポーリング方式を採用しているので、
通信断が発生しなければ、各自動走行車40は、一定制
御周期毎に車両情報を受け取り、実際の車間距離及び安
全停止距離等のデータを更新する。
【0069】ここで、通信断が発生した場合、各自動走
行車40は、追突回避のためどのくらいまで自車を停止
させないでいられるかというと、前述したように実際の
車間距離が安全停止距離に達するまでは停止しなくても
よく、そこに達したときに始めて停止すればよい。この
実際の車間距離と安全停止距離との差、すなわち車間距
離の余裕分を時間換算して余裕時間を求め、この余裕時
間以上通信断が続いたときのみ自車にて強制的に停止す
れば追突を回避させることができることになる。余裕時
間は、上記車間距離監視制御で説明したように(Ta+
Tl)時間となる。従って、自車においてデータを更新
してから次に車両情報を受け取り更新するまでの時間を
Yとすると、(Ta+Tl)<Yとなったときのみデー
タ更新異常として自車を強制的に停止すればよい。
行車40は、追突回避のためどのくらいまで自車を停止
させないでいられるかというと、前述したように実際の
車間距離が安全停止距離に達するまでは停止しなくても
よく、そこに達したときに始めて停止すればよい。この
実際の車間距離と安全停止距離との差、すなわち車間距
離の余裕分を時間換算して余裕時間を求め、この余裕時
間以上通信断が続いたときのみ自車にて強制的に停止す
れば追突を回避させることができることになる。余裕時
間は、上記車間距離監視制御で説明したように(Ta+
Tl)時間となる。従って、自車においてデータを更新
してから次に車両情報を受け取り更新するまでの時間を
Yとすると、(Ta+Tl)<Yとなったときのみデー
タ更新異常として自車を強制的に停止すればよい。
【0070】以上のような本実施例におけるタイムアウ
ト制御によれば、実際の車間距離及び安全停止距離から
求めた車間距離の余裕分を時間換算し、その余裕時間以
上の通信断が発生したときのみ自動走行車40を停止す
るようにしたので、自車を強制的に止めるタイムアウト
値を時差債の車間距離に応じて可変的に求めることがで
きる。これにより、通信断が発生したとしても無用に自
動走行車40を停止させることなく、かつ追突すること
から防止することができる。なお、図4は、自動走行車
40における車間距離監視制御及びタイムアウト制御の
処理の流れを示したフローチャートである。
ト制御によれば、実際の車間距離及び安全停止距離から
求めた車間距離の余裕分を時間換算し、その余裕時間以
上の通信断が発生したときのみ自動走行車40を停止す
るようにしたので、自車を強制的に止めるタイムアウト
値を時差債の車間距離に応じて可変的に求めることがで
きる。これにより、通信断が発生したとしても無用に自
動走行車40を停止させることなく、かつ追突すること
から防止することができる。なお、図4は、自動走行車
40における車間距離監視制御及びタイムアウト制御の
処理の流れを示したフローチャートである。
【0071】以上のように、本実施例は、前述した構成
を有し、広域無線を採用した連続通信による連続制御を
行うようにしたので、自動走行車40同士を追突させる
ことなく適切な自動走行制御を行うことができる。特
に、管制制御コンピュータ32による中央制御方式のみ
ならず、車両情報等を各自動走行車40に送るようにし
たので自立分散制御方式により各自動走行車40が自立
して自動走行するも可能となる。
を有し、広域無線を採用した連続通信による連続制御を
行うようにしたので、自動走行車40同士を追突させる
ことなく適切な自動走行制御を行うことができる。特
に、管制制御コンピュータ32による中央制御方式のみ
ならず、車両情報等を各自動走行車40に送るようにし
たので自立分散制御方式により各自動走行車40が自立
して自動走行するも可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、移動可
能な位置情報記憶手段を用いるようにしたので、設備コ
ストを抑えることが可能となる。また、走行パターンの
変更等があったとしても即座に対応することが可能とな
る。
能な位置情報記憶手段を用いるようにしたので、設備コ
ストを抑えることが可能となる。また、走行パターンの
変更等があったとしても即座に対応することが可能とな
る。
【0073】また、各自動走行車の周回時間に基づいて
スタート地点におけるほぼ均等な時間間隔を求め、各自
動走行車のスタート時間を算出するようにしたので、車
両故障等が発生しない限り各自動走行車に追突を起こさ
せることのなく走行させることが可能となる。
スタート地点におけるほぼ均等な時間間隔を求め、各自
動走行車のスタート時間を算出するようにしたので、車
両故障等が発生しない限り各自動走行車に追突を起こさ
せることのなく走行させることが可能となる。
【0074】また、追突を回避するための車間距離を
「距離」ではなく「時間」で監視し、それも最悪となる
場合を想定して安全停止距離を求め、この安全停止距離
以上に実際の車間距離が短くなったときのみ実際に自動
走行車を停止させるようにしたので、無用に自動走行車
を停止させることなく、かつ後走車が前走車に追突する
ことから防止することが可能となる。
「距離」ではなく「時間」で監視し、それも最悪となる
場合を想定して安全停止距離を求め、この安全停止距離
以上に実際の車間距離が短くなったときのみ実際に自動
走行車を停止させるようにしたので、無用に自動走行車
を停止させることなく、かつ後走車が前走車に追突する
ことから防止することが可能となる。
【0075】また、実際の車間距離及び安全停止距離か
ら求めた車間距離の余裕分を時間換算し、その余裕時間
分以上の通信断が発生したときのみ自動走行車を停止さ
せるようにしたので、自動走行車を強制的に止めるタイ
ムアウト値を実際の車間距離に応じて可変的に求めるこ
とが可能となる。これにより、通信断が発生しても無用
に自動走行車を停止させることなく、かつ後走車が前走
車に追突することから防止することが可能となる。
ら求めた車間距離の余裕分を時間換算し、その余裕時間
分以上の通信断が発生したときのみ自動走行車を停止さ
せるようにしたので、自動走行車を強制的に止めるタイ
ムアウト値を実際の車間距離に応じて可変的に求めるこ
とが可能となる。これにより、通信断が発生しても無用
に自動走行車を停止させることなく、かつ後走車が前走
車に追突することから防止することが可能となる。
【図1】本発明に係る自動走行車の管制制御装置の一実
施例を示した概略構成図である。
施例を示した概略構成図である。
【図2】本実施例において各自動走行車がスタートする
時間間隔を求める方法を説明するための図である。
時間間隔を求める方法を説明するための図である。
【図3】本実施例における車間距離監視制御を説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】本実施例における車間距離監視制御及びタイム
アウト制御の処理の流れを示したフローチャートであ
る。
アウト制御の処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【図5】従来の自動走行車の管制制御装置の一実施例を
示した概略構成図である。
示した概略構成図である。
32 管制制御コンピュータ 34 無線基地局 35 無線コントローラ 36 テストコース 38 IDプレート 40 自動走行車 42 IDコントローラ 44 無線移動局 46 車載用無線コントローラ 48 ECU
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の走行路を走行する複数の自動走行
車を管制制御する装置であって、 前記走行路上に移動可能に設置し、その設置される位置
を示す位置情報を記憶し送出する複数の位置情報記憶手
段と、 各自動走行車に取り付けられ、前記位置情報記憶手段に
記憶された情報を読み取る情報読み取り手段と、 を有し、 自動走行車は、走行位置の前記位置情報記憶手段から位
置情報を読み取ることで自車の認識している走行位置を
補正することを特徴とする自動走行車の管制制御装置。 - 【請求項2】 所定の走行路を走行する複数の自動走行
車を管制制御する装置であって、 各自動走行車の周回時間に基づいてスタート地点におけ
る時間間隔をほぼ均等にすべく各自動走行車のスタート
時間を算出する管制制御手段を有することを特徴とする
自動走行車の管制制御装置。 - 【請求項3】 所定の走行路を走行する複数の自動走行
車を管制制御する装置であって、 各自動走行車の現在走行速度及び現在走行位置をリアル
タイムに検出する車両情報検出手段と、 前記車両情報検出手段からの現在走行位置に基づいて実
際の車間距離を算出する車間距離算出手段と、 前記車両情報検出手段からの現在走行速度及び現在走行
位置に基づいて各自動走行車間の安全停止距離を算出す
る安全停止距離算出手段と、 算出した実際の車間距離及び安全停止距離を時間換算す
る手段と、 停止命令により自車を停止させる走行制御手段と、 を有し、自動走行車が通信時間等による遅延時間走行し
た結果、車間距離が安全停止距離より短くなると判断さ
れたときのみ自動走行車を停止させることを特徴とする
自動走行車の管制制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の自動走行車を管制制御す
る装置において、 算出した実際の車間距離及び安全停止距離から求めた車
間距離の余裕分を時間換算する手段を有し、その余裕時
間分以上の通信断が発生したときのみ自動走行車を停止
させることを特徴とする自動走行車の管制制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6171331A JPH0836691A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 自動走行車の管制制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6171331A JPH0836691A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 自動走行車の管制制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836691A true JPH0836691A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15921255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6171331A Pending JPH0836691A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 自動走行車の管制制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0836691A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002334392A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Toshiba Corp | 自動運転車両専用道路の保安制御システム |
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| JP2011043884A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Ihi Aerospace Co Ltd | 半自律型無人車両の遠隔操縦システム |
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| JP2024097861A (ja) * | 2014-11-19 | 2024-07-19 | エイディシーテクノロジー株式会社 | 車両 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6171331A patent/JPH0836691A/ja active Pending
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