JPH083681Y2 - アキュムレータ用ブラダ - Google Patents

アキュムレータ用ブラダ

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JPH083681Y2
JPH083681Y2 JP15341588U JP15341588U JPH083681Y2 JP H083681 Y2 JPH083681 Y2 JP H083681Y2 JP 15341588 U JP15341588 U JP 15341588U JP 15341588 U JP15341588 U JP 15341588U JP H083681 Y2 JPH083681 Y2 JP H083681Y2
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gas
elastic material
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JP15341588U
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義之 栗田
貴文 斉藤
実 吉田
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エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、アキュムレータ用ブラダに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種のアキュムレータ用ブラダでは、たとえ
ば第5図に示すアキュムレータ用ブラダ30のごとく、シ
ェル(図示せず)においてガス室41Aから液体室41Bに向
けてガス(たとえば窒素ガス)が透過することを阻止す
るために、弾性材料層31とガス遮蔽層32とを有し、ガス
遮蔽層32の少なくとも周縁部32aを弾性材料層31に埋設
してなるものが提案されていた。ガス遮蔽層32は第6図
(a)に示すような平板状の素材シート32Aを同図
(b)に示すように湾曲形成したもので、素材シート32
Aは、織布(たとえばメリヤスなど)あるいは不織布な
どの補強材の少なくとも一面に対し、ポリビニルアルコ
ール,ポリフッ化ビニルあるいは塩化ビニリデンなどの
ガス透過性の低い樹脂膜あるいは金属箔からなるガス遮
蔽膜を配設してなることにより形成されており、補強材
およびガス遮蔽膜を少なくとも一層ずつ備えている。
[解決すべき問題点] しかしながら、従来のアキュムレータ用ブラダ30
は、ガス遮蔽層32の周縁部32aの端面32bが弾性材料層31
の周縁部31aの端面31bまで延長されていなかったので、
(i)ガス室41A内のガスが弾性材料層31の内部に侵入
した場合、ガス遮蔽層32のガス室41A側表面にそって第
5図の破線矢印のごとく移動したのち、弾性材料層31の
内部にあるガス遮蔽層32の周縁部32aの端面32bを迂回す
ることによって第5図の破線矢印のごとくその液体室41
B側表面へ廻り込み、液体室41B側にある弾性材料層31の
内部へ侵入し、結果的にガス室41Aから液体室41Bへ透過
してしまう欠点があり、ひいては(ii)ガス室41A内の
ガス圧が経時変化してしまう欠点があった。
そこで本考案は、これらの欠点を除去すべく、ガス遮
蔽層の周縁部の端面を弾性材料層の周縁部の端面に対し
て表面露出させたアキュムレータ用ブラダを提供せんと
するものである。
(2)考案の構成 [問題点の解決手段] 本考案の問題点の解決手段は、以下のように構成され
ている。すなわち、 内室を形成するシェル(21)の内周面と固定部材(22)
との間に周縁部(11a)が取り付けられてガス室(21A)
と液体室(21B)とに区画するアキュムレータ用ブラダ
であつて、筒状に形成された周縁部(11a)を有する弾
性材料層(11)と弾性材料層(11)の表面または内部へ
積層したガス遮断層(12)とを有し、ガス遮断層(12)
の周縁部(12a)が少なくとも弾性材料層(11)の周縁
部(11a)に埋設されていると共にガス遮断層(12)の
周縁部(12a)の端面(12b)が弾性材料層(11)の周縁
部(11a)の端面(11b)とほぼ同一面に切断して形成さ
れているものである。
[作用] 本考案にかかるアキュムレータ用ブラダは、上記構成
を有しているので、(i)ガス遮蔽層のガス室側表面に
そってガスがその周縁部端面まで移動しても液体室側表
面へ廻り込み弾性材料層を介して液体室内へ透過するこ
とを阻止する作用をなし、ひいては(ii)ガス室内のガ
ス圧が経時変化してしまうことを抑制する作用をなす。
[実施例] 次に本考案にかかるアキュムレータ用ブラダについ
て、その好ましい実施例を挙げ具体的に説明する。しか
しながら以下に説明する実施例は、本考案の理解を容易
化ないし促進化するために記載されるものであって、本
考案を限定するために記載されるものではない。換言す
れば、以下に説明される実施例において開示される各部
材は、本考案の精神ならびに技術的範囲に属する全ての
設計変更ならびに均等物置換を含むものである。
第1図は、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダの
一実施例を示す断面図である。
第2図は、第1図実施例の一部を拡大して示す部分拡
大断面図である。
第3図は、第1図実施例の使用要領を示す部分断面図
である。
第4図(a)(b)は、第1図実施例の製造要領を示
す部分拡大断面図である。
まず第1図ないし第4図(a)(b)を参照しつつ、
本考案にかかるアキュムレータ用ブラダの一実施例につ
いて、その構成を詳細に説明する。
10は、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダであっ
て、ゴムなどの弾性材料からなる弾性材料層11と、ガス
遮蔽層12と、ポペット13とを有しており、ガス遮蔽層12
はその周縁部12aが弾性材料層11に埋設されており、こ
のガス遮蔽層12の周縁部12aの端面12bが弾性材料層11の
周縁部11aの端面11bにまで達して表面露出している。ま
た弾性材料層11の周縁部11aは後述のシェル21の内面に
固定部材22をもって取り付けられるのに際して十分なシ
ール性を確保するために、他の部分より厚肉に成形され
ており、かつ周縁部11aのシェル21側の面には突部11cが
形成されている。尚、ガス遮蔽層12はその周縁部12aの
みならずその全体が弾性材料層11に埋設されていても良
い。
ガス遮蔽層12は、織布(たとえばメリヤスなど)ある
いは不織布などの補強材12cの少なくとも一面に対し、
ポリビニルアルコール,ポリフッ化ビニルあるいは塩化
ビニリデンなどのガス透過性の低い樹脂膜あるいは金属
箔からなるガス遮蔽膜12dを配設してなることにより形
成されており、補強材12cおよびガス遮蔽膜12dを少なく
とも一層ずつ備えている。
20は、アキュムレータであって、本考案にかかるアキ
ュムレータ用ブラダ10によりシェル21の内部空間がガス
室21Aと液体室21Bとに区画されている。すなわち本考案
にかかるアキュムレータ用ブラダ10は、その周縁部をシ
ェル21の内面に当接させるように配置され、固定部材22
によってシェル21の内面に押し付けられることにより固
定部材22とともにシェル21の内面に固定されている。
シェル21のガス室21Aには、ガス供給口23aから供給さ
れた適宜のガス(たとえば窒素ガス)が閉鎖部材23によ
ってそのガス供給口23aを閉鎖することにより、充填さ
れている。
またシェル21の液体室21Bには、ポペット13によって
内側開口が閉鎖可能な連絡部材24の連絡口24Aを介して
適宜の液体供給源(図示せず)が連絡されており、その
液体供給源の圧力に応じて液体が供給されている。
更に第1図ないし第4図(a)(b)を参照しつつ、
本考案にかかるアキュムレータ用ブラダの一実施例につ
いて、その製造要領を詳細に説明する。
弾性材料層11およびガス遮蔽層12の積層成形に際し、
弾性材料層11の本来の周縁部11aの端面11bを越えた位置
まで弾性材料層11およびガス遮蔽層12の周縁部を延長す
るよう、成形せしめる(第4図(a)参照)。このとき
弾性材料層11およびガス遮蔽層12の周縁部端面を外周方
向に向けて成形しておけば、シワあるいはヒダの発生を
抑制でき、好ましい。
次いで弾性材料層11およびガス遮蔽層12の周縁部を、
弾性材料層11の本来の周縁部11aの端面11bに対し一致す
る切断面もしくはその端面11bに対し破線X−Xで示し
たごとく面取するよう傾斜(好ましくは45度未満の角度
だけ傾斜)して交叉する切断面にそって切断することに
より、除去する(第4図(a)(b)参照)。
これにより本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ10
は、ガス遮蔽層12の周縁部12aの端面12bが弾性材料層11
の周縁部11aの端面11bに対して露出せしめられる。
加えて第1図ないし第4図(a)(b)を参照しつ
つ、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダの一実施例
について、その作用を詳細に説明する。
本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ10は、固定部
材22によってシェル21に取付けられたとき、ガス遮蔽層
12が固定部材22に接触する位置まで延長されることとな
るので、ガス室21Aからガス室21A側にある弾性材料層11
の内部に侵入したガスがガス遮蔽層12の表面にそって周
縁部12aの端面12bまで移動しても液体室21B側表面へ廻
り込み液体室21B側の弾性材料層11を介して液体室21B内
へ透過することを阻止できる。
ひいては本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ10
は、ガス室21A内のガス圧が経時変化してしまうことを
抑制できる。
また上記実施例にかかるアキュムレータ用ブラダ10
は、製造時にガス遮蔽層12の周縁部が成形ののち切断に
よって除去されているので、成形時に周縁部に発生され
るシワないしヒダなどを除去でき、ガス遮蔽層12が使用
時にその周縁部で座屈を生じて補強材12cあるいはガス
遮蔽膜12dで亀裂ないし接着剥離を発生することを回避
できる。
(3)考案の効果 イ)本考案のアキュムレータ用ブラダは、弾性材料層の
周縁部(取付部)に少なくともガス遮断層の周縁部が埋
設されて両周縁部の端面がほぼ同一面に形成されてい
る。そして、ブラダの周縁部は、両側からシェルの内周
面と固定部材とにより圧接状態に取付られている。した
がつて、ガス遮断層の端面は固定部材に対し弾性材料層
の周縁部により両側から弾性的に押圧された状態で圧接
合する。その結果、ガス遮断層に密接性が小さくとも、
固定部材に弾性的に接合し、ガス室側のガスが液体室に
浸透するのを効果的に防止することができる。
ロ)弾性材料層の周縁部の端面までガス遮断層の端面が
達していないと、周縁部が両側から圧着されても、周縁
部のガス遮断層のない部分をガスが透過するが、本考案
のように、ガス遮断層の端面が弾性材料層の端面とほぼ
同一面に形成されていると、両側から圧接されたとき、
ガス遮断層の端面は、必ず固定部材に接合するから、ガ
ス室のガスが周縁部を回つて液体室に透過するのを効果
的に防止することができる。
ニ)弾性材料層の筒状の周縁部にガス遮断層を埋設する
ためには、ガス遮断層の周縁部外方を成形型に保持して
しなければならない。そうでないと、ガス遮断層は成形
時に弾性材料層の側面に押しやられて装着されたように
なる。このため、ガス遮断層と弾性材料層の端面は切断
により形成されるが、このガス遮断層の端面は、前述し
たように、固定部材に接合してガス室のガスが液体室側
に浸透するのを効果的に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるアキュムレータ用ブラダの一実
施例を示す断面図、第2図は第1図実施例の一部を拡大
して示す部分拡大断面図、第3図は第1図実施例の使用
要領を示す部分断面図、第4図(a)(b)は第1図実
施例の製造要領を示す部分拡大断面図、第5図は従来例
を示す部分拡大断面図、第6図(a)(b)は第5図従
来例の製造要領を示す部分拡大断面図である。10 ……アキュムレータ用ブラダ 11……弾性材料層 11a……周縁部 11b……端面 11c……突部 12……ガス遮蔽層 12a……周縁部 12b……端面 12c……補強材 12d……ガス遮蔽膜 13……ポペット20 ……アキュムレータ 21……シェル 12A……ガス室 21B……液体室 22……固定部材 23……閉鎖部材 23a……ガス供給口 24……連絡部材 24a……連絡口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−106001(JP,U) 実開 昭63−36701(JP,U) 実開 昭61−148901(JP,U) 実開 昭61−200902(JP,U) 実開 昭63−160403(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内室を形成するシェル(21)の内周面と固
    定部材(22)との間に周縁部(11a)が取り付けられて
    ガス室(21A)と液体室(21B)とに区画するアキュムレ
    ータ用ブラダであつて、筒状に形成された前記周縁部
    (11a)を有する弾性材料層(11)と前記弾性材料層(1
    1)の表面または内部へ積層したガス遮断層(12)とを
    有し、前記ガス遮断層(12)の周縁部(12a)が少なく
    とも前記弾性材料層(11)の前記周縁部(11a)に埋設
    されていると共に前記ガス遮断層(12)の周縁部(12
    a)の端面(12b)が前記弾性材料層(11)の周縁部(11
    a)の端面(11b)とほぼ同一面に切断して形成されてい
    ることを特徴とするアキュムレータ用ブラダ。
JP15341588U 1988-11-25 1988-11-25 アキュムレータ用ブラダ Expired - Lifetime JPH083681Y2 (ja)

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