JPH0836849A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0836849A
JPH0836849A JP16945494A JP16945494A JPH0836849A JP H0836849 A JPH0836849 A JP H0836849A JP 16945494 A JP16945494 A JP 16945494A JP 16945494 A JP16945494 A JP 16945494A JP H0836849 A JPH0836849 A JP H0836849A
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track
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deceleration
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JP16945494A
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Kiyoshi Okamoto
清志 岡本
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置において、外乱の影響を受け
ず、所定時間に目標のトラックへ正確に信頼性高いジャ
ンプ動作することを目的とする。 【構成】 光ディスクに情報を記録又は再生するレーザ
ー光を発生する光源と、光ディスクに投射されたレーザ
ー光の反射光を検出する検出器2と、光ディスク上のト
ラックにレーザー光を追従させるトラッキング手段と、
隣接トラックにジャンプさせる際にアクチュエータを加
速する手段12と、加速パルスを所定時間後に終了する
手段と、加速パルスを印加中にトラッキングエラー信号
を格納するレジスター1と、その前回のデータを格納す
るレジスター2と、レジスター1及びレジスター2の両
者の値からゼロクロスポイントを予測する予測手段と、
予測手段から前記加速パルスを終了する手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報の記録又は再生を
行う光ディスク装置に関し、特に円盤状の光ディスクに
刻まれたトラックに高速にトラックジャンプするトラッ
クジャンプ制御装置及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来、光ディスク装置においては、光ディ
スクに情報を記録又は再生するレーザー光線を発生する
光源として、赤外線から紫外線に至る広い範囲の光スペ
クトルの内、特定のコヒーレントな光レーザー光線を用
いていて、近年は、その小形化、軽量化が進み、主に光
半導体等でこの光レーザー光線を発生している。
【0003】一方、光ディスク装置における光ディスク
には、一般にスパイラル状トラックと同心円状トラック
が設けられ、このトラック上に記録したり、再生した信
号を正確に記録又は再生するために光照射部又は光検出
部を設け、そのトラック上にトレースできるようにトラ
ッキングサーボ回路が具備されている。
【0004】このトラッキングサーボ回路は、光ディス
クの記録再生トラックに沿って、記録再生情報を照射読
取るべく光ディスクの半径方向における偏倚量に応じた
トラッキングエラー信号を生成し、このトラッキングエ
ラー信号に応じて照射読取り用スポットを光ディスク半
径方向に偏倚させるためにトラッキングアクチュエータ
を駆動することによって記録再生トラックに対する位置
制御を行う、いわゆる閉サーボ制御系となっている。
【0005】このようなトラッキングサーボ回路におい
て、照射読取り用スポットが記録再生トラックを飛越す
ジャンプ動作を行わせる場合がある。
【0006】このジャンプさせるトラッキング動作ある
いはシーク動作には、粗動モータによる粗シーク動作
と、光ピックアップ内のアクチュエータによる精細シー
ク動作との2段構え又は後者のみの動作で行われる。こ
れは、目標トラックまでのトラックを横切る数が小さい
時は、1トラックを横切る動作の繰返しで精細シークを
行う。また、スパイラル状トラックのあるトラック上に
光スポットを留めておくために、また同心円状トラック
の場合でも、1トラックを横切る精細シークを光ディス
クの1回転ごとに行って、トラックジャンプを正確に行
う場合もある。
【0007】このトラックジャンプ指示操作によるトラ
ックジャンプ動作については、先行技術として特開昭5
2−26802号(特公昭57−1051号)に開示さ
れている。この先行技術によれば、照射光源から発した
光ビームを可動鏡を介して光ディスク上を照射して、そ
の反射光を可動鏡と半透鏡を介してトラッキング誤差検
出器によってトラッキングエラー信号を得ている。この
トラッキングエラー信号が零になるポイント、即ちトラ
ック移動中のトラック間の中間点を検出して、可動鏡の
駆動手段によるトラッキングアクチェータの加減速を切
換える方法が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術においては、ディスクの反りや偏心またはディス
ク回転のノイズやディスクの上のゴミあるいは環境等の
外乱の影響によって、例えば第5図に示すようなトラッ
クエラー信号が得られる。そのため、トラッキングアク
チェータへの駆動電圧は、トラックジャンプ動作開始直
前に駆動電圧△aが印加され、一部加速される。続いて
正規のジャンプ動作が開始され、ジャンプ加速電圧a1が
トラックエラー信号のゼロクロス点までの時間Taの間印
加される。続いてその直後アクチュエータ駆動電圧は減
速側に切換えられ、ジャンプ減速電圧−a1が時間Tbの間
印加される。この印加時間はジャンプ動作時間を一定と
した場合上記外乱によりトラックエラー信号が正弦波と
はならず加速度時間Taに比べ減速度時間Tdが短くなる。
従って、このような場合ブレーキが不足してしまって目
標地点を越えてしまうこともあり、正確なジャンプ動作
ができなくなるという問題点があった。
【0009】また、トラッキングエラー信号をサンプリ
ング手段により離散的に検出する場合について、第6図
に示す問題もあった。即ち、図にはトラックエラー信号
上に離散的なサンプリングポイントを示し、各ポイント
の振幅を検出してゼロクロス点を検出しようとするもの
である。この図からトラックエラー信号の正確なゼロク
ロス点がA点であるにもかかわらず、離散的なトラック
エラー信号を得ているために、B点でゼロクロスを判断
することになる。その結果、△t時間だけ遅れて減速パ
ルスを印加することになる。そのため、加速電圧a1の駆
動信号は、△t時間だけ余分に印加し過ぎることとな
る。従って、加速し過ぎてブレーキが足りなくなり、目
標地点を越えてしまい、オーバーランしてしまうと言う
問題があった。
【0010】一方、駆動信号の加速電圧の振幅と印加期
間を限定することを開示する特開平6−44586号の
手段もあった。これは、トラッキングサーボの安定性や
量産性、小型化の点で優れているというソフトウェア・
サーボ方式を示し、アナログ信号のトラッキングエラー
信号がA/D変換器でサンプリングされると、サンプリ
ングポイント毎に階段状に値が変化するので、まずキッ
クパルスが印加され、その後のゼロクロス点近傍のサン
プリング振幅値に応じて、ブレーキパルスの振幅あるい
は幅を可変設定するものである。
【0011】この場合、加速の印加期間中に、ディスク
の衝撃等による外乱によって、加速度が速くなってしま
った場合でも、所定時間が経過しないと、トラッキング
状態を認識できないことがある。そのため、加速度が充
分であるにも関わらず所定時間が経過するまでの間も、
必要以上に加速パルスを印加してしまう。従って、外乱
等に対して、対応が遅れてしまう。その結果、所定時間
後に減速度を長い時間印加しなければならなくなり、ジ
ャンプ動作の安定性に欠け、系の消費電力が増加した
り、アクチュエータに負担が掛かってしまうという問題
点があった。
【0012】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑
み、トラックのジャンプ動作を正確に実行するトラック
ジャンプ制御装置及び光ディスク装置を提供することを
目的とする。さらに詳しくは、かかるジャンプ動作の信
頼性を向上させることのできる光ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明による光ディス
ク装置は、光ディスクに情報を記録又は再生するレーザ
ー光を発生する光源と、光ディスクに投射されたレーザ
ー光の反射光を検出する検出器と、光ディスク上のトラ
ックにレーザー光を追従させるトラッキング手段と、レ
ーザー光をトラックに隣接するトラックにジャンプさせ
る際にジャンプ加速パルスを印加してアクチュエータを
加速する手段とを具備し、加速パルスを所定時間後に終
了する手段と、加速パルスを印加する期間中にトラック
エラー信号を格納するレジスター1と、レジスター1に
格納した値の前回データを格納するレジスター2と、レ
ジスター1及びレジスター2の両者の値からゼロクロス
ポイントを予測する予測手段と、予測手段から加速パル
スの印加を終了する手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】さらに、この発明による光ディスク装置
は、終了する手段の加速パルスの印加終了時のレジスタ
ー1の値又はレジスター2の値若しくはレジスター1と
レジスター2の両者の値から減速パルスの振幅又は減速
パルスの印加時間を設定する設定手段と、トラックをジ
ャンプする減速パルスを印加してアクチュエータを減速
させる減速手段と、減速パルスを所定時間後に終了する
第1の終了手段とを具備し、若しくは減速パルスを印加
する時間中にトラックエラー信号を格納するレジスター
1とレジスター1の前回データを格納するレジスター2
の両者の値からゼロクロスポイントを予測する第2の予
測手段と、第2の予測手段から減速パルスの印加を終了
する第2の終了手段とを具備することを特徴とする。
【0015】また、本発明によるトラックジャンプ制御
装置は、トラッキングエラー信号のゼロクロス点を検出
してトラッキングアクチュエータを制御するトラックジ
ャンプ制御装置であって、トラッキングエラー信号を逐
次トレースするトレース手段と、トレース手段からトラ
ッキングエラー信号の振幅変化を予測する予測手段と、
予測手段の出力からトラッキングエラー信号のゼロクロ
ス点を検出する検出手段と、検出手段の出力によりトラ
ッキングアクチュエータへの駆動電圧を変化する駆動手
段とを備えたことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明によるトラックジャンプ制
御装置では、前記駆動手段がトラッキングアクチュエー
タへの加速印加電圧から減速印加電圧に切換える第1の
切換手段とトラッキングアクチュエータへの減速印加電
圧をゼロに切換える第2の切換手段とを含むことを特徴
とする。
【0017】加えて、本発明によるトラックジャンプ制
御装置は、前記予測手段がトラッキングエラー信号をサ
ンプリング抽出するトレース手段からのサンプリング値
の前後の値に基づいて線形予測により計算された予測計
算値について持続していた正又は負の値が反転した場合
には次のサンプリング値がゼロクロスすることを判定す
る判定手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】この発明による光ディスク装置においては、隣
接するトラックへのジャンプ動作の際、特にトラックエ
ラー信号がゼロクロスする前に、そのトラックエラー信
号の振幅を逐次蓄え、その前回の蓄えた値と次回の蓄え
た値とからトラックエラー信号がゼロクロスする点を予
測し、その予測に応じて加速パルスの印加をストップす
る。こうして、その予測時の加速パルスの振幅とその加
速時間に応じて減速パルスの振幅と減速時間とを設定し
て、減速時間の終了とともに減速パルスの印加をストッ
プすることが可能となるので、正確なトラッキングサー
ボが掛かると共に、正規のトラック上に光ピックアップ
がビームを照射し、反射することとなり高振幅の信号を
得られる。
【0019】また、その予測時の加速パルスの振幅とそ
の加速時間に応じて減速パルスの振幅と減速時間とを設
定して、加減速の切換えとともに、減速パルスを印加し
てアクチュエータを減速させ、設定した減速時間の経過
後に減速パルスの伝送をストップする。若しくは、減速
パルスの印加中をもトラックエラー信号の状態をトレー
スしつつ、そのトラックエラー信号がゼロクロスポイン
ト近傍でゼロクロスポイントを予測して、その予測に従
って減速パルスの印加を止めることとした。こうして、
常時若しくはゼロクロスポイント近辺で、正確なゼロク
ロス点を察知して、加速パルスと減速パルスとを切換
え、又は減速パルスをストップするので、外乱に影響さ
れない正確なゼロクロス点を検出でき、高精度な且つ信
頼性の高いジャンプ動作を達成できる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を第1図ないし第4図を参照
しつつ説明する。
【0021】第1図は、本発明の光ディスク装置のディ
ジタルサーボ系の一実施例を示すブロック図である。
【0022】図において、1はスピンドルモータにより
回転される記録用及び/又は再生用光ディスク、2は光
ディスク1に光ビームを照射及び反射し、対物レンズや
偏光プリズムあるいは反射鏡、光半導体等を含む光学
系、3は光学系2の出力に基づいてトラッキングエラー
信号を検出するトラッキングエラー(誤差)検出器、4
は光学系2の出力に基いてフォーカスエラー信号を検出
するフォーカスエラー(誤差)検出器、15は同じく光
学系2の出力に基づいて光学系2の対物レンズ等の位置
検出信号を検出するレンズ位置検出器である。このトラ
ッキングエラー信号やフォーカスエラー信号、位置検出
信号は、それぞれA/D変換器5によりアナログ信号か
らディジタル信号に変換され、ディジタル信号処理部6
に出力される。尚、光学系2からは映像信号や音声信
号、データ信号の記録又は再生のために、これらの信号
で変調したレーザー光線を送出、あるいは抽出してい
る。
【0023】ディジタル信号処理部6は、入出力信号を
伝送、制御するI/O制御部7、所定のプログラムによ
り演算したり処理部全体をコントロールする中央処理演
算部(以下、CPUと略する)8、プログラムや所定の
データを収納するROMや信号処理に応じて一時的にデ
ータを格納するRAM、又はICカードやフロッピーデ
ィス等を含み、プログラムやデータを書込み読出すメモ
リ9を含んで構成される。また、CPU8には時間をカ
ウントするタイマーが具備され、CPU8あるいはI/
O制御部7には、複数のレジスタが備えられ、データ信
号を一時的に記憶読出し処理のために用いられる。
【0024】また、10はスライダモータにより光学系
2の位置を正しくアクチュエータの可動範囲以内に位置
させるために、そのモータをドライブするドライバ、1
2は例えばレーザ光線を反射してトラック上に照射する
ために例えば反射鏡の角度を加速、減速して光線を光デ
ィスクの水平方向のトラックに追従させるトラッキング
アキチェータ、13はレーザー光線が光ディスク上に焦
点するように光ディスクの垂直方向に光学系2を可動す
るフォーカスアクチェータである。これらはそれぞれデ
ィジタル信号処理部6からの制御信号をそれぞれのD/
A変換部11を介してアナログ制御信号として供給され
る。14は光学系2を所望の位置(円周方向と直角方
向)に移動するための又は光ディスクの反りに対応した
チルトサーボのためのリニアモータである。
【0025】次に、本実施例の基本動作について説明す
る。第2図及び第3図は本発明の一実施例における各部
の波形図及び光ディスク形状図を示し、トラッキングエ
ラー検出器3の出力のトラックエラー信号、トラッキン
グアクチュエータ12を駆動する駆動信号、及び隣接す
るトラックの凹凸を示す光ディスク形状を模式的に表わ
したものである。
【0026】まず、第2図において、駆動信号が正で示
す加速パルスの印加時間をt1に設定した場合、加速パル
ス印加電圧a1を印加し始めてからt1時間経過後のA点に
おいて、駆動信号として加速パルス印加と減速パルス印
加とを切換えると判断する。その時の減速パルス印加電
圧a2とその時間(t-t1)は、例えば加速パルス印加電圧
a1、加速時間t1、目標ジャンプ所要時間t、目標ジャン
プ距離Xから求められる。また例えば、トラックエラー
信号のA点での値はy1であったとする。そのA点におけ
る光線ビームの移動速度Vは、一般式から、
【0027】
【数1】V=a1×t1+V0 である。ここで、V0はt=0のときの速度Vの初期値であ
り、V0=0であったときの加速終了時の目標到達距離をX0
とすると、
【0028】
【数2】X0=(1/2)×a1×t1 2 である。次に、A点(y1)での実際の移動距離に変換した
到達距離をX1とすると、速度vの初速度V0は、
【0029】
【数3】V0=(X1-X0)/t1 となるので、A点における速度Vaは、
【0030】
【数4】Va=a1×t1+(X1-X0)/t1 であり、速度vaが求まる。そこで、求める減速パルス印
加電圧をa2とすると、
【0031】
【数5】 Va=a2×t2 但し、t2=t-t1 X2= ー(1/2)×a2×t2 2+Va×t2 但し、X2=X-X1 であることから、t2=va/a2により、
【0032】
【数6】a2=(1/2)×(Va2 /X2) と求めることができる。
【0033】これにより、トラックエラー信号のトラッ
キングスタート時点t=0から、速度の初速度v0と、A点
でのトラックエラー信号値y1と、加速印加電圧a1と、加
速時間t1とを求めれば、アクチュエータ12の減速のた
め減速印加電圧a2と減速時間t2とを求め、これらの値に
従ってトラッキングアクチェータを制御すれば、所要時
間に最適な目標トラックの中心に光学系2を制御するこ
とができる。
【0034】上記の数式に基づいて、トラッキングエラ
ー信号のゼロクロスポイントを予測して加速パルスの印
加を終了し且つ減速パルスの印加とを切換え、さらに減
速パルスの印加を終了する方法を第3図により説明す
る。
【0035】ゼロクロスポイントの予測方法として、例
えばサンプリングして離散的数値を得てから線形予測を
用いて予測する方法がある。この方法は、トラッキング
エラー信号のサンプリングポイントのうち、A点におけ
る値(y1)をレジスタ1に入力し、そのサンプリングの1
周期前のサンプリングポイントのB点に置ける値(y2)を
レジスタ2に入力しておき、そのA点の次のサンプリン
グポイントA´点の予測値をy3とすると、
【0036】
【数7】y3=2*y1-y2 として求められる。
【0037】この数式によって、次回の予測サンプリン
グ時点の予測値y3が求められる。この値y3がゼロの場合
は勿論、この値y3と値y1の符号が異なれば、トラッキン
グエラー信号はゼロクロスすると容易に予測できる。こ
れにより、上記方法によるt1=t3と置き、減速印加電圧a
2と、減速パルスを印加する期間をジャンプ動作の目標
時間tの限定から減速時間t2を求め、これらの値に従っ
てトラッキングアクチェータを制御して、ジャンプ動作
を実行する。
【0038】次に、第4図のフローチャートを参照し
て、本発明の動作を詳細に説明する。ディジタル信号処
理部6に外部操作からトラッキング指令が指示されてス
タートし、CPU8からジャンプ命令によりトラッキン
グ制御のサーボループをオープンする(S1)。次にC
PU8は基準クロック信号を基にしてタイマーの値を初
期化する(S2)。CPU8はトラックジャンプでの粗
シーク動作のためドライバ10への加速パルス信号又は
精細シーク動作のためアクチュエータ12の駆動電圧た
る加速パルス信号をD/A変換器11に出力する(S
3)。このD/A変換器11の出力によりアクチュエー
タ12には加速パルスが印加され、アクチュエータ12
は加速状態になる。続いて、トラッキングエラー信号の
値(y)をA/D変換器5を介してCPU8に入力する
(S4)。このトラッキングエラー信号の値(y)をディ
ジタル信号処理部6のレジスタ1に格納する(S5)。
CPU8はレジスタ1と前回格納したレジスタ2との値
により次回のサンプリング時に上記数式の演算からゼロ
クロスするかどうかの判定を行う(S6)。但し、当初
のレジスタ2の値はクリアーされており、ゼロの値であ
るので値y3は値y1と同符号となりゼロクロスとは判断さ
れない。
【0039】次に、CPU8はタイマーによるカウント
値が加速パルス印加の所定時間に達したかどうかを判定
する(S7)。yesの場合はS10にステップする。所
定時間に達していないnoの場合、CPU8はS6でのゼ
ロクロスの予測が偽であった場合(S8)、先の値y1
値y2としてレジスタ2に格納し(S9)、S4に戻る。
ゼロクロスの予測が真であった場合(S8)、CPU8
は入力した前記トラッキングエラー信号の値(y1)と前回
のトラッキングエラー信号の値(y2)とタイマーの値
(t1)、初速度V0等から減速パルスの振幅値a2を演算設定
する(S10)。そうして、CPU8は設定されたドラ
イバ10あるいはアクチュエータ12への減速パルス信
号をD/A変換器11に出力する(S11)。これによ
り、アクチュエータ12には減速パルスの印加電圧(a2)
が印加され、アクチュエータ12は減速状態となる。
【0040】この減速状態に切換えて後も、トラッキン
グエラー信号の全体の波形から予想されるゼロクロス予
定近傍だけでもよいが、トラッキングエラー信号の値を
CPU8に入力する(S12)。この入力したトラッキ
ングエラー信号の値(y1)をレジスタ1に格納する(S1
3)。CPU8はレジスタ1の値と前回に格納したレジ
スタ2の値から、次回のサンプリング時にトラッキング
エラー信号がゼロクロスするかどうかを予測判定する
(S14)。
【0041】次に、CPU8はタイマーによるカウント
値が目標時間(t2)である所定時間に達したかどうかを判
定する(S15)。ここでCPU8が所定時間(t2)経過
したと判断した時、CPU8は減速パルスの印加をスト
ップする(S18)。一方所定時間経過していないとC
PU8が判断したとしてもS14でのゼロクロス予測が
真であった時(S16)、CPU8は減速パルスの印加
をゼロにする。また、所定時間経過せず且つゼロクロス
予測が偽であった場合(S16)に、レジスタ1の値(y
1)を値y2としてレジスタ2に格納(S17)して、S1
2に戻る。このようにトラッキングエラー信号をサンプ
リングする毎にこれらのステップを繰り返す。
【0042】減速パルスの印加をストップして駆動信号
をゼロにした後、CPU8はトラッキング制御ループを
クローズにしてオンとし(S19)、このトラックジャ
ンプ動作を終了する。
【0043】このように、トラッキングエラー信号のゼ
ロクロス点を予測しつつジャンプ動作を実行するので、
所定の時間に加速パルスを終了し、加速と減速との切換
えも誤差なく実行し、減速パルスの終了も達成されて、
正確で信頼性高いトラッキングジャンプ動作を行うこと
ができる。また、ジャンプ動作前後の外乱の影響や、ジ
ャンプ動作直前にトラッキング制御によって印加された
駆動電圧の影響、または加速期間を限定した場合の限定
期間中に発生する外乱の影響等を受けることがなくな
る。さらにトラッキングエラー信号をサンプリング抽出
してトラックジャンプ動作する、離散的にトラッキング
エラー信号を得る場合に、正確な零点を見付けることが
できず加減速切換えに遅れが生じてしまうという従来の
問題点を解決することができる。またゼロクロス点を予
測して制御するので、目標とするトラックのオーバーラ
ンという問題も生じない。
【0044】上記実施例では主に光ディスクから再生す
る場合について説明したが、光ディスクに希望信号を記
録する場合においても、また光ディスクから記録した信
号を再生する場合においてもそのトラックジャンプ制御
に有効である。また記録又は再生信号には、映像信号で
も音声信号でもまたはこれらのコンポジット信号であっ
てもよく、さらにデータ信号であっても、本発明を適用
でき、本発明の効果を奏することができるものである。
さらに円盤上の記録再生媒体であれば、そのトラッキン
グエラー信号のゼロクロス点を検出するトラックジャン
プ制御装置においても本発明を適用できるものである。
【0045】また、上記実施例では光ディスクについて
説明したが、この光ディスクには回転系を有する記録再
生用又は再生専用のレーザーディスクやCD、MDを含
み、光磁気ディスクの動作においても同様に本発明を実
施できるものである。
【0046】更に、上記実施例では主に隣接トラックへ
のジャンプ動作について詳細に説明したが、離間トラッ
クへの粗シークから精細シークに移行しつつ目的のトラ
ックにジャンプ動作する場合にも本発明を適用できるこ
とはもちろんである。
【0047】また、上記実施例ではトラッキングエラー
信号のゼロクロス点を2値の線形予測法について説明し
たが、3値あるいは複数値の線形予測法でも適用できる
ものである。この場合さらに正確なゼロクロス点を予測
できる。またトラッキングアクチュエータの動作速度が
経験的に予測できることから、非線形的なトラッキング
エラー信号の波形全体からそのゼロクロスを予測できる
ので、例えトラックピッチが異なっていても、アナログ
的にはその信号波形の微分値の変化度合いから予測でき
る。さらに、ジャンプ動作の当初からサンプリング毎に
レジスタに順次エラー信号の値を格納してゆき、エラー
信号の波形全体からの予測とゼロクロス近傍での予測と
を絡ませてより精密なゼロクロス点を予測することもで
きる。
【0048】また一方、加速パルスと減速パルスとの振
幅を一定として説明したが、アクチュエータがリニアリ
ティよく動作することが予測できるならば、この印加電
圧を可変として加速し、また減速したとしても、これら
の印加電圧を加味したうえでゼロクロス点を予測しつ
つ、加減速度を切換え、または減速度をゼロにすること
で本発明の効果を充分奏し得る。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、トラッキングエラー信号がゼロクロスする点を
予測しつつ、加速減速動作を制御するので、所定の時間
に加速パルスを終了し、加速と減速との切換えも誤差な
く実行し、減速パルスの終了も達成されて、正確で信頼
性高いトラッキングジャンプ動作を行うことができる。
また、外乱の影響やジャンプ動作直前のトラッキングエ
ラー信号にノイズ混入による又トラッキング制御中の加
速印加電圧や加速印加時間等の影響、さらに加速期間を
限定した場合の限定期間中に発生する外乱の影響を受け
ることなく、飛越し動作の所要時間を一定としつつ目標
のトラックへ正確にジャンプすることができる。
【0050】また、離散的にトラッキングエラー信号を
得る場合でも、正確な零点を見付けることができず加減
速切換えに遅れが生じてしまうことがなく、ゼロクロス
点を予測して安定なジャンプ動作を実行することができ
る。
【0051】さらに、線形予測法による計算値からゼロ
クロス点を予測するので、予測値計算時間やCPUプロ
グラムの負担も少なく、所定時間に加減速を終了するト
ラックジャンプ制御装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明による動作を説明する各部の波形図及び
光ディスク形状図である。
【図3】本発明による動作を説明する各部の波形図及び
光ディスク形状図である。
【図4】本発明によるジャンプ動作の信号処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】従来のジャンプ動作における各部の波形を示す
波形図である。
【図6】従来のジャンプ動作における各部の波形を示す
波形図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光学系 3 トラッキング誤差検出器 5 A/D変換器 6 ディジタル信号処理部 8 中央処理演算部(CPU) 9 メモリ 10 ドライバ 11 D/A変換器 12 トラッキングアクチュエータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに情報を記録又は再生するレ
    ーザー光を発生する光源と、前記光ディスクに投射され
    た前記レーザー光の反射光を検出する検出器と、前記光
    ディスク上のトラックに前記レーザー光を追従させるト
    ラッキング手段と、前記レーザー光を前記トラックに隣
    接するトラックにジャンプさせる際にジャンプ加速パル
    スを印加してアクチュエータを加速する手段とを具備す
    る光ディスク装置において、 前記加速パルスを所定時間後に終了する終了手段と、 前記加速パルスを印加する期間中にトラッキングエラー
    信号を格納するレジスター1と、 前記レジスター1に格納した値の前回データを格納する
    レジスター2と、 前記レジスター1及び前記レジスター2の両者の値から
    ゼロクロスポイントを予測する予測手段と、 前記予測手段の予測した結果から前記加速パルスを終了
    する手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 前記加速パルスを終了する時の前記レジ
    スター1の値又は前記レジスター2の値又は前記レジス
    ター1と前記レジスター2の両者の値から減速パルスの
    振幅もしくは前記減速バルスの印加時間を設定する設定
    手段と、 前記設定手段の設定による前記減速パルスを印加して前
    記アクチュエータを減速させる減速手段と、 前記減速パルスを目標時間後に終了する第2の終了手段
    若しくは前記減速パルスを印加する時間中にトラッキン
    グエラー信号を格納する前記レジスター1と前記レジス
    ター1の前回データを格納するレジスター2の両者の値
    からゼロクロスポイントを予測する第2の予測手段と、 前記第2の予測手段から減速パルスを終了する前記第2
    の終了手段とを具備することを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 トラッキングエラー信号のゼロクロス点
    を検出してトラッキングアクチュエータを制御するトラ
    ックジャンプ制御装置であって、前記トラッキングエラ
    ー信号を逐次トレースするトレース手段と、該トレース
    手段から前記トラッキングエラー信号の振幅変化を予測
    する予測手段と、該予測手段の出力から前記トラッキン
    グエラー信号のゼロクロス点を検出する検出手段と、前
    記検出手段の出力により前記トラッキングアクチュエー
    タへの駆動電圧を変化する駆動手段とを備えたことを特
    徴とするトラックジャンプ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記トラッキングアク
    チュエータへの加速印加電圧から減速印加電圧に切換え
    る第1の切換手段と前記トラッキングアクチュエータへ
    の減速印加電圧をゼロに切換える第2の切換手段とを含
    むことを特徴とする請求項3記載のトラックジャンプ制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記予測手段は、前記トラッキングエラ
    ー信号をサンプリング抽出するトレース手段からのサン
    プリング値の前後の値に基づいて線形予測により計算さ
    れた予測計算値について持続していた正又は負の値が反
    転した場合には次のサンプリング値がゼロクロスするこ
    とを判定する判定手段を備えたことを特徴とする請求項
    3記載のトラックジャンプ制御装置。
JP16945494A 1994-07-21 1994-07-21 光ディスク装置 Pending JPH0836849A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324132B1 (en) * 1998-10-29 2001-11-27 International Business Machines Corporation Method and system for controlling the positioning of a read/write head of a data recording device

Cited By (2)

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US6690537B2 (en) 1998-10-29 2004-02-10 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method and system for controlling the positioning of a read/write head of a data recording device

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