JPH0837286A - 半導体基板および半導体基板の製造方法 - Google Patents
半導体基板および半導体基板の製造方法Info
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- JPH0837286A JPH0837286A JP6169588A JP16958894A JPH0837286A JP H0837286 A JPH0837286 A JP H0837286A JP 6169588 A JP6169588 A JP 6169588A JP 16958894 A JP16958894 A JP 16958894A JP H0837286 A JPH0837286 A JP H0837286A
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- H10P36/03—Gettering within semiconductor bodies within silicon bodies
- H10P36/07—Gettering within semiconductor bodies within silicon bodies of silicon-on-insulator structures
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- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
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- H10P90/19—Preparing inhomogeneous wafers
- H10P90/1904—Preparing vertically inhomogeneous wafers
- H10P90/1906—Preparing SOI wafers
- H10P90/1914—Preparing SOI wafers using bonding
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W10/00—Isolation regions in semiconductor bodies between components of integrated devices
- H10W10/10—Isolation regions comprising dielectric materials
- H10W10/181—Semiconductor-on-insulator [SOI] isolation regions, e.g. buried oxide regions of SOI wafers
Landscapes
- Element Separation (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや
結晶欠陥が無い半導体基板、および、このような半導体
基板を複雑な工程の追加やドーパント不純物濃度の低下
を伴うことなく製造するための半導体基板の製造方法を
提供する。 【構成】 支持基板11として比抵抗が0.1Ω・cm以
下となるようにボロンを導入した高濃度P型基板を使用
する。また、製造工程として、支持基板11を還元性雰囲
気での熱処理を1100℃以上で30分以上行う第1熱処理工
程と、この第1熱処理工程後の支持基板11に一方の表面
に酸化膜12を形成した高濃度P型シリコン基板を支持基
板11と酸化膜12とが接するように接着する接着工程と、
この接着工程後の支持基板11、酸化膜12およびシリコン
基板の熱処理を 950℃以上で10分以上行う第2熱処理工
程と、この第2熱処理工程後のシリコン基板を薄膜化す
る薄膜化工程とを備える。
結晶欠陥が無い半導体基板、および、このような半導体
基板を複雑な工程の追加やドーパント不純物濃度の低下
を伴うことなく製造するための半導体基板の製造方法を
提供する。 【構成】 支持基板11として比抵抗が0.1Ω・cm以
下となるようにボロンを導入した高濃度P型基板を使用
する。また、製造工程として、支持基板11を還元性雰囲
気での熱処理を1100℃以上で30分以上行う第1熱処理工
程と、この第1熱処理工程後の支持基板11に一方の表面
に酸化膜12を形成した高濃度P型シリコン基板を支持基
板11と酸化膜12とが接するように接着する接着工程と、
この接着工程後の支持基板11、酸化膜12およびシリコン
基板の熱処理を 950℃以上で10分以上行う第2熱処理工
程と、この第2熱処理工程後のシリコン基板を薄膜化す
る薄膜化工程とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板および半導
体基板の製造方法に関するものであり、より詳細には、
SOI(Silicon On Insulator)基板およびSOI基板の
製造方法に関するものである。
体基板の製造方法に関するものであり、より詳細には、
SOI(Silicon On Insulator)基板およびSOI基板の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、シリコン基板上に絶縁膜を介
して単結晶シリコン薄膜を形成した半導体基板が知られ
ており、SOI基板と称されている。このSOI基板
は、以下のような長所を有している。
して単結晶シリコン薄膜を形成した半導体基板が知られ
ており、SOI基板と称されている。このSOI基板
は、以下のような長所を有している。
【0003】通常のシリコン基板(SOIでないもの)
を使用した場合には、半導体デバイスの微細化・高集積
化に伴い、MOSトランジスタの短チャネル効果が生じ
易くなる。この短チャネル効果の発生を防止する1つの
方法として、基板表面の素子形成領域のドーパント不純
物の濃度を上げる必要がある。しかし、通常のシリコン
基板にイオン注入でドーパント不純物を導入する技術で
は、ゲート長が0.1μm以下となるような微細デバイ
スを形成する場合に、ドーパント不純物の濃度の制御が
十分に行なえず、MOSトランジスタのしきい値電圧の
制御が困難となる。これに対して、SOI基板では、M
OSトランジスタのチャンネル部分の完全空乏化が実現
できるため、短チャネル効果の防止を図りやすい。
を使用した場合には、半導体デバイスの微細化・高集積
化に伴い、MOSトランジスタの短チャネル効果が生じ
易くなる。この短チャネル効果の発生を防止する1つの
方法として、基板表面の素子形成領域のドーパント不純
物の濃度を上げる必要がある。しかし、通常のシリコン
基板にイオン注入でドーパント不純物を導入する技術で
は、ゲート長が0.1μm以下となるような微細デバイ
スを形成する場合に、ドーパント不純物の濃度の制御が
十分に行なえず、MOSトランジスタのしきい値電圧の
制御が困難となる。これに対して、SOI基板では、M
OSトランジスタのチャンネル部分の完全空乏化が実現
できるため、短チャネル効果の防止を図りやすい。
【0004】また、SOI基板を使用した場合には、ソ
ース・ドレイン拡散層に付随する寄生容量を低減させる
ことができるので、MOSトランジスタの高速化を図る
ことができる。
ース・ドレイン拡散層に付随する寄生容量を低減させる
ことができるので、MOSトランジスタの高速化を図る
ことができる。
【0005】さらに、SOI基板の使用により、デバイ
ス構造やデバイス製造プロセスの簡略化を図ることがで
きる可能性もあり、この点でもSOI基板を用いた半導
体技術が注目されている。
ス構造やデバイス製造プロセスの簡略化を図ることがで
きる可能性もあり、この点でもSOI基板を用いた半導
体技術が注目されている。
【0006】このようなSOI基板を製造する方法とし
ては、2枚の単結晶シリコン基板を張り合わせる方法が
ある。これは、一方の単結晶シリコン基板の一方の表面
に絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)を形成し、この絶縁
膜に他方の単結晶シリコン基板を接着し、さらに、いず
れか一方の単結晶シリコン基板を裏面(接着面でない
面)から研磨して薄膜化した後、研磨面をドライエッチ
ングで平坦化するものである。
ては、2枚の単結晶シリコン基板を張り合わせる方法が
ある。これは、一方の単結晶シリコン基板の一方の表面
に絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)を形成し、この絶縁
膜に他方の単結晶シリコン基板を接着し、さらに、いず
れか一方の単結晶シリコン基板を裏面(接着面でない
面)から研磨して薄膜化した後、研磨面をドライエッチ
ングで平坦化するものである。
【0007】また、SOI基板を製造する他の方法とし
ては、単結晶シリコン基板上に絶縁膜を形成した後、こ
の絶縁膜上に非結晶シリコン層を形成し、この非結晶シ
リコン層をレーザ等により溶融再結晶することによって
単結晶シリコン層を形成する方法がある。
ては、単結晶シリコン基板上に絶縁膜を形成した後、こ
の絶縁膜上に非結晶シリコン層を形成し、この非結晶シ
リコン層をレーザ等により溶融再結晶することによって
単結晶シリコン層を形成する方法がある。
【0008】さらに、SOI基板を製造する第3の方法
として、単結晶シリコン基板に高濃度の酸素イオン注入
を行った後に熱処理を行うことによって埋め込み酸化膜
を形成し、これにより、絶縁層と単結晶シリコン層とを
得る方法(SIMOX法)もある。
として、単結晶シリコン基板に高濃度の酸素イオン注入
を行った後に熱処理を行うことによって埋め込み酸化膜
を形成し、これにより、絶縁層と単結晶シリコン層とを
得る方法(SIMOX法)もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のSOI基板に
は、以下のような欠点があった。 (1) 上述したようなSOI基板を用いた場合、デバイス
製造プロセス中の、汚染不純物をゲッタリングするため
の工程を追加することが望ましい。このため、単結晶シ
リコン基板の内部に酸素析出物を形成し、この酸素析出
物に金属汚染物を捕獲させることにより素子形成領域の
金属汚染物を低減する方法(IG法)や、基板の裏面に
ポリシリコン層を形成し、このポリシリコンに金属汚染
物を捕獲させることにより金属汚染物を低減する方法
(BSP;Backside Poly sealing 法)等が、すでに提
案されている。
は、以下のような欠点があった。 (1) 上述したようなSOI基板を用いた場合、デバイス
製造プロセス中の、汚染不純物をゲッタリングするため
の工程を追加することが望ましい。このため、単結晶シ
リコン基板の内部に酸素析出物を形成し、この酸素析出
物に金属汚染物を捕獲させることにより素子形成領域の
金属汚染物を低減する方法(IG法)や、基板の裏面に
ポリシリコン層を形成し、このポリシリコンに金属汚染
物を捕獲させることにより金属汚染物を低減する方法
(BSP;Backside Poly sealing 法)等が、すでに提
案されている。
【0010】しかしながら、このようなゲッタリング工
程が追加されることにより工程数が増加し、製造コスト
上昇の原因になるという欠点があった。
程が追加されることにより工程数が増加し、製造コスト
上昇の原因になるという欠点があった。
【0011】また、IG法やBSP法は、基板内部の酸
素で誘起される結晶欠陥の密度(BMD密度)や基板裏
面のポリシリコン膜の膜厚および結晶特性等にゲッタリ
ング能力が依存するため、安定したゲッタリング能力が
得られない場合があるという欠点もあった。 (2) また、2枚の単結晶シリコン基板を張り合わせる製
造方法では、かかる2枚の単結晶シリコン基板を接着す
るために熱処理が行われる。しかし、この熱処理工程に
おいては、酸素析出物等の結晶欠陥が基板表面に形成さ
れてしまう場合があり、デバイス不良が発生する原因と
なっていた。さらに、このような2枚の単結晶シリコン
基板を張り合わせる製造方法では、単結晶シリコンの薄
膜層内の酸素濃度が高い場合に、2枚の単結晶シリコン
基板を接着する工程でこの酸素からサーマルドナーが生
成されてしまい、比抵抗の変動あるいは結晶欠陥の発生
によるデバイス不良の発生原因となっていた。
素で誘起される結晶欠陥の密度(BMD密度)や基板裏
面のポリシリコン膜の膜厚および結晶特性等にゲッタリ
ング能力が依存するため、安定したゲッタリング能力が
得られない場合があるという欠点もあった。 (2) また、2枚の単結晶シリコン基板を張り合わせる製
造方法では、かかる2枚の単結晶シリコン基板を接着す
るために熱処理が行われる。しかし、この熱処理工程に
おいては、酸素析出物等の結晶欠陥が基板表面に形成さ
れてしまう場合があり、デバイス不良が発生する原因と
なっていた。さらに、このような2枚の単結晶シリコン
基板を張り合わせる製造方法では、単結晶シリコンの薄
膜層内の酸素濃度が高い場合に、2枚の単結晶シリコン
基板を接着する工程でこの酸素からサーマルドナーが生
成されてしまい、比抵抗の変動あるいは結晶欠陥の発生
によるデバイス不良の発生原因となっていた。
【0012】このような欠点を無くす方法としては、デ
バイスを形成する方の単結晶シリコン基板に対して、接
着工程の前に予め非酸化性熱処理を施す方法が考えられ
る。しかし、このような非酸化性熱処理を施すと、結晶
欠陥をほぼ完全に無くすことができるものの、非酸化性
熱処理によってドーパント不純物も外方拡散されてしま
うので、単結晶シリコン薄膜層内のドーパント不純物濃
度が低下してしまうという新たな欠点を招く。 (3) 一方、レーザ等による溶融再結晶で単結晶シリコン
層を形成する方法や、SIMOX法も、単結晶シリコン
薄膜層中の欠陥を無くすことが困難であり、実用化の妨
げとなっている。
バイスを形成する方の単結晶シリコン基板に対して、接
着工程の前に予め非酸化性熱処理を施す方法が考えられ
る。しかし、このような非酸化性熱処理を施すと、結晶
欠陥をほぼ完全に無くすことができるものの、非酸化性
熱処理によってドーパント不純物も外方拡散されてしま
うので、単結晶シリコン薄膜層内のドーパント不純物濃
度が低下してしまうという新たな欠点を招く。 (3) 一方、レーザ等による溶融再結晶で単結晶シリコン
層を形成する方法や、SIMOX法も、単結晶シリコン
薄膜層中の欠陥を無くすことが困難であり、実用化の妨
げとなっている。
【0013】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、高品質の半導体基板、すなわ
ちゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや結晶欠陥
が無い半導体基板、および、このような半導体基板を複
雑な工程の追加やドーパント不純物濃度の低下を伴うこ
となく製造するための半導体基板の製造方法を提供する
ことを目的とする。
みてなされたものであり、高品質の半導体基板、すなわ
ちゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや結晶欠陥
が無い半導体基板、および、このような半導体基板を複
雑な工程の追加やドーパント不純物濃度の低下を伴うこ
となく製造するための半導体基板の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0014】
(1) 第1の発明に係わる半導体基板は、単結晶シリコン
からなる支持基板と、この支持基板上に形成された酸化
膜と、この酸化膜上に形成されたP型、N型またはI型
の単結晶シリコンからなる薄膜とを有する半導体基板に
おいて、前記支持基板は、比抵抗が0.1Ω・cm以下
となるようにボロンを導入した高濃度P型基板であるこ
とを特徴とする。 (2) また、第1の発明に係わる半導体基板においては、
前記薄膜の酸素濃度を5×1017cm-3以下とすること
が望ましい。 (3) 第2の発明に係わる半導体基板の製造方法は、ボロ
ンを導入した高濃度P型単結晶シリコンからなる支持基
板と、この支持基板上に形成された酸化膜と、この酸化
膜上に形成されたP型、N型またはI型の単結晶シリコ
ンからなる薄膜とを有する半導体基板の製造方法におい
て、前記支持基板に対して還元性雰囲気での熱処理を1
100℃以上で30分以上行う第1熱処理工程と、この
第1熱処理工程後の前記支持基板と、前記薄膜を形成す
るための高濃度P型シリコン基板とを、いずれかの基板
の表面に形成された前記酸化膜を介して接するように接
着する接着工程と、この接着工程後の前記支持基板、前
記酸化膜および前記シリコン基板の熱処理を950℃以
上で10分以上行う第2熱処理工程と、この第2熱処理
工程後の前記シリコン基板を薄膜化する薄膜化工程と、
を備えたことを特徴とする。 (4) また、第2の発明に係わる半導体基板においては薄
膜層と支持基板の間の酸化膜層を10μm以上5μm以
下とすることが望ましい。
からなる支持基板と、この支持基板上に形成された酸化
膜と、この酸化膜上に形成されたP型、N型またはI型
の単結晶シリコンからなる薄膜とを有する半導体基板に
おいて、前記支持基板は、比抵抗が0.1Ω・cm以下
となるようにボロンを導入した高濃度P型基板であるこ
とを特徴とする。 (2) また、第1の発明に係わる半導体基板においては、
前記薄膜の酸素濃度を5×1017cm-3以下とすること
が望ましい。 (3) 第2の発明に係わる半導体基板の製造方法は、ボロ
ンを導入した高濃度P型単結晶シリコンからなる支持基
板と、この支持基板上に形成された酸化膜と、この酸化
膜上に形成されたP型、N型またはI型の単結晶シリコ
ンからなる薄膜とを有する半導体基板の製造方法におい
て、前記支持基板に対して還元性雰囲気での熱処理を1
100℃以上で30分以上行う第1熱処理工程と、この
第1熱処理工程後の前記支持基板と、前記薄膜を形成す
るための高濃度P型シリコン基板とを、いずれかの基板
の表面に形成された前記酸化膜を介して接するように接
着する接着工程と、この接着工程後の前記支持基板、前
記酸化膜および前記シリコン基板の熱処理を950℃以
上で10分以上行う第2熱処理工程と、この第2熱処理
工程後の前記シリコン基板を薄膜化する薄膜化工程と、
を備えたことを特徴とする。 (4) また、第2の発明に係わる半導体基板においては薄
膜層と支持基板の間の酸化膜層を10μm以上5μm以
下とすることが望ましい。
【0015】
(1) 第1の発明に係わる半導体基板によれば、支持基板
に比抵抗が0.1Ω・cm以下となるようにボロンを導
入したことにより、安定したゲッタリング能力を得るこ
とができる。 (2) また、第1の発明に係わる半導体基板に半導体基板
において、薄膜の酸素濃度を5×1017cm-3以下(旧
ASTM)とすることにより、サーマルドナーの発生を
防止することができる。 (3) 第2の発明に係わる半導体基板によれば、還元性雰
囲気での熱処理を1100℃以上で30分以上行う第1
熱処理工程を備えているので、結晶欠陥をほぼ完全に無
くすことができる。ここで、この第1熱処理工程でドー
パント不純物も外方拡散されてしまうが、ボロンを導入
した高濃度P型単結晶シリコンからなる支持基板を使用
すること及び接着工程後の支持基板、酸化膜およびシリ
コン基板の熱処理を950℃以上で10分以上行う第2
熱処理工程を備えていることにより、この支持基板内の
ボロンを単結晶シリコン薄膜層内に拡散させることがで
きるので、この単結晶シリコン薄膜層内のドーパント不
純物濃度の低下を防止することができる。 (4) また、第2の発明に係わる半導体基板においては薄
膜層と支持基板の間の酸化膜層を10μm以上とするこ
とで十分な電気的絶縁性を確保し、また5μm以下とす
ることで基板のそりを実用上十分な範囲にすることがで
きる。
に比抵抗が0.1Ω・cm以下となるようにボロンを導
入したことにより、安定したゲッタリング能力を得るこ
とができる。 (2) また、第1の発明に係わる半導体基板に半導体基板
において、薄膜の酸素濃度を5×1017cm-3以下(旧
ASTM)とすることにより、サーマルドナーの発生を
防止することができる。 (3) 第2の発明に係わる半導体基板によれば、還元性雰
囲気での熱処理を1100℃以上で30分以上行う第1
熱処理工程を備えているので、結晶欠陥をほぼ完全に無
くすことができる。ここで、この第1熱処理工程でドー
パント不純物も外方拡散されてしまうが、ボロンを導入
した高濃度P型単結晶シリコンからなる支持基板を使用
すること及び接着工程後の支持基板、酸化膜およびシリ
コン基板の熱処理を950℃以上で10分以上行う第2
熱処理工程を備えていることにより、この支持基板内の
ボロンを単結晶シリコン薄膜層内に拡散させることがで
きるので、この単結晶シリコン薄膜層内のドーパント不
純物濃度の低下を防止することができる。 (4) また、第2の発明に係わる半導体基板においては薄
膜層と支持基板の間の酸化膜層を10μm以上とするこ
とで十分な電気的絶縁性を確保し、また5μm以下とす
ることで基板のそりを実用上十分な範囲にすることがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。
いて説明する。
【0017】まず、本発明に係わる半導体基板および従
来の半導体基板を作製した。これらの基板の層構造は、
いずれも、図1に示すように、単結晶シリコンからなる
支持基板11と、この支持基板11上に形成された酸化
膜12と、この酸化膜12上に形成された単結晶シリコ
ン薄膜13とを有する構造とした。
来の半導体基板を作製した。これらの基板の層構造は、
いずれも、図1に示すように、単結晶シリコンからなる
支持基板11と、この支持基板11上に形成された酸化
膜12と、この酸化膜12上に形成された単結晶シリコ
ン薄膜13とを有する構造とした。
【0018】実施例1として、第1の発明(請求項1)
に係わる半導体基板を作製した。この半導体基板におい
ては、支持基板11としては比抵抗ρsub =0.05Ω
・cmのボロンドープのP+型単結晶シリコン基板を用
い、酸化膜12としては膜厚1μmの熱酸化膜SiO2
を用い、また、単結晶シリコン薄膜13としては膜厚
0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・cm、酸素濃度[O
i]=13.5×1017cm-3のボロンドープのP型単
結晶シリコンを用いた。
に係わる半導体基板を作製した。この半導体基板におい
ては、支持基板11としては比抵抗ρsub =0.05Ω
・cmのボロンドープのP+型単結晶シリコン基板を用
い、酸化膜12としては膜厚1μmの熱酸化膜SiO2
を用い、また、単結晶シリコン薄膜13としては膜厚
0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・cm、酸素濃度[O
i]=13.5×1017cm-3のボロンドープのP型単
結晶シリコンを用いた。
【0019】実施例1の半導体基板は、以下のようにし
て作製した。まず、支持基板11に熱酸化を施すことに
より、酸化膜12を形成する。単結晶シリコン薄膜13
を形成するためのシリコン基板と支持基板11とを接合
した後、窒素雰囲気中で1000℃、30分の熱処理を
行うことにより、これらの基板の接着を行う。そして、
単結晶シリコン薄膜13を形成するためのシリコン基板
の裏面(接着面でない方の面)を研磨し、続いてドライ
エッチングにより表面を平坦化し、その後タッチミラー
加工によってさらに平坦化することにより、単結晶シリ
コン薄膜13を形成し、実施例1の半導体基板を得る。
て作製した。まず、支持基板11に熱酸化を施すことに
より、酸化膜12を形成する。単結晶シリコン薄膜13
を形成するためのシリコン基板と支持基板11とを接合
した後、窒素雰囲気中で1000℃、30分の熱処理を
行うことにより、これらの基板の接着を行う。そして、
単結晶シリコン薄膜13を形成するためのシリコン基板
の裏面(接着面でない方の面)を研磨し、続いてドライ
エッチングにより表面を平坦化し、その後タッチミラー
加工によってさらに平坦化することにより、単結晶シリ
コン薄膜13を形成し、実施例1の半導体基板を得る。
【0020】なお、2種類の単結晶シリコン基板の結晶
育成法としては、いずれもCZ(Czochralski) 法を用い
た。
育成法としては、いずれもCZ(Czochralski) 法を用い
た。
【0021】また、実施例2として、第1の発明(請求
項1および請求項2)に係わる半導体基板を作製した。
この半導体基板においては、支持基板11としては比抵
抗ρsub =0.05Ω・cmのボロンドープのP+型単
結晶シリコン基板を用い、酸化膜12としては膜厚1μ
mの熱酸化膜SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄
膜13としては膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・c
m、酸素濃度[Oi]=3×1017cm-3のボロンドー
プのP型単結晶シリコンを用いた。ここで、半導体基板
の製造方法は、上述の実施例1と同様とした。また、2
種類の単結晶シリコン基板の結晶育成法としては、CZ
法あるいはMCZ法を用いた。
項1および請求項2)に係わる半導体基板を作製した。
この半導体基板においては、支持基板11としては比抵
抗ρsub =0.05Ω・cmのボロンドープのP+型単
結晶シリコン基板を用い、酸化膜12としては膜厚1μ
mの熱酸化膜SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄
膜13としては膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・c
m、酸素濃度[Oi]=3×1017cm-3のボロンドー
プのP型単結晶シリコンを用いた。ここで、半導体基板
の製造方法は、上述の実施例1と同様とした。また、2
種類の単結晶シリコン基板の結晶育成法としては、CZ
法あるいはMCZ法を用いた。
【0022】実施例3として、第2の発明(請求項3及
び4)に係わる半導体基板を作製した。この半導体基板
においては、支持基板11としては比抵抗ρsub =0.
05Ω・cmのボロンドープのP+型単結晶シリコン基
板を用い、酸化膜12としては膜厚50nmの熱酸化膜
SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄膜13として
は膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・cm、酸素濃度
[Oi]=13.5×1017cm-3のボロンドープのP
型単結晶シリコンを用いた。なお、酸化膜12の膜厚を
実施例1,2の場合よりも薄くしたのは、酸化膜厚が薄
い場合であって請求項4で規定した範囲であれば実用上
十分な電気的絶縁性が得られる事を確認するためであ
る。
び4)に係わる半導体基板を作製した。この半導体基板
においては、支持基板11としては比抵抗ρsub =0.
05Ω・cmのボロンドープのP+型単結晶シリコン基
板を用い、酸化膜12としては膜厚50nmの熱酸化膜
SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄膜13として
は膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・cm、酸素濃度
[Oi]=13.5×1017cm-3のボロンドープのP
型単結晶シリコンを用いた。なお、酸化膜12の膜厚を
実施例1,2の場合よりも薄くしたのは、酸化膜厚が薄
い場合であって請求項4で規定した範囲であれば実用上
十分な電気的絶縁性が得られる事を確認するためであ
る。
【0023】実施例3の半導体基板は、以下のようにし
て作製した。まず、支持基板11に熱酸化を施すことに
より、酸化膜12を形成する。次に、単結晶シリコン薄
膜13を形成するためのシリコン基板に対して、水素H
2 雰囲気中で、1200℃、60分の熱処理(結晶欠陥
を無くすための非酸化性熱処理)を行う。続いて、単結
晶シリコン薄膜13を形成するためのシリコン基板と支
持基板11とを接合した後、窒素雰囲気中で1000
℃、30分の熱処理を行うことにより、これらの基板の
接着を行う。最後に、単結晶シリコン薄膜13を形成す
るためのシリコン基板の裏面(接着面でない方の面)を
研磨し、続いてドライエッチングにより表面を平坦化
し、その後タッチミラー加工によってさらに平坦化する
ことにより、単結晶シリコン薄膜13を形成し、実施例
1の半導体基板を得る。
て作製した。まず、支持基板11に熱酸化を施すことに
より、酸化膜12を形成する。次に、単結晶シリコン薄
膜13を形成するためのシリコン基板に対して、水素H
2 雰囲気中で、1200℃、60分の熱処理(結晶欠陥
を無くすための非酸化性熱処理)を行う。続いて、単結
晶シリコン薄膜13を形成するためのシリコン基板と支
持基板11とを接合した後、窒素雰囲気中で1000
℃、30分の熱処理を行うことにより、これらの基板の
接着を行う。最後に、単結晶シリコン薄膜13を形成す
るためのシリコン基板の裏面(接着面でない方の面)を
研磨し、続いてドライエッチングにより表面を平坦化
し、その後タッチミラー加工によってさらに平坦化する
ことにより、単結晶シリコン薄膜13を形成し、実施例
1の半導体基板を得る。
【0024】なお、2種類の単結晶シリコン基板の結晶
育成法としては、いずれもCZ法を用いた。
育成法としては、いずれもCZ法を用いた。
【0025】従来例1として、支持基板11としては比
抵抗ρsub =10Ω・cmのボロンドープのP型単結晶
シリコン基板を用い、酸化膜12としては膜厚1μmの
熱酸化膜SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄膜1
3としては膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・cm、
酸素濃度[Oi]=13.5×1017cm-3のボロンド
ープのP型単結晶シリコンを用いた半導体基板を作製し
た。ここで、半導体基板の製造方法は、上述の実施例1
の場合と同様とした。また、2種類の単結晶シリコン基
板の結晶育成法としては、いずれもCZ法を用いた。
抵抗ρsub =10Ω・cmのボロンドープのP型単結晶
シリコン基板を用い、酸化膜12としては膜厚1μmの
熱酸化膜SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄膜1
3としては膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・cm、
酸素濃度[Oi]=13.5×1017cm-3のボロンド
ープのP型単結晶シリコンを用いた半導体基板を作製し
た。ここで、半導体基板の製造方法は、上述の実施例1
の場合と同様とした。また、2種類の単結晶シリコン基
板の結晶育成法としては、いずれもCZ法を用いた。
【0026】従来例2として、支持基板11としては比
抵抗ρsub =10Ω・cmのボロンドープのP型単結晶
シリコン基板を用い、酸化膜12としては膜厚50nm
の熱酸化膜SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄膜
13としては膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・c
m、酸素濃度[Oi]=13.5×1017cm-3のボロ
ンドープのP型単結晶シリコンを用いた半導体基板を作
製した。ここで、2種類の単結晶シリコン基板の結晶育
成法としては、いずれもCZ法を用いた。
抵抗ρsub =10Ω・cmのボロンドープのP型単結晶
シリコン基板を用い、酸化膜12としては膜厚50nm
の熱酸化膜SiO2 を用い、また、単結晶シリコン薄膜
13としては膜厚0.1μm、比抵抗ρ=10Ω・c
m、酸素濃度[Oi]=13.5×1017cm-3のボロ
ンドープのP型単結晶シリコンを用いた半導体基板を作
製した。ここで、2種類の単結晶シリコン基板の結晶育
成法としては、いずれもCZ法を用いた。
【0027】従来例2の半導体基板は、以下のようにし
て作製した。まず、支持基板11に熱酸化を施すことに
より、酸化膜12を形成する。次に、単結晶シリコン薄
膜13を形成するためのシリコン基板に対して、水素雰
囲気中で、1200℃、60分の熱処理(結晶欠陥を無
くすための非酸化性熱処理)を行う。続いて、単結晶シ
リコン薄膜13を形成するためのシリコン基板と支持基
板11とを接合した後、窒素雰囲気中で1000℃、3
0分の熱処理を行うことにより、これらの基板の接着を
行う。最後に、単結晶シリコン薄膜13を形成するため
のシリコン基板の裏面(接着面でない方の面)を研磨
し、続いてドライエッチングにより表面を平坦化し、そ
の後タッチミラー加工によってさらに平坦化することに
より、単結晶シリコン薄膜13を形成し、従来例2の半
導体基板を得る。
て作製した。まず、支持基板11に熱酸化を施すことに
より、酸化膜12を形成する。次に、単結晶シリコン薄
膜13を形成するためのシリコン基板に対して、水素雰
囲気中で、1200℃、60分の熱処理(結晶欠陥を無
くすための非酸化性熱処理)を行う。続いて、単結晶シ
リコン薄膜13を形成するためのシリコン基板と支持基
板11とを接合した後、窒素雰囲気中で1000℃、3
0分の熱処理を行うことにより、これらの基板の接着を
行う。最後に、単結晶シリコン薄膜13を形成するため
のシリコン基板の裏面(接着面でない方の面)を研磨
し、続いてドライエッチングにより表面を平坦化し、そ
の後タッチミラー加工によってさらに平坦化することに
より、単結晶シリコン薄膜13を形成し、従来例2の半
導体基板を得る。
【0028】次に、実施例1〜3および従来例1,2の
評価結果について説明する。
評価結果について説明する。
【0029】まず、実施例1,2(第1の発明)と従来
例1との比較結果について説明する。なお、上述のよう
に、実施例1は、高濃度のボロンをドープして支持基板
11の比抵抗ρsub を小さくした(ρsub =0.05Ω
・cm)点で、従来例1と異なる。また、実施例2は、
比抵抗ρsub を小さくした点と、薄膜13の酸素濃度を
小さくした([Oi]=3×1017cm-3)点で、従来
例1と異なる。
例1との比較結果について説明する。なお、上述のよう
に、実施例1は、高濃度のボロンをドープして支持基板
11の比抵抗ρsub を小さくした(ρsub =0.05Ω
・cm)点で、従来例1と異なる。また、実施例2は、
比抵抗ρsub を小さくした点と、薄膜13の酸素濃度を
小さくした([Oi]=3×1017cm-3)点で、従来
例1と異なる。
【0030】実施例1,2および従来例1の半導体基板
をそれぞれ用いて64MDRAM(Dynamic Random Acce
ss Memory)を作製し、これらの64MDRAMのD/S
試験を行った。その結果、実施例1の歩留まりは、従来
例1の歩留まりよりも5パーセント高かった。本発明者
の検討によれば、ボロンドープの高濃度P型単結晶シリ
コン支持基板11の比抵抗(ボロンのドープ量に依存す
る)と不良品の発生率(歩留まりの逆数)との関係は、
図2のようになった。
をそれぞれ用いて64MDRAM(Dynamic Random Acce
ss Memory)を作製し、これらの64MDRAMのD/S
試験を行った。その結果、実施例1の歩留まりは、従来
例1の歩留まりよりも5パーセント高かった。本発明者
の検討によれば、ボロンドープの高濃度P型単結晶シリ
コン支持基板11の比抵抗(ボロンのドープ量に依存す
る)と不良品の発生率(歩留まりの逆数)との関係は、
図2のようになった。
【0031】また、実施例1,2および従来例1の不良
カテゴリーおよび基板表面の結晶欠陥評価を行った結
果、従来例1の基板表面の一部にはOSF(Oxidation i
nducedStacking Fault)等の結晶欠陥の発生が見られ、
PN接合リーク不良の発生も確認された。一方、実施例
1,2では、基板表面の結晶欠陥の発生は見られず、P
N接合リーク不良の発生も確認されなかった。これは、
実施例1,2では、高濃度のボロンを含む支持基板を用
いたため、ボロンによるゲッタリング効果によってデバ
イス製造プロセス中の汚染が基板表面から除去され、プ
ロセス汚染に起因する結晶欠陥の発生が防止できたため
である。
カテゴリーおよび基板表面の結晶欠陥評価を行った結
果、従来例1の基板表面の一部にはOSF(Oxidation i
nducedStacking Fault)等の結晶欠陥の発生が見られ、
PN接合リーク不良の発生も確認された。一方、実施例
1,2では、基板表面の結晶欠陥の発生は見られず、P
N接合リーク不良の発生も確認されなかった。これは、
実施例1,2では、高濃度のボロンを含む支持基板を用
いたため、ボロンによるゲッタリング効果によってデバ
イス製造プロセス中の汚染が基板表面から除去され、プ
ロセス汚染に起因する結晶欠陥の発生が防止できたため
である。
【0032】また、実施例1では実施例2よりわずかに
D/S歩留りの低下が見られた。これは実施例1ではシ
リコン薄膜中の固溶酸素の影響でサーマルドナーが発生
し、しきい値分布をわずかに変動させたためである。ま
た、サーマルドナー起因と思われる結晶欠陥も見られ、
これも歩留り低下の原因となった。
D/S歩留りの低下が見られた。これは実施例1ではシ
リコン薄膜中の固溶酸素の影響でサーマルドナーが発生
し、しきい値分布をわずかに変動させたためである。ま
た、サーマルドナー起因と思われる結晶欠陥も見られ、
これも歩留り低下の原因となった。
【0033】さらに、実施例1,2および従来例1の各
半導体基板について、1012atoms/cm2 のFeを用いて
強制的に汚染し、デバイス相当の熱処理を行った後で、
基板表面より深さ方向のFe分布評価を行った。この結
果、従来例1では、支持基板11と酸化膜12と界面お
よび酸化膜12と薄膜13と界面にFeの偏析が見ら
れ、また、支持基板11内や薄膜13内でもFeが検出
された。また、基板表面の一部にはOSFが発生してい
た。一方、実施例1,2では、Feは支持基板11中に
は多量に検出されたが薄膜13中では検出限界以下であ
った。また、基板表面のOSFも検出されなかった。こ
れは、実施例1,2では、支持基板11中の高濃度ボロ
ンによってFeがゲッタリングされ、これにより薄膜1
3中の結晶欠陥の発生が防止されたことを示している。
半導体基板について、1012atoms/cm2 のFeを用いて
強制的に汚染し、デバイス相当の熱処理を行った後で、
基板表面より深さ方向のFe分布評価を行った。この結
果、従来例1では、支持基板11と酸化膜12と界面お
よび酸化膜12と薄膜13と界面にFeの偏析が見ら
れ、また、支持基板11内や薄膜13内でもFeが検出
された。また、基板表面の一部にはOSFが発生してい
た。一方、実施例1,2では、Feは支持基板11中に
は多量に検出されたが薄膜13中では検出限界以下であ
った。また、基板表面のOSFも検出されなかった。こ
れは、実施例1,2では、支持基板11中の高濃度ボロ
ンによってFeがゲッタリングされ、これにより薄膜1
3中の結晶欠陥の発生が防止されたことを示している。
【0034】続いて、実施例3(第2の発明)と従来例
2との比較結果について説明する。上述のように、実施
例3は、高濃度のボロンをドープして支持基板11の比
抵抗ρsub を小さくし(ρsub =0.05Ω・cm)た
点で、従来例2と異なる。なお、実施例3は、熱処理工
程の条件等が上述の実施例1,2と異なっている。
2との比較結果について説明する。上述のように、実施
例3は、高濃度のボロンをドープして支持基板11の比
抵抗ρsub を小さくし(ρsub =0.05Ω・cm)た
点で、従来例2と異なる。なお、実施例3は、熱処理工
程の条件等が上述の実施例1,2と異なっている。
【0035】続いて、実施例3および従来例2の半導体
基板をそれぞれ用いて64MのDRAMを作製し、これ
らのDRAMのD/S試験を行った。その結果、実施例
3の歩留まりは、従来例1の歩留まりよりも10パーセ
ント以上高かった。
基板をそれぞれ用いて64MのDRAMを作製し、これ
らのDRAMのD/S試験を行った。その結果、実施例
3の歩留まりは、従来例1の歩留まりよりも10パーセ
ント以上高かった。
【0036】また、不良カテゴリーを調べたところ、図
3に示すように、従来例2では、しきい値電圧VTHが設
計値よりも大きく変化し、分布の幅も大きくなったのに
対し、実施例3では、しきい値電圧VTHが設計値とほぼ
一致し、分布の幅も小さかった。
3に示すように、従来例2では、しきい値電圧VTHが設
計値よりも大きく変化し、分布の幅も大きくなったのに
対し、実施例3では、しきい値電圧VTHが設計値とほぼ
一致し、分布の幅も小さかった。
【0037】この原因を調べるために、実施例3および
従来例2の薄膜13の比抵抗を測定した。その結果、実
施例3の薄膜13の比抵抗は、この薄膜13を形成する
前のシリコン基板の比抵抗とほぼ同じ値であった。一
方、従来例2の薄膜13の比抵抗は、この薄膜13を形
成する前のシリコン基板の比抵抗の3倍以上高くなって
おり、また、比抵抗値の分布の幅も大きくなっていた。
すなわち、従来例2では、高温非酸化性熱処理によりド
ーパント不純物の外方拡散が生じて比抵抗が増加し、こ
のために、しきい値電圧VTHが増加したのである。これ
に対し、実施例3では、ドーパント不純物の外方拡散は
生じるものの、その後の接着工程での熱処理で支持基板
11から薄膜13にドーパント不純物が供給されるの
で、比抵抗は増加せず、したがって、しきい値電圧VTH
も変化しない。ここで、実施例3の半導体基板において
支持基板11から薄膜13へのドーパント不純物の拡散
が行われるのは、支持基板11のドーパント濃度が高
く、且つ、本発明の第2の熱処理工程が行われたからで
ある。
従来例2の薄膜13の比抵抗を測定した。その結果、実
施例3の薄膜13の比抵抗は、この薄膜13を形成する
前のシリコン基板の比抵抗とほぼ同じ値であった。一
方、従来例2の薄膜13の比抵抗は、この薄膜13を形
成する前のシリコン基板の比抵抗の3倍以上高くなって
おり、また、比抵抗値の分布の幅も大きくなっていた。
すなわち、従来例2では、高温非酸化性熱処理によりド
ーパント不純物の外方拡散が生じて比抵抗が増加し、こ
のために、しきい値電圧VTHが増加したのである。これ
に対し、実施例3では、ドーパント不純物の外方拡散は
生じるものの、その後の接着工程での熱処理で支持基板
11から薄膜13にドーパント不純物が供給されるの
で、比抵抗は増加せず、したがって、しきい値電圧VTH
も変化しない。ここで、実施例3の半導体基板において
支持基板11から薄膜13へのドーパント不純物の拡散
が行われるのは、支持基板11のドーパント濃度が高
く、且つ、本発明の第2の熱処理工程が行われたからで
ある。
【0038】なお、図3では、従来例2の方がしきい値
分圧の分布の幅も大きくなっているが、このような分布
幅を製造プロセスにおけるイオン注入等で補正すること
は困難である。これに対して、実施例3では、しきい値
電圧の分布の幅を小さく抑えることができる。
分圧の分布の幅も大きくなっているが、このような分布
幅を製造プロセスにおけるイオン注入等で補正すること
は困難である。これに対して、実施例3では、しきい値
電圧の分布の幅を小さく抑えることができる。
【0039】また、実施例3および従来例2の不良カテ
ゴリーおよび基板表面の結晶欠陥評価を行った結果、従
来例2の一部の半導体基板の表面に結晶欠陥の発生が見
られ、PN接合リーク不良の発生も確認された。一方、
実施例3では、基板表面の結晶欠陥の発生は見られず、
PN接合リーク不良の発生も確認されなかった。これ
は、実施例3では、上述の実施例1,2の場合と同様、
高濃度のボロンを含む支持基板を用いたため、ボロンに
よるゲッタリング効果によってデバイス製造プロセス中
の汚染が基板表面から除去され、プロセス汚染に起因す
る結晶欠陥の発生が防止できたためである。このよう
に、実施例3は、高濃度のボロンをドープして支持基板
11の比抵抗ρsub を小さくしている(ρsub =0.0
5Ω・cm)点で実施例1,2と一致しているので、第
2の発明の効果に加えて第1の発明の効果も得ることが
できる。
ゴリーおよび基板表面の結晶欠陥評価を行った結果、従
来例2の一部の半導体基板の表面に結晶欠陥の発生が見
られ、PN接合リーク不良の発生も確認された。一方、
実施例3では、基板表面の結晶欠陥の発生は見られず、
PN接合リーク不良の発生も確認されなかった。これ
は、実施例3では、上述の実施例1,2の場合と同様、
高濃度のボロンを含む支持基板を用いたため、ボロンに
よるゲッタリング効果によってデバイス製造プロセス中
の汚染が基板表面から除去され、プロセス汚染に起因す
る結晶欠陥の発生が防止できたためである。このよう
に、実施例3は、高濃度のボロンをドープして支持基板
11の比抵抗ρsub を小さくしている(ρsub =0.0
5Ω・cm)点で実施例1,2と一致しているので、第
2の発明の効果に加えて第1の発明の効果も得ることが
できる。
【0040】次に、実施例1,2と実施例3とを比較し
た結果について説明する。
た結果について説明する。
【0041】D/S試験の結果について実施例1,2と
実施例3とを比較すると、実施例3は実施例1,2と比
較して歩留まりが5パーセント高くなっている。また、
不良カテゴリーについては、実施例3は、実施例1,2
と比較して、PN接合リークおよびゲート酸化膜不良
が、さらに少ない。これは、実施例3では高熱非酸化処
理を行っているので、薄膜13の結晶欠陥やサーマルド
ナーをほぼ完全に無くすことができ、OSF等の結晶欠
陥に起因するPN接合リークや、BMD等の結晶欠陥に
起因するゲート酸化膜不良及びサーマルドナー起因のし
きい値電圧のずれを低減することができるためである。
実施例3とを比較すると、実施例3は実施例1,2と比
較して歩留まりが5パーセント高くなっている。また、
不良カテゴリーについては、実施例3は、実施例1,2
と比較して、PN接合リークおよびゲート酸化膜不良
が、さらに少ない。これは、実施例3では高熱非酸化処
理を行っているので、薄膜13の結晶欠陥やサーマルド
ナーをほぼ完全に無くすことができ、OSF等の結晶欠
陥に起因するPN接合リークや、BMD等の結晶欠陥に
起因するゲート酸化膜不良及びサーマルドナー起因のし
きい値電圧のずれを低減することができるためである。
【0042】以上説明したように、実施例1〜3によれ
ば、ゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや結晶欠
陥が無い半導体基板を提供することができ、且つ、この
ような半導体基板をドーパント不純物濃度の低下を伴う
ことなく製造することができる。
ば、ゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや結晶欠
陥が無い半導体基板を提供することができ、且つ、この
ような半導体基板をドーパント不純物濃度の低下を伴う
ことなく製造することができる。
【0043】また、複雑なゲッタリング工程を追加する
ことなくゲッタリング能力を向上させることができるの
で、製造コストの上昇を抑えることができる。
ことなくゲッタリング能力を向上させることができるの
で、製造コストの上昇を抑えることができる。
【0044】さらに、高濃度P型基板を用いたので、I
G基板を使用する場合のような熱処理工程や、BSP基
板を使用する場合ようなCVD工程を追加する必要がな
く、基板製造工程のさらなる簡略化が可能である。
G基板を使用する場合のような熱処理工程や、BSP基
板を使用する場合ようなCVD工程を追加する必要がな
く、基板製造工程のさらなる簡略化が可能である。
【0045】なお、以上説明した各実施例1〜3では、
支持基板の比抵抗をρsub =0.05Ω・cmとした
が、図2に示すD/S不良率の測定結果より、0.1Ω
・cm以下であれば第1の発明の効果を得ることができ
る。
支持基板の比抵抗をρsub =0.05Ω・cmとした
が、図2に示すD/S不良率の測定結果より、0.1Ω
・cm以下であれば第1の発明の効果を得ることができ
る。
【0046】また、実施例2では薄膜13の酸素濃度を
[Oi]=3×1017cm-3としたが、本発明者の検討
によれば、5×1017cm-3以下であれば、サーマルド
ナーの発生を防止することができる。酸素濃度が5×1
017cm-3以下の薄膜を得るためには、もともと酸素濃
度が5×1017cm-3以下の単結晶シリコン基板を用い
るか、または、還元性雰囲気での高温熱処理を行えばよ
い。
[Oi]=3×1017cm-3としたが、本発明者の検討
によれば、5×1017cm-3以下であれば、サーマルド
ナーの発生を防止することができる。酸素濃度が5×1
017cm-3以下の薄膜を得るためには、もともと酸素濃
度が5×1017cm-3以下の単結晶シリコン基板を用い
るか、または、還元性雰囲気での高温熱処理を行えばよ
い。
【0047】酸化膜12(SOI基板の絶縁膜)として
は、SiO2 膜を使用することが望ましく、また、膜厚
は10nm以上5μm以下とすることが望ましい。膜厚
が10nm未満の場合は電気的な絶縁不良が発生し、ま
た、5μmを越える場合は半導体基板の反りが大きくな
り過ぎて、実用化が困難なためである。
は、SiO2 膜を使用することが望ましく、また、膜厚
は10nm以上5μm以下とすることが望ましい。膜厚
が10nm未満の場合は電気的な絶縁不良が発生し、ま
た、5μmを越える場合は半導体基板の反りが大きくな
り過ぎて、実用化が困難なためである。
【0048】薄膜13の厚さは、10nm以上10μm
以下とすることが望ましい。10nm未満ではデバイス
製造プロセス中の酸化や酸化膜エッチングによりシリコ
ン薄膜の消失が起こってしまい、また、10μmを越え
ると支持基板11から供給されたボロンが薄膜13の表
面にまで拡散しなくなるからである。
以下とすることが望ましい。10nm未満ではデバイス
製造プロセス中の酸化や酸化膜エッチングによりシリコ
ン薄膜の消失が起こってしまい、また、10μmを越え
ると支持基板11から供給されたボロンが薄膜13の表
面にまで拡散しなくなるからである。
【0049】また、高温非酸化性熱処理(第2の発明の
第1熱処理工程)は、実施例3では1200℃、60分
としたが、少なくとも1100℃以上且つ30分以上と
しなければならない。これ以下の条件では酸素の十分な
外方拡散が行えず、結晶欠陥やサーマルドナーの発生が
防止できないからである。また、実施例3では、この高
温非酸化性熱処理を水素ガスH2 雰囲気下で行ったが、
CO,CO2 ,Ar,He,Ne,Kr,Xe等のガス
を使用してもよいし、これらのガスを組み合わせたもの
を使用してもよい。
第1熱処理工程)は、実施例3では1200℃、60分
としたが、少なくとも1100℃以上且つ30分以上と
しなければならない。これ以下の条件では酸素の十分な
外方拡散が行えず、結晶欠陥やサーマルドナーの発生が
防止できないからである。また、実施例3では、この高
温非酸化性熱処理を水素ガスH2 雰囲気下で行ったが、
CO,CO2 ,Ar,He,Ne,Kr,Xe等のガス
を使用してもよいし、これらのガスを組み合わせたもの
を使用してもよい。
【0050】基板接着のための熱処理(第2の発明の第
2熱処理工程)は、実施例3では1000℃、30分と
したが、少なくとも950℃以上且つ10分以上とすれ
ば、薄膜13の比抵抗が0.1〜100Ω・cmの範囲
で、第2の発明の効果を得ることができる。但し、薄膜
13の比抵抗に応じて支持基板11の比抵抗、酸化膜1
2の膜厚および該熱処理の温度・時間を変更する必要が
ある。ここで、実施例3では基板接着のための熱処理工
程を本発明の第2熱処理工程としたが、両工程を別個に
行ってもよいことはもちろんである。すなわち、基板接
着のための熱処理工程を行った後で、支持基板11から
薄膜13へのドーパント不純物の供給のための熱処理工
程(本発明の第2熱処理工程)を行うこととしても、本
発明の効果を得ることができ、このような製造方法も本
願の第2の発明(請求項3)に含まれるものとする。但
し、製造工程を簡略化するためには、本実施例のよう
に、両工程を一工程として同時に実施することが望まし
い。
2熱処理工程)は、実施例3では1000℃、30分と
したが、少なくとも950℃以上且つ10分以上とすれ
ば、薄膜13の比抵抗が0.1〜100Ω・cmの範囲
で、第2の発明の効果を得ることができる。但し、薄膜
13の比抵抗に応じて支持基板11の比抵抗、酸化膜1
2の膜厚および該熱処理の温度・時間を変更する必要が
ある。ここで、実施例3では基板接着のための熱処理工
程を本発明の第2熱処理工程としたが、両工程を別個に
行ってもよいことはもちろんである。すなわち、基板接
着のための熱処理工程を行った後で、支持基板11から
薄膜13へのドーパント不純物の供給のための熱処理工
程(本発明の第2熱処理工程)を行うこととしても、本
発明の効果を得ることができ、このような製造方法も本
願の第2の発明(請求項3)に含まれるものとする。但
し、製造工程を簡略化するためには、本実施例のよう
に、両工程を一工程として同時に実施することが望まし
い。
【0051】実施例1〜3では、CZ法で結晶育成させ
たP型基板により薄膜13を形成したが、他の方法で結
晶育成させたもの、例えばFZ(Floating zone) 法,M
CZ(Magnetic Czochralski)法,CCZ(Continuous Cz
ochralski)法,DLCZ(Double Layered Czochralski)
法等でもよく、また、N型やI型の基板を用いてもよ
い。
たP型基板により薄膜13を形成したが、他の方法で結
晶育成させたもの、例えばFZ(Floating zone) 法,M
CZ(Magnetic Czochralski)法,CCZ(Continuous Cz
ochralski)法,DLCZ(Double Layered Czochralski)
法等でもよく、また、N型やI型の基板を用いてもよ
い。
【0052】また、各実施例1〜3において、単結晶シ
リコン薄膜13の比抵抗は10Ω・cmとしたが、0.
1〜100Ω・cmであれば、本発明の効果を得ること
ができる。
リコン薄膜13の比抵抗は10Ω・cmとしたが、0.
1〜100Ω・cmであれば、本発明の効果を得ること
ができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや結晶
欠陥が無い半導体基板、および、このような半導体基板
を複雑な工程の追加やドーパント不純物濃度の低下を伴
うことなく製造するための半導体基板の製造方法を提供
することができる。
れば、ゲッタリング能力に優れ、サーマルドナーや結晶
欠陥が無い半導体基板、および、このような半導体基板
を複雑な工程の追加やドーパント不純物濃度の低下を伴
うことなく製造するための半導体基板の製造方法を提供
することができる。
【0054】そして、本発明の半導体基板よれば、PN
接合リーク不良やしきい値電圧の製造ばらつきを低減さ
せたDRAMを製造することができる。
接合リーク不良やしきい値電圧の製造ばらつきを低減さ
せたDRAMを製造することができる。
【図1】本発明の各実施例1〜3に係わる半導体基板の
構成を概略的に示す断面図である。
構成を概略的に示す断面図である。
【図2】高濃度P型単結晶シリコン支持基板の比抵抗と
不良品の発生率との関係を示すグラフである。
不良品の発生率との関係を示すグラフである。
【図3】しきい値電圧および製造ばらつきについて、実
施例3と従来例2とを比較するためのグラフである。
施例3と従来例2とを比較するためのグラフである。
11 支持基板 12 酸化膜 13 単結晶シリコン薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松 下 嘉 明 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝堀川町工場内
Claims (4)
- 【請求項1】単結晶シリコンからなる支持基板と、この
支持基板上に形成された酸化膜と、この酸化膜上に形成
されたP型、N型またはI型の単結晶シリコンからなる
薄膜とを有する半導体基板において、 前記支持基板は、比抵抗が0.1Ω・cm以下となるよ
うにボロンを導入した高濃度P型基板であることを特徴
とする半導体基板。 - 【請求項2】前記薄膜の酸素濃度を5×1017cm-3以
下とすることを特徴とする請求項1記載の半導体基板。 - 【請求項3】ボロンを導入した高濃度P型単結晶シリコ
ンからなる支持基板と、この支持基板上に形成された酸
化膜と、この酸化膜上に形成されたP型、N型またはI
型の単結晶シリコンからなる薄膜とを有する半導体基板
の製造方法において、 前記支持基板に対して還元性雰囲気での熱処理を110
0℃以上で30分以上行う第1熱処理工程と、 この第1熱処理工程後の前記支持基板と、前記薄膜を形
成するための高濃度P型シリコン基板とを、いずれかの
基板の表面に形成された前記酸化膜を介して接するよう
に接着する接着工程と、 この接着工程後の前記支持基板、前記酸化膜および前記
シリコン基板の熱処理を950℃以上で10分以上行う
第2熱処理工程と、 この第2熱処理工程後の前記シリコン基板を薄膜化する
薄膜化工程と、 を備えたことを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 【請求項4】前記支持基板上に厚さが10μm以上5μ
m以下の前記酸化膜を形成する工程を有することを特徴
とする請求項3記載の半導体基板の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169588A JPH0837286A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 半導体基板および半導体基板の製造方法 |
| EP95111519A EP0697713A1 (en) | 1994-07-21 | 1995-07-21 | Silicon on insulator substrate and method of manufacturing the same |
| KR1019950021530A KR100288815B1 (ko) | 1994-07-21 | 1995-07-21 | 반도체기판의제조방법 |
| US08/799,696 US6008110A (en) | 1994-07-21 | 1997-02-11 | Semiconductor substrate and method of manufacturing same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169588A JPH0837286A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 半導体基板および半導体基板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0837286A true JPH0837286A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15889274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6169588A Pending JPH0837286A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 半導体基板および半導体基板の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0697713A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0837286A (ja) |
| KR (1) | KR100288815B1 (ja) |
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-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169588A patent/JPH0837286A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-21 KR KR1019950021530A patent/KR100288815B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-21 EP EP95111519A patent/EP0697713A1/en not_active Withdrawn
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Also Published As
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|---|---|
| EP0697713A1 (en) | 1996-02-21 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021129 |