JPH083737Y2 - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH083737Y2 JPH083737Y2 JP1989125574U JP12557489U JPH083737Y2 JP H083737 Y2 JPH083737 Y2 JP H083737Y2 JP 1989125574 U JP1989125574 U JP 1989125574U JP 12557489 U JP12557489 U JP 12557489U JP H083737 Y2 JPH083737 Y2 JP H083737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- differential
- diff
- lock mechanism
- switch
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、車両に用いられデフロック状態の検知機
能を有する動力伝達装置に関する。
能を有する動力伝達装置に関する。
(従来の技術) 実開昭59−170022号公報に“デフロック表示装置が記
載されている。この装置はデファレンシャル装置と、そ
のデフロック機構と、デフロック機構を作動させるエア
シリンダ装置を有している。このエアシリンダ装置は車
軸管上に突出して取付けられたケーシングに納められて
おり、このケーシングには押込み式スイッチが取付けら
れている。このスイッチはエアシリンダ装置によりデフ
ロック機構をロックするフォークにより押圧されて作動
しロック信号を発生する。
載されている。この装置はデファレンシャル装置と、そ
のデフロック機構と、デフロック機構を作動させるエア
シリンダ装置を有している。このエアシリンダ装置は車
軸管上に突出して取付けられたケーシングに納められて
おり、このケーシングには押込み式スイッチが取付けら
れている。このスイッチはエアシリンダ装置によりデフ
ロック機構をロックするフォークにより押圧されて作動
しロック信号を発生する。
このように、デフロック状態を検知するスイッチを車
軸管側に配置したものの他に、第3図に示すようにスイ
ッチをデファレンシャル装置を収納するデフキャリヤ側
に配置したものがある。
軸管側に配置したものの他に、第3図に示すようにスイ
ッチをデファレンシャル装置を収納するデフキャリヤ側
に配置したものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記公報に記載されたものにおいては、デ
フロック機構、エアシリンダ装置が車軸管側に配置され
るため、デフロック機構を有さない車両と共通した車軸
管が利用できず、又、エアシリンダ装置が、車軸管から
突出した形でエアシリンダ装置が設けられるため、車両
レイアウト上不利となる處が生じる。さらに、第3図の
例ではデフロック機構201を作動させるアクチュエータ2
03のロック方向は同図の左方であり、スイッチ205の押
込み方向は同図の右方であるから、ロック時にスイッチ
205を作動させるにはロック動作を逆転して伝えるテコ2
07と支点の軸209とが必要である。その上、ドライブピ
ニオンギヤ211との干渉を避けるためにテコ207をピニオ
ンギヤ211の上方または下方に大きくオフセットして配
置しなければならない。このこと及びテコ207の長さに
よりテコ207の一端がデフキャリヤ213から外方へ突出す
ることになり、スイッチ205と軸209とを支持しこれらを
デフキャリヤ213に取付けるためのホルダ215も必要とな
る。このように、スイッチ205の操作機構は構成が複雑
で部品点数が多く、その上テコ207やホルダ215が嵩張る
からコンパクトではない。
フロック機構、エアシリンダ装置が車軸管側に配置され
るため、デフロック機構を有さない車両と共通した車軸
管が利用できず、又、エアシリンダ装置が、車軸管から
突出した形でエアシリンダ装置が設けられるため、車両
レイアウト上不利となる處が生じる。さらに、第3図の
例ではデフロック機構201を作動させるアクチュエータ2
03のロック方向は同図の左方であり、スイッチ205の押
込み方向は同図の右方であるから、ロック時にスイッチ
205を作動させるにはロック動作を逆転して伝えるテコ2
07と支点の軸209とが必要である。その上、ドライブピ
ニオンギヤ211との干渉を避けるためにテコ207をピニオ
ンギヤ211の上方または下方に大きくオフセットして配
置しなければならない。このこと及びテコ207の長さに
よりテコ207の一端がデフキャリヤ213から外方へ突出す
ることになり、スイッチ205と軸209とを支持しこれらを
デフキャリヤ213に取付けるためのホルダ215も必要とな
る。このように、スイッチ205の操作機構は構成が複雑
で部品点数が多く、その上テコ207やホルダ215が嵩張る
からコンパクトではない。
そこで、この考案は構成が簡単で部品点数が少なくコ
ンパクトであるデフロック状態の検知機構を備えた動力
伝達装置の提供を目的とする。
ンパクトであるデフロック状態の検知機構を備えた動力
伝達装置の提供を目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案の動力伝達装置は、デフキャリアに回転自在
に支持されたデフケースに設けられたデフロック機構を
有するデファレンシャル装置と、 前記デフケースとデフキャリアとの間に配置され前記
デフロック機構を操作するアクチュエータと、 このアクチュエータの動作と連動しデフロック機構の
操作に伴ってデフケース内方へ移動する操作部材と、 本体が前記操作部材近傍の前記デフキャリアに設置さ
れると共に、前記操作部材に係合し前記デフロック機構
操作時に本体から引き出される方向に摺動するロッドを
有し、同ロッドの摺動に伴ってロック信号を発生する引
出し式スイッチと、を備えたものである。
に支持されたデフケースに設けられたデフロック機構を
有するデファレンシャル装置と、 前記デフケースとデフキャリアとの間に配置され前記
デフロック機構を操作するアクチュエータと、 このアクチュエータの動作と連動しデフロック機構の
操作に伴ってデフケース内方へ移動する操作部材と、 本体が前記操作部材近傍の前記デフキャリアに設置さ
れると共に、前記操作部材に係合し前記デフロック機構
操作時に本体から引き出される方向に摺動するロッドを
有し、同ロッドの摺動に伴ってロック信号を発生する引
出し式スイッチと、を備えたものである。
(作用) アクチュエータによりデフロック機構が作動すると、
このロック動作と連動する操作部材によりスイッチが引
出し操作され、ロック状態を表示するランプなどを点灯
させるロック信号が発生する。
このロック動作と連動する操作部材によりスイッチが引
出し操作され、ロック状態を表示するランプなどを点灯
させるロック信号が発生する。
スイッチを引出し式にしたことによりデフロック機構
とスイッチの各操作方向が同一方向になり、従って従来
例のようなテコとその支持部材等が不要になり、スイッ
チ操作機構の部品点数が減り、構造簡単でコンパクトに
なる。
とスイッチの各操作方向が同一方向になり、従って従来
例のようなテコとその支持部材等が不要になり、スイッ
チ操作機構の部品点数が減り、構造簡単でコンパクトに
なる。
(実施例) 第1図と第2図により一実施例の説明をする。
第2図はこの実施例を用いた車両の動力系を示す。以
下、車両左右の方向はこれらの図面での左右の方向であ
り、第1図の上方はこの車両の前方(第2図の上方)に
相当する、なお、番号を付さない部材等は図示されてい
ない。
下、車両左右の方向はこれらの図面での左右の方向であ
り、第1図の上方はこの車両の前方(第2図の上方)に
相当する、なお、番号を付さない部材等は図示されてい
ない。
先ず、第2図によりこの車両の動力系を説明する。こ
の車両の動力系はエンジン1、トランスミッション3、
プロペラシャフト7、リヤデフ9(後輪側に用いたこの
実施例の動力伝達装置)、後輪軸11,13、左右の後輪15,
17、左右の前輪19,21などから構成されている。
の車両の動力系はエンジン1、トランスミッション3、
プロペラシャフト7、リヤデフ9(後輪側に用いたこの
実施例の動力伝達装置)、後輪軸11,13、左右の後輪15,
17、左右の前輪19,21などから構成されている。
第1図のようにリヤデフのデフケース23はベアリング
25,27によりデフキャリヤ29の内部に回転自在に支承さ
れている。デフケース23にはリングギヤ31がボルト33に
より固定されており、このギヤ31はドライブピニオンギ
ヤ35と噛合っている。ギヤ35はプロペラシャフト7側に
連結されたドライブピニオンシャフト37の後端に一体形
成され、シャフト37はベアリング39,41によりデフキャ
リヤ29に支承されている。そして、デフケース23はエン
ジン1からの駆動力により回転駆動される。
25,27によりデフキャリヤ29の内部に回転自在に支承さ
れている。デフケース23にはリングギヤ31がボルト33に
より固定されており、このギヤ31はドライブピニオンギ
ヤ35と噛合っている。ギヤ35はプロペラシャフト7側に
連結されたドライブピニオンシャフト37の後端に一体形
成され、シャフト37はベアリング39,41によりデフキャ
リヤ29に支承されている。そして、デフケース23はエン
ジン1からの駆動力により回転駆動される。
デフケース23の内周に軸方向の溝43が設けられてお
り、溝43にはプレッシャリング45,47がそれぞれに設け
られた凸部49,51を軸方向移動自在に係合することによ
りデフケース23と一体回転可能に連結されている。
り、溝43にはプレッシャリング45,47がそれぞれに設け
られた凸部49,51を軸方向移動自在に係合することによ
りデフケース23と一体回転可能に連結されている。
各リング45,47の間にはピニオンシャフト53の端部が
不動状態で支承されている。このシャフト53の端部と各
リング45,47の各対向面にはトルクを受けて各リング45,
47にそれぞれ左方と右方のスラスト力を与えるカム部55
が形成されている。
不動状態で支承されている。このシャフト53の端部と各
リング45,47の各対向面にはトルクを受けて各リング45,
47にそれぞれ左方と右方のスラスト力を与えるカム部55
が形成されている。
ピニオンシャフト53にはピニオンギヤ57が回転自在に
支承され。このギヤ57には左右のサイドギヤ59,61が噛
合っている。
支承され。このギヤ57には左右のサイドギヤ59,61が噛
合っている。
こうして、デファレンシャル装置63が構成されてい
る。各サイドギヤ59,61はそれぞれ左右の後車軸11,13と
スプライン連結されている。
る。各サイドギヤ59,61はそれぞれ左右の後車軸11,13と
スプライン連結されている。
エンジン1からの駆動力によりデフケース23が回転す
ると、この回転はプレッシャリング45,47からカム部55
を介しピニオンシャフト53、ピニオンギヤ57、サイドギ
ヤ59,61を経て左右の後輪15,17側へ分割出力される。
ると、この回転はプレッシャリング45,47からカム部55
を介しピニオンシャフト53、ピニオンギヤ57、サイドギ
ヤ59,61を経て左右の後輪15,17側へ分割出力される。
デフケース23と各サイドギヤ59,61との間にはそれぞ
れ外側と内側の摩擦板65,67が交互に配置されており、
外側の摩擦板65はデフケース23の内周にスプライン係合
し、内側の摩擦板67はギヤ59、61の外周にスプライン係
合している。こうして、左の多板クラッチ69と右の多板
クラッチ71が構成されている。なお、右のクラッチ71で
はサイドギヤ61にスプライン係合したリング73が摩擦板
65,67の右側に配置されている。
れ外側と内側の摩擦板65,67が交互に配置されており、
外側の摩擦板65はデフケース23の内周にスプライン係合
し、内側の摩擦板67はギヤ59、61の外周にスプライン係
合している。こうして、左の多板クラッチ69と右の多板
クラッチ71が構成されている。なお、右のクラッチ71で
はサイドギヤ61にスプライン係合したリング73が摩擦板
65,67の右側に配置されている。
これらの多板クラッチ69,71は各プレッシャリング45,
47を介して伝わる前記カムスラスト力により押圧され
る。こうして各クラッチ69,71が締結状態になるとその
締結力に応じてデファレンシャル装置63が差動制限され
る。なお、各サイドギヤ59,61とデフケース23との間に
配置されたスラストワッシャ75,75によりピニオンギヤ5
7との噛合いによるギヤ59,61の噛合いスラスト力は多板
クラッチ69,71には作用しない。
47を介して伝わる前記カムスラスト力により押圧され
る。こうして各クラッチ69,71が締結状態になるとその
締結力に応じてデファレンシャル装置63が差動制限され
る。なお、各サイドギヤ59,61とデフケース23との間に
配置されたスラストワッシャ75,75によりピニオンギヤ5
7との噛合いによるギヤ59,61の噛合いスラスト力は多板
クラッチ69,71には作用しない。
デフケース23の右側壁77には内面側に設けられた周溝
79と周溝79とデフケース外部とを連通する貫通孔81とが
設けられている。この周溝79と貫通孔81にはクラッチリ
ング83が軸方向移動自在に配置されている。貫通孔81と
リング83との間にはトルクを受けてリング83を左方へ移
動するスラスト力を発生するカム部85が設けられてい
る。
79と周溝79とデフケース外部とを連通する貫通孔81とが
設けられている。この周溝79と貫通孔81にはクラッチリ
ング83が軸方向移動自在に配置されている。貫通孔81と
リング83との間にはトルクを受けてリング83を左方へ移
動するスラスト力を発生するカム部85が設けられてい
る。
クラッチリング83の左側面と多板クラッチ71のリング
73の右側面には圧力角を持ったドッグクラッチ87が形成
されている(デフロック機構)。ドッグクラッチ87はリ
ング83が左方へ移動すると噛合い状態となり、第1図の
ように右方へ移動すると開放状態となる。リング73とリ
ング83の間にはリング83を開放側へ付勢するリターンス
プリング89が配置されている。
73の右側面には圧力角を持ったドッグクラッチ87が形成
されている(デフロック機構)。ドッグクラッチ87はリ
ング83が左方へ移動すると噛合い状態となり、第1図の
ように右方へ移動すると開放状態となる。リング73とリ
ング83の間にはリング83を開放側へ付勢するリターンス
プリング89が配置されている。
ドッグクラッチ87が噛合い、デファレンシャル装置63
がロック状態のときデフケース23とサイドギヤ61との間
に差動が生じようとするとカム部85にトルクが加わりそ
のカムスラスト力によりドッグクラッチ87はより強固に
締結され抜けが防止されるとともにリング73が左方に押
圧され多板クラッチ71,69が強固に締結され、ドッグク
ラッチ87に加わる負荷を軽減する。
がロック状態のときデフケース23とサイドギヤ61との間
に差動が生じようとするとカム部85にトルクが加わりそ
のカムスラスト力によりドッグクラッチ87はより強固に
締結され抜けが防止されるとともにリング73が左方に押
圧され多板クラッチ71,69が強固に締結され、ドッグク
ラッチ87に加わる負荷を軽減する。
デフケース23の右方にはリング状の操作部材91が配置
されている。操作部材91の内縁側に設けられた突部93は
ボルト95によりクラッチリング83に固定されている。
されている。操作部材91の内縁側に設けられた突部93は
ボルト95によりクラッチリング83に固定されている。
操作部材91とデフキャリヤ29の間にはリング状のアク
チュエータ97が配置されている。アクチュエータ97はダ
イヤフラム99と、ダイヤフラム99が気密に取付けられダ
イヤフラム99と共に圧力室101を形成する保持部材103
と、ダイヤフラム99に固定された押圧部材105などから
構成されている。保持部材103はボルト107によりデフキ
ャリヤ29に固定されており、押圧部材105は操作部材91
と摺動可能に当接している。この摺動による押圧部材10
5の回転は押圧部材105が保持部材103に固定された係止
部材109と回転方向に係止することにより防止されてい
る。
チュエータ97が配置されている。アクチュエータ97はダ
イヤフラム99と、ダイヤフラム99が気密に取付けられダ
イヤフラム99と共に圧力室101を形成する保持部材103
と、ダイヤフラム99に固定された押圧部材105などから
構成されている。保持部材103はボルト107によりデフキ
ャリヤ29に固定されており、押圧部材105は操作部材91
と摺動可能に当接している。この摺動による押圧部材10
5の回転は押圧部材105が保持部材103に固定された係止
部材109と回転方向に係止することにより防止されてい
る。
アクチュエータ97の圧力室101にはエア・ポンプ等の
圧力源から制御弁装置を介して圧力が供給される。圧力
が供給されると圧力室101が膨張してダイヤフラム99が
撓み、押圧部材105が操作部材91を摺動しながら左方へ
押圧しリターンスプリング89の付勢力に抗してドッグク
ラッチ87を噛合わせデファレンシャル装置63をロックさ
せる。制御弁装置によって圧力の供給を停止し、圧力室
101を大気開放状態とするとリターンスプリング89の付
勢力によってクラッチリング83は右方へ戻りドッグクラ
ッチ87は開放される。また、ドッグクラッチ87は圧力角
を有するので、開放は円滑に行われる。このように、操
作部材91はアクチュエータ97によるデファレンシャル装
置63のロック動作と連動しロック方向(左方)とロック
解除方向(右方)へ移動する。
圧力源から制御弁装置を介して圧力が供給される。圧力
が供給されると圧力室101が膨張してダイヤフラム99が
撓み、押圧部材105が操作部材91を摺動しながら左方へ
押圧しリターンスプリング89の付勢力に抗してドッグク
ラッチ87を噛合わせデファレンシャル装置63をロックさ
せる。制御弁装置によって圧力の供給を停止し、圧力室
101を大気開放状態とするとリターンスプリング89の付
勢力によってクラッチリング83は右方へ戻りドッグクラ
ッチ87は開放される。また、ドッグクラッチ87は圧力角
を有するので、開放は円滑に行われる。このように、操
作部材91はアクチュエータ97によるデファレンシャル装
置63のロック動作と連動しロック方向(左方)とロック
解除方向(右方)へ移動する。
制御弁装置によるアクチュエータ97のこのような操作
は運転席から手動操作可能か又は操舵条件や路面条件に
応じて自動操作可能に構成されている。このようにし
て、アクチュエータ97は、デフケース23とデフキャリア
29との間に配置されデフロック機構としてのドグクラッ
チ87を操作するものであり、このアクチュエータ97の動
作と連動しデフロック機構の操作に伴って、操作部材91
はデフケース23の内方に移動するものである。
は運転席から手動操作可能か又は操舵条件や路面条件に
応じて自動操作可能に構成されている。このようにし
て、アクチュエータ97は、デフケース23とデフキャリア
29との間に配置されデフロック機構としてのドグクラッ
チ87を操作するものであり、このアクチュエータ97の動
作と連動しデフロック機構の操作に伴って、操作部材91
はデフケース23の内方に移動するものである。
操作部材91の外周近傍のデフキャリア29には、ドライ
ブピニオンギヤ35の右方に、引出し式のスイッチ11の本
体が取付けられている。スイッチ111は前記デフロック
機構操作時に本体から引き出される方向に摺動するロッ
ド113とこのロッド113に装着された止め輪115とその右
側に回転自在に取付けられた回転板117とを有してい
る。この回転板117の右側面には右方へ屈曲した操作部
材91の外縁部が当接可能となっている。
ブピニオンギヤ35の右方に、引出し式のスイッチ11の本
体が取付けられている。スイッチ111は前記デフロック
機構操作時に本体から引き出される方向に摺動するロッ
ド113とこのロッド113に装着された止め輪115とその右
側に回転自在に取付けられた回転板117とを有してい
る。この回転板117の右側面には右方へ屈曲した操作部
材91の外縁部が当接可能となっている。
従って、スイッチ111はデファレンシャル装置63のロ
ック時にアクチュエータ97のロック動作に連動して左方
へ移動する操作部材91により回転板117を介してロッド1
13が引出されロック信号を発生する。このロック信号に
より運転席にリヤデフ9がロック状態であることを表示
するランプが点灯する。ロック解除に際して操作部材91
がロック解除方向(右方)へ移動するとスイッチ111で
は内蔵のスプリングによりロッド113が右方へ戻りロッ
ク信号が切れて上記のランプが消える。なお、デフケー
ス23と一体回転する操作部材91の回転は回転板117が回
転することにより遮断されロッド113へは伝わらない。
ック時にアクチュエータ97のロック動作に連動して左方
へ移動する操作部材91により回転板117を介してロッド1
13が引出されロック信号を発生する。このロック信号に
より運転席にリヤデフ9がロック状態であることを表示
するランプが点灯する。ロック解除に際して操作部材91
がロック解除方向(右方)へ移動するとスイッチ111で
は内蔵のスプリングによりロッド113が右方へ戻りロッ
ク信号が切れて上記のランプが消える。なお、デフケー
ス23と一体回転する操作部材91の回転は回転板117が回
転することにより遮断されロッド113へは伝わらない。
このように構成されたリヤデフ9の機能を第2図の車
両の動力性能に即して簡単に説明する。
両の動力性能に即して簡単に説明する。
アクチュエータ97に圧力が供給されずドッグクラッチ
87が開放されている状態では、カム部55のカムスラスト
力による多板クラッチ69,71の差動制限力により、例え
ば悪路で後輪15,17の一方が空転状態になっても他方に
駆動力が送られ走行を継続できる。又、旋回の際の外輪
側の先行回転によりカム部55のスラスト力が小さくなっ
て後輪15,17間の差動制限力が小さくなり、円滑な旋回
が行える。
87が開放されている状態では、カム部55のカムスラスト
力による多板クラッチ69,71の差動制限力により、例え
ば悪路で後輪15,17の一方が空転状態になっても他方に
駆動力が送られ走行を継続できる。又、旋回の際の外輪
側の先行回転によりカム部55のスラスト力が小さくなっ
て後輪15,17間の差動制限力が小さくなり、円滑な旋回
が行える。
アクチュエータ97に圧力を供給すると、その押圧力に
よりドッグクラッチ87が噛合ってカム部85のカムスラス
ト力が加わりドッグクラッチ87をより強固に締結すると
ともに、多板クラッチ71,69が締結される。従ってデフ
ァレンシャル装置63はロック状態となり、悪路での走破
性は更に向上すると共に直進安定性が向上する。
よりドッグクラッチ87が噛合ってカム部85のカムスラス
ト力が加わりドッグクラッチ87をより強固に締結すると
ともに、多板クラッチ71,69が締結される。従ってデフ
ァレンシャル装置63はロック状態となり、悪路での走破
性は更に向上すると共に直進安定性が向上する。
上記のように、アクチュエータ97とスイッチ111の操
作方向が同じ方向(左方)であるから、従来側のテコ20
7のような逆回転機構が不要でありスイッチ111の操作機
構をコンパクトに構成できる。従って、ロッド113と回
転板117などをドライブピニオンギヤ35とデフキャリヤ2
9間の狭い隙間に配置できると共にスイッチ111を従来例
のホルダ215のようなものを用いずにデフキャリヤ29に
直接取付けることができる。こうして、スイッチ111の
操作機構を構造簡単で部品点数が少なくコンパクトに構
成できる。
作方向が同じ方向(左方)であるから、従来側のテコ20
7のような逆回転機構が不要でありスイッチ111の操作機
構をコンパクトに構成できる。従って、ロッド113と回
転板117などをドライブピニオンギヤ35とデフキャリヤ2
9間の狭い隙間に配置できると共にスイッチ111を従来例
のホルダ215のようなものを用いずにデフキャリヤ29に
直接取付けることができる。こうして、スイッチ111の
操作機構を構造簡単で部品点数が少なくコンパクトに構
成できる。
なお、この考案においてデファレンシャル装置はエン
ジン側と左右の駆動輪とをそれぞれ連結する一対の多板
クラッチとこれらを各別に締結させる一対のアクチュエ
ータを備えたデファレンシャル装置でもよい。
ジン側と左右の駆動輪とをそれぞれ連結する一対の多板
クラッチとこれらを各別に締結させる一対のアクチュエ
ータを備えたデファレンシャル装置でもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案の動力伝達装置においてロッ
ク状態を検知するスイッチに引出し式のものを用いてそ
の操作方向とデフロック機構のロック方向とを同一にし
たから、テコやその付属部材が不要となりスイッチの操
作機構が構成簡単で部品点数が少なくコンパクトにな
る。
ク状態を検知するスイッチに引出し式のものを用いてそ
の操作方向とデフロック機構のロック方向とを同一にし
たから、テコやその付属部材が不要となりスイッチの操
作機構が構成簡単で部品点数が少なくコンパクトにな
る。
第1図は一実施例の断面図、第2図はこの実施例を用い
た車両の動力系を示すスケルトン機構図、第3図は従来
の断面図である。 23…デフケース、29…デフキャリア 63…デファレンシャル装置 69,71…多板クラッチ 87…ドッグクラッチ(デフロック機構) 91…操作部材、97…アクチュエータ 111…引出し式スイッチ
た車両の動力系を示すスケルトン機構図、第3図は従来
の断面図である。 23…デフケース、29…デフキャリア 63…デファレンシャル装置 69,71…多板クラッチ 87…ドッグクラッチ(デフロック機構) 91…操作部材、97…アクチュエータ 111…引出し式スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】デフキャリアに回転自在に支持されたデフ
ケースに設けられたデフロック機構を有するデファレン
シャル装置と、 前記デフケースとデフキャリアとの間に配置され前記デ
フロック機構を操作するアクチュエータと、 このアクチュエータの動作と連動しデフロック機構の操
作に伴ってデフケース内方へ移動する操作部材と、 本体が前記操作部材近傍の前記デフキャリアに設置され
ると共に、前記操作部材に係合し前記デフロック機構操
作時に本体から引き出される方向に摺動するロッドを有
し、同ロッドの摺動に伴ってロック信号を発生する引出
し式スイッチと、 を備えたことを特徴とする動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125574U JPH083737Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125574U JPH083737Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0367740U JPH0367740U (ja) | 1991-07-02 |
| JPH083737Y2 true JPH083737Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31673437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989125574U Expired - Lifetime JPH083737Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083737Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59170022U (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-14 | 日野自動車株式会社 | デフロツク表示装置 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1989125574U patent/JPH083737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0367740U (ja) | 1991-07-02 |
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