JPH0837755A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
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- JPH0837755A JPH0837755A JP19208494A JP19208494A JPH0837755A JP H0837755 A JPH0837755 A JP H0837755A JP 19208494 A JP19208494 A JP 19208494A JP 19208494 A JP19208494 A JP 19208494A JP H0837755 A JPH0837755 A JP H0837755A
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- sleeve
- thrust
- oil
- spindle motor
- motor
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- Granted
Links
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体動圧軸受からオイル等の流体潤滑剤が漏
れ出ることを、簡単な構造で確実に防止すること。 【構成】 ハウジング1に固定される軸部材2と、軸部
材2に流体潤滑剤を介して回転支持されるロータハブ3
と、を備えたスピンドルモータである。軸部材2には、
スラストプレート6が設けられ、この上下両端面38,
39は、軸方向に対して各々実質上直角に形成されてい
る。ロータハブ3は、軸部材2と半径方向に動圧軸受支
持されるスリーブ8と、スラストプレート6とスリーブ
8により、ロータハブ3を軸方向に位置規制して動圧軸
受支持する、スラストカバー7と、を有する。スラスト
プレート6の外周端側には、間隙73が全周にわたり形
成され、これに対応するスリーブ8の一端部には、間隙
73がモータ外部へ連通する孔部20が穿設されてい
る。孔部20の間隙側開口部は、隆起して形成されてい
る。
れ出ることを、簡単な構造で確実に防止すること。 【構成】 ハウジング1に固定される軸部材2と、軸部
材2に流体潤滑剤を介して回転支持されるロータハブ3
と、を備えたスピンドルモータである。軸部材2には、
スラストプレート6が設けられ、この上下両端面38,
39は、軸方向に対して各々実質上直角に形成されてい
る。ロータハブ3は、軸部材2と半径方向に動圧軸受支
持されるスリーブ8と、スラストプレート6とスリーブ
8により、ロータハブ3を軸方向に位置規制して動圧軸
受支持する、スラストカバー7と、を有する。スラスト
プレート6の外周端側には、間隙73が全周にわたり形
成され、これに対応するスリーブ8の一端部には、間隙
73がモータ外部へ連通する孔部20が穿設されてい
る。孔部20の間隙側開口部は、隆起して形成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光・磁気ディスク駆動
装置等の記録ディスクを回転駆動行う為に好適な流体動
圧軸受を用いたスピンドルモータに関する。
装置等の記録ディスクを回転駆動行う為に好適な流体動
圧軸受を用いたスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】光・磁気ディスク等を回転駆動するスピ
ンドルモータは、ディスク搭載方向、即ち軸方向にロー
タハブのがたつきが防止されると共に精度良く回転支持
される必要がある。このため、ロータハブの軸受手段と
して従来のボールベアリングから、オイル等の流体潤滑
剤を用いた動圧軸受手段が採用されている。この動圧軸
受手段には、回転軸に対して半径方向に動圧支持するラ
ジアル動圧軸受と回転軸方向に位置規制すると共に動圧
支持するスラスト動圧軸受とから構成される。
ンドルモータは、ディスク搭載方向、即ち軸方向にロー
タハブのがたつきが防止されると共に精度良く回転支持
される必要がある。このため、ロータハブの軸受手段と
して従来のボールベアリングから、オイル等の流体潤滑
剤を用いた動圧軸受手段が採用されている。この動圧軸
受手段には、回転軸に対して半径方向に動圧支持するラ
ジアル動圧軸受と回転軸方向に位置規制すると共に動圧
支持するスラスト動圧軸受とから構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造によ
るスピンドルモータにおいて、モータ内部には流体潤滑
剤として、通常、オイルが注入されているが、流体動圧
軸受不良を起こす最大の原因は、このオイルがモータ外
部へ漏れ出てしまうことにある。例えば、流体動圧軸受
の組み立て時やモータ回転時に流体動圧軸受のオイルに
空気が混入することがある。こうした場合、流体動圧軸
受部位の温度上昇や、流体動圧軸受部位に対してモータ
外部等が低圧になると、大幅に上記空気が膨張して、流
体動圧軸受から外部へオイルが押し出されて、オイル漏
れが発生する。また一方で、何等かの理由により、モー
タ外部から衝撃荷重や遠心力がモータに加わることがあ
る。この場合も流体動圧軸受部で保持しきれなくなった
オイルが飛散してオイル漏れを起こす原因となる。
るスピンドルモータにおいて、モータ内部には流体潤滑
剤として、通常、オイルが注入されているが、流体動圧
軸受不良を起こす最大の原因は、このオイルがモータ外
部へ漏れ出てしまうことにある。例えば、流体動圧軸受
の組み立て時やモータ回転時に流体動圧軸受のオイルに
空気が混入することがある。こうした場合、流体動圧軸
受部位の温度上昇や、流体動圧軸受部位に対してモータ
外部等が低圧になると、大幅に上記空気が膨張して、流
体動圧軸受から外部へオイルが押し出されて、オイル漏
れが発生する。また一方で、何等かの理由により、モー
タ外部から衝撃荷重や遠心力がモータに加わることがあ
る。この場合も流体動圧軸受部で保持しきれなくなった
オイルが飛散してオイル漏れを起こす原因となる。
【0004】オイル漏れが発生すると、流体動圧軸受に
保持されるオイル量が減少して、精度良く且つ安定した
軸受支持が困難となり、しかも軸受寿命を著しく低下さ
せる。加えて、モータ外部へ漏出したオイルがディスク
収容室を汚染してディスクの読み書き障害を引き起こす
要因となる。本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その課題とすると
ころは、モータ内外部の気圧差やモータ外部から加わる
荷重等に起因した流体潤滑剤の漏出を、簡単な構成によ
り解消できるスピンドルモータを提供することである。
さらに本発明の別の課題は、流体潤滑剤の漏出防止によ
り安定した高精度の回転支持が得られる信頼性の高いス
ピンドルモータを提供することである。
保持されるオイル量が減少して、精度良く且つ安定した
軸受支持が困難となり、しかも軸受寿命を著しく低下さ
せる。加えて、モータ外部へ漏出したオイルがディスク
収容室を汚染してディスクの読み書き障害を引き起こす
要因となる。本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その課題とすると
ころは、モータ内外部の気圧差やモータ外部から加わる
荷重等に起因した流体潤滑剤の漏出を、簡単な構成によ
り解消できるスピンドルモータを提供することである。
さらに本発明の別の課題は、流体潤滑剤の漏出防止によ
り安定した高精度の回転支持が得られる信頼性の高いス
ピンドルモータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明に係るスピンドルモータは、ハウジングと、
前記ハウジングに固定された軸部材と、前記軸部材に対
して相対的に回転自在であるロータハブと、前記軸部材
と前記ロータハブとの間に介在された動圧流体軸受手段
と、を具備するスピンドルモータにおいて;前記軸部材
には半径方向外方に突出するスラストプレートが設けら
れており、前記ロータハブは、前記軸部材に回転自在に
支持されたスリーブと、前記スラストプレートを覆うス
ラストカバーとを含み、前記スリーブと前記軸部材との
間にラジアル軸受部が設けられ、前記スリーブの端部と
前記スラストプレートとの間、及び前記スラストカバー
と前記スラストプレートとの間に、夫々、スラスト軸受
部が設けられており;前記スラストプレートの外周側に
は、前記スリーブ及び前記スラストカバーによって規定
された環状空間が設けられ、前記環状空間には、前記環
状空間の圧力をモータ外部の圧力と実質上等しくさせる
ための連通孔が設けられ、前記連通孔における、前記環
状空間に開口する開口部は、前記環状空間を規定する内
面から内方に突出してなるものである。
に、本発明に係るスピンドルモータは、ハウジングと、
前記ハウジングに固定された軸部材と、前記軸部材に対
して相対的に回転自在であるロータハブと、前記軸部材
と前記ロータハブとの間に介在された動圧流体軸受手段
と、を具備するスピンドルモータにおいて;前記軸部材
には半径方向外方に突出するスラストプレートが設けら
れており、前記ロータハブは、前記軸部材に回転自在に
支持されたスリーブと、前記スラストプレートを覆うス
ラストカバーとを含み、前記スリーブと前記軸部材との
間にラジアル軸受部が設けられ、前記スリーブの端部と
前記スラストプレートとの間、及び前記スラストカバー
と前記スラストプレートとの間に、夫々、スラスト軸受
部が設けられており;前記スラストプレートの外周側に
は、前記スリーブ及び前記スラストカバーによって規定
された環状空間が設けられ、前記環状空間には、前記環
状空間の圧力をモータ外部の圧力と実質上等しくさせる
ための連通孔が設けられ、前記連通孔における、前記環
状空間に開口する開口部は、前記環状空間を規定する内
面から内方に突出してなるものである。
【0006】そして、本発明のスピンドルモータによれ
ば、前記連通孔がモータ内部に連通しているものが提供
される。さらに、前記スリーブには前記環状空間と前記
モータ内部とを連通するための筒状部材の端部が前記環
状空間に突出しているスピンドルモータが提供される。
また、前記スピンドルモータにあっては、前記スリーブ
及び前記スラストカバーにおける、前記環状空間を規定
する面に、前記スラスト軸受部の流体潤滑剤を撥油する
撥油剤が塗布されることが望ましい。更に環状空間の外
周面を規定する面には、周方向に間隔をおいて複数の凹
凸部を設けることが望ましい。
ば、前記連通孔がモータ内部に連通しているものが提供
される。さらに、前記スリーブには前記環状空間と前記
モータ内部とを連通するための筒状部材の端部が前記環
状空間に突出しているスピンドルモータが提供される。
また、前記スピンドルモータにあっては、前記スリーブ
及び前記スラストカバーにおける、前記環状空間を規定
する面に、前記スラスト軸受部の流体潤滑剤を撥油する
撥油剤が塗布されることが望ましい。更に環状空間の外
周面を規定する面には、周方向に間隔をおいて複数の凹
凸部を設けることが望ましい。
【0007】
【作用】本発明のスピンドルモータによれば、ロータハ
ブを軸方向へ位置規制して動圧軸受支持する二つのスラ
スト軸受部、即ちスリーブの端部とスラストプレートと
の間、及びスラストカバーとスラストプレートとの間に
は、それぞれ別々に流体潤滑剤が介在して充填されてい
る。そしてこれらの流体潤滑剤は、スラストプレートの
外周側に形成された環状空間に連通している。しかも環
状空間には、モータ内外部の圧力を実質上等しくする連
通孔が設けられている。この連通孔により、モータ内外
部の気圧差が解消される。即ち、流体潤滑剤に気泡等が
含まれていても容易にこの間隙にて脱泡される。またモ
ータの温度上昇等による気圧変化要素があっても、実質
上気圧差を生じないから、流体潤滑剤が押し出されて漏
出することが防止される。
ブを軸方向へ位置規制して動圧軸受支持する二つのスラ
スト軸受部、即ちスリーブの端部とスラストプレートと
の間、及びスラストカバーとスラストプレートとの間に
は、それぞれ別々に流体潤滑剤が介在して充填されてい
る。そしてこれらの流体潤滑剤は、スラストプレートの
外周側に形成された環状空間に連通している。しかも環
状空間には、モータ内外部の圧力を実質上等しくする連
通孔が設けられている。この連通孔により、モータ内外
部の気圧差が解消される。即ち、流体潤滑剤に気泡等が
含まれていても容易にこの間隙にて脱泡される。またモ
ータの温度上昇等による気圧変化要素があっても、実質
上気圧差を生じないから、流体潤滑剤が押し出されて漏
出することが防止される。
【0008】もし、モータ外部から何等かの理由によ
り、衝撃荷重や遠心力等の作用力を受けて、スラストプ
レートの両端面に保持される流体潤滑剤が、環状空間内
に飛散または漏出しても、連通孔の開口部は内部で突出
して設けられているため、流体潤滑剤はこの開口部を乗
り越えてモータ外部へ漏出することがなく、環状空間内
に貯溜される。そして貯溜された流体潤滑剤は、元の保
持部に容易に回収され、流体潤滑剤の枯渇を招くことが
ない。なお、連通孔がモータ内部へ連通していることに
より、流体潤滑剤が開口部から万一漏出しても、モータ
内部に滞留することになり、モータ外部へ直接漏出する
事故が未然に防止され、ディスク室内を汚染することが
ない。ところで、連通孔を形成する開口部に、筒状部材
を装着することにより、容易に構成することができ、組
み立て・作業性の向上がはかれる。また、前記環状空間
の内面に流体潤滑材を撥油する撥油剤を塗布すれば、環
状空間内に飛散した流体潤滑剤は摩擦抵抗が低下して、
容易に元の保持部へ回収され易くなる。そして、更に環
状空間の外周面を規定する面に、凹凸部が設けられるこ
とにより、モータの姿勢や向きに制約されず、モータの
回転に伴って流体潤滑剤の回収性が高められる。
り、衝撃荷重や遠心力等の作用力を受けて、スラストプ
レートの両端面に保持される流体潤滑剤が、環状空間内
に飛散または漏出しても、連通孔の開口部は内部で突出
して設けられているため、流体潤滑剤はこの開口部を乗
り越えてモータ外部へ漏出することがなく、環状空間内
に貯溜される。そして貯溜された流体潤滑剤は、元の保
持部に容易に回収され、流体潤滑剤の枯渇を招くことが
ない。なお、連通孔がモータ内部へ連通していることに
より、流体潤滑剤が開口部から万一漏出しても、モータ
内部に滞留することになり、モータ外部へ直接漏出する
事故が未然に防止され、ディスク室内を汚染することが
ない。ところで、連通孔を形成する開口部に、筒状部材
を装着することにより、容易に構成することができ、組
み立て・作業性の向上がはかれる。また、前記環状空間
の内面に流体潤滑材を撥油する撥油剤を塗布すれば、環
状空間内に飛散した流体潤滑剤は摩擦抵抗が低下して、
容易に元の保持部へ回収され易くなる。そして、更に環
状空間の外周面を規定する面に、凹凸部が設けられるこ
とにより、モータの姿勢や向きに制約されず、モータの
回転に伴って流体潤滑剤の回収性が高められる。
【0009】
【実施例】本発明に従うスピンドルモータの実施例につ
いて、添付の図面を参照しながら説明する。図1及び図
2は、例えば磁気ディスクを駆動する第1の実施例のス
ピンドルモータであり、図1はその全体を示す断面図、
図2は図1の一部を拡大して示した要部拡大断面図であ
る。図1及び図2において、部材1は磁気ディスク駆動
装置の一部をなすハウジングであり、直接または間接的
に駆動装置のベース部材に取り付けられている。ハウジ
ング1は例えばアルミ合金により形成されている。ハウ
ジング1の中央部には、環状に突出したボス部22が一
体に形成されており、このボス部22には孔部23が穿
設されている。そして孔部23には、シャフト2の一端
部(下部)が嵌め込まれて固定されている。シャフト2
は、例えば鉄基合金材等から形成されている。上記ハウ
ジング1及びシャフト2により、本スピンドルモータの
静止部材となす。
いて、添付の図面を参照しながら説明する。図1及び図
2は、例えば磁気ディスクを駆動する第1の実施例のス
ピンドルモータであり、図1はその全体を示す断面図、
図2は図1の一部を拡大して示した要部拡大断面図であ
る。図1及び図2において、部材1は磁気ディスク駆動
装置の一部をなすハウジングであり、直接または間接的
に駆動装置のベース部材に取り付けられている。ハウジ
ング1は例えばアルミ合金により形成されている。ハウ
ジング1の中央部には、環状に突出したボス部22が一
体に形成されており、このボス部22には孔部23が穿
設されている。そして孔部23には、シャフト2の一端
部(下部)が嵌め込まれて固定されている。シャフト2
は、例えば鉄基合金材等から形成されている。上記ハウ
ジング1及びシャフト2により、本スピンドルモータの
静止部材となす。
【0010】ハウジング1のボス部22の上端部の外周
側には、切り欠き部60が形成され、この切り欠き部6
0にステータ4が外嵌して固定されている。ステータ4
は、電磁鋼板が複数枚積層されて形成されたステータコ
ア18と、ステータコア18に巻回された(電機子)コ
イル17とから構成されている。ハウジング1の下部に
は、フレキシブル回路基板10が貼り付けられて固定さ
れており、このフレキシブル回路基板10の端部はモー
タ外部へ延びて設けられている。従って、コイル17か
ら引き出されたコイル線61は、ハウジング1の基部1
4に穿設された孔部16を通して、その下部に位置付け
られたフレキシブル回路基板10へ電気接続され、これ
により電気的にモータ外部へ導出される。
側には、切り欠き部60が形成され、この切り欠き部6
0にステータ4が外嵌して固定されている。ステータ4
は、電磁鋼板が複数枚積層されて形成されたステータコ
ア18と、ステータコア18に巻回された(電機子)コ
イル17とから構成されている。ハウジング1の下部に
は、フレキシブル回路基板10が貼り付けられて固定さ
れており、このフレキシブル回路基板10の端部はモー
タ外部へ延びて設けられている。従って、コイル17か
ら引き出されたコイル線61は、ハウジング1の基部1
4に穿設された孔部16を通して、その下部に位置付け
られたフレキシブル回路基板10へ電気接続され、これ
により電気的にモータ外部へ導出される。
【0011】ハウジング1に固定されたシャフト2の他
端部(上部)は、縮径されて形成されており、その軸心
部には孔部11が穿設されている。孔部11は、図示省
略の磁気ディスク駆動装置の上側蓋体にネジ止めされて
固定される。そしてシャフト2の他端部(上部)側に
は、半径方向外向へ全周にわたり張り出して形成された
スラストプレート6が一体に形成されている。シャフト
2とスラストプレート6とは同軸状に構成されている。
またスラストプレート6の上下端面38、39は、シャ
フト2に対して実質上直角に形成されている。すなわ
ち、上下端面38、39は実質上平行に形成されてい
る。そして、スラストプレート6の外周部32には、全
周にわたり断面形状が略V字状をなす溝33が形成され
ている。
端部(上部)は、縮径されて形成されており、その軸心
部には孔部11が穿設されている。孔部11は、図示省
略の磁気ディスク駆動装置の上側蓋体にネジ止めされて
固定される。そしてシャフト2の他端部(上部)側に
は、半径方向外向へ全周にわたり張り出して形成された
スラストプレート6が一体に形成されている。シャフト
2とスラストプレート6とは同軸状に構成されている。
またスラストプレート6の上下端面38、39は、シャ
フト2に対して実質上直角に形成されている。すなわ
ち、上下端面38、39は実質上平行に形成されてい
る。そして、スラストプレート6の外周部32には、全
周にわたり断面形状が略V字状をなす溝33が形成され
ている。
【0012】そしてその上下端面38、39には、図示
省略するが、周方向に所定の間隔で設けられた(図示省
略する)略V字状やヘリングボーン状、或いはダブルヘ
リカル状の溝による動圧グルーブが形成されている。ま
た一方、シャフト2の略中央部における外周部24にも
同様のヘリングボーン状等の溝による動圧グルーブ1
9,19が周方向に所定の間隔で設けられると共に、こ
れらは上下方向に二列が整列して設けられている。
省略するが、周方向に所定の間隔で設けられた(図示省
略する)略V字状やヘリングボーン状、或いはダブルヘ
リカル状の溝による動圧グルーブが形成されている。ま
た一方、シャフト2の略中央部における外周部24にも
同様のヘリングボーン状等の溝による動圧グルーブ1
9,19が周方向に所定の間隔で設けられると共に、こ
れらは上下方向に二列が整列して設けられている。
【0013】次に、シャフト2に対して回転支持される
ロータハブ3は、軸受支持されるスリーブ8、スラスト
カバー7、ハブ9そしてロータマグネット5から構成さ
れている。スリーブ8は、例えば銅基合金等が用いられ
て形成されており、筒状の垂下部29と、この垂下部2
9よりも大径に形成されると共にこれと同軸状に設けら
れた筒状の周壁(大径周壁)48とから構成からされ
る。垂下部29と大径周壁48とは、これらと同じく一
体に形成された基部21により連結固定されている。
ロータハブ3は、軸受支持されるスリーブ8、スラスト
カバー7、ハブ9そしてロータマグネット5から構成さ
れている。スリーブ8は、例えば銅基合金等が用いられ
て形成されており、筒状の垂下部29と、この垂下部2
9よりも大径に形成されると共にこれと同軸状に設けら
れた筒状の周壁(大径周壁)48とから構成からされ
る。垂下部29と大径周壁48とは、これらと同じく一
体に形成された基部21により連結固定されている。
【0014】スラストカバー7は、略円盤状をなし、中
央部にシャフト2の端部を挿通する孔部62が穿設され
ている。スラストカバー7は、その外周側においてスリ
ーブ8に固定されている。すなわち、スラストカバー7
における外周側の下端面63が、スリーブ8の基部21
へ載置され、またスラストカバー7の外周端部37と、
大径周壁48の上部内周壁56とが当接されて保持され
る。そして大径周壁48の上壁47を軸側(内側)へ塑
性変形加工等により加締められて、スラストカバー7は
スリーブ8にきつく固定される。その際、スラストカバ
ー7の下端面42並びにスリーブ8の垂下部29の上端
面43は、それぞれ僅かな隙間をもって、スラストプレ
ート6の上下端面38、39と対向配置されており、こ
のそれぞれの隙間には流体潤滑剤としてオイルが充填さ
れている。なお、スラストカバー7の下端面42におけ
る、シャフト2側(内周側)には弧状部70が形成され
ており、この弧状部70はスラストプレート6の上端面
38とにより、オイルの貯溜溝となす。
央部にシャフト2の端部を挿通する孔部62が穿設され
ている。スラストカバー7は、その外周側においてスリ
ーブ8に固定されている。すなわち、スラストカバー7
における外周側の下端面63が、スリーブ8の基部21
へ載置され、またスラストカバー7の外周端部37と、
大径周壁48の上部内周壁56とが当接されて保持され
る。そして大径周壁48の上壁47を軸側(内側)へ塑
性変形加工等により加締められて、スラストカバー7は
スリーブ8にきつく固定される。その際、スラストカバ
ー7の下端面42並びにスリーブ8の垂下部29の上端
面43は、それぞれ僅かな隙間をもって、スラストプレ
ート6の上下端面38、39と対向配置されており、こ
のそれぞれの隙間には流体潤滑剤としてオイルが充填さ
れている。なお、スラストカバー7の下端面42におけ
る、シャフト2側(内周側)には弧状部70が形成され
ており、この弧状部70はスラストプレート6の上端面
38とにより、オイルの貯溜溝となす。
【0015】スラストプレート6の外周端側には、これ
を包囲するように全周にわたって間隙(環状空間)73
が形成されている。間隙73は、スラストカバー7の下
端面80と、(スリーブ8の周壁48)内周壁71と、
(スリーブ8の基部21)底面72とにより環状に形成
されている。そして、間隙73に対応するスリーブ8の
基部21には、軸方向へ貫通する孔部20が穿設されて
おり、モータ外部へ連通している。加えて、この孔部2
0は、スラストカバー7の下端面42とスラストプレー
ト6、並びにスラストプレート6とスリーブ8の上端面
43とによる(後述する)動圧発生部にそれぞれ連通し
ている。孔部20は、シャフト2の軸芯を中心として、
基部21の周方向に複数個が均等配置されており、本実
施例では、二箇所、180度回転対称状に(図1におい
て左右に表われている)設けられている。そして孔部2
0における間隙73側は、図に示すように、筒状に隆起
した隆起部74が形成されている。孔部20はロータ3
の回転動バランスを考慮して、複数個設ける場合は、周
方向へ均等配置させることが望ましい。
を包囲するように全周にわたって間隙(環状空間)73
が形成されている。間隙73は、スラストカバー7の下
端面80と、(スリーブ8の周壁48)内周壁71と、
(スリーブ8の基部21)底面72とにより環状に形成
されている。そして、間隙73に対応するスリーブ8の
基部21には、軸方向へ貫通する孔部20が穿設されて
おり、モータ外部へ連通している。加えて、この孔部2
0は、スラストカバー7の下端面42とスラストプレー
ト6、並びにスラストプレート6とスリーブ8の上端面
43とによる(後述する)動圧発生部にそれぞれ連通し
ている。孔部20は、シャフト2の軸芯を中心として、
基部21の周方向に複数個が均等配置されており、本実
施例では、二箇所、180度回転対称状に(図1におい
て左右に表われている)設けられている。そして孔部2
0における間隙73側は、図に示すように、筒状に隆起
した隆起部74が形成されている。孔部20はロータ3
の回転動バランスを考慮して、複数個設ける場合は、周
方向へ均等配置させることが望ましい。
【0016】本実施例によれば、スラストカバー7の下
端面42とスラストプレート6の上端面38、及びスラ
ストプレート6の下端面39と(スリーブ8の)垂下部
29の上端面43、によりスラスト動圧軸受手段が構成
され、これにより、ロータハブ3を軸方向に位置規制す
ると共に、動圧軸受による軸方向の回転支持を行なう。
なお、スラスト動圧軸受として、動圧グルーブがスラス
トプレート6に設けられたものに代えて、スラストカバ
ー7及びスリーブ8(の垂下部29)側に設けられてい
てもよい。
端面42とスラストプレート6の上端面38、及びスラ
ストプレート6の下端面39と(スリーブ8の)垂下部
29の上端面43、によりスラスト動圧軸受手段が構成
され、これにより、ロータハブ3を軸方向に位置規制す
ると共に、動圧軸受による軸方向の回転支持を行なう。
なお、スラスト動圧軸受として、動圧グルーブがスラス
トプレート6に設けられたものに代えて、スラストカバ
ー7及びスリーブ8(の垂下部29)側に設けられてい
てもよい。
【0017】一方、スリーブ8の垂下部29の内周部5
3と、シャフト2の外周部24とは、僅かな隙間をもっ
て軸方向に沿って対向配置されている。そして、この隙
間には流体潤滑剤としてオイルが充填されている。これ
により、ロータハブ3はシャフト2に対して、半径(ラ
ジアル)方向に動圧軸受支持される。本実施例では、ラ
ジアル動圧軸受として、動圧グルーブがシャフト2側に
設けられているが、これとは逆に、スリーブ8側に設け
られていてもよい。
3と、シャフト2の外周部24とは、僅かな隙間をもっ
て軸方向に沿って対向配置されている。そして、この隙
間には流体潤滑剤としてオイルが充填されている。これ
により、ロータハブ3はシャフト2に対して、半径(ラ
ジアル)方向に動圧軸受支持される。本実施例では、ラ
ジアル動圧軸受として、動圧グルーブがシャフト2側に
設けられているが、これとは逆に、スリーブ8側に設け
られていてもよい。
【0018】スリーブ8の大径周壁48の外周部にはア
ルミ合金等により形成されるハブ9が固定されており、
このハブ9の内周部64にロータマグネット5が環状に
配設されている。ロータマグネット5は周方向へ所定の
磁極数が着磁されている。なお、ロータマグネット5
は、スリーブ8における大径周壁48の下端49に当接
して軸方向の高さ位置決めが行なわれており、即ちステ
ータ4の高さ位置に対応してハブ9に固定されている。
従って、フレキシブル回路基板10の導出端部に所要の
信号が通電されると、ステータ4とロータマグネット5
との電磁気的作用によって、ロータハブ3が回転駆動さ
れる。なお、図示省略の磁気ディスクは、ハブ9の外周
部28に嵌め込まれて装着され、下方に形成された鍔部
12にて受け止められ、そして既に公知のクランプ手段
により、固定される。
ルミ合金等により形成されるハブ9が固定されており、
このハブ9の内周部64にロータマグネット5が環状に
配設されている。ロータマグネット5は周方向へ所定の
磁極数が着磁されている。なお、ロータマグネット5
は、スリーブ8における大径周壁48の下端49に当接
して軸方向の高さ位置決めが行なわれており、即ちステ
ータ4の高さ位置に対応してハブ9に固定されている。
従って、フレキシブル回路基板10の導出端部に所要の
信号が通電されると、ステータ4とロータマグネット5
との電磁気的作用によって、ロータハブ3が回転駆動さ
れる。なお、図示省略の磁気ディスクは、ハブ9の外周
部28に嵌め込まれて装着され、下方に形成された鍔部
12にて受け止められ、そして既に公知のクランプ手段
により、固定される。
【0019】上述の通り、本発明のスピンドルモータに
は、ラジアル及びスラスト動圧軸受支持されており、所
定部位には流体潤滑剤としてのオイルが介在して充填さ
れている。充填されたオイルがモータ外部へ漏れ出るこ
とを防止するために、またこれに加えて、安定した軸受
支持を維持させるために、本発明のスピンドルモータに
おいては同様の図1及び図2を用いて、以下に説明する
構成がなされている。これらの図において、まずラジア
ル動圧軸受として、一方(図の下側;モータ外側)につ
いて説明する。シャフト2の外周部24と、スリーブ8
の垂下部29との間には、その下端側において、空隙5
0が設けられている。空隙50は、シャフト2の外周部
24と垂下部29の内周部53とに、それぞれ全周にわ
たる凹部65、66が形成され、これらが半径方向に対
向して配置されることにより形成される。しかもこの凹
部65、66の表面には、オイルを溌油する溌油剤が塗
布されている。
は、ラジアル及びスラスト動圧軸受支持されており、所
定部位には流体潤滑剤としてのオイルが介在して充填さ
れている。充填されたオイルがモータ外部へ漏れ出るこ
とを防止するために、またこれに加えて、安定した軸受
支持を維持させるために、本発明のスピンドルモータに
おいては同様の図1及び図2を用いて、以下に説明する
構成がなされている。これらの図において、まずラジア
ル動圧軸受として、一方(図の下側;モータ外側)につ
いて説明する。シャフト2の外周部24と、スリーブ8
の垂下部29との間には、その下端側において、空隙5
0が設けられている。空隙50は、シャフト2の外周部
24と垂下部29の内周部53とに、それぞれ全周にわ
たる凹部65、66が形成され、これらが半径方向に対
向して配置されることにより形成される。しかもこの凹
部65、66の表面には、オイルを溌油する溌油剤が塗
布されている。
【0020】従って動圧グルーブ19におけるオイル
が、モータ外方(図の下側方向)へ漏れ出ようとして
も、シャフト2の外周部24と垂下部29の内周部53
との隙間が、この空隙50により急激に開口しているた
め、しかもそれぞれの凹部65、66に溌油剤が塗布し
てあるため、表面張力により漏れでることが防止され
る。なお、空隙50のモータ内側、即ち図の上側におい
て、垂下部29の内周部53には、溝51が設けられて
いる。この溝51は、モータの回転及び停止等に伴い、
動圧グルーブ19に保持されるオイルが移動し、その移
動によって余分になるオイルを貯溜する貯溜溝である。
この溝51はシャフト2の外周部24との間隙を、動圧
軸受部よりも大きく、毛管現象による張力でオイルを保
持しえる程度に形成されている。本実施例では、0.0
5mmの間隙に設定されている。
が、モータ外方(図の下側方向)へ漏れ出ようとして
も、シャフト2の外周部24と垂下部29の内周部53
との隙間が、この空隙50により急激に開口しているた
め、しかもそれぞれの凹部65、66に溌油剤が塗布し
てあるため、表面張力により漏れでることが防止され
る。なお、空隙50のモータ内側、即ち図の上側におい
て、垂下部29の内周部53には、溝51が設けられて
いる。この溝51は、モータの回転及び停止等に伴い、
動圧グルーブ19に保持されるオイルが移動し、その移
動によって余分になるオイルを貯溜する貯溜溝である。
この溝51はシャフト2の外周部24との間隙を、動圧
軸受部よりも大きく、毛管現象による張力でオイルを保
持しえる程度に形成されている。本実施例では、0.0
5mmの間隙に設定されている。
【0021】ラジアル動圧軸受の他方(図の上側;モー
タ内側)にも、前記空隙50と同様、空隙54が形成さ
れている。空隙54は、スラストプレート6の根元部と
スリーブ8との隅部にて形成されている。そして作用と
しては、前記空隙50と同様であり、また垂下部29に
設けられた溝52は、オイルの貯溜溝である。そしてス
リーブ8の垂下部29の一端部側にあたる上端面43に
は、スラスト動圧軸受の下側が連設している。
タ内側)にも、前記空隙50と同様、空隙54が形成さ
れている。空隙54は、スラストプレート6の根元部と
スリーブ8との隅部にて形成されている。そして作用と
しては、前記空隙50と同様であり、また垂下部29に
設けられた溝52は、オイルの貯溜溝である。そしてス
リーブ8の垂下部29の一端部側にあたる上端面43に
は、スラスト動圧軸受の下側が連設している。
【0022】スラスト動圧軸受においては、スラストプ
レート6を挟み、この上端38とスラストカバー7の下
端面42、及びスラストプレート6の下端面39と垂下
部29の上端面43、のそれぞれの間隙(即ち動圧発生
部をなす)にオイルが充填されている。特にスラスト動
圧軸受の場合、モータの回転及び停止の動作に伴い、ロ
ータハブ3の荷重により、それぞれの動圧軸受の間隙が
変化する。しかも回転による動圧発生時と回転停止時と
で、動圧発生部の中心部(動圧発生グルーブが設けられ
ている)におけるオイルの保持量が変化する。このた
め、この動圧発生部において保持しきれないオイルは、
動圧発生部とスラストプレート6の根元側(シャフト2
側)、即ちスラストカバー7の弧状部70とスラストプ
レート6の上端面38との間隙75に保持される。
レート6を挟み、この上端38とスラストカバー7の下
端面42、及びスラストプレート6の下端面39と垂下
部29の上端面43、のそれぞれの間隙(即ち動圧発生
部をなす)にオイルが充填されている。特にスラスト動
圧軸受の場合、モータの回転及び停止の動作に伴い、ロ
ータハブ3の荷重により、それぞれの動圧軸受の間隙が
変化する。しかも回転による動圧発生時と回転停止時と
で、動圧発生部の中心部(動圧発生グルーブが設けられ
ている)におけるオイルの保持量が変化する。このた
め、この動圧発生部において保持しきれないオイルは、
動圧発生部とスラストプレート6の根元側(シャフト2
側)、即ちスラストカバー7の弧状部70とスラストプ
レート6の上端面38との間隙75に保持される。
【0023】間隙75は半径方向内方につれて間隙が大
きくなっており、毛細管現象により保持されるオイルの
量が所定の部位にて均衡するよう設けられている。すな
わちオイルの量に対応して、連続的に間隙75が変化し
ているため、所望のオイル量が保持される。そして、オ
イル量の変動、移動に対して円滑に移動させることがで
きる。このため、オイルがモータ外側、図の上側へ漏出
することが防止される。加えて、孔部62による、スラ
ストカバー7とシャフト2との鍵状に空間が形成される
ラビリンスシール構成により、よりオイルの漏出が防止
される。一方、モータ回転停止時におけるスラストプレ
ート6の下側では、スリーブ8の上端面43との間隙が
大きくなり、この間隙自体に保持されることに加え、溝
76においても保持される。
きくなっており、毛細管現象により保持されるオイルの
量が所定の部位にて均衡するよう設けられている。すな
わちオイルの量に対応して、連続的に間隙75が変化し
ているため、所望のオイル量が保持される。そして、オ
イル量の変動、移動に対して円滑に移動させることがで
きる。このため、オイルがモータ外側、図の上側へ漏出
することが防止される。加えて、孔部62による、スラ
ストカバー7とシャフト2との鍵状に空間が形成される
ラビリンスシール構成により、よりオイルの漏出が防止
される。一方、モータ回転停止時におけるスラストプレ
ート6の下側では、スリーブ8の上端面43との間隙が
大きくなり、この間隙自体に保持されることに加え、溝
76においても保持される。
【0024】スラストプレート6の外周端側には、環状
の間隙(環状空間)73が設けられており、スラストプ
レート6の上下端面に保持されるオイルが、外周部32
にて連続することなく分断され、それぞれ間隙73に連
通した状態となっている。そして間隙73は孔部20に
より、外気と連通している。このため、それぞれのオイ
ル保持部である動圧発生部はモータ外気と実質上同一の
圧力であり、気圧差が解消されている。従ってオイル中
に気泡等が含まれていたり、モータの温度上昇等によ
り、オイルが押し出されて移動するようなことが生じな
い。即ちオイル漏れが防止される。なおオイル中に含ま
れた気泡は間隙73にて脱泡される。そしてスラストプ
レート6の外周部32にはV字状溝33が形成されてお
り、この部分にオイルをはじく撥油剤が塗布されている
ため、スラストプレート上側に保持されたオイルは、下
側に移動することが防止される。なお、V字状に形成し
ているのは、撥油剤の塗布が容易であることに加え、外
周部32の(スラストプレート6の)両端面38、39
に対する面角度を鋭角にすることにより、オイルの移
動、漏出を防止することにある。
の間隙(環状空間)73が設けられており、スラストプ
レート6の上下端面に保持されるオイルが、外周部32
にて連続することなく分断され、それぞれ間隙73に連
通した状態となっている。そして間隙73は孔部20に
より、外気と連通している。このため、それぞれのオイ
ル保持部である動圧発生部はモータ外気と実質上同一の
圧力であり、気圧差が解消されている。従ってオイル中
に気泡等が含まれていたり、モータの温度上昇等によ
り、オイルが押し出されて移動するようなことが生じな
い。即ちオイル漏れが防止される。なおオイル中に含ま
れた気泡は間隙73にて脱泡される。そしてスラストプ
レート6の外周部32にはV字状溝33が形成されてお
り、この部分にオイルをはじく撥油剤が塗布されている
ため、スラストプレート上側に保持されたオイルは、下
側に移動することが防止される。なお、V字状に形成し
ているのは、撥油剤の塗布が容易であることに加え、外
周部32の(スラストプレート6の)両端面38、39
に対する面角度を鋭角にすることにより、オイルの移
動、漏出を防止することにある。
【0025】仮に、モータ外部から衝撃荷重や遠心力を
受け、スラストプレート6の上端面38側のオイルが、
下部の間隙73へ落下した場合、スリーブ8の底面72
にて受け止められる。そして、孔部20は隆起している
(隆起部74)ため、孔部を乗り越えてモータ外部側へ
漏出することが防止される。そして、図に示すように、
孔部20はモータ内部側(ステータ4側)に連通し、ハ
ブ9とハウジング1との間を通してモータ外部へ通気し
ている。モータ内部からモータ外部への出口にあたる部
位、即ち、ハブ9の鍔部12とハウジング1の段部77
とは、半径方向に微小間隙をもって対向したラビリンス
シール構造が形成されている。このため、この部位でも
更にオイルの漏出が防止される。即ち孔部20がモータ
内部側にて連通しているため、万一孔部20からオイル
が漏出しても、オイルはラビリンスシール構造により、
二重に漏出防止される。このため、ディスク室内の清浄
な空気を汚染することがない。なお、底面72にて滞留
したオイルは、モータの回転や姿勢変化等により、容易
に動圧発生部(上下共)に回収される。このため、オイ
ルの枯渇が防止され、信頼性の確保と高精度の軸受支持
が実現できる。間隙73内に飛散・滞留したオイルの回
収を行なうため、図1,2で明らかなように、底面72
と下端面80とは、(スラストプレート6の)上下両端
面38,39の半径方向へ平面状に延びた状態で構成さ
れている。図に示さないが、例えば(重力の作用方向で
ある)底面72を、間隙73側(図の上方へ)僅かに突
出させた階段状の構造を設けることにより、よりオイル
の回収性を向上させることができることは言うまでもな
い。
受け、スラストプレート6の上端面38側のオイルが、
下部の間隙73へ落下した場合、スリーブ8の底面72
にて受け止められる。そして、孔部20は隆起している
(隆起部74)ため、孔部を乗り越えてモータ外部側へ
漏出することが防止される。そして、図に示すように、
孔部20はモータ内部側(ステータ4側)に連通し、ハ
ブ9とハウジング1との間を通してモータ外部へ通気し
ている。モータ内部からモータ外部への出口にあたる部
位、即ち、ハブ9の鍔部12とハウジング1の段部77
とは、半径方向に微小間隙をもって対向したラビリンス
シール構造が形成されている。このため、この部位でも
更にオイルの漏出が防止される。即ち孔部20がモータ
内部側にて連通しているため、万一孔部20からオイル
が漏出しても、オイルはラビリンスシール構造により、
二重に漏出防止される。このため、ディスク室内の清浄
な空気を汚染することがない。なお、底面72にて滞留
したオイルは、モータの回転や姿勢変化等により、容易
に動圧発生部(上下共)に回収される。このため、オイ
ルの枯渇が防止され、信頼性の確保と高精度の軸受支持
が実現できる。間隙73内に飛散・滞留したオイルの回
収を行なうため、図1,2で明らかなように、底面72
と下端面80とは、(スラストプレート6の)上下両端
面38,39の半径方向へ平面状に延びた状態で構成さ
れている。図に示さないが、例えば(重力の作用方向で
ある)底面72を、間隙73側(図の上方へ)僅かに突
出させた階段状の構造を設けることにより、よりオイル
の回収性を向上させることができることは言うまでもな
い。
【0026】孔部20の内径は、可能な限り小さい方が
望ましいが、加工上の容易性を考慮して、本実施例では
孔部20の内径は約0.3mm径に形成されている。ま
た隆起部74の底面72からの高さは、可能な限り高い
(長い)方が望ましいが、同様に本実施例では1乃至2
mmに形成されている。なお、上記衝撃荷重や遠心力の
作用を受けて、間隙73中へ飛散・落下したオイルは、
スラストカバー7の下端面80、周壁48の内周壁7
1、及びスリーブ8の基部21の底面72等にぶつかる
が、これら内壁の面にオイルを撥油する撥油剤を塗布し
ておくことにより、(重力の作用方向である)底面72
へ容易に集まって滞留する。すなわちオイルの内壁面に
対する摩擦が低下し、オイルは球状となって滞留しやす
い。このため、モータの回転や姿勢の変化等により、底
面72のオイルは、上下の動圧発生部へ容易に回収され
る。
望ましいが、加工上の容易性を考慮して、本実施例では
孔部20の内径は約0.3mm径に形成されている。ま
た隆起部74の底面72からの高さは、可能な限り高い
(長い)方が望ましいが、同様に本実施例では1乃至2
mmに形成されている。なお、上記衝撃荷重や遠心力の
作用を受けて、間隙73中へ飛散・落下したオイルは、
スラストカバー7の下端面80、周壁48の内周壁7
1、及びスリーブ8の基部21の底面72等にぶつかる
が、これら内壁の面にオイルを撥油する撥油剤を塗布し
ておくことにより、(重力の作用方向である)底面72
へ容易に集まって滞留する。すなわちオイルの内壁面に
対する摩擦が低下し、オイルは球状となって滞留しやす
い。このため、モータの回転や姿勢の変化等により、底
面72のオイルは、上下の動圧発生部へ容易に回収され
る。
【0027】図1、図2に示した孔部20の隆起部74
は、図3に示すように、筒状(円筒状)を成している
が、図4(a)に示す(第二の実施例)のように、略円
錐状に形成するもよい。この第二の実施例の場合、孔部
20は円筒状内周面とし、隆起部78は、図のように形
成することにより、第一の実施例と同じ作用効果に加え
て、より撥油剤が塗布(隆起部78へ)しやすくなると
いう効果が得られる。また、図5に示す(第三の実施
例)のように、隆起部79を環状に形成してもよい。こ
の場合、隆起部79が環状壁となるため、オイルが孔部
20に対してより乗り上げにくくなり、間隙73への比
較的多い量の落下オイルに対して、漏出防止が高められ
る。更に、図6に示す(第四の実施例)のように、孔部
20を有した円筒材(筒状部材)81により隆起部82
を形成させてもよい。この場合、円筒材81をスリーブ
8に嵌合させて固定させるため、スリーブ8の加工や組
み立ての手間が省け、生産性の向上を図ることができ
る。
は、図3に示すように、筒状(円筒状)を成している
が、図4(a)に示す(第二の実施例)のように、略円
錐状に形成するもよい。この第二の実施例の場合、孔部
20は円筒状内周面とし、隆起部78は、図のように形
成することにより、第一の実施例と同じ作用効果に加え
て、より撥油剤が塗布(隆起部78へ)しやすくなると
いう効果が得られる。また、図5に示す(第三の実施
例)のように、隆起部79を環状に形成してもよい。こ
の場合、隆起部79が環状壁となるため、オイルが孔部
20に対してより乗り上げにくくなり、間隙73への比
較的多い量の落下オイルに対して、漏出防止が高められ
る。更に、図6に示す(第四の実施例)のように、孔部
20を有した円筒材(筒状部材)81により隆起部82
を形成させてもよい。この場合、円筒材81をスリーブ
8に嵌合させて固定させるため、スリーブ8の加工や組
み立ての手間が省け、生産性の向上を図ることができ
る。
【0028】次に示す図7は、第五の実施例として、図
1,図2に示したスピンドルモータの変形例であり、ス
ラストプレート85及びスラストカバー86の部位を拡
大して示した断面図である。図に示した以外の部位につ
いては、既に示した構成と同様のため省略する。図7で
は、図1(図2)と異なり、スラストカバー86の外周
部が、モータ内部側(図の下側)へ曲折した形状をな
す。従って、図7の実施例では、スラストカバー86の
外周部をなす環状壁90によってスリーブ94側へ固定
される。このため、スラストプレート85の外周端側に
形成される間隙88は、スラストカバー86の下端壁8
3、環状壁90の内周壁89、及びスリーブ基部87の
底壁84により形成される。そして間隙88を構成する
内壁には、オイルを撥油する撥油剤が塗布してある。ま
た、底壁84には、モータ外部と連通する孔部93が設
けられており、孔部93は、図6に示した構成と同様、
基部87に円筒部材92が嵌合して固定されている。
1,図2に示したスピンドルモータの変形例であり、ス
ラストプレート85及びスラストカバー86の部位を拡
大して示した断面図である。図に示した以外の部位につ
いては、既に示した構成と同様のため省略する。図7で
は、図1(図2)と異なり、スラストカバー86の外周
部が、モータ内部側(図の下側)へ曲折した形状をな
す。従って、図7の実施例では、スラストカバー86の
外周部をなす環状壁90によってスリーブ94側へ固定
される。このため、スラストプレート85の外周端側に
形成される間隙88は、スラストカバー86の下端壁8
3、環状壁90の内周壁89、及びスリーブ基部87の
底壁84により形成される。そして間隙88を構成する
内壁には、オイルを撥油する撥油剤が塗布してある。ま
た、底壁84には、モータ外部と連通する孔部93が設
けられており、孔部93は、図6に示した構成と同様、
基部87に円筒部材92が嵌合して固定されている。
【0029】円筒部材92は、アルミ合金製パイプが用
いられ、基部87に嵌合されている。これにより、間隙
88内において隆起部91が設けられ、内部のオイルに
対する漏出防止並びに気圧差の解消を図っている。その
他、既に説明した実施例と同様の作用効果を有する。な
お、図7におけるスピンドルモータでは、孔部93を、
既に示した図3乃至図5の構成とすることができること
は言うまでもない。
いられ、基部87に嵌合されている。これにより、間隙
88内において隆起部91が設けられ、内部のオイルに
対する漏出防止並びに気圧差の解消を図っている。その
他、既に説明した実施例と同様の作用効果を有する。な
お、図7におけるスピンドルモータでは、孔部93を、
既に示した図3乃至図5の構成とすることができること
は言うまでもない。
【0030】次に示す図8は、更に別の実施例(第六の
実施例)としてのスピンドルモータであり、スラストプ
レート95及びスラストカバー96の部位を拡大して示
している。そのうち、図8(a)はその断面図、図8
(b)は平面図である。即ち(b)のx−x’が(a)
の断面を表わしている。図8の実施例では、基本構成は
図1,図2の第一の実施例と同様であり、下記の点にお
いて異なる。即ち、間隙97を構成するそれぞれの内壁
のうち、スラストプレート95の外周端側と半径方向に
対向する(スリーブ99の)内周壁98が、周方向へ多
数の凹凸部100が設けられていることである。凹凸部
100は、内周壁98を全周にわたり設けられている。
実施例)としてのスピンドルモータであり、スラストプ
レート95及びスラストカバー96の部位を拡大して示
している。そのうち、図8(a)はその断面図、図8
(b)は平面図である。即ち(b)のx−x’が(a)
の断面を表わしている。図8の実施例では、基本構成は
図1,図2の第一の実施例と同様であり、下記の点にお
いて異なる。即ち、間隙97を構成するそれぞれの内壁
のうち、スラストプレート95の外周端側と半径方向に
対向する(スリーブ99の)内周壁98が、周方向へ多
数の凹凸部100が設けられていることである。凹凸部
100は、内周壁98を全周にわたり設けられている。
【0031】モータの使用姿勢が上下左右の不特定の方
向にて維持される場合や、モータ外部から衝撃荷重や遠
心力等が作用した時、動圧発生部102,103から保
持しきれなかったオイルが空隙97内へ流出する。しか
しながら、ロータの回転に伴い、凹凸部100によって
オイルを捕捉することができる。これにより、容易に動
圧発生部102,103はオイルを回収することができ
る。凹凸部100は間隙97の内部のいずれかに設けれ
ば良いが、図示で明らかなように、スラストプレート9
5に対して、外周端側、即ちロータの遠心力作用方向側
に設けることが、もっとも望ましく、飛散したオイルを
効率よく捕捉することができ、動圧発生部に回収され
る。凹凸部100は、半径方向に深さ約1mm、周方向
の幅約3mmの略矩形状に形成されているが、溝の深さ
及び幅は、ロータの回転数やオイルの粘性等により、任
意に設定することができる。なお、間隙97を構成する
各内壁には、オイルを撥油する撥油剤を塗布することに
より、よりオイルの回収性を向上させることができる。
また、空隙97には、図に示すように、隆起部104及
び外部に連通する孔部100が設けられている。
向にて維持される場合や、モータ外部から衝撃荷重や遠
心力等が作用した時、動圧発生部102,103から保
持しきれなかったオイルが空隙97内へ流出する。しか
しながら、ロータの回転に伴い、凹凸部100によって
オイルを捕捉することができる。これにより、容易に動
圧発生部102,103はオイルを回収することができ
る。凹凸部100は間隙97の内部のいずれかに設けれ
ば良いが、図示で明らかなように、スラストプレート9
5に対して、外周端側、即ちロータの遠心力作用方向側
に設けることが、もっとも望ましく、飛散したオイルを
効率よく捕捉することができ、動圧発生部に回収され
る。凹凸部100は、半径方向に深さ約1mm、周方向
の幅約3mmの略矩形状に形成されているが、溝の深さ
及び幅は、ロータの回転数やオイルの粘性等により、任
意に設定することができる。なお、間隙97を構成する
各内壁には、オイルを撥油する撥油剤を塗布することに
より、よりオイルの回収性を向上させることができる。
また、空隙97には、図に示すように、隆起部104及
び外部に連通する孔部100が設けられている。
【0032】さらに、凹凸部は図9の(a)及び(b)
に示すような形状にて構成することもできる。図9は、
図8(b)と同様の拡大した平面図であり、図9(a)
では凹凸部105は三角形状(第七の実施例)をなし、
また図9(b)では凹凸部106が円弧状(第八の実施
例)をなしている。いずれも周方向に断続または連続的
に全周にわたり形成されている。このように、凹凸部1
05,106により、オイルを動圧発生部へ容易に回収
することが可能であり、オイルの漏出による枯渇が防止
される。なお、図8及び図9にしめした凹凸部100,
105,106は、図7における構成のスピンドルモー
タについても適用することができる。
に示すような形状にて構成することもできる。図9は、
図8(b)と同様の拡大した平面図であり、図9(a)
では凹凸部105は三角形状(第七の実施例)をなし、
また図9(b)では凹凸部106が円弧状(第八の実施
例)をなしている。いずれも周方向に断続または連続的
に全周にわたり形成されている。このように、凹凸部1
05,106により、オイルを動圧発生部へ容易に回収
することが可能であり、オイルの漏出による枯渇が防止
される。なお、図8及び図9にしめした凹凸部100,
105,106は、図7における構成のスピンドルモー
タについても適用することができる。
【0033】以上、本発明のスピンドルモータの種々の
実施例について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない
範囲で設計変更乃至修正等自由である。即ち本実施例で
示した種々の部分的な構成を組み合わせて用いることが
できる他、動圧軸受の動圧グルーブの形態や数量等、自
由に選定することができる。
実施例について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない
範囲で設計変更乃至修正等自由である。即ち本実施例で
示した種々の部分的な構成を組み合わせて用いることが
できる他、動圧軸受の動圧グルーブの形態や数量等、自
由に選定することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明のスピンドルモータは、上述の構
成を有しているので、次の効果を奏する。即ち、本発明
のスピンドルモータによれば、ロータハブ3を軸方向へ
位置規制して動圧軸受支持するスラストプレート6の上
下両端面38、39には、それぞれ別々にオイルが介在
して充填されている。これらはスラストプレート外周部
32側において形成された空隙73に連通している。そ
してこの空隙73には隆起部74を有した孔部20が形
成され、更に孔部20は外部へ連通している。このた
め、モータ内外部の気圧差が解消され、オイルに気泡が
含まれていたり、モータの温度上昇等によって、オイル
が押し出されて移動することがなく、気泡も脱泡され、
従ってオイルの漏出が防止される。もし、オイルが間隙
73内にて落下しても、孔部20は隆起しているため、
これを乗り越えてオイルがモータ外部へ漏出することは
なく、また間隙73内に滞留したオイルは容易に元の動
圧発生部へ回収される。こうして、精度良く且つ安定し
た動圧軸受を有するスピンドルモータが得られる。孔部
20はモータ内部側に連通し、モータ内部を通してモー
タ外部へ通気する構成が設けられている。このため、オ
イルの漏出防止が二重となり、モータ外部へ漏出するこ
とが阻止され、回転駆動されるディスク室内を汚染せ
ず、従って信頼性の高いスピンドルモータが実現でき
る。
成を有しているので、次の効果を奏する。即ち、本発明
のスピンドルモータによれば、ロータハブ3を軸方向へ
位置規制して動圧軸受支持するスラストプレート6の上
下両端面38、39には、それぞれ別々にオイルが介在
して充填されている。これらはスラストプレート外周部
32側において形成された空隙73に連通している。そ
してこの空隙73には隆起部74を有した孔部20が形
成され、更に孔部20は外部へ連通している。このた
め、モータ内外部の気圧差が解消され、オイルに気泡が
含まれていたり、モータの温度上昇等によって、オイル
が押し出されて移動することがなく、気泡も脱泡され、
従ってオイルの漏出が防止される。もし、オイルが間隙
73内にて落下しても、孔部20は隆起しているため、
これを乗り越えてオイルがモータ外部へ漏出することは
なく、また間隙73内に滞留したオイルは容易に元の動
圧発生部へ回収される。こうして、精度良く且つ安定し
た動圧軸受を有するスピンドルモータが得られる。孔部
20はモータ内部側に連通し、モータ内部を通してモー
タ外部へ通気する構成が設けられている。このため、オ
イルの漏出防止が二重となり、モータ外部へ漏出するこ
とが阻止され、回転駆動されるディスク室内を汚染せ
ず、従って信頼性の高いスピンドルモータが実現でき
る。
【0035】上記の隆起部82,91に円筒(筒状)部
材81,92を用いて嵌合固定させることにより、容易
にモータ内外部を連通させる孔部20,93を設けるこ
とができ、生産性の向上が図れる。そして、間隙73,
88,97を形成する内壁にオイルを撥油する撥油剤を
塗布することにより、内壁に対するオイルの摩擦抵抗が
低下し、動圧発生部へオイルを回収することがより容易
にできる。さらに、スラストプレート95の外周端側と
半径方向に対向する内周壁98に凹凸部100,10
5,106を形成することにより、モータの姿勢状態や
遠心力等の作用力にかかわらず、オイルを動圧発生部へ
回収することができ、オイルの枯渇を防ぎ、なお一層の
信頼性向上が図れるスピンドルモータを得ることができ
る。
材81,92を用いて嵌合固定させることにより、容易
にモータ内外部を連通させる孔部20,93を設けるこ
とができ、生産性の向上が図れる。そして、間隙73,
88,97を形成する内壁にオイルを撥油する撥油剤を
塗布することにより、内壁に対するオイルの摩擦抵抗が
低下し、動圧発生部へオイルを回収することがより容易
にできる。さらに、スラストプレート95の外周端側と
半径方向に対向する内周壁98に凹凸部100,10
5,106を形成することにより、モータの姿勢状態や
遠心力等の作用力にかかわらず、オイルを動圧発生部へ
回収することができ、オイルの枯渇を防ぎ、なお一層の
信頼性向上が図れるスピンドルモータを得ることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係るスピンドルモータ
の全体を示す断面図である。
の全体を示す断面図である。
【図2】図1におけるスピンドルモータの一部を示す要
部拡大断面図である。
部拡大断面図である。
【図3】図1におけるスピンドルモータの部分拡大斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の第二の実施例に係るスピンドルモータ
の部分拡大斜視図である。
の部分拡大斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施例に係るスピンドルモータ
の部分拡大斜視図である。
の部分拡大斜視図である。
【図6】本発明の第四の実施例に係るスピンドルモータ
の部分拡大斜視図である。
の部分拡大斜視図である。
【図7】本発明の第五の実施例に係るスピンドルモータ
の要部拡大断面図である。
の要部拡大断面図である。
【図8】本発明の第六の実施例に係るスピンドルモータ
を示し、うち(a)は要部拡大断面図、(b)はその平
面図である。
を示し、うち(a)は要部拡大断面図、(b)はその平
面図である。
【図9】本発明の第七、第八の実施例を示す要部拡大平
面図である。
面図である。
1 ハウジング 2 シャフト 3 ロータハブ 4 ステータ 5 ロータマグネット 6,85,95 スラストプレート 7,86,96 スラストカバー 10 フレキシブル回路基板 20,93,100 孔部
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジングと、前記ハウジングに固定さ
れた軸部材と、前記軸部材に対して相対的に回転自在で
あるロータハブと、前記軸部材と前記ロータハブとの間
に介在された動圧流体軸受手段と、を具備するスピンド
ルモータにおいて、 前記軸部材には半径方向外方に突出するスラストプレー
トが設けられており、 前記ロータハブは、前記軸部材に回転自在に支持された
スリーブと、前記スラストプレートを覆うスラストカバ
ーとを含み、前記スリーブと前記軸部材との間にラジア
ル軸受部が設けられ、前記スリーブの端部と前記スラス
トプレートとの間、及び前記スラストカバーと前記スラ
ストプレートとの間に、夫々、スラスト軸受部が設けら
れており、 前記スラストプレートの外周側には、前記スリーブ及び
前記スラストカバーによって規定された環状空間が設け
られ、 前記環状空間には、前記環状空間の圧力をモータ外部の
圧力と実質上等しくさせるための連通孔が設けられ、 前記連通孔における、前記環状空間に開口する開口部
は、前記環状空間を規定する内面から内方に突出してい
る、ことを特徴とするスピンドルモータ。 - 【請求項2】 前記連通孔はモータ内部に連通している
請求項1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項3】 前記スリーブには、前記環状空間と前記
モータ内部とを連通するための筒状部材が装着され、前
記筒状部材の端部が前記環状空間に突出している請求項
2記載のスピンドルモータ。 - 【請求項4】 前記スリーブ及び前記スラストカバーに
おける、前記環状空間を規定する面には、前記スラスト
軸受部の流体潤滑剤を撥油する撥油剤が塗布されている
請求項1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項5】 前記環状空間の外周面を規定する面に
は、周方向に間隔をおいて複数の凹凸部が設けられてい
る請求項1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項6】 前記複数の凹凸部は前記スリーブに設け
られている請求項5記載のスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19208494A JP3450451B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19208494A JP3450451B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | スピンドルモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0837755A true JPH0837755A (ja) | 1996-02-06 |
| JP3450451B2 JP3450451B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=16285386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19208494A Expired - Fee Related JP3450451B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3450451B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010009713A (ko) * | 1999-07-13 | 2001-02-05 | 이형도 | 진동모터 |
| JP2002317815A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-10-31 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 動圧軸受装置 |
| JP2007078181A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd | 流体軸受ユニット |
| JP2007100958A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd | 流体軸受組立体 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP19208494A patent/JP3450451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010009713A (ko) * | 1999-07-13 | 2001-02-05 | 이형도 | 진동모터 |
| JP2002317815A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-10-31 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 動圧軸受装置 |
| JP2007078181A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd | 流体軸受ユニット |
| JP2007100958A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd | 流体軸受組立体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3450451B2 (ja) | 2003-09-22 |
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