JPH0838223A - 抗菌性皮バンド - Google Patents

抗菌性皮バンド

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Publication number
JPH0838223A
JPH0838223A JP17465394A JP17465394A JPH0838223A JP H0838223 A JPH0838223 A JP H0838223A JP 17465394 A JP17465394 A JP 17465394A JP 17465394 A JP17465394 A JP 17465394A JP H0838223 A JPH0838223 A JP H0838223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibacterial
leather band
adhesive layer
core material
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP17465394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hanai
花井  賢司
Hitoshi Takechi
仁 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP17465394A priority Critical patent/JPH0838223A/ja
Publication of JPH0838223A publication Critical patent/JPH0838223A/ja
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮バンドの表面の持つ色調や肌触りを全く変
化させないように皮バンドに抗菌作用を付与でき、さら
に、皮バンドに抗菌作用を長期間にわたり保持でき、加
えて容易に製造できる抗菌性皮バンドを提供する。 【構成】 抗菌作用を有する抗菌性接着層を内部に設
け、表材、裏材、芯材等を前記抗菌性接着層によって貼
り合わせて成る。また、抗菌性接着層は、熱溶融性の合
成樹脂フィルムに抗菌剤を含有させた抗菌性フィルム、
あるいは接着剤に抗菌剤を含有させた抗菌性接着剤によ
り形成する。 【効果】 抗菌性接着層を内部に設けたので、皮バンド
の表面の持つ色調や肌触りを全く変化させないように、
皮バンドに抗菌作用を付与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の菌の発生を防ぐ
抗菌作用を有する腕時計の皮バンドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】腕時計の皮バンドは、水分や汗の付着に
より、かびに代表される種々の菌が発生しやすく、それ
ら菌のため、傷んで耐久性や美観が低下したり、さら
に、悪臭を発するようになるなどの問題を有していた。
この問題を鑑みて、種々の菌の発生を防ぐ抗菌作用を保
持させた抗菌性皮バンドが、いくつか提案されている。
その代表的なものとして、図4に、従来の抗菌作用を有
する皮バンドの構造を示す。この構造は、皮バンド10
の表面に、抗菌剤を塗布することによって、抗菌層20
を形成させたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前段の
従来構造では、皮バンド10の表面に抗菌層20を形成
させているので、皮バンド10の表面が持つ色調や肌触
りが、塗布された抗菌層20によって変わってしまうた
め、ユ−ザ−の嗜好に合わなくなるという大きい問題を
有していた。また、皮バンド10を完成させた後、抗菌
層20を塗布して形成させる工程が必要であるため、製
造するのに余分に手間がかかってしまっていた。さら
に、使用中において、皮バンド10の表面に、爪で引っ
かくなどの鋭利な力が加わると、抗菌層20が剥がれて
しまい、抗菌作用が無くなってしまうことがあった。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、皮
バンドの表面の持つ色調や肌触りを全く変化させないよ
うに皮バンドに抗菌作用を付与でき、さらに、皮バンド
に抗菌作用を長期間にわたり保持でき、加えて容易に製
造できる抗菌性皮バンドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の抗菌性皮バンドは、抗菌作用を有する抗
菌性接着層を内部に設けたことを特徴とし、表材、裏
材、芯材等を前記抗菌性接着層によって貼り合わせて成
る。
【0006】また、前記抗菌性接着層は、熱溶融性の合
成樹脂フィルムに抗菌剤を含有させた抗菌性フィルムに
より形成されることもある。
【0007】さらに、前記抗菌性接着層は、接着剤に抗
菌剤を含有させた抗菌性接着剤により形成されることも
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
述する。図1は、本発明の第1実施例を示す抗菌性皮バ
ンドの要部断面図、図2は、本発明の第2実施例を示す
抗菌性皮バンドの要部断面図、図3は、本発明の第3実
施例を示す抗菌性皮バンドの要部断面図である。
【0009】まず、図1において、抗菌性皮バンド1
は、表材2、芯材3、および抗菌作用を有する抗菌性接
着層5によって貼り合わされた裏材4とより成る。図1
に示されるように、抗菌性接着層5は、抗菌性皮バンド
1の内部に設けられている。
【0010】芯材3は、半楕円に擬する断面を持つ薄板
状を成しており、抗菌性皮バンド1に所定の厚みと固さ
を与えるものである。そして、芯材3の上面、側面、お
よび下面の外周辺を覆うように、表材2が貼り合わされ
る。表材2において、芯材3の外端で折り返されて、芯
材3下面の外周辺を覆う部分が、縁返し部2aとなる。
ここで、表材2と芯材3を各々貼り合わせる方法は、接
着等による従来法を用いる。このとき、縁返し部2aの
表面を含み、芯材3の下面に形成された、抗菌性接着層
5によって、裏材4が貼り合わされる。抗菌性接着層5
は、裏材4を、前記縁返し部2aと芯材3の下面に、裏
材4を接着固定する作用をなすと共に、抗菌作用を有し
ている。
【0011】抗菌性接着層5は、抗菌剤(図示せず)を
含有しており、該抗菌剤より、かび等の菌の繁殖を抑制
する作用を成す抗菌性の金属イオンが、表材2や裏材4
を通して浸出した水分、汗等によって徐々に溶出するよ
うになっている。本実施例では、抗菌性の金属イオンと
して、銀イオンを溶出する抗菌剤を用いた。よって、溶
出された銀イオンが、芯材3、表材2、および裏材4に
浸透して、菌の繁殖を抑制するわけである。
【0012】抗菌性接着層5を、裏材4の上面に形成さ
せたのは、抗菌性皮バンド1を手首に装着した際、該手
首より出る汗のため、裏材4において、菌が最も繁殖し
やすいためである。すなわち、表材2や芯材3に比べ、
裏材4に最も多く銀イオンを溶出させて、最も多大な抗
菌作用を付与させるためである。
【0013】しかしながら、抗菌性接着層5は、表材
2、芯材3、および裏材4のいずれかの貼り合わせに用
いれば、抗菌性皮バンド1に充分な抗菌作用を付与でき
るものである。例えば、図2の抗菌性皮バンド6の様
に、表材2、芯材3、および裏材4の各々全ての間に形
成し、表材2、芯材3、および裏材4各々を貼り合わせ
ることもできる。抗菌性皮バンド6は、その内部から外
面全てにわたり、多くの銀イオンが溶出されるため、極
めて高い抗菌作用を保持している。
【0014】また、図3に示すところは、抗菌性皮バン
ド1と異なった構造の皮バンドに、抗菌性接着層5を設
けた抗菌性皮バンド7である。抗菌性皮バンド7におい
て、芯材3が、2つの部材、すなわち上部が甲丸状に膨
出した表芯材3aと、平板状の裏芯材3bとの貼り合わ
せより成っていることが、抗菌性皮バンド1と異なって
いる点である。抗菌性皮バンド7は、表材2、表芯材3
a、裏芯材3b、および裏材4の貼り合わせに用いた抗
菌性接着層5により、同様に抗菌作用を付与されてい
る。
【0015】ところで、抗菌性接着層5は、熱溶融性の
合成樹脂フィルムに、抗菌剤を含有させた抗菌性フィル
ムにより形成すると、抗菌性皮バンドを容易に製造でき
るので効果的である。抗菌性フィルムは、熱溶融性の合
成樹脂フィルムの製造過程に、例えば、混合、混入、ま
たは混練り等の手段により、抗菌剤を含有させれば得ら
れる。
【0016】熱溶融性の合成樹脂フィルムを用いて、表
材、芯材、および裏材を貼り合わせて皮バンドを製造す
る方法は、従来より行われている製造方法である。故
に、従来の製造過程における熱溶融性の合成樹脂フィル
ムを抗菌性フィルムに交換するだけで、何ら製造工数を
増やすことなく簡単に抗菌性皮バンドを製造できる。
【0017】また、抗菌性接着層5は、接着剤に抗菌剤
を含有させた、抗菌性接着剤により形成しても良い。接
着剤を用いた貼り合わせによって、皮バンドを製造する
方法も、従来より行われている製造方法である。したが
って、従来の製造過程における接着剤を抗菌性接着剤に
交換するだけで、何ら製造工数を増やすことなく簡単に
抗菌性皮バンドを製造できる。
【0018】以上の説明に用いられた抗菌剤としては、
皮バンドの抗菌作用を長く持続させるために、銀イオン
が長期にわたり少しずつ溶出されるもの、さらに、熱溶
融性の合成樹脂フィルムや接着剤中に含有させるため
に、熱によって変質せず、かつ粒径が小さいものである
ことが望ましい。具体例を挙げれば、下記の一般式で表
される抗菌剤が最適である。 M1 a b 2 c (PO4 d ・nH2 O (M1 は銀、胴、亜鉛、錫、水銀、鉛、鉄、コバルト、
ニッケル、マンガン、砒素、アンチモン、ビスマス、バ
リウム、カドミウムまたはクロムからなる群より選ばれ
る少なくとも1種の1価の金属イオンであり、Aはアル
カリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウ
ムイオン、及び水素イオンからなる群より選ばれる少な
くとも1種のm価の金属イオンであり、M2 は4価金属
であり、nは0≦n≦6を満たす数であり、a、及びb
はいずれも正数であり、 1a+mb=1、または1a+mb=2 であり、c及びdは、 1a+mb=1の時、c=2、d=3 であり、 1a+mb=2の時、c=1、d=2 である。) なお、本実施例では、上記の一般式で表される抗菌剤の
うち、銀イオンを溶出するものとして、 Ag0.005 Li0.995 Zr2 (PO4 3 あるいは、 Ag0.01(NH4 0.99Zr2 (PO4 3 あるいは、 Ag0.05Na0.95Zr2 (PO4 3 あるいは、 Ag0.1 (NH4 1.9 Ti(PO4 2 ・4H2 O などを用いた。
【発明の効果】上記のごとく本発明の抗菌性皮バンド
は、抗菌性接着層を内部に設けたので、皮バンドの表面
の持つ色調や肌触りを全く変化させないように、皮バン
ドに抗菌作用を付与できる。
【0019】さらに、皮バンドの表面に、爪で引っかく
などの鋭利な力が加わっても、抗菌性接着層は内部に設
けられているため、該抗菌性接着層が皮バンドより脱離
することがない。よって、過酷な環境下においても、本
発明の抗菌性皮バンドは、安定して抗菌作用を長期間に
わたり保持できる。また、従来の製造工程に新たに製造
工数を増やすことがないので、容易に安価に製造でき
る。
【0020】抗菌性接着層に含有される抗菌剤として、 M1 a b 2 c (PO4 d ・nH2 O の一般式で表される抗菌剤を用いれば、抗菌性接着層よ
り銀イオンが長期にわたり少しずつ溶出されるため、皮
バンドの抗菌作用を長く持続させることができる。
【0021】加えて、抗菌性接着層に含有される抗菌剤
として、 M1 a b 2 c (PO4 d ・nH2 O の一般式で表される抗菌剤を用いれば、該抗菌剤は、粒
径が小さいため、抗菌性フィルム、あるいは抗菌性接着
剤に容易に安定して含有させることができる。また、抗
菌性フィルムを熱溶融させて表材、芯材、および裏材等
を貼り合わせる際、該抗菌剤は、熱によって変質しない
ので、製造工程で抗菌作用を損なうことなく、皮バンド
に抗菌作用を容易に付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す抗菌性皮バンドの要
部断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す抗菌性皮バンドの要
部断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す抗菌性皮バンドの要
部断面図である。
【図4】従来の抗菌作用を有する皮バンドの構造であ
る。
【符号の説明】
1 抗菌性皮バンド 2 表材 3 芯材 3a 表芯材 3b 裏芯材 4 裏材 4a 案内面 5 抗菌性接着層 6 抗菌性皮バンド 7 抗菌性皮バンド 10 皮バンド 20 抗菌層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗菌作用を有する皮バンドにおいて、抗
    菌作用を有する抗菌性接着層を内部に設けたことを特徴
    とする抗菌性皮バンド。
  2. 【請求項2】 前記抗菌性接着層が、熱溶融性の合成樹
    脂フィルムに抗菌剤を含有させた抗菌性フィルムにより
    形成されることを特徴とする請求項1の抗菌性皮バン
    ド。
  3. 【請求項3】 前記抗菌性接着層が、接着剤に抗菌剤を
    含有させた抗菌性接着剤により形成されることを特徴と
    する請求項1の抗菌性皮バンド。
JP17465394A 1994-07-27 1994-07-27 抗菌性皮バンド Pending JPH0838223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17465394A JPH0838223A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 抗菌性皮バンド

Applications Claiming Priority (1)

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JP17465394A JPH0838223A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 抗菌性皮バンド

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JPH0838223A true JPH0838223A (ja) 1996-02-13

Family

ID=15982358

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JP17465394A Pending JPH0838223A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 抗菌性皮バンド

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JP (1) JPH0838223A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999020137A1 (de) * 1997-10-20 1999-04-29 Hirsch Armbänder Gesellschaft Mbh Bahnförmiger, mehrschichtiger gegenstand, insbesondere uhrarmband
JP2008200491A (ja) * 2007-01-26 2008-09-04 Takehiko Oki 装身具
JP2018536078A (ja) * 2015-12-11 2018-12-06 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 快適なエラストマー材料

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WO1999020137A1 (de) * 1997-10-20 1999-04-29 Hirsch Armbänder Gesellschaft Mbh Bahnförmiger, mehrschichtiger gegenstand, insbesondere uhrarmband
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