JPH083836A - ポリアミド系嵩高糸及びその製造方法 - Google Patents
ポリアミド系嵩高糸及びその製造方法Info
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- JPH083836A JPH083836A JP13405294A JP13405294A JPH083836A JP H083836 A JPH083836 A JP H083836A JP 13405294 A JP13405294 A JP 13405294A JP 13405294 A JP13405294 A JP 13405294A JP H083836 A JPH083836 A JP H083836A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】少なくとも2本のフィラメント糸条からなる糸
表面にループ及びタルミを有するポリアミド系芯鞘複合
糸であって、一定のループA、B、Cを有し、かつ芯側
のフィラメントと鞘側のフィラメントの糸長差が22%
以上あることにより、十分な綿ライクな特徴を発揮し、
かつ良好な製織性を付与する。 【構成】フィラメント糸がパッケージ1より解舒され、
フィードローラー3を通過して空気乱流加工装置6に供
給される。ローラー7よりフィードローラー3はオーバ
ーフィード状態で回転されている。ローラー3と空気乱
流加工装置6との間には、水付与装置5を配置させる。
一方、鞘糸となるフィラメント糸がパッケージ2より解
舒され、フィードローラー3より25〜70%オーバー
フィード状態のローラー4から空気乱流加工装置6に供
給される。ここで芯糸と鞘糸が混織交絡され、ループ及
びタルミを持った嵩高糸となる。
表面にループ及びタルミを有するポリアミド系芯鞘複合
糸であって、一定のループA、B、Cを有し、かつ芯側
のフィラメントと鞘側のフィラメントの糸長差が22%
以上あることにより、十分な綿ライクな特徴を発揮し、
かつ良好な製織性を付与する。 【構成】フィラメント糸がパッケージ1より解舒され、
フィードローラー3を通過して空気乱流加工装置6に供
給される。ローラー7よりフィードローラー3はオーバ
ーフィード状態で回転されている。ローラー3と空気乱
流加工装置6との間には、水付与装置5を配置させる。
一方、鞘糸となるフィラメント糸がパッケージ2より解
舒され、フィードローラー3より25〜70%オーバー
フィード状態のローラー4から空気乱流加工装置6に供
給される。ここで芯糸と鞘糸が混織交絡され、ループ及
びタルミを持った嵩高糸となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣料用外衣分野などに
用いられる織編用ポリアミド系嵩高糸とその製造方法に
関する。特にアウトドア用衣料に用いられる綿ライクな
織編物に好適な嵩高糸及びその製造方法に関する。
用いられる織編用ポリアミド系嵩高糸とその製造方法に
関する。特にアウトドア用衣料に用いられる綿ライクな
織編物に好適な嵩高糸及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ナイロンなどの合成繊維フィ
ラメント糸を用いた嵩高加工糸は、いくつかの製法が提
案されている。たとえば下記のような技術が知られてい
る。 (1)1本のフィラメント糸条を用いた空気乱流加工糸
では製織時に糸にかかる張力でループが伸び、ループ感
の乏しいものになってしまう。 (2)2本のフィラメント糸条を異なった供給速度で送
り空気乱流加工するいわゆる芯鞘型のループヤーンの場
合、前項の製織時のループの伸びは解消するものの綿ラ
イクな表面の毛羽感及び嵩高感、ソフト感、また製織性
を同時に満足することは困難であった。
ラメント糸を用いた嵩高加工糸は、いくつかの製法が提
案されている。たとえば下記のような技術が知られてい
る。 (1)1本のフィラメント糸条を用いた空気乱流加工糸
では製織時に糸にかかる張力でループが伸び、ループ感
の乏しいものになってしまう。 (2)2本のフィラメント糸条を異なった供給速度で送
り空気乱流加工するいわゆる芯鞘型のループヤーンの場
合、前項の製織時のループの伸びは解消するものの綿ラ
イクな表面の毛羽感及び嵩高感、ソフト感、また製織性
を同時に満足することは困難であった。
【0003】これらの問題を解決するため、特開昭63
−275735号公報においては、高速紡糸したナイロ
ン糸を原料とし、空気乱流処理して綿ライクを有する加
工糸を得る方法が提案されている。
−275735号公報においては、高速紡糸したナイロ
ン糸を原料とし、空気乱流処理して綿ライクを有する加
工糸を得る方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭63−275735号公報出提案されている方法
は、毛羽感、嵩高感、ソフト感などが十分でなく、満足
な綿ライクを発現させるには問題があった。とくに、糸
長差が15%であり、これでは満足する嵩高感は得られ
なかった。
開昭63−275735号公報出提案されている方法
は、毛羽感、嵩高感、ソフト感などが十分でなく、満足
な綿ライクを発現させるには問題があった。とくに、糸
長差が15%であり、これでは満足する嵩高感は得られ
なかった。
【0005】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、十分な綿ライクな特徴を備え、かつ良好な製織性を
同時に満足するポリアミド系嵩高糸及びその製造方法を
提供することを目的とする。
め、十分な綿ライクな特徴を備え、かつ良好な製織性を
同時に満足するポリアミド系嵩高糸及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のポリアミド系嵩高糸は、少なくとも2本の
フィラメント糸条からなる糸表面にループ及びタルミを
有するポリアミド系芯鞘複合糸であって、前記複合糸は
下記に定義するループA、B、Cが下記式(I) 〜(III)
で示される範囲であり、かつ芯側のフィラメントと鞘側
のフィラメントの糸長差が22%以上あることを特徴と
する。 (I) ループA(ケ/m)≧350 (II) 70≦ループB(ケ/m)≦170 (III) ループC(ケ/m)≦10 (ただし、前記式において、ループA、B、Cとは、走
行中の糸のループ数及び毛羽数を計測する光電型毛羽測
定器(TORAY FRAY COUNTERDT−1
04)を用い、糸速度50m/分、走行張力0.1g/
dの条件で測定し、糸表面の全ループ個数/mをループ
A、糸表面より0.85mm以上突出したループ個数/
mをループB、糸表面より1.85mm以上突出したル
ープ個数/mをループCとしたものである。) 前記構成においては、鞘側のフィラメントの構成単糸繊
度が1デニール(d)以下であることが好ましい。
め、本発明のポリアミド系嵩高糸は、少なくとも2本の
フィラメント糸条からなる糸表面にループ及びタルミを
有するポリアミド系芯鞘複合糸であって、前記複合糸は
下記に定義するループA、B、Cが下記式(I) 〜(III)
で示される範囲であり、かつ芯側のフィラメントと鞘側
のフィラメントの糸長差が22%以上あることを特徴と
する。 (I) ループA(ケ/m)≧350 (II) 70≦ループB(ケ/m)≦170 (III) ループC(ケ/m)≦10 (ただし、前記式において、ループA、B、Cとは、走
行中の糸のループ数及び毛羽数を計測する光電型毛羽測
定器(TORAY FRAY COUNTERDT−1
04)を用い、糸速度50m/分、走行張力0.1g/
dの条件で測定し、糸表面の全ループ個数/mをループ
A、糸表面より0.85mm以上突出したループ個数/
mをループB、糸表面より1.85mm以上突出したル
ープ個数/mをループCとしたものである。) 前記構成においては、鞘側のフィラメントの構成単糸繊
度が1デニール(d)以下であることが好ましい。
【0007】次に本発明のポリアミド系嵩高糸の製造方
法は、少なくとも2本のフィラメント糸条を別々のフィ
ードローラーから異なった速度で供給し、空気乱流加工
するに際し、鞘糸となるフィラメント糸として1.0d
以下の単糸繊度のフィラメント糸を使用し、鞘糸と芯糸
のオーバーフィード率差:△OFを25%≦△OF≦7
0%とし、かつ、空気乱流加工ノズルの圧力空気供給流
量(Nl/分)と加工糸速(m/分)の比:LMを0.
15≦LM≦0.40とすることを特徴とする。
法は、少なくとも2本のフィラメント糸条を別々のフィ
ードローラーから異なった速度で供給し、空気乱流加工
するに際し、鞘糸となるフィラメント糸として1.0d
以下の単糸繊度のフィラメント糸を使用し、鞘糸と芯糸
のオーバーフィード率差:△OFを25%≦△OF≦7
0%とし、かつ、空気乱流加工ノズルの圧力空気供給流
量(Nl/分)と加工糸速(m/分)の比:LMを0.
15≦LM≦0.40とすることを特徴とする。
【0008】前記構成においては、芯糸となるフィラメ
ント糸を空気乱流加工装置に供給するに際し、そのフィ
ラメント糸に25℃以上の水を1分間当り5.0×10
-4ml/D/m以上付着させながら加工することが好ま
しい。(ただし、Dは芯糸のトータルデニール、Mは芯
糸の糸速m/分を示す。)
ント糸を空気乱流加工装置に供給するに際し、そのフィ
ラメント糸に25℃以上の水を1分間当り5.0×10
-4ml/D/m以上付着させながら加工することが好ま
しい。(ただし、Dは芯糸のトータルデニール、Mは芯
糸の糸速m/分を示す。)
【0009】
【作用】前記した本発明の構成によれば、少なくとも2
本のフィラメント糸条からなる糸表面にループ及びタル
ミを有するポリアミド系芯鞘複合糸であって、前記複合
糸は下記に定義するループA、B、Cが前記式(I) 〜(I
II) で示される範囲であり、かつ芯側のフィラメントと
鞘側のフィラメントの糸長差が22%以上あることによ
り、十分な綿ライクな特徴を備え、かつ良好な製織性を
同時に満足するポリアミド系嵩高糸を実現できる。
本のフィラメント糸条からなる糸表面にループ及びタル
ミを有するポリアミド系芯鞘複合糸であって、前記複合
糸は下記に定義するループA、B、Cが前記式(I) 〜(I
II) で示される範囲であり、かつ芯側のフィラメントと
鞘側のフィラメントの糸長差が22%以上あることによ
り、十分な綿ライクな特徴を備え、かつ良好な製織性を
同時に満足するポリアミド系嵩高糸を実現できる。
【0010】また前記構成の好ましい一例によれば、鞘
側のフィラメントの構成単糸繊度が1デニール(d)以
下であると、柔らかい風合いを発揮することができる。
次に本発明のポリアミド系嵩高糸の製造方法によれば、
少なくとも2本のフィラメント糸条を別々のフィードロ
ーラーから異なった速度で供給し、空気乱流加工するに
際し、鞘糸となるフィラメント糸として1.0d以下の
単糸繊度のフィラメント糸を使用し、鞘糸と芯糸のオー
バーフィード率差:△OFを25%≦△OF≦70%と
し、かつ、空気乱流加工ノズルの圧力空気供給流量(N
l/分)と加工糸速(m/分)の比:LMを0.15≦
LM≦0.40とすることにより、前記した本発明のポ
リアミド系嵩高糸を効率良く合理的に製造できる。
側のフィラメントの構成単糸繊度が1デニール(d)以
下であると、柔らかい風合いを発揮することができる。
次に本発明のポリアミド系嵩高糸の製造方法によれば、
少なくとも2本のフィラメント糸条を別々のフィードロ
ーラーから異なった速度で供給し、空気乱流加工するに
際し、鞘糸となるフィラメント糸として1.0d以下の
単糸繊度のフィラメント糸を使用し、鞘糸と芯糸のオー
バーフィード率差:△OFを25%≦△OF≦70%と
し、かつ、空気乱流加工ノズルの圧力空気供給流量(N
l/分)と加工糸速(m/分)の比:LMを0.15≦
LM≦0.40とすることにより、前記した本発明のポ
リアミド系嵩高糸を効率良く合理的に製造できる。
【0011】前記構成の好ましい一例によれば、芯糸と
なるフィラメント糸を空気乱流加工装置に供給するに際
し、そのフィラメント糸に25℃以上の水を1分間当り
5.0×10-4ml/D/m以上付着させながら加工す
ることにより、さらに効率良く合理的に製造できる。
なるフィラメント糸を空気乱流加工装置に供給するに際
し、そのフィラメント糸に25℃以上の水を1分間当り
5.0×10-4ml/D/m以上付着させながら加工す
ることにより、さらに効率良く合理的に製造できる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を用いてさらに具体的に説明す
る。以下の実施例において、ループA、B、Cは、走行
中の糸のループ数及び毛羽数を計測する光電型毛羽測定
器(TORAY FRAY COUNTER DT−1
04)を用い、糸速度50m/分、走行張力0.1g/
dの条件で測定し、糸表面の全ループ個数/mをループ
A、糸表面より0.85mm以上突出したループ個数/
mをループB、糸表面より1.85mm以上突出したル
ープ個数/mをループCとしたものである。
る。以下の実施例において、ループA、B、Cは、走行
中の糸のループ数及び毛羽数を計測する光電型毛羽測定
器(TORAY FRAY COUNTER DT−1
04)を用い、糸速度50m/分、走行張力0.1g/
dの条件で測定し、糸表面の全ループ個数/mをループ
A、糸表面より0.85mm以上突出したループ個数/
mをループB、糸表面より1.85mm以上突出したル
ープ個数/mをループCとしたものである。
【0013】本発明は、綿ライクな特徴と良好な製織性
を同時に満足するものである。綿ライクな特徴を毛羽
感、嵩高感、ソフト感を発揮させるため検討の結果、下
記の特性が必要なことを見い出した。 (A) 毛羽感 :70≦ループB≦170 (B) 嵩高感 :糸長差22%以上、好ましくは27
%以上 (C) ソフト感:ループA≧350 これを得るためには、空気乱流加工ノズルのエアー流量
(圧力空気供給流量)(Nl/分)と加工糸速(m/
分)の比:LMを0.15≦LM≦0.4とすることが
必要である。更に、製織性良好のためにはループCが1
0ケ/m以下であることが必要であることを見い出し本
発明に至った。LMが0.15未満ではループCが10
ケ以上となり、製織性:特にウォーター・ジェット・ル
ーム(WJL)での高速緯糸打ち時に糸の解舒性が悪く
なり好ましくない。逆にLMが0.4以上では乱流加工
でのコストアップとなるし、またループAは増加するも
のの糸が粗硬になり好ましくない。また本実施例におい
ては、鞘側の単糸織度が1d以下であると、さらにソフ
ト感を発揮できる。
を同時に満足するものである。綿ライクな特徴を毛羽
感、嵩高感、ソフト感を発揮させるため検討の結果、下
記の特性が必要なことを見い出した。 (A) 毛羽感 :70≦ループB≦170 (B) 嵩高感 :糸長差22%以上、好ましくは27
%以上 (C) ソフト感:ループA≧350 これを得るためには、空気乱流加工ノズルのエアー流量
(圧力空気供給流量)(Nl/分)と加工糸速(m/
分)の比:LMを0.15≦LM≦0.4とすることが
必要である。更に、製織性良好のためにはループCが1
0ケ/m以下であることが必要であることを見い出し本
発明に至った。LMが0.15未満ではループCが10
ケ以上となり、製織性:特にウォーター・ジェット・ル
ーム(WJL)での高速緯糸打ち時に糸の解舒性が悪く
なり好ましくない。逆にLMが0.4以上では乱流加工
でのコストアップとなるし、またループAは増加するも
のの糸が粗硬になり好ましくない。また本実施例におい
ては、鞘側の単糸織度が1d以下であると、さらにソフ
ト感を発揮できる。
【0014】従来技術の特開昭63−25735号公報
は、糸長差15%であり、これでは満足する嵩高感は得
られない。また、糸長差を22%以上とした場合は、ル
ープCが10ケ以上となり製織性が劣ったものとなる。
ヤング率E、沸収S、安定率Tだけでは、綿ライク感と
製織性を同時に満足しない。
は、糸長差15%であり、これでは満足する嵩高感は得
られない。また、糸長差を22%以上とした場合は、ル
ープCが10ケ以上となり製織性が劣ったものとなる。
ヤング率E、沸収S、安定率Tだけでは、綿ライク感と
製織性を同時に満足しない。
【0015】以下、図面を用いて本発明方法を説明す
る。図1は本発明の一実施例の製造方法を示す工程図で
ある。図1において、芯糸となるフィラメント糸がパッ
ケージ1より解舒され、フィードローラー3を通過して
空気乱流加工装置6に供給される。ローラー7よりフィ
ードローラー3はオーバーフィード状態で回転されてい
る。ローラー3と空気乱流加工装置6との間には、水付
与装置5を配置させる。水付与装置5は、ローラー接触
付与、糸ガイドによる水供給装置、オリフィスを用いた
水供給装置などを使用できる。
る。図1は本発明の一実施例の製造方法を示す工程図で
ある。図1において、芯糸となるフィラメント糸がパッ
ケージ1より解舒され、フィードローラー3を通過して
空気乱流加工装置6に供給される。ローラー7よりフィ
ードローラー3はオーバーフィード状態で回転されてい
る。ローラー3と空気乱流加工装置6との間には、水付
与装置5を配置させる。水付与装置5は、ローラー接触
付与、糸ガイドによる水供給装置、オリフィスを用いた
水供給装置などを使用できる。
【0016】一方、鞘糸となるフィラメント糸がパッケ
ージ2より解舒され、フィードローラー3より25〜7
0%オーバーフィード状態のローラー4から空気乱流加
工装置6に供給される。
ージ2より解舒され、フィードローラー3より25〜7
0%オーバーフィード状態のローラー4から空気乱流加
工装置6に供給される。
【0017】ここで芯糸と鞘糸が混織交絡され、ループ
及びタルミを持った嵩高糸となる。その後、引き取りロ
ーラー7を介してパッケージ9に巻取られる。8は巻取
駆動ローラーである。
及びタルミを持った嵩高糸となる。その後、引き取りロ
ーラー7を介してパッケージ9に巻取られる。8は巻取
駆動ローラーである。
【0018】なお、本発明においてポリアミド系繊維と
は、ナイロン6、ナイロン6,6等衣料用に用いられる
ものであればいかなるものであってもよい。以下具体的
実施例を説明する。
は、ナイロン6、ナイロン6,6等衣料用に用いられる
ものであればいかなるものであってもよい。以下具体的
実施例を説明する。
【0019】(実施例1、比較例2〜4)試験No.1
〜4は全て図1に示した装置を用いて試験した。この試
験に使用した原糸は、実施例1、比較例2〜3は芯糸に
ナイロン6(表1ではPAと表示)の繊度:110デニ
ール、フィラメント数:36本を用い、鞘糸にナイロン
6(表1ではPAと表示)の繊度:110デニール、フ
ィラメント数:108本を用いた。詳細な加工条件は
(表1)の上段に示す。また、その結果得られた嵩高糸
の特性を(表1)の中段に示す。
〜4は全て図1に示した装置を用いて試験した。この試
験に使用した原糸は、実施例1、比較例2〜3は芯糸に
ナイロン6(表1ではPAと表示)の繊度:110デニ
ール、フィラメント数:36本を用い、鞘糸にナイロン
6(表1ではPAと表示)の繊度:110デニール、フ
ィラメント数:108本を用いた。詳細な加工条件は
(表1)の上段に示す。また、その結果得られた嵩高糸
の特性を(表1)の中段に示す。
【0020】試験No.1〜4の嵩高糸をヨコ糸にし
て、経糸にナイロン6の繊度:70デニール、フィラメ
ント数:34本を使用してウォーター・ジェット・ルー
ム(WJL)で平織に製織した。ルーム回転数は400
r.p.m.で行った。
て、経糸にナイロン6の繊度:70デニール、フィラメ
ント数:34本を使用してウォーター・ジェット・ルー
ム(WJL)で平織に製織した。ルーム回転数は400
r.p.m.で行った。
【0021】その後、通常のナイロン織物の染仕上加工
による加工も実施した。得られた織物の風合(毛羽感、
嵩高感、ソフト感)及びWJLでの製織性についての評
価結果を(表1)の下段に示す。
による加工も実施した。得られた織物の風合(毛羽感、
嵩高感、ソフト感)及びWJLでの製織性についての評
価結果を(表1)の下段に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかな通り、実施例1の加工糸
は、風合(毛羽感、嵩高感、ソフト感)及びWJLでの
製織性がいずれも優れたものであった。
は、風合(毛羽感、嵩高感、ソフト感)及びWJLでの
製織性がいずれも優れたものであった。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、少
なくとも2本のフィラメント糸条からなる糸表面にルー
プ及びタルミを有するポリアミド系芯鞘複合糸であっ
て、前記複合糸は下記に定義するループA、B、Cが前
記式(I) 〜(III) で示される範囲であり、かつ芯側のフ
ィラメントと鞘側のフィラメントの糸長差が22%以上
あることにより、十分な綿ライクな特徴を備え、かつ良
好な製織性を同時に満足するポリアミド系嵩高糸を実現
できる。
なくとも2本のフィラメント糸条からなる糸表面にルー
プ及びタルミを有するポリアミド系芯鞘複合糸であっ
て、前記複合糸は下記に定義するループA、B、Cが前
記式(I) 〜(III) で示される範囲であり、かつ芯側のフ
ィラメントと鞘側のフィラメントの糸長差が22%以上
あることにより、十分な綿ライクな特徴を備え、かつ良
好な製織性を同時に満足するポリアミド系嵩高糸を実現
できる。
【0025】次に本発明のポリアミド系嵩高糸の製造方
法によれば、少なくとも2本のフィラメント糸条を別々
のフィードローラーから異なった速度で供給し、空気乱
流加工するに際し、鞘糸となるフィラメント糸として
1.0d以下の単糸繊度のフィラメント糸を使用し、鞘
糸と芯糸のオーバーフィード率差:△OFを25%≦△
OF≦70%とし、かつ、空気乱流加工ノズルの圧力空
気供給流量(Nl/分)と加工糸速(m/分)の比:L
Mを0.15≦LM≦0.40とすることにより、前記
した本発明のポリアミド系嵩高糸を効率良く合理的に製
造できる。
法によれば、少なくとも2本のフィラメント糸条を別々
のフィードローラーから異なった速度で供給し、空気乱
流加工するに際し、鞘糸となるフィラメント糸として
1.0d以下の単糸繊度のフィラメント糸を使用し、鞘
糸と芯糸のオーバーフィード率差:△OFを25%≦△
OF≦70%とし、かつ、空気乱流加工ノズルの圧力空
気供給流量(Nl/分)と加工糸速(m/分)の比:L
Mを0.15≦LM≦0.40とすることにより、前記
した本発明のポリアミド系嵩高糸を効率良く合理的に製
造できる。
【図1】本発明の一実施例の製造方法を示す工程図であ
る。
る。
1 芯糸となるフィラメント糸パッケージ 2 鞘糸となるフィラメント糸がパッケージ 3,4 フィードローラー 6 空気乱流加工装置 7 引き取りローラー 8 巻取駆動ローラー 9 巻取パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩島 実 愛知県中島郡平和町上三宅字上屋敷1番地 1 東レ・テキスタイル株式会社本社東海 事業場内
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2本のフィラメント糸条から
なる糸表面にループ及びタルミを有するポリアミド系芯
鞘複合糸であって、前記複合糸はループA、B、Cが下
記式(I) 〜(III) で示される範囲であり、かつ芯側のフ
ィラメントと鞘側のフィラメントの糸長差が22%以上
あることを特徴とするポリアミド系嵩高糸。 (I) ループA(ケ/m)≧350 (II) 70≦ループB(ケ/m)≦170 (III) ループC(ケ/m)≦10 - 【請求項2】 鞘側のフィラメントの構成単糸繊度が1
デニール(d)以下である請求項1に記載のポリアミド
系嵩高糸。 - 【請求項3】 少なくとも2本のフィラメント糸条を別
々のフィードローラーから異なった速度で供給し、空気
乱流加工するに際し、鞘糸となるフィラメント糸として
1.0デニール(d)以下の単糸繊度のフィラメント糸
を使用し、鞘糸と芯糸のオーバーフィード率(OF)
差:△OFを25%≦△OF≦70%とし、かつ空気乱
流加工ノズルの圧力空気供給流量(Nl/分)と加工糸
速(m/分)の比:LMを0.15≦LM≦0.40と
することを特徴とするポリアミド系嵩高糸の製造方法。 - 【請求項4】 芯糸となるフィラメント糸を空気乱流加
工装置に供給するに際し、そのフィラメント糸に25℃
以上の水を1分間当り5.0×10-4ml/D/m以上
付着させながら加工する請求項3に記載の製造方法。
(ただし、Dは芯糸のトータルデニール、Mは芯糸の糸
速m/分を示す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13405294A JPH083836A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ポリアミド系嵩高糸及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13405294A JPH083836A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ポリアミド系嵩高糸及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH083836A true JPH083836A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15119248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13405294A Pending JPH083836A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ポリアミド系嵩高糸及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083836A (ja) |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP13405294A patent/JPH083836A/ja active Pending
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