JPH083863B2 - 入出金口のシヤツタ装置 - Google Patents

入出金口のシヤツタ装置

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JPH083863B2
JPH083863B2 JP61117951A JP11795186A JPH083863B2 JP H083863 B2 JPH083863 B2 JP H083863B2 JP 61117951 A JP61117951 A JP 61117951A JP 11795186 A JP11795186 A JP 11795186A JP H083863 B2 JPH083863 B2 JP H083863B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、キャッシュカードを用いて紙幣、
硬貨を自動的に入出金する自動取引装置(ATM)の入出
金口を開閉するシャッタ装置に関する。
(従来の技術) 自動取引装置(以下、ATMという)の入出金口を開閉
するシャッタは、入金時は利用客がこれで入金が終了と
いう確認の意味も含めて、利用客自身の手動閉鎖が行わ
れるようになっており、出金時には、紙幣の残留検知が
「無」になると紙幣が抜きとられたとして自動閉鎖して
いた。この自動閉鎖時に、紙幣の取り損ない等があった
時、利用客が再度手を突っ込むことがあり、この指を挟
まないように、一度途中までは閉めて、後はゆっくり閉
じ、しかも、シャッタの駆動系にスリップ機構を設け、
万一、シャッタによって指を挟まれても利用客が痛い思
いをしないような構成となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ATMが普及し、かつ休日運用などで、
営業窓口が閉鎖するようになり、それまで、ATMなどの
機構操作が苦手であった利用客も使わざるを得なくなっ
てきており、入金時のシャッタの閉め忘れ、出金時の手
の再挿入により手の挟まれ等が増えてきており、スムー
スな運用が行われておらず、また、利用客に不安感を与
える等の問題があった。
本発明は、上記事情に基きなされたもので、その目的
とするところは、入金投入時、および出金紙幣の抜去り
時に利用客の紙幣取扱操作の終了直後にシャッタを閉動
作できるので利用客の閉め忘れなどの防止による稼働率
の向上が図れるとともに機構全体の処理時間が短縮さ
れ、もし、万一、利用客が再度指や手を入れてもこれを
検出して退避することにより安全な入出金口のシャッタ
装置を提供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、紙幣の受入
時、および、放出時に入出金口を開放し、通常これを閉
鎖するシャッタ装置であって、上記入出金口を開閉すべ
く出退自在に設けられたシャッタと、このシャッタを駆
動するシャッタ駆動手段と、このシャッタ駆動手段によ
り出退するシャッタのやや前方をシャッタと平行して移
動しながら監視する第1の検知手段,上記入出金口から
投入された紙幣の通常の高さよりわずかに上方位置を監
視する第2の検知手段,および紙幣の通常の高さの約半
分の位置を監視する第3の検知手段と,これら第1,第2,
第3の検知手段からの検知信号により上記シャッタ駆動
手段を制御するシャッタ制御手段とを具備し、上記シャ
ッタ制御手段は、入金時にはシャッタ開放後に第3の検
知手段の検知信号が「有」で第1,第2の検知手段の検知
信号が「無」であればシャッタを閉鎖し、出金時にはシ
ャッタ開放後に第1,第2,第3の検知手段の検知信号が
「無」であればシャッタを閉鎖するように制御する構成
とし、更に、上記シャッタの閉動作時に、上記第1の検
知手段叉は第2の検知手段の少なくとも一方から「有」
の検知信号が出力されたときに、直ちに上記シャッタの
閉動作を中止し、上記シャッタを所定距離開くように制
御する構成としたものである。
(作用) 入金投入時、および出金紙幣の抜去り時に利用客の紙
幣取扱操作の終了直後にシャッタを閉動作できるので利
用客の閉め忘れなどの防止による稼働率の向上が図れる
とともに機構全体の処理時間が短縮され、もし、万一、
利用客が再度指や手を入れてもこれを検出して退避する
ことができるものである。
(実施例) 以下、本発明を図面を参照して説明する。図中1は貨
幣処理装置の操作部2に形成された入出金口であり、こ
の入出金口1に対応する位置には紙幣Pと硬貨Kを混合
一括して受入れる受入口3を有し、紙幣Pを取込む手段
4を介して上方へ、硬貨Kを硬貨排出部5を介して下方
に取込む貨幣取込装置6が配置されているとともに、紙
幣P,硬貨Kの受入時、および紙幣Pの放出時に入出金口
1を開放し、通常これを閉鎖するシャッタ装置7が設け
られた構成となっている。
上記貨幣取込装置6はつぎのような構成となってい
る。
すなわち、図中10は支持部材としてのフロアー、11は
バックアップ部材であり、これらの相互対向面間で上記
受入口3を構成するようになっている。
上記フロアー10はL字状に形成されていて、上記受入
口3の前側面部と底面部を構成するようになっていると
ともに、第3図に示すようにその前側面下部には硬貨排
出部5としての大きな孔10a…が複数形成されている。
また、フロアー10およびバックアップ部材11は、同一
の回転軸12に含油軸受13…を介して回転自在に支持され
た状態となっている。この回転軸12は、第3図に示すよ
うにフレーム14,14が含油軸受13,13を介して回転自在に
軸支されており、その一端部は軸駆動手段としてのパル
スモータ15と連結し正逆両方向に回転し得る構成となっ
ている。
また、パルスモータ15より所定方向に回転する回転軸
12の回転力は、回転力伝達手段16…を介してそれぞれ独
立して上記フロアー10およびバックアップ部材11に伝達
されるようになっている。すなわち、回転力伝達手段16
は、フロアー10およびバックアップ部材11の下部に突設
された従動ピン17と、この従動ピン17に当接し得る状態
で回転軸12に突設された駆動ピン18と、上記回転軸12に
中途部を巻掛けて両端部を上記従動ピン17と駆動ピン18
に連結させこれら両ピン17,18が互いに当接する方向に
常時付勢するコイルスプリング19とから構成されてい
る。
従って、コイルスプリング19…の張力によりフロアー
10およびバックアップ部材11は回転軸12に対してピン1
7,と18とが接して位置決めされるとともに、上記回転軸
12の正逆転により、第1図に示すように十分な受入れ空
間を確保した受入れ状態あるいは第2図に示すように取
込み動作状態になるようになっている。
上記バックアップ部材11は、回転軸12に回動支持した
駆動アーム20と、この駆動アーム20に対して、ねじ21,2
1を介してピボット支持されるとともに、張力の異なる
スプリング22,22,23,23で支持された揺動可能な紙幣押
圧部としてのバックアップ板24とからなっている。
このバックアップ板24は、構造材の上に発砲ウレタン
フォームを貼り、その表面にさらにポリエステルフィル
ムを貼り付けたもので、このバックアップ板24の紙幣押
圧面24aが、取込み手段4を構成する取込みローラ25…
の曲線と一致する湾曲状態に形成されている。
バックアップ板24の最下端位置とフロアー10の底面と
の間の寸法Lは硬貨Kの最大直径Dよりも高い位置にあ
り、従って、硬貨Kが立っていたとしてもバックアップ
板24が押すことはない。
また、ピボット支持するねじ21,21に掛けられた上の
スプリング22,22の張力よりも下に掛けられたスプリン
グ23,23の張力の方が相当強くなっているので第1図で
みればバックアップ板24は常にに左方向(反時計方向)
へねじ21,21を支点にして回転しようとしているが、図
示しないストッパに規制されて第1図の形状を保ってい
る。
また、第1図で示すように取込みローラ25…は、その
一部分に紙幣取込み用の高摩擦係数のゴムチップ25aを
有しており、この上方部位には紙幣Pの一枚分のごく僅
かな隙間を存して対向し、かつ周速約1/10で逆転する2
枚取り防止用のゲートローラ26…が設けられている。こ
れらゲートローラ26…も表面はゴムで形成されている
が、取込みローラ25のゴムチップ25aの摩擦係数よりか
なり低い摩擦係数となっている。
また、取込みローラ25の下方部位には送込みローラ27
…が配置されている。
つぎに、入出金口1を開閉するシャッタ装置7に付い
て第1図を参照して説明する。
図中30はシャッタであり、シャッタ駆動手段31により
入出金口1を開閉すべく駆動されるようになっている。
すなわち、シャッタ30の下面には歯車32と噛み合うラッ
ク33が設けられているとともに、シャッタ30は上記歯車
32とガイドローラ34とで挟まれた状態となっている。そ
して、上記歯車32がパルスモータ35により正逆両方向に
回転することにより入出金口1を開閉すべくシャッタ30
を出退させるようになっている。
また、シャッタ30のわずか前方をシャッタ30と平行に
移動しながら監視する指検知用の第1の検知手段40が設
けられている。この第1の検知手段40は、発光ダイオー
ド41と光学センサ42で構成される光学的検出器からな
り、シャッタ30のほぼ指一本分前方をシャッタ30の移動
方向と直交する方向に全面にわたって監視している。そ
して、通常は明の状態となって「無」の検知信号を出力
し、シャッタ30が閉鎖したり、指などがあれば暗となっ
て「有」の検知信号を出力するようになっている。
さらに、上記入出金口1から投入された紙幣Pの通常
の高さよりも僅かに上方位置を監視する高さ検知用の第
2の検出手段43、および紙幣Pの通常の高さの約半分の
位置(送込みローラ27より上方)を監視する残留検知用
の第3の検知手段44が設けられている。
第2の検知手段43は、発光ダイオード45と光学センサ
46で構成される光学的検出器からなり、紙幣Pがフロー
10の底面にきちんと押し付けられた状態にあるときは
「無」の検知信号を出力するようになっている。
第3の検知手段44は、2つの発光ダイオード47,47と
光学センサ48,48で構成される2組の光学的検出器から
なり、紙幣Pが受入口3にあるきは「有」の検知信号を
出力するようになっている。
また、上記第1,第2,第3の検出手段40,43,44の検知信
号は、第4図に示すように制御手段としての制御装置50
に入力され、これらの信号により前記回転軸駆動用パル
スモータ15およびシャッタ用パルスモータ35を制御でき
るようになっている。
なお、第1図および第2図に示す55はゲートであり、
このゲート55は出金時には右方向に回動して第1図の二
点鎖線位置に変位して図示しない出金機構部から放出さ
れた紙幣Pを上記受入口3内に集積すべく搬送する紙幣
放出搬送路56を開放し、また、入金時には第1図の実線
位置に変位して上記紙幣放出搬送路5を閉鎖して紙幣放
出搬送路56へ紙幣Pおよび硬貨Kの落下を防ぐようにな
っている。
なお、57は取込み手段4により取り込まれた紙幣Pを
金種判別等を行なう鑑査部(図示しない)に搬送する紙
幣取込搬送路であり、その中途部には紙幣Pの取込み状
態を検出する検知手段58が設けられている。59は硬貨排
出部5から排出された硬貨Kを金種判別等を行なう鑑査
部(図示しない)に排出する排出シュートである。
次に紙幣Pおよび硬貨Kの取込み動作について説明す
る。
貨幣処理装置の取引動作状態が紙幣Pおよび硬貨Kの
投入指示段階になると、第1図に示すようにシャッタ30
が自動的に開く。このときフロアー10とバックアップ部
材11との間に十分な受入れ空間が形成された状態にな
る。そして、利用者は図示しない操作部による操作案内
にしたがって入出金口1から紙幣Pおよび硬貨Kを混合
一括して投入し、ついでシャッタ30を閉じる。
しかして、シャッタ30が閉じられ図示しないロック装
置で完全にロックされたことが確認されると回転軸用パ
ルスモータ15が所定方向、すなわち、回転軸12を第1図
および第2図の状態で左方向に回転させるべく駆動す
る。最初のうちは、フロアー10,バックアップ部材11と
もに回転力伝達手段16…のコイルスプリング19…の力に
より回転軸12の回転につれて一緒に左方向へ回転する。
バックアップ部材11のバックアップ板24は図示しない
ストッパーから離れるに従って、スプリング23,23の方
が22,22より強いのでピボット支持用のねじ21,21を支点
として反時計方向へ回動する。
ついで、最初にフロアー10が図示しないストッパーに
より左方向への回転を阻止され、取込みローラ16,送り
込みローラ22と所定の位置関係になる。
パルスモータ15の駆動を続け回転軸12の回転をさらに
続けると、フロアー10に突設されたピン17,17と回転軸1
2に突設されたピン18,18とは徐々に離れてゆき、その分
コイルスプリング19,19を巻きあげてゆく。
そして、受入口3内の紙幣Pの量が多く厚さが厚い時
には、バックアップ板24の上端が紙幣Pに当ってくる。
この時バックアップ板24は、紙幣Pを取込みローラ25
…のカーブに合せて変形させ、かつ、最適な押圧荷重で
紙幣P…全体を取込みローラ26…および送込みローラ27
…に押し付ける。
すなわち、紙幣Pの先端を曲げる荷重F1、バックア
ップ板24の最適押圧荷重F2、コイルスプリング22,22を
合計した張力K1、コイルスプリング23,23を合計した張
力K1′、スプリング19,19を合計した張力K2とした場
合、 K1′−K>F12=F22>F となるようにスプリング22,23,19のばね定数、変位量を
求めて最適のスプリングを選択すればよい。
こうしたスプリング22,23,19が取り付けられている
と、バックアップ板24は上端が当たって十分に紙幣P…
の先端を曲げてから、次第に右方向(時計方向)へ回転
して、やがて第2図に示すように取込みローラ25のカー
ブと合致した状態になる。
一方、この時も回転軸24は左方向への回転を続けてい
るのでフロアー10と同じように、バックアップ部材11の
駆動アーム20に突設されたピン17,17と回転軸12に突設
されたピン18,18とが徐々に離れゆき、その分コイルス
プリング19,19を巻きあげてゆく。
所定のF2と等しいK2を発生する位置でパルスモータ
15の回転を停止してこの状態を保持する。
次に取込ローラ25…を回転させると、紙幣Pはゲート
ローラ26…の逆転によって2枚目以降の紙幣Pがしごか
れ、これらの間に形成された約紙幣1枚分の隙間を通っ
て1枚づつ送り出される。
受入口3内の紙幣P…は取出しに伴って次第にその厚
みが減少してくるがパルスモータ15は停止したままで、
回転軸12に巻掛けられたコイルスプリング19,19の張力
のみで、バックアップ板24も徐々に取込みローラ25に近
づくべく追従してゆく。
こうして順次取出され第3の検知手段44の2つの光学
センサ48,48が「明」、すなわち、紙幣無しの検知信号
が発せられるまで紙幣Pの取り込み動作が行われる。
一方、受入口3内に硬貨K…が混入している場合、バ
ックアップ板24の下端は、硬貨Kの最大外径寸法Dより
高いところに位置するようになっているため、直接硬貨
Kを押圧することはない。また、紙幣Pと混在している
時は紙幣Pを介して押されることはあるが送込みローラ
27…が硬貨Kの最大外径寸法Dよりも上方にあるため、
上方の取込ローラ25…の位置まで吸い上げられることは
ない。
フロアー10の前側面下部には、硬貨排出部5としての
大きな孔10a…が形成されているため、フロアー10を傾
けたとき、硬貨Kは滑るか転がるかして孔10a…から排
出されたり、あるいは紙幣Pにより押されて孔10a…か
ら排出され、確実に排出シュート59へと落下してゆく。
また、万一、紙幣Pの残留を検出しているにもかかわ
らず、取込搬送路57へ紙幣が出てこないことがある。こ
のような時には、通常、バックアップ板24の押圧力F2
を強くすれば紙幣Pの変形などが解消して取り出し易く
なることが多い。
そこで、この装置では紙幣Pの取込み状態を検出する
検出手段58からの信号にもとづいて回転軸12を更に左方
向に回転させるようにパルスモータ15を駆動してコイル
スプリング19,19を巻上げることによりK2の値を大きく
することになる。
また、逆にK2をあまり大きくとると紙幣P…同士の
密着力も大きくなり、重ね取り率が高くなるので、この
つまり状況を解消したら、ただちに元の最適なF2の値
に戻すため回転軸12を右回転して当初の位置に戻すべく
パルスモータ15を駆動する。
なお、紙幣P…が新券ばかりの時は逆に出過ぎにな
り、紙幣Pが連続してゾロゾロにつながって出てしま
う、いわゆる「ゾロ出」という現象が生じ易いが、この
ようなときには最適なF2を減少させた方が良いので、
回転軸12を右方向に回転すべくパルスモータ15を駆動さ
せ、K2を若干弱くする事もできる。
いずれにせよ、この装置では、回転軸12の回転量を変
えるけで様々なバックアップ板24の押圧力を選択できる
し、また、回転軸12の回転量を変えるための動力にパル
スモータ15を利用しているので微妙な調整も可能であ
る。
次に取込みを完了した後、回転軸12を右方向へ回転す
べくパルスモータ15を駆動すると、最初のうちは巻き上
げられたコイルスプリング19…が元へ戻るだけだが、回
転軸12に突設されたピン18…がフロアー10およびバック
アップ部材11に突設されたピン17…に接触して、フロア
ー10およびバックアップ部材11をそれぞれ元の位置に戻
すことができる。
また、共通の回転軸12を、フロアー10の底板部下方に
位置するように設けているため、フロアー10およびバッ
クアップ部材11の相互対向面間で形成される受入口3が
自然に上方が広く、底の方が狭い、極めて使い勝手の良
い受入口3を構成することができる。
また、こうした回転軸12を共通にした方式とすると上
方へ開いているので、通常は平行リンクや、カムなどを
用いてバックアップ板24の首振り動作をさせる必要があ
るが、本発明のものにあっては3種類のスプリング19,2
2,23の選択で最も簡単なピボットとしてのねじ21,21を
支点して取込みローラ25…の曲線カーブに馴染むように
変位することができる。なお、バックアップ板24の紙幣
押圧面24aも取込みローラ25…としっかり馴染む曲線を
もって形成している。
次にシャッタ装置7の動作についてのべる。
紙幣Pの投入ステップで閉鎖しているシャッタ30を開
放するには、シャッタ30の下面に形成されたラック33と
噛合する歯車32を第1図および第2図の状態で反時計方
向に回転させるようにパルスモータ35を駆動させる。
この時、シャッタ30の上面はガイドローラ34で案内さ
れているとともに両側縁部をローラ等のガイド手段(図
示しない)で案内されており、シャッタ30はブレること
なくスムースに動ける。
シャッタ30の先端には第1の検知手段40が取付けられ
指一本分前方を左右から監視している。
ついで、シャッタ30が開いた状態において、残留検知
を行なう第3の検知手段44から「有」の検知信号が出力
され、また、指検知用の第1の検知手段40および高さ検
知用の第2の検知手段43から「無」の検知信号が出力さ
れれば紙幣Pの投入が完了したとして、直ちにシャッタ
30の閉動作に移る。
もし、紙幣Pの投入が完了していない場合、たとえば
紙幣Pを手で掴んで挿入していれば高さ検知用の第2の
検知手段43の光路が手で遮られて、「有」信号が出力さ
れ、また、一度手をはなしてから再度直そうとして指を
入れる時にはシャッタ30が指に当たる前に指検知用の第
1の検知手段40の光路を指が遮り、「有」の信号が出力
される。
なお、第1の検知手段40の監視方向と第2の検知手段
43の監視方向とを略直交させたから、必要最小限の量で
利用客のあらゆる手の動きを検知することができる。
こうして、シャッタ30の閉動作中に指検知用の第1の
検知手段40あるいは高さ検知用の第2の検知手段43のい
ずれか一方から「有」の信号が出力されれば直ちに閉動
作を中止して、約1cmぐらい逆転して開く。これは入出
金口1に手の指を挿入したとき、シャッタ30を出て来る
と利用者に不安感を与えるため、これを防止するように
直ちに少し退避させた方が良いからである。そのまま
「有」の状態が続けば開動作を続け、「無」の状態にな
れば閉動作を再開させる。
なお、指検知用の第1の検知手段40は、シャッタ30が
閉じる直前の状態では入出金口1の前端開口縁部に形成
されたストッパー側壁で光路が遮られて必ず「有」の状
態になるので常時これを監視していると閉じることがで
きなくなってしまう。
そこで、シャッタ30を閉じる直前ではこの第1の検知
手段40の検出動作を止めなければならない。そのため、
安全のためにシャッタ30の前端部と指検知用の第1の検
知手段40との間隔は指一本分(約12mmぐらい)以下にし
てある。
次に、出金紙幣P…が受入口3に集積した場合につい
て述べる。
集積動作が完了するとシャッタ30を開ける。
この時は、集積紙幣P…を確実に受け取ってもらう事
が必要であるので残留検知用の第3の検知手段44が
「無」の状態になるまで待たなければならない。
即ち、入金時と異って指検知用、高さ検知用、残留検
知用の3つの検視手段40,43,44のいずれも「無」になっ
て初めてシャッタ30を閉鎖動作開始する。一度閉動作を
開始したあと、この3つの検知手段40,43,44のうち、い
ずれか1つが「有」となれば直ちに閉動作を中止して、
約1cmぐらい逆転して開く。
そのまま「有」が続けば開動作を続け、「無」になれ
ば閉動作を再開させる。
このように、2つの検知手段40,43によりほぼ直交す
る方向の監視を行なうことにより広範囲を監視し、ま
た、駆動源をパルスモータ35とすることにより瞬時に停
止,逆転を可能となり、高速性と安全性の高いシャッタ
装置とすることができるものである。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように、紙幣の受入時、およ
び、放出時に入出金口を開放し、通常これを閉鎖するシ
ャッタ装置であって、上記入出金口を開閉すべく出退自
在に設けられたシャッタと、このシャッタを駆動するシ
ャッタ駆動手段と、このシャッタ駆動手段により出退す
るシャッタのやや前方をシャッタと平行して移動しなが
ら監視する第1の検知手段,上記入出金口から投入され
た紙幣の通常の高さよりわずかに上方位置を監視する第
2の検知手段,および紙幣の通常の高さの約半分の位置
を監視する第3の検知手段と、これら第1,第2,第3の検
知手段からの検知信号により上記シャッタ駆動手段を制
御するシャッタ制御手段とを具備し、上記シャッタ制御
手段は、入金時にはシャッタ開放後に第3の検知手段の
検知信号が「有」で第1,第2の検知手段の検知信号が
「無」であればシャッタを閉鎖し、出金時にシャッタ開
放後に第1,第2,第3の検知手段の検知信号が「無」であ
ればシャッタを閉鎖するように制御する構成とし、更
に、上記シャッタの閉動作時に、上記第1の検知手段叉
は第2の検知手段の好くなとも一方から「有」の検知信
号が出力されたときに、直ちに上記シャッタの閉動作を
中止し、上記シャッタを所定距離開くように制御する構
成としたものである。したがって、入金投入時、および
出金紙幣の抜去り時に利用客の紙幣取扱操作の終了直後
にシャッタを閉動作できるので利用客の閉忘れなどの防
止による稼働率の向上が図れるとともに機構全体の処理
時間が短縮され、もし万一、利用客が再度指や手を入れ
てもこれを検出して退避することができる安全性の高い
入出金口のシャッタ装置を提供できるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は側面
図、第2図は取込み動作中の側面図、第3図は正面図、
第4図は制御系を示すブロック図である。 1……入出金口、30……シャッタ、31……シャッタ駆動
装置、35……パルスモータ、40……第1の検知手段、43
……第2の検知手段、44……第3の検知手段、50……制
御手段(制御装置)、P……紙幣、K……硬貨。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣の受入時、および、放出時に入手金口
    を開放し、通常これを閉鎖するシャッタ装置であって、 上記入出金口を開閉すべく出退自在に設けられたシャッ
    タと、このシャッタを駆動するシャッタ駆動手段と、 このシャッタ駆動手段により出退するシャッタのやや前
    方をシャッタと平行して移動しながら監視する第1の検
    知手段、 上記入出金口から投入された紙幣の通常の高さよりわず
    かに上方位置を監視する第2の検知手段、 および紙幣の通常の高さの約半分の位置を監視する第3
    の検知手段と、 これら第1、第2、第3の検知手段からの検知信号によ
    り上記シャッタ駆動手段を制御するシャッタ制御手段と
    を具備し、 上記シャッタ制御手段は、入金時にはシャッタ開放後に
    第3の検知手段の検知信号が「有」で第1、第2の検知
    手段の検知信号が「無」であればシャッタを閉鎖し、出
    金時にはシャッタ開放後に第1、第2、第3の検知手段
    の検知信号が「無」であればシャッタを閉鎖するように
    制御する構成とし、更に、 上記シャッタの閉動作時に、上記第1の検知手段又は第
    2の検知手段の少なくとも一方から「有」の検知信号が
    出力されたときに、直ちに上記シャッタの閉動作を中止
    し、上記シャッタを所定距離開くように制御する構成と
    したことを特徴とする入出金口のシャッタ装置。
  2. 【請求項2】上記第1の検知手段は、上記シャッタの前
    端部との間隔を所定距離以下としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の入出金口のシャッタ装置。
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