JPH083879A - 皮革様シートの製造方法 - Google Patents

皮革様シートの製造方法

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JPH083879A
JPH083879A JP13039094A JP13039094A JPH083879A JP H083879 A JPH083879 A JP H083879A JP 13039094 A JP13039094 A JP 13039094A JP 13039094 A JP13039094 A JP 13039094A JP H083879 A JPH083879 A JP H083879A
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JP
Japan
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sheet
polymer elastic
leather
thermoplastic polymer
layer
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Application number
JP13039094A
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English (en)
Inventor
Shuji Kawakami
修史 川上
Tadaatsu Hoshika
忠厚 星加
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 フイルム状に押し出した熱可塑性高分子弾性
体を流動性を有する内に繊維質基体と賦型ロールの間で
押圧し、該繊維質基体に接着するとともに表面に賦型す
ることにより皮革様シートを製造する。 【効果】 (1)最表面の熱可塑性高分子弾性体は熱履
歴が少ないため、表面耐摩耗性に優れる。(2)繊維質
基材層とコート層の間に接着材層がないので、一体感の
ある皮革様の風合いを有する。(3)繊維質基材層とコ
ート層の接着性が良く、剥離強力に優れる。(4)最表
面の熱可塑性高分子弾性体のコート厚みが自由に変えら
れ、流動性のある状態で賦型するため深いシボ柄からエ
ナメル調のものまで所望の凹凸感、面感のものを得るこ
とができる。(5)フィルム状の熱可塑性高分子弾性体
を繊維質基体に積層するため、繊維質基体表面の凹凸が
シート表面に殆ど影響せず面感が一定なシートが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業利用上の分野】本発明は高分子弾性体からなる複
合シートの製造方法に関する。特に表面耐久性に優れ、
かつ柔軟な風合いを有する皮革様複合シートの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、凹凸感の優れた皮革様シートを製
造する方法において、繊維と高分子弾性体からなる皮革
様の風合いを有した複合シートの表面を加熱したロール
で型押しする方法が特公昭47−24662号公報に、
あるいは複合シートを加熱して可塑性を持たせた後型押
しする方法が特公昭38−14495号公報に、または
可塑性を有するフィルム状の高分子弾性体を基体に貼り
合わせた後可塑性を有するフィルム面から型押しする方
法が特公昭55−51074号公報に提案されている。
また、すでに型押しされ、凹凸模様をを有するフィルム
状のシートを皮革様の風合いを有する複合シートに貼り
合わせる方法も知られている。さらに、賦型用フィルム
と樹脂層と基材を積層した状態でフィルムを基材と圧着
し、賦型用フィルムを除去する方法が特開平5−441
71号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、任意の
凹凸感を有し、柔軟な風合いを有し、かつ実用上の耐久
性を有する皮革様シートとして、従来の方法では、表面
を熱、あるいは薬剤を使用して型押しするため表面強度
が低下したり、表面が硬化して風合いが硬くなったり、
また、型押ししたシートを接着剤で貼り合わせる方法に
おいては表面耐摩耗性を有するフィルムと基材の間に接
着層が入る事により、風合いが一体感を有さないものと
なったり、接着性が悪いためシートと基材の剥離状態に
問題があり、柔軟な風合いを有し、かつ、実用上の耐久
性を有する皮革様シートは得られていなかった。本発明
は従来の技術では得られていなかった、表面に任意の凹
凸感を与える事、一体感を有しかつ柔軟な風合いを有す
る事、表面層高分子弾性体フィルムと基材との高い接着
強力を有する事を同時に兼ね備えた皮革様シートの製造
方法を提供する事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フイルム状に
押し出した熱可塑性高分子弾性体を流動性を有する内に
繊維質基体と賦型ロールの間で押圧し、該繊維質基体に
接着するとともに表面に賦型することを特徴とする皮革
様シートの製造方法である。
【0005】本発明で使用する繊維質基体は、適度の厚
み、および充実感を有し、かつ柔軟な風合いを有するシ
ートであれば、従来皮革様シートの製造に使用されてい
る各種の繊維質基体を使用することができる。例えば、
極細繊維又はその束状繊維、特殊多孔質繊維、通常繊維
などからなる絡合不織布、起毛織編物などの内部空間に
ポリウレタンなどの高分子弾性体が多孔質状又は非多孔
質状で含有されている繊維質シート、これらの繊維質シ
ートの表面にさらに高分子弾性体の多孔質被覆層を有す
る繊維質シートなどが挙げられる。中でも、皮革に最も
近い風合いを有し、かつ、表面に熱可塑性高分子弾性体
を層状にコートしたときの接着状態、強力の点から、極
細繊維束からなる不織布中に高分子弾性体を含有する繊
維質シートを使用する事が好ましい。高分子弾性体は、
従来皮革様シートの製造に使用されている樹脂で、ポリ
ウレタン樹脂、塩ビ系樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリアミノ酸樹脂、シリコン
樹脂やこれらの樹脂の混合物や共重合体などが挙げられ
る。繊維質基体の少なくとも表面部を構成する高分子弾
性体は、表面に積層する熱可塑性高分子弾性体と同種の
樹脂であることが接着性の点で好ましい。また、接着強
力を上げるため繊維質基材表面に熱可塑性高分子弾性体
と親和性の高い樹脂などの表面処理剤を塗布することも
好ましい。この場合、塗布する厚さは5μm程度を目安
とする。塗布厚さが厚くなると表面処理剤が繊維質基材
と熱可塑性高分子弾性体の間で層状となり柔軟な風合い
および一体感のある風合いが得られにくくなる。
【0006】繊維質基体層の厚みは、得られた皮革様シ
ートの用途などによって任意に選択できるが、コート層
との風合いのバランスから、0.5〜3.0mmの範囲
であることが好ましく、さらに1.0〜1.5mmであ
ることが好ましい。繊維質基体層の見掛け密度は、柔軟
な風合いを得るためには0.25〜0.5g/cm3の範
囲にあることが好ましく、より好ましくは0.3〜0.
35g/cm3の範囲である。見掛け密度が大きくなる
と、繊維質シートや高分子弾性体の影響の強い風合いと
なり、腰がなくなったり、ゴムライクな風合いとなる。
一方、見掛け密度が小さくなると、反発性と腰のない風
合いとなり、皮革様の風合いとはほど遠いものとなる。
また、繊維質シートと高分子弾性体の重量比も皮革様の
風合いを得る上で重要であり、繊維質基体層中で高分子
弾性体の比率が20〜60重量%であることが好まし
い。高分子弾性体の比率が小さくなると、反発感のない
腰のない風合いとなってしまい、高分子弾性体の比率が
高くなると反発感が強くなりすぎゴムライクな風合いと
なる。
【0007】本発明で皮革様シートのコート層として使
用する熱可塑性高分子弾性体としては、ポリウレタン樹
脂、塩ビ系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリアク
リル酸樹脂、ポリアミノ酸樹脂、シリコン樹脂やこれら
の樹脂の混合物や共重合体などが挙げられる。中でも、
熱可塑性、表面強度および基材との接着性、剥離強力、
風合いなどの点から、ポリウレタン系樹脂を用いること
が好ましい。本発明でコート層に用いられるポリウレタ
ン樹脂としては溶融製膜可能なものであれば特に限定さ
れるものではないが、ポリブチレンアジペート系、ポリ
メチルペンタンアジペート系、ポリノナンジオールアジ
ペート/ポリオクタンジオールアジペート系などのポリ
ウレタン樹脂が好ましく用いられる。得られる皮革様シ
ートの耐摩耗性、風合いなどの点からはポリメチルペン
タンアジペート系ポリウレタンが好ましい。これらの樹
脂には顔料や耐光剤安定等の添加剤を加えても良い。
【0008】熱可塑性高分子弾性体はT型ダイなどの押
し出し機を用いてフイルム状に溶融押し出しする。コー
ト層としての厚みは、熱可塑性高分子弾性体の種類や性
能などによっても異なり、皮革様の風合いを有し、かつ
表面強度、接着強力および屈曲性を満足するものであれ
ば特に限定されるものではないが、通常、50μm以上
500μm以下の範囲にあることが好ましく、100μ
m以上200μm以下であることがさらに好ましい。コ
ート層の厚みが薄すぎると表面摩耗により基体層が露出
し易くなり、実用上の耐久性がが低下し、また、コート
層の厚みが厚すぎると屈曲性が悪くなったり、表面にコ
ートした高分子弾性体の柔軟性に近くなり皮革様の風合
いを有さないものとなったりする。
【0009】また、コート層は単層である必要はなく、
組成の異なる樹脂を複数層共押し出ししたり、別々に押
し出した後積層してもよい。例えば、最表面層として高
物性の熱可塑性高分子弾性体を用い、中間層に顔料など
を添加したフィルム物性の低い熱可塑性高分子弾性体層
を有するコートを行うことも可能である。この方法によ
り顔料のマイグレーションを最表面のクリア層で抑えら
れるので、摩擦堅牢度、マイグレーション性の良い着色
コートが可能である。また、多層に重ねた場合、各層に
着色して何色も重ねた色を同時発色することが可能であ
るので優美な面感、風合いを有するコートが可能であ
る。
【0010】フイルム状に溶融押し出しした熱可塑性高
分子弾性体は、流動性を有する内に繊維質基体と賦型ロ
ールの間で押圧して繊維質基体と接着すると共に表面に
賦型する。本発明で言う賦型ロールは、表面に鏡面又は
凹凸のエンボス模様を有するエンボスロール又は離型性
のエンボスシートと通常のロールを組み合わせたもので
あってもよい。なお、本発明で言う賦型とは、表面に凹
凸模様を付与することの他に、鏡面ロール又は鏡面シー
トを用いてエナメル調シートのような鏡面仕上げするこ
とも含むものである。エンボスロールを用いる場合には
容易に所望の深い凹凸感を付与できる点で好ましいが、
エンボスシートを用いる場合にはエンボスシートの取り
替えのみで任意のエンボスパターンが選べる点で好まし
い。
【0011】フイルム状に押し出した熱可塑性高分子弾
性体を繊維質基体と賦型ロールとの間で押圧する方法と
しては、あらかじめ熱可塑性高分子弾性体を繊維質基体
上へ押し出した後、賦型ロールと該賦型ロールに対向す
るバックロールとの間を通して押圧する方法、熱可塑性
高分子弾性体を賦型ロール上へ押し出した後、該賦型ロ
ールと対向するバックロールとの間に繊維質基体を供給
して押圧する方法、又は、熱可塑性高分子弾性体を賦型
ロールと繊維質基体の間に直接押し出して対向するバッ
クロールとで押圧する方法が挙げられるが、押圧時に熱
可塑性高分子弾性体が流動性を有していればいずれの方
法であっても特に大きな違いはない。特に挙げるとすれ
ば、エアー噛みが少なく、ロール表面にパターンの転写
性が良好な点で繊維質基体上に熱可塑性弾性体を押し出
し、引き続き賦型ロールにより賦型する方法が好まし
い。ロールの材質としては、エンボスロールの場合は通
常金属ロールが用いられる。バックロールとしては金属
ロール、弾性体ロールのいずれでもよいが、押圧力の安
定性の点から弾性体ロールを用いることが好ましい。
【0012】賦型ロールによる押圧は、熱可塑性高分子
弾性体が流動性を有する内に行うことが重要である。す
なわち、流動性を失った後に押圧処理しても賦型と繊維
質基体への接着はできず、賦型と繊維質基体への接着の
ために熱可塑性高分子弾性体フイルムを再度加熱して流
動性を付与することは、熱履歴を繰り返すたびに熱可塑
性高分子弾性体の耐摩耗性等の表面物性が低下していく
ため好ましくない。この押圧処理により、表面に賦型ロ
ールによる賦型が充分に行われると共に、熱可塑性高分
子弾性体の一部は繊維質基体の内部に流動侵入し物理的
なアンカー効果により繊維質基体と接着一体化される。
このため、繊維質基材層と熱可塑性高分子弾性体コート
層とは接着材を用いなくても皮革様シートとして実用上
十分な剥離強力を有する効果がある。押圧する圧力は、
熱可塑性高分子弾性体の流動性、繊維質基体の見掛密度
や柔軟性などにより異なり一概にはいえないが、一般に
ゲージ圧が5〜15kg/cm2の範囲を目安として賦型性
と接着力を満足する範囲で適宜選択する。押圧力が低い
と充分な賦型とコート層の接着力が得られないが、押圧
力が高すぎると熱可塑性高分子弾性体が繊維質基体内部
に侵入しすぎ、風合いが硬いものとなり易い。
【0013】表面に賦型された皮革様シートは、実質的
に熱可塑性高分子弾性体の流動性がなくなってから賦型
ロールから剥離する。流動性を有する内に賦型ロールか
ら剥離すると、凸部の角が崩れるいわゆるシボ流れを起
こしシャープな凹凸模様が得られない。このため、賦型
ロールにエンボスロールを用いる場合には、ロールを加
熱することなく、必要に応じて内部に冷却液を循環させ
るなどして冷却し、押圧後のシートをエンボスロールに
半周程度巻き付けて充分に冷却することが好ましい。ま
た、エンボスシートを用いて賦型する場合には、冷却ロ
ールなどで冷却するか、エンボスシートを積層したまま
一旦巻き取り、熟成させた後にエンボスシートを剥離す
ることも好ましい。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施態様を実施例で具体的に説
明する。本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例中での測定で耐摩耗性はテーバー式
ロータリーアブレッサー(吸塵ユニット付き)装置でJIS
L1096 6.17.3に準拠して摩耗減量量を測定して比較を
行った。また、剥離強力は測定物をコート層側を支持体
に接着し、24h標準状態に放置後180度剥離にて測
定する方法で測定した。
【0015】実施例1 ナイロンの極細繊維束の絡合不織布にポリウレタンを含
有した厚さ1.5mmの繊維質基体を準備した。バック
ロールと表面に毛穴シボの凹凸模様を有する金属製エン
ボスロールの間に通した繊維質基体と該エンボスロール
との間に、表面にコートする熱可塑性高分子弾性体とし
てポリメチルペンタンアジペート系ポリウレタンをT型
ダイから押し出し、ゲージ圧10kg/cm2でコールドプ
レスし、毛穴シボを有する皮革様シートを得た。表面に
コートしたポリウレタンのコート層厚みは100μmで
あった。面感、凹凸感は天然皮革の毛穴シボ品なみに深
いシボ感を有し、風合いも柔軟なものであった。また、
剥離強力は15kg/2.54cmと高く、耐表面摩耗性も摩
耗減量量で4mgの摩耗量であった。
【0016】比較例1 毛穴シボの凹凸模様を有する離型紙上に表皮層ポリウレ
タンとしてポリカーボネート系ポリウレタンの溶液を固
形分で50g/m2塗布し、乾燥固化させ、さらに接着用
ポリウレタンとしてポリエーテル系ポリウレタン溶液を
固形分で50g/m2塗布し、粘着性を有する内に実施例
1と同じ繊維質基体の表面に貼り合わせ、熟成し、離型
紙を除去して皮革様シートを得た。得られた皮革様シー
トは、風合いは基材からくる皮革様の風合いを有してい
たが剥離強力が7kg/2.54cm、耐表面摩耗性も摩耗減
量量が20mgであり、剥離、耐表面摩耗とも本発明の
実施例1に比較して悪かった。
【0017】比較例2 表面に毛穴シボの凹凸模様を有する厚さ100μmのポ
リメチルペンタンアジペート系ポリウレタンフィルムに
2液型ポリウレタン接着剤を30g/m2塗布し、実施例
1と同じ繊維質基体に貼り合わせ、プレス後乾燥し皮革
様シートを得た。表面のシボ模様はプレスのため賦型さ
れていた凹凸が浅くなるよう変化し、風合いも折り曲げ
たときの反発力が強く皮革として硬めのものであった。
また、物性はテーバー摩耗は4mgであったが、剥離強
力はフィルムと繊維質基体の接着面から剥離して強力は
5kg/2.54cmと低いものであった。
【0018】比較例3 実施例1と同じ繊維質基体の表面にポリメチルペンタン
アジペート系ポリウレタンのエマルジョンを固形分で1
00g/m2塗布し、乾燥した後、180℃に加熱した毛
シボ模様のエンボスロールでプレスしてを皮革様シート
を得た。得られた皮革様シートはシボも深く、触感も充
実感があり、面感、風合いともに天然皮革に近いもので
あったが、テーバー摩耗が120mgと耐摩耗性が悪
く、エンボス加熱によるポリウレタンの劣化の影響と思
われる。
【0019】実施例2 実施例1と同じ繊維質基体上に、黄色系顔料を20PH
R添加したポリメチルペンタンアジペート系ポリウレタ
ンと青色系顔料を50PHR添加したポリメチルペンタ
ンアジペート系ポリウレタンを黄色層が表面側となるよ
うにそれぞれ厚み50μmとなるよう共押し出しし、ポ
リウレタン表面が流動性を有する内に毛穴シボ模様のエ
ンボスロールでコールドエンボスして皮革様シートを得
た。得られた皮革様シートは、黄色地に下層の青色が滲
んででてくるような色感であり、かつ、エンボスで押し
込まれたところは下層の青色が濃く透けて見え、2色感
のある面をもつ皮革様シートであった。
【0020】比較例4 毛穴シボの凹凸模様を有する離型紙上に、黄色系顔料を
20PHR添加したポリカーボネート系ポリウレタン溶
液を固形分で30g/m2塗布し、乾燥固化させ、さらに
青色系顔料を30PHR添加した接着層用のポリエーテ
ル系ポリウレタン溶液を固形分で50g/m2塗布し、軽
く乾燥させ表面が粘着性を有する内に実施例1と同じ繊
維質基体と貼り合わせ、熟成し、離型紙を除去して皮革
様シートを得た。得られた皮革様シートの色感は、表皮
層と接着層の顔料が界面で混ざり合い濁った色目となり
実施例2の様な透明感のある色調は得られなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明の方法により製造された皮革様シ
ートは以下のような特徴を持つ。 (1)最表面の熱可塑性高分子弾性体は熱履歴が少ない
ため、表面耐摩耗性に優れる。 (2)繊維質基材層とコート層の間に接着材層がないの
で、一体感のある皮革様の風合いを有する。 (3)繊維質基材層とコート層の接着性が良く、剥離強
力に優れる。 (4)最表面の熱可塑性高分子弾性体のコート厚みが自
由に変えられ、流動性のある状態で賦型するため深いシ
ボ柄からエナメル調のものまで所望の凹凸感、面感のも
のを得ることができる。 (5)フィルム状の熱可塑性高分子弾性体を繊維質基体
に積層するため、繊維質基体表面の凹凸がシート表面に
殆ど影響せず面感が一定なシートが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム状に押し出した熱可塑性高分子
    弾性体を流動性を有する内に繊維質基体と賦型ロールの
    間で押圧し、該繊維質基体に接着するとともに表面に賦
    型することを特徴とする皮革様シートの製造方法。
JP13039094A 1994-06-13 1994-06-13 皮革様シートの製造方法 Pending JPH083879A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010087834A (ko) * 2001-06-29 2001-09-26 이 상 준 고무 표면에 가죽 무늬를 내는 공정을 통해 제작되는 제품
WO2019078805A3 (en) * 2017-10-18 2019-07-11 M.S.R Otomotiv Turizm Tasimacilik Insaat Sanayi Ve Ticaret Limited Sirketi A system for producing plastic sheet having a surface with fabric appearance and a production method therefor

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KR20010087834A (ko) * 2001-06-29 2001-09-26 이 상 준 고무 표면에 가죽 무늬를 내는 공정을 통해 제작되는 제품
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005