JPH0838816A - フィルタプレスの濾板開板装置 - Google Patents

フィルタプレスの濾板開板装置

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JPH0838816A
JPH0838816A JP6178095A JP17809594A JPH0838816A JP H0838816 A JPH0838816 A JP H0838816A JP 6178095 A JP6178095 A JP 6178095A JP 17809594 A JP17809594 A JP 17809594A JP H0838816 A JPH0838816 A JP H0838816A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾板群を開閉するために副可動板が可動板に
対して後方に移動するとき、その前に開板のために後退
した可動板が反開板方向に誤って移動してしまうことが
ないフィルタプレスの濾板開板装置を提供する。 【構成】 可動板を後退させて1つの濾板群を開閉した
のち、副可動板を後退させて他の濾板群を開閉すると
き、副可動板4が可動板3に対して後方に移動するよう
に駆動される副可動板駆動用油圧シリンダ13に油圧を
作用させると同時に可動板駆動用油圧シリンダ5に対し
ても上記可動板3が反開板方向に誤って移動してしまう
ことがないように油圧を作用させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の濾板を複数の群
に区分して濾板開板を行うフィルタプレスの濾板開板装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、濾板の開板距離を小
さくしてフィルタプレスの全体の長さを小さくすること
を目的として、複数の濾板を複数の群に区分けし、か
つ、異なる群の濾板が隣接配置されるようにして、可動
板の後退により第1の群の濾板を移動させて第2の群の
濾板との間で開板を行うとともに、この開板時に閉板状
態であった第1の群の濾板間は、可動板の後方に配置さ
れた副可動板の後退により上記第2の群の濾板を移動さ
せて開板するように構成したフィルタプレスを提供して
いる(特開平6−198106号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、上記第2の群の濾板を開閉するため副可
動板が可動板に対して後方に移動するとき、その前に第
1の群の濾板の開板のために後退した可動板が反開板方
向に移動してしまうおそれが懸念されている。従って、
本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、濾
板群を開閉するために副可動板が可動板に対して後方に
移動するとき、その前に開板のために後退した可動板が
反開板方向に誤って移動してしまうことがないフィルタ
プレスの濾板開板装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可動板を後退させた1つの濾板群を開閉
させたのち、副可動板を後退させて他の濾板群の開閉を
行うとき、副可動板が可動板に対して後方に移動するよ
うに駆動される副可動板駆動用油圧シリンダに油圧を作
用させると同時に可動板駆動用油圧シリンダに対しても
可動板が反開板方向に誤って移動してしまうことがない
ように油圧を作用させるように構成する。すなわち、複
数の群に区分された複数の濾板を備えかつ同じ群の濾板
が隣接しないように配置し、隣接濾板間に濾布を配置
し、濾板締め付け時にはすべての群の濾板を可動板駆動
用油圧シリンダの駆動により締付る可動板を備えるとと
もに、該上記可動板の後側に配置されかつ該可動板に対
して副可動板駆動用油圧シリンダを介して連結される副
可動板を備え、同じ群の濾板はすべて連結具により連結
し、濾板開板時には各群のうち1つの群の濾板は上記可
動板駆動用油圧シリンダの駆動に伴う上記可動板の後退
により一斉に開板され、残りの群の濾板は、上記副可動
板駆動用油圧シリンダの駆動に伴う上記副可動板の後退
により一斉に開板されるフィルタプレスの濾板開板装置
において、上記可動板駆動用油圧シリンダと上記副可動
板駆動用油圧シリンダを駆動するための油圧ポンプと、
上記油圧ポンプと上記可動板駆動用油圧シリンダを連結
するとともに、上記油圧ポンプと上記副可動板駆動用油
圧シリンダとを連結し、さらに、上記副可動板駆動用油
圧シリンダと上記可動板駆動用油圧シリンダの可動板後
退用の駆動室とを連結する油圧回路と、上記油圧ポンプ
と上記各駆動用油圧シリンダとを連結する油圧回路に介
在させられ、かつ、上記可動板に対して該可動板の後方
に上記副可動板を移動させるように上記副可動板駆動用
油圧シリンダと上記油圧ポンプとが連結されるとき、上
記可動板が開板方向に駆動されるように上記可動板駆動
用油圧シリンダと上記油圧ポンプとが連結される切換弁
とを備えるように構成する。
【0005】
【発明の効果】本発明の構成によれば、可動板の後退に
より1つの群の濾板間を開板したのち、副可動板を後退
させて他の群の濾板間を開板する場合には、切換弁を切
換えて副可動板駆動用油圧シリンダと油圧ポンプ側の回
路とを連結して、油圧ポンプの油圧を上記副可動板駆動
用油圧シリンダに作用させて副可動板を後退させると同
時に、上記油圧が上記可動板駆動用油圧シリンダの可動
板後退用の駆動室に作用するようにしている。従って、
該可動板駆動用油圧シリンダにより可動板を後退方向す
なわち開板方向に付勢することができる。この結果、た
とえ副可動板の後退に伴い可動板に反開板方向の力が作
用したとしても、上記可動板を開板方向に後退させよう
とする力が作用するため、可動板が反開板方向に前進す
ることは確実に防止できる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図1〜図9
に基づいて詳細に説明する。本実施例にかかるフィルタ
プレスの濾板開板装置を備えたフィルタプレスを図1〜
8に示す。図1,2及び図3,4はそれぞれ異なる濾板
間を開板した状態を示しており、図5,6は図3の状態
のフィルタプレスの平面図である。図7,8は図3のV
II−VII線断面図及びVIII−VIII線断面図
である。図9は上記フィルタプレスの濾板開板装置駆動
用油圧回路図である。図1,2に示すように、前後スタ
ンド1,2間に複数配列されかつ複数の群、例えばa群
とb群に分けられた濾板32,…,32(a1,…,a
10;b1,…,b10)と、各隣接濾板32,32(a,
b)間に配置され上下走行可能な濾布23と、上記濾板
32,…,32を可動板3を介して前スタンド側に締め
付ける可動板駆動用油圧シリンダ5と、上記隣接する濾
板a,b間において開板距離を保持するように連結する
連結具例えば板状開板リンク10,…,10,11,
…,11と、上記各群に対応して前後方向に配置され、
各群の濾板32の濾布23を一斉に走行駆動させる濾布
駆動軸27,27,28,28と、該濾布駆動軸27,
28を駆動する駆動軸駆動装置6,16と、を備えるよ
うに大略構成する。なお、図3において、29はサイド
バー、41は濾板回収管である。
【0007】各濾板32及び各濾布23はそれぞれ周知
の構造のものであるので、詳細な説明は省略する。各濾
板32の下側には、図8に示すように、ブラケット3
6,36を介して濾布案内ローラ37,37、濾布巻取
用板ばねを内蔵した周知のばね装置39、及び濾布巻き
取りローラ38,38を配置し、濾布23が下方に走行
するとき、濾布案内ローラ37を介してばね装置39の
駆動により濾布巻き取りローラ38に濾布23を巻き取
り可能とする。なお、図8の32eはサイドバー29上
を摺動するための把手、32cは原液供給口、32aは
濾過床、32bは額縁、32fは耳部32dに形成され
た濾液回収口、20,21,30は駆動軸27及び28
が回転自在にかつ前後方向に移動自在に支持する駆動軸
支持ブラケットである。
【0008】一方、濾布23の各上端部は濾布吊り棒2
4に固定され、この濾布吊り棒24はその両側端部にお
いてチェーン25等を介して駆動プーリ26に吊り支持
されている。この各プーリ26は6角断面を有する駆動
軸27,28に軸方向には摺動自在にかつ回転方向には
相対回転不可能に嵌合しており、駆動軸27,28の回
転によりチェーン25を巻き取り又は巻き戻しして濾布
23を上下走行させるようにしている。なお、2種類の
駆動軸27,28のうちの下側の駆動軸28は、前後ス
タンド1,2間に延びて濾板a1と濾板b1,濾板a2
濾板b2,濾板a3と濾板b3,濾板a4と濾板b4,濾板
5と濾板b5,濾板a6と濾板b6,濾板a7と濾板b7
濾板a8と濾板b8,濾板a9と濾板b9,濾板a10と濾板
10のそれぞれの間に配置された濾布23を上下走行さ
せるためのものである。上側の駆動軸27は、前後スタ
ンド1,2間に延びて濾板b1と濾板a2,濾板b2と濾
板a3,濾板b3と濾板a4,濾板b4と濾板a5,濾板b5
と濾板a6,濾板b6と濾板a7,濾板b7と濾板a8,濾
板b8と濾板a9,濾板b9と濾板a10のそれぞれの間に
配置された濾布23を上下走行させるためのものであ
る。駆動軸27,28の後側端部には、それぞれ複数の
傘歯車を収納したギヤボックス14、駆動軸9、該駆動
軸9に固定されたプーリ8、チェーン7を介してモータ
6,16に連結されている。このモータ6,16はそれ
ぞれ独立して駆動する。しかしながら、1つのモータに
よりその駆動力を切換機構で切換ることにより、2種類
の駆動軸27,28を選択的に駆動するようにしてもよ
い。また、モータは前スタンド側に設けたり、前スタン
ド1と後スタンド2の両方にそれぞれ設けてもよい。
【0009】上記すべての濾板a1,…,a10;b1
…,b10を前スタンド1側に締め付ける可動板3の後側
には副可動板4を備える。4個の副可動板駆動用油圧シ
リンダ13,…,13のシリンダケース側が可動板3の
側面に固定されており、上記副可動板駆動用油圧シリン
ダ13,…,13のピストンロッド13a,…,13a
の先端が副可動板4の側面に固定されている。よって、
この副可動板4は、可動板3に対して副可動板駆動用油
圧シリンダ13,…,13の駆動により可動板3に対し
て後側に後退できるようになっている。a群の濾板
1,…,a10は互いにリンク10により連結されてお
り最も後側の濾板a1は可動板3に固定されている。b
群の濾板b1,…,b10は互いにリンク11により連結
されており最も後側の濾板b1はリンク11を介して副
可動板4に連結されている。よって、可動板3が後退す
ることによりa群の濾板a1及びリンク10,…,10
を介して濾板a2,…,a10が後退する一方、副可動板
4が後退することによりリンク11,…,11を介して
b群の濾板b1,…,b10が一斉に後退する。これらの
各リンク10,11はそれぞれ内外に互い違いに配置さ
れており、ピン12により濾板に連結されている。各リ
ンク10,11のピン12の挿入穴は前後方向に長穴と
なっており、濾板締付時には濾布23を挟んで隣接する
濾板32,32が互いに締付けられるのを許容する一
方、濾板開板時には隣接する濾板32,32が所定間隔
で互いに開板するのを許容するようになっている。
【0010】尚、3bはサイドバー29の上下端面上を
転動するローラであって、可動板3を円滑に前後動させ
るものである。また、4bはサイドバー29の上下端面
上を転動するローラであって、副可動板3を円滑に前後
動させるものである。上記可動板3の後面中央部には、
可動板駆動用油圧シリンダ5のピストンロッド5aの先
端が副可動板4の中央部の貫通穴4aを介して連結され
ている。
【0011】図9に上記フィルタプレスの濾板開板装置
の駆動用油圧回路を示す。図9において、60はタン
ク、61は高圧側油圧ポンプ、62は低圧側油圧ポン
プ、63はストレーナ、64はリリーフ弁、65は圧力
計、66は可変絞り弁、67,68,74,76,77
は逆止弁、70は3位置4ポート電磁油圧切換弁、71
はパイロット操作逆止弁、72,73は圧力計、75は
減圧弁、78はフィルタ、80は2位置4ポート電磁切
換弁、81,82,83は絞りである。
【0012】高圧側及び低圧側油圧ポンプ61,62
は、共にモータにより駆動され、上記可動板駆動用油圧
シリンダ5に電磁油圧切換弁70を介して連結されると
ともに、4個の副可動板駆動用油圧シリンダ13,…,
13には電磁切換弁80を介して連結されている。高圧
側油圧ポンプ61は、その高圧側回路で所定圧以上の圧
力が発生すると、リリーフ弁64の作動により、タンク
60と連通するようになっている。このとき、低圧側油
圧ポンプ62は両駆動用油圧シリンダ5,13に対して
連結状態を可能とするため、逆止弁67を高圧側回路と
低圧側回路との間の連結回路に設けている。低圧側回路
においても、所定圧力以上の圧力が発生すると、可変絞
り弁66によりタンク60と連通するようになってい
る。よって、高圧側回路と低圧側回路は上記逆止弁67
を介して連結されたのち、両切換弁70,80に連結さ
れている。
【0013】上記各副可動板駆動用油圧シリンダ13
は、図9に示すように、常時内蔵されたバネの力により
図9において右側に付勢されている。すなわち、可動板
3に対して副可動板4は常時は互いに近接する方向に付
勢されており、油圧が各副可動板駆動用油圧シリンダ1
3に作用した場合にのみバネの付勢力に抗して可動板3
に対して副可動板4が後退するようになっている。
【0014】上記電磁油圧切換弁70は、可動板駆動用
油圧シリンダ5のピストン5aの前後両側の室5b,5
cに対して、上記油圧ポンプ61,62側の回路と、タ
ンク60側への回路とを選択的に切換えて連結させるも
のである。この電磁油圧切換弁70は、両側のソレノイ
ド70a,70bが励磁されていないときは、総ての回
路が互いに連通されない中立状態、すなわちクローズド
センター型のものである。中立位置の状態で左側のソレ
ノイド70aが励磁されると、電磁油圧切換弁70が右
側に切換えられて、油圧ポンプ側の回路が可動板駆動用
油圧シリンダ5の前室5bに連結されて可動板3を後退
駆動させるとともに、タンク側の回路が後室5cに連結
されるようになっている。一方、中立位置の状態で右側
のソレノイド70bが励磁されると、電磁油圧切換弁7
0が左側に切換えられて、油圧ポンプ側の回路が可動板
駆動用油圧シリンダ5の後室5cに連結されて可動板3
を前進駆動させるとともに、タンク側の回路が前室5b
に連結されるようになっている。
【0015】また、上記電磁切換弁80は、ソレノイド
80aが励磁されないときには、副可動板駆動用油圧シ
リンダ13,…,13は油圧ポンプ側の回路とは連結さ
れずにタンク側回路と連結されている。ソレノイド80
aが励磁されると、電磁切換弁80が図9において左側
に切換えられて、副可動板駆動用油圧シリンダ13,
…,13は油圧ポンプ側の回路と連結され、タンク側回
路と連結されないようになる。
【0016】なお、副可動板駆動用油圧シリンダ13,
…,13と可動板駆動用油圧シリンダ5の前室5b側の
回路とは減圧弁75と逆止弁74を介して連結されてお
り、副可動板駆動ようになっている油圧シリンダ13,
…,13に油圧ポンプ61,62の油圧が作用すると
き、可動板駆動用油圧シリンダ5の前室5bにも油圧シ
リンダが作用するようになっている。この減圧弁75
は、副可動板駆動用油圧シリンダ13に作用させる圧力
と可動板駆動用油圧シリンダ5にさせるさせる圧力との
間のバランスをとるためのものである。
【0017】また、パイロット操作逆止弁71は、電磁
油圧切換弁70と可動板駆動用油圧シリンダ5の後室5
c側との間の回路に設けられ、電磁油圧切換弁70と可
動板駆動用油圧シリンダ5の前室5b側との間の回路の
圧力が所定圧より高くなると、逆止弁の逆止作用を無く
して後室5cとタンク側回路とを電磁油圧切換弁70を
介して連結可能とする。
【0018】なお、絞り81,82,83は、これらを
適当に制御することにより、副可動板駆動用油圧シリン
ダ13,…,13に対して油圧ポンプ61,62からの
油圧が均等に作用してバランス良く可動板3に対して副
可動板4が後退作動するように調整するものである。
【0019】このような油圧回路において、以下のよう
に濾板が開閉作動される。まず、濾板を締め付ける場
合、上記電磁油圧切換弁70の右側のソレノイド70b
が励磁されて左側に切換られ、油圧ポンプ側の回路が可
動板駆動用油圧シリンダ5の後室5c側に連結されて油
圧ポンプ61,62により発生した油圧が後室5cに作
用するとともに、前室5b側がタンク側の回路に連結さ
れる。よって、図9において、可動板駆動用油圧シリン
ダ5のピストンロッド5aが左側に前進移動することに
なり、可動板3が図9において左側に移動する。よっ
て、可動板3を介して全濾板32,…,32が前スタン
ド側に締め付けられ、上記濾板間の濾布間に原液が供給
されて周知のごとく濾過が行われる。このとき、電磁切
換弁80のソレノイド80aは励磁されず、各副可動板
駆動用油圧シリンダ13はタンク側の回路にのみ連結さ
れたままである。
【0020】濾過終了後、濾板間を開板するときには、
上記電磁油圧切換弁70の左側のソレノイド70aが励
磁され、油圧ポンプ側の回路が可動板駆動用油圧シリン
ダ5の前室5b側に連結されて油圧ポンプ61,62に
より発生した油圧が前室5bに作用するとともに、後室
5c側がタンク側の回路に連結される。よって、図9に
おいて、可動板駆動用油圧シリンダ5のピストンロッド
5aが右側に後退することになり、可動板3が図9にお
いて右側に後退させる。これに伴い、可動板3と一体的
に配置された濾板a1が後退するとともに可動板3とリ
ンク10,…,10で連結されたa群の濾板a2,…,
10が後退して、これらのa群の濾板と、該a群の濾板
とは反可動板側に隣接するb群の濾板b1,…,b10
の間に所定間隔の空間35を形成して、図1,2に示す
ように濾板a1,b1,…,a10,b10間の開板を行う。
このとき、a群の濾板a2,…,a10の後退に伴い隣接
するb群の濾板b1,…,b9もa群の濾板に押されて後
退する。このとき、上記電磁切換弁80のソレノイド8
0aは励磁されず、各副可動板駆動用油圧シリンダ13
はタンク側の回路にのみ連結されたままである。
【0021】一方、この図1,2の開板状態において上
記閉板状態の濾板b1,a2…,b9,a10間を開板する場
合には、電磁油圧切換弁70の両ソレノイド70a,7
0bの励磁を停止して該切換弁70を中立位置に切換え
るとともに、電磁切換弁80のソレノイド80aを励磁
して、各副可動板駆動用油圧シリンダ13と油圧ポンプ
側の回路とを連結して、油圧ポンプ61,62の油圧を
各シリンダ13に作用させる。この結果、可動板3に対
して副可動板駆動用油圧シリンダ13,…,13が駆動
されて、可動板3に対して副可動板4が後退する。これ
に伴い、副可動板4とリンク11,…,11で連結され
たb群の濾板b1,…,b10が後退して、これらのb群
の濾板と、該b群の濾板とは反可動板側に隣接するa群
の濾板a1,…,a10との間に所定間隔の空間35を形
成して、図3,4,5,6に示すように開板を行う。各
濾板の開板状態においては、群の異なる各濾板32,3
2間にリンク10,…,10又はリンク11,…,11
により所定の開板距離が保持されている。このとき、各
副可動板駆動用油圧シリンダ13と油圧ポンプ側の回路
とを連結して、油圧ポンプ61,62の油圧を各シリン
ダ13に作用させると同時に、上記油圧が減圧弁75及
び逆止弁74を介して可動板駆動用油圧シリンダ5の前
室5bに作用する。電磁油圧切換弁70が中立位置に切
換えられているため、油圧は上記シリンダ5の前室5b
にのみ作用し、そのピストンロッド5aを介して可動板
3を後退方向すなわち開板方向に付勢する。この結果、
たとえ副可動板4の後退に伴い可動板3に反開板方向の
力が作用したとしても、上記可動板3を開板方向に後退
させようとする力が作用するため、可動板3が反開板方
向に前進することは確実に防止できる。
【0022】さらに、電磁油圧切換弁70が中立位置の
状態のまま、電磁切換弁80のソレノイド80aを消磁
すると、そのバネ力により切換弁80が切換えられて、
各副可動板駆動用油圧シリンダ13と油圧ポンプ61,
62側の回路との連結が解消されてタンク側回路にのみ
連結される状態となり、各シリンダ13はその内蔵した
バネの付勢力により各シリンダ13内の油がタンク側に
流れ、シリンダ13に作用していた油圧を抜くことがで
きる。
【0023】以上で1つの濾過工程を終了する。なお、
各濾板の開板状態において、モータ6又は16により駆
動軸27,27又は28,28を回転駆動させれば、各
濾布23を上下走行させることができる。また、図8の
洗浄管40の洗浄ノズル40aより洗浄水を濾布23に
噴射させて洗浄するようにしてもよい。
【0024】上記実施例によれば、濾板b1,a2…,b
9,a10間を開板する場合には、電磁切換弁80を切換
えて各副可動板駆動用油圧シリンダ13と油圧ポンプ側
の回路とを連結して、油圧ポンプ61,62の油圧を各
シリンダ13に作用させると同時に、上記油圧が上記可
動板駆動用油圧シリンダ5の前室5bに作用するように
している。従って、該シリンダ5のピストンロッド5a
を介して可動板3を後退方向すなわち開板方向に付勢す
ることができる。この結果、たとえ副可動板4の後退に
伴い可動板3に反開板方向の力が作用したとしても、上
記可動板3を開板方向に後退させようとする力が作用す
るため、可動板3が反開板方向に前進することは確実に
防止できる。
【0025】また、前後スタンド1,2間に配列された
濾板32,…,32を1つおきに2つの群すなわちa群
とb群とに分けて、濾板a1,b1,…,a10,b10の間
を開板するときには濾板b1,a2,…,b9,a10の間
は閉板状態になっており、逆に濾板b1,a2,…,
9,a10の間が開板されるときには濾板a1,b1
…,a10,b10の間を閉じることになる。よって、濾板
の開板距離が全濾板を一斉に開板するときの距離の半分
となり、フィルタプレス全体としての濾板の開板距離を
大幅に短くすることができる。さらに、開板駆動する濾
板の枚数が減るので可動板駆動用油圧シリンダ5の駆動
力も小さくすることができて、駆動装置の長さも短くす
ることができる。また、上記一対の駆動軸27,27は
濾板32の上方の大略同一高さに配置され、かつ、他の
一対の駆動軸28,28とは配置高さが異なるようにし
たので、フィルタプレスの設置面積が濾板32の横方向
に大きく広がらず、設置面積を小さくすることができ
る。すなわち、一方の駆動軸27,27を他のの駆動軸
28,28と大略同一高さに配置すると、濾板の各側部
の上方においてその横方向に駆動軸を2本ずつ配置する
必要があり、フィルタプレスの幅が濾板の幅に比べて大
きなものとなり、フィルタプレスが大型化するといった
欠点があったが、この実施例においてはこのような欠点
は解消することができる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、
上記油圧ポンプ61,62は2つ設けたが1つの油圧ポ
ンプにより同様な作用を行わせるようにしてもよい。ま
た、上記副可動板駆動用油圧シリンダ13はリンク11
の最も後部に位置するものに取り付けるようにしてもよ
い。また、副可動板駆動用油圧シリンダ13のシリンダ
ケースは可動板3に取り付け、そのピストンロッド13
aはリンク11の最も後部に位置するものに取り付けて
もよい。また、副可動板駆動用油圧シリンダ13のシリ
ンダケース側を副可動板4の側面に固定する一方、ピス
トンロッド側を可動板3の側面に固定してもよい。ま
た、上記シリンダ13のシリンダケース側を可動板3の
側面に取り付けるかわりに可動板3とは別体でかつ可動
板と一体的に移動される取付板に取り付けるようにして
もよい。また、各濾布は濾布吊り棒により吊り支持する
ものに限らず、吊りアームにより支持されるようにして
もよい。また、濾板の群も2つに限らず3つ以上任意の
数に区分して、副可動板及びリンクの個数を増加させれ
ば、順次濾板間を開板するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかるフィルタプレスの
濾板開板装置を備えたフィルタプレスの開板状態を示す
側面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 図1のフィルタプレスにおいて図1とは異な
る濾板間を開板した状態の側面図である。
【図4】 図3の要部拡大図である。
【図5】 図3の平面図である。
【図6】 図5の要部拡大図である。
【図7】 図3のVII−VII線断面図である。
【図8】 図3のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 上記実施例にかかる、上記フィルタプレスの
濾板開板装置を駆動するための油圧回路を示す油圧回路
図である。
【符号の説明】
1…前スタンド、2…後スタンド、3…可動板、3b,
4b…ローラ、4…副可動板、4a…貫通穴、5…可動
板駆動用油圧シリンダ、5a…ピストンロッド、5b…
前室、5c…後室、6,16…駆動軸駆動装置(モー
タ)、7…チェーン、8…プーリ、9…駆動軸、10,
11…連結機構(リンク)、12…ピン、13…副可動
板駆動用油圧シリンダ、13a…ピストンロッド、14
…ギヤボックス、20,21,30…駆動軸支持ブラケ
ット、23…濾布、24…濾布吊り棒、25…チェー
ン、6…駆動プーリ、27,28…濾布駆動軸、29…
サイドバー、32…濾板、32a…濾過床、32b…額
縁、32c…原液供給口、32d…耳部、32e…把
手、32f…濾液回収口、35…空間、36…ブラケッ
ト、37…濾布案内ローラ、38…濾布巻き取りロー
ラ、39…ばね装置、41…濾板回収管、60…タン
ク、61…高圧側油圧ポンプ、62…低圧側油圧ポン
プ、63…ストレーナ、64…リリーフ弁、65…圧力
計、66…可変絞り弁、67,68,74,76,77
…逆止弁、70…3位置4ポート電磁油圧切換弁、70
a,70b…ソレノイド、71…パイロット操作逆止
弁、72,73…圧力計、75…減圧弁、78…フィル
タ、80…2位置4ポート電磁切換弁、80a…ソレノ
イド、81,82,83…絞り、a1,…,a10;b1
…,b10…濾板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の群(a,b)に区分された複数の
    濾板(32)を備えかつ同じ群の濾板が隣接しないよう
    に配置し、隣接濾板間に濾布(23)を配置し、濾板締
    め付け時にはすべての群の濾板を可動板駆動用油圧シリ
    ンダ(5)の駆動により締付る可動板(3)を備えると
    ともに、該上記可動板(3)の後側に配置されかつ該可
    動板(3)に対して副可動板駆動用油圧シリンダ(1
    3)を介して連結される副可動板(4)を備え、同じ群
    の濾板はすべて連結具(10,11)により連結し、濾
    板開板時には各群のうち1つの群の濾板は上記可動板駆
    動用油圧シリンダ(5)の駆動に伴う上記可動板(3)
    の後退により一斉に開板され、残りの群の濾板は、上記
    副可動板駆動用油圧シリンダ(13)の駆動に伴う上記
    副可動板(4)の後退により一斉に開板されるフィルタ
    プレスの濾板開板装置において、 上記可動板駆動用油圧シリンダ(5)と上記副可動板駆
    動用油圧シリンダ(13)を駆動するための油圧ポンプ
    (61,62)と、 上記油圧ポンプ(61,62)と上記可動板駆動用油圧
    シリンダ(5)を連結するとともに、上記油圧ポンプ
    (61,62)と上記副可動板駆動用油圧シリンダ(1
    3)とを連結し、さらに、上記副可動板駆動用油圧シリ
    ンダ(13)と上記可動板駆動用油圧シリンダ(5)の
    可動板後退用の駆動室(5b)とを連結する油圧回路
    と、 上記油圧ポンプ(61,62)と上記各駆動用油圧シリ
    ンダ(5,13)とを連結する油圧回路に介在させら
    れ、かつ、上記可動板(3)に対して該可動板(3)の
    後方に上記副可動板(4)を移動させるように上記副可
    動板駆動用油圧シリンダ(13)と上記油圧ポンプ(6
    1,62)とが連結されるとき、上記可動板(3)が開
    板方向に駆動されるように上記可動板駆動用油圧シリン
    ダ(5)と上記油圧ポンプ(61,62)とが連結され
    る切換弁(70,80)とを備えるようにしたことを特
    徴とするフィルタプレスの濾板開板装置。
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