JPH0838850A - 気体吹込装置 - Google Patents
気体吹込装置Info
- Publication number
- JPH0838850A JPH0838850A JP6176673A JP17667394A JPH0838850A JP H0838850 A JPH0838850 A JP H0838850A JP 6176673 A JP6176673 A JP 6176673A JP 17667394 A JP17667394 A JP 17667394A JP H0838850 A JPH0838850 A JP H0838850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- gas
- air
- downcomer
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 114
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 19
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 45
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 23
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 12
- 238000006477 desulfuration reaction Methods 0.000 description 9
- 230000023556 desulfurization Effects 0.000 description 9
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 8
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 8
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 8
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 8
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 7
- XTQHKBHJIVJGKJ-UHFFFAOYSA-N sulfur monoxide Chemical compound S=O XTQHKBHJIVJGKJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 5
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003546 flue gas Substances 0.000 description 4
- TXKMVPPZCYKFAC-UHFFFAOYSA-N disulfur monoxide Inorganic materials O=S=S TXKMVPPZCYKFAC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 229910052815 sulfur oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003009 desulfurizing effect Effects 0.000 description 2
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 2
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 2
- GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L sodium sulfite Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S([O-])=O GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 235000010265 sodium sulphite Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大容量の気体でも微細な気泡として吹き込ま
せる。 【構成】 落下して貯留された液体に気体を吹き込む装
置において、上記液体の液溜部4に、落下する液体を受
ける回収部11を設け、この回収部11の下部に、回収
部11の液を自重で液溜部4の下方に案内すべく回収部
11より断面積が小さい下降管12を接続し、この下降
管12内に気体を吹き込む気体吹込口14を設けたこと
を特徴としている。
せる。 【構成】 落下して貯留された液体に気体を吹き込む装
置において、上記液体の液溜部4に、落下する液体を受
ける回収部11を設け、この回収部11の下部に、回収
部11の液を自重で液溜部4の下方に案内すべく回収部
11より断面積が小さい下降管12を接続し、この下降
管12内に気体を吹き込む気体吹込口14を設けたこと
を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体に気体を吹き込む気
体吹込装置に関するものである。
体吹込装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気体吹込装置は、液体中に気体を吹き込
ませるもので、例えば燃焼機器からの排ガスを脱硫処理
する湿式の排煙脱硫装置に備えられている。
ませるもので、例えば燃焼機器からの排ガスを脱硫処理
する湿式の排煙脱硫装置に備えられている。
【0003】湿式の排煙脱硫装置は、吸収塔内で排ガス
と吸収剤例えば炭酸カルシウムを含むスラリ状の吸収液
とを接触させ、ガス中の硫黄酸化物を吸収剤に吸収させ
て排ガスの脱硫処理を行うものであり、その硫黄酸化物
を吸収した吸収剤を石こうとして回収するために脱硫処
理後の吸収液を酸化処理する場合に気体吹込装置が用い
られている。この気体吹込装置は、脱硫処理後の吸収液
が貯留される塔全面(吸収液中)に空気の吹込管を複数
配設して、その吹込管の吹込口から空気を吸収液中に吹
き込ませるパイプ吹込式のものと、図4に示すように、
脱硫処理後の吸収液を撹拌する側面式撹拌機20の翼2
1の吸込側(背面側)に空気を噴出させる撹拌機吸込側
空気吹込式のもの(特公平 4-69089号公報等)とがあ
り、これにより吸収液と空気中の酸素とが反応して石こ
うが析出する。
と吸収剤例えば炭酸カルシウムを含むスラリ状の吸収液
とを接触させ、ガス中の硫黄酸化物を吸収剤に吸収させ
て排ガスの脱硫処理を行うものであり、その硫黄酸化物
を吸収した吸収剤を石こうとして回収するために脱硫処
理後の吸収液を酸化処理する場合に気体吹込装置が用い
られている。この気体吹込装置は、脱硫処理後の吸収液
が貯留される塔全面(吸収液中)に空気の吹込管を複数
配設して、その吹込管の吹込口から空気を吸収液中に吹
き込ませるパイプ吹込式のものと、図4に示すように、
脱硫処理後の吸収液を撹拌する側面式撹拌機20の翼2
1の吸込側(背面側)に空気を噴出させる撹拌機吸込側
空気吹込式のもの(特公平 4-69089号公報等)とがあ
り、これにより吸収液と空気中の酸素とが反応して石こ
うが析出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の気体
吹込装置では、前者のパイプ吹込式の場合には複数の吹
込管の吹込口から気体を液体中に単に吹き込ませるた
め、特に大容量の気体を吹き込ませる場合には気泡が大
きくなり、吸収液の酸化効率が悪くなる。後者の撹拌機
吸込側空気吹込式では、翼の吸込側に空気を噴出させて
翼で空気を分解して微細な気泡にしているため、翼と空
気が接触するのでキャビテーションを起し易く、気体吹
込量に制限がある。
吹込装置では、前者のパイプ吹込式の場合には複数の吹
込管の吹込口から気体を液体中に単に吹き込ませるた
め、特に大容量の気体を吹き込ませる場合には気泡が大
きくなり、吸収液の酸化効率が悪くなる。後者の撹拌機
吸込側空気吹込式では、翼の吸込側に空気を噴出させて
翼で空気を分解して微細な気泡にしているため、翼と空
気が接触するのでキャビテーションを起し易く、気体吹
込量に制限がある。
【0005】そこで、本発明は、このような事情を考慮
してなされたものであり、その目的は、大容量の気体で
も微細な気泡として吹き込ませることができる気体吹込
装置を提供することにある。
してなされたものであり、その目的は、大容量の気体で
も微細な気泡として吹き込ませることができる気体吹込
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、落下して貯留された液体に気体を吹き込
む装置において、上記液体の液溜部に、落下する液体を
受ける回収部を設け、この回収部の下部に、回収部の液
を自重で液溜部の下方に案内すべく回収部より断面積が
小さい下降管を接続し、この下降管内に気体を吹き込む
気体吹込口を設けたものである。また、下降管内を流下
する液体の流速が1m/s以上になるようにすることが
好ましい。
成するために、落下して貯留された液体に気体を吹き込
む装置において、上記液体の液溜部に、落下する液体を
受ける回収部を設け、この回収部の下部に、回収部の液
を自重で液溜部の下方に案内すべく回収部より断面積が
小さい下降管を接続し、この下降管内に気体を吹き込む
気体吹込口を設けたものである。また、下降管内を流下
する液体の流速が1m/s以上になるようにすることが
好ましい。
【0007】
【作用】落下し回収部で回収された液体は、下降管内を
流下する。この下降流の途中に気体が吹き込まれるた
め、気体は液の流動部分に吹き込まれるので、液体の乱
流に巻き込まれて気泡が微細化する。この気泡が混入し
た混相流が液溜部の下方に案内されるため、気体の量を
多くしてもキャビテーションを起す心配がない。また、
気体は液体と混ざった混相流として液溜部に吹き込まれ
るため、ガスだけを噴出する場合に比して噴出時の慣性
力が強いので、液体内に容易に気泡が拡散する。さら
に、落下液を利用して気泡が混入した混相流(気泡流)
をつくるので、気泡流を作るための動力が不要である。
従って、大容量の気体でも微細な気泡として液体内に吹
き込ませることが可能となると共に、気泡流を作るため
の動力が不要で、かつ気泡を液体内に容易に拡散させる
ことが可能となる。
流下する。この下降流の途中に気体が吹き込まれるた
め、気体は液の流動部分に吹き込まれるので、液体の乱
流に巻き込まれて気泡が微細化する。この気泡が混入し
た混相流が液溜部の下方に案内されるため、気体の量を
多くしてもキャビテーションを起す心配がない。また、
気体は液体と混ざった混相流として液溜部に吹き込まれ
るため、ガスだけを噴出する場合に比して噴出時の慣性
力が強いので、液体内に容易に気泡が拡散する。さら
に、落下液を利用して気泡が混入した混相流(気泡流)
をつくるので、気泡流を作るための動力が不要である。
従って、大容量の気体でも微細な気泡として液体内に吹
き込ませることが可能となると共に、気泡流を作るため
の動力が不要で、かつ気泡を液体内に容易に拡散させる
ことが可能となる。
【0008】また、下降管内を流下する液体の流速を1
m/s以上にすることにより、気泡の微細化を確実に行
える。
m/s以上にすることにより、気泡の微細化を確実に行
える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0010】本実施例では本発明の気体吹込装置を湿式
の排煙脱硫装置の吸収塔に適用した場合について述べ
る。
の排煙脱硫装置の吸収塔に適用した場合について述べ
る。
【0011】図1において、1は燃焼機器例えばボイラ
からの排ガスを脱硫処理する円筒状の吸収塔を示し、こ
の吸収塔1の側部下方には排ガスのガス導入口2が設け
られている。
からの排ガスを脱硫処理する円筒状の吸収塔を示し、こ
の吸収塔1の側部下方には排ガスのガス導入口2が設け
られている。
【0012】吸収塔1には、排ガス中の硫黄酸化物の硫
黄分を吸収するための炭酸カルシウム等の吸収剤が溶解
されたスラリ状の吸収液を供給する吸収液供給管3が接
続されていると共に、その内部下方には吸収液を溜める
液溜部としての液溜タンク4が設けられている。また、
吸収塔1の液溜タンク4には、タンク4内の吸収液の一
部を循環ポンプ5により塔1内上方に設けられたスプレ
ーノズル6に移送する移送管7が接続されており、スプ
レーノズル6から噴霧された吸収液(スプレ液)と塔1
内を上昇する排ガスとが向流接触してガス中の硫黄分が
吸収液に吸収除去され、排ガスが脱硫処理されるように
なっている。
黄分を吸収するための炭酸カルシウム等の吸収剤が溶解
されたスラリ状の吸収液を供給する吸収液供給管3が接
続されていると共に、その内部下方には吸収液を溜める
液溜部としての液溜タンク4が設けられている。また、
吸収塔1の液溜タンク4には、タンク4内の吸収液の一
部を循環ポンプ5により塔1内上方に設けられたスプレ
ーノズル6に移送する移送管7が接続されており、スプ
レーノズル6から噴霧された吸収液(スプレ液)と塔1
内を上昇する排ガスとが向流接触してガス中の硫黄分が
吸収液に吸収除去され、排ガスが脱硫処理されるように
なっている。
【0013】さらに、吸収塔1の液溜タンク4内の吸収
液中には、タンク4内の吸収液を回転により吐出流を生
じさせて撹拌するプロペラ状の側面式撹拌翼8が側壁近
傍に回転自在に設けられている。撹拌翼8はその側壁を
貫通して設けられたモータ9のシャフト10に取り付け
られ、モータ9の駆動により回転して液中に吐出流が生
じるようになっており、この吐出流の方向はタンク4の
中心より所定の角度ずれるように撹拌翼8(シャフト1
0)を回転自在に支持するようにする。
液中には、タンク4内の吸収液を回転により吐出流を生
じさせて撹拌するプロペラ状の側面式撹拌翼8が側壁近
傍に回転自在に設けられている。撹拌翼8はその側壁を
貫通して設けられたモータ9のシャフト10に取り付け
られ、モータ9の駆動により回転して液中に吐出流が生
じるようになっており、この吐出流の方向はタンク4の
中心より所定の角度ずれるように撹拌翼8(シャフト1
0)を回転自在に支持するようにする。
【0014】また、液溜タンク4には、上部が開放され
た円筒状の回収体(回収部)11がその同軸上に液面よ
り上方に配設されている。回収体11の下部には、その
同軸上に下降管12が接続され、下降管12は、他端が
タンク4下方に配置されると共に直径d2 が回収体11
の直径d1 より小さく形成されている。すなわち、回収
体11と下降管12とで一種の漏斗が形成され、スプレ
ーノズル6から噴霧され落下するスプレ液の一部が回収
体11に回収されて集められ、この集められた液が自重
で下降管12内を流下して液溜タンク4の下方に案内さ
れるようになっている。
た円筒状の回収体(回収部)11がその同軸上に液面よ
り上方に配設されている。回収体11の下部には、その
同軸上に下降管12が接続され、下降管12は、他端が
タンク4下方に配置されると共に直径d2 が回収体11
の直径d1 より小さく形成されている。すなわち、回収
体11と下降管12とで一種の漏斗が形成され、スプレ
ーノズル6から噴霧され落下するスプレ液の一部が回収
体11に回収されて集められ、この集められた液が自重
で下降管12内を流下して液溜タンク4の下方に案内さ
れるようになっている。
【0015】下降管12には、空気を吹き込むための空
気吹込管13が接続され、この空気吹込管13の吹込口
14は空気を下降管12の流れ方向に沿って吹き出すよ
うに配置され、吹込口14からの空気すなわち気泡は下
降管12内の液の下降流に乗って下降し、そして液溜タ
ンク4の下方から上昇するようになっている。空気吹込
管13の下降管12への接続位置は、下降管12内に空
気が吹き込まれるならば任意に決められるが、酸化を考
慮するとできるだけ高い位置にすることが好ましい。
気吹込管13が接続され、この空気吹込管13の吹込口
14は空気を下降管12の流れ方向に沿って吹き出すよ
うに配置され、吹込口14からの空気すなわち気泡は下
降管12内の液の下降流に乗って下降し、そして液溜タ
ンク4の下方から上昇するようになっている。空気吹込
管13の下降管12への接続位置は、下降管12内に空
気が吹き込まれるならば任意に決められるが、酸化を考
慮するとできるだけ高い位置にすることが好ましい。
【0016】回収体11及び下降管12の大きさ(直
径)は、空気吹込管13の吹込口14からの空気(気
泡)が下降管12内を下降すると共に良い気泡状態(微
細な気泡)となるように任意に設定、すなわち下降管1
2内の液速度が1m/s以上になるように設定する。具
体的には、下降管12の直径d2 は、スプレーノズル6
からのスプレ液が吸収塔1内に均一に噴霧され、このス
プレ液量は多量であるため、断面積が吸収塔1の1割あ
ればよく、例えば吸収塔1の径をDとすると0.33Dとす
る。回収体11の直径d1 は、回収体11で回収して集
めたスプレ液の全スプレ液に対する割合を、タンク全断
面に対する下降管の断面比率よりも高くする必要があ
り、例えば0.50Dとする。このように、回収体11の直
径d1 を0.50D、下降管12の直径d2 を0.33Dとする
ことにより、下降管12内の液速度が1m/s以上にな
り、吹込口13からの空気は液の流動部分に吹き込まれ
て乱流に巻き込まれ、微細な気泡となる。
径)は、空気吹込管13の吹込口14からの空気(気
泡)が下降管12内を下降すると共に良い気泡状態(微
細な気泡)となるように任意に設定、すなわち下降管1
2内の液速度が1m/s以上になるように設定する。具
体的には、下降管12の直径d2 は、スプレーノズル6
からのスプレ液が吸収塔1内に均一に噴霧され、このス
プレ液量は多量であるため、断面積が吸収塔1の1割あ
ればよく、例えば吸収塔1の径をDとすると0.33Dとす
る。回収体11の直径d1 は、回収体11で回収して集
めたスプレ液の全スプレ液に対する割合を、タンク全断
面に対する下降管の断面比率よりも高くする必要があ
り、例えば0.50Dとする。このように、回収体11の直
径d1 を0.50D、下降管12の直径d2 を0.33Dとする
ことにより、下降管12内の液速度が1m/s以上にな
り、吹込口13からの空気は液の流動部分に吹き込まれ
て乱流に巻き込まれ、微細な気泡となる。
【0017】このように液速度を1m/s以上にするの
は以下の理由による。
は以下の理由による。
【0018】先ず、亜硫酸ナトリウム(Na2 SO3 )
を空気で酸化する試験を、Na2 SO3 濃度1%の液を
用いて液速度と空気量を変えて行った。その結果を図2
に示す。図2に示した結果から、液の速度がある程度な
いと良い状態の気泡流(微細な気泡流)ができないこと
が分り、液速度を1m/s以上にすれば確実に良い状態
の気泡流(微細な気泡流)ができることが分った。すな
わち、液体が多いほど、空気が少ないほど良い状態の気
泡流が得られる。また、空気一定で、液量を変えて、酸
化速度を調べ、その結果を図3に示した。その結果、図
示するように、液空気比が 1.0以上になると酸化速度が
よくなる。すなわち、液空気比が 1.0以上でないと良い
状態の気泡流(微細な気泡流)ができない。従って、湿
式の排煙脱硫装置の吸収塔の場合、排ガス中の硫黄酸化
物を吸収して酸化する(吸収剤が炭酸カルシウム(Ca
CO3 )の場合:CaCO3 +SO2 +1/2・O2 +
2H2 O→CaSO4 ・2H2 O+CO2 )ため、空気
の量は硫黄酸化物の吸収量で決まるため、空気量は少な
くてすむので、液速度を1m/s以上にすれば、微細な
気泡として空気を吹き込め、確実に吸収液の酸化を行え
る。尚、気泡の上昇速度は約 0.4〜0.5 m/sであるの
で、液速度を1m/s以上にすれば気泡が下降管内を上
昇することはほとんどない。
を空気で酸化する試験を、Na2 SO3 濃度1%の液を
用いて液速度と空気量を変えて行った。その結果を図2
に示す。図2に示した結果から、液の速度がある程度な
いと良い状態の気泡流(微細な気泡流)ができないこと
が分り、液速度を1m/s以上にすれば確実に良い状態
の気泡流(微細な気泡流)ができることが分った。すな
わち、液体が多いほど、空気が少ないほど良い状態の気
泡流が得られる。また、空気一定で、液量を変えて、酸
化速度を調べ、その結果を図3に示した。その結果、図
示するように、液空気比が 1.0以上になると酸化速度が
よくなる。すなわち、液空気比が 1.0以上でないと良い
状態の気泡流(微細な気泡流)ができない。従って、湿
式の排煙脱硫装置の吸収塔の場合、排ガス中の硫黄酸化
物を吸収して酸化する(吸収剤が炭酸カルシウム(Ca
CO3 )の場合:CaCO3 +SO2 +1/2・O2 +
2H2 O→CaSO4 ・2H2 O+CO2 )ため、空気
の量は硫黄酸化物の吸収量で決まるため、空気量は少な
くてすむので、液速度を1m/s以上にすれば、微細な
気泡として空気を吹き込め、確実に吸収液の酸化を行え
る。尚、気泡の上昇速度は約 0.4〜0.5 m/sであるの
で、液速度を1m/s以上にすれば気泡が下降管内を上
昇することはほとんどない。
【0019】次に本実施例の作用を述べる。
【0020】排ガスは、ガス導入口2から吸収塔1内に
導入され、塔1内を上昇する。この吸収塔1には、炭酸
カルシウム等の吸収剤が溶解されたスラリ状の吸収液が
吸収液供給管3から導入され、液溜タンク4内に溜ま
る。その一部が循環ポンプ5により移送管7を介してス
プレーノズル6に移送され、そのノズル6から塔1内に
噴霧される。この吸収液とガスとが気液接触してガス中
の硫黄酸化物が吸収液に吸収され、被処理ガスが脱硫処
理される。脱硫処理されたガスは、塔1の上部から排出
され他の系に導かれる。
導入され、塔1内を上昇する。この吸収塔1には、炭酸
カルシウム等の吸収剤が溶解されたスラリ状の吸収液が
吸収液供給管3から導入され、液溜タンク4内に溜ま
る。その一部が循環ポンプ5により移送管7を介してス
プレーノズル6に移送され、そのノズル6から塔1内に
噴霧される。この吸収液とガスとが気液接触してガス中
の硫黄酸化物が吸収液に吸収され、被処理ガスが脱硫処
理される。脱硫処理されたガスは、塔1の上部から排出
され他の系に導かれる。
【0021】脱硫処理後の吸収液は液溜タンク4に落下
し、この一部が回収体11に回収され、タンク4中央に
集められる。この回収体11で集めた吸収液は、全落下
する吸収液(全スプレ液)に対する割合がタンク1全断
面に対する下降管12の断面比率よりも高いので、下降
管12内を流下する。
し、この一部が回収体11に回収され、タンク4中央に
集められる。この回収体11で集めた吸収液は、全落下
する吸収液(全スプレ液)に対する割合がタンク1全断
面に対する下降管12の断面比率よりも高いので、下降
管12内を流下する。
【0022】この下降管12内を流下する吸収液に空気
吹込管13の吹込口14から空気が吹き込まれる。空気
は、静止タンク内でなく、液の流動部分に吹き込まれる
ので、乱流により気泡が微細化する。この気泡を含んだ
液(気泡と液の混相流)が下降管12からタンク4下方
に案内され、そして反転して下降管の外周を上昇してタ
ンク4全体に拡散する。このように、空気は微細気泡と
なって液と共に下降管12内を流下してタンク4下方に
案内され、そして上昇して液面に至るので、空気の滞溜
時間が単に空気を吹き込む場合に比して長くなる。ま
た、気泡が微細になると、表面積が大きくなり接触面積
が増えるため、吸収液と空気とが十分接触する。このよ
うに、吸収液と空気との接触が効率よく行われるので、
脱硫処理後の吸収液の酸化反応がよく進み、吸収液の酸
化を効率よく行え、吸収液に吹き込む空気量を低減する
ことが可能となる。
吹込管13の吹込口14から空気が吹き込まれる。空気
は、静止タンク内でなく、液の流動部分に吹き込まれる
ので、乱流により気泡が微細化する。この気泡を含んだ
液(気泡と液の混相流)が下降管12からタンク4下方
に案内され、そして反転して下降管の外周を上昇してタ
ンク4全体に拡散する。このように、空気は微細気泡と
なって液と共に下降管12内を流下してタンク4下方に
案内され、そして上昇して液面に至るので、空気の滞溜
時間が単に空気を吹き込む場合に比して長くなる。ま
た、気泡が微細になると、表面積が大きくなり接触面積
が増えるため、吸収液と空気とが十分接触する。このよ
うに、吸収液と空気との接触が効率よく行われるので、
脱硫処理後の吸収液の酸化反応がよく進み、吸収液の酸
化を効率よく行え、吸収液に吹き込む空気量を低減する
ことが可能となる。
【0023】また、気体と液体が混ざった混相流が下降
管12から吹き出されるため、ガスだけを噴出する場合
に比して噴出時の慣性力が強いので、気泡が液溜タンク
4(吸収液)内の遠くまで拡がり、吸収液内に容易にし
かも均一に分散される。この際、撹拌翼8をモータ9に
より回転駆動することにより、その翼8の背面(吸込
側)の液が翼の前方に押し出されて吐出流が起こり、タ
ンク4内に液の流れが生じて吸収液が撹拌される。これ
により、微細気泡をより確実に吸収液内に均一に分散す
ることができ、均一な酸化反応の促進が図れる。また、
吸収液中のSSの沈降防止をも図れる。
管12から吹き出されるため、ガスだけを噴出する場合
に比して噴出時の慣性力が強いので、気泡が液溜タンク
4(吸収液)内の遠くまで拡がり、吸収液内に容易にし
かも均一に分散される。この際、撹拌翼8をモータ9に
より回転駆動することにより、その翼8の背面(吸込
側)の液が翼の前方に押し出されて吐出流が起こり、タ
ンク4内に液の流れが生じて吸収液が撹拌される。これ
により、微細気泡をより確実に吸収液内に均一に分散す
ることができ、均一な酸化反応の促進が図れる。また、
吸収液中のSSの沈降防止をも図れる。
【0024】従って、落下する吸収液を利用して吸収液
の下降流を作り、この吸収液の流動部分に空気を吹き込
み、これをタンク4の下方に案内する(吹き出す)た
め、撹拌翼8の近くに空気を吹き込むことがなく、すな
わち空気と翼8が接触することがないので、大容量の空
気を吹き込んでもキャビテーションを起すことがない。
また、スプレの落下液を利用して気泡流をつくるので、
気泡流をつくるための動力が不要である。さらに、気体
吹込管13の位置が高い位置にあるので、空気の圧力が
小さく、気体圧縮機の動力(空気を吹き出す際の動力)
が少なくて済む。
の下降流を作り、この吸収液の流動部分に空気を吹き込
み、これをタンク4の下方に案内する(吹き出す)た
め、撹拌翼8の近くに空気を吹き込むことがなく、すな
わち空気と翼8が接触することがないので、大容量の空
気を吹き込んでもキャビテーションを起すことがない。
また、スプレの落下液を利用して気泡流をつくるので、
気泡流をつくるための動力が不要である。さらに、気体
吹込管13の位置が高い位置にあるので、空気の圧力が
小さく、気体圧縮機の動力(空気を吹き出す際の動力)
が少なくて済む。
【0025】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。
な優れた効果を奏する。
【0026】(1) 大容量の気体でも微細な気泡とするこ
とができ、しかも気泡流を作るための動力が不要で、か
つ気泡を液体内に容易に拡散させることができる。
とができ、しかも気泡流を作るための動力が不要で、か
つ気泡を液体内に容易に拡散させることができる。
【0027】(2) 下降管内を流下する液体の流速を1m
/s以上にすることで、気泡の微細化を確実に行える。
/s以上にすることで、気泡の微細化を確実に行える。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】気泡流の状態を見掛の空気速度と見掛の液速度
との関係で示した図である。
との関係で示した図である。
【図3】液空気比と酸化速度との関係を示す図である。
【図4】従来の一例を示す構成図である。
4 液溜部(液溜タンク) 11 回収部(回収体) 12 下降管 14 気体吹込口
Claims (2)
- 【請求項1】 落下して貯留された液体に気体を吹き込
む装置において、上記液体の液溜部に、落下する液体を
受ける回収部を設け、該回収部の下部に、回収部の液を
自重で液溜部の下方に案内すべく回収部より断面積が小
さい下降管を接続し、該下降管内に気体を吹き込む気体
吹込口を設けたことを特徴とする気体吹込装置。 - 【請求項2】 前記下降管内を流下する液体の流速が1
m/s以上になるようにすることを特徴とする請求項1
記載の気体吹込装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176673A JPH0838850A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 気体吹込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176673A JPH0838850A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 気体吹込装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838850A true JPH0838850A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16017727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176673A Pending JPH0838850A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 気体吹込装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838850A (ja) |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176673A patent/JPH0838850A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5779999A (en) | Method for scrubbing flue gases | |
| JP3854481B2 (ja) | 湿式排煙脱硫装置、及び、湿式排煙脱硫方法 | |
| JPH0938456A (ja) | 湿式排煙脱硫装置 | |
| JP3968830B2 (ja) | 排煙脱硫装置の吸収塔 | |
| TW201132404A (en) | Exhaust gas treatment device | |
| JP4014073B2 (ja) | 二室型湿式排煙脱硫装置 | |
| JPH1094714A (ja) | 排煙処理方法 | |
| JPH0838850A (ja) | 気体吹込装置 | |
| JPH08950A (ja) | 気体吹込装置 | |
| JP3486256B2 (ja) | 湿式排煙脱硫装置 | |
| JP3381389B2 (ja) | 気体吹込装置 | |
| JP3842706B2 (ja) | 湿式排煙脱硫装置と方法 | |
| JP3883745B2 (ja) | 二室型湿式排煙脱硫装置及び方法 | |
| JP4349511B2 (ja) | 排ガス処理装置とその運転方法 | |
| JP2001120946A (ja) | 湿式排煙脱硫装置とその運転方法 | |
| JP3610437B2 (ja) | 排ガスの処理方法及び装置 | |
| JPH0578367B2 (ja) | ||
| JPH0866613A (ja) | 吸収塔 | |
| JP2000288337A (ja) | 湿式排煙脱硫装置 | |
| JPH05329327A (ja) | 吸収塔 | |
| JPH10202049A (ja) | 排煙脱硫装置 | |
| JPH08103626A (ja) | 排ガスの脱硫方法 | |
| JP3202299B2 (ja) | 湿式排煙脱硫塔 | |
| JP3051457B2 (ja) | 空気供給手段を有する湿式排煙脱硫装置 | |
| JP2000317259A (ja) | 排煙脱硫装置 |