JPH08388Y2 - 綜絖枠の吊り金具 - Google Patents

綜絖枠の吊り金具

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JPH08388Y2
JPH08388Y2 JP4720290U JP4720290U JPH08388Y2 JP H08388 Y2 JPH08388 Y2 JP H08388Y2 JP 4720290 U JP4720290 U JP 4720290U JP 4720290 U JP4720290 U JP 4720290U JP H08388 Y2 JPH08388 Y2 JP H08388Y2
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lever
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ball
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JP4720290U
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實 久井
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ミック工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は綜絖枠をドビー機等の開口装置に連結するた
めの綜絖枠の吊り金具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の一般的な吊り金具の構成を第5図によって説明
する。
1は綜絖枠の上部ヘルドバーで、このヘルドバー1の上
部に数個(通常は左右一対)の吊り金具が装着される。
この吊り金具は、金具本体2と、リンク固定レバー3
と、ねじりコイルバネ4とによって構成され、この吊り
金具に、ワイヤ等の綜絖枠吊下げ部材(図示せず)の下
端に装着された吊りリンク5の下端結合部5aが連結され
る。
金具本体2は、下端にヘルドバー1に対する取付座2
a,2a、ほぼ中央部にボス部2bをそれぞれ有し、このボス
部2bに吊りリンク5の結合部5aが嵌合される。
リンク固定レバー3は、一端が枢軸6によって金具本
体2の下部に枢着され、第5図実線で示すように、上記
ボス部に嵌合された吊りリンク5の結合部5aの前面に重
なってこの結合部5aを嵌合状態に保持するリンク固定位
置と、この位置から下方に回動して結合部5aから外れる
第5図仮想線のリンク解放位置との間で回動する。
また、バネ4はリンク固定レバー4の枢軸6に巻装さ
れ、このバネ4によってリンク固定レバー3がリンク固
定位置に向けて付勢される。そして、このリンク固定レ
バー3をバネ4に抗してリンク解放位置に押し下げた状
態で、吊りリンク5の結合部5aを金具本体2のボス部2b
に対して嵌合または離脱させる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の吊り金具によると、次の
ような欠点があった。
(イ)リンク固定レバー3は、バネ力によってリンク固
定位置に向けて押されているにすぎず、同位置に固定さ
れているわけではない。
また、バネ力を生かすためには同レバー3に回動抵抗
が作用しないように、枢軸6によるレバー枢着部分に比
較的大きなクリアランスが必要となる。
このため、織機運転中にリンク固定レバー3が上下左
右にガタつき、レバー枢着部分(金具本体2、枢軸6お
よびレバー3)が激しく摩耗して金具の寿命を縮めるこ
ととなっていた。
(ロ)リンク固定レバー3をリンク解放位置に保持す
る手段をもたないため、金具本体2に対するリンク5の
脱着時に、各金具それぞれについて、リンク解放位置に
押し下げたリンク固定レバー3を片手でそのままこのリ
ンク解放位置に保持しておかなければならなかった。こ
のため、このリンク脱着作業、すなわち、開口装置に対
する綜絖枠の連結・分離作業が面倒となり、とくに柄物
用の織機のように十数枚の綜絖枠が組込まれる織機の場
合にこの点の問題が深刻となっていた。
そこで本考案は、このような従来の欠点を一掃し、リ
ンク固定レバーのガタツキを防止して金具寿命を向上さ
せることができるとともに、リンク固定レバーをリンク
解放位置に自動的に保持することができる綜絖枠の吊り
金具を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、綜絖枠に取付けられる金具本体と、この金
具本体に取付けられるリンク固定レバーとを具備し、上
記金具本体は吊りリンクが嵌合するボス部を備え、上記
リンク固定レバーは、上記ボス部に嵌合された吊りリン
クの前面に重なって同リンクを嵌合状態に保持するリン
ク固定位置と、同リンク前面から外れるリンク解放位置
との間で回動しうるように金具本体に枢着され、かつ、
金具本体には、上記リンク固定レバーが上記リンク固定
および解放両位置で対面する部分に、ボールと、このボ
ールをリンク固定レバー側に向けて押圧するバネとが設
けられるとともに、リンク固定レバーに、上記リンク固
定位置で上記ボールに嵌合するボール嵌合部が設けられ
てなるものである。
〔作用〕
この構成により、リンク固定レバーがリンク固定位置
にセットされた状態で、ボールがボール嵌合部に弾性的
に嵌合し、この嵌合作用によってリンク固定レバーがリ
ンク固定位置に保持される。
すなわち、リンク固定レバーを、従来のようにバネ力
によってリンク固定位置に向けて単に押すのではなく、
ボールとボール嵌合部の嵌合作用によってリンク固定位
置に保持するため、 (I)このリンク固定位置においてリンク固定レバーの
一切の動きを抑えて同レバーを確実に固定することがで
きる。従って、織機運転中のこのリンク固定レバーのガ
タツキを防止し、レバー枢着部分の摩耗を抑えることが
できる。
(II)リンク固定レバーにリンク固定位置に向かわせる
力が一切作用しないこと、同レバーはリンク解放位置で
もボールとの弾性接触部分で保持力を付与されることに
より、同レバーがリンク解放位置に自動的に保持され
る。このため、金具本体に対するリンクの脱着作業を能
率良く行なうことができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第4図によって説明す
る。
11は金具本体、12はリンク固定レバーである。
金具本体11は、基本的には第5図に示す従来の金具本
体2と同様に、下端部にヘルドバー1に対する取付座11
a,11a、ほぼ中央部に吊りリンク5の結合部5aが嵌合さ
れるボス部11bがそれぞれ設けられて成っている。
リンク固定レバー12は、この金具本体11の左右一側に
おいて、下端部が枢軸13によって同本体11の下端部に枢
着され、ボス部11bに嵌合した吊りリンク5の結合部5a
の前面に重なって同結合部5aを嵌合状態に保持するリン
ク固定位置と、第2図仮想線および第4図に示すように
同結合部5aの前面から外れるリンク解放位置との間で回
動する。12aはこのリンク固定レバー12の回動操作用の
つまみ部である。
金具本体11には、リンク固定レバー12が設けられた側
の前面部において、同レバー12がリンク固定およびリン
ク解放両位置で対面する部分に凹孔14が設けられてい
る。
この凹孔14内にはコイルバネ15が設けられ、ボール16
が、このコイルバネ15によってリンク固定レバー12に圧
接する方向のバネ力を付与される状態で設けられてい
る。
一方、リンク固定レバー12には、リンク固定位置でこ
のボール16に対応する個所に、ボール直径よりも少し小
径のボール嵌合孔17が設けられている。
従って、第1図〜第3図に示すようにリンク固定レバ
ー12がリンク固定位置にセットされると、ボール16がボ
ール嵌合孔71に嵌まり込み、この嵌合作用によってリン
ク固定レバー12がリンク固定位置に保持される。
このように、ボール16とボール嵌合孔17の弾性嵌合力
をレバー保持力として利用するため、第5図に示す従来
の金具のようにリンク固定レバー3を単にバネ力によっ
てリンク固定位置側に押すだけの場合と比較して、リン
ク固定レバー12のリンク解放位置に向かう動きが確実に
抑えられる。
また、同レバー12の上下方向の動きも上記嵌合力によ
って阻止される。
さらに、リンク固定レバー12は、リンク固定およびリ
ンク解放両位置間で回動可能でさえあれば良く、従来の
ようにレバー枢着部分に積極的にクリアランスを持たせ
る必要がないため、同部分の摩擦抵抗(回動抵抗)を大
きくとることが可能となる。
これらの点により、織機運転中のリンク固定レバー12
の一切のガタツキを防止でき、同レバー枢着部分の摩耗
を抑えることができる。
一方、リンク固定レバー12をリンク解放位置に向けて
回動させると、第4図に示すようにボール16がボール嵌
合孔17から離脱してレバー内面に圧接する。また、この
とき、リンク固定レバー12には、従来の金具のバネ力の
ようなリンク固定位置に向かわせる力が一切作用しな
い。このため、上記ボール16の圧接力により同レバー12
がリンク解放位置に自動的に保持される。
従って、従来の金具のように、金具本体2に対する吊
りリンク5の脱着時にリンク固定レバー3をリンク解放
位置に手で保持しておく必要がなくなるため、金具本体
11に対するリンク5の脱着作業、すなわち開口装置に対
する綜絖枠の連結・分離作業がきわめて容易となる。
なお、リンク固定レバー12がリンク解放位置を越えて
回動操作されないように、金具本体11におけるレバー枢
着部分の近くに段部11cが設けられ、リンク固定レバー1
2がリンク解放位置でこの段部11cに当接するようになっ
ている。
ところで、上記実施例ではリンク固定レバー12を金具
本体11の左右一側にのみ設ける場合について説明した
が、リンク固定レバー12を金具本体11の左右両側に対称
的に設けてもよい。
あるいは、第5図に示す従来の金具と同様に、一つの
リンク固定レバー12を金具本体11の左右一側下部から他
側上部に跨って斜めに設けてもよい。
また、リンク固定レバー12のボール嵌合部として、上
記実施例のボール嵌合孔17に代えて、同レバー12に凹孔
(レバー12の一部を外側に膨出させて内側に凹みを形成
する場合を含む)を設けてもよい。
〔考案の効果〕
上記のように本考案によるときは、リンク固定レバー
を、従来のようにバネ力によってリンク固定位置に向け
て押すのではなく、金具本体に弾性支持状態で設けたボ
ールと、リンク固定レバーに設けたボール嵌合部の嵌合
作用によってリンク固定位置に保持するため、リンク固
定レバーをリンク固定位置に確実に固定することができ
る。
従って、リンク固定レバーの一切のガタツキを防止
し、織機運転中のレバー枢着部分の摩耗を抑えることが
できるため、金具の寿命を格段に向上させることができ
る。
一方、リンク固定レバーにリンク固定位置に向かわせ
る力が一切作用しないこと、同レバーはリンク解放位置
でもボールとの圧接部分で保持力を付与されることによ
り、同レバーがリンク解放位置に自動的に保持される。
このため、金具本体に対する吊りリンクの脱着作業、す
なわち、開口装置に対する綜絖枠の連結・分離作業を非
常に簡単に能率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる吊り金具の斜視図、第
2図は同金具と吊りリンクの連結状態の正面図、第3図
は第2図III−III線拡大断面図、第4図は同金具のリン
ク固定レバーをリンク解放位置にセットした状態の第3
図相当図、第5図は従来の吊り金具を示す第2図相当図
である。 5……吊りリンク、11……金具本体、12……リンク固定
レバー、13……同レバーの枢軸、16……ボール、15……
ボールをリンク固定レバー側に押すバネ、17……ボール
嵌合孔(嵌合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】綜絖枠に取付けられる金具本体と、この金
    具本体に取付けられるリンク固定レバーとを具備し、上
    記金具本体は吊りリンクが嵌合するボス部を備え、上記
    リンク固定レバーは、上記ボス部に嵌合された吊りリン
    クの前面に重なって同リンクを嵌合状態に保持するリン
    ク固定位置と、同リンク前面から外れるリンク解放位置
    との間で回動しうるように金具本体に枢着され、かつ、
    金具本体には、上記リンク固定レバーが上記リンク固定
    および解放両位置で対面する部分に、ボールと、このボ
    ールをリンク固定レバー側に向けて押圧するバネとが設
    けられるとともに、リンク固定レバーに、上記リンク固
    定位置で上記ボールに嵌合するボール嵌合部が設けられ
    てなることを特徴とする綜絖枠の吊り金具。
JP4720290U 1990-05-02 1990-05-02 綜絖枠の吊り金具 Expired - Lifetime JPH08388Y2 (ja)

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JPH047682U JPH047682U (ja) 1992-01-23
JPH08388Y2 true JPH08388Y2 (ja) 1996-01-10

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