JPH083909Y2 - 無菌高湿低温冷蔵装置 - Google Patents

無菌高湿低温冷蔵装置

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JPH083909Y2
JPH083909Y2 JP1987119851U JP11985187U JPH083909Y2 JP H083909 Y2 JPH083909 Y2 JP H083909Y2 JP 1987119851 U JP1987119851 U JP 1987119851U JP 11985187 U JP11985187 U JP 11985187U JP H083909 Y2 JPH083909 Y2 JP H083909Y2
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refrigerating chamber
refrigerating
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ウニの卵巣の如きくずれ易く、かついたみ
易い水産魚介類、魚卵および肉類の保存に必要な「無菌
状態にしてかつ、高湿低温の空気」(以下単に冷風とい
う。)の利用と作業能率を高めた無菌高湿低温冷蔵装置
に関する。
「従来の技術」 新鮮度を生命とする魚介類、特に収穫時期が場所によ
って異なる「ウニ」を新鮮な状態で保存することは非常
に難しい。
該「ウニ」は「卵巣」を殻から取り出し、これを約20
%〜30%の食塩を加え、冷所に貯蔵されているのが一般
である。
ところが通常の冷蔵では乾燥すると共に雑菌により品
質の低下をよぎなくされている。
従来、冷蔵庫内を低温から高湿度に制御する方法とし
て気液接触型が知られている。
(特開昭56−26183号、特開昭56−168071号および実開
昭54−148970号公報参照) 「考案が解決しようとする問題点」 しかし、上記従来の冷蔵方法では冷蔵室内に冷却器が
セットされているために、湿気を含む空気が供給される
とほとんど冷却器に霜が形成される。
従って、該霜を取り除くためには、該冷却器を停止せ
しめて断熱プレハブ式冷蔵室内の温度を高めるか、ある
いは内蔵ヒータにより霜取りを行っているため、霜取り
には手間を要すると共にきわめて面倒にしてかつ、品質
の低下を防ぐことができない。
また、上記気液接触型の1つは冷却装置がベルトコン
ベアに搬送される温かい食品を急速に冷却するため、装
置自体がきわめて複雑にして、コスト高が避けられな
い。
他の1つは冷蔵庫外に設けた加湿塔にて加湿した後に
冷却するため、構造全体が複雑にしてコスト高が避けら
れない欠点を有する。
さらに、室内を区分壁により上下に二分すると共に、
上記区分壁の両端と室内側壁との間に夫々送通路を設
け、該送通路には夫々送風ファンを設けてなる冷蔵室
と、該冷蔵室と外部にて連絡せしめて冷蔵室内の冷気を
循環、清浄する空気清浄装置とチラーユニットを備えて
なる冷蔵装置として、実開昭54−148970号が知られてお
り、これによれば上記問題点は解消される。しかし、冷
蔵室内に送気された高湿低温の清浄空気は、ウニ等の生
ものを多数積み込んだ荷台車の各ウニ間を通過して昇温
されつつ上昇し、該昇温された空気は大部分が吸気口よ
り強制的に吸気されて空気清浄装置へと回収されるが、
その吸気口からずれて回収されなかった空気は上昇して
区分壁付近に漂うこととなる虞れがあり、冷蔵室内の低
温空気循環効率が低下するという問題点を残しているも
のであった。
また、上記昇温空気は、吸気口から離れた室内の隅角
部位にも溜り易かった。本考案は、上記従来技術の有す
るこのような問題点に鑑み、低コストを図りつつ冷蔵室
内の生ものの品質を保ち、冷蔵室内の低温空気循環効率
を向上せしめることの可能な無菌高湿低温装置を提供す
ることである。
「問題点を解決するための技術的手段」 上記技術的課題を解決するために次の手段をとる。
室内を区分壁により上下に二分すると共に、上記区分
壁の両端と室内側壁との間に夫々送通路を設け、該送通
路には夫々送風ファンを設けてなる冷蔵室と、該冷蔵室
と外部にて連絡せしめて冷蔵室内の冷気を循環、清浄す
る空気清浄装置とチラーユニットを備えてなる無菌冷蔵
装置において、上記区分壁によつて二分された上方空間
における冷蔵室内壁には、上記各送通路に近接する位置
に上記空気清浄装置からの高湿低温の清浄空気を導入す
る送気口を夫々設けると共に、上記区分壁によって二分
された下方空間における冷蔵室内壁の下方位置には吸熱
空気を空気清浄装置へと回収する吸気口を設け、上記各
送風ファン設置位置近傍の冷蔵室内側壁から内底面に向
けて下り傾斜状に送風案内壁を夫々相対向せしめて備
え、区分壁の略中間位置には吸熱空気を上方空間へと導
く戻り流路を設け、上記空気清浄装置は、下方水槽にブ
ラインタンクを連結して備えると共に、上記下方水槽内
からブラインを回収すると共に、冷却して再度下方水槽
内に循環せしめるチラーユニットを備えていることを特
徴とする無菌高湿低温冷蔵装置である。
「作用」 冷蔵室の外部に設置した空気清浄装置により水を0.3
ミクロン程度の微粒子に形成すると共にチラーユニット
で冷却されて循環されたブラインにより、−2℃乃至+
5℃前後の低温状態にして、かつ無菌状の高湿空気を常
時強制的に冷蔵室へと供給循環させるため、断熱プレハ
ブ式冷蔵室内は除菌され、無菌状態になり、他方冷蔵室
内の温度は自動制御によって常に所定の低温が保つよう
にしてある。
特に、冷蔵室内に冷却器が組み込まていないので、霜
が形成されることは全く無く、また冷蔵室の温度を−2
℃前後にセツトし、強制的に高湿冷風を供給循環させる
ので、近海マグロ、ウニの卵巣などの生ものの鮮度を落
とすことなく長期にわたって保存することができる。
また、空気清浄装置から冷蔵室内に送気された高湿低
温の清浄空気は、冷蔵室内にてウニ等の生ものを多数積
み込んだ荷台車の各ウニ間を通過して昇温されつつ上昇
し、該昇温された空気は大部分が吸気口より強制的に吸
気されて空気清浄装置へと回収される。
また、その吸気口からずれて回収されなかった空気は
区分壁へと上昇するが、該昇温された空気は、送風ファ
ン及び送気口から冷蔵室内に送気される高湿低温の清浄
空気の送気により生じる負圧により、戻り流路を介して
上方空間側へと強制的に吸い上げられると共に、高湿低
温の清浄空気と混合されて下方空間へと送風される。
「実施例」 図は本考案無菌高湿低温冷蔵装置の1実施例を図示し
たもので、模式断面図にて表されている。該装置を例に
とって、その構造、効果を説明する。
1は断熱プレハブ式冷蔵室で、該断熱プレハブ式冷蔵
室1は内外面を塩化ビニールをコーティングした鋼鈑を
もって前後壁、左右側壁を組み立て、開口部には片開き
あるいは両開きスライディングドア2.2を備えてなる。
該断熱プレハブ式冷蔵室1は、その内壁に室内を上下
空間109a.109bに区分する区分壁101がアングルを介して
保持されており、区分壁101.101の夫々の端部と室内側
壁との間に送通路(循環用左右流路)103.104が形成さ
れ、そして区分壁101の略中央、例えば区分壁101と101
との間には戻り流路(循環用中央流路)102が形成され
ている。また、上記区分壁101.101によって二分された
上方空間109aにおける冷蔵室内壁には、上記各送通路10
3.104に近接する位置に空気清浄装置4からの高湿低温
の清浄空気を導入する送気口(高湿冷風送気パイプ用取
付口)108.108が設けられ、一方区分壁101.101によって
二分された下方空間109bにおける冷蔵室内壁の下方位置
には吸熱空気を空気清浄装置4へと回収する吸気口(吸
熱空気用取付口)107が形成されている。
また、断熱プレハブ式冷蔵室1は、上記各送通路103.
104に送気口108.108からの高湿低温の清浄空気を下方空
間109bへと送気する送風ファン3.3.3.3.を、フレームを
介して配する。
さらに、断熱プレハブ式冷蔵室1は、上記各送風ファ
ン3.3.3.3.の設置位置近傍の冷蔵室内側壁から内底面に
向けて下り傾斜状に送風案内壁105.105が設けられてい
る。
また、前記断熱プレハブ式冷蔵室1の外部上壁の数箇
所には必要に応じて補強ブロック106.106…が平行して
取付けられる。
前記高湿冷風は、冷蔵室下方空間109bへ誘導するさい
に、風向調整装置(図示せず)風向板の揺動により風向
きが上方、中央、下方へと送り込まれる。
空気清浄装置4は、特公昭60−44906号公報などにて
公知であるので、該空気清浄装置4の内部機構について
の図示説明は省略する。
該空気清浄装置4と断熱プレハブ式冷蔵室1間は送気
パイプ5と回収空気用吸気パイプ6を介して連結される
と共に断熱プレハブ式冷蔵室1内の吸熱空気は空気清浄
装置4側に取り付けたブロワーの如き吸気ファン7を介
して空気清浄装置4内に回収される。
回収された吸熱空気はサイクロンに導入されると、該
吸熱空気は噴射ポンプ8と送水パイプ9を介して揚水さ
れたブラインの噴霧を受けると、該吸熱空気は雑菌をブ
ラインと一緒に遠心力で該サイクロン壁に付着すると共
に、下方水槽10に落下し、分離除去される。
該下方水槽10とチラーユニット11間には、2本のパイ
プ12.12をもつて連結されると共に回収用パイプ側にバ
ルブ13とブライン循環ポンプ14を配し、該下方水槽10内
の水温を低温に保持せしめ、必要に応じて別設のブライ
ンタインク15からブライン151が補給される。
かようにして、下方水槽10内の所定水位が維持されて
いるので、空気清浄装置4から送気パイプ5を介して、
高湿冷風は断熱プレハブ式冷蔵室1へ連続的に供給され
る。
本考案装置は以上のように構成されているので空気清
浄装置4から送気される高湿冷風は送気パイプ5から断
熱プレハブ式冷蔵室1の背壁上部に形成された送気口10
8.108をへて送気ファン3.3.3.3の背部に送り込まれる。
該断熱プレハブ式冷蔵室1内に供給された高湿冷風は
左右に設置された送気ファン3.3.3.3により左右流路10
3.104をへて冷蔵室1下方空間109bに送り込まれる。
該冷蔵室1下方空間109bには予め荷台車が搬入され、
該荷台車の棚にはウニ等の如き生ものが多数積み込まれ
ているので、高湿冷風はこれら生のものの間を通過し、
昇温し、大部分は冷蔵室下方空間109bに形成された吸気
口107に誘導され、そして、吸気口107からずれて回収さ
れなかった昇温空気は区分壁101側へと上昇し、送風フ
ァン3.3.3.3および送気口108から冷蔵室内に送気される
高湿低温の清浄空気の送気により生じる負圧により、戻
り流路102を介して上方空間109aへと強制的に吸い上げ
られると共に、高湿低温の清浄空気と混合されて再び下
方空間109bへと送風される。
次いで、これら昇温し、吸気口107から回収された昇
温空気は吸気パイプ6を介して、空気清浄装置4側に吸
い込まれる。
上記送気ファン3.3.3.3により冷蔵室下部に送り込ま
れる昇温空気は所要角度をもって回動する風向き板によ
り荷台車の各棚へ均等に送り込まれる。
高湿冷風が送気ファン3.3.3.3の回転により下向きに
送風されると、両サイドの通路103.104を通過し、送風
案内壁105.105に沿って下方へと、上記荷台車の各棚に
供給される結果、冷蔵室下部が低温冷蔵庫としての機能
を十分果すことになる。
空気中の塵挨や雑菌が噴霧されたブラインと接触する
ことでブライン中に入るとそれ等の塵挨および雑菌はそ
のブラインが蒸発して無くならない限りブラインから抜
け出すようなことは全くあり得ない。
さらに、本装置は運転中に水槽のオーバーフローパイ
プ16から少しずつブラインが排出されると、ブラインタ
ンク15より新しいブラインが供給される。また定期的に
水槽のブラインがドレンパイプ17から排出されることに
より新しいブラインと交換する。
「考案の効果」 本考案装置は上記構成とし、空気清浄装置から冷蔵室
内に送気された高湿低温の清浄空気は、冷蔵室内にてウ
ニ等の生ものを多数積み込んだ荷台車の各ウニ間を通過
して昇温されつつ上昇し、該昇温された空気は大部分が
吸気口より強制的に吸気されて空気清浄装置へと回収さ
れる。
また、その吸気口からずれて回収されなかった空気は
区分壁へと上昇するが、該昇温された空気は、送風ファ
ン及び送気口から冷蔵室内に送気される高湿低温の清浄
空気の送気により生じる負圧により、戻り流路を介して
上方空間側へと強制的に吸い上げられると共に、高湿低
温の清浄空気と混合されて下方空間へと送風され、低温
空気の循環効率が大変良いものであるため、断熱材をも
って密閉された室内の極微少のチリ、菌などを含む空気
およびウニ、まぐろなどの如き生ものに付着せる雑菌を
強制的に空気清浄装置内へ送り込み、該空気清浄装置内
にて無菌状態の空気にすると同時に高湿低温空気すなわ
ち冷風として断熱プレハブ式冷蔵室へ供給循環させる。
また、冷蔵室内に下り傾斜状の送風案内壁を設けたこ
とにより、ウニ等を積みこんで冷蔵室内下方空間に配さ
れている荷台車への送風がスムーズとなり、さらに高湿
低温の清浄空気の送気口を送風ファンに近接せしめて設
けるものとすると共に、室内を上下空間に区分けする区
分壁の略中央に戻り流路を設け、下方空間に設けた吸気
口からずれて空気清浄装置へと回収されずに上昇した昇
温空気を上記戻り流路を介してファンの送風、送気口よ
りの清浄空気の流入負圧により上方空間へと導くと共
に、該清浄空気と混合せしめて再び下方空間へと送風す
るものとしたため、従来にように吸気口からずれて回収
されずに区分壁付近に対流し、冷蔵効率を低下せしめて
いた問題点が解消され、冷蔵室内の低温空気循環効率を
高めることができ大変有用である。
また、従来室内の下方空間隅角部分に昇温空気が滞留
しやすかったが、上記傾斜壁により、吸気口へと昇温空
気を導き易くなり、昇温空気の下方空間隅角部への滞留
という虞も解消された。
しかも、本考案装置は断熱プレハブ式冷蔵室と外部の
空気清浄装置とがパイプを通じて連絡されると同時に該
空気清浄装置とチラーユニット並びにブラインタンクも
パイプを通じて連絡されているのみであるから、装置全
体の構成が複雑でなく、簡単であるから取り扱いが容易
である。
従って、低コストを図りつつ冷蔵室内の生ものの品質
を保ち、かつ冷蔵室内の低温空気循環効率を向上せしめ
ることの可能な無菌高湿低温装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は無菌高湿低温冷蔵装置の模式断面図である。 符号の説明 1:断熱プレハブ式冷蔵室 3:ファン 4:空気清浄装置 5:送気パイプ 6:吸気パイプ 11:チラーユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内を区分壁により上下に二分すると共
    に、上記区分壁の両端と室内側壁との間に夫々送通路を
    設け、該送通路には夫々送風ファンを設けてなる冷蔵室
    と、該冷蔵室と外部にて連絡せしめて冷蔵室内の冷気を
    循環、清浄する空気清浄装置とチラーユニットを備えて
    なる無菌冷蔵装置において、上記区分壁によって二分さ
    れた上方空間における冷蔵室内壁には、上記各送通路に
    近接する位置に上記空気清浄装置からの高湿低温の清浄
    空気を導入する送気口を夫々設けると共に、上記区分壁
    によって二分された下方空間における冷蔵室内壁の下方
    位置には吸熱空気を空気清浄装置へと回収する吸気口を
    設け、上記各送風ファン設置位置近傍の冷蔵室内側壁か
    ら内底面に向けて下り傾斜状に送風案内壁を夫々相対向
    せしめて備え、区分壁の略中間位置には吸熱空気を上方
    空間へと導く戻り流路を設け、上記空気清浄装置は、下
    方水槽にブラインタンクを連結して備えると共に、上記
    下方水槽内からブラインを回収すると共に、冷却して再
    度下方水槽内に循環せしめるチラーユニットを備えてい
    ることを特徴とする無菌高湿低温冷蔵装置。
JP1987119851U 1987-08-06 1987-08-06 無菌高湿低温冷蔵装置 Expired - Lifetime JPH083909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987119851U JPH083909Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 無菌高湿低温冷蔵装置

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JP1987119851U JPH083909Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 無菌高湿低温冷蔵装置

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Publication Number Publication Date
JPS6425694U JPS6425694U (ja) 1989-02-13
JPH083909Y2 true JPH083909Y2 (ja) 1996-01-31

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148970U (ja) * 1978-04-10 1979-10-17
US4271683A (en) * 1979-07-26 1981-06-09 Hester Industries, Inc. High humidity food chilling system
JPS56168071A (en) * 1980-05-28 1981-12-24 Nippon Light Metal Co Atmosphere control

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JPS6425694U (ja) 1989-02-13

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