JPH0839234A - スライディングノズルプレートの落下防止装置 - Google Patents

スライディングノズルプレートの落下防止装置

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JPH0839234A
JPH0839234A JP17282194A JP17282194A JPH0839234A JP H0839234 A JPH0839234 A JP H0839234A JP 17282194 A JP17282194 A JP 17282194A JP 17282194 A JP17282194 A JP 17282194A JP H0839234 A JPH0839234 A JP H0839234A
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Toshimitsu Taira
利光 平
Masao Onuma
正雄 大沼
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Krosaki Harima Corp
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Kurosaki Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プレート位置の調整を不要とし、取付が容易で
あり、熱の影響、ゴミの吸着の問題を解消するスライデ
ィングノズルプレート落下防止装置を提供する。 【構成】摺動時基準となるプレート収納金枠6当接面
7′に対して、50〜500Nの押圧力を発生するバネ
系9を前記プレート収納金枠6とプレート2との間に設
けたスライディングノズルプレートの落下防止装置。前
記パネ系9は、湾曲薄板バネとすることができる。 【効果】バネ系でSNプレートを金枠に押圧することに
より、プレートの交換時に金枠を開閉させてもプレート
は落下しない。上部ノズルと固定プレート間の目地切れ
を防ぐことができる。摺動方向のプレートれんがの寸法
許容差に追従できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライディングノズル
装置の固定プレートと摺動プレートの交換作業の際、プ
レートが所定の位置からずれ、落下することを防止する
ための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スライディングノズル(SN)プレート
は、固定プレートと摺動プレートからなり、それぞれ収
納金枠に固定されて使用される。所定の寿命まで使うと
使用済プレートは新品プレートと交換する。
【0003】プレート交換作業する際、プレートをボル
トで固定する方式では、プレート取外し時及びプレート
取付時いずれも、ボルトがゆるめた状態では、プレート
が落下しない様プレートを片手で押さえておく必要があ
った。特に使用済プレートの取外しのときは、プレート
の温度は数百℃に達し、作業者はやけどしやすい状況で
の作業となる。また、プレートの落下による足の打撲も
ありうる。
【0004】また、上部ノズルにつながる固定プレート
を取付ける際は、上部ノズルとの目地材を圧着し、その
状態を保持する作用も目地間への溶湯不侵入の点で重要
である。すなわち、一旦、上部ノズルと上部プレートで
モルタル等目地材を圧着し、所定の厚みの目地が形成さ
れたあと、上部プレートが離れてしまうと、目地切れが
生じ、SNの使用中、溶湯の目地への侵入につながる。
また、時として、溶湯漏れにつながる。
【0005】特に特開平1−218761号公報に記載
された装置のように、プレートを金枠にはめ込むだけの
方式では、必ずプレート交換作業中のプレートが落下し
ない方策が不可欠となる。この方策の一つとして金枠側
に磁石を配して、プレートれんがを囲繞するメタルケー
ルを吸着させる方法がとられている。しかし、磁石の特
性上、高温になると磁力をなくしたり、金属性ゴミが吸
着され磁石部が盛りあがり、正規のプレート位置がずれ
るなどの難点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、プレート位置の調整を不要とし、取付が容易であ
り、熱の影響、ゴミの吸着の問題を解消するスライディ
ングノズルプレート落下防止装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、摺動時基準
となるプレート収納金枠当接面に対して、50〜500
Nの力を発生するバネ系を前記プレート収納金枠とプレ
ートとの間に設け、前記バネ系でSNプレートを押圧す
ることで、上記の課題を解決した。バネ系は湾曲薄板バ
ネとすることができる。
【0008】
【作用】バネ系でSNプレートを金枠に押圧することに
より、プレートの交換時に金枠を開けてもプレートは落
下せず、また作業者の安全が確保される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照しながら具体的
に説明する。図1は、本発明の実施例であり、2枚プレ
ート式スライディングノズル装置(SN装置)の固定プ
レート2と摺動プレート3への適用例である。溶鋼鍋I
に入った溶鋼は、上部ノズル1を通過し、固定プレート
2、摺動プレート3、下部ノズル4を経由して鍋I外へ
と排出される。
【0010】これらの耐火物は、所定のヒート数毎に交
換され、その中で特に交換頻度の大きいものは、固定プ
レート2、摺動プレート3と下部ノズル4である。この
実施例では、下部ノズル4の交換作業を省略するため、
摺動プレート3と下部ノズル4がメタルケース12にて
一体化されている。固定プレート2の耐火物は、複数の
突起部5を有するメタルケース12にモルタル固定され
ており、突起部5は固定金枠6の凹部7に精度よく嵌合
いされ、摺動プレート3の摺動の際に、摺動方向(図1
で左右方向)に動かないように収納されている。同様に
摺動プレート3の耐火物もスライド金枠8の摺動方向の
動きに同調するよう収納されている。
【0011】図1の状態で所定の寿命に達すると、鍋I
を傾転させ、上部ノズル1、下部ノズル4の孔内の酸素
洗浄後、耐火物交換作業が行われている。図1の実施例
では、摺動用シリンダ11側が下方になるような作業姿
勢となり、SN装置は、面圧解除後固定プレート2、摺
動プレート3との摺動面で分ける様にドア形式で開かれ
る。開く際に、固定プレート2は摺動プレート3の拘束
がなくなり、摺動プレート3は固定プレート2の拘束が
なくなり、それぞれ開放された空間に倒れやすく落下す
る場合がある。この固定プレート2、摺動プレート3が
倒れることがない様に摺動時基準となるプレート収納金
枠6の当接面7′に、押圧力100Nで押えつけること
のできる薄板を曲げた薄板バネ9を設けている。この薄
板バネ9は、0.5mm厚のバネ鋼薄板を曲げ加工し、
図2、図3の様な形状としており、固定プレート2の幅
のおおよそ半分すなわち、薄板バネ9に接する全幅分だ
けの幅を有している。開けたSN装置で、作業者側に露
出された固定プレート2及び摺動プレート3は、作業者
によって引き出し取り外される。
【0012】薄板バネ9の押圧力が50N未満の場合
は、プレートの倒れが発生し、不都合が生じ、また、5
00N以上の場合は作業者の力が及ばず取外し作業に不
都合を生じる。
【0013】次に新しいプレートの取付け作業を説明す
る。このプレートは、上部ノズル1との目地10を形成
するためにモルタルをダボ部に塗布した後、上部ノズル
1側に押しつけつつ、固定金枠6に入れ込む。一旦入れ
込んだ後に固定プレート2が動くと、折角形成された目
地10がこわれて、鋳造時の溶鋼シールに支障を来す。
そのためにも、一度上部ノズル1との目地が形成された
あと戻らない押圧系が、他の耐火物と目地を形成する必
要のある固定プレート2では、特に必要とされる。図2
の実施例では、薄板バネ9の固定はガタがない様にブロ
ック13によって固定金枠6に設置されており、戻らな
い押圧系となっている。固定プレート2を固定金枠6内
に入れ込む際、作業者は、通常プレートの下側を先に入
れプレート重量を金枠6に預けそのあと上側を押し込む
手順をとる。
【0014】その手順を踏む場合、押圧系は、上方にあ
った方が作業がしやすい。また、プレート交換時に上方
にあった方が、薄板バネ9で固定プレート2の重量を受
けることなく、薄板バネ9の強さの調整が簡便である。
また、固定プレート2をバネ力に抗し押し込む際、ガイ
ド作用をもたせるため、作業者側に凸になる曲率をもっ
た薄板バネとした。この薄板バネ9は熱による劣化が進
んだ際は交換ができるようにした。また、万が一SN装
置のトラブル時で異常な摺動抵抗が発生しても、トラブ
ルを小さく抑えるため、薄板バネ9の背中には、金枠に
係止されたブロック13が数mm隔てて配置されている
構造となっている。
【0015】曲がり薄板バネ9は、固定プレート2の寸
法の変動した場合でも作業性を変えないためには、バネ
定数は小さい方がよく、時として予めたわみを与えて取
付けすることもある。
【0016】実施例では、バネ系を曲がり薄板バネ9で
説明してきたが、バネ系をコイルバネ、空気バネ等を用
いても同様な効果をもたらすことは、当然である。ま
た、実施例では、金枠6とプレート2が精度よくはめ込
まれ、摺動時のガタを許容しない様にしているが、摺動
時のガタを数mm許容できる場合にも本発明は適用可能
である。即ち、バネ系で金枠の一方に押しつけること
で、プレート交換時の落下を防止できる。
【0017】また、プレートをボルトで固定する方式に
も、本発明を適用するとボルトを緩めたときの熱い使用
済プレートが倒れて、作業者がやけどするようなことを
防ぐことができる。
【0018】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、下記
の効果を奏する。 バネ系でSNプレートを金枠に押圧することによ
り、プレートの交換時に金枠を開閉させてもプレートは
落下しない。 上部ノズルと固定プレート間の目地切れを防ぐこと
ができる。 摺動方向のプレートれんがの寸法許容差に追従でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を備えたスライディングノズ
ル装置の断面図である。
【図2】 本発明の実施例に係る薄板バネによるプレー
トの係止構造を示す拡大断面図である。
【図3】 本発明の実施例に係る薄板バネの取付構造の
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
I 鍋、1 上部ノズル、2 固定プレート、3 摺動
プレート、4 下部ノズル、5 突起部、6 固定金
枠、7 凹部、7′当接面、8 スライド金枠、9薄板
バネ、10 目地、11 摺動用シリンダ、12 メタ
ルケース、13ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動時基準となるプレート収納金枠当接
    面に対して、50〜500Nの押圧力を発生するバネ系
    を前記プレート収納金枠とプレートとの間に設けたこと
    を特徴とするスライディングノズルプレートの落下防止
    装置。
  2. 【請求項2】 バネ系が湾曲薄板バネである請求項1記
    載のスライディングノズルプレート落下防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007136034A1 (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Krosakiharima Corporation 上部ノズル一体型プレートとその分離方法
WO2012133181A1 (ja) 2011-03-30 2012-10-04 黒崎播磨株式会社 プレートの固定構造及びプレート

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