JPH08394Y2 - チュ−ル組織エラスティック経編地 - Google Patents

チュ−ル組織エラスティック経編地

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JPH08394Y2
JPH08394Y2 JP1988070774U JP7077488U JPH08394Y2 JP H08394 Y2 JPH08394 Y2 JP H08394Y2 JP 1988070774 U JP1988070774 U JP 1988070774U JP 7077488 U JP7077488 U JP 7077488U JP H08394 Y2 JPH08394 Y2 JP H08394Y2
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yarn
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tulle
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博治 石津
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は女性用衣料(特にファンデーション)等に使
用されるエラスティック経編地に関し、生地の切断端や
縫製時のミシン針による切断箇所からエラスティック糸
が抜け出してしまうことによるエラスティック性消失の
恐れのない伸縮性に富んだ、しかも安定性のあるチュー
ル組織エラスティック経編地に関するものである。
(ロ)従来の技術 ファンデーション等のエラスティック性(伸縮性)を
必要とする経編地においてはエラスティック性を付与す
る手段としてポリウタレン糸、あるいはポリウタレン糸
にナイロン、ポリエステル糸等をカバーリングしたエラ
スティックカバード糸を使用する方法がとられている。
特に地組織が薄く亀甲状の鮮明な透孔(13)を有する
事を特徴とするチュール組織経編地(図1)にあって
は、その挿入糸(12)にポリウレタン糸を使用する事に
よりエラスティック性を得ていた。
この場合、エラスティック性を付与する手段として、
その編込糸(11)にポリウタレン糸を使用する事は、ポ
リウタレン糸の伸びが極めて大きく編成が困難な事、同
時にポリウレタン糸の外観がファツション性に劣る事、
更に染色性、耐汗性に劣る等の点で衣料用としては全く
使用に耐えないものであるし、又、編込糸(11)にエラ
スティック・カバード糸を使用する事は、編成時に伸び
きって編成されたエラスティック・カバード糸が編成
後、再び収縮し、カバー糸(22)のゆるみによるカバー
糸(22)の浮きあがり現象を生じ、チュール組織特有の
鮮明な亀甲状透孔(13)が得られず、このような構成の
チュール組織経編地は存在しなかった。
つまり、チュール組織エラスティック経編地において
は、編込糸(11)としてナイロン、ポリエステル糸を使
用して鮮明な亀甲状透孔(13)を有した薄地の地組織を
形成し、挿入糸(12)にポリウタレン糸を使用してエラ
スティック性を付与する事が唯一の手段であったのであ
る。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、このようなチュール組織エラスティック経編
地においてはエラスティック糸が単に挿入糸として挿入
されているだけ(ループを形成していない)であるから
着用時の繰り返される伸縮や、洗濯等により編地の切断
端や縫製時のミシン針等による切断箇所からエラスティ
ック糸のみが順次抜け出すエラスティック糸抜け現象が
生じ、編地のエラスティック性を消失してしまうという
大きな欠陥があった。又、編込糸(11)としてナイロ
ン、ポリエステル糸等の非エラスティック糸を使用して
いるので編地自体の伸縮が自在でないという欠陥をも有
していたのである。
本考案は以上の2点の大きな欠陥を解決すべくなされ
たものでエラスティック性消失の恐れがなく充分な伸縮
性を有し、しかも安定的でチュール組織特有の薄地で鮮
明な亀甲状透孔(13)を有する極めて繊細なチュール組
織エラスティック経編地を得る事を目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決すべく以下の如き構成の経編地を
考案した。
つまり、編込糸(11)と挿入糸(12)とからなるチュ
ール組織経編地(図1)において、40〜70デニール範囲
内の所要デニールを有するエラスティック糸を芯糸(2
1)とし、この芯糸(21)に20〜40デニール範囲内の所
要デニールを有するカバー糸(22)を、その芯糸(21)
とカバー糸(22)の撚り解除時の長さ比が1:3.0〜3.5の
範囲内、カバーリング撚り数が500〜1500T/mの範囲内の
両条件を満足し、しかも撚り解除時の長さ比数値A(3.
0≦A≦3.5)とカバーリング撚数T(500≦T≦1500)
との間に、 T=k(2000A−5500) …………0.9≦k≦1.1 の関係式が成立すべくカバーリングしてなるエラスティ
ック・カバード糸を編込糸(11)に使用し、同時に20〜
40デニール範囲内のデニールを有する非エラスティック
糸を挿入糸(12)に使用してなる事を特徴とするチュー
ル組織エラスティック経編地である。
これらを更に具体的に説明する。図1において、編地
のエラスティック性消失を解決するためにエラスティッ
ク・カバード糸を編込糸(11)に使用し、エラスティッ
ク・カバード糸が形成した夫々のループ(L1,L2……)
はエラスティック・カバード糸自信の収縮力により互い
に締めつけあい、しかも組織がチュール組織であるか
ら、1本の経糸(W1)は隣接する左右の経糸(W2),
(W3)に連結するので切断等の編地自体が順次ほどけて
しまう事はありえなくなる。
エラスティック・カバード糸(図2)の芯糸(21)の
太さ(デニール)は40〜70デニールの範囲が最適で、こ
れより細ければ伸縮力に欠け、これより太ければ編地は
その薄さと鮮明な亀甲状透孔を失う事になる。芯糸(2
1)としてはポリウタレン糸等が挙げられる。そしてカ
バー糸(22)の太さは20〜40デニールが最適である。こ
れ以上細いとエラスティック・カバード糸自体の強度が
得られず編地の強度を失う事となり、これ以上太い場合
は編地外観が悪くなる。
エラスティック・カバード糸の構成条件としては芯糸
(21)の長さ1に対してカバー糸(22)の長さを3.0〜
3.5の範囲内とし、そして500T/mから1500T/m範囲内の撚
り数でカバーリングを行う。上記の長さ比数値Aが3.0
から3.5へ順次増加するにつれて撚り数Tも500T/mから1
500T/mへと増加させ、AとTはT=2000A−5500の関係
式に従って変化させることが最適である。しかし±10%
の巾の増減は許容範囲である。つまり、 T=k(2000A−5500) …………0.9≦k≦1.1 の関係式が得られる。
上記諸条件にもとづいたエラスティック・カバード糸
によれば極めて編成性もよく編地の伸縮時の芯糸(21)
に対するカバー糸(22)の被覆効果、更に芯糸(21)と
カバー糸(22)の密着性が非常によいものとなり薄地で
鮮明な亀甲状透孔(13)を有するチュール組織エラステ
ィック経編地が得られるのである。そし20〜40デニール
範囲内の非エラスティック糸を挿入糸(12)として挿入
することにより編地に安定性が付与される。この時、挿
入糸(12)が細すぎると、しっかりとした編地が得られ
ず太すぎるとゴツゴツした風合になり繊細な編地が得ら
れない。20〜40デニールの挿入糸(12)が最適なのであ
る。又、挿入糸(12)は、図1の如く2ウエールにまた
がるものの他、図3に示す如く3ウエール、もしくはそ
れ以上にまたがって挿入されるものであってもかまわな
い。更に本編地上に別の柄糸により柄を形成しうる事も
極めて当然の事であるし、更に又、チュール組織は6コ
ースチュールに限るものではなく10コース、14コース等
の如く、コース数は任意である。
(ホ)実施例 本考案の、一実施例の糸使いは下記の通りである。
編込糸……エラスティック・カバード糸 芯糸………………スパンデックス 40d カバー糸…………ナイロン 30d 撚数………………………………1000T/m 解除長さ比……………………… 1:3.25 挿入糸……ナイロン 30d (ヘ)効果 本考案によればチュール組織において、その編込糸
(11)にエラスティック・カバード糸を使用したので全
方向に均等な伸縮性が得られファンデーション等の飾り
レースとして使用する場合、ファンデーションの本体生
地に追従した自在な伸縮性を発揮するのでファンデーシ
ョン自体の伸縮性に全く支障をきたさず、しかも非エラ
スティック糸の挿入により適度な安定性を得る事ができ
極めて安定的な伸縮性を有する編地を提供しうる事とな
った。又、素材、構成に独特の限定された範囲の組合せ
をとったので従来にない薄地で極めて鮮明な亀甲状透孔
(13)を有するチュール組織エラスティック経編地を得
る事ができ、単に飾りレース用のみならず本経編地のみ
で高級ファンデーションを製造する事が可能となった。
更にその使用箇所が曲面であっても、その薄さと自在な
伸縮性により極めてフィット性の高い経編地を提供しう
るところとなった。
以上の如く本考案による経編地は単にエラスティック
性の消失を解決したのみでなく、ファンデーション用経
編地の分野において画期的な分野を開拓しうるところと
なった。
【図面の簡単な説明】
図1は6コースチュール組織の実体図 11……編込糸、12……挿入糸、13……亀甲状透孔、L
(L1,L2……)……ループ(W1,W2……)……経糸 図2はエラスティック・カバード糸の実体図 21……芯糸、22……カバー糸 図3は挿入糸が3ウェールにまたがるチュール組織実体
図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】編込糸(11)と挿入糸(12)とからなるチ
    ュール組織経編地において、40〜70デニール範囲内の所
    要デニールを有するエラスティック糸を芯糸(21)と
    し、この芯糸(21)に20〜40デニール範囲内の所要デニ
    ールを有するカバー糸(22)を、その芯糸(21)とカバ
    ー糸(22)の撚り解除時の長さ比が1:3.0〜3.5の範囲
    内、カバーリング撚り数が500〜1500T/mの範囲内の両条
    件を満足し、しかも撚り解除時の長さ比数値A(3.0≦
    A≦3.5)とカバーリング撚数T(500≦T≦1500)との
    間に T=k(2000A−5500) …………0.9≦k≦1.1 の関係式が成立すべくカバーリングしてなるエラスティ
    ック・カバード糸を編込糸(11)に使用し、同時に20〜
    40デニール範囲内のデニールを有する非エラスティック
    糸を挿入糸(12)に使用してなる事を特徴とするチュー
    ル組織エラスティック経編地。
JP1988070774U 1988-05-27 1988-05-27 チュ−ル組織エラスティック経編地 Expired - Lifetime JPH08394Y2 (ja)

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JPH01173188U JPH01173188U (ja) 1989-12-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2595936B2 (ja) * 1986-03-15 1997-04-02 東洋紡績株式会社 異色染めされたレッグニット

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JPH01173188U (ja) 1989-12-08

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