JPH0839539A - ブレードの冷却装置 - Google Patents

ブレードの冷却装置

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JPH0839539A
JPH0839539A JP6196093A JP19609394A JPH0839539A JP H0839539 A JPH0839539 A JP H0839539A JP 6196093 A JP6196093 A JP 6196093A JP 19609394 A JP19609394 A JP 19609394A JP H0839539 A JPH0839539 A JP H0839539A
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water discharge
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレード、特にブレードを複数枚装着した際
における中間部のブレード、を冷却することを目的とす
る。 【構成】 ブレードを取付ける回転軸1に導水路2を設
け、この導水路2に回転軸の外側に開口した放水路3、
4を連設する。一方回転軸に取付けられたブレード5の
両側に配設されたブレード押え6、6a、7には前記放
水路3につながる注水路11を形成して冷却装置を構成
する。 【効果】 導水路2に供給された水は、放水路3、4、
注水路11を経てブレード表面に供給されるので、ブレ
ードを冷却することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート表面に
目地を切ったり溝を設けたり、あるいはコンクリート層
を切断する際に使用されるコンクリート用カッター、及
びその他の用途のカッターに適用される、ブレードの冷
却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートをブレードによって切削す
る際には、摩擦によりブレードが熱をもつので、冷却す
る必要がある。通常、ノズルをブレード両面の回転軸近
傍に臨ませ、ノズルから水をブレードに噴き付けるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、ブレードが1枚の場合にはノズルをブレードの両面
に臨ませることができ、ブレードの両面を冷却すること
ができる。しかしながら、切削により幅の広い目地や溝
を得ようとする場合には、ブレードを2枚以上装着して
使用する必要がある。この場合、両端のブレードの外側
面にはノズルを臨ませることができるが、ブレード同士
の間隔は狭いので、両端以外の面にはノズルを臨ませる
ことができない。そのために中央部のブレードを冷却す
ることができず、長時間の連続運転は控えなければなら
ないなどの問題点があった。中央部のブレードに水を噴
き付ける方法として、ブレードの外周からブレードの中
心部に向けて水を噴き付けることも考えられるが、ブレ
ードの回転により生じる遠心力のために水は外へ弾かれ
て、ブレード中心部へ至ることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ブレードを
取付ける回転軸に水を導入し、回転軸に導入された水を
溝や透孔を介してブレード方向へ吹出させることによ
り、複数枚のブレードに水を均一に噴き付けることがで
きるようにして、上記従来の課題を解決したものであ
る。
【0005】この発明の冷却装置は、ブレードが取付け
られた回転軸に軸方向の導水路を形成し、この導水路
に、前記回転軸の外側に開口した放水路を連設し、前記
ブレードの両側に配設されたブレード押えには、前記放
水路につながる注水路を形成し、この注水路はブレード
押えの外側に連通させて構成してある。前記放水路はブ
レードの取付ピッチに対応させて複数等間隔で形成する
(請求項2)他、軸方向に延びる長孔とすることもでき
る(請求項3)。そして、長孔とすればブレードの取付
ピッチは自由に選択することができる。前記ブレード押
えの注水路は、環状に形成された凹部としたり(請求項
4)、半径的に形成された溝としたりすることができる
(請求項5)また、この発明においてブレードの数は1
枚でも複数枚でもよい(請求項6)ブレード及びブレー
ド押えには位置合せ用の透孔を設け、位置合せピンを前
記各透孔に挿通するようにすると(請求項7)、回転軸
に開口した放水路とブレード押えの注水路との位置関係
を合せることが容易である。請求項8の発明は、コンク
リート切削機のブレード取付用回転軸において、該導水
路に、回転軸のブレード取付側には軸方向の導水路を形
成し、該導水路には前記回転軸の外側に開口した放水路
を連設したものであり、請求項1の発明の実施に使用す
る回転軸に関するものである。
【0006】
【作用】この発明によれば、ホースなどによって回転軸
の導水路に供給された水は放水路を経てブレード押えの
注水路へ至る。この注水路はブレード押えの外側へ連通
しているので、水はブレード押えの外側に噴き出し、ブ
レード面を濡らす。ここで、ブレードが複数枚取付けら
れている場合においても、ブレードとブレードとの間に
はスペーサとなるブレード押えが介在するのみであるか
ら、ノズルの設置のような場所は必要がない。したがっ
て、複数枚ブレードを取付けた状態においても、全ての
ブレード面に水を噴き付けることができる。
【0007】
【実施例】図2において、回転軸1の先端部には軸方向
の導水路2が形成してある。この導水路2の一端は前記
回転軸1の先端に開口しており、他端は回転軸1のブレ
ード取付部1aの端部に至っている。前記導水路2に
は、回転軸1の外側に開口した放水路3、4の基端が連
設してある。この放水路3、4は夫々等間隔で形成して
あり、放水路3と放水路4とは半ピッチずらした位置と
してある。また、各放水路3、4は導水路2から半径的
に延びており、放水路3と放水路4とは90度の位相を
なしている。上記放水路のピッチは複数枚のブレードの
取付けピッチに合せて設定する。
【0008】以上のように構成された回転軸1に5枚の
ブレード5が装着してある(図1)。これらブレードの
両端には基部ブレード押え6、端部ブレード押え6a
が、中間にはスペーサとなる中間部ブレード押え7が夫
々装着してあり、ブレード止ネジ8によって着脱自在に
固定されている。前記ブレード止ネジ8には前記回転軸
1の導水路2に連通する透孔8aが形成してあり、その
基部にはシールベアリング9を介して給水口10が取付
けてある。
【0009】前記基部ブレード押え6は図4、図5のよ
うに、ブレード当接面に溝として形成された注水路11
が2本、直径的に設けてあり、この注水路が前記放水路
3aに連通する位置となるように基部ブレード押え6が
回転軸1に取付けてある。他方の端部ブレード押え6a
は図6、図7のように、ブレード当接面に溝として形成
された注水路11が4本等間隔で放射状に設けてあり、
これら注水路のうち直径的に形成された2本の注水路が
前記放水路4cに連通する位置となるように、端部ブレ
ード押え6aが回転軸に取付けてある。中間部ブレード
押え7は図8、図9のように、片面に注水路11が4本
等間隔で放射状に設けてあり、回転軸1に取付けてあ
る。ここでも、これら注水路のうち直径的に形成された
2本の注水路が順次前記放水路3a、4b、3b、4c
に連通する位置となるように、中間ブレード押え7が回
転軸1に取付けてある。
【0010】前記各ブレード押え6、6a、7には位置
合せ用の孔12が形成してあり、位置合せピン13を挿
通して(ブレードにも透孔を設けておく)、各ブレード
押えの注水路11が自動的に回転軸1の放水路3、4と
対応位置となるようにしてある。
【0011】上記実施例において、一方の端部ブレード
押え6a及び中間部ブレード押え7には注水路11を4
本形成してあるので、90度の位相で形成された放水路
3、4の双方に対応することができる。したがって、ブ
レードの枚数が変化しても端部ブレード押え6aは同一
のものを使用することができ、また中間部ブレード押え
7はいずれの位置に装着するものも共通化できる。
【0012】図10は放水路3の別の実施例を示すもの
であって、回転軸1の軸方向に長孔を設けて放水路3と
したものである。このような構造とした場合には、ブレ
ード押えの注水路11と回転軸1の放水路3との軸方向
の位置合せが不要となるので、ブレードの取付け間隔を
自由に変更することができる。
【0013】図11、図12はブレード押えの注水路1
1の別の実施例を示すものである。便宜上中間部ブレー
ド押え7に適用した例を図示しているが、基部ブレード
押え、端部ブレード押えに適用することもできる。図1
1はブレード押えの中心部に環状の溝11aを設け、こ
の溝11aからブレードの外側に開口する溝11bを半
径的に設けたもの、図12はブレード押えの外縁部を除
き環状の薄肉部11cとし、外縁部に薄肉部11cから
外側に連通する透孔11dを設けたものである。このよ
うな構造とすると、ブレード押えの注水路11と回転軸
1の放水路3との回転方向の位置合せが不要となり、前
記位置合せ用の孔12と位置合せ用ピン13は不要であ
る。
【0014】この発明において、給水口10にホースを
連結して水を供給すると水は回転軸1の導水路2から放
水路3、4に至る。放水路3、4から放出された水は対
応するブレード押え6、6a、7の注水路11を経て注
水路の開口部から噴き出して各ブレードの両面中心部を
濡らす。ブレードの表面に供給された水は、ブレードの
回転により発生する遠心力によりブレード外周方向へ流
動するので、熱をもつブレード外周部が水で濡らされ、
該部を冷却することができる。
【0015】上記においてはブレードを複数取付けた場
合に付いて説明したが、ブレードが1枚の場合でもこの
装置を使用することができる。その場合、中間部ブレー
ド押えを装着しない点が上記実施例と異なるのみであ
る。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、ブレードを取付ける
回転軸に水を導入してブレード押えに形成した注水路か
らブレードに注水することができる。したがって、ブレ
ードを複数枚取付けた場合においても、全てのブレード
の表面に水を供給することができ、ブレードの発熱を抑
制できる。よって、この発明の装置を使用することによ
り、ブレードを複数枚取付けての切削作業においても、
ブレードが加熱するおそれなく、1枚ブレードの場合と
同様に長時間の連続作業も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明実施例の一部を切断した正面図であ
る。
【図2】 この発明実施例の回転軸の拡大側面図であ
る。
【図3】 同じく回転軸の断面図である。
【図4】 この発明実施例の基部ブレード押えの正面図
である。
【図5】 同じく基部ブレード押えの断面図である。
【図6】 この発明実施例の端部ブレード押えの正面図
である。
【図7】 同じく端部ブレード押えの断面図である。
【図8】 この発明実施例の中間部ブレード押えの正面
図である。
【図9】 同じく中間部ブレード押えの断面図である。
【図10】 この発明の放水路の別の実施例の側面図で
ある。
【図11】 この発明の注水路の別の実施例の斜視図で
ある。
【図12】 同じく注水路の更に別の実施例の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 回転軸 2 導水路 3 放水路 4 放水路 5 ブレード 6 基部ブレード押え 6a 端部ブレード押え 7 中間部ブレード押え 9 シールベアリング 10 給水口 11 注水路 12 位置合せ用孔 13 位置合せ用ピン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸にブレードが取付けられ、前記回
    転軸に、軸方向の導水路が形成され、該導水路に、前記
    回転軸の外側に開口した放水路が連設され、前記ブレー
    ドの両側に配設されたブレード押えには、前記放水路に
    つながる注水路が形成され、該注水路はブレード押えの
    外側に連通したブレードの冷却装置
  2. 【請求項2】 放水路は複数等間隔で形成された、請求
    項1記載のブレードの冷却装置
  3. 【請求項3】 放水路は軸方向に延びる長孔とした、請
    求項1記載のブレードの冷却装置
  4. 【請求項4】 ブレード押えの注水路は環状に形成され
    た凹部とした、請求項1記載のブレードの冷却装置
  5. 【請求項5】 ブレード押えの注水路は半径的に形成さ
    れた溝とした、請求項1記載のブレードの冷却装置
  6. 【請求項6】 ブレードは、ブレード押えを介して複数
    枚取付けられた、請求項1ないし5の何れかに記載のブ
    レードの冷却装置
  7. 【請求項7】 ブレード及びブレード押えには位置合せ
    用の透孔が設けられ、位置合せピンが前記各透孔に挿通
    された、請求項1ないし6の何れかに記載のブレード冷
    却装置
  8. 【請求項8】 コンクリート切削機のブレード取付用回
    転軸において、該導水路に、回転軸のブレード取付側に
    は軸方向の導水路が形成され、該導水路には前記回転軸
    の外側に開口した放水路が連設された、コンクリート切
    削機のブレード取付用回転軸
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