JPH0839829A - 記録ヘッド及び該記録ヘッドを有するインクジェット記録装置 - Google Patents
記録ヘッド及び該記録ヘッドを有するインクジェット記録装置Info
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Abstract
残量をより少なくするとともに、記録ヘッド中のインク
流路への気泡の侵入も検知することを目的とする。 【構成】 複数のインクを吐出する吐出部と該複数の吐
出部に連通する液室とを有する記録ヘッドが、前記液室
を構成する壁の一部にインクに接するように設けられた
導電膜と、該記録ヘッドが搭載されるインクジェット記
録装置に電気的に接続する電気的接続部とを有し、該導
電膜と前記インク収容部内に位置する電極との間の抵抗
を測定するために前記導電膜と該電気的接続部とが接続
されている。
Description
媒体に液滴を吐出し画像を形成する記録手段及び該記録
手段を有する装置に関し、特に、液滴を吐出するために
エネルギー発生体として発熱体を用いた記録ヘッド及び
該記録ヘッドを有するインクジェット記録装置に関す
る。
は、連続的に記録走査を行う途中でインク収容部内のイ
ンクが完全に消費され、記録信号に従ってインク吐出す
ることができなくなること(不吐出)を防止するため、
インク収容部内のインク残量を検出する機構を設けるこ
とが提案されていた。
示すように、記録用のインクを保持するインクタンク部
に、一定間隔に配置された2ケの電極間の抵抗値を読み
取る構成が一般的であった。これは、インクと空気の比
抵抗差により生ずる抵抗値変化を利用して、インクタン
ク内のインクの有無を検出するものであった。
するインクタンクであり、12はインクを吐出するため
に記録ヘッドである。この記録ヘッド12の内部には、
記録液滴を吐出するためのオリフィス、記録液滴を形成
するための発熱素子であるヒーター、そしてこのヒータ
ーが設けられた部分にインクを供給するためのインク流
路が複数設けられており、さらに、複数のインク流路に
インクを供給する共通液室が形成されている。
ク11内のインク残量検知のために抵抗値を計測する1
対の電極である。この電極は、インクジェット記録装置
に搭載された状態で、インクタンク内のインク収容部の
下方に設けられる。
抵抗値が、インクが内部に充分に有る場合は、電気が導
通する、すなわちインクの比抵抗が空気より低いため
に、低抵抗値となり、インクが電極が設けられた部分に
到達しない程度まで内部に存在しない場合は高抵抗値と
なる。この抵抗値の変化を検出することで、インクの残
量の有無が検知される。
ンク収容部内のインクは記録走査等に伴って揺動するた
め、誤動作なく電極間の抵抗値を測定するためには、あ
る程度の長さを有する電極ピンを最低一組インク収容部
内に設けねばならず、インク収容部の形状が制約されて
いた。
り、電気導通が可能な状態とならないように、インク収
容部壁に対して、また相互に所定距離離間している必要
がある。このため、インク収容部にインクが残留してい
る状態を検知することになり、この残留分のインクを消
費するためにパルスカウント等の処理がさらに必要とな
っていた。
ても、偶発的に前述した共通液室やインク流路近傍に気
泡等が発生し、インク流路を分断している可能性もあ
り、これによる不吐出の検知ができなかった。
ク収容部内のインク残量をより少なくするとともに、記
録ヘッド中のインク流路への気泡の侵入も検知すること
を目的とする。
達成するために、複数のインクを吐出する吐出部と該複
数の吐出部に連通する液室とを有する記録ヘッドにおい
て、前記液室を構成する壁の一部にインクに接するよう
に設けられた導電膜と、該記録ヘッドが搭載されるイン
クジェット記録装置に電気的に接続する電気的接続部と
を有し、該導電膜と前記インク収容部内に位置する電極
との間の抵抗を測定するために前記導電膜と該電気的接
続部とが接続されている構成を提案するものである。
が、前記吐出部にエネルギー発生素子を有しており、前
記壁が該エネルギー発生素子を設けた基板である構成も
提案するものである。
のインクを前記記録ヘッド内に導くために記録ヘッド側
に設けられたインク流路の端部に配された導電性のフィ
ルタである構成も提案するものである。さらに、前記導
電膜を、前記エネルギー発生素子上に設ける構成も提案
する。
該複数の吐出部に連通する液室とを有する記録ヘッド
と、該記録ヘッドに供給するためのインクを収容するイ
ンク収容部とを備えたインクジェット記録装置におい
て、前記記録ヘッドは、前記液室を構成する壁の一部に
インクに接するように設けられた導電膜と、記録に係わ
る信号を受ける第1の電気的接続部とを有しており、前
記第1の電気的接続部にに接続可能な第2の電気的接続
部と、前記インク収容部内部に露出した電極と、該電極
と前記導電膜との間の抵抗を測定する手段とを有する構
成も提案する。
トで信頼性の高い不吐出予測を実現するものである。
なお、各図において同一の符号を付したものは、同様の
機能を有する。
記録装置の一例を示す。図2において、1は記録ヘッド
ユニットであり、後述するインク収容部であるインクタ
ンク11とインクを吐出する記録ヘッド12とからな
る。
載するためのキャリッジであり、このキャリッジ2はガ
イド軸3に沿って走査し、被記録材上に画像を形成す
る。ここで、キャリッジ2の移動は、キャリッジモータ
4の回転によりタイミングベルト5を介して行われる。
テン6上の被記録材をフィードモータ7の駆動により所
定量だけ紙送りし、再び記録ヘッドユニット1を搭載し
たキャリッジを走査して記録を行う。
復系を備え、記録ヘッドユニットの吐出状態を良好に保
つことができる。これらの回復系は、キャリッジ2が回
復系側に移動した際にスライドレバー10と係合するこ
とにより、記録ヘッドユニット1の吐出部(不図示)に
密着させるなどの機能を果たすことになる。以下、上述
したインクジェット記録装置に用いられるインク残量検
知機構について詳述する。
ンク残量検知機構の第1の実施例として、記録ヘッドユ
ニットの基本形態の概略斜視図を示す。図3において、
11はインクを内部に保持するインク収容部としてのイ
ンクタンクであり、12はインクを吐出する記録手段と
しての記録ヘッドである。
のインク残量検知のために抵抗値を計測する電極の片方
をなす電極ピンである。この電極ピン13は、前述した
ようなインクジェット記録装置に搭載された状態で、イ
ンクタンク内のインク収容部の下方に内部に露出してイ
ンクと接することができるようにた設けられる。
出するための吐出口(オリフィス)と、このオリフィス
から記録液滴を形成し、飛翔させるためのエネルギ素子
を備えたインク流路とからなる吐出部が設けられてい
る。本実施例においては、エネルギ素子として発熱素子
(ヒーター)を用い、インクの状態変化の際に生じる圧
力エネルギーを用いてインクを吐出させている。
の吐出部にインクを供給するための共通液室が形成され
ている。
複数のヒーターが形成された基板(ヒーターボード)で
あり、このヒーターボード14のインクと接する表面の
一部には後述するように導電膜がインクと接するように
形成されている。このヒータボード14は前述した吐出
部のインク流路と共通液室の壁を構成することになる。
続部であるPrintWiredBoard(以下PW
Bという)であり、前述したヒーターボード14上に形
成された導電膜はPWB15上の特定パッドと電気的に
接続されている。これにより、電極ピン13とヒータボ
ード上の導電膜との間の抵抗値が測定可能となる。
明する。図4は記録ヘッド12の部分拡大断面図であ
る。図4において、20は前述したヒーターボード14
上に設けられた発熱素子とPWB15とを電気的に接続
するワイヤーボンデイング部である。22は記録液滴を
吐出するためのオリフイス17およびインク流路18を
複数形成するとともに、前記複数のインク流路18に共
通に連通する共通液室23とを形成するための天板であ
る。
11内部と記録ヘッド内の共通液室23とを連通させる
インク供給路19のインクタンク側端部にはフィルター
16が設けられている。ここで、インクタンク11から
天板22によって形成される吐出部までのインク経路
は、インク供給路19と共通液室23を通る図中の矢印
Aのようになる。
としての電極膜24が形成されており、この電極膜24
と前述した電極ピン13との間のインクを介した電気抵
抗を測定することになる。
ード14部の拡大斜視図である。図5において、24は
電極膜であり、ヒータボード14上にスパッタ法もしく
は蒸着法により形成されている。そして、21はこの電
極膜24とPWB15とを電気的に接続するためのワイ
ヤボンディング部である。従って、抵抗値の検出は電極
ピン13とワイヤボンディング部21に接続しているP
WBの特定パッドとの間を測定することにより行われ
る。
充填した状態でインクと接するように、前述した共通液
室を形成する壁に設けられていれば良いが、本実施例に
おいては吐出部内にも延在させ、この電極膜24を、複
数の液滴を形成するためのエネルギー発生体であるヒー
タ(発熱素子)上にまで設け、気泡の消滅時に生じる衝
撃(キャビテーション)により発熱素子が破壊されるこ
とを防止している。すなわち、耐キャビテーション膜と
しても機能するようにしている。
4は複数のヒータ上に櫛歯状に形成されるとともに、ヒ
ータボード14上に構成されるインク室内のインクと接
する領域に形成されている。なお、前記櫛歯状の電極膜
の無い部分には、前述したインクを吐出するためのイン
ク流路を形成するための天板22の壁が位置することに
なる。
量検知用電極としての機能と、耐キャビテーションの機
能とを兼ね備える構成とするためには、電極膜24の材
質としては、Taが最適である。しかし、耐キャビテー
ション膜とは別に電極膜24を形成する場合には、接す
るインクとの化学的変化が無い材料であれば良く、例え
ばTa以外にAu、Ag等の材質も使用できる。
PWB15を介してヒーターボード14上のインクと接
する面内の導電膜間の抵抗値を測定することで、最も気
泡の滞留しやすい共通液室近傍の抵抗値を測定すること
ができる。この共通液室内にインクが充分に有る場合は
インクの比抵抗が空気より低いことから低抵抗となり、
逆にインクが内部にない場合は高抵抗値となる。
ット記録装置に用いられた不図示の測定手段により抵抗
値の差を判別することで、インクを使いきる寸前、すな
わちインクのニアエンドを検知することができ、さらに
はヒーターボード14近傍に偶発的に発生する気泡の検
知までも行われることで不吐出予測を行なうことができ
る。
抗値変化を図6に示す。図6において、縦軸は電極間の
抵抗値R(単位Ω)であり、横軸はインクタンク内のイ
ンク消費量(g)である。インク消費量の増加に応じて
電極13、ヒーターボード14上の導電膜間の抵抗値R
は徐々に上昇し、インク供給路間に空気が混入し印字不
可能となる直前に、抵抗値Rは急増する。従って、所定
の抵抗値よりも大きくなる図中の矢印Bの時点を検出す
ることにより、インク不吐出の予測が行なわれることに
なる。
の実施例を示すもので、インク収容部と記録手段とを有
する記録ヘッドユニットの概略斜視図である。図7にお
いて、25は、4色のインクを内部に保持するように4
つのインク収容部を有するインクタンクであり、図の左
よりY,M,C,BK色のインクが配置されている。そ
して、26は前述した複数色の記録液滴を吐出する記録
ヘッドである。
の収容部には、それぞれ独立した電極端子27が設けら
れている。この電極端子27が、前述した第1実施例と
同様に、インク残量検知のための抵抗値を計測する各色
用の片方の電極となる。
図5と同様にヒーターボード上に各色共用の一枚の導電
膜が形成されており、PWB28上の特定の一つのパッ
ドと電気的に接続されている。
して記録ヘッド26内の各色共用の1枚の導電膜と各色
の電極27間の抵抗値を個別に測定することで、各色の
インクニアエンド検知、またはインク流路内のインク状
態異常検知を行なうことができる。また、各色のインク
残量検知用の電極を一つの導電膜で兼用することによ
り、どれか一色でもインク残量が少なくなると検出され
るので、簡単な構成で色表現を確実なものとできる。
施例としてのインク残量検知装置を示す。図8におい
て、11はインクを内部に保持するインクタンク、12
は記録液滴を吐出する記録ヘッド、14は複数のヒータ
ー(発熱素子)が形成されたヒーターボードであり、イ
ンクと接する面には図5に示した前述の実施例と同様に
導電膜が形成されている。
2間のインク供給路間に設けられた、ゴミ除去用のフィ
ルターであり、このフィルターは、SUS等の導電性材
料により形成されている。
部分の拡大断面図である。本実施例においては、前述の
実施例とは異なり電極ピンを設けることなく、導電性の
フィルタ16とPWB15上の特定のパッドとを電気的
に接続する構成としている。ここで、フィルタ16とP
WB15との電気的接続は、導電部材29によりなされ
る。
は記録液滴を吐出するためのオリフイス17およびイン
ク流路18を複数形成するとともに、前記複数のインク
流路18に共通に連通する共通液室23とを形成するた
めの天板である。そして、ヒーターボード14上には導
電膜としての電極膜24が形成されており、この電極膜
24はワイヤボンディング部21により特定のPWB1
5のパッドに接続されている。
フイルター16間のインクを介した電気抵抗は、PWB
15内の端子間で計測可能な構成となっている。このた
め、容易に記録装置側に接続可能である。
2箇所のパッド間の抵抗値を測定することで、フィルタ
ー16とヒーターボード14上の導電膜間の抵抗値が計
測され、インクのニアエンド検知又はインク状態異常検
知を行なうことができる。
ド上の導電膜は、複数のヒーター上のインクと接する面
に形成されている耐キャビテーション膜を用いることで
代用することも可能である。
電膜24によるインク残量検知の構成を前述した第2実
施例に示したカラー記録用インクジェット記録ユニット
に用いることにより、構成的に簡素なインク残量検知機
構を実現することができる。
とにより、インク収容部内のインク残量検知をより正確
に検知するとともに、記録ヘッド内のインク状態異常検
知を行なうことができる。そして、特にカラー記録へッ
ドユニットにおいて、低コスト化、加えて、信頼性の高
いインク不吐出予測を行なうことが可能となった。
一例を示す概略斜視図。
図。
図。
示すグラフ。
図。
Claims (10)
- 【請求項1】 複数のインクを吐出する吐出部と該複数
の吐出部に連通する液室とを有する記録ヘッドにおい
て、 前記液室を構成する壁の一部にインクに接するように設
けられた導電膜と、 該記録ヘッドが搭載されるインクジェット記録装置に電
気的に接続する電気的接続部とを有し、 該導電膜と前記インク収容部内に位置する電極との間の
抵抗を測定するために前記導電膜と該電気的接続部とが
接続されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記記録ヘッドは、前記吐出部にエネル
ギー発生素子を有しており、前記壁は該エネルギー発生
素子を設けた基板であることを特徴とする請求項1に記
載の記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記導電膜は、前記エネルギー発生素子
上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の
記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記電極は、前記インク収容部内のイン
クを前記記録ヘッド内に導くために記録ヘッド側に設け
られたインク流路の端部に配された導電性のフィルタで
あることを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッド。 - 【請求項5】 前記フィルタは前記電気的接続部に接続
していることを特徴とする請求項4に記載の記録ヘッ
ド。 - 【請求項6】 複数のインクを吐出する吐出部と該複数
の吐出部に連通する液室とを有する記録ヘッドと、該記
録ヘッドに供給するためのインクを収容するインク収容
部とを備えたインクジェット記録装置において、 前記記録ヘッドは、前記液室を構成する壁の一部にイン
クに接するように設けられた導電膜と、記録に係わる信
号を受ける第1の電気的接続部とを有しており、 前記第1の電気的接続部にに接続可能な第2の電気的接
続部と、 前記インク収容部内部に露出した電極と、 該電極と前記導電膜との間の抵抗を測定する手段とを有
することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは、前記吐出部にエネル
ギー発生素子を有しており、前記壁は該エネルギー発生
素子を設けた基板であることを特徴とする請求項6に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 前記導電膜は、前記エネルギー発生素子
上に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記電極は、前記インク収容部内のイン
クを前記記録ヘッド内に導くために記録ヘッド側に設け
られたインク流路の端部に配された導電性のフィルタで
あることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット
記録装置。 - 【請求項10】 前記フィルタは前記電気的接続部に接
続していることを特徴とする請求項9に記載のインクジ
ェット記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP11064595A JP3184737B2 (ja) | 1994-05-27 | 1995-05-09 | 記録ヘッド、記録ヘッドユニット、インクタンク及び該記録ヘッドを有するインクジェット記録装置 |
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Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-115127 | 1994-05-27 | ||
| JP11512794 | 1994-05-27 | ||
| JP11064595A JP3184737B2 (ja) | 1994-05-27 | 1995-05-09 | 記録ヘッド、記録ヘッドユニット、インクタンク及び該記録ヘッドを有するインクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0839829A true JPH0839829A (ja) | 1996-02-13 |
| JP3184737B2 JP3184737B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=26450230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11064595A Expired - Fee Related JP3184737B2 (ja) | 1994-05-27 | 1995-05-09 | 記録ヘッド、記録ヘッドユニット、インクタンク及び該記録ヘッドを有するインクジェット記録装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6010201A (ja) |
| EP (1) | EP0684135B1 (ja) |
| JP (1) | JP3184737B2 (ja) |
| DE (1) | DE69526535T2 (ja) |
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