JPH0839985A - 筆記具の中芯保持構造 - Google Patents
筆記具の中芯保持構造Info
- Publication number
- JPH0839985A JPH0839985A JP6197981A JP19798194A JPH0839985A JP H0839985 A JPH0839985 A JP H0839985A JP 6197981 A JP6197981 A JP 6197981A JP 19798194 A JP19798194 A JP 19798194A JP H0839985 A JPH0839985 A JP H0839985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- ink
- cushioning material
- writing instrument
- holding structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 73
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 5
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 4
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 80
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 210000000416 exudates and transudate Anatomy 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000011359 shock absorbing material Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インキを充填した中芯を筒状のホルダー内に
装入した筆記具に採用する構成であって、当該筆記具の
中芯保持構造を提案するものであり、誤って筆記具を落
下しても、インキがペン先から流れ出ないようにする。 【構成】 筒状のホルダー10内に装入された中芯30
のペン先20側に、リング状の緩衝材60を配置する。
緩衝材60は、独立気泡であっても連続気泡であっても
よい。筆記具を落下した際には、落下の衝撃を緩衝材6
0で吸収し、インキの漏れを防止する。
装入した筆記具に採用する構成であって、当該筆記具の
中芯保持構造を提案するものであり、誤って筆記具を落
下しても、インキがペン先から流れ出ないようにする。 【構成】 筒状のホルダー10内に装入された中芯30
のペン先20側に、リング状の緩衝材60を配置する。
緩衝材60は、独立気泡であっても連続気泡であっても
よい。筆記具を落下した際には、落下の衝撃を緩衝材6
0で吸収し、インキの漏れを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インキを充填した中芯
を筒状のホルダー内に装入した筆記具の中芯保持構造に
関し、詳しくは、ペン先を下にして筆記具が落下して
も、インキがペン先から流れ出ないようにした筆記具の
中芯保持構造に関するものである。
を筒状のホルダー内に装入した筆記具の中芯保持構造に
関し、詳しくは、ペン先を下にして筆記具が落下して
も、インキがペン先から流れ出ないようにした筆記具の
中芯保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェルトペンのような筆記具は、図2に
示すように、筒状のホルダー10の狭窄された先端部1
1にペン先20が装着され、ホルダー10の中間部にイ
ンキを充填した中芯30が装入されている。例えば図2
の構成では、ホルダー10の先端部11の内側には、図
3(a)の様なリブ40が設けられており、中芯30
は、当該リブ40とホルダー10の後端部に嵌入された
尾栓50とによって保持される。
示すように、筒状のホルダー10の狭窄された先端部1
1にペン先20が装着され、ホルダー10の中間部にイ
ンキを充填した中芯30が装入されている。例えば図2
の構成では、ホルダー10の先端部11の内側には、図
3(a)の様なリブ40が設けられており、中芯30
は、当該リブ40とホルダー10の後端部に嵌入された
尾栓50とによって保持される。
【0003】またホルダー10の筒状部分にも、図3
(b)の様にリブ41が設けられており、リブ41の隙
間によって中芯30とホルダー10の内面との間に空気
孔1が形成される。さらに中芯30とペン先20とはイ
ンキ誘導芯23によって接続され、中芯30に充填され
ているインキは、インキ誘導芯23を透過してペン先2
0から滲出する。インキ誘導芯23と先栓40との間に
は空間2が作られる。
(b)の様にリブ41が設けられており、リブ41の隙
間によって中芯30とホルダー10の内面との間に空気
孔1が形成される。さらに中芯30とペン先20とはイ
ンキ誘導芯23によって接続され、中芯30に充填され
ているインキは、インキ誘導芯23を透過してペン先2
0から滲出する。インキ誘導芯23と先栓40との間に
は空間2が作られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】中芯30内に充填され
たインキは、インキ誘導芯23を経由して、ペン先20
から滲出する。したがって、インキがペン先20から滲
出するように、インキ誘導芯23の基端部が適宜量、中
芯30内に埋入され、インキ誘導芯23が中芯30内の
インキを吸い込むようにしている。
たインキは、インキ誘導芯23を経由して、ペン先20
から滲出する。したがって、インキがペン先20から滲
出するように、インキ誘導芯23の基端部が適宜量、中
芯30内に埋入され、インキ誘導芯23が中芯30内の
インキを吸い込むようにしている。
【0005】しかし従来技術の筆記具を誤ってペン先2
0側を下にして落下すると、ペン先20からインキが飛
び散るといった不具合があった。すなわち、筆記具が落
下した際の衝撃によって、中芯30内に充填されたイン
キがペン先20側へ噴き出てしまい、インキがペン先2
0とホルダー10の隙間から直接外部に漏れてしまうこ
とがあった。また直接外部に漏れない場合であっても噴
き出たインキはインキ誘導芯23の回りの空間2内に溜
められ、インキ誘導芯23にインキが過剰に吸い込まれ
る。そのため筆記の際に多量のインキがペン先20から
流れ出す結果となり、文字がにじむ等の不具合が生じ
る。また落下の際の衝撃によって、中芯30の繊維部分
がずれるといった不具合もあった。
0側を下にして落下すると、ペン先20からインキが飛
び散るといった不具合があった。すなわち、筆記具が落
下した際の衝撃によって、中芯30内に充填されたイン
キがペン先20側へ噴き出てしまい、インキがペン先2
0とホルダー10の隙間から直接外部に漏れてしまうこ
とがあった。また直接外部に漏れない場合であっても噴
き出たインキはインキ誘導芯23の回りの空間2内に溜
められ、インキ誘導芯23にインキが過剰に吸い込まれ
る。そのため筆記の際に多量のインキがペン先20から
流れ出す結果となり、文字がにじむ等の不具合が生じ
る。また落下の際の衝撃によって、中芯30の繊維部分
がずれるといった不具合もあった。
【0006】さらに中芯30は、繊維束等を適当に寸法
切りして製造されるが、繊維束の結束力のばらつきや、
切断の際の保持の困難さから、製造される中芯の長さに
はばらつきが大きい。これに対して従来技術の筆記具で
は、中芯30は、尾栓50とリブ40の間で保持されて
いたので、保持空間に融通性が無かった。そのため例え
ば中芯30が標準よりも長い場合は、中芯30が圧縮力
を受け、内部のインキが漏れてしまう問題があった。ま
た逆に中芯30が標準品よりも短い場合は、前述の様な
落下等の衝撃を受けた際に中芯30が移動してリブ40
に衝突するため、おびただしい量のインキが噴き出して
しまう問題があった。
切りして製造されるが、繊維束の結束力のばらつきや、
切断の際の保持の困難さから、製造される中芯の長さに
はばらつきが大きい。これに対して従来技術の筆記具で
は、中芯30は、尾栓50とリブ40の間で保持されて
いたので、保持空間に融通性が無かった。そのため例え
ば中芯30が標準よりも長い場合は、中芯30が圧縮力
を受け、内部のインキが漏れてしまう問題があった。ま
た逆に中芯30が標準品よりも短い場合は、前述の様な
落下等の衝撃を受けた際に中芯30が移動してリブ40
に衝突するため、おびただしい量のインキが噴き出して
しまう問題があった。
【0007】そこで本発明は、筆記具がペン先側を下に
して落下しても、インキがペン先から多量に流れ出る等
の不具合がないようにした筆記具の保持構造を提供する
ことを目的とする。
して落下しても、インキがペン先から多量に流れ出る等
の不具合がないようにした筆記具の保持構造を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の手段は、ペン先を装着した筒状のホルダー内
に、インキを充填した中芯を装入する筆記具の中芯保持
構造において、ホルダー内に装入された中芯のペン先側
に、リング状の緩衝材を配置したことを特徴とする筆記
具の中芯保持構造である。
の第1の手段は、ペン先を装着した筒状のホルダー内
に、インキを充填した中芯を装入する筆記具の中芯保持
構造において、ホルダー内に装入された中芯のペン先側
に、リング状の緩衝材を配置したことを特徴とする筆記
具の中芯保持構造である。
【0009】上記目的を達成するための第2の手段は、
上記第1の手段に記載の緩衝材を発泡体で形成したこと
を特徴とする筆記具の中芯保持構造である。
上記第1の手段に記載の緩衝材を発泡体で形成したこと
を特徴とする筆記具の中芯保持構造である。
【0010】上記目的を達成するための第3の手段は、
上記第1または第2の手段に記載の緩衝材を液体吸収能
力を備え且つその毛管力が中芯よりも弱い材質で形成し
たことを特徴とする筆記具の中芯保持構造である。
上記第1または第2の手段に記載の緩衝材を液体吸収能
力を備え且つその毛管力が中芯よりも弱い材質で形成し
たことを特徴とする筆記具の中芯保持構造である。
【0011】上記目的を達成するための第4の手段は、
上記第1または第2の手段に記載の緩衝材を連続気泡で
あって中芯よりも軟らかく、長さ方向に収縮する材質で
形成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構造であ
る。
上記第1または第2の手段に記載の緩衝材を連続気泡で
あって中芯よりも軟らかく、長さ方向に収縮する材質で
形成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構造であ
る。
【0012】上記目的を達成するための第4の手段は、
上記第1または第2の手段に記載の緩衝材を連続気泡で
あって中芯よりも軟らかく、径方向に収縮する材質で形
成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構造である。
上記第1または第2の手段に記載の緩衝材を連続気泡で
あって中芯よりも軟らかく、径方向に収縮する材質で形
成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構造である。
【0013】
【作用】上記第1あるいは第2の手段によれば、筆記具
が落下しても、緩衝材等がクッションとなって中芯の受
ける衝撃は吸収される。そのため本手段によると中芯か
らインキが噴き出にくくなる。
が落下しても、緩衝材等がクッションとなって中芯の受
ける衝撃は吸収される。そのため本手段によると中芯か
らインキが噴き出にくくなる。
【0014】上記第3の手段によれば、緩衝材は液体吸
収能力を備えるので、中芯からペン先側のホルダー内に
噴き出たインキは、一旦緩衝材等に吸収される。そして
本発明では、緩衝材の毛管力が中芯よりも弱いので、時
間の経過に伴って緩衝材に吸収されたインキが中芯側に
戻る。
収能力を備えるので、中芯からペン先側のホルダー内に
噴き出たインキは、一旦緩衝材等に吸収される。そして
本発明では、緩衝材の毛管力が中芯よりも弱いので、時
間の経過に伴って緩衝材に吸収されたインキが中芯側に
戻る。
【0015】上記第4の手段によれば、筆記具が落下し
たときに、緩衝材が長さ方向に収縮する。そして中芯か
らペン先側のホルダー内に噴き出たインキは、収縮した
緩衝材が、元の状態に戻る際に緩衝材に吸収される。
たときに、緩衝材が長さ方向に収縮する。そして中芯か
らペン先側のホルダー内に噴き出たインキは、収縮した
緩衝材が、元の状態に戻る際に緩衝材に吸収される。
【0016】上記第5の手段によれば、筆記具が落下し
たときに、緩衝材の内径が径方向に収縮する。すなわち
緩衝材は中芯前方の空間内に広がる。そのため中芯から
ペン先側のホルダー内に噴き出たインキは直ちに緩衝材
に吸収される。
たときに、緩衝材の内径が径方向に収縮する。すなわち
緩衝材は中芯前方の空間内に広がる。そのため中芯から
ペン先側のホルダー内に噴き出たインキは直ちに緩衝材
に吸収される。
【0017】
【実施例】本発明に係る実施例を、図1を参照して説明
する。図1は、本発明に係る実施例を示す断面図であ
る。なお、従来と同一部分は同一符号を付して、その説
明を省略する。
する。図1は、本発明に係る実施例を示す断面図であ
る。なお、従来と同一部分は同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0018】本発明に係る筆記具の中芯保持構造は、筒
状のホルダー10内に装入された中芯30のペン先20
側にリング状の緩衝材60を配置したことを特徴とする
ものである。より具体的には、緩衝材60は、図1の様
に中芯30とリブ40の間に配され、中芯30の位置
は、緩衝材60は尾栓50によって規制されている。そ
のため本実施例の筆記具に落とすといった衝撃を与えて
も、その衝撃は緩衝材によって吸収される。従って中芯
30に負荷される衝撃は軽減され、中芯30からのイン
キの吹き出しは少ない。
状のホルダー10内に装入された中芯30のペン先20
側にリング状の緩衝材60を配置したことを特徴とする
ものである。より具体的には、緩衝材60は、図1の様
に中芯30とリブ40の間に配され、中芯30の位置
は、緩衝材60は尾栓50によって規制されている。そ
のため本実施例の筆記具に落とすといった衝撃を与えて
も、その衝撃は緩衝材によって吸収される。従って中芯
30に負荷される衝撃は軽減され、中芯30からのイン
キの吹き出しは少ない。
【0019】緩衝材60の素材については任意である
が、インキの物理化学的性質や充填するインキ量、ある
いは中芯30の寸法ばらつきに応じて、緩衝材60を単
に衝撃吸収機能だけを持たせることが好ましい場合と、
衝撃吸収機能に加えてインキ吸収機能を持たせることが
好ましい場合がある。場合を分けて説明すると、中芯3
0からのインキ噴出を極力避けたい場合は、緩衝材60
を独立気泡の発泡体を採用することが望ましい。
が、インキの物理化学的性質や充填するインキ量、ある
いは中芯30の寸法ばらつきに応じて、緩衝材60を単
に衝撃吸収機能だけを持たせることが好ましい場合と、
衝撃吸収機能に加えてインキ吸収機能を持たせることが
好ましい場合がある。場合を分けて説明すると、中芯3
0からのインキ噴出を極力避けたい場合は、緩衝材60
を独立気泡の発泡体を採用することが望ましい。
【0020】また一方緩衝材60の機能として衝撃吸収
機能に加えてインキ吸収機能を持たせることが好ましい
場合では、緩衝材60は液体吸収能力の有る発泡体を採
用することが望ましい。より具体的には緩衝材60に
は、連続気泡の多孔質材であり、毛管力等によってイン
キを吸収しうるものが望ましい。ただしこのような作用
を期待する緩衝材でも、さらに用途によって3つの態様
が考えられる。
機能に加えてインキ吸収機能を持たせることが好ましい
場合では、緩衝材60は液体吸収能力の有る発泡体を採
用することが望ましい。より具体的には緩衝材60に
は、連続気泡の多孔質材であり、毛管力等によってイン
キを吸収しうるものが望ましい。ただしこのような作用
を期待する緩衝材でも、さらに用途によって3つの態様
が考えられる。
【0021】第1の態様の緩衝材60は、液体吸収能力
を備え且つその毛管力が中芯30よりも弱い材質で形成
したものである。本実施例で採用する緩衝材60では、
緩衝材60の毛管力は中芯30よりも弱いので、通常使
用の場合では中芯30に充填されたインキが緩衝材60
に吸収されることはない。したがって中芯30内のイン
キは無駄なく利用することができる。また一方ペン先2
0側を下にして筆記具が落下した場合を想定すると、緩
衝材60がクッションとなるので、インキが中芯30か
らあまり噴き出さないが、わずかに噴き出したインキは
空間2内に溜められ、そのインキは毛管力によって緩衝
材60に吸収される。そして緩衝材60に吸収されたイ
ンキは、時間の経過とともに徐々に中芯30に吸収され
ていき、中芯30から噴き出たインキがインキ誘導芯2
3からペン先20へ多量に漏れ出ることはない。
を備え且つその毛管力が中芯30よりも弱い材質で形成
したものである。本実施例で採用する緩衝材60では、
緩衝材60の毛管力は中芯30よりも弱いので、通常使
用の場合では中芯30に充填されたインキが緩衝材60
に吸収されることはない。したがって中芯30内のイン
キは無駄なく利用することができる。また一方ペン先2
0側を下にして筆記具が落下した場合を想定すると、緩
衝材60がクッションとなるので、インキが中芯30か
らあまり噴き出さないが、わずかに噴き出したインキは
空間2内に溜められ、そのインキは毛管力によって緩衝
材60に吸収される。そして緩衝材60に吸収されたイ
ンキは、時間の経過とともに徐々に中芯30に吸収され
ていき、中芯30から噴き出たインキがインキ誘導芯2
3からペン先20へ多量に漏れ出ることはない。
【0022】第2の態様の緩衝材60は、例えば中芯3
0よりも軟らかく、長さ方向に収縮し易い材質で形成す
る。また、緩衝材60の気孔率は中芯30よりも大きく
し、中芯30に充填されたインキが緩衝材60に吸収さ
れないようにする。筆記具がペン先20側を下にして落
下したとき中芯30からは多少のインキが噴き出す。こ
のとき緩衝材60は衝撃によって圧縮され長さ方向に収
縮する。そして緩衝材60が再び元の状態に戻る際に、
緩衝材60が中芯30から空間2内に噴き出たインキを
吸収する。緩衝材60に上記の作用を期待する場合に
は、発泡倍率が大きな素材の方が、多量のインキを吸収
できるため好都合である。緩衝材60に吸収されたイン
キは毛管力の差によって徐々に中芯30に吸収されるこ
とが望ましい。
0よりも軟らかく、長さ方向に収縮し易い材質で形成す
る。また、緩衝材60の気孔率は中芯30よりも大きく
し、中芯30に充填されたインキが緩衝材60に吸収さ
れないようにする。筆記具がペン先20側を下にして落
下したとき中芯30からは多少のインキが噴き出す。こ
のとき緩衝材60は衝撃によって圧縮され長さ方向に収
縮する。そして緩衝材60が再び元の状態に戻る際に、
緩衝材60が中芯30から空間2内に噴き出たインキを
吸収する。緩衝材60に上記の作用を期待する場合に
は、発泡倍率が大きな素材の方が、多量のインキを吸収
できるため好都合である。緩衝材60に吸収されたイン
キは毛管力の差によって徐々に中芯30に吸収されるこ
とが望ましい。
【0023】第3の態様の緩衝材60は、例えば中芯3
0よりも軟らかく、さらに縦方向の変化に対して横方向
の変化量が大きい素材を採用する。すなわち衝撃を受
け、中芯30に押されて圧縮された際に、内径が径方向
に収縮し易い材質で緩衝材60を形成する。この場合で
も緩衝材60の毛管力は中芯30よりも小さい方が望ま
しく、中芯30に充填されたインキが緩衝材60に充填
されないように配慮することが推奨るれる。本実施例の
筆記具では、ペン先20側を下にして落下したときに、
衝撃によって緩衝材60の内径が収縮してインキ誘導芯
23に接近し、円盤状に広がる。すなわち緩衝材60の
中間の孔が縮まって空間2を狭める。そのため中芯30
から空間2内に噴き出たインキは直ちに緩衝材60に吸
収される。緩衝材60に吸収されたインキは、時間の経
過とともに緩衝材60から中芯30に再度吸収される。
0よりも軟らかく、さらに縦方向の変化に対して横方向
の変化量が大きい素材を採用する。すなわち衝撃を受
け、中芯30に押されて圧縮された際に、内径が径方向
に収縮し易い材質で緩衝材60を形成する。この場合で
も緩衝材60の毛管力は中芯30よりも小さい方が望ま
しく、中芯30に充填されたインキが緩衝材60に充填
されないように配慮することが推奨るれる。本実施例の
筆記具では、ペン先20側を下にして落下したときに、
衝撃によって緩衝材60の内径が収縮してインキ誘導芯
23に接近し、円盤状に広がる。すなわち緩衝材60の
中間の孔が縮まって空間2を狭める。そのため中芯30
から空間2内に噴き出たインキは直ちに緩衝材60に吸
収される。緩衝材60に吸収されたインキは、時間の経
過とともに緩衝材60から中芯30に再度吸収される。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、緩衝材を中芯のペン先
側に装着したことにより、筆記具がペン先側から落下し
たときであっても、中芯内からのインキの噴き出しが少
ない。そのため本発明の筆記具は、落下した際に周囲を
汚すことが少ない効果がある。また本発明によれば、中
芯の寸法ばらつきを緩衝材によって吸収することができ
る効果がある。
側に装着したことにより、筆記具がペン先側から落下し
たときであっても、中芯内からのインキの噴き出しが少
ない。そのため本発明の筆記具は、落下した際に周囲を
汚すことが少ない効果がある。また本発明によれば、中
芯の寸法ばらつきを緩衝材によって吸収することができ
る効果がある。
【0025】さらに請求項3乃至5に記載の発明では、
ペン先側のホルダー内に噴き出たインキが緩衝材に吸収
されるため、インキがペン先からボタ落ちするといった
不具合が解消され、使い勝手のよい筆記具を提供するこ
とができる。
ペン先側のホルダー内に噴き出たインキが緩衝材に吸収
されるため、インキがペン先からボタ落ちするといった
不具合が解消され、使い勝手のよい筆記具を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る筆記具の中芯保持構造の断面図で
ある。
ある。
【図2】従来の筆記具の中芯保持構造の断面図である。
【図3】図2の断面図であって、(a)は図2のA−A
断面図であり、(b)は図2のB−B断面図である。
断面図であり、(b)は図2のB−B断面図である。
10 ホルダー 20 ペン先 30 中芯 60 緩衝材
Claims (5)
- 【請求項1】 ペン先を装着した筒状のホルダー内に、
インキを充填した中芯を装入する筆記具の中芯保持構造
において、ホルダー内に装入された中芯のペン先側に、
リング状の緩衝材を配置したことを特徴とする筆記具の
中芯保持構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の緩衝材を発泡体で形成
したことを特徴とする筆記具の中芯保持構造。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の緩衝材を、液
体吸収能力を備え且つその毛管力が中芯よりも弱い材質
で形成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構造。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の緩衝材を、連
続気泡であって中芯よりも軟らかく、長さ方向に収縮す
る材質で形成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構
造。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の緩衝材を、連
続気泡であって中芯よりも軟らかく、径方向に収縮する
材質で形成したことを特徴とする筆記具の中芯保持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197981A JPH0839985A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 筆記具の中芯保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197981A JPH0839985A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 筆記具の中芯保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0839985A true JPH0839985A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16383534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6197981A Pending JPH0839985A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 筆記具の中芯保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0839985A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019025891A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 株式会社サクラクレパス | 塗布具 |
| CN113825426A (zh) * | 2019-05-30 | 2021-12-21 | 株式会社吴竹 | 笔 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6197981A patent/JPH0839985A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019025891A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 株式会社サクラクレパス | 塗布具 |
| CN113825426A (zh) * | 2019-05-30 | 2021-12-21 | 株式会社吴竹 | 笔 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3909775B2 (ja) | 液体供給装置 | |
| CA2246422A1 (en) | Direct liquid supply writing implement | |
| JP5933792B1 (ja) | 塗布具 | |
| US7578631B2 (en) | Direct-fluid-supply writing implement | |
| JP2001219693A (ja) | 両頭式直液筆記具 | |
| JPH0839985A (ja) | 筆記具の中芯保持構造 | |
| CN101374678A (zh) | 包括用于储存室通气的设备的书写工具 | |
| JP7638630B2 (ja) | 筆記具 | |
| JP3875556B2 (ja) | フリーインクのマーキング用具、当該用具のためのインク及び空気の給送装置並びに当該用具における周囲の温度又は気圧変化の補正方法 | |
| US4430014A (en) | Ball point pen writing instrument | |
| JP2025071213A (ja) | 筆記具 | |
| JP2024055129A (ja) | 筆記具用中綿 | |
| JPH11138085A (ja) | 塗布具 | |
| JP2012245749A (ja) | 筆記具 | |
| WO2001043986A1 (en) | Collector type writing implement | |
| CN211280386U (zh) | 一种液态墨水书写笔 | |
| JP2004122604A (ja) | インク逆流防止栓 | |
| US6168336B1 (en) | Ballpoint pen for ink | |
| JP4340054B2 (ja) | 液体容器 | |
| WO2003018328A1 (fr) | Article pour l'ecriture | |
| KR200184055Y1 (ko) | 거꾸로도 잘 써지는 필기구 | |
| JP2000043471A (ja) | 筆記具及び顔料インク吸蔵体 | |
| JPH058155Y2 (ja) | ||
| JP2014128891A (ja) | 塗布具 | |
| JP2009269251A (ja) | 筆記具の筆先構造 |