JPH0840168A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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- JPH0840168A JPH0840168A JP6175793A JP17579394A JPH0840168A JP H0840168 A JPH0840168 A JP H0840168A JP 6175793 A JP6175793 A JP 6175793A JP 17579394 A JP17579394 A JP 17579394A JP H0840168 A JPH0840168 A JP H0840168A
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- Japan
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- airbag
- plate portion
- mounting plate
- reinforcing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバー16の取付板部18を特に厚くしなく
ても、エアバッグの膨張時に上記取付板部18が裂断す
る事を防止する。 【構成】 カバー16の覆い部17と取付板部18との
間には補強リブ19、19が存在する。この取付板部1
8をハウジング1の支持板部3と補強板21aとの間で
挟持し、上記カバー16をハウジング1に固定する。補
強板21aに切り込み33、33を形成している。そし
て、隣り合う切り込み33、33の間の突出抑え板部3
4、34により、上記取付板部18の基半部で補強リブ
19、19の間部分を抑え付ける。
ても、エアバッグの膨張時に上記取付板部18が裂断す
る事を防止する。 【構成】 カバー16の覆い部17と取付板部18との
間には補強リブ19、19が存在する。この取付板部1
8をハウジング1の支持板部3と補強板21aとの間で
挟持し、上記カバー16をハウジング1に固定する。補
強板21aに切り込み33、33を形成している。そし
て、隣り合う切り込み33、33の間の突出抑え板部3
4、34により、上記取付板部18の基半部で補強リブ
19、19の間部分を抑え付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るエアバッグ装置
は、衝突事故の際に乗員の生命保護を図るべく、ステア
リングホイールやダッシュボード、或は前席の背もたれ
部分やドアに組み込んだ状態で使用する。
は、衝突事故の際に乗員の生命保護を図るべく、ステア
リングホイールやダッシュボード、或は前席の背もたれ
部分やドアに組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突事故の際には、自動車が他
の自動車等に衝突する一次衝突に続いて、運転者等の乗
員が、ステアリングホイール等、自動車の一部に衝突す
る所謂二次衝突が発生する。この二次衝突の際、乗員の
身体に加わる衝撃を緩和する為、エアバッグ装置と呼ば
れる生命保護装置が広く使用されている。又、この様な
エアバッグ装置の構造は従来から、例えば特開平5−1
05020号公報、実開平4−93247号公報、同5
−12306号公報等に記載されている様に、各種提案
されている。図30はこの様なエアバッグ装置を組み込
んだステアリングホイール23を、図31〜36は上記
エアバッグ装置を構成するエアバッグモジュール22
を、それぞれ示している。
の自動車等に衝突する一次衝突に続いて、運転者等の乗
員が、ステアリングホイール等、自動車の一部に衝突す
る所謂二次衝突が発生する。この二次衝突の際、乗員の
身体に加わる衝撃を緩和する為、エアバッグ装置と呼ば
れる生命保護装置が広く使用されている。又、この様な
エアバッグ装置の構造は従来から、例えば特開平5−1
05020号公報、実開平4−93247号公報、同5
−12306号公報等に記載されている様に、各種提案
されている。図30はこの様なエアバッグ装置を組み込
んだステアリングホイール23を、図31〜36は上記
エアバッグ装置を構成するエアバッグモジュール22
を、それぞれ示している。
【0003】先ず、図31〜36に記載したエアバッグ
モジュール22に就いて説明する。尚、エアバッグモジ
ュール22を示す図31〜36のうち、図31〜32は
一部を簡略化して示しており、より具体的な寸法(縦横
比)、形状で描いた図33〜36とは、各部の寸法、形
状が多少相違する。ハウジング1は、金属板をプレス成
形する等により造られており、矩形平板状の基板部2
と、この基板部2の周縁部から一方向に折れ曲がった矩
形筒状の支持板部3とを備える。上記基板部2の中央部
には円孔4を形成し、この円孔4とエアバッグ5に形成
した円形の開口6とを整合させている。上記エアバッグ
5の内側には環状の抑え板7を挿入しており、この抑え
板7と上記基板部2との間で、上記エアバッグ5の開口
6の周縁部を挟んでいる。そして、上記抑え板7に植設
したスタッド8、8を、上記円孔4及び開口6の周囲に
それぞれ形成した小孔9、10、並びにインフレータ1
1の取付フランジ12に形成した小孔13、13に挿通
した後、各スタッド8、8の先端にナット14、14を
螺合し緊締して、上記インフレータ11及びエアバッグ
5の開口6の周縁部を、上記ハウジング1に結合固定し
ている。上記インフレータ11は圧力ガスを吐出する為
の吐出口15、15を備え、この吐出口15、15を、
上記エアバッグ5の内側に位置させている。尚、上記抑
え板7と基板部2とを結合する為に、上記スタッド8、
8だけでなく、ブラインドリベット32、32(図34
参照)も使用して、エアバッグ装置の作動時(エアバッ
グ5の膨張時)に、エアバッグ5の開口6の周縁部に引
っ張り応力が集中する事を防止している。
モジュール22に就いて説明する。尚、エアバッグモジ
ュール22を示す図31〜36のうち、図31〜32は
一部を簡略化して示しており、より具体的な寸法(縦横
比)、形状で描いた図33〜36とは、各部の寸法、形
状が多少相違する。ハウジング1は、金属板をプレス成
形する等により造られており、矩形平板状の基板部2
と、この基板部2の周縁部から一方向に折れ曲がった矩
形筒状の支持板部3とを備える。上記基板部2の中央部
には円孔4を形成し、この円孔4とエアバッグ5に形成
した円形の開口6とを整合させている。上記エアバッグ
5の内側には環状の抑え板7を挿入しており、この抑え
板7と上記基板部2との間で、上記エアバッグ5の開口
6の周縁部を挟んでいる。そして、上記抑え板7に植設
したスタッド8、8を、上記円孔4及び開口6の周囲に
それぞれ形成した小孔9、10、並びにインフレータ1
1の取付フランジ12に形成した小孔13、13に挿通
した後、各スタッド8、8の先端にナット14、14を
螺合し緊締して、上記インフレータ11及びエアバッグ
5の開口6の周縁部を、上記ハウジング1に結合固定し
ている。上記インフレータ11は圧力ガスを吐出する為
の吐出口15、15を備え、この吐出口15、15を、
上記エアバッグ5の内側に位置させている。尚、上記抑
え板7と基板部2とを結合する為に、上記スタッド8、
8だけでなく、ブラインドリベット32、32(図34
参照)も使用して、エアバッグ装置の作動時(エアバッ
グ5の膨張時)に、エアバッグ5の開口6の周縁部に引
っ張り応力が集中する事を防止している。
【0004】上記エアバッグ5は上記基板部2の片面に
折り畳まれた状態で添設され、カバー16により覆って
いる。このカバー16は、TPE等の合成樹脂を射出成
形したり、或はウレタン等を発泡成形する事により一体
に造られたもので、上記折り畳まれたエアバッグ5を覆
う覆い部17を有する。この覆い部17の内面(図31
の右側面、図32の下面)でこの覆い部17の外周縁よ
りも中央寄り部分には、取付板部18を形成している。
又、この取付板部18の外周面と上記覆い部17の内面
との間には、図34〜36に詳示する様に、複数の補強
リブ19、19を、これら両面同士の間に掛け渡す様に
設けて、上記取付板部18の変形防止を図っている。
折り畳まれた状態で添設され、カバー16により覆って
いる。このカバー16は、TPE等の合成樹脂を射出成
形したり、或はウレタン等を発泡成形する事により一体
に造られたもので、上記折り畳まれたエアバッグ5を覆
う覆い部17を有する。この覆い部17の内面(図31
の右側面、図32の下面)でこの覆い部17の外周縁よ
りも中央寄り部分には、取付板部18を形成している。
又、この取付板部18の外周面と上記覆い部17の内面
との間には、図34〜36に詳示する様に、複数の補強
リブ19、19を、これら両面同士の間に掛け渡す様に
設けて、上記取付板部18の変形防止を図っている。
【0005】上記取付板部18は前記ハウジング1の支
持板部3に、リベット20、20により結合固定してい
る。即ち、上記取付板部18を上記支持板部3の外周面
と補強板21との間で挟持すると共に、これら支持板部
3と補強板21とを上記リベット20、20により結合
している。補強板21は、図32に示す様に、部分的
に、或は全体として省略する場合もある。又、上記リベ
ット20、20として実際には、図33〜36に示す様
なブラインドリベットを使用する事が多い。
持板部3に、リベット20、20により結合固定してい
る。即ち、上記取付板部18を上記支持板部3の外周面
と補強板21との間で挟持すると共に、これら支持板部
3と補強板21とを上記リベット20、20により結合
している。補強板21は、図32に示す様に、部分的
に、或は全体として省略する場合もある。又、上記リベ
ット20、20として実際には、図33〜36に示す様
なブラインドリベットを使用する事が多い。
【0006】上述の様に構成されるエアバッグモジュー
ル22は、例えば図30に示す様なステアリングホイー
ル23の中央部に組み込み、図31、32、34に示す
様に、導線24により上記インフレータ11に通電自在
とする。そして、前記ハウジング1を上記ステアリング
ホイール23の芯金25に、ボルト26、26とナット
27、27とにより支持固定する。ステアリングホイー
ル23に組み込む運転席用のエアバッグ装置の場合、上
記芯金25が取付部となる。このナット27、27は、
溶接或は加締め等の手段により予めハウジング1の支持
板部3の端縁に形成した突出部28、28の内面に取り
付けている。尚、上記芯金25の中央部には、ステアリ
ングシャフト29の後端部が結合固定されている。
ル22は、例えば図30に示す様なステアリングホイー
ル23の中央部に組み込み、図31、32、34に示す
様に、導線24により上記インフレータ11に通電自在
とする。そして、前記ハウジング1を上記ステアリング
ホイール23の芯金25に、ボルト26、26とナット
27、27とにより支持固定する。ステアリングホイー
ル23に組み込む運転席用のエアバッグ装置の場合、上
記芯金25が取付部となる。このナット27、27は、
溶接或は加締め等の手段により予めハウジング1の支持
板部3の端縁に形成した突出部28、28の内面に取り
付けている。尚、上記芯金25の中央部には、ステアリ
ングシャフト29の後端部が結合固定されている。
【0007】衝突事故の際には、図示しない制御器が上
記導線24を通じて上記インフレータ11に内蔵した点
火線に通電する。この結果、上記インフレータ11に内
蔵された火薬に着火されて高圧のガスが発生し、上記エ
アバッグ5を急激に膨らませる。上記カバー16は、エ
アバッグ5が膨らむ過程で、薄肉部30部分で破れる。
この様にして膨らんだエアバッグ5は、運転者等、乗員
の身体を受け止め、二次衝突に伴ってこの身体に重大な
障害が発生する事を防止する。
記導線24を通じて上記インフレータ11に内蔵した点
火線に通電する。この結果、上記インフレータ11に内
蔵された火薬に着火されて高圧のガスが発生し、上記エ
アバッグ5を急激に膨らませる。上記カバー16は、エ
アバッグ5が膨らむ過程で、薄肉部30部分で破れる。
この様にして膨らんだエアバッグ5は、運転者等、乗員
の身体を受け止め、二次衝突に伴ってこの身体に重大な
障害が発生する事を防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来のエアバッグ装置の場合、次に述
べる様な改良すべき点がある。即ち、衝突事故に伴って
インフレータ11に通電されてエアバッグ5が膨張する
過程では、カバー16の内面に、図37の白矢印α及び
黒矢印βに示す様な力が加わる。このうちの白矢印αで
示した力は、覆い部17の内面を押し、この覆い部17
に設けた薄肉部30を破って上記エアバッグ5をカバー
16外に出す為に必要な力であり、有害なものではな
い。
構成され作用する従来のエアバッグ装置の場合、次に述
べる様な改良すべき点がある。即ち、衝突事故に伴って
インフレータ11に通電されてエアバッグ5が膨張する
過程では、カバー16の内面に、図37の白矢印α及び
黒矢印βに示す様な力が加わる。このうちの白矢印αで
示した力は、覆い部17の内面を押し、この覆い部17
に設けた薄肉部30を破って上記エアバッグ5をカバー
16外に出す為に必要な力であり、有害なものではな
い。
【0009】一方、上記黒矢印βで示した力は、取付板
部18の内面を押し、この取付板部18をハウジング1
の支持板部3から遠ざける方向に加わる。この様な力
は、上記エアバッグ5がカバー16外に出る事に対して
殆ど役立たないだけでなく、有害である。即ち、上記黒
矢印βで示した力は、上記取付板部18を剪断する方向
に加わる為、この力が大きくなると図38に示す様に、
上記取付板部18がリベット20、20の挿通部近傍で
破断してしまう。この様に前記薄肉部30が破れる以前
に取付板部18が破断すると、カバー16がハウジング
1から外れると共に、エアバッグ5の展開力によってこ
のカバー16が乗員に向けて飛ぶ可能性があり、好まし
くない。
部18の内面を押し、この取付板部18をハウジング1
の支持板部3から遠ざける方向に加わる。この様な力
は、上記エアバッグ5がカバー16外に出る事に対して
殆ど役立たないだけでなく、有害である。即ち、上記黒
矢印βで示した力は、上記取付板部18を剪断する方向
に加わる為、この力が大きくなると図38に示す様に、
上記取付板部18がリベット20、20の挿通部近傍で
破断してしまう。この様に前記薄肉部30が破れる以前
に取付板部18が破断すると、カバー16がハウジング
1から外れると共に、エアバッグ5の展開力によってこ
のカバー16が乗員に向けて飛ぶ可能性があり、好まし
くない。
【0010】この為従来は、次の〜の様にして、上
記エアバッグ5の膨張に伴って上記取付板部18が裂断
する事を防止していた。 インフレータ11に内蔵する火薬の量を調節する等
により、エアバッグ5の膨張速度を加減し、上記カバー
16の内面に加わる力が、上記取付板部18を裂断する
程大きくなり過ぎる事を防止する。 取付板部18の外面に補強板21、21を添設し、
この取付板部18を裂断しにくくする。 取付板部18の肉厚を増し、この取付板部18が裂
断しにくくする。
記エアバッグ5の膨張に伴って上記取付板部18が裂断
する事を防止していた。 インフレータ11に内蔵する火薬の量を調節する等
により、エアバッグ5の膨張速度を加減し、上記カバー
16の内面に加わる力が、上記取付板部18を裂断する
程大きくなり過ぎる事を防止する。 取付板部18の外面に補強板21、21を添設し、
この取付板部18を裂断しにくくする。 取付板部18の肉厚を増し、この取付板部18が裂
断しにくくする。
【0011】ところが、上記〜の様な方法では、エ
アバッグ装置の性能向上を図りつつ、上記取付板部18
の裂断防止を図る事が難しい。即ち、高速走行時の衝突
を考慮してエアバッグ装置の性能向上を図る為には、上
記エアバッグ5の膨張速度を速くし、しかも膨張完了時
に於けるエアバッグ5の内圧を高くする必要がある。こ
の為には、上記インフレータ11に内蔵する火薬の量を
多くする等により、このインフレータ11の作動時に於
けるエアバッグ5の内圧を高くしなければならない。こ
の様にエアバッグ5の内圧を高くすると、前記黒矢印β
方向の力も大きくなり、上記取付板部18が裂断し易く
なる。従って、上記の方法で取付板部18の裂断防止
を図ると、エアバッグ装置の性能向上の為の設計の自由
度が損なわれる。
アバッグ装置の性能向上を図りつつ、上記取付板部18
の裂断防止を図る事が難しい。即ち、高速走行時の衝突
を考慮してエアバッグ装置の性能向上を図る為には、上
記エアバッグ5の膨張速度を速くし、しかも膨張完了時
に於けるエアバッグ5の内圧を高くする必要がある。こ
の為には、上記インフレータ11に内蔵する火薬の量を
多くする等により、このインフレータ11の作動時に於
けるエアバッグ5の内圧を高くしなければならない。こ
の様にエアバッグ5の内圧を高くすると、前記黒矢印β
方向の力も大きくなり、上記取付板部18が裂断し易く
なる。従って、上記の方法で取付板部18の裂断防止
を図ると、エアバッグ装置の性能向上の為の設計の自由
度が損なわれる。
【0012】又、上記の方法により取付板部18の裂
断防止を図れば、エアバッグ装置の性能向上の為の設計
の自由度が損なわれる事はないが、必ずしも十分な効果
を得られない。即ち、上記取付板部18の基半部(覆い
部17側半部)外周面と覆い部17との間には補強リブ
19、19が設けられており、従来構造の場合に補強板
21、21は、上記取付板部18の外周面で、この補強
リブ19、19よりも先端寄り部分にのみ設けていた。
特に、構成各部材の寸法誤差等に起因してこれら補強リ
ブ19、19と補強板21、21との干渉を防止する
為、これら補強リブ19、19の先端縁と補強板21、
21の側縁との間は、図35〜36に示す様に、幅寸法
がδである隙間31を介在させる。従って、エアバッグ
5の膨張時にはこの隙間31部分に剪断応力が集中し
て、エアバッグ5の内圧を高くした場合には上記取付板
部18が図39に示す様に、この隙間31部分で裂断す
る可能性がある。上記幅寸法δをなくしても(δ=0と
しても)同様である。
断防止を図れば、エアバッグ装置の性能向上の為の設計
の自由度が損なわれる事はないが、必ずしも十分な効果
を得られない。即ち、上記取付板部18の基半部(覆い
部17側半部)外周面と覆い部17との間には補強リブ
19、19が設けられており、従来構造の場合に補強板
21、21は、上記取付板部18の外周面で、この補強
リブ19、19よりも先端寄り部分にのみ設けていた。
特に、構成各部材の寸法誤差等に起因してこれら補強リ
ブ19、19と補強板21、21との干渉を防止する
為、これら補強リブ19、19の先端縁と補強板21、
21の側縁との間は、図35〜36に示す様に、幅寸法
がδである隙間31を介在させる。従って、エアバッグ
5の膨張時にはこの隙間31部分に剪断応力が集中し
て、エアバッグ5の内圧を高くした場合には上記取付板
部18が図39に示す様に、この隙間31部分で裂断す
る可能性がある。上記幅寸法δをなくしても(δ=0と
しても)同様である。
【0013】更に、前記の方法によれば、取付板部1
8の破損防止を確実に図り、しかもエアバッグ装置の性
能向上を図れるが、カバー16の成形性が悪くなる。即
ち、TPE等によりカバー16を射出成形する場合、肉
厚が大きくなる程成形後の変形が大きくなり、不良品の
発生率が大きくなって、歩留が悪化する。高機能樹脂等
の様な良質の材料により造ればこの様な問題はないが、
材料費が嵩み、エアバッグ装置の製作費を高くする為、
現実的ではない。本発明のエアバッグ装置は、上述の様
な不都合を解消すべく発明したものである。
8の破損防止を確実に図り、しかもエアバッグ装置の性
能向上を図れるが、カバー16の成形性が悪くなる。即
ち、TPE等によりカバー16を射出成形する場合、肉
厚が大きくなる程成形後の変形が大きくなり、不良品の
発生率が大きくなって、歩留が悪化する。高機能樹脂等
の様な良質の材料により造ればこの様な問題はないが、
材料費が嵩み、エアバッグ装置の製作費を高くする為、
現実的ではない。本発明のエアバッグ装置は、上述の様
な不都合を解消すべく発明したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
は、前述した従来のエアバッグ装置と同様に、支持板部
を有するハウジングと、衝突事故の際にガスを噴出する
インフレータと、上記ハウジングに支持されて、このイ
ンフレータが噴出するガスにより膨張するエアバッグ
と、このエアバッグの膨張に伴って破れるカバーとを備
える。又、上記カバーは、上記エアバッグを覆う覆い部
と、この覆い部の内面でこの覆い部の外周縁よりも中央
寄り部分に設けられた取付板部と、この取付板部の外周
面と上記覆い部の内面との間に掛け渡された複数の補強
リブとを備える。更に、上記カバーは、上記取付板部を
上記支持板部の外周面と補強板との間で挟持する事によ
り、上記ハウジングに固定されている。
は、前述した従来のエアバッグ装置と同様に、支持板部
を有するハウジングと、衝突事故の際にガスを噴出する
インフレータと、上記ハウジングに支持されて、このイ
ンフレータが噴出するガスにより膨張するエアバッグ
と、このエアバッグの膨張に伴って破れるカバーとを備
える。又、上記カバーは、上記エアバッグを覆う覆い部
と、この覆い部の内面でこの覆い部の外周縁よりも中央
寄り部分に設けられた取付板部と、この取付板部の外周
面と上記覆い部の内面との間に掛け渡された複数の補強
リブとを備える。更に、上記カバーは、上記取付板部を
上記支持板部の外周面と補強板との間で挟持する事によ
り、上記ハウジングに固定されている。
【0015】特に、本発明のエアバッグ装置に於いて
は、上記補強板の少なくとも一部の幅寸法が、周方向に
隣り合う補強リブの間隔よりも狭く、上記補強板の少な
くとも一部が上記周方向に隣り合う補強リブの間に入り
込んでいる。
は、上記補強板の少なくとも一部の幅寸法が、周方向に
隣り合う補強リブの間隔よりも狭く、上記補強板の少な
くとも一部が上記周方向に隣り合う補強リブの間に入り
込んでいる。
【0016】
【作用】上述の様に構成される本発明のエアバッグ装置
によれば、カバーの取付板部の基部で、補強リブを形成
した部分が補強板により抑えられている。この為、衝突
事故の際、エアバッグの膨張に伴って上記取付板部の内
面に外方に向かう強い力が加わった場合でも、剪断力を
取付板部とリブとで受ける事になり、取付板部が損傷し
にくくなる。
によれば、カバーの取付板部の基部で、補強リブを形成
した部分が補強板により抑えられている。この為、衝突
事故の際、エアバッグの膨張に伴って上記取付板部の内
面に外方に向かう強い力が加わった場合でも、剪断力を
取付板部とリブとで受ける事になり、取付板部が損傷し
にくくなる。
【0017】
【実施例】図1〜5は本発明の第一実施例を示してい
る。尚、本発明は、カバー16を構成する取付板部18
の外周面を補強板21aにより抑え付け、エアバッグ5
の膨張時にこの取付板部18が裂断する事を防止する部
分の構造に特徴がある。その他の部分の構造及び作用
は、前述した従来構造の場合と同様である。よって、前
述した従来構造と同等部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部
分を中心に説明する。
る。尚、本発明は、カバー16を構成する取付板部18
の外周面を補強板21aにより抑え付け、エアバッグ5
の膨張時にこの取付板部18が裂断する事を防止する部
分の構造に特徴がある。その他の部分の構造及び作用
は、前述した従来構造の場合と同様である。よって、前
述した従来構造と同等部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部
分を中心に説明する。
【0018】上記カバー16の内面に形成された矩形筒
状の取付板部18は、ハウジング1に形成された、やは
り矩形筒状の支持板部3に外嵌している。そして、この
取付板部18の外周面の互いに平行な2面に1枚ずつ、
合計2枚の補強板21a、21aを添設し、これら各補
強板21a、21aと上記支持板部3との間で、上記取
付板部18をサンドイッチ状に挟持している。そして、
これら3層に重ね合わされた部材3、18、21aの互
いに整合する位置に形成された小孔に挿通したリベット
20、20(ブラインドリベット)により、これら各部
材3、18、21aを結合している。この状態で、上記
カバー16は上記ハウジング1に固定され、このカバー
16の覆い部17は、このハウジング1の前面に添設さ
れたエアバッグ5等(図31〜33)を覆う。
状の取付板部18は、ハウジング1に形成された、やは
り矩形筒状の支持板部3に外嵌している。そして、この
取付板部18の外周面の互いに平行な2面に1枚ずつ、
合計2枚の補強板21a、21aを添設し、これら各補
強板21a、21aと上記支持板部3との間で、上記取
付板部18をサンドイッチ状に挟持している。そして、
これら3層に重ね合わされた部材3、18、21aの互
いに整合する位置に形成された小孔に挿通したリベット
20、20(ブラインドリベット)により、これら各部
材3、18、21aを結合している。この状態で、上記
カバー16は上記ハウジング1に固定され、このカバー
16の覆い部17は、このハウジング1の前面に添設さ
れたエアバッグ5等(図31〜33)を覆う。
【0019】上記各補強板21a、21aは、鋼板等の
金属板の様に、十分な剛性を有する板材により全体を矩
形に造られている。特に、本発明のエアバッグ装置を構
成する補強板21a、21aの長さ寸法L21a (図2の
上下方向寸法)は、前記図31及び33〜36に記載し
た従来構造に組み込まれた補強板21、21の長さ寸法
L21(図34の上下方向寸法)よりも十分に大きく(L
21a >L21)、図示の例では2倍程度(L21a ≒2
L21)にしている。そして、この長さ寸法の大きい補強
板21a、21aの一端縁で、上記覆い部17に対向す
る端縁(図2の上端縁、図3の下端縁、図4の左端縁)
に、複数の切り込み33、33を形成している。従っ
て、これら各補強板21a、21aは全体が櫛形に形成
されている。この切り込み33、33の幅寸法W33は、
上記取付板部18の外周面と覆い部17の内面との間に
掛け渡された複数の補強リブ19、19の厚さ寸法T19
よりも大きい(W33>T19)。又、上記切り込み33、
33のピッチP33と補強リブ19、19のピッチP19と
はほぼ等しい(P33≒P19)。従って、上記各補強板2
1a、21aの一端縁寄り半部には、それぞれが複数の
突出抑え部34、34が形成される。これら各突出抑え
部34、34の幅寸法W34は、周方向に隣り合う補強リ
ブ19、19の間隔D19よりも小さい(W34<D19)。
金属板の様に、十分な剛性を有する板材により全体を矩
形に造られている。特に、本発明のエアバッグ装置を構
成する補強板21a、21aの長さ寸法L21a (図2の
上下方向寸法)は、前記図31及び33〜36に記載し
た従来構造に組み込まれた補強板21、21の長さ寸法
L21(図34の上下方向寸法)よりも十分に大きく(L
21a >L21)、図示の例では2倍程度(L21a ≒2
L21)にしている。そして、この長さ寸法の大きい補強
板21a、21aの一端縁で、上記覆い部17に対向す
る端縁(図2の上端縁、図3の下端縁、図4の左端縁)
に、複数の切り込み33、33を形成している。従っ
て、これら各補強板21a、21aは全体が櫛形に形成
されている。この切り込み33、33の幅寸法W33は、
上記取付板部18の外周面と覆い部17の内面との間に
掛け渡された複数の補強リブ19、19の厚さ寸法T19
よりも大きい(W33>T19)。又、上記切り込み33、
33のピッチP33と補強リブ19、19のピッチP19と
はほぼ等しい(P33≒P19)。従って、上記各補強板2
1a、21aの一端縁寄り半部には、それぞれが複数の
突出抑え部34、34が形成される。これら各突出抑え
部34、34の幅寸法W34は、周方向に隣り合う補強リ
ブ19、19の間隔D19よりも小さい(W34<D19)。
【0020】上述の様にそれぞれが櫛形に形成された補
強板21a、21aは、上記各切り込み33、33に上
記各補強リブ19、19を進入させると共に上記各突出
板部34、34を隣り合う補強リブ19、19の間に進
入させた状態で、上述の様にリベット20、20によ
り、取付板部18と共にハウジング1の支持板部3に結
合固定する。この様に支持板部3に結合固定した状態で
上記各補強板21a、21aは、それぞれの主部35に
より上記取付板部18の先半部(図2の下半部、図3の
上半部、図4の右半部)外周面を抑え付ける。これと同
時に、上記複数の突出抑え部34、34が上記取付板部
18の基半部(図2の上半部、図3の下半部、図4の左
半部)外周面を、図5に示す様に、周方向に隣り合う補
強リブ19、19同士の間で抑え付ける。
強板21a、21aは、上記各切り込み33、33に上
記各補強リブ19、19を進入させると共に上記各突出
板部34、34を隣り合う補強リブ19、19の間に進
入させた状態で、上述の様にリベット20、20によ
り、取付板部18と共にハウジング1の支持板部3に結
合固定する。この様に支持板部3に結合固定した状態で
上記各補強板21a、21aは、それぞれの主部35に
より上記取付板部18の先半部(図2の下半部、図3の
上半部、図4の右半部)外周面を抑え付ける。これと同
時に、上記複数の突出抑え部34、34が上記取付板部
18の基半部(図2の上半部、図3の下半部、図4の左
半部)外周面を、図5に示す様に、周方向に隣り合う補
強リブ19、19同士の間で抑え付ける。
【0021】上述の様に構成される本発明のエアバッグ
装置によれば、カバー16を構成する取付板部18は、
その先半部外周面が補強板21a、21aの主部35に
より抑え付けられるだけでなく、基半部外周面で複数の
補強リブ19、19を形成した部分が、上記補強板21
a、21aの突出抑え部34、34により抑え付けられ
る。この為、図4に示す様に、衝突事故の際のエアバッ
グ5の膨張に伴って上記取付板部18の内面に外方に向
かう強い力が加わった場合、図4のB−B線に沿った部
分に剪断方向の力が作用する。しかし、図4のB−B断
面図である図5より明らかな通り、取付板部18、リブ
19、覆い部17は、互いに連結されたラーメン構造の
如く一体となっている為、剪断力を受ける面積は、単に
取付板部18だけの場合に比べて大幅に増加している。
従って、取付板部18は剪断されにくい。しかも、例え
取付板部18の一部が剪断されたとしても、他の取付板
部18、リブ19、覆い部17等にて一体性が保たれる
為、カバー16がハウジング1の支持板部3より外れる
事はない。従って、エアバッグ装置の性能向上を図るべ
く、上記エアバッグ5の内圧を高めても、この取付板部
18が損傷しにくくなる。
装置によれば、カバー16を構成する取付板部18は、
その先半部外周面が補強板21a、21aの主部35に
より抑え付けられるだけでなく、基半部外周面で複数の
補強リブ19、19を形成した部分が、上記補強板21
a、21aの突出抑え部34、34により抑え付けられ
る。この為、図4に示す様に、衝突事故の際のエアバッ
グ5の膨張に伴って上記取付板部18の内面に外方に向
かう強い力が加わった場合、図4のB−B線に沿った部
分に剪断方向の力が作用する。しかし、図4のB−B断
面図である図5より明らかな通り、取付板部18、リブ
19、覆い部17は、互いに連結されたラーメン構造の
如く一体となっている為、剪断力を受ける面積は、単に
取付板部18だけの場合に比べて大幅に増加している。
従って、取付板部18は剪断されにくい。しかも、例え
取付板部18の一部が剪断されたとしても、他の取付板
部18、リブ19、覆い部17等にて一体性が保たれる
為、カバー16がハウジング1の支持板部3より外れる
事はない。従って、エアバッグ装置の性能向上を図るべ
く、上記エアバッグ5の内圧を高めても、この取付板部
18が損傷しにくくなる。
【0022】即ち、この取付板部18の厚さ寸法T18を
特に大きくしなくても、この厚さ寸法T18を数倍にした
のと同様の強度を確保できる。従って、特に高価な材料
を使用しなくても、射出成形時に於けるカバー16の変
形を防止して歩留を向上させ、カバー16及びこのカバ
ー16を組み込んだエアバッグ装置のコスト低減を図れ
る。更に、取付板部18の肉厚を大きくした場合の様
に、カバー16及びこのカバー16を組み込んだエアバ
ッグ装置の慣性質量を大きくしなくて済む為、エアバッ
グ装置を組み込んだステアリングホイールの操作感を悪
化させる事が少ない。尚、上述の様に、取付板部18が
損傷しにくくなるのは、補強板21aの突出抑え部3
4、34が補強リブ19、19の間に入り込んでいる
為、剪断力を受ける部分が、突出抑え部34、34の先
端近傍となり、この先端近傍の断面形状が図5に示す様
なラーメン構造の如き一体構造となっている事による。
従って、突出抑え部34、34の形状、突出量は図示の
ものに限定される事はない。要は、剪断力を受ける部分
が、リブ19、19で囲まれる部分になる様に設定され
ていれば良い。
特に大きくしなくても、この厚さ寸法T18を数倍にした
のと同様の強度を確保できる。従って、特に高価な材料
を使用しなくても、射出成形時に於けるカバー16の変
形を防止して歩留を向上させ、カバー16及びこのカバ
ー16を組み込んだエアバッグ装置のコスト低減を図れ
る。更に、取付板部18の肉厚を大きくした場合の様
に、カバー16及びこのカバー16を組み込んだエアバ
ッグ装置の慣性質量を大きくしなくて済む為、エアバッ
グ装置を組み込んだステアリングホイールの操作感を悪
化させる事が少ない。尚、上述の様に、取付板部18が
損傷しにくくなるのは、補強板21aの突出抑え部3
4、34が補強リブ19、19の間に入り込んでいる
為、剪断力を受ける部分が、突出抑え部34、34の先
端近傍となり、この先端近傍の断面形状が図5に示す様
なラーメン構造の如き一体構造となっている事による。
従って、突出抑え部34、34の形状、突出量は図示の
ものに限定される事はない。要は、剪断力を受ける部分
が、リブ19、19で囲まれる部分になる様に設定され
ていれば良い。
【0023】尚、本実施例の様に、上記取付板部18の
外周面を構成する4つの平面のうちの2面にのみ補強板
21a、21aを設ける場合、これら補強板21a、2
1aを設ける面は、エアバッグ5の膨張時に大きな圧力
を受ける面とする。例えば一般的に運転席用エアバッグ
装置を構成するカバー16に就いて、ステアリングホイ
ールを直進状態とした場合で説明する。カバー16の覆
い部17の中央部には運転席側から見た場合にH字形と
なる薄肉部30(図33参照)が形成されている。そし
て、エアバッグ5の膨張時にはこの薄肉部30が、H字
の水平部分から破れ始める。この為矩形筒状の取付板部
18を構成する4つの平面のうち、図1の上下1対の平
面に加わる力が、図1の左右1対の平面に加わる力より
も大きくなる。そこで、上記補強板21a、21aは、
それぞれがこれら図1の上下1対の平面の外周面である
2面に設ける。
外周面を構成する4つの平面のうちの2面にのみ補強板
21a、21aを設ける場合、これら補強板21a、2
1aを設ける面は、エアバッグ5の膨張時に大きな圧力
を受ける面とする。例えば一般的に運転席用エアバッグ
装置を構成するカバー16に就いて、ステアリングホイ
ールを直進状態とした場合で説明する。カバー16の覆
い部17の中央部には運転席側から見た場合にH字形と
なる薄肉部30(図33参照)が形成されている。そし
て、エアバッグ5の膨張時にはこの薄肉部30が、H字
の水平部分から破れ始める。この為矩形筒状の取付板部
18を構成する4つの平面のうち、図1の上下1対の平
面に加わる力が、図1の左右1対の平面に加わる力より
も大きくなる。そこで、上記補強板21a、21aは、
それぞれがこれら図1の上下1対の平面の外周面である
2面に設ける。
【0024】次に、図6〜8は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、矩形筒状の取付板部1
8の外周面を構成する4つの平面のうち、図6の上下1
対の平面の外周面を、それぞれ2枚ずつ、合計4枚の補
強板21b、21bにより抑え付けている。そして、各
補強板21b、21bに形成した切り込み33、33に
補強リブ19、19を進入させる他、隣り合う補強板2
1b、21b同士の間にも、上記補強リブ19、19を
進入させている。その他の構成及び作用は、上述した第
一実施例の場合と同様である。
している。本実施例の場合には、矩形筒状の取付板部1
8の外周面を構成する4つの平面のうち、図6の上下1
対の平面の外周面を、それぞれ2枚ずつ、合計4枚の補
強板21b、21bにより抑え付けている。そして、各
補強板21b、21bに形成した切り込み33、33に
補強リブ19、19を進入させる他、隣り合う補強板2
1b、21b同士の間にも、上記補強リブ19、19を
進入させている。その他の構成及び作用は、上述した第
一実施例の場合と同様である。
【0025】次に、図9〜13は本発明の第三実施例を
示している。本実施例の場合には、図10と前記図2と
を比較すれば明らかな通り、矩形筒状の取付板部18の
外周面を構成する4つの平面のうちの1つの平面(図9
の上面)を抑え付ける構造は、前記第一実施例と同じで
ある。本実施例の場合には、残りの3つの平面(図9の
左右側面及び下面)を、1枚の補強板21cにより抑え
付けている。
示している。本実施例の場合には、図10と前記図2と
を比較すれば明らかな通り、矩形筒状の取付板部18の
外周面を構成する4つの平面のうちの1つの平面(図9
の上面)を抑え付ける構造は、前記第一実施例と同じで
ある。本実施例の場合には、残りの3つの平面(図9の
左右側面及び下面)を、1枚の補強板21cにより抑え
付けている。
【0026】本実施例に使用する補強板21cは、図1
3に示す様に、前記第一実施例に使用する補強板21a
と同様の形状を有する中央補強板36と、上記第二実施
例に使用する補強板21bと同様の形状を有する、1対
の両側補強板37、37とから成る。この両側補強板3
7、37は、中央補強板36に直交する状態でこの中央
補強板36の両側に設けられており、これら各補強板3
6、37は、連結部38、38により互いに連結されて
いる。
3に示す様に、前記第一実施例に使用する補強板21a
と同様の形状を有する中央補強板36と、上記第二実施
例に使用する補強板21bと同様の形状を有する、1対
の両側補強板37、37とから成る。この両側補強板3
7、37は、中央補強板36に直交する状態でこの中央
補強板36の両側に設けられており、これら各補強板3
6、37は、連結部38、38により互いに連結されて
いる。
【0027】本実施例の場合には、取付板部18の外周
面を構成する4つの平面のうち、図9の上下1対の平面
を補強板21a及び中央補強板36により抑え付けるだ
けでなく、左右1対の平面の片半部も、両側補強板3
7、37により抑え付けている。従って、上記取付板部
18のうちの左右1対の平面にも大きな力が加わる様な
構造の場合にも、この取付板部18の破損防止を確実に
図れる。尚、隣り合う補強リブ19、19の間隔が広け
れば、本実施例に使用する補強板21cとして、図14
に示す様な、切り込み33、33を持たない形状のもの
を使用する事もできる。その他の構成及び作用は、上述
した第一〜第二実施例と同様である。
面を構成する4つの平面のうち、図9の上下1対の平面
を補強板21a及び中央補強板36により抑え付けるだ
けでなく、左右1対の平面の片半部も、両側補強板3
7、37により抑え付けている。従って、上記取付板部
18のうちの左右1対の平面にも大きな力が加わる様な
構造の場合にも、この取付板部18の破損防止を確実に
図れる。尚、隣り合う補強リブ19、19の間隔が広け
れば、本実施例に使用する補強板21cとして、図14
に示す様な、切り込み33、33を持たない形状のもの
を使用する事もできる。その他の構成及び作用は、上述
した第一〜第二実施例と同様である。
【0028】次に、図15〜19は本発明の第四実施例
を示している。本実施例の場合には、図16と前記図2
及び図10とを比較すれば明らかな通り、矩形筒状の取
付板部18の外周面を構成する4つの平面のうちの1つ
の平面(図15の上面)を抑え付ける構造は、前記第
一、第三実施例と同じである。本実施例の場合には、残
りの3つの平面(図15の左右側面及び下面)を、2枚
の補強板21d、21dにより抑え付けている。
を示している。本実施例の場合には、図16と前記図2
及び図10とを比較すれば明らかな通り、矩形筒状の取
付板部18の外周面を構成する4つの平面のうちの1つ
の平面(図15の上面)を抑え付ける構造は、前記第
一、第三実施例と同じである。本実施例の場合には、残
りの3つの平面(図15の左右側面及び下面)を、2枚
の補強板21d、21dにより抑え付けている。
【0029】本実施例に使用する補強板21d、21d
は、図19に示す様に、前記第二実施例に使用する補強
板21bと同様の形状を有する、1対の補強板素子3
9、39を連結部38、38により互いに連結して成
る。本実施例の場合には、取付板部18の外周面を構成
する4つの平面のうち、上側の面のほぼ全体を補強板2
1aにより、下側の面のほぼ全体を1対の補強板素子3
9、39により、左右の面の片半部をそれぞれ1枚ずつ
の補強板素子39、39により、それぞれ抑え付けてい
る。本実施例の場合も、隣り合う補強リブ19、19の
間隔が広ければ、補強板21dとして、図20に示す様
な、切り込み33、33を持たない形状のものを使用す
る事もできる。その他の構成及び作用は、上述した第三
実施例と同様である。
は、図19に示す様に、前記第二実施例に使用する補強
板21bと同様の形状を有する、1対の補強板素子3
9、39を連結部38、38により互いに連結して成
る。本実施例の場合には、取付板部18の外周面を構成
する4つの平面のうち、上側の面のほぼ全体を補強板2
1aにより、下側の面のほぼ全体を1対の補強板素子3
9、39により、左右の面の片半部をそれぞれ1枚ずつ
の補強板素子39、39により、それぞれ抑え付けてい
る。本実施例の場合も、隣り合う補強リブ19、19の
間隔が広ければ、補強板21dとして、図20に示す様
な、切り込み33、33を持たない形状のものを使用す
る事もできる。その他の構成及び作用は、上述した第三
実施例と同様である。
【0030】次に、図21〜23は本発明の第五実施例
を示している。本実施例の場合には、カバー16の覆い
部17の内面と取付板部18の外周面との間に掛け渡さ
れた補強リブ19、19が、上述した各実施例の場合に
比べて厚く、数が少ない。これに合わせて上記取付板部
18の外周面を抑え付ける補強板21e、21eに形成
する切り込み33の幅を大きくし、且つ数を少なく(各
補強板21eに就いて1個ずつ)している。その他の構
成及び作用は、前述した第一実施例と同様である。
を示している。本実施例の場合には、カバー16の覆い
部17の内面と取付板部18の外周面との間に掛け渡さ
れた補強リブ19、19が、上述した各実施例の場合に
比べて厚く、数が少ない。これに合わせて上記取付板部
18の外周面を抑え付ける補強板21e、21eに形成
する切り込み33の幅を大きくし、且つ数を少なく(各
補強板21eに就いて1個ずつ)している。その他の構
成及び作用は、前述した第一実施例と同様である。
【0031】次に、図24〜26は本発明の第六実施例
を示している。本実施例の場合には、カバー16の覆い
部17の内面と取付板部18の外周面との間に掛け渡さ
れた補強リブが、大型の主補強リブ40、40と小型の
補助補強リブ41、41とに分けられる。このうちの主
補強リブ40、40は上記取付板部18の外周面中間部
にまで達しているが、補助補強リブ41、41はこの取
付板部18、18の外周面基部にのみ存在する。
を示している。本実施例の場合には、カバー16の覆い
部17の内面と取付板部18の外周面との間に掛け渡さ
れた補強リブが、大型の主補強リブ40、40と小型の
補助補強リブ41、41とに分けられる。このうちの主
補強リブ40、40は上記取付板部18の外周面中間部
にまで達しているが、補助補強リブ41、41はこの取
付板部18、18の外周面基部にのみ存在する。
【0032】一方、上記取付板部18の外周面を抑え付
ける補強板21f、21fは、切り込み33、33を持
たない、単なる矩形板状としている。そして、この補強
板21f、21fの幅寸法W21f を、隣り合う主補強リ
ブ40、40の間隔D40よりも小さく(W21f <D40)
している。この様な補強板21f、21fは、上記隣り
合う主補強リブ40、40の間部分で、上記取付板部1
8の外周面を抑え付け、この取付板部18の破損防止を
図る。その他の構成及び作用は、前述した第一実施例と
同様である。尚、本実施例に於いて、図24の左右両側
に設ける補強リブは、上記主補強リブ40と補助補強リ
ブ41とを組み合わせたものであっても、或は前記各実
施例に於ける補強リブ19と同様のものであっても良
い。
ける補強板21f、21fは、切り込み33、33を持
たない、単なる矩形板状としている。そして、この補強
板21f、21fの幅寸法W21f を、隣り合う主補強リ
ブ40、40の間隔D40よりも小さく(W21f <D40)
している。この様な補強板21f、21fは、上記隣り
合う主補強リブ40、40の間部分で、上記取付板部1
8の外周面を抑え付け、この取付板部18の破損防止を
図る。その他の構成及び作用は、前述した第一実施例と
同様である。尚、本実施例に於いて、図24の左右両側
に設ける補強リブは、上記主補強リブ40と補助補強リ
ブ41とを組み合わせたものであっても、或は前記各実
施例に於ける補強リブ19と同様のものであっても良
い。
【0033】次に、図27〜29は本発明の第七実施例
を示している。本実施例の場合には、カバー16の覆い
部17の内面と取付板部18の外周面との間に、主補強
リブ40、40と補助補強リブ41、41とが一つ置き
に設けられている。そして、隣り合う主補強リブ40、
40同士の間に、切り込み33、33を形成していな
い、単なる矩形の補強板21g、21gを設け、これら
各補強板21g、21gにより、上記取付板部18の外
周面を抑え付けている。尚、図示は省略したが、本発明
は、運転席用に限らず、助手席用、後部座席用、側面衝
突用等、他の部分のエアバッグにも適用可能である。こ
の場合に、エアバッグはカバーと共にハウジングに支持
するが、インフレータを他の部分に支持固定する場合も
ある。
を示している。本実施例の場合には、カバー16の覆い
部17の内面と取付板部18の外周面との間に、主補強
リブ40、40と補助補強リブ41、41とが一つ置き
に設けられている。そして、隣り合う主補強リブ40、
40同士の間に、切り込み33、33を形成していな
い、単なる矩形の補強板21g、21gを設け、これら
各補強板21g、21gにより、上記取付板部18の外
周面を抑え付けている。尚、図示は省略したが、本発明
は、運転席用に限らず、助手席用、後部座席用、側面衝
突用等、他の部分のエアバッグにも適用可能である。こ
の場合に、エアバッグはカバーと共にハウジングに支持
するが、インフレータを他の部分に支持固定する場合も
ある。
【0034】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置は、以上に述べ
た通り構成され作用するので、カバーの肉厚を特に大き
くしなくても、エアバッグ装置の性能向上を図るべく、
エアバッグの膨張速度を大きくする事が可能となる。こ
の為、高性能のエアバッグ装置を安価に提供できる。
た通り構成され作用するので、カバーの肉厚を特に大き
くしなくても、エアバッグ装置の性能向上を図るべく、
エアバッグの膨張速度を大きくする事が可能となる。こ
の為、高性能のエアバッグ装置を安価に提供できる。
【図1】本発明の第一実施例を示す、エアバッグモジュ
ールを背面側から見た図。
ールを背面側から見た図。
【図2】一部を切断して図1の上方から見た図。
【図3】同じく下方から見た図。
【図4】エアバッグが膨張し始めた状態を示す、図1の
A−A断面図。
A−A断面図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】本発明の第二実施例を示す、エアバッグモジュ
ールを背面側から見た図。
ールを背面側から見た図。
【図7】一部を切断して図6の上方から見た図。
【図8】同じく下方から見た図。
【図9】本発明の第三実施例を示す、エアバッグモジュ
ールを背面側から見た図。
ールを背面側から見た図。
【図10】一部を切断して図9の上方から見た図。
【図11】同じく下方から見た図。
【図12】同じく左方から見た図。
【図13】第三実施例に使用する補強板の斜視図。
【図14】補強板の別例を示す斜視図。
【図15】本発明の第四実施例を示す、エアバッグモジ
ュールを背面側から見た図。
ュールを背面側から見た図。
【図16】一部を切断して図15の上方から見た図。
【図17】同じく下方から見た図。
【図18】同じく左方から見た図。
【図19】第四実施例に使用する補強板の斜視図。
【図20】補強板の別例を示す斜視図。
【図21】本発明の第五実施例を示す、エアバッグモジ
ュールを背面側から見た図。
ュールを背面側から見た図。
【図22】一部を切断して図21の上方から見た図。
【図23】同じく下方から見た図。
【図24】本発明の第六実施例を示す、エアバッグモジ
ュールを背面側から見た図。
ュールを背面側から見た図。
【図25】一部を切断して図24の上方から見た図。
【図26】同じく下方から見た図。
【図27】本発明の第七実施例を示す、エアバッグモジ
ュールを背面側から見た図。
ュールを背面側から見た図。
【図28】一部を切断して図27の上方から見た図。
【図29】同じく下方から見た図。
【図30】エアバッグ装置を組み込んだステアリングホ
イールの正面図。
イールの正面図。
【図31】従来構造を示す、図30の拡大C−C断面
図。
図。
【図32】同拡大D−D断面図。
【図33】従来のエアバッグモジュールの分解斜視図。
【図34】組み立てたエアバッグモジュールを背面側か
ら見た図。
ら見た図。
【図35】一部を切断して図34の上方から見た図。
【図36】同じく下方から見た図。
【図37】エアバッグが膨張し始めた状態を示す、図3
4のE−E断面図。
4のE−E断面図。
【図38】エアバッグの膨張に伴って取付板部が裂断し
た状態を示す、図37と同様の図。
た状態を示す、図37と同様の図。
【図39】補強板を設けた構造の裂断状態を示す、図3
8と同様の図。
8と同様の図。
1 ハウジング 2 基板部 3 支持板部 4 円孔 5 エアバッグ 6 開口 7 抑え板 8 スタッド 9、10 小孔 11 インフレータ 12 取付フランジ 13 小孔 14 ナット 15 吐出口 16 カバー 17 覆い部 18 取付板部 19 補強リブ 20 リベット 21、21a、21b、21c、21d、21e、21
f、21g 補強板 22 エアバッグモジュール 23 ステアリングホイール 24 導線 25 芯金 26 ボルト 27 ナット 28 突出部 29 ステアリングシャフト 30 薄肉部 31 隙間 32 ブラインドリベット 33 切り込み 34 突出抑え部 35 主部 36 中央補強板 37 両側補強板 38 連結部 39 補強板素子 40 主補強リブ 41 補助補強リブ
f、21g 補強板 22 エアバッグモジュール 23 ステアリングホイール 24 導線 25 芯金 26 ボルト 27 ナット 28 突出部 29 ステアリングシャフト 30 薄肉部 31 隙間 32 ブラインドリベット 33 切り込み 34 突出抑え部 35 主部 36 中央補強板 37 両側補強板 38 連結部 39 補強板素子 40 主補強リブ 41 補助補強リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 支持板部を有するハウジングと、衝突事
故の際にガスを噴出するインフレータと、上記ハウジン
グに支持されて、このインフレータが噴出するガスによ
り膨張するエアバッグと、このエアバッグの膨張に伴っ
て破れるカバーとを備え、 上記カバーは、上記エアバッグを覆う覆い部と、この覆
い部の内面でこの覆い部の外周縁よりも中央寄り部分に
設けられた取付板部と、この取付板部の外周面と上記覆
い部の内面との間に掛け渡された複数の補強リブとを備
え、 上記カバーは、上記取付板部を上記支持板部の外周面と
補強板との間で挟持する事により、上記ハウジングに固
定されているエアバッグ装置に於いて、 上記補強板の少なくとも一部の幅寸法が、周方向に隣り
合う補強リブの間隔よりも狭く、上記補強板の少なくと
も一部が上記周方向に隣り合う補強リブの間に入り込ん
でいる事を特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175793A JPH0840168A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175793A JPH0840168A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840168A true JPH0840168A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16002351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6175793A Pending JPH0840168A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0840168A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0512307U (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-19 | 日本プラスト株式会社 | エアバツグ装置 |
| JPH05262194A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-12 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグのカバー体 |
| JPH05330394A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | ステアリングホイールのパッド |
| JPH07125596A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175793A patent/JPH0840168A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0512307U (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-19 | 日本プラスト株式会社 | エアバツグ装置 |
| JPH05262194A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-12 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグのカバー体 |
| JPH05330394A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | ステアリングホイールのパッド |
| JPH07125596A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置 |
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